JP3404430B2 - 電気治療器 - Google Patents

電気治療器

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JP3404430B2
JP3404430B2 JP11671494A JP11671494A JP3404430B2 JP 3404430 B2 JP3404430 B2 JP 3404430B2 JP 11671494 A JP11671494 A JP 11671494A JP 11671494 A JP11671494 A JP 11671494A JP 3404430 B2 JP3404430 B2 JP 3404430B2
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秀郎 石橋
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博次 佐藤
昌謙 越野
勝弘 泉澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気治療器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来公知の電気治療器としては、低周波
治療器、温灸治療器等があり、例えば、実開昭57−1
76248号公報、特開昭50−128386号公報、
実公昭58−41970号公報、特開平4−30346
3号公報、実開昭60−45042号公報、および実開
昭64−34050号公報に開示されたようなものがあ
る。
【0003】これら公報に開示された従来の電気治療器
は、低周波治療器にさらに別の治療器を兼ね備えさせた
ようなものである。すなわち、実開昭57−17624
8号公報、特開昭50−128386号公報、および実
公昭58−41970号公報に開示された電気治療器で
は、低周波治療器にツボ探査機能を兼ね備えさせてお
り、特開平4−303463号公報、実開昭60−45
042号公報、および実開昭64−34050号公報に
開示された電気治療器では、低周波治療器に温灸治療機
能を兼ね備えさせている。
【0004】実開昭57−176248号公報に開示さ
れた低周波治療器においては、治療電極であるパッドの
中央に、抵抗測定、すなわち、ツボ探査のためのセンサ
電極が設けられている。特開昭50−128386号公
報に開示された低周波治療器においては、ツボ探査の電
極と、低周波出力の電極とが共通とされており、ツボが
探査されると直ちに低周波出力へ切り替えができるよう
になっている。実公昭58−41970号公報に開示さ
れた低周波治療器においても、これと同様な構成がとら
れている。
【0005】特開平4−303463号公報に開示され
た電気治療器においては、低周波出力の電極に、発熱機
能を持たせ、温灸効果を出している。また、実開昭60
−45042号公報に開示された電気治療器では、ヒー
タを低周波出力部に設け、パッド貼着時に冷たさを感じ
ないようにして不快感の生ずるのを防止するようにして
いる。さらにまた、実開昭64−34050号公報に開
示された低周波治療器用温熱電極では、低周波出力の電
極として導電ゴムと、それに隣接したヒータにより発熱
電極を形成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の電気治療器は、低周波治療器に単にツボ
探査機能を付加させただけのものであったり、低周波治
療器に単に温灸治療機能を付加させただけのものであっ
たりで、これまでは、低周波治療機能、ツボ探査機能、
および温熱または温灸治療機能のすべてを兼ね備え且つ
小型、軽量にして、どこへでも携帯が可能なようにした
電気治療器はなかった。
【0007】このような電気治療器がこれまでに開発さ
れていない理由としては、先ず第一に、低周波、ツボ探
査、温灸各機能のためにそれぞれの回路が必要となり、
回路数が多くなり、従って、基板も大きくなり、機器が
大型となってしまうこと、第二に、低周波、ツボ探査、
温灸それぞれについての表示が必要となり、どうしても
その表示部が大型となってしまうこと、第三に、低周
波、ツボ探査、温灸それぞれに、パッドや電極が必要と
なり、装置全体が大きくなってしまうこと等が考えられ
る。
【0008】このようなことから、従来においては、前
述の3つの機能を兼ね備えた電気治療器としては、部品
点数も多くなり、価格も高くなり、従って、大型な業務
用のものしかなかった。
【0009】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点にかんがみ、低周波治療機能、ツボ探査機能、およ
び温熱または温灸治療機能を兼ね備えた電気治療器であ
って、小型、軽量で携帯でき、しかも安価なものを提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、低周波
