JP3400420B2 - 平衡透析装置及び方法、並びに平衡透析装置の構成方法 - Google Patents

平衡透析装置及び方法、並びに平衡透析装置の構成方法

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JP3400420B2
JP3400420B2 JP2000302940A JP2000302940A JP3400420B2 JP 3400420 B2 JP3400420 B2 JP 3400420B2 JP 2000302940 A JP2000302940 A JP 2000302940A JP 2000302940 A JP2000302940 A JP 2000302940A JP 3400420 B2 JP3400420 B2 JP 3400420B2
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    • B01L2300/0809Geometry, shape and general structure rectangular shaped
    • B01L2300/0829Multi-well plates; Microtitration plates

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平衡透析装置の分野
に関する。特に、本発明は、任意の数の試料ウェルを含
む透析ブロックを通して垂直に挿入された任意の数の透
析膜を利用していて、全てのウェルの授与側と受領側(d
onating and receiving sides)の両方にいつでも装置の
上部からアクセスできる微細平衡透析装置を説明する。
【0002】
【従来の技術】平衡透析は、試料中の自由で、比較的小
さい分子の濃度を測定する方法である。この方法は当初
免疫反応の定量的側面を研究するために考案され、長年
にわたって、主として免疫学的研究で利用されてきた。
例えば、J.マラック(J.Marrack)及びF.
C.スミス(F.C.Smith)の「英国実験病理学
雑誌(Brit.J.Exptl.Path.)」1
3、394(1932年)、F.ハウロヴィッツ(F.
Haurowitz)及びF.ブレイニル(F.Bre
inl)の「生理化学雑誌(Z.Physiol.Ch
em.)」214、111(1933年)、H.N.ア
イゼン(H.N.Eisen)及びF.カラッシュ
(F.Karush)の「米国化学学会雑誌(J.A
m.Chem.Soc.)」71、363(1949
年)、及びD.N.ウィアー(D.N.Weir)編
「実験免疫学便覧(Handbook of Expe
rimentalImmunology)」第2版、ブ
ラックウェル・サイエンティフィック・パブリケーショ
ンズ、オックスフォード(Blackwell Sci
entific Publications、Oxfo
rd)1973年の16.1〜16.21ページを参照
されたい。さらに、平衡透析は小さな分子またはイオン
(配位子)の高分子(蛋白質)への結合を研究する理想
的なアプローチと考えられており、この種の研究は、生
化学及び薬理学を含む多くの分野で非常に重要であっ
た。
【0003】原則として、平衡透析を利用して、比較的
小さな分子の濃度を判定できる試料を提供することがで
きる。唯一の要求は、測定される物質は半透膜を自由に
通過しなければならないということである。平衡が達成
されると、自由に移動可能な物質の濃度は膜の両側で同
じであるので、必要なのは所望の物質に関する透析物を
分析することだけである。
【0004】歴史的に、結合及び親和力の研究等の平衡
透析の応用は実行するのに時間がかかり、困難で高価で
あった。例えば、平衡透析用の最新の利用可能な装置の
1つでは、1つの装置で同時に試験できる試料は最大2
0だけであり、使用や時宜を得た組立が困難なことの多
い高価な機器が必要である。また、この装置は標準96
ウェル・ピペット装置に適応できず、ロボット・システ
ムの使用による自動化にも向いていない。さらに、機器
の向き(orientation) のため、透析中に個々の試料にア
クセスまたはそれを除去するのが困難である。
【0005】この現在利用可能な装置は楕円形または円
形の透析膜を利用するが、これは試験セルの半球状また
は円筒形の下半分の上部に配置され、その上にセルの対
応する上半分が接合されている。試料は先端のとがって
いない針を有する注射器を使用してセルに注入される。
5つまでのセルを互いに積み重ねることができ、一度組
み立てられ満たされると、積み重ねられたもの(stack)
は串状機構(spit-likemechanism) 上の透析膜と垂直な
軸で連続的に回転する。この透析装置では4列のセルを
互いの上部に配置することができるので、最大20のセ
