JP3420407B2 - 偏波制御および波長制御可能な半導体光デバイスおよびそれを用いた光ネットワーク - Google Patents

偏波制御および波長制御可能な半導体光デバイスおよびそれを用いた光ネットワーク

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JP3420407B2 JP25810395A JP25810395A JP3420407B2 JP 3420407 B2 JP3420407 B2 JP 3420407B2 JP 25810395 A JP25810395 A JP 25810395A JP 25810395 A JP25810395 A JP 25810395A JP 3420407 B2 JP3420407 B2 JP 3420407B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信および光情
報処理等に用いられる光源および光フィルタ等の半導体
光デバイスに関するものであり、より詳細には偏波制御
及び波長制御可能な半導体レーザないし半導体フィルタ
等の半導体光デバイス及びこれを用いた光ネットワーク
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光通信の課題の一つに大容量化が
ある。その1つのアプローチが、時間軸の大容量化(高
速化およ時間多重)と空間軸の大容量化(波長多重
化)を同時に行う波長多重光LANである。ここで用い
られる光デバイス、たとえば、半導体レーザには、低チ
ャープ化と波長制御(波長可変およ波長安定)に厳し
い要求がある。低チャープと波長制御に関してはそれぞ
れ有効な提案がされている。例えば、低チャープ化に関
しては、半導体レーザをCW(連続動作)で駆動し、誘
電体や半導体による変調器により強度変調を行うもの
や、発振光の偏波面を信号に応じてスイッチングさせる
方法、いわゆる偏波変調法がある。たとえば、特開昭2
‐42593号公報ないしは特開昭62‐144426
号公報に開示されている。また、波長制御に関しては、
特開平2−246393号公報に開示がある。しかしな
がら、低チャープと波長制御を同時に解決した例は報告
されていない。
【0003】また、波長多重光源と組み合わせる波長可
変光フィルタとしては、偏波依存性の大きい半導体光フ
ィルタか、パスバンドの広い非半導体型のものが提案さ
れているのみであり、大容量化に対応できるものは未だ
提案されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の事を要約すれ
ば、次の様なことが言える。 (1)低チャープと波長制御を同時に実現した光源はな
かった。 (2)上記光源と組み合わせて使用できる波長可変光フ
ィルタはなかった。 (3)簡単な構成で実現できる波長多重LANはなかっ
た。
【0005】よって、本発明の第1の目的(請求項1乃
至6、請求項15及び16)は、高速変調時のチャーピ
ングを抑えることができ且つ波長制御可能な半導体レー
ザおよび透過特性が偏波無依存であり且つ波長制御可能
な半導体光フィルタ等の半導体光デバイスをほぼ同構造
で提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的(請求項7乃至11及
び13)は、偏波変調特性に優れた波長制御可能な半導
体レーザ等の半導体光デバイスを提供することにある。
【0007】本発明の第3の目的(請求項12及び1
4)は、波長可変特性に優れた偏波変調可能な半導体レ
ーザおよび波長可変特性に優れた半導体光フィルタ等の
半導体光デバイスを提供することにある。
【0008】本発明の第4の目的(請求項17)は、単
純な構成で実現できる高密度波長多重光ネットワークを
提供することにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】第1の目的を達成する本発
明の半導体光デバイスは、互いに独立な偏波モードを許
容する光導波路とブラッグ反射型(DBR)共振器を有
する半導体光デバイスであって、該共振器が、それぞれ
の偏波モードの偏波状態に応じて異なる利得を与える利
得制御手段、それぞれの偏波モードの偏波状態に応じ