治療機能、ツボ探査機能、および温熱または温灸治療機
能を兼ね備えた電気治療器において、前記各機能を発揮
させるための電気回路および該電気回路の動作を制御す
るためのCPUを収納した筐体と、該筐体に接続され治
療すべき患者の皮膚表面に貼着されうるパッドと、ツボ
探査を行なうため患者の皮膚表面に接触させられうる関
電極および不関電極とを備えており、前記パッドには、
低周波治療を行なうための低周波電極と温熱または温灸
治療を行なうためのヒータとが併置されており、前記関
電極および不関電極は、前記筐体の周辺部に配置されて
おり、前記電気回路は、低周波治療用電圧およびツボ探
査用電圧を発生するために共通に使用されるD/A変換
器を含む探査電圧及び治療電圧発生部を備えており、前
記D/A変換器は、複数の入力端子を有していて、前記
CPUから該D/A変換器の前記入力端子に加えられる
ポート出力に従って、前記探査電圧及び治療用電圧発生
部から発生される電圧の大きさを変化させることができ
るものであり、前記探査電圧及び治療用電圧発生部は、
前記CPUからのポート出力のクロック信号に応答し
て、10V前後のツボ探査用電圧が前記関電極および不
関電極に加えられるようにするか、または、50〜20
0V程度の低周波治療用電圧が前記パッドに加えられる
ようにし、前記パッドの低周波電極とヒータとは、該パ
ッドの同一平面上に配置され、しかも、前記ヒータは、
前記低周波電極の周囲を取り巻くようにして設けられる
ことを特徴とする。また、前記CPUは、温熱または温
灸治療において前記ヒータへの電圧印加をオンオフする
パルスデューティにて温度制御するとよい。
【0011】本発明のもう一つの特徴によれば、前記筐
体の一面に表示部が設けられており、該表示部は、低周
波治療機能、ツボ探査機能および温熱または温灸治療機
能のための表示を一括して行えるように構成される。
【0012】本発明のもう一つ別の特徴によれば、前記
表示部は、前記各機能において単独に用いられる表示素
子を周辺部に、前記各機能で共通に用いられる表示素子
を中央部にそれぞれ配置される。
【0013】本発明のもう一つ別の特徴によれば、前記
不関電極は、患者が前記筐体を手で握ったときに、その
手の皮膚表面に接触するような位置に配置されており、
前記関電極は、患者が前記筐体を手で握ったままで、ツ
ボ探査のためにその患者の他の皮膚表面に接触させるこ
とができる位置に配置される。
【0014】本発明のもう一つ別の特徴によれば、前記
筐体に接続される探査棒を別個に備えており、該探査棒
には、別個の関電極と不関電極とが設けられる。
【0015】本発明のもう一つ別の特徴によれば、前記
CPUは、1つで前記各機能のために前記電気回路の制
御を行なう。
【0016】
【実施例】次に、添付図面に基づいて、本発明の実施例
について本発明をより詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例としての電気治
療器の外観を概略的に示す斜視図である。図1に示され
るように、この実施例の電気治療器は、電源部、低周波
治療機能、ツボ探査機能、および温熱または温灸治療機
能を発揮させるための電気回路およびこの電気回路の動
作を制御するためのCPUを収納した筐体1を備えてい
る。この筐体1の前面の上部には、表示部2および操作
スイッチ3が配設されている。また、この筐体1の側面
の下部には、不関電極としての握り導子4が配設されて
おり、筐体1の下面には、関電極としての探査導子5が
配設されている。これら握り導子4および探査導子5
は、ツボ探査において使用されるものである。このよう
な構成としたことにより、筐体1と共に不関電極4を握
り、そのまま関電極5を皮膚に当てることができる。こ
こで、例えば、不関電極4は、導電性ゴム、関電極5
は、金属で形成されうる。従来においては、不関電極、
関電極としては、筐体よりケーブルでつながれた大型の
握り導子、あるいは探査導子によるもので、装置全体を
小型にすることは不可能であったところ、本発明では、
不関電極、関電極を筐体自身に設け、筐体自身を握って
ツボ探査できるような位置に設定したために、装置全体
を小型にすることが可能となる。
【0018】この筐体1の上面には、ソケット部が配置
されていて、このソケット部に、プラグ部6Bおよびケ
ーブル6Aを介して1対のパッド6が挿抜自在に接続さ
れるようになっている。パッド6は、低周波治療または
温熱または温灸治療に際して治療すべき患者の皮膚表面
に貼着されうるものとされている。パッド6は、図2の
拡大底面図によく示されるように、中央部に低周波治療
を行なうための低周波電極7と、その周囲に温熱または
温灸治療を行なうためのヒータ8とが併置されいる。低
周波電極7は、ケーブル6Aの電極用導線に接続されて
