JP3390894B2 - 消火用ヘッド - Google Patents
消火用ヘッドInfo
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- JP3390894B2 JP3390894B2 JP07565695A JP7565695A JP3390894B2 JP 3390894 B2 JP3390894 B2 JP 3390894B2 JP 07565695 A JP07565695 A JP 07565695A JP 7565695 A JP7565695 A JP 7565695A JP 3390894 B2 JP3390894 B2 JP 3390894B2
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- Japan
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- water
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- fire extinguishing
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は消火用ヘッドに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】トンネルやプラント設備のような比較的
大きな内部空間を有する建造物の天井には、防護区域の
広い消火用ヘッドが設置されている。この種の消火用ヘ
ッドの本体には弁体がなく、ヘッドに内蔵した弁体の背
面に常時加圧水が導かれている普通のスプリンクラーヘ
ッドとは異なる構造に作られている。そして、給水管の
上流(一次)側に設けられた元弁を開放して、消火用ヘ
ッドに加圧水を送って広域な散水ができるようになって
いる。
大きな内部空間を有する建造物の天井には、防護区域の
広い消火用ヘッドが設置されている。この種の消火用ヘ
ッドの本体には弁体がなく、ヘッドに内蔵した弁体の背
面に常時加圧水が導かれている普通のスプリンクラーヘ
ッドとは異なる構造に作られている。そして、給水管の
上流(一次)側に設けられた元弁を開放して、消火用ヘ
ッドに加圧水を送って広域な散水ができるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、上記のような
消火用ヘッドの散水パターンは、消火用ヘッド出口の散
水口や散水板の形状によって決定される。従来の消火用
ヘッドの散水板は、設置された設備の防護区域に対応さ
せた固定的な散水パターンが形成されるように構成され
ていた。したがって、防護区域の形状が変えられたよう
な場合には、その都度消火用ヘッド自体を取替えるよう
なことが行われていた。
消火用ヘッドの散水パターンは、消火用ヘッド出口の散
水口や散水板の形状によって決定される。従来の消火用
ヘッドの散水板は、設置された設備の防護区域に対応さ
せた固定的な散水パターンが形成されるように構成され
ていた。したがって、防護区域の形状が変えられたよう
な場合には、その都度消火用ヘッド自体を取替えるよう
なことが行われていた。
【0004】また、防護区域が広く単一の消火用ヘッド
で全域の散水がカバーできない場合には、散水距離がヘ
ッドから近い所を散水する近投用と遠い所を散水する遠
投用の2つの消火用ヘッドを併設して防護区域に対応し
た散水パターンを形成させるようなことが行われてい
た。このため、併設した2つの消火用ヘッドを相互に干
渉しないように配置しなければならず、取付作業が面倒
になるばかりか、消火用ヘッドの設置コストも高くなる
欠点があった。しかも、石炭サイロ内に山積みされる石
炭の場合は、山積み石炭の頂点の延長上に石炭の投入口
が設けられているので、その頂点の延長上には消火用ヘ
ッドが取付けられず基本的に対称形の散水パターンを有
する従来の消火用ヘッドはこのままでは適用することが
できない等の問題点があった。
で全域の散水がカバーできない場合には、散水距離がヘ
ッドから近い所を散水する近投用と遠い所を散水する遠
投用の2つの消火用ヘッドを併設して防護区域に対応し
た散水パターンを形成させるようなことが行われてい
た。このため、併設した2つの消火用ヘッドを相互に干
渉しないように配置しなければならず、取付作業が面倒
になるばかりか、消火用ヘッドの設置コストも高くなる