て異なる損失を該利得制御手段とは独立に与える損失制
御手段と前記利得及び損失制御手段と独立に波長を制
御する波長制御手段とを含み構成されることを特徴とす
る。この構成において、次の様な態様にもできる。前記
光導波路に沿って直列的に、活性層を有する利得制御手
と損失層を有する損失制御手段と波長チューニング層
を有する波長制御手段が形成されている。前記共振器内
更に位相制御手段が形成されている。
【0010】また、第1の目的は以下の半導体光デバイ
スでも達成される。即ち、互いに独立な偏波モードを許
容する光導波路と分布帰還型(DFB)共振器を有する
半導体光デバイスであって、該共振器が、それぞれの偏
波モードの偏波状態に応じて異なる利得を与える利得制
御手段と、それぞれの偏波モードの偏波状態に応じて異
なる損失を該利得制御手段とは独立に与える損失制御手
段と前記利得及び損失制御手段と独立に波長を制御す
波長制御手段とを含み構成されることを特徴とする。
この構成において、次の様な態様にもできる。前記光導
波路に沿って直列的に、夫々活性層を有する複数の利得
制御手段と損失層を有する損失制御手段とが形成されて
いる。前記複数の利得制御手段と損失制御手段とに並行
して波長チューニング層を有する波長制御手段が形成さ
れている。
【0011】第2の目的を達成する本発明の半導体光デ
バイスにおいては、上記の構成で、前記利得制御手段
が、前記光導波路に沿って設けられた多重量子井戸構造
を有する活性層を有する。また、前記利得制御手段の活
性層は、それを構成する量子井戸のウェル層とバリア層
の層厚組成、歪み応力の少なくとも1つが他の量子井
戸と異なっている(非対称歪み量子井戸)。また、前記
損失制御手段が量子閉じこめシュタルク効果を有する
量子井戸構造とされた前記光導波路の一部を含む。ま
た、互いに独立な偏波モードの1つを任意に選択する
択手段を更に有し、該選択手段は、前記光導波路に沿っ
て設けられた損失制御手段に含まれる損失層に印加する
電圧を制御すること及び前記光導波路に沿って設けられ
た利得制御手段に含まれる活性層に注入するキャリア密
度を制御することの少なくとも一方を行なう。また、前
波長制御手段が、前記ブラッグ反射型共振器が形成さ
れている領域の光導波路の実効的な屈折率を、キャリア
注入あるいは電圧印加によって変化させる。また、前記
波長制御手段が、前記光導波路に沿って設けられた利得
制御手段と損失制御手段に夫々含まれる活性層及び損失
層に並行して設置された波長チューニング層を含み、前
記利得制御手段及び損失制御手段とは独立に、該波長チ
ューニング層にキャリア注入あるいは電圧印加する
【0012】第3の目的を達成する本発明の半導体光デ
バイスにおいては、上記の構成で、前記波長制御手段
は、前記ブラッグ反射型共振器が形成されている領域の
光導波路を成す多重量子井戸構造の波長チューニング層
を有する。また、前記波長制御手段は、前記光導波路に
沿って設けられた利得制御手段と損失制御手段に夫々含
まれる活性層及び損失層に並行して設置された多重量子
井戸構造の波長チューニング層を含む
【0013】上記の構成では、例えば、 1)利得制御手段と損失制御手段の両方の偏波依存性を
制御することで、下記(1)〜(3)式を無理なく満足
させることができる。 2)偏波制御とは独立に設けた波長制御手段により屈折
率を変化させ、下記(2)式で決まる波長に制御でき
る。
【0014】第4の目的を達成する本発明の光ネットワ
ークにおいては、光伝送路上に複数の端局を有して成る
波長多重光ネットワーク(例えば、バス型ないしはリン
グ型の形態を有する)で、端局を構成する送信部に上記
構成の半導体レーザを用い、その出射面に偏光子を配置
して特定の偏波の光のみを送出し、かつ該端局を構成す
る受信部に上記構成の半導体光フィルタを用い、任意の
偏波の光に対して波長選択して受光することを特徴とす
る。
【0015】ここで、波長可変偏波変調レーザに求めら
れる条件について簡単に説明する。半導体レーザの発振
波長は以下の発振条件式で決定される。