おり、ヒータ8は、ケーブル6Aのヒータ用導線に接続
されている。このように、低周波電極7とヒータ8とを
1つのパッド6の同一平面上に配置し、ヒータ8は、表
面を絶縁体の被膜で覆い、電極7は、患者の皮膚表面へ
の貼付を行なうための導電性の粘着剤へ直接接触するよ
うにして、同一のパッドにて、低周波治療も温熱または
温灸治療も行えるようにしている。
【0019】図3は、筐体1内に収納された電気回路と
各構成部分との電気的な接続関係を示す概略ブロック図
である。図3に示されるように、筐体1内に収納された
プリント回路基板には1つのマイコンで構成されたCP
U10が搭載されており、このCPU10は、筐体1の
前面に配置された操作スイッチからなる操作部3からの
操作入力に応答して、表示部2およびプリント回路基板
上に配置された各電気回路部の制御を行なう。プリント
回路基板に配置された電気回路は、主として、探査電圧
及び治療用電圧発生部12と、低周波出力部13と、温
灸出力部14と、ツボ探査電圧出力部15と、電流検出
部16と、電圧検出部17とを備えている。次に、この
ような構成の電気治療器の各部の動作について説明す
る。
【0020】先ず、探査電圧及び治療用電圧発生部12
は、CPU10からのポート出力aにより電圧(10〜
200V程度)を発生する。図4は、このような探査電
圧及び治療用電圧発生部12の詳細回路を示している。
この図4について説明すると、CPU10からのポート
出力のクロック信号がa9 に入ると、Tr2 がオンの場
合はツボ探査電圧出力部15へ電圧bが発生され、Tr
3 がオンの場合は、低周波出力部13に電圧cが発生さ
れる。その時の電圧の大きさは、D/A変換器12Aの
入力端子a1 〜a8 へCPU10から加えられるポート
出力で変化する。すなわち、a1 〜a8 の8ビットによ
り256通りに、電圧b又はcの大きさを変化させるこ
とができる。個々で、電圧bは、ツボ探査用として用い
られる電圧であるので、10V前後に、cは、低周波出
力用として用いられる電圧であるので、50〜200V
程度に設定する必要があるが、前述のように256通り
の変化が可能であり、a1 〜a8 のポート出力によって
容易に設定は可能である。このようにして、ツボ探査の
ための検出用電源と低周波治療のための高圧治療用電源
とを共通回路にて構成できる。
【0021】図3に示すように、本発明では、低周波治
療機能、ツボ探査機能、および温熱または温灸治療機能
を1つのCPUで制御するようにしている。これは、前
述のように、ツボ探査における検出用電源と低周波治療
における高圧治療用電源を共通としたことに加えて、図
5に詳細に示すように、温灸出力部14の構成を、CP
U10からの出力ポートdのパルスデューティによっ
て、ヒータ8に加えられる電力を変化させることができ
るようなものとすることによって行える。従来では、温
灸の温度制御については、ボリューム等によってヒータ
に加えられる電力を制御し、その結果、ヒータに流れる
電力を変えて、発熱量を変化させるようにしていたの
で、ボリューム等の部品が別に必要となっていたのであ
るが、本発明では、電圧は一定として、ヒータ8に電流
を流している時間を、CPU10によって変えること
で、発熱量を変化させているので、CPUと非常に相性
が良く、部品数を少なくすることができる。
【0022】図6は、表示部2を構成するLCD表示の
例を略示している。この図6において黒くぬりつぶして
示した部分は、各表示素子が点灯状態にあることを示し
ており、図6は、表示素子のすべてが点灯した場合を示
している。参照符号ア〜クで示す表示素子は、低周波治
療における種々のモード選択を表示するためのものであ
り、参照符号ケ、コおよびサで示す表示素子は、温灸治
療器における段階選択を表示するためのものであり、参
照符号タで示す表示素子は、ツボ探査にあることを表示
するためのものである。
【0023】また、参照符号シ、スおよびセで示す表示
素子は、低周波治療や温灸治療においては、治療タイマ
ーの残量表示を行なうものとして作用し、また、ツボ探
査においては、皮膚インピーダンスのレベル表示として
用いられるものである。各表示素子シ、スおよびセに
て、点灯、点滅、消灯と3通りの表示形式をとれば、本
実施例では、33 =27通りの表示が可能である。ま
た、参照符号ソで示す表示素子は、低周波治療や温灸治
療においては、強度や温度のレベルを数字で示すための
ものである。
【0024】このように、表示部2の周囲には各機能で
単独に用いられる表示素子を、表示部2の中央には、各
機能で共通に用いられる表示素子を配置している。この
ことにより、低周波治療、ツボ探査、温灸治療のための
それぞれの表示を、小型の表示器で表示することが可能
とされる。
【0025】次に、操作スイッチ3の操作について概略
説明する。図7は、筐体1の前面に配置された操作スイ