ルを一度に利用することができる。透析装置の温度は水
浴または冷蔵室を使用して−10℃と65℃の間で可変
であり、セルは5〜30RPMの調整可能な速度で回転
させることができる。
【0006】この空間的な向き(spatial orientation)
に関連する1つの問題は、試料が常に透析膜に接触する
ようにして濃度の偏り(concentration polarization)を
避けるため、試験セルを連続回転させる必要があるとい
うことである。さらに、本発明の場合のような小型化さ
れたシステムでは、この向きによって、気泡が透析膜に
捕らえられ透析を遅らせたり妨げたりする、及び、試験
される試料の量が変化する際、試料の界面面積対体積比
(surface area to volume ratio)を維持することができ
ない、といった他の問題が生じることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、平衡透析アッ
セイを行う改良型装置を提供することが本発明の目的で
ある。
【0008】平衡透析アッセイを行う費用を大きく低減
することが本発明の別の目的である。
【0009】ウェルを通して透析膜を垂直に配置し、ウ
ェルの両方の側にいつでもアクセスできるようにするこ
とで、平衡透析アッセイを行う現在の方法に改良を加え
ることが本発明の別の目的である。
【0010】試験される試料のブロック表面への非特異
的結合(non-specific binding)が最小化されるような透
析ブロックの構成材料を利用することが本発明の別の目
的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】広範には、本発明は、上
部及び底部表面を備え、透析膜によって装置の上部から
アクセス可能な区分に分離された1つかそれ以上のウェ
ルを含み、そのウェルに試験物質が配置される透析ブロ
ックを開示する。1つの特定実施形態では、複数の事前
作製済ウェル−膜本体(pre-fabricated well-membrane
bodies) が、透析ブロックに形成されたウェルに配置さ
れる。ウェル−膜本体は好適には、射出成形によるなど
の任意の多様な方法によって、単一の本体として形成さ
れる。別の特定実施形態では、各ウェルは、ブロックの
上部及び底部平面に垂直な垂直平面に沿って延び、ウェ
ルの深さ全体を通過する間隙によって分割される。透析
膜はその間隙の中に配置され、ウェルを、それぞれ試料
用及び透析緩衝液用の2つに分割する。間隙は好適には
形成されたどのウェルの深さよりも大きい深さを有し、
かつどのウェルの直径よりも大きくて、ウェルの2つの
側の間の試験物質の漏れを最小化するようにする。
【0012】ブロックは任意の多様な形状、寸法または
材料で製造され得る。ブロックの材料は好適には、試験
される試料の非特異的結合を最小化する材料である。適
切な材料にはある種のPTFE(ポリテトラフルオロエ
チレン)が含まれる。任意の数のウェルが使用される。
また、任意の深さと直径のウェルが形成される。1つの
適切な実施例では、ウェルの数は96で、ウェルが全て
の標準96ウェル形式実験室備品及び器具(standard 96
-well format laboratory supplies and instruments)
にアクセスでき、適合するような所定の間隔及び寸法の
8×12配列に配置されている。好適には、ウェルは透
析ブロックに穴開けすることで形成される。
【0013】好適には、透析膜が配置されるウェル中の
間隙は、ブロックの本体を形成するのに2つかそれ以上
のバーを使用することにより形成される。ウェルは通
常、隣接するバーの間に形成された間隙と重なり合い、
それによって分割されるように形成される。ウェルがこ
のように形成される場合、ブロックの上部及び底部表面
に垂直な、隣接するバーの間の平面間隙は、透析膜の配
置のために必要な幅と深さの間隙を提供する。
【0014】好適には、バーは大きなブロックを所定の
寸法に切断し、次いで個々のバーを平坦にするためにフ
ライス加工することで形成される。1つの好適実施形態
では、このバーが9つ使用され、8つの横列と12の縦
列に配置された96ウェルの配列に十分な間隔を提供す
る。この実施形態では、9列のバー各々の間に8つの膜
が配置され、96のウェルを各々ウェルの直径に沿って
均等の半分に分ける。次いで9列のバーは、任意の方
法、好適には締め付けによって保持され、試験される試
料の漏れを防止する。
【0015】必要に応じて、全てのバーがそれ上にある
のに十分な長さの2つか又はそれ以上の位置合わせピン
が、追加されるバーの2つの側面の各々に形成されてい
る穴を通して挿入される。バーはピン上で互いに水平な
平面上をスライドするように構成され、段取り(set-up)