【0016】 Γ・gth=Γ・αin+αM十αsc (1) ここで、αM=l/2Leff・ln(1/R1・1/R2) exp(i・(2neff・Leff/λ十φ))=0 (2) ここで Г:活性層への光閉じ込め係数 gth:しきい利得 αin:内部損失 αM:反射損失 αsc:その他の損失(散乱損失、結合損失等) Ri:共振器内の1点からみた2方向の実効的な反射率 neff:導波路の実効的な屈折率 Leff:実効的な共振器長 λ:発振波長 φ:位相 である これに加え、直接偏波変調用半導体レーザには、別の条
件として、互いに独立な偏波モード、例えばTEモード
とTMモードを有し、かつそのしきい利得がほぼ等しい
こと、即ち、 ΓTE・gthTE=ΓTM・gthTM (3) が要求される。
【0017】(1)でしきい利得が、(2)で波長が、
(3)で偏波スイッチング条件が決定される。しきい利
得と偏波モードの選択については実施例の説明から明ら
かであるので、ここでは波長可変機能について説明す
る。DFBレーザの場合、neffはキャリア注入や電圧
印加によって制御することができる。そのため、従来の
DFBレーザでは、共振器方向を多分割し、キャリア分
布(=利得分布)を制御することで、利得と波長制御を
行っていた。この方法では、利得と波長制御が独立でな
いため、波長制御の点だけからも望ましい方法ではな
い。本発明の骨子は、偏波変調を安定に動作させるため
に導入した独立制御の利得制御手段(利得領域)と損失
制御手段(損失領域)とは別に、波長制御手段(波長制
御用のチューニング層)を前者とは別に設け独立に波長
制御を行うというものである。
【0018】
【発明の実施の形態】実施例1 図1は本発明の第1の実施例の共振器方向の断面図であ
る。共振器方向に4分割され、それぞれ利得領域、損失
領域、位相制御領域および波長制御領域となっている。
図2は共振器方向に垂直な方向の断面図である。各領域
は電気的には独立であるが、光学的には共通の光ガイド
層103等を介して結合している。具体的な層構成は以
下の通りである。
【0019】図1において、101はn型InP基板、
l02はn型InPクラッド層、103はn型InGa
AsP光ガイド層、104aはアンドープGaInAs
P活性層、104bはアンドープGaInAsP損失
層、104cはInGaAsPチューニング層、105
はp型InPクラッド層、106はp型InGaAsP
キャップ層である。また、図2において、110は高抵
抗InP埋め込み層である。
【0020】また、l07はn型クラッド層102とn
型光ガイド層103の境界に形成されたグレーティング
であり、108a〜108d、およ109は電極であ
る。111はλ/2コート、112は無反射(AR)コ
ートである。グレーティング107のピッチは、ブラッ
グ波長のTMモードが利得ピークになるように設定して
ある。活性層104a及損失層104bの構造は本実
施例では同じとした。
【0021】図3は活性層104a及損失層(吸収層
とも言う)104bのバンド構造の模式図である。図3
において、ウェル層121はInGaAs(引っ張り歪
み1.0%)から成り10nmの厚さであり、バリア層
122はInGaAsP(波長1.1μm組成)から成
り10nmの厚さであり、そしてSCH層123はIn
GaAsP(波長1.2μm組成)から成り100nm
の厚さである。井戸数は5周期とした。
【0022】次に第1実施例の動作原理について説明す
る。図4は、電極108aから電極109に電流を流し
て、利得領域にキャリア(〜1018cm-3)を注入した
ときの、TEモードおよTMモードに対する利得(正
確にはΓ・g)と共振器損失(Γ・αin+αM+αsc
との関係を示している(軸は波長)。TEとTMとで
利得スペクトルが異なるのは、活性層104aの歪み量
子井戸のバンド構造の変化によるものである。共振器損
失スペクトルが、2つの極小値を示すのは、一つのブラ
ッグ波長に対して、偏波の違いにより実効的な屈折率が
異なるからである。図4のように、TEモードとTMモ
ードの利得プロファイルだけを変えるだけでは、DBR
レーザの発振でTMモードとTEモードを選択すること
は困難である。
【0023】図5は、利得領域にキャリアを注入するだ
けでなく、かつ、損失領域の電極108bと電極109
間に逆バイアス(たとえば、〜−5V)を印加し、共振
器スペクトルを最適化したときの同関係を示している。
共振器損失スクトルのピーク値がTMの方が小さくな