ッチ3の部分を拡大して示しており、この実施例では、
操作スイッチ3は、スイッチA、B、CおよびDを含ん
でいる。これらスイッチの操作と、CPU10による低
周波治療、ツボ探査および温熱または温灸治療の状態選
択、各種レベルの選択と、表示部2における各表示素子
の点灯、点滅および消灯の制御との関係について、特
に、図7および図8を参照して詳述する。
【0026】先ず、スイッチ操作の概要について説明す
ると、パワーオンリセット後スイッチAを押すと、低周
波治療の状態で表示素子オが表示されるモードとなる。
スイッチCを押すことで、低周波治療のモードが切り換
わる。さらに、スイッチAで出力レベルを上げ、スイッ
チBで出力レベルが下がる。低周波治療の状態でスイッ
チDを押すと、低周波治療に、温灸治療が加えられた状
態となる。温灸出力は一定で、スイッチCにより低周波
出力のモードが、スイッチA、Bで出力レベルが変化す
る。
【0027】さらに、スイッチDを押すと、温灸出力の
みの状態となる。スイッチA、Bで温灸の出力レベルが
変化する。もう1度スイッチDを押すと、一段上の温灸
出力の状態となる。スイッチA、Bで同様に出力レベル
が変化する。スイッチCとスイッチDを同時に押すと、
ツボ探査の状態となる。ツボ探査の状態で、スイッチC
を押すと低周波治療、スイッチDを押すと低周波治療に
温灸治療が加えられた状態となる。
【0028】次に、スイッチ操作および状態について、
さらに詳細に説明する。パワーオンリセット後のCPU
がLCD表示をしない状態(以後、LCD OFFと称
する)において、スイッチAを押すとLCDが点灯する
(以後、LCD ONと称する)。この時点では低周波
治療の状態である。通常使用でのLCD OFF時にお
いて、CPUは、前回のLCD ONにおける状態(低
周波治療、ツボ探査)をRAM上で記憶しており、パワ
ーオン時、その状態へ復帰する。ただし、電池寿命を長
くしたい為温灸の状態は記憶しておらず、それ以前の低
周波治療、あるいはツボ探査の状態、もしくは温灸と同
時に出力されていた低周波治療の状態へ復帰する。
【0029】低周波治療について説明するに、パワーオ
ンリセット後、スイッチAを押すと低周波治療の状態に
なる。低周波治療時のモードは、スイッチCを押す毎に
あるいは押し続けることにより、表示素子が、オ→カ→
キ→ク→ア→イ→ウ→エ→オ→・・・の順で切り替わ
る。ここで、低周波治療の種々のモードとしては、“押
す”感じ、“揉む”感じ、“叩く”感じ、及びそれらの
組み合わせ等が考えられる。それぞれのモードの感じ
は、刺激のパルスを与える周期を変えることで出すこと
ができる。具体的には、低周波出力部において、CPU
がROMテーブルをもとにポート出力をオンオフするこ
とで制御する。
【0030】モードを選択した後、図1におけるパッド
6を患者の皮膚表面に貼着し、スイッチAを押す毎に、
あるいは押し続けることにより、レベル表示は、表示素
子ソにより、0→1→2→3→4→5→6→7→8と切
り替わる。CPUは、レベル表示を切り替えるととも
に、8ビットポート出力値a1 〜a8 を上げることで、
低周波出力値を上げる。また、同様に、スイッチBを押
す毎に、あるいは押し続けることにより、レベル表示
は、表示素子ソにより、8→7→6→5→4→3→2→
1→0→LCD OFFと切り替わり、CPUは、レベ
ル表示を切り替えるとともに、8ビットポート出力値a
1 〜a8 を下げ、低周波出力値を下げる。このようにし
て、スイッチA、Bの操作により、使用者は、低周波出
力を治療に適した強さに調整することができる。
【0031】低周波出力は、長時間刺激を与えることの
ないように、一定時間(例えば、15分程度)でオフと
なる治療タイマが設定されている。これは、CPUのタ
イマ割込みプログラムにて制御され、低周波出力の開始
時には、すべて点灯していた表示素子シ、ス、セの残量
表示が時間経過とともに表示素子シ→ス→セの順に点
滅、消灯していくことで表示される。この低周波治療時
におけるスイッチCによるモードの切替えは、切替え前
のレベルが何であっても、感電防止のために、切替え後
のレベルは0となる。
【0032】次に、温灸治療について説明するに、LC
D ONの状態でスイッチDを押す毎に、あるいは押し
続けることにより、温灸治療表示が表示素子ケ→コ→サ
→ケ→・・・と切り替わり、温灸治療の状態となる。こ
こで、表示素子ケが表示されている場合には、温灸治療
と同時に低周波治療のできる状態である。このときに
は、レベル表示素子ソが示す値にかかわらず、パッド内
のヒータに電流が流れ、一定温度の温灸治療を行なう
他、同時に低周波治療も可能となる。CPUは、低周波
を出力させると同時に、割り込みプログラムにて、温灸
のためのポート出力dを一定のデューティで出力する。
レベル表示素子ソが0を示している場合には、低周波出
力は無く、温灸出力のみである。