と使用を簡単化する。
【0016】本発明の1つの利点は、所定の時間枠内に
はるかに多くの数のアッセイを行うことを可能にし、研
究者が以前可能であると考えられていたより広い範囲の
実験を行えるようにすることである。例えば、標準96
ウェル形式の実験室備品及び器具と適合するように96
ウェル配列に配置された試料ウェルを含む本発明の好適
実施形態を使用し、この配列を8つ並列に組み合わせる
ことで、研究者は、以前先行技術を実施する装置で20
のアッセイを行うのに必要だったのと同じ時間で、10
00以上のアッセイを容易かつ安価に行うことができ
る。さらに、先行技術を実施する装置を使用する場合、
研究者は段取り、洗浄及び1つの20試料試験グループ
から結果を収集するために4時間に達する時間が必要で
あった。上記で説明された本発明の好適実施形態を使用
し、11の装置を並列に組み合わせれば、1000以上
の透析アッセイを行う研究者が同じ課題を行うために必
要な時間は3時間未満である。
【0017】好適実施形態の別の利点は、標準96ウェ
ル・ピペット装置との適合性と、容易に利用可能なロボ
ット・システムを使用して透析アッセイの試料を授与及
び受領する処理を容易に自動化可能なことである。この
実施形態によって、研究者は、以前先行技術を使用して
可能であったよりもずっと多数の試料や時点(time poin
ts) について、又は同じ実験における複製(replicates)
について分析できるようになる。さらに、ウェルの寸法
と互いの位置を変化させることで、様々なサイズや寸法
の配列を形成し、他の、及び将来の実験室備品及び器具
と適合するウェルを製造することができる。
【0018】さらに、本発明を組み込んだ実施形態はど
れも管理された温度環境で装置を振とうまたは回転する
ことで攪拌し、それによって平衡を達成するために必要
な時間を短縮し、あるいは研究対象の混合物を安定化さ
せることができる。
【0019】透析膜をウェルの上部でなく、ウェルを通
して垂直に配置することから生じる本発明の他の利点に
含まれるのは、(1)装置の上部から、実験中いつで
も、装置を分解しアッセイを停止することなく、試料及
び透析物の何れかまたは両方の側に投与すること及び/
またはそこからサンプリングすることが可能であるこ
と、(2)平衡に達する反応のために必要な時間の増大
といった、エアポケット(trapped air pockets) に関連
する問題が除去されること、及び(3)他と無関係に特
定の試料を追加または除去することが可能なことであ
る。さらに、透析膜のこの向きによって、界面面積対体
積比が最大になり、かつ反応の量が増大してもその界面
面積対体積比が維持されるので、平衡に達する反応のた
めに必要な時間が短縮される。
【0020】本発明の好適実施形態のさらなる利点の1
つは、平衡透析アッセイを行うために必要な装置の費用
が大きく低減されることである。本発明の好適実施形態
は構成が容易かつ安価で、組立、使用、分解及び洗浄が
迅速かつ容易であり、透析膜をのぞいて再使用可能であ
る。
【0021】本発明の他の特徴、特性及び利点は、添付
の図面を参照してなされる以下の詳細な説明に鑑み当業
者に明らかにされるが、図面では同じ参照番号は同じ要
素を指す。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に従い、透析ブロックに含
まれる任意の数の試験ウェルの全ての中にあり、それら
ウェルを装置の上部から試験中いつでもアクセス及び操
作できる授与側と受領側に少なくとも分離する間隙を通
して装置を構成するブロックに挿入された少なくとも1
つの透析膜を利用する平衡透析方法のための装置が説明
される。
【0023】図1〜図2を参照すると、透析装置の好適
実施形態が例示されている。図3は、本発明を用いてい
る装置を使用する場合で、透析膜が挿入される時に透析
膜と1つのウェルの何れかの側に配置された物質との間
に形成される接触面エリア(contact surface area)(即
ち、断面接触エリア)の断面図を例示している。図4
は、先行技術を用いている装置を使用する場合で、1つ
のウェルの上に配置された透析膜と1つのウェルの何れ
かの側に配置された物質との間に形成される接触面エリ
アの断面図を例示している。
【0024】本発明で説明される方法を利用する単純化
された実施形態は、材料の単一本体1(図示される9つ
の別体のバー2によって形成される本体)を使用して形
成され得るが、1つかそれ以上のウェル20(96のウ
ェルが8×12配列で示される)が、何らかの手段、し
かし好適には穴開け(drilling)によって形成される。そ
のように形成された各ウェル20は間隙9(8つの間隙
が図示される)を必要とするが、その長さは少なくとも
所定のウェルの直径30と同程度(図示の通り、ただし