るのは、量子閉じこめ効果(QCSE)の損失の偏波依
存性によるものである。このように、利得スペクトルだ
けでなく共振器損失スペクトルも制御することで、
(3)式を容易に満たすことができる。
【0024】(3)式を保ったまま、電極l08dから
電極109に電流を流すことにより、波長制御(チュー
ニング)領域に注入するキャリアを変化させることでn
effを変化させ、(2)式より発振波長を掃引すること
ができる(図6)。このとき、位相((2)式のφ)が
ずれることがあるので、位相調整領域の電極108cか
ら電極l09へ電流を流し、チューニング層104cに
キャリアを注入することで位相を制御することができ
る。
【0025】定常状態で(3)式が成り立つよう、利得
領域の電流と損失領域の印加電圧を調整したあとは、変
調方法には幾つか方法がある。 (1)信号を損失領域に電圧として印加する。この方法
の長所は、QCSEによる高速変調が可能であること、
共振器内のキャリア分布が一定に保たれるため線幅が極
めて狭くできる点にある。 (2)信号を利得領域に電流として重畳する。この方法
の長所は変調回路が簡単であることである。
【0026】次に、本発明を波長可変フィルタ(以下T
WFと略記する)として動作させる場合について説明す
る。図4〜図6を再度用いて説明する。この場合、λl
およびλ2はTWFに入射した光のTM成分およびTE
成分と考えることにする。TWFとしての基本動作は以
下の通りである。
【0027】(1)利得ピーク付近にブラッグ波長が来
るように前述の波長可変機構を用てコントロールする
(スタンバイ状態)。 (2)所望の波長の光を含む複数の波長の光(偏光方向
はランダム)をTWF端面に入射させる。 (3)複数の光の中から所望の光(あるいはそう思われ
る光)を前述の波長可変機構あるいは他の波長選択手段
を用いて特定する。TWFに入射した光は一般的には緩
やかな時間変化を持つ円偏光なので、TWF内ではTE
成分とTM成分を持つ。図4〜図6は1つの波長を選択
したときのTE成分(λ2)およTM成分(λ1)を表
している。 (4)ー方の偏波方向の強度が強くなるように、利得領
域および損失領域のキャリアあるいは電圧を制御する。 (5)時間経過により偏波方向が変動するので、フィル
タの後に配置した受光器等でTWF出力をモニタしなが
ら利得領域および損失領域を制御する。
【0028】以上のように、偏波が緩やかに変動してい
ても、本実施例では常に最大感度でTEモードあるいは
TMモードの光を選択することができる。これは、通常
1個の半導体レーザ型光フィルタを用いて波長選択をす
る場合に、偏波を安定にするために偏波アナライザ等が
不可欠なことを考えると、大幅な改善である。
【0029】波長可変光フィルタの構造は、第1の実施
例とほぼ同様でよい(λ/2コート111はARコート
に置き換える)。この場合、送信部と受信部で構造が変
わらないため、集積化に適しているという大きな利点が
ある。また、コスト的にも有利である。ただ、光フィル
タの場合、線幅を狭くすることより、偏波依存性を小さ
くすることのほうが重要である。そのための変更を行つ
ても良い。たとえば、通常の光フィルタの場合、グレー
ティングの結合パラーメータ(いわゆるκ・L、κは結
合係数、Lは結合長)は大きい方がよいので、共振器長
を変える、利得領域と損失領域の比を変える、グレーテ
ィングの深さを変える、電界分布を変える等が考えられ
る。
【0030】さらに、この光フィルタを2つ平行に配置
し、信号光を分岐してそれぞれに入射させ、一方をTE
モード、他方をTMモードで受光するようにすれば容易
に偏波ダイバーシティが実現できる。
【0031】実施例2 次に第2の実施例について説明する。第1の実施例の構
造において、利得領域と損失領域の構造を独立に最適化
することでさらに高性能化を図ることができる。構造は
活性層および損失層以外は第1の実施例と同じである。
図7は活性層104aの構造を、図8は損失層104b
の構造を表している。活性層104aは、InGaAs
およびInGaAsPをウェル層171、172とする
非対称歪み量子井戸構造(バリア層173はGaInA
sP)になっている。
【0032】本実施例では、InGaAsウェル層17
1(厚さ10nm)のみに1.0%の引っ張り歪みを導