【0033】表示素子ケが表示される直前に低周波治療
の状態にあった場合には、そのレベルやモードは、その
ままで、温灸出力が加わる。それ以外で、表示素子ケが
表示される場合には、レベルは0、モードは、以前の低
周波治療の状態でのモードとなる。低周波出力のレベル
やモードの切替えは、前述したのと同様に、スイッチ
A、BおよびスイッチCにより行なうことができる。
【0034】一方、表示素子コあるいはサが表示されて
いる場合は、温灸治療のみの状態である。温灸の段階
は、表示素子ケよりも表示素子コ、表示素子コよりも表
示素子サの方が高い(表示の値43、50、60はパッ
ド部の温度(°C)の目安である)。この温灸治療のも
の状態においては、レベル表示素子ソは、さらに細かい
温度レベルを示す。すなわち、表示素子コおよびサのそ
れぞれの基本温度に対して細かい変化を可能としてい
る。
【0035】スイッチDを押して表示素子コあるいはサ
へ切替えた時点では、レベル表示素子ソは0となる。こ
の時には、温灸出力はされずパッド内のヒータに電流は
流れない。この状態でスイッチAを押す毎に、あるいは
押し続けることにより、レベル表示素子ソの表示は、0
→1→2→3→4→5→6→7→8と切り替わる。CP
Uは、レベル表示を切り替えるとともに、ポートdの出
力デューティを上げていく。また、同様にスイッチBを
押す毎に、あるいは押し続けることにより、レベル表示
素子ソによる表示は、8→7→6→5→4→3→2→1
→0→LCDOFFと切り替わる。CPUは、レベル表
示を切り替えるとともにポート出力dの出力デューティ
を下げていく。このようにして、スイッチDによる基本
的な温度の切替えと、スイッチA、Bによるさらに細か
い温度レベルの切替えにより、使用者は、温灸出力を治
療に適した強さ、すなわちパッド温度に調整することが
できる。
【0036】温灸出力は、長時間熱を皮膚に与えること
のないように、一定時間(例えば、15分程度)でオフ
となる治療タイマが設定されている。これは、低周波出
力時同様、CPUのタイマ割り込みプログラムにて制御
され、温灸出力の開始時にはすべて点灯していた表示素
子シ、ス、セによる残量表示が時間経過とともに、表示
素子シ→ス→セの順に点滅、消灯していくことで表示さ
れる。
【0037】次に、ツボ探査について説明するに、LC
D ONの状態でスイッチCとスイッチDを同時に押す
ことにより、ツボ探査の状態となり、ツボ探査状態にあ
ることを示す表示素子タを点灯する。他の表示素子はす
べて消灯している。この状態で、使用者は、筐体1を握
って握り導子4に触れ、探査導子5を皮膚に当て、ツボ
即ち皮膚インピーダンスの低い点を探る。CPUは、ツ
ボ探査電圧出力部15からパルス状の電圧(10V程
度)を発生させ、それによる電流は、探査導子5から皮
膚を通り、握り導子4へ流れていく。このとき、CPU
10は、電流検出部16、電圧検出部17よりの信号を
A/D変換し、電圧値/電流値より皮膚インピーダンス
を求める。皮膚インピーダンスの大きさは、表示素子
シ、ス、セの点灯、点滅、消灯の組み合わせ、及びブザ
ーのオン、オフ間隔で表示する。図8は、その表示例を
分かりやすくするために、状態別に示している。
【0038】図8において、表示素子が点灯されている
時は黒くぬりつぶして示し、点滅している時は白抜きで
示している。図8の(A) は、表示素子タのみが点灯され
ているだけで、皮膚インピーダンスが大きいことを表示
している。図8の(B) は、表示素子タが点灯され、表示
素子セが点滅していて、皮膚インピーダンスが若干小さ
くなったことを表示している。図8の(C) は、表示素子
タが点灯され、表示素子セも点灯されており、皮膚イン
ピーダンスがさらに小さくなったことを指示している。
図8の(D) は、表示素子タが点灯され、表示素子セおよ
びスが点滅していて、皮膚インピーダンスがより小さく
なったことを表示している。図8の(E)は、表示素子タ
と表示素子セおよびスとが点灯されていて、皮膚インピ
ーダンスが相当に小さくなったことを指示している。図
8の(F) は、表示素子タが点灯し、表示素子セ、スおよ
びシが点滅していて、皮膚インピーダンスが非常に小さ
くなったことを指示している。図8の(G) は、表示素子
タおよび表示素子セ、スおよびシのすべてが点灯してい
て、皮膚インピーダンスが最も小さくなったことを示し
ている。
【0039】ツボ探査状態にあるときには、検出のため
の出力電圧は一定であるため、スイッチAを押しても何
ら変化は無い。スイッチBを押せばLCD OFFとな
る。また、スイッチCを押せば低周波治療状態となり、
モード切替えを行い、スイッチDを押せば温灸治療状態
となり、表示素子ケ、コおよびサの切替えを行なう。
【0040】図10は、CPU10によって行われる動
作ワークNo. と状態選択との関係を示すテーブルを示す