図1〜図2の間隙はバーの全長35を備えている)であ
り、その深さは少なくとも所定のウェルの深さ31と同
程度(図示の通り、ただし図1〜図2の間隙は使用され
るバーの全高34を備えている)であり、この間隙を通
して透析膜40が、好適には本体1の上部から挿入され
る。この間隙9(8つが図示される)は任意の多様な手
段によって本体1に形成される。
【0025】この間隙の形成を単純化する1つの方法
は、2つかそれ以上の別体のバー2(9つ図示される)
を利用して本体1を形成し、かつバー2の隣接する横列
を分離する間隙9(8つ図示される)に重なり合うよう
なウェル20を形成することで、そのウェルが、バーを
分離し、本体1の上部及び底部を構成する平面t,sに
垂直な平面u,tによって区分7、8に分割されるよう
にすることである。
【0026】図1〜図2に例示される好適実施形態で
は、透析ブロック1の本体は、一体化した本体を形成す
るように等しい高さ34及び長さ35の9つのPTFE
(テフロン:登録商標)バー2を接続することによって
構成される。各PTFEバー2は所定の寸法に従って大
きなPTFEブロックを切断することによって形成され
る。バーの高さ34は、試験対象の試料の量に対して十
分な深さ31のウェル20が可能になるように選択され
る。バーの長さ35と全幅37は、標準96ウェル形式
実験室備品及び装置と適合する8×12配列に配置され
た96のウェルの十分な間隔が可能になるように選択さ
れる。本体1は等しい幅36の2つの端部バー3と、や
はり等しい幅38の7つの中間バー4とからなる。各P
TFEバー2が所定の寸法に切断されると、バー2は好
適にはフライス加工によって平坦化される。バー2がで
きる限り平坦になるように加工することは組立を助ける
だけでなく、ウェル20に配置された試験物質の漏れを
防止するためにも好適である。
【0027】各PTFEバー2が形成され平坦化される
と、9つのバー2は並べて配置され、所定の長さ35、
幅37、及び高さ34の一体化本体1を形成し、任意の
多様な手段によってさらに加工されるため一緒に保持さ
れる。バー2を一緒に保持する1つの好適な方法は、位
置合わせピン5(2つが図示される)によるものであ
る。各バー2の各端に1つ、好適には穴開けによって、
各バー2の端部及び上部から所定の距離32、33に、
所定の直径の2つの穴6が形成される。2つの穴6は各
バー2の端部からの距離32または上部からの距離33
が同じである必要はないが、この距離は等しい方が組立
工程が簡単になる。穴6の直径(図示せず)はほぼ挿入
されるピン5の直径または幅に対応するが、それより小
さいことはない。
【0028】各穴6を通じて1つの、2つの位置合わせ
ピン5が挿入されるが、その長さ37は9つのバー2を
つなぎ合わせた時の本体の全幅に近似しているので、9
つのバーは全てピン5上にあることになる。2つの位置
合わせピン5を有する好適実施形態が説明されたが、ピ
ンが何れの試験ウェル20も損なわず、全てのバー2が
ピン5上にあるような十分な長さ(37、図示の通り)
である限り、1つかそれ以上のピンまたはレールもこの
点で満足すべきものであることが判明していることに注
意されたい。位置合わせピン5の目的は、透析ブロック
1のその後の加工を助けるだけでなく、装置の段取り、
利用または洗浄の際、水平面sでの、ピン5上の様々な
バー2の相対的運動を可能にすることである。
【0029】バー2が一緒に配置され、位置合わせピン
5が穴6に挿入されると、装置の本体1に試験ウェル2
0(96箇所図示される)が形成される。各ウェル20
は、本体1の上部及び底部を構成する平面t,sに垂直
で、バー2を分離する平面u,t(8つ図示される)に
よって、好適には均等な区分7、8に分割される。ウェ
ル20は好適には、所定の直径30のボール・エンドミ
ル(ball end mill) で所定の深さ31までバー2に穴開
けすることによって形成される。ウェル20の深さ31
と直径30は、試験対象試料の体積の2倍と、ウェル2
0を標準96ウェル形式実験室備品及び装置と適合する
ものにするために必要な寸法とにほぼ対応する。ウェル
20は好適には8×12配列に配置されているので、ウ
ェル20の8つの横列は、PTFEバー2の9つの横列
の間に形成された8つの分離平面u,tに対応する。
【0030】この好適実施形態では、バー2の9つの横
列の間に形成された、8つの分離平面u,tの各々に1
つが配置された、8つの透析膜40(1つが図示され
る)が利用される。本体1の全体または一部を囲む締め
付け機構(図示せず)が好適には使用されて、バー2を
さらに位置合わせし、試料がウェル20に加えられた時
その漏れを防止する。例えば、標準96ウェル形式実験
室備品及び装置と適合するように設計された、図1〜図
2に示される好適実施形態の実施例では、ウェルは0.
