JP3393399B2 - Ashing method - Google Patents
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
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- Drying Of Semiconductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被処理基板の表面
などに形成されている膜を除去するアッシング方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスにおいては、
半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という)などの被処理
基板の表面に形成したレジスト膜を除去する処理が行わ
れており、かかる処理にあたっては、従来から処理容器
内のウエハを加熱すると共に該処理容器内に、例えば、
O2(酸素ガス)を導入し、このO2をプラズマ化した際
に生ずる酸素ラジカルで前記レジスト膜をアッシング除
去する、いわゆるプラズマアッシング方法が用いられて
いる。またその際、前記O2に、適宜H2(水素ガス)を
添加することも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プラズマアッシング方法によれば、通常のレジスト膜の
除去については問題はないが、ウエハに対して例えばP
(リン)、As(砒素)、B(ボロン)等のイオン注入
処理を行った後のレジスト膜については、次のような問
題があった。
【0004】まずこのようなイオン注入後のレジスト膜
を除去する場合、前記従来の酸素ガスをプラズマ化する
アッシング方法では、除去速度が極めて遅くスループッ
トの低下を招いていた。しかも完全に除去するに至ら
ず、0.1〜0.2μmの厚さのレジスト膜が除去され
ずに残っていた。例えばPイオン注入後のレジスト膜の
場合、この残った膜中には、3×104個程度のP−C
(炭素)−O系の化合物を主体とする残渣が存在してい
るので、そのままではその後の処理にあたって障害とな
る。
【0005】他方従来のプラズマアッシング方法では、
ウエハを加熱した状態で酸素ラジカル雰囲気に曝してい
る。これはウエハを加熱すると反応が促進され、アッシ
ングレートが向上するからである。
【0006】ところでこの種のレジスト膜は表面の硬い
層(ハード・レイヤー)と内側の柔らかい層(ソフト・
レイヤー)とに分けられるが、表面の硬い層が除去され
る前にウエハの温度がある程度高くなってしまうと、熱
によって内側の柔らかい層が過度に膨張しその結果表面
の硬い層がその圧力によって破裂し、内側の柔らかい層
の成分がウエハ表面に飛散して付着するという現象がみ
られる(いわゆる「ポンピング現象」)。この飛散して
ウエハ表面に付着した成分は、前記P−C−O系の化合
物を含んでいる場合があり、その場合には、通常のプラ
ズマアッシングでは除去するのが困難であった。
【0007】そのため従来は、このような残渣を除去す
るため、さらにSPM処理やAPM処理を行っていた。
前者は硫酸と過酸化水素水とを主体とする溶液に、後者
はアンモニアと過酸化水素水とを主体とする溶液にそれ
ぞれウエハを浸漬してウエハ表面の残渣を除去する処理
である。しかしながらこれらの処理は、別途専用の処理
装置が必要であり、さらに処理後の洗浄、乾燥等を伴う
ため結果として高スループットは望めない。また必要以
上にウエハ表面の膜を除去してしまい下地までエッチン
グしてしまうおそれがあった。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、前記したP(リン)、
As(砒素)、B(ボロン)等のイオン注入処理を行っ
た後のレジスト膜に対しても、プラズマアッシング方法
によって高いレートでこれを除去でき、しかも前記した
ような残渣を残すことのないアッシング方法を提供する
ことにある。また同時に下地に対するエッチングを抑え
ることのできるアッシング方法を提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、複数の複数のガスからなる混合ガスをプラズマ化
し、かつ処理容器内を所定の減圧度に維持しながら加熱
される被処理基板の所定の膜を該プラズマ雰囲気の下で
アッシングする本発明の方法は、前記被処理基板が所定
の温度を越えるまでは、少なくともF系のガスと、O2
と、N2とH2 を混合したFGガスとを含む第1の混合ガ
スを用い、かつ前記F系のガスの流量と前記FGガスの
流量の割合を所定の流量比として、前記膜の表面のハー
ドレイヤーおよび/またはサイドウォールを除去し、前
記所定の温度を越えた後は、さらに前記被処理基板の温
度を高めるとともに前記所定の流量比での前記FGガス
に対するF系のガスの割合を減少させた第2の混合ガス
を用いて前記ハードレイヤーより内側のソフトレイヤー
をアッシング処理する各ステップを含み、前記被処理基
板の所定の温度に対応した前記混合ガスの選択と、前記
混合ガスの流量比の制御により、前記被処理基板の下地
に対するエッチングを抑制することを特徴としている。
【0010】ここでいう所定温度とは、被処理基板表面
に上述したポンピング現象が発生する時の温度をいい、
例えば、シリコンウエハ表面のレジスト膜に関していえ
ば、110℃〜130℃程度である。とりわけ、126
℃前後が発生しやすい。この場合、第1の混合ガスにお
けるF系のガスの流量がN2とH2の合計流量よりも少な
くなるように設定すればなお好ましい。
【0011】また、好ましい形態によれば、混合ガスに
おけるF系のガスとN2とH2の流量割合は、F系のガス
の流量がN2+H2の1/3以下の流量であることを特徴
としている。この場合、より最適には、1/6がよい。
【0012】さらに他の形態によれば、複数のガスから
なる混合ガスをプラズマ化して、処理容器内で加熱され
ている被処理基板表面の所定の膜を該プラズマ雰囲気の
下でアッシングする方法において、被処理基板表面にお
ける前記膜のうちの外側の層が除去されるまでは第1の
混合ガスを用い、前記外側の層を除去した後は第2の混
合ガスを用いることを特徴としている。ここでいう膜の
うちの外側の層とは、例えば、上述したイオン注入処理
が終了したレジストにおける外側の硬い層などをいう。
【0013】さらに他の形態によれば、複数のガスから
なる混合ガスをプラズマ化して、処理容器内で加熱され
ている被処理基板表面の所定の膜を該プラズマ雰囲気の
下でアッシングする方法において、被処理基板表面にお
ける前記膜のうちの外側の層が除去されるまでは第1の
混合ガスを用いると共に、被処理基板の温度を相対的低
温に設定し、前記外側の層を除去した後は第2の混合ガ
スを用いると共に被処理基板の温度を相対的高温に設定
することを特徴としている。
【0014】ここでいうところの相対的低温、相対的高
温の境界は、例えば、ポンピングが発生する温度に設定
すればよく、120℃〜130℃、とりわけ126℃程
度に設定することが本発明に適している。
【0015】本発明の更なる形態によれば、第1の混合
ガスは、少なくともN2とH2を含むガスであり、また、
別の形態では、第1の混合ガスは、少なくともF系のガ
スとN2とH2を含むガスであり、さらにこの第1の混合
ガスにおけるF系のガスとN2とH2の流量割合は、F系