入し、InGaAsPウェル層172(λ=1.65μ
m、厚さ10nm))およびInGaAsPバリア層1
73(λ=1.3μm、厚さ10nm)は歪みのない2
重量子井戸構造を用いた。また、図8に示す様に、損失
領域の構造は、ウェル層121はInGaAs(引っ張
り歪み1.7%)の組成で10nmの厚さであり、バリ
ア層122はInGaAsP(波長1.2μm組成)の
組成で10nmの厚さであり、そしてSCH層123は
InGaAsP(波長1.2μm組成)の組成で100
nmの厚さである。井戸数は2周期とした。
【0033】図9は、利得領域にキャリアを注入し且つ
損失領域に電圧印加して制御した時の利得およ損失ス
クトルの関係を示している。第1の実施例との違い
は、 1)動作電流がさらに低くなること、 2)変調効率がさらに高くなること(より小さな電流或
は電圧変化等で偏波変調できること)、 3)線幅がさらに狭くなること、 4)偏波変調可能範囲(偏波変調の前段階として利得領
域の電流と損失領域の印加電圧等を調整しておく必要が
あるが、その調整範囲が広くなること)がさらに広くな
ること、である。
【0034】波長可変特性に関しては、第1の実施例と
変わりない。波長可変光フィルタの動作も第1実施例と
同じである。
【0035】実施例3 次に、波長可変範囲を広した例を示す。第1の実施例
および第2の実施例との違いは、チューニング層104
cをMQW構造にしたことである。図10は、チューニ
ング層のバンド構造図である。
【0036】ウェル層141はInGaAs(引っ張り
歪み1.0%)の組成で10nmの厚さであり、バリア
層142はInGaAsP(波長1.2μm組成)の組
成で10nmの厚さであり、そしてSCH層143はI
nGaAsP(波長1.2μm組成)の組成で100n
mの厚さである。井戸数は5周期とした。引っ張り歪み
を導入したために、伝導帯の電子密度が大きくなること
で、チューニング層104cの実効的な屈折率変化が大
きくなるようになっている。結果的に、第1実施例にく
らべ2倍の波長可変範囲を得ることができる。波長可変
光フィルタの動作も、第1実施例にくらべ約2倍の波長
可変範囲を得ることができる。
【0037】実施例4 図11は本発明の第4の実施例の共振器方向の断面図で
ある。図12は共振器方向に垂直な方向の断面図であ
る。共振器方向に3分割され、それぞれ利得領域1、利
得領域2および損失領域となっている。各領域は電気的
には独立であるが、光学的には共通の光ガイド層203
やチューニング層206等を介して結合している。具体
的な層構成は以下の通りである。
【0038】201はp型InP基板、202はn型I
nPクラッド層、203はn型InGaAsP光ガイド
層、204aはアンドープGaInAsP活性層、20
4bはアンドープGaInAsP損失層、205はn型
InPスーサ層、206はInGaAsPチューニン
グ層、207はp型InPクラッド層、208はp型埋
め込み層、209はp型InGaAsPコンタクト層で
ある。また、216はn型InP横方向コンタクト層で
ある。更に、210はn型クラッド層202とn型光ガ
イド層203の境界に形成されたλ/4位相シフトを有
するグレーティングであり、212a〜212c、21
3および214は電極である。両端面には無反射(A
R)コート215を施してある。グレーティング210
のピッチは、ブラッグ波長のTMモードが利得ークに
なるように設定してある。活性層204a及損失層2
04bの構造は本実施例では同じとし、そしてそれらの
バンド構造は図3と同じものである。
【0039】次に動作原理について説明する。これにつ
いても本質的に第1実施例と同じであるので、図4〜図
6を用いて説明する。図4は、第4実施例の電極213
から電極214に電流を流して、利得領域1および2に
均等にキャリア(〜1018cm-3)を注入したときの、
TEモードおよTMモードに対する利得(正確にはΓ・
g)と共振器損失(Γ・αin+αM+αsc)との関係を
も示す(軸は波長)。TEとTMとで利得スペクトル
が異なるのは、活性層204aの歪み量子井戸のバンド
構造の変化によるものである。共振器損失スペクトル
が、2つの極小値を示すのは、一つのブラッグ波長に対