635cm(1/4インチ)のバー・エンドミル(bar e
nd mill)を使用して1.778cm(0.7インチ)の
深さ(31)まで穴開けされ、バーの高さ(34)は
2.54cm(1インチ)であり、位置合わせ穴(6)
は各バーの端部からの距離(32)が0.508cm
(0.2インチ)及び各バーの上部からの距離(33)
が1.27cm(0.5インチ)のところに配置され、
位置合わせピン用の穴は0.318cm(1/8イン
チ)ビットのドリルを使用して形成され、バーの長さ
(35)は13.97cm(5.5インチ)であり、端
部バーの幅(36)は1.143cm(0.45イン
チ)で中間バーの幅(38)は0.89cm(0.35
インチ)であるので、8.51cm(3.35インチ)
の本体の合計幅(37)を形成し、各ウェルの中心は4
つの方面全てで隣接するウェルの中心から0.89cm
(0.35インチ)の位置に配置されており(38、3
9)、各横列の両端のウェルの中心はバーの端部から
2.096cm(0.825インチ)の位置に配置され
ている(46)。
【0031】段取りの際、第1端部バー3を、バーの位
置合わせ穴6に挿入された2つの位置合わせピン5上に
配置する。次いで第1中間バー4を位置合わせピン5上
に配置する前に、第1透析膜40(1つが図示される)
を端部バー3に沿って配置する。このプロセスを継続
し、透析膜40(1つが図示される)を各中間バー4の
間と、最後の中間バー4と端部バー3の間に挿入する。
適切なサイズの透析膜は、材料の大きな平坦なシートま
たはチューブを適切な寸法に切断することで製造でき
る。最後に、最後の端部バー3を位置合わせピン5に挿
入したら、締め付け機構(図示せず)を装置の側面のま
わりに配置して、漏れを防止し、かつバー2をさらに位
置合わせする。
【0032】使用の際、試料を各ウェル20の授与側7
または8に配置し、透析緩衝液または蛋白質を含まない
限外濾過血清を各ウェルの受領側7または8に配置し、
好適には何らかの種類の容易に取り外し可能なカバーで
あるカバー(図示せず)を装置の上部に配置し、インキ
ュベーション中の蒸発を防止する。試験中いつでも、ウ
ェル20の授与側及び受領側7、8はどちらもアクセス
またはサンプリングが可能である。適切な寸法の装置を
構成すれば、標準96ウェル形式ピペット装置とロボッ
ト工学を使用して、処理を単純化または自動化すること
ができる。
【0033】さらに、インキュベータ、水浴または冷蔵
室といった任意の様々な機構 (図示せず)を装置と共
に使用することで試料の温度を変化させることができ、
また装置は、一度組み立てられると、任意の多様な角度
でプラットフォーム(図示せず)上に配置されることが
でき、混合を可能にする任意の多様な手段によって回転
され得る。さらに、試験が完了すると、プラットフォー
ム(図示せず)を使用している場合には、そこから装置
を取り外し、クランプ(図示せず)を使用している場合
には、それを取り外し、カバー(図示せず)を使用して
いる場合には、それを取り外し、バー2を位置合わせピ
ン5から取り外し、透析膜40(1つが図示される)を
処分し、装置を好適には非イオン洗剤とその後の水洗い
で洗浄し、迅速かつ容易にプロセスを再び開始すること
ができる。
【0034】図3〜図4は、先行技術を使用する実施形
態と本発明を使用する装置の実施形態との間の主要な差
の1つを例示する。先行技術では、半球状または円筒形
のウェル44(断面図が図示される)が装置(図示せ
ず)の底部部分に形成される。試験物質(図示せず)は
ウェル44(断面図が図示される)の下半分に配置さ
れ、透析膜40がウェル44(断面図が図示される)の
上に配置され、次いでそれがさらに対応する形状のウェ
ル(断面図が図示される)の上半分で覆われる。試験物
質(図示せず)とウェル44(断面図が図示される)の
間の接触によって形成される断面エリア(即ち、断面接
触エリア)45、は、楕円形または円形の形状である。
これと比較すると、本発明を使用する装置の実施形態で
は、ウェル41(断面図が図示される)と膜40の間に
形成される断面エリア43は矩形の形状41であり、平
坦、弓形または先細の何れかの下端42を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の特徴を組み込んだ透析ブロッ
クの1つの好適実施形態の上面図である。
【図2】図2は、図1に示される実施形態の側面図であ
る。
【図3】図3は、本発明の特徴を組み込んだ装置内の、
透析膜とウェルの何れかの側に配置された物質との間に
形成された接触面エリアの断面図である。
【図4】図4は、先行技術の特徴を組み込んだ装置内
の、ウェルの上部に水平に挿入された透析膜とウェルの
何れかの側に配置された物質との間に形成された接触面
エリアの断面図である。
【符号の説明】
1…本体 2…バー 5…位置合わせピン 7、8…区分 9…間隙 20…ウェル 40…透析膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ティモシー ジョセフ ズゼル アメリカ合衆国,コネチカット 06340, グロトン,イースタン ポイント ロー ド,ファイザー セントラル リサーチ (56)参考文献 特開 平6−238176(JP,A) 特開 昭48−6794(JP,A) 特表 平10−506198(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 61/00 - 65/10 G01N 1/00 - 1/34