図である。図10から分かるように、この実施例では、
動作ワーク=0は、低周波治療の状態選択を指示し、動
作ワーク=1は、低周波治療+温灸43度(温熱)の状
態選択を指示し、動作ワーク=2は、温灸50度の状態
選択を指示し、動作ワーク=3は、温灸60度の状態選
択を指示し、動作ワーク=4は、ツボ探査の状態選択を
指示している。
【0041】図11から図39は、図10のテーブルに
基づいて、前述したようなスイッチ操作に基づいてCP
U10が行なう制御の各部の手順を示すフローチャート
を示す図であり、図11は、パワーオンリセット後メイ
ン・ルーチンへ移行するまでの手順を示しており、図1
2は、タイマA割り込み時の手順を示しており、図13
は、図12の手順における温灸+低周波状態での手順を
示しており、図14は、図12の手順における温灸状態
での手順を示しており、図15は、図12のツボ状態で
の手順を示している。図16は、タイマB割り込み時の
手順を示しており、図17は、図16の手順における低
周波治療のための通電の態様を決定する手順を示してお
り、図18は、図16の手順におけるツボ探査における
電圧電流の書込み手順を示している。
【0042】図19は、メイン・ルーチンの手順を示し
ており、図20は、図19のメイン・ルーチンにおける
ツボ判定での手順を示し、図21は、図19のメイン・
ルーチンにおけるSWD(スイッチDが押される場合)
での手順を示している。そして、図22は、図21のツ
ボ状態での手順を示し、図23は、図21のSWD低周
波(低周波状態でスイッチDが押される場合)での手順
を示し、図24は、図21のSWD温灸+低周波(温灸
+低周波状態でスイッDが押される場合)での手順を示
し、図25は、図21のSWD温灸50°(温灸50°
状態でスイッチDが押される場合)での手順を示し、図
26は、図21のSWD温灸60°(温灸60°状態で
スイッチDが押される場合)での手順を示し、図27
は、図21のSWDツボ(ツボ状態でスイッチDが押さ
れる場合)での手順を示している。
【0043】図28は、図19のメイン・ルーチンにお
けるSWC(スイッチCが押される場合)での手順を示
している。そして、図29は、図28のSWC低周波
(低周波状態でスイッチCが押される場合)での手順を
示し、図30は、図29の低周波ストップの手順を示
し、図31は、図28のSWC温灸(温灸状態でスイッ
Cが押される場合)での手順を示し、図32は、図28
のSWCツボ(ツボ状態でスイッチCが押される場合)
での手順を示している。
【0044】図33は、図19のメイン・ルーチンにお
けるSWB(スイッチBが押される場合)での手順を示
している。そして、図34は、図33のSWB低周波
(低周波状態でスイッチBが押される場合)での手順を
示し、図35は、図33のSWB温灸50°(温灸50
°状態でスイッチBが押される場合)での手順を示し、
図36は、図33のSWB温灸60°(温灸60°状態
でスイッチBが押される場合)での手順を示している。
【0045】図37は、図19のメイン・ルーチンにお
けるSWA(スイッチAが押される場合)での手順を示
している。そして、図38は、図37のSWA低周波
(低周波状態でスイッチAが押される場合)での手順を
示し、図39は、図37のSWA温灸(温灸状態でスイ
ッチAが押される場合)での手順を示している。
【0046】図9は、本発明の別の実施例としての電気
治療器の外観を示す図1と同様の斜視図である。この実
施例の電気治療器の構成は、図1の電気治療器の構成と
大部分において同じである。この実施例の電気治療器で
は、筐体1の上面に別に設けられたソケットに対してプ
ラグ9Bおよびケーブル9Aを介して挿抜自在に接続さ
れる探査棒9が別に設けられている。探査棒9には、探
査棒握り導子4Aと、探査棒探査導子5Aとが設けられ
ている。これら探査棒握り導子4Aと探査棒探査導子5
Aとは、それぞれ握り導子4と探査導子5と同じ働きを
するもので、筐体1内に収納された図3の電気回路と同
様な電気回路に対して、探査棒握り導子4Aは、握り導
子4から分岐する形で、探査棒探査導子5Aは、探査導
子5から分岐する形で接続されるようになっている。
【0047】図9の実施例の電気治療器の動作は、図1
の実施例の電気治療器の動作と実質的に同じであるが、
探査棒9を用いることにより、筐体1の前面の表示部2
を見ながらツボ探査を行なうのが容易となる場合があ
る。
【0048】前述した実施例では、操作スイッチA、
B、CおよびDの操作の読み込みをメイン・ルーチンで
行っているが、本発明はこれに限らず、タイマ割り込み
ルーチンでスイッチの接点信号を読み込み、RAM上
に、オンかオフかの情報を書き込んでおいて、メイン・
ルーチンではRAMの情報を見ると(接点信号ではな
く)いう方法もある。この方法による利点は、スイッチ
のチャタリング対策の時間管理がきちんと行い易くなる