して、偏波の違いにより実効的な屈折率が異なるからで
ある。図4のように、TEモードとTMモードの利得プ
ロファイルだけを変えるだけでは、DFBレーザの発振
でTMモードとTEモードを選択することは困難であ
る。これらは第1実施例と実質的に同じである。
【0040】図5は、第4実施例の利得領域1および2
に不均一にキャリアを注入することで、利得プロファイ
ルを最適化し、損失領域に逆バイアス(たとえば、〜−
5V)を印加したときの同関係をも示している。共振器
損失スクトルのピーク値がTMの方が小さくなるの
は、量子閉じこめ効果(QCSE)の損失の偏波依存性
によるものである。このように、第4実施例でも、利得
スペクトルだけでなく共振器損失スペクトルも制御する
ことで、(3)式を容易に満たすことができる。尚、こ
のとき、利得領域1および2への不均一キャリア注入に
より位相の調整も行われる。
【0041】(3)式を保ったまま、電極212(21
2aおよび/または212b)から電極214に電流を
流すことにより、利得領域1および/または2に注入す
るキャリアを変化させることでneffを変化させ、
(2)式より発振波長を掃引することができる(図
6)。このとき、位相((2)式のφ)の制御も行な
う。
【0042】定常状態で(3)式が成り立つよう、利得
領域1および2の電流と損失領域の印加電圧を調整した
あとは、変調方法には、第1実施例と同様に、幾つか方
法がある。 (1)信号を損失領域に電圧として印加する。この方法
の長所は、第1実施例で述べた通りである。 (2)信号を利得領域1および2の片方或は両方に電流
として重畳する。この方法の長所も第1実施例で述べた
通りである。
【0043】次に、本実施例を波長可変フィルタとして
動作させる場合についても、第1実施例の所で述べた通
りである。
【0044】実施例5 第4実施例に対しても、第2実施例および第3実施例の
所で述べた様な構造にする変更ができる。その変更例の
動作、長所についてもそこで述べた通りである。
【0045】実施例6 次に本発明のデバイスを光ネットワークヘ適用した例に
ついて述べる。図13および図14はバス型光ネットワ
ークおよびリング型光ネットワークヘの適用例であり、
光ノード401〜406に上記デバイスが搭載されてい
る。第1実施例〜第5実施例で述べた半導体レーザの出
射面に偏光子を配置し、特定偏波光(例えばTE光)の
みを取り出し、伝送路へ送出できる。400は光バスラ
インであり、411〜416は端末装置である。
【0046】一方、上記実施例で述べた半導体光フィル
タに、第1実施例で説明した波長可変機構を用いて、伝
送路からの任意の偏光状態にある入射光を受光する。時
間経過によって、この偏光状態は変動するが、利得領域
および損失領域を制御することで常に最大効率で受光す
ることができる。
【0047】さらに、この光フィルタを2つ平行に配置
し、信号光を分岐してそれぞれに入射させ、一方をTE
モード、他方をTMモードで受光するようにすれば容易
に偏波ダイバーシテイが実現できる。
【0048】本発明の半導体レーザは、高速変調時にも
線幅が狭くかつ安定している。本発明の光フィルタは、
パスバンドが狭く波長可変範囲が広い。本発明の半導体
レーザと半導体光フィルタはほ同構造をしているの
で、ノードの集積化が容易であるとともに、低価格化が
実現できる。
【0049】また、偏光子を使用しなければ異なる偏波
の光を同時に送出できることから、上記デバイスを用い
てネットワークの多機能化をはかることができる。例え
ば、波長可変レーザと波長可変フィルタを用いた波長多
重システムおいて、波長可変フィルタに偏波依存性をも
たせることで偏波ダイバーシティ用の光源として非常に
単純な構成で使用できる。
【0050】以上は1.5μm帯で説明してきたが、他
の波長帯や材料系でも同様に成り立つ。
【0051】
【発明の効果】本発明の効果は、高密度波長多重光LA
N用等の光源および光フィルタを単純な構成で提供した
ことにある。具体的には以下の通りである。
【0052】(1)低チャープと波長制御を同時に実現
した半導体レーザを実現できる。 (2)透過特性が偏波無依存かつ波長可変可能な、上記
光源と組み合わせて使用できる波長可変光フィルタを実
現できる。 (3)簡単な構成で高密度波長多重光LAN等を実現で