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平衡透析装置であって、 第1平面を有する上部表面と、第2平面を有する底部表
    面とを備える本体を備え、その本体に少なくとも1つの
    試験ウェルが含まれ、前記ウェルを垂直に分離する手段
    によって各ウェルが第1側と第2側とに分離され、各ウ
    ェルの前記第1側と第2側が本体の上部に完全に開き、
    そこから透析中にアクセスできるようにされる、平衡透
    析装置。
  2. 【請求項2】 前記ウェルを垂直に分離する前記手段が
    透析膜を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第2平面が前記第1平面と平行であ
    る、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 各前記膜が前記第1平面と垂直な平面に
    沿って前記各ウェルを分離する、請求項に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記本体が、前記各ウェルを前記第1側
    に対応する第1容量と、前記第2側に対応する第2容量
    とに分離する間隙を備え、前記膜が、前記間隙に挿入さ
    れる時、前記各ウェルの上部から前記各ウェルの深さ全
    体と幅全体にわたる十分な深さと幅を備える、請求項
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記装置の前記本体が材料としてPTF
    E(ポリテトラフルオロエチレン)を含んでいる、請求
    項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記各ウェルが前記本体に穴開けされた
    穴(drilled cavity)を含む、請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記本体が8×12配列に配置された9
    6ウェルを備える、請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記配列が、標準96ウェル形式実験室
    備品及び器具と適合する間隔と寸法を備える、請求項8
    に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記本体が、少なくとも2つのバーで
    あって、隣接するバーが前記第1平面と垂直な平面間隙
    によって分離され、その間隙に前記透析膜が挿入される
    少なくとも2つのバーと、前記バーを一緒に保持する手
    段とを備える、請求項に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ウェルが、前記平面間隙によって
    分離された第1側と第2側とを備える、請求項10に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第1側と第2側が等しい容量を備
    える、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記本体が、標準96ウェル形式実験
    室備品及び器具と適合するような間隔と寸法の8×12
    配列に配置された96のウェルを含む9つのバーを備え
    る、請求項11に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記保持手段がクランプを備える、請
    求項10に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記保持手段が、前記バーを通じて延
    びる少なくとも1つのピンを備え、それ上で全ての前記
    バーが水平平面に沿って互いに対して移動できる、請求
    項10に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記保持手段が少なくとも1つのレー
    ルを備え、それ上で全ての前記バーが水平平面に沿って
    互いに対して移動できる、請求項10に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記保持手段がさらに、全てのバーが
    そのピン上にあるのに十分な長さの2つの位置合わせピ
    ンを備え、各ピンが追加される各バーの両側面を通して
    形成された穴を通して挿入される、請求項15に記載の
    装置。
  18. 【請求項18】 平衡透析アッセイを行う方法であっ
    て、ウェルの授与側を準備するステップと、ウェルの受
    領側を準備するステップと、前記授与側と前記受領側の
    間に透析膜を配置するステップと、前記授与側と前記受
    領側に試験対象物質と透析緩衝液を満たし透析を可能に
    するステップと、前記授与側と前記受領側とに透析中に
    アクセスするステップとを含む方法。
  19. 【請求項19】 さらに、前記ウェルを攪拌するステッ
    プを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 さらに、前記ウェルの温度を変化させ
    るステップを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 【請求項21】 さらに、1つの平衡透析装置を使用し