のガス<N2+H2の関係を有していることを特徴として
いる。
【0016】さらに別の形態によれば、第1の混合ガス
は、少なくともF系のガスとO2とN2とH2を含むガス
であり、さらにこの第1の混合ガスにおけるF系のガス
とN2とH2の流量割合は、F系のガス<N2+H2の関係
を有していることを特徴としている。さらに別の形態に
よれば、第1の混合ガスにおいて、F系のガスの流量は
N2+H2の1/3以下の流量であることが好ましい。
【0017】なお、本発明において用いたF系のガスと
は、フッ素系のガス(F(フッ素)を含有するガス)を
いい、例えば、CF4、NF3、CHF3を用いることが
できる。また、N2とH2を含むガスにおけるH2のN2に
対する流量割合は、以下の割合がガスに関する取扱上の
規則や実際の取扱上の容易さ、安全性の点で好ましい。
すなわち、H2のN2に対する流量割合は、(N2+H2)
の3%以下にすることが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明すると、図1は本実施形態にかかるアッシン
グ方法を実施するために用いたアッシング装置1の概要
を示しており、酸化処理されたアルミニウムからなる処
理容器2の内部は、フッ素系のガスに対して耐食性があ
るサファイアガラスや石英ガラスなどの材質からなる透
光板3によって上下に仕切られている。そしてこの透光
板3によって仕切られた下部空間には、加熱手段として
のハロゲンランプ4が円環状に基台5上に複数設けられ
ている。このハロゲンランプ4の電源6は処理容器2の
外部に設置されており、電源6の出力調整によってハロ
ゲンランプ4による被処理基板に対する加熱制御が可能
な構成を有している。なお基台5を適宜の駆動機構によ
って回転自在な構成とすれば、より均一な加熱が可能で
ある。
【0019】透光板3の中心には、開口部3aが形成さ
れており、この開口部3aには、処理容器2の外部に設
置されている真空ポンプなどの排気手段7に通ずる排気
管8が設けられており、排気手段7の作動により、透光
板3から上の上部空間内の雰囲気を排気して当該上部空
間内を所定の減圧度に設定することが可能である。
【0020】ハロゲンランプ4には、反射体9が付設さ
れており、ハロゲンランプ4からの熱を効率よく透光板
3より上の空間に伝えるようになっている。そして透光
板3の上面には、石英等からなる支持ピン10が円環状
に複数設けられており、被処理基板であるウエハWは、
この支持ピン10上に載置される。
【0021】前記支持ピン10のうちの1つの支持ピン
10’には、ウエハWの温度を測定する温度センサ11
が設けられており、この温度センサ11からの温度信号
は、処理容器2外部に設置されている温度検出装置12
へと出力される。従って温度検出装置12により、常時
ウエハWの温度を検出することができる。
【0022】処理容器2内の上部には、バッフル体13
が設けられている。このバッフル体13は、材質として
例えばサファイアコートされたセラミックスからなる2
枚のバッフル板13a、13bを上下に備えており、さ
らに各バッフル板13a、13bには、多数の吐出口1
4が形成されている。かかる構成により、支持ピン10
上のウエハWに対しては均一にガスを供給することが可
能である。そしてバッフル板13aの上方における処理
容器2の天板部2aの中心には、開口部2bが形成され
ており、この開口部2bには、供給管21が接続されて
いる。
【0023】供給管21は、例えば石英チューブ、及び
フッ素系のガスに対して耐性がある材質などによって構
成されており、メインバルブ22を介してガス供給源に
通じている。このアッシング装置1においては、4つの
ガス供給源23、24、25、26が用意されており、
各々異なったガスが供給可能である。即ち、ガス供給源
23からはN2(窒素ガス)が、ガス供給源24からは
H2(水素ガス)が、ガス供給源25からはO2(酸素ガ
ス)が、そしてガス供給源26からはCF4ガスが各々
供給管21に供給されるようになっている。
【0024】これらガス供給源23、24、25、26
は、メインバルブ22に対して並列に接続されており、
さらに各ガス供給源23、24、25、26とメインバ
ルブ22との間の供給路には、各々バルブ27と流量調
節装置としてのマスフローコントローラ28が介装され
ており、これらバルブ27、マスフローコントローラ2
8の制御により、任意の組合わせの混合ガスを流すこと
が可能であり、しかも任意の流量比で供給管21に流す
ことが可能である。
【0025】前記処理容器2の開口部2bとメインバル
ブ22との間における供給管21の外周には、チャンバ
31が設けられている。このチャンバ31には、高周波
電源32からの高周波の供給を受けて、チャンバ31内
にマイクロ波を発生させるアンテナ部材(図示せず)が
配置されている。このアッシング装置1の例では、高周
波電源32から、例えば24.5MHzの高周波が供給
されるようになっている。そしてかかる高周波が供給さ
れると、チャンバ31内を挿通している供給管21内を
流れるガスがプラズマ化される。
【0026】次にこのアッシング装置1の制御系につい
ていえば、少なくとも前出電源6、排気手段7、バルブ
27、マスフローコントローラ28は、制御装置33に
よって制御されており、さらに温度検出装置12からの
信号に基づいてこれら電源6、排気手段7、バルブ2
7、マスフローコントローラ28を各々制御できるよう
に構成されている。例えばウエハWを所定温度に維持す
るためのハロゲンランプ4の制御、ガス供給源23、2
4、25、26からのガスを任意に組み合わせると共
に、各々の流量比を所定の流量比に設定することは、こ
の制御装置33によってコントロールされるようになっ
ている。
【0027】本実施形態にかかるアッシング方法を実施
するためのアッシング装置1の主要部は、以上のような
構成を有しており、次に本実施形態にかかるアッシング
方法について説明する。本実施形態においては、Pイオ
ン注入後のシリコンウエハ上のレジスト膜をアッシング
するプロセスを例にとって説明する。
【0028】まず予めハロゲンランプ4を点灯してお
き、処理容器2内の雰囲気を所定温度にまで高めてお
く。次いでウエハWを例えば処理容器2の側部に形成さ
れているゲートバルブなどの搬入出口(図示せず)から
処理容器2内にロードし、支持ピン10上に載置し、ハ
ロゲンランプ4によって所定の温度、例えば120℃ま
で加熱する。次いで処理ガス供給源から所定の混合ガス
を供給管21に流す。本実施形態においては、まず混合
ガスとしてN2とH2との混合ガス(以下、「FG」と称
する)を300sccm(N2が291sccm、H2が
9sccmの割合:FGにおけるH2の流量比が3
%)、O2を2000sccm、CF4ガスを50scc
m流した。なお、そのときの処理容器2内の圧力は、
1.5Torrに設定した。
【0029】そのように所定の混合ガスを供給管21に
流すと共に、高周波電源32を作動させ、例えば150
0Wのパワーの下でチャンバ31における供給管21内
で、この混合ガスをプラズマ化させる。そうすると、プ
ラズマ化された前記混合ガスは、バッフル体13を通じ
てウエハWに対して均一に供給され、プラズマ化された
混合ガス中の活性種、例えば酸素ラジカル、フッ素ラジ
カル等がウエハW上のレジスト膜をアッシング除去して
いく。より詳述すれば、レジスト膜中のハードレイヤー
については、F(フッ素)がP−C−O系の化合物のう