きる。 (4)半導体レーザと半導体光フィルタがほ同構造で
実現できるため、集積化に代表される高機能化や低価格
化に有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断面図である。
【図2】第1実施例の横断面図である。
【図3】第1実施例の活性層と損失層のバンド構造の模
式図である。
【図4】第1実施例の動作原理の説明図である。
【図5】第1実施例の動作原理の説明図である。
【図6】第1実施例の動作原理の説明図である。
【図7】第2実施例の活性層のバンド構造の模式図であ
る。
【図8】第2実施例の損失層のバンド構造の模式図であ
る。
【図9】第2実施例の動作原理の説明図である。
【図10】第3実施例のチューニング層のバンド構造の
模式図である。
【図11】第4実施例の縦断面図である。
【図12】第4実施例の横断面図である。
【図13】本発明のバス型光ネットワークを説明するブ
ロック図である。
【図14】本発明のリング型光ネットワークを説明する
ブロック図である。
【符号の説明】
101、201 基板 102、105、202、207 クラッド層 103、203 光ガイド層 104a、204a 活性層 104b、204b 損失層 104c、206 チューニング層 106、209 キャップ層 107、210 グレーティング 108、109、212、213、214 電極 110、208 埋め込み層 111 λ/2コート 112、215 ARコート 121、141 ウェル層 122、142 バリア層 123、143 SCH層 171 InGaAs歪み井戸層 172 InGaAs井戸層 173 InGaAsPバリア層 216 横方向コンタクト層 400 光バスライン 401〜406 光ノード 411〜416 端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−280490(JP,A) 特開 平6−125142(JP,A) 特開 平8−304750(JP,A) 特開 平2−42784(JP,A) 特開 平5−190960(JP,A) 特開 平4−105386(JP,A) 特開 平6−104524(JP,A) 米国特許5007063(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/501 G02F 1/025 H04B 10/20 JICSTファイル(JOIS)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立な偏波モードを許容する光導
    波路とブラッグ反射型共振器を有する半導体光デバイス
    であって、該共振器が、それぞれの偏波モードの偏波状
    態に応じて異なる利得を与える利得制御手段と、それぞ
    れの偏波モードの偏波状態に応じて異なる損失を該利得
    制御手段とは独立に与える損失制御手段と、前記利得及
    び損失制御手段と独立に波長を制御する波長制御手段と
    を含み構成されることを特徴とする半導体光デバイス。
  2. 【請求項2】 前記光導波路に沿って直列的に、活性層
    を有する前記利得制御手段と損失層を有する前記損失制
    御手段と波長チューニング層を有する前記波長制御手段
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導
    体光デバイス。
  3. 【請求項3】 前記共振器内に更に位相制御手段が形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の半導体光デ
    バイス。
  4. 【請求項4】 互いに独立な偏波モードを許容する光導
    波路と分布帰還型共振器を有する半導体光デバイスであ
    って、該共振器が、それぞれの偏波モードの偏波状態に
    応じて異なる利得を与える利得制御手段と、それぞれの
    偏波モードの偏波状態に応じて異なる損失を該利得制御
    手段とは独立に与える損失制御手段と、前記利得及び損
    失制御手段と独立に波長を制御する波長制御手段とを含
    み構成されることを特徴とする半導体光デバイス。
  5. 【請求項5】 前記光導波路に沿って直列的に、夫々活