ことである。例えば、10m秒内で接点信号の変化がな
ければ、チャタリングではないと判断することができ
る。また、この方法による別の利点としては、チャタリ
ング対策に要する時間がメイン・ルーチンでの処理と見
掛け上多重化されるため、CPUの利用効率が上がると
いうことである。これに対して、前述したような実施例
においても、例えば、複数回の接点信号の読み込みによ
って値が不変であればチャタリングなしと判断すること
により、チャタリング対策を施すことが可能であるが、
これは、回数でしか規定できないため時間的規定が比較
的にルーズになりがちである。
【0049】
【発明の効果】低周波治療、ツボ探査、温熱または温灸
治療のいずれにも、また、低周波治療と温熱治療の併用
でも使用でき、小型、軽量で、携帯が自由であり、且つ
各機能における治療レベルや探査レベルを細かく調整で
きる。
【0050】また、一般的な市場においてよく見られる
低周波治療器による低周波治療効果のみでなく、温熱治
療効果も、個別または合わせて得られ、さらに、治療に
先立ってツボ探査を行なうことにより、治療効果を向上
させることができる。
【0051】温熱または温灸治療においては、ヒータ抵
抗の値によって温度は自由に設定できるので、例えば、
50°C、60°Cとなるように抵抗を設定すれば、一
般市場に見られるソフト灸と呼ばれるようなものに相当
する治療効果が得られ、低周波治療の際において、パッ
ドを皮膚に貼ったとき冷たいという不快感を除くべく、
パッドを予め温めておくという効果だけでなく、温灸単
独での治療効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての電気治療器の外観を
概略的に示す斜視図である。
【図2】図1の電気治療器のパッドの拡大底面図であ
る。
【図3】図1の電気治療器の筐体内に収納された電気回
路と各構成部分との電気的な接続関係を示す概略ブロッ
ク図である。
【図4】図3の電気回路の探査電圧及び治療用電圧発生
部の回路構成を詳細に示す図である。
【図5】図3の電気回路の温灸出力部の回路構成を詳細
に示す図である。
【図6】図1の電気治療器の表示部を構成するLCD表
示の例を略示する図である。
【図7】図1の電気治療器の筐体の前面に配置された操
作スイッチの部分を拡大して示す図である。
【図8】図1の電気治療器の表示部がツボ探査において
皮膚インピーダンスの大小を指示する様子を段階別に示
す図である。
【図9】本発明の別の実施例としての電気治療器の外観
を概略的に示す斜視図である。
【図10】図1の電気治療器におけるCPUによって行
われる動作ワークNo. と状態選択との関係を示すテーブ
ルを示す図である。
【図11】パワーオンリセット後メイン・ルーチンへ移
行するまでの手順を示す図である。
【図12】タイマA割り込み時の手順を示す図である。
【図13】図12の手順における温灸+低周波状態での
手順を示す図である。
【図14】図12の手順における温灸状態での手順を示
す図である。
【図15】図12のツボ状態での手順を示す図である。
【図16】タイマB割り込み時の手順を示す図である。
【図17】図16の手順における低周波治療のための通
電の態様を決定する手順を示す図である。
【図18】図16の手順におけるツボ探査における電圧
電流の書込み手順を示す図である。
【図19】メイン・ルーチンの手順を示す図である。
【図20】図19のメイン・ルーチンにおけるツボ判定
での手順を示す図である。
【図21】図19のメイン・ルーチンにおけるSWDで
の手順を示す図である。
【図22】図21のツボ状態での手順を示す図である。
【図23】図21のSWD低周波での手順を示す図であ
る。
【図24】図21のSWD温灸+低周波での手順を示す
図である。
【図25】図21のSWD温灸50°での手順を示す図
である。
【図26】図21のSWD温灸60°での手順を示す図
である。
【図27】図21のSWDツボでの手順を示す図であ
る。
【図28】図19のメイン・ルーチンにおけるSWCで
の手順を示す図である。
【図29】図28のSWC低周波での手順を示す図であ
る。
【図30】図29の低周波ストップの手順を示す図であ
る。
【図31】図28のSWC温灸での手順を示す図であ
る。
【図32】図28のSWCツボでの手順を示す図であ
る。
【図33】図19のメイン・ルーチンにおけるSWBで
の手順を示す図である。
【図34】図33のSWB低周波での手順を示す図であ
る。
【図35】図33のSWB温灸50°での手順を示す図
である。
【図36】図33のSWB温灸60°での手順を示す図
である。
【図37】図19のメイン・ルーチンにおけるSWAで
の手順を示す図である。
【図38】図37のSWA低周波での手順を示す図であ
る。
【図39】図37のSWA温灸での手順を示している。
【符号の説明】