ちのCを除去し、H(水素)がP−O系の化合物のPを
除去する。
【0030】本実施の形態においては、混合ガスとして
前記したようなFGとO2とCF4ガスとの混合ガスを用
いたので、従来よりも高いアッシングレートが実現でき
た。ちなみに60秒間流した結果、Pイオン注入後のシ
リコンウエハ上のレジスト膜に対しては、550オング
ストローム/分という高いアッシングレートが得られ
た。
【0031】この結果を従来の技術と比較すれば、図2
に示したグラフのようになる。図2のグラフは、図1の
アッシング装置1を用いて同一ウエハ温度(120
℃)、同一時間(60秒)の条件で、ガス種のみを変え
てアッシング処理を行った場合の、ガス種とアッシング
レートとの関係を示している。但し、ガス流量について
は、O2+FGは、O2が2000sccmでFGが10
00sccmであり、O2+CF4ガスは、O2が200
0sccmでCF4は150sccmである。
【0032】これによれば、ガス種としてO2+FG、
O2+CF4ガスを用いてアッシングした場合、いずれも
Pイオン注入後のシリコンウエハ上のレジスト膜に対し
ては、100オングストローム/分以下という低いアッ
シングレートしか得られないが、本実施形態にかかるガ
ス種であるO2+CF4ガス+FGでは550オングスト
ローム/分という高いアッシングレートを得ている。従
って、従来よりも高いアッシングレートであることが確
認できる。
【0033】ところでイオン注入処理を行っていないレ
ジスト膜に対しても前記図2のグラフのときの条件と同
一の条件でアッシング処理を実施したところ、図3のグ
ラフに示した結果が得られた。これによれば、O2+C
F4ガスの場合は、7000オングストローム/分とい
う極めて高いアッシングレートを示しているが、このよ
うに異常に高いアッシングレートであると、下地である
シリコンの酸化膜であるSiO2をもエッチングしてし
まい、実用に耐えない。
【0034】この点、本実施形態にかかる混合ガスとし
てのO2+CF4ガス+FGの場合には、約1400オン
グストローム/分という使いやすいアッシングレートを
示している。従って、この特性からみると、仮にレジス
ト膜のハードレイヤーの内側のソフトレイヤーの部分に
Pイオンなどのイオンが注入されていなくとも、そのま
ま同一ガス種でアッシング処理を続けた場合、下地まで
削りとってしまうことはない。従って、Pイオンなどの
イオンが注入されたレジスト膜に対しては、全体として
極めて高速かつ適切なアッシング処理を実施することが
できる。もちろんハードレイヤーを除去した後に制御装
置33によってガスを切り替えて、O2+FGガスをプ
ラズマ化してアッシング処理を行ってもよい。
【0035】さらにウエハWを加熱する場合、例えば1
26℃以上になると、内側のソフトレイヤーの部分が膨
張して既述したポンピング現象が生ずるおそれがあるの
で、ハードレイヤーの部分を除去するまでは、ウエハW
の温度が126℃を越えないように維持しつつ、プラズ
マ化した混合ガスのO2+CF4ガス+FGによってアッ
シングし、ハードレイヤーを除去した後は、ウエハWの
温度を例えば300℃まで加熱してアッシングすれば、
ソフトレイヤーの部分のアッシングレートを向上させる
ことができ、全体として極めて高速なアッシング処理を
実施することができる。
【0036】なおハードレイヤーの除去の判断は、予め
ダミーウエハによって除去までの時間を確認しておき、
実際の処理にあたっては、かかる時間に基づいた時間制
御するようにしてもよい。またアッシング中のウエハ温
度がハードレイヤー除去後に変化するため、このウエハ
温度を常時モニターすることによってハードレイヤー除
去の検出することも可能である。
【0037】ところで図4に示した酸化膜(SiO2)
51上のイオン注入処理ポリシリコン(D−Poly)
52に対して、例えばパターンのラインのエッチング処
理を行うと、図5に示したように、ライン53上に炭素
系の化合物であるサイドウォール54が残っている場合
がある。なお図4、図5中、55はレジスト膜を示して
いる。
【0038】このサイドウォール54をそのまま放置し
て次の処理を実施すると、即歩留まりの低下につながり
好ましくない。従って何らかの方法でこのサイドウォー
ル54を除去することが望まれるが、従来のアッシング
方法では、このサイドウォール54を除去することがで
きなかった。しかしながら前記実施形態のようにO2+
CF4ガス+FGを用いてレジスト膜55のアッシング
すれば、図6に示したようにサイドウォール54をも除
去することができた。これはF(フッ素)がサイドウォ
ール54中の炭素を除去したものと考えられる。従っ
て、本実施形態にかかるアッシング方法は、レジスト膜
の除去のみならず、エッチング処理後に発生するサイド
ウォールまで除去できるので、従来よりも歩留まりを向
上させることができる。
【0039】さらにこのように本実施形態にかかるアッ
シング方法はサイドウォールまで除去できることから、
発明者らはO2+CF4ガス+FGにおけるCF4ガスと
FGの流量比率を変えてシリコンの酸化膜(SiO2)
に対するエッチング特性(エッチングの深さ)を調べて
みた。そのときの他の条件は前出実施形態の場合と同様
であり、O2の流量は2000sccmで固定した。ま
たアッシング処理の時間は13分とした。
【0040】その結果、まずFGを300sccmのま
ま固定し、CF4ガスの流量を0〜150sccmまで
50sccm毎増加させた場合には、ウエハの温度が2
70℃、140℃のいずれの場合にも、50sccmま
では殆どエッチングされないが、50sccmを越える
と急激にエッチングされ始めるという特性が得られた。
従って、CF4ガスの流量をFGの1/6以下に抑えて
アッシング処理を行えば、下地であるシリコンの酸化膜
(SiO2)をエッチングすることはない。
【0041】一方、逆にCF4ガスの流量を50scc
mに固定したまま、FGの流量を変化させると、図8の
グラフに示した結果が得られた。FGを混合しないとシ
リコンの酸化膜(SiO2)は激しくエッチングされる
が、FGの流量を増加させるに従ってエッチングは抑え
られ、FGが150sccmあたりではウエハの温度が
270℃、140℃のいずれの場合にもエッチング特性
が大きく低下していることが確認できる。従って、FG
は、CF4ガスによるエッチングを抑制機能があること
が確認でき、特に、CF4ガスの3倍程度、換言すれば
CF4ガスの流量をFGの1/3以下に抑えてアッシン
グ処理を行えば、下地であるシリコンの酸化膜(SiO
2)をエッチングすることを大幅に抑えることができ
る。
【0042】以上のように、O2+CF4ガス+FGガス
を用いてプラズマ雰囲気でアッシング処理を行えば、P
イオン注入処理後のレジスト膜のアッシングを高速に実
施することができ、しかもサイドウォールをも除去する
ことができる。しかも適宜CF4ガス:FGの比率を変
えることで、下地であるシリコンの酸化膜(SiO2)
のエッチング特性を制御することができるので、前記高
速アッシングレートを確保しつつ下地のシリコンの酸化
膜(SiO2)がエッチングされないアッシング処理を
実施することができる。
【0043】なお前記実施形態で用いたFG、即ちN2
とH2との混合ガスは、H2の流量比が3%を占める割合
のガスであったが、この比率に限定されるものではな
く、適宜H2の流量比を変えて使用してもよい。但し、