    性層を有する複数の前記利得制御手段と損失層を有する
    前記損失制御手段とが形成されていることを特徴とする
    請求項4記載の半導体光デバイス。
  6. 【請求項6】 前記複数の利得制御手段と損失制御手段
    とに並行して、波長チューニング層を有する前記波長制
    御手段が形成されていることを特徴とする請求項5記載
    の半導体光デバイス。
  7. 【請求項7】 前記利得制御手段は、前記光導波路に沿
    って設けられた多重量子井戸構造の活性層を有すること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の半導体光
    デバイス。
  8. 【請求項8】 前記利得制御手段の活性層は、それを構
    成する量子井戸のウェル層とバリア層の層厚、組成、歪
    み応力の少なくとも1つが他の量子井戸と異なっている
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体光デバイス。
  9. 【請求項9】 前記損失制御手段は、量子閉じこめシュ
    タルク効果を有する量子井戸構造とされた前記光導波路
    の一部を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか
    に記載の半導体光デバイス。
  10. 【請求項10】 互いに独立な偏波モードの1つを任意
    に選択する選択手段を更に有し、該選択手段は、前記光
    導波路に沿って設けられた前記損失制御手段に含まれる
    損失層に印加する電圧を制御すること及び前記光導波路
    に沿って設けられた前記利得制御手段に含まれる活性層
    に注入するキャリア密度を制御することの少なくとも一
    方を行なうことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに
    記載の半導体光デバイス。
  11. 【請求項11】 前記波長制御手段は、前記ブラッグ反
    射型共振器が形成されている領域の光導波路の実効的な
    屈折率を、キャリア注入あるいは電圧印加によって変化
    させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    の半導体光デバイス。
  12. 【請求項12】 前記波長制御手段は、前記ブラッグ反
    射型共振器が形成されている領域の光導波路を成す多重
    量子井戸構造の波長チューニング層を有することを特徴
    とする請求項1乃至3の何れかに記載の半導体光デバイ
    ス。
  13. 【請求項13】 前記波長制御手段は、前記光導波路に
    沿って設けられた前記利得制御手段と損失制御手段に夫
    々含まれる活性層及び損失層に並行して設置された波長
    チューニング層を含み、前記利得制御手段及び損失制御
    手段とは独立に、該波長チューニング層にキャリア注入
    あるいは電圧印加することを特徴とする請求項4乃至6
    の何れかに記載の半導体光デバイス。
  14. 【請求項14】 前記波長チューニング層は多重量子井
    戸構造を有することを特徴とする請求項13記載の半導
    体光デバイス。
  15. 【請求項15】 前記デバイスが半導体レーザとして構
    成されていることを特徴とする請求項1乃至14の何れ
    かに記載の半導体光デバイス。
  16. 【請求項16】 前記デバイスが半導体光フィルタとし
    て構成されていることを特徴とする請求項1乃至14の
    何れかに記載の半導体光デバイス。
  17. 【請求項17】 光伝送路上に複数の端局を有して成る
    波長多重光ネットワークにおいて、端局を構成する送信
    部に請求項15記載の半導体レーザを用い、その出射面
    に偏光子を配置して特定の偏波の光のみを送出し、かつ
    該端局を構成する受信部に請求項16記載の半導体光フ
    ィルタを用い、任意の偏波の光に対して波長選択して受
    光することを特徴とする光ネットワーク。
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