1 筐体 2 表示部 3 操作スイッチ 4 握り導子 5 探査導子 6 パッド 7 低周波電極 8 ヒータ 9 探査棒 10 CPU 11 電源部 12 探査電圧及び治療用電圧発生部 13 低周波出力部 14 温灸出力部 15 ツボ探査電圧出力部 16 電流検出部 17 電圧検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 博次 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロ セ電機株式会社内 (72)発明者 越野 昌謙 東京都品川区大崎5丁目5番23号 ヒロ セ電機株式会社内 (72)発明者 泉澤 勝弘 東京都豊島区池袋3丁目3番8号301 (56)参考文献 実開 昭54−52888(JP,U) 実開 昭64−34050(JP,U) 実開 昭57−2055(JP,U) 実開 昭57−2056(JP,U) 実開 平5−68537(JP,U) 実開 平5−53644(JP,U) 実開 昭54−16293(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 39/00 A61H 39/06 A61N 1/04 A61N 1/32

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低周波治療機能、ツボ探査機能、および
    温熱または温灸治療機能を兼ね備えた電気治療器におい
    て、前記各機能を発揮させるための電気回路および該電
    気回路の動作を制御するためのCPUを収納した筐体
    と、該筐体に接続され治療すべき患者の皮膚表面に貼着
    されうるパッドと、ツボ探査を行なうため患者の皮膚表
    面に接触させられうる関電極および不関電極とを備えて
    おり、前記パッドには、低周波治療を行なうための低周
    波電極と温熱または温灸治療を行なうためのヒータとが
    併置されており、前記関電極および不関電極は、前記筐
    体の周辺部に配置されており、前記電気回路は、低周波
    治療用電圧およびツボ探査用電圧を発生するために共通
    に使用されるD/A変換器を含む探査電圧及び治療電圧
    発生部を備えており、前記D/A変換器は、複数の入力
    端子を有していて、前記CPUから該D/A変換器の前
    記入力端子に加えられるポート出力に従って、前記探査
    電圧及び治療用電圧発生部から発生される電圧の大きさ
    を変化させることができるものであり、前記探査電圧及
    び治療用電圧発生部は、前記CPUからのポート出力の
    クロック信号に応答して、10V前後のツボ探査用電圧
    が前記関電極および不関電極に加えられるようにする
    か、または、50〜200V程度の低周波治療用電圧が
    前記パッドに加えられるようにし、前記パッドの低周波
    電極とヒータとは、該パッドの同一平面上に配置され、
    しかも、前記ヒータは、前記低周波電極の周囲を取り巻
    くようにして設けられていることを特徴とする電気治療
    器。
  2. 【請求項2】 前記CPUは、温熱または温灸治療にお
    いて前記ヒータへの電圧印加をオンオフするパルスデュ
    ーティにて温度制御する請求項1に記載の電気治療器。
  3. 【請求項3】 前記筐体の一面に表示部が設けられてお
    り、該表示部は、低周波治療機能、ツボ探査機能および
    温熱または温灸治療機能のための表示を一括して行なえ
    るように構成されている請求項1または2に記載の電気
    治療器。
  4. 【請求項4】 前記表示部は、前記各機能において単独
    に用いられる表示素子を周辺部に、前記各機能で共通に
    用いられる表示素子を中央部にそれぞれ配置した請求項
    3に記載の電気治療器。
  5. 【請求項5】 前記不関電極は、患者が前記筐体を手で
    握ったときに、その手の皮膚表面に接触するような位置
    に配置されており、前記関電極は、患者が前記筐体を手
    で握ったままで、ツボ探査のためにその患者の他の皮膚
    表面に接触させることができる位置に配置されている請
    求項1から4のうちのいずれか1項に記載の電気治療
    器。
  6. 【請求項6】 前記筐体に接続される探査棒を別個に備
    えており、該探査棒には、別個の関電極と不関電極とが
    設けられている請求項1から5のうちのいずれか1項に
    記載の電気治療器。
  7. 【請求項7】 前記CPUは、1つで前記各機能のため
    に前記電気回路の制御を行なう請求項1から6のうちの
    いずれか1項に記載の電気治療器。
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