ガスに関する取扱上の規則や実際の取扱上の容易さ、安
全性を考慮すれば、H2の流量比は3%以下のものが使
いやすい。
【0044】
【発明の効果】本発明のアッシング方法によれば、P
(リン)、As(砒素)、B(ボロン)等のイオン注入
処理を行った後のレジスト膜に対しても、高いレートで
これをアッシング除去できる。しかも混合ガスとして少
なくともF系のガスとO2とN2とH2を含む4種のガス
成分が選択され、かつF系のガスと(N2とH2)の混合
ガスとの割合を所定の流量比にすることにより、従来行
われていたポンピング現象による残渣の除去等の二次処
理をなくして、基板表面のハードレイヤーを除去すると
ともにサイドウォールも除去することができ、アッシン
グレートの向上とエッチングの抑制という相反する作用
をバランスさせてアッシングの処理能力を向上させるこ
とができる。
【0045】さらに、第2の混合ガスでは、F系のガス
に対するFGガスの割合を相対的に減少させることで、
F系ガスに対するFGガスの割合を相対的に減少させる
ことで、下地であるシリコンの酸化膜のエッチング特性
を制御することができるので、前記高速アッシングレー
トを確保しつつ下地のシリコンの酸化膜がエッチングさ
れないアッシング処理を実施することができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION [0001] 1. Field of the Invention [0002] The present invention relates to an ashing method for removing a film formed on a surface of a substrate to be processed. 2. Description of the Related Art For example, in a semiconductor manufacturing process,
2. Description of the Related Art A process for removing a resist film formed on a surface of a substrate to be processed such as a semiconductor wafer (hereinafter, referred to as a “wafer”) is performed. In such a process, a wafer in a processing vessel is conventionally heated and processed. In a container, for example,
A so-called plasma ashing method is used in which O 2 (oxygen gas) is introduced, and the resist film is ashed and removed by oxygen radicals generated when O 2 is turned into plasma. At that time, it has been proposed to add H 2 (hydrogen gas) to the O 2 as appropriate. [0003] However, according to the conventional plasma ashing method, there is no problem in removing the ordinary resist film.
The resist film after ion implantation of (phosphorus), As (arsenic), B (boron), etc., has the following problems. First, when removing the resist film after such ion implantation, the conventional ashing method of converting oxygen gas into plasma has a very low removal rate and causes a decrease in throughput. Moreover, the resist film was not completely removed, and the resist film having a thickness of 0.1 to 0.2 μm remained without being removed. For example, in the case of a resist film after P ion implantation, about 3 × 10 4 P-C
Since a residue mainly composed of a (carbon) -O-based compound is present, if it remains as it is, it will hinder subsequent processing. On the other hand, in the conventional plasma ashing method,
The wafer is exposed to an oxygen radical atmosphere while being heated. This is because heating the wafer accelerates the reaction and improves the ashing rate. Incidentally, this type of resist film has a hard layer on the surface (hard layer) and a soft layer on the inner side (soft layer).
If the temperature of the wafer rises to some extent before the hard layer on the surface is removed, the inner soft layer expands excessively due to the heat, and the hard layer on the surface is A phenomenon is seen in which the components of the inner soft layer rupture and scatter and adhere to the wafer surface (so-called "pumping phenomenon"). The components scattered and adhered to the wafer surface may include the P—C—O-based compound, and in such a case, it is difficult to remove the components by ordinary plasma ashing. Therefore, conventionally, in order to remove such a residue, an SPM process or an APM process has been further performed.