    て少なくとも21のアッセイを同時に行うステップを含
    む、請求項18に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記装置の段取り(setting up)、試験
    結果の収集、及び連続試験の間の前記装置の洗浄のため
    に必要な時間が4時間未満である、請求項18に記載の
    方法。
  23. 【請求項23】 平衡透析装置を構成する方法であっ
    て、前記装置のための本体であって、第1平面を有する
    上部表面と、前記第1平面と平行な第2平面を有する底
    部表面とを備える本体を提供するステップと、少なくと
    も1つのウェルを前記本体に形成するステップと、前記
    各ウェルを、両方とも透析中いつでも前記装置の上部か
    らアクセスできる第1側と第2側とに分離するように、
    前記各ウェルを通して透析膜を挿入するステップとを含
    む方法。
  24. 【請求項24】 前記各ウェルが、前記各ウェルに事前
    作製済ウェル−膜本体を挿入することで分離される、請
    求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 さらに、前記第1平面に垂直な平面に
    沿って前記各ウェルを通して前記膜を挿入するステップ
    を含む、請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】 さらに、前記各ウェルに、前記各ウェ
    ルの上部から前記各ウェルの深さ全体と幅全体にわたる
    十分な深さと幅を備える透析膜を挿入するステップを含
    む、請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記形成ステップが、前記本体に穴開
    けするステップを含む、請求項23に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記形成ステップがさらに、標準96
    ウェル形式実験室備品及び器具と適合する間隔と寸法を
    備える8×12配列で96のウェルを前記本体に穴開け
    するステップを含む、請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 さらに、前記装置の前記本体を形成す
    るために、少なくとも2つのバーを一緒に保持するステ
    ップであって、隣接するバーが前記第1平面に垂直な平
    面状の間隙によって分離されるステップを含む、請求項
    23に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記保持ステップが外部から締め付け
    るステップを含む、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記保持ステップが、前記バーを通
    り、それ上で前記バーが水平平面に沿って互いに対して
    移動できる、少なくとも1つの位置合わせピン上に前記
    バーを配置するステップを含む、請求項29に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 前記保持ステップが、それ上で前記バ
    ーが水平平面に沿って互いに対して移動できる、少なく
    とも1つの位置合わせレール上に前記バーを配置するス
    テップを含む、請求項29に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記保持ステップが、全ての前記バー
    が一緒に保持される時に前記ピン上にあり得るような十
    分な長さの2つの位置合わせピン上に前記バーを配置す
    るステップを含み、その各ピンが追加される前記各バー
    の両側面を通して形成された穴を通して挿入される、請
    求項31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記バーが大きなブロックを切断する
    ことによって形成される、請求項29に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記バーがフライス加工によって平坦
    化される、請求項29に記載の方法。
  36. 【請求項36】 ウェルを形成する前記ステップが、隣
    接するバーの間に形成された前記間隙に重なり合うよう
    に穴開けするステップを含む、請求項29に記載の方
    法。
  37. 【請求項37】 前記形成ステップがさらに、各穴開け
    されたウェルの直径が隣接するバーの間に形成された前
    記間隙に重なり合うように穴開けするステップを含む、
    請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記形成ステップがさらに、ウェルの
    8つの横列が9つの接合されたバーの間に形成された前
    記間隙に重なり合うように、標準96ウェル形式実験室
    備品及び器具と適合する間隔と寸法を備える8×12配
    列に96のウェルを穴開けするステップを含む、請求項
    37に記載の方法。
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