The former is a process of immersing the wafer in a solution mainly composed of sulfuric acid and hydrogen peroxide solution, and the latter is a process of removing the residue on the wafer surface by immersing the wafer in a solution mainly composed of ammonia and hydrogen peroxide solution. However, these processes require a separate dedicated processing device and further involve washing, drying, and the like after the process, and as a result, high throughput cannot be expected. Further, there is a possibility that the film on the surface of the wafer is removed more than necessary and the underlying layer is etched. [0008] The present invention has been made in view of the above points, and has as its object the above-mentioned P (phosphorus),
The resist film after the ion implantation of As (arsenic), B (boron) or the like can be removed at a high rate by the plasma ashing method, and the ashing without leaving the above-mentioned residue. It is to provide a method. Another object of the present invention is to provide an ashing method capable of suppressing etching of a base. [0009] In order to achieve the above object, a mixed gas comprising a plurality of gases is turned into a plasma, and the processing target is heated while maintaining the inside of the processing vessel at a predetermined reduced pressure. the method of the present invention that ash the predetermined film on the substrate under the plasma atmosphere, the up target substrate exceeds a predetermined temperature, and at least F-based gas, O 2
And a first mixed gas containing an FG gas in which N 2 and H 2 are mixed , and a ratio of the flow rate of the F-based gas to the flow rate of the FG gas is set as a predetermined flow ratio, and the surface of the film is formed. After the hard layer and / or sidewalls are removed and the temperature exceeds the predetermined temperature, the temperature of the substrate to be processed is further increased and the FG gas at the predetermined flow ratio is further increased.
Each step of performing an ashing process on a soft layer inside the hard layer using a second mixed gas in which the ratio of the F-based gas to the mixed gas is reduced , wherein the mixed gas corresponding to a predetermined temperature of the substrate to be processed is included. and selection of, before Symbol
By controlling the flow ratio of the mixed-gas, it is characterized by suppressing the etching of underlying the substrate to be treated. Here, the predetermined temperature means a temperature at which the above-described pumping phenomenon occurs on the surface of the substrate to be processed.
For example, the temperature of the resist film on the silicon wafer surface is about 110 ° C. to 130 ° C. Above all, 126
℃ is easy to occur. In this case, it is more preferable to set the flow rate of the F-based gas in the first mixed gas to be smaller than the total flow rate of N 2 and H 2 . Further, according to a preferred embodiment, the flow rate ratio of the F-based gas to N 2 and H 2 in the mixed gas is such that the flow rate of the F-based gas is not more than 3 of N 2 + H 2. It is characterized by. In this case, 1/6 is more optimal. According to still another aspect, there is provided a method for ashing a predetermined film on a surface of a substrate to be processed, which is heated in a processing vessel, in a plasma atmosphere by converting a mixed gas comprising a plurality of gases into plasma. The first mixed gas is used until the outer layer of the film on the surface of the substrate to be removed is removed, and the second mixed gas is used after the outer layer is removed. The outer layer of the film here refers to, for example, an outer hard layer in the resist after the above-described ion implantation processing. According to still another embodiment, there is provided a method for ashing a predetermined film on a surface of a substrate to be processed, which is heated in a processing vessel, in a plasma atmosphere by converting a mixed gas comprising a plurality of gases into plasma. Using the first mixed gas until the outer layer of the film on the surface of the substrate is removed, setting the temperature of the substrate to be relatively low, and removing the outer layer Is characterized by using the second mixed gas and setting the temperature of the substrate to be processed to a relatively high temperature. Here, the boundary between the relative low temperature and the relative high temperature may be set, for example, to a temperature at which pumping occurs. In the present invention, it is set at 120 ° C. to 130 ° C., especially about 126 ° C. Are suitable. According to a further aspect of the present invention, the first gas mixture is a gas containing at least N 2 and H 2 ,
In another embodiment, the first mixed gas is a gas containing at least an F-based gas, N 2, and H 2 , and a flow rate ratio of the F-based gas, N 2, and H 2 in the first mixed gas. Are characterized by having a relationship of F-based gas <N 2 + H 2 . According to still another mode, the first mixed gas is a gas containing at least an F-based gas, O 2 , N 2 and H 2 , and further, an F-based gas in the first mixed gas. And the flow rate ratio between N 2 and H 2 has a relationship of F-based gas <N 2 + H 2 . According to still another aspect, in the first mixed gas, the flow rate of the F-based gas is preferably equal to or less than 1/3 of N 2 + H 2 . The F-based gas used in the present invention refers to a fluorine-based gas (a gas containing F (fluorine)). For example, CF 4 , NF 3 , and CHF 3 can be used. The following ratios of the flow rate of H 2 to N 2 in the gas containing N 2 and H 2 are preferable in terms of the handling rules for the gas, the ease of actual handling, and the safety.
That is, the flow rate ratio of H 2 to N 2 is (N 2 + H 2 )
Is desirably 3% or less. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 shows an outline of an ashing apparatus 1 used to execute an ashing method according to the present embodiment. The inside of the processing container 2 made of oxidized aluminum is vertically divided by a light-transmitting plate 3 made of a material such as sapphire glass or quartz glass which has corrosion resistance to a fluorine-based gas. A plurality of halogen lamps 4 as heating means are annularly provided on a base 5 in a lower space partitioned by the light transmitting plate 3. The power supply 6 of the halogen lamp 4 is provided outside the processing container 2, and has a configuration in which heating of the substrate to be processed by the halogen lamp 4 can be controlled by adjusting the output of the power supply 6. If the base 5 is configured to be rotatable by an appropriate driving mechanism, more uniform heating is possible. An opening 3 a is formed at the center of the light transmitting plate 3, and an exhaust pipe 8 leading to an exhaust means 7 such as a vacuum pump installed outside the processing vessel 2 is formed in the opening 3 a. It is possible to exhaust the atmosphere in the upper space above the light transmitting plate 3 and set the inside of the upper space to a predetermined pressure reduction degree by operating the exhaust means 7. The halogen lamp 4 is provided with a reflector 9 so that heat from the halogen lamp 4 is efficiently transmitted to the space above the light transmitting plate 3. A plurality of support pins 10 made of quartz or the like are provided on the upper surface of the light transmitting plate 3 in an annular shape.
It is mounted on this support pin 10. A temperature sensor 11 for measuring the temperature of the wafer W is provided on one of the support pins 10 ′.
Is provided, and a temperature signal from the temperature sensor 11 is transmitted to a temperature detecting device 12 installed outside the processing vessel 2.
Is output to. Therefore, the temperature of the wafer W can be constantly detected by the temperature detecting device 12. A baffle body 13 is provided at an upper portion in the processing vessel 2.
Is provided. The baffle body 13 is made of a ceramic material coated with, for example, sapphire.
The baffle plates 13a and 13b are provided at the top and bottom, and each of the baffle plates 13a and 13b has a large number of discharge ports 1a.
4 are formed. With this configuration, the support pins 10
It is possible to uniformly supply gas to the upper wafer W. An opening 2b is formed at the center of the top plate 2a of the processing container 2 above the baffle plate 13a, and a supply pipe 21 is connected to the opening 2b. The supply pipe 21 is made of, for example, a quartz tube and a material resistant to fluorine-based gas, and is connected to a gas supply source via a main valve 22. In the ashing apparatus 1, four gas supply sources 23, 24, 25, and 26 are provided.
Different gases can be supplied. That is, N 2 (nitrogen gas) from gas supply source 23, H 2 (hydrogen gas) from gas supply source 24, O 2 (oxygen gas) from gas supply source 25, and gas supply source 26 The CF 4 gas is supplied to the supply pipe 21. These gas supply sources 23, 24, 25, 26
Are connected in parallel to the main valve 22,
Further, a valve 27 and a mass flow controller 28 as a flow control device are interposed in the supply paths between the gas supply sources 23, 24, 25, 26 and the main valve 22, respectively. 2
By the control of 8, it is possible to flow an arbitrary combination of mixed gases, and also to flow the supply pipe 21 at an arbitrary flow ratio. A chamber 31 is provided on the outer periphery of the supply pipe 21 between the opening 2b of the processing vessel 2 and the main valve 22. An antenna member (not shown) that generates a microwave in the chamber 31 by receiving a high-frequency supply from a high-frequency power supply 32 is disposed in the chamber 31. In the example of the ashing device 1, a high frequency of, for example, 24.5 MHz is supplied from the high frequency power supply 32. When the high frequency is supplied, the gas flowing in the supply pipe 21 passing through the chamber 31 is turned into plasma. Next, regarding the control system of the ashing device 1, at least the power supply 6, the exhaust means 7, the valve 27, and the mass flow controller 28 are controlled by the control device 33. Based on the signal, the power source 6, the exhaust means 7, the valve 2
7. It is configured to control each of the mass flow controllers 28. For example, control of the halogen lamp 4 for maintaining the wafer W at a predetermined temperature, gas supply sources 23 and 2
The combination of the gases from 4, 25 and 26 and the setting of the respective flow ratios to a predetermined flow ratio are controlled by the controller 33. The main part of the ashing apparatus 1 for performing the ashing method according to the present embodiment has the above-described configuration. Next, the ashing method according to the present embodiment will be described. In the present embodiment, a process for ashing a resist film on a silicon wafer after P ion implantation will be described as an example. First, the halogen lamp 4 is turned on in advance, and the atmosphere in the processing container 2 is raised to a predetermined temperature. Next, the wafer W is loaded into the processing container 2 from a loading / unloading port (not shown) such as a gate valve formed on a side portion of the processing container 2, placed on the support pins 10, and set by the halogen lamp 4. , For example, to 120 ° C. Next, a predetermined mixed gas is supplied to the supply pipe 21 from the processing gas supply source. In the present embodiment, first mixed gas of N 2 and H 2 as a mixed gas (hereinafter, referred to as "FG") ratio of the 300 sccm (N 2 is 291sccm, H 2 is 9 sccm: flow ratio of H 2 in FG Is 3
%), O 2 2000 sccm, CF 4 gas 50 sccc
m. The pressure in the processing vessel 2 at that time is
It was set to 1.5 Torr. As described above, a predetermined mixed gas is caused to flow through the supply pipe 21 and the high-frequency power supply 32 is operated to, for example,
This mixed gas is turned into plasma in the supply pipe 21 in the chamber 31 under the power of 0 W. Then, the plasma-converted mixed gas is uniformly supplied to the wafer W through the baffle body 13, and active species in the plasma-converted mixed gas, for example, oxygen radicals, fluorine radicals, and the like are transferred to the resist film on the wafer W. Ashing is removed. More specifically, for the hard layer in the resist film, F (fluorine) removes C of the P—C—O-based compound and H (hydrogen) replaces P of the P—O-based compound. Remove. In this embodiment, since the above-mentioned mixed gas of FG, O 2 and CF 4 gas is used as the mixed gas, a higher ashing rate than the conventional one can be realized. Incidentally, as a result of flowing for 60 seconds, a high ashing rate of 550 Å / min was obtained for the resist film on the silicon wafer after the P ion implantation. When the result is compared with the prior art, FIG.
It becomes like the graph shown in. The graph of FIG. 2 shows the same wafer temperature (120
C) and the same time (60 seconds), and shows the relationship between the gas type and the ashing rate when the ashing process is performed by changing only the gas type. However, regarding the gas flow rate, O 2 + FG means that O 2 is 2000 sccm and FG is 10
Is 00sccm, O 2 + CF 4 gas, O 2 200
At 0 sccm, CF 4 is 150 sccm. According to this, the gas species is O 2 + FG,
In the case of performing ashing using O 2 + CF 4 gas, a low ashing rate of 100 Å / min or less can be obtained for a resist film on a silicon wafer after P ion implantation. A high ashing rate of 550 Å / min is obtained with O 2 + CF 4 gas + FG which is a gas type. Therefore, it can be confirmed that the ashing rate is higher than the conventional one. By the way, the ashing process was performed on the resist film not subjected to the ion implantation process under the same conditions as those in the graph of FIG. 2, and the result shown in the graph of FIG. 3 was obtained. . According to this, O 2 + C
In the case of F 4 gas, an extremely high ashing rate of 7000 angstroms / minute is shown. However, if the ashing rate is abnormally high, SiO 2 which is a silicon oxide film as a base is also etched. It is not practical. In this regard, in the case of O 2 + CF 4 gas + FG as the mixed gas according to the present embodiment, an easy-to-use ashing rate of about 1400 Å / min is shown. Therefore, from this characteristic, even if ions such as P ions are not implanted into the soft layer portion inside the hard layer of the resist film, if the ashing process is continued with the same gas type as it is, the underlying layer is cut off. It won't. Therefore, an extremely high-speed and appropriate ashing process can be performed as a whole on a resist film into which ions such as P ions have been implanted. Of course, after the hard layer is removed, the gas may be switched by the control device 33 and the O 2 + FG gas may be turned into plasma to perform the ashing process. When the wafer W is further heated, for example,
If the temperature exceeds 26 ° C., the inside soft layer portion may expand and the pumping phenomenon described above may occur. Therefore, the wafer W is not removed until the hard layer portion is removed.
After the ashing is performed with O 2 + CF 4 gas + FG of the plasma gas mixture and the hard layer is removed while maintaining the temperature not to exceed 126 ° C., the temperature of the wafer W is heated to, for example, 300 ° C. Ashing,
The ashing rate of the soft layer portion can be improved, and an extremely high speed ashing process can be performed as a whole. The determination of the removal of the hard layer is made in advance by confirming the time until the removal using a dummy wafer.
In actual processing, time control based on the time may be performed. Further, since the wafer temperature during ashing changes after the hard layer is removed, the removal of the hard layer can be detected by constantly monitoring the wafer temperature. The oxide film (SiO 2 ) shown in FIG.
Ion implantation polysilicon (D-Poly) on 51
For example, when an etching process is performed on a pattern line with respect to the pattern line 52, a sidewall 54, which is a carbon-based compound, may remain on the line 53 as shown in FIG. 4 and 5, reference numeral 55 denotes a resist film. If the next processing is carried out while leaving the side walls 54 as they are, the yield is immediately lowered, which is not preferable. Therefore, it is desired to remove the sidewalls 54 by some method. However, the conventional ashing method cannot remove the sidewalls 54. However, as in the above embodiment, O 2 +
When the resist film 55 was ashed using CF 4 gas and FG, the side wall 54 could be removed as shown in FIG. This is presumably because F (fluorine) removed carbon in the sidewall 54. Therefore, the ashing method according to the present embodiment can remove not only the resist film but also the sidewalls generated after the etching process, so that the yield can be improved as compared with the conventional method. Further, as described above, the ashing method according to the present embodiment can remove even the sidewalls.
The inventors changed the flow rate ratio between CF 4 gas and FG in O 2 + CF 4 gas + FG to change the silicon oxide film (SiO 2 ).
The etching characteristics (depth of etching) were examined. Other conditions at this time were the same as those in the above embodiment, and the flow rate of O 2 was fixed at 2000 sccm. The ashing time was 13 minutes. As a result, first, when the FG is fixed at 300 sccm and the flow rate of the CF4 gas is increased every 50 sccm from 0 to 150 sccm, the wafer temperature becomes 2
In both cases of 70 ° C. and 140 ° C., the etching was hardly performed up to 50 sccm, but the etching started rapidly when it exceeded 50 sccm.
Therefore, if the ashing process is performed while the flow rate of the CF 4 gas is suppressed to 1/6 or less of FG, the silicon oxide film (SiO 2 ) as the base is not etched. On the other hand, when the flow rate of the CF 4 gas is
When the flow rate of FG was changed while keeping the value of m, the result shown in the graph of FIG. 8 was obtained. If the FG is not mixed, the silicon oxide film (SiO 2 ) is severely etched, but the etching is suppressed as the flow rate of the FG is increased. When the FG is around 150 sccm, the wafer temperature is either 270 ° C. or 140 ° C. Also, it can be confirmed that the etching characteristics are greatly reduced. Therefore, FG
Is confirmed that there is a suppression function etching with CF4 gas, in particular, 3 times the CF 4 gas, if the flow rate of CF 4 gas in other words performed suppressed by ashing to 1/3 or less of the FG, Silicon oxide film (SiO 2)
2 ) Etching can be greatly suppressed. As described above, if ashing is performed in a plasma atmosphere using O 2 + CF 4 gas + FG gas, P
Ashing of the resist film after the ion implantation process can be performed at high speed, and the sidewalls can be removed. In addition, by appropriately changing the ratio of CF 4 gas to FG, an underlying silicon oxide film (SiO 2 )
Since the etching characteristics can be controlled, it is possible to perform an ashing process in which the underlying silicon oxide film (SiO 2 ) is not etched while the high-speed ashing rate is secured. The FG used in the above embodiment, that is, N 2
The mixture gas of H 2 and H 2 was a gas having a flow rate ratio of H 2 occupying 3%, but is not limited to this ratio, and may be used by appropriately changing the flow rate ratio of H 2. Good. However,
In consideration of gas handling rules, actual handling easiness, and safety, it is easy to use a H 2 flow rate ratio of 3% or less. According to the ashing method of the present invention, P
The resist film after ion implantation of (phosphorus), As (arsenic), B (boron) or the like can be removed by ashing at a high rate. In addition, at least four types of gas components including at least the F-based gas, O 2 , N 2 and H 2 are selected as the mixed gas, and the ratio of the F-based gas to the mixed gas of (N 2 and H 2 ) is determined. By reducing the flow rate ratio, it is possible to remove the hard layer on the substrate surface and also remove the sidewalls, eliminating the conventional secondary processing such as removal of the residue due to the pumping phenomenon, thereby improving the ashing rate. And the suppression of etching can be balanced to improve the ashing processing ability. Further, in the second mixed gas, an F-based gas
By relatively reducing the ratio of FG gas to
Reducing the ratio of FG gas to F-based gas relatively
The etching characteristics of the underlying silicon oxide film
Can be controlled, so the high-speed ashing
The underlying silicon oxide film is etched while securing
Ashing process can be performed .
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるアッシング方法を
実施するために用いたアッシング装置の構成の概略を示
す説明図である。
【図2】リンイオン注入後のレジスト膜に対する本発明
の実施の形態にかかるアッシング方法と他のアッシング
方法とによるアッシングレートの比較を示すグラフ図で
ある。
【図3】イオン注入していないレジスト膜に対する本発
明の実施の形態にかかるアッシング方法と他のアッシン
グ方法とによるアッシングレートの比較を示すグラフ図
である。
【図4】エッチング処理する前のウエハの表面の状態を
示す断面説明図である。
【図5】エッチング処理終了後にサイドウォールが形成
されたウエハの表面の状態を示す断面説明図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかるアッシング方法を
実施した後のウエハの表面の状態を示す断面説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態にかかるアッシング方法に
おいて、N2とH2との混合ガス(FG)の流量を固定
し、CF4ガスの流量を変化させたときのシリコン酸化
膜に対するエッチング特性を示すグラフ図である。
【図8】本発明の実施の形態にかかるアッシング方法に
おいて、CF4ガスの流量を固定し、N2とH2との混合
ガス(FG)の流量を変化させたときのシリコン酸化膜
に対するエッチング特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 アッシング装置
2 処理容器
4 ハロゲンランプ
7 排気手段
8 排気管
12 温度検出装置
13 バッフル体
21 供給管
23、24、25、26 ガス供給源
27 バルブ
28 マスフローコントローラ
31 チャンバ
32 高周波電源
33 制御装置
W ウエハBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory diagram showing an outline of a configuration of an ashing apparatus used for performing an ashing method according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a graph showing a comparison of an ashing rate of a resist film after phosphorus ion implantation according to an embodiment of the present invention with another ashing method. FIG. 3 is a graph showing a comparison between an ashing method according to an embodiment of the present invention and an ashing rate for a resist film to which no ion implantation has been performed, according to another embodiment; FIG. 4 is an explanatory sectional view showing a state of a surface of a wafer before an etching process. FIG. 5 is an explanatory cross-sectional view showing a state of a surface of a wafer on which a sidewall is formed after completion of an etching process. FIG. 6 is an explanatory sectional view showing a state of the surface of the wafer after the ashing method according to the embodiment of the present invention is performed. FIG. 7 shows an ashing method according to an embodiment of the present invention, in which the flow rate of a mixed gas (FG) of N 2 and H 2 is fixed and the flow rate of a CF 4 gas is changed, and etching of a silicon oxide film is performed. It is a graph which shows a characteristic. FIG. 8 shows an ashing method according to an embodiment of the present invention, in which the flow rate of CF 4 gas is fixed and the flow rate of a mixed gas (FG) of N 2 and H 2 is changed to etch the silicon oxide film. It is a graph which shows a characteristic. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Ashing device 2 Processing vessel 4 Halogen lamp 7 Exhaust means 8 Exhaust pipe 12 Temperature detector 13 Baffle body 21 Supply pipes 23, 24, 25, 26 Gas supply source 27 Valve 28 Mass flow controller 31 Chamber 32 High frequency power supply 33 Control device W Wafer
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 洋史 山梨県韮崎市穂坂町三ツ沢650 東京エ レクトロン九州株式会社 プロセステク ノロジーセンター内 (72)発明者 折居 武彦 山梨県韮崎市穂坂町三ツ沢650 東京エ レクトロン九州株式会社 プロセステク ノロジーセンター内 (56)参考文献 特開 平5−184977(JP,A) 特開 昭64−48418(JP,A) 特開 平5−267246(JP,A) 特開 平2−77125(JP,A) 特開 平4−180652(JP,A) 特開 平6−177088(JP,A) 特開 平8−69896(JP,A) 特開 平1−106433(JP,A) 実開 平2−24535(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 C23F 4/00 G03F 7/42 H01L 21/027 H05H 1/46 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continued on the front page (72) Inventor Hiroshi Araki 650 Mitsuzawa, Hosaka-cho, Nirasaki, Yamanashi Prefecture Tokyo Electron Kyushu K.K. Lectron Kyushu Co., Ltd. Process Technology Center (56) References JP-A-5-184977 (JP, A) JP-A-64-48418 (JP, A) JP-A-5-267246 (JP, A) 2-77125 (JP, A) JP-A-4-180652 (JP, A) JP-A-6-177088 (JP, A) JP-A-8-69896 (JP, A) JP-A-1-106433 (JP, A) A) Japanese Utility Model Hei 2-24535 (JP, U) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) H01L 21/3065 C23F 4/00 G03F 7/42 H01L 21/027 H05H 1/46
Claims (1)
し、かつ処理容器内を所定の減圧度に維持しながら加熱
される被処理基板の所定の膜を該プラズマ雰囲気の下で
アッシングする方法において、 前記被処理基板が所定の温度を越えるまでは、少なくと
もF系のガスと、O2と、N2とH2 を混合したFGガス
とを含む第1の混合ガスを用い、かつ前記F系のガスの
流量と前記FGガスの流量の割合を所定の流量比とし
て、前記膜の表面のハードレイヤーおよび/またはサイ
ドウォールを除去し、 前記所定の温度を越えた後は、さらに前記被処理基板の
温度を高めるとともに前記所定の流量比での前記FGガ
スに対するF系のガスの割合を減少させた第2の混合ガ
スを用いて前記ハードレイヤーより内側のソフトレイヤ
ーをアッシング処理する各ステップを含み、 前記被処理基板の所定の温度に対応した前記混合ガスの
選択と、前記混合ガスの流量比の制御により、前記被処
理基板の下地に対するエッチングを抑制することを特徴
とするアッシング方法。(57) [Claim 1] A gas mixture of a plurality of gases is turned into a plasma, and a predetermined film of a substrate to be processed is heated while maintaining the inside of the processing vessel at a predetermined pressure reduction degree. In the ashing method under a plasma atmosphere, at least until the substrate to be processed exceeds a predetermined temperature, an FG gas obtained by mixing at least an F-based gas , O 2 , N 2 and H 2
And removing a hard layer and / or a side wall on the surface of the film by using a first mixed gas containing: a ratio of the flow rate of the F-based gas to the flow rate of the FG gas as a predetermined flow ratio; After the temperature exceeds the predetermined temperature, the temperature of the substrate to be processed is further increased and the FG gas at the predetermined flow ratio is further increased.
Each step of ashing processing the soft layer inside the hard layer using a second mixed gas in which the ratio of the F-based gas to the gas is reduced , wherein the mixing corresponding to a predetermined temperature of the substrate to be processed is performed. and selection of the gas, by controlling the flow rate ratio before Symbol mixed-gas, the ashing method which comprises suppressing the etching of underlying the substrate to be treated.
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