欠点があった。しかも、石炭サイロ内に山積みされる石
炭の場合は、山積み石炭の頂点の延長上に石炭の投入口
が設けられているので、その頂点の延長上には消火用ヘ
ッドが取付けられず基本的に対称形の散水パターンを有
する従来の消火用ヘッドはこのままでは適用することが
できない等の問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の消火用ヘッド
の問題点を解消するためになされたもので、散水距離が
調整可能で極めて取扱易く、しかも必要があればデフレ
クタを交換できるように構成して常時堆積量を変化させ
ながら特殊な堆積断面形状を形成する石炭サイロ等の散
水に適する消火用ヘッドを実現することを目的とするも
のである。
の問題点を解消するためになされたもので、散水距離が
調整可能で極めて取扱易く、しかも必要があればデフレ
クタを交換できるように構成して常時堆積量を変化させ
ながら特殊な堆積断面形状を形成する石炭サイロ等の散
水に適する消火用ヘッドを実現することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部に給水
管と接続される接続手段を有する本体と、該本体に取付
けられて前記給水管から本体を介して供給された消火用
の加圧水を投射して散水するためのデフレクタとを備え
た消火用ヘッドにおいて、前記本体に取付けられるデフ
レクタに取付用ネジが挿通される長孔を設けて、該長孔
に挿通された取付用ネジにより前記デフレクタを本体に
摺動可能に取付たものである。
管と接続される接続手段を有する本体と、該本体に取付
けられて前記給水管から本体を介して供給された消火用
の加圧水を投射して散水するためのデフレクタとを備え
た消火用ヘッドにおいて、前記本体に取付けられるデフ
レクタに取付用ネジが挿通される長孔を設けて、該長孔
に挿通された取付用ネジにより前記デフレクタを本体に
摺動可能に取付たものである。
【0007】また、この発明は、給水管と接続される接
続手段を有する本体と、本体に取付けられて給水管から
本体を介して供給された消火用の加圧水を散水するため
の下部デフレクタとを備えた消火用ヘッドにおいて、本
体内部に流入した加圧水を、下部デフレクタへ流出させ
る通水孔を有する上部デフレクタを本体に摺動可能に取
付けたものである。
続手段を有する本体と、本体に取付けられて給水管から
本体を介して供給された消火用の加圧水を散水するため
の下部デフレクタとを備えた消火用ヘッドにおいて、本
体内部に流入した加圧水を、下部デフレクタへ流出させ
る通水孔を有する上部デフレクタを本体に摺動可能に取
付けたものである。
【0008】
【作用】給水管から送られた加圧水は、消火用ヘッドの
本体内に流入する。本体の内部に流入した加圧水の大部
分は、シャフトに沿って近投用の環状の散水口から流出
する。流出した加圧水は出口のコーンの傾斜面に沿っ
て、円周部に放射状のスリットを形成した下部デフレク
タ上に投射されて真下にほぼ円形の均一な散水パターン
が描かれる。
本体内に流入する。本体の内部に流入した加圧水の大部
分は、シャフトに沿って近投用の環状の散水口から流出
する。流出した加圧水は出口のコーンの傾斜面に沿っ
て、円周部に放射状のスリットを形成した下部デフレク
タ上に投射されて真下にほぼ円形の均一な散水パターン
が描かれる。
【0009】また、本体内の一部の加圧水は、上部デフ
レクタにより流れを水平方向に変えて左右の散水口から
流出する。上部デフレクタに沿って流出する加圧水は、
散水口を構成する切欠溝の深さと切込角の形状に対応し
て扇形を描きながら層状になって左右の山側と谷側に投
射される。左右の散水口のうち山側の散水口の幅は右側
より大きく深さが浅く作られているが、稜線を越えて高
い堆積層の部分に散布されるので散布幅が狭められる。
また、右側の幅が狭く深さの深い散水口からは多量の加
圧水が投射されて、堆積高さの低い堆積層の谷側に向か
って散水幅を広げながら遠方に散水される。
レクタにより流れを水平方向に変えて左右の散水口から
流出する。上部デフレクタに沿って流出する加圧水は、
散水口を構成する切欠溝の深さと切込角の形状に対応し
て扇形を描きながら層状になって左右の山側と谷側に投
射される。左右の散水口のうち山側の散水口の幅は右側
より大きく深さが浅く作られているが、稜線を越えて高
い堆積層の部分に散布されるので散布幅が狭められる。
また、右側の幅が狭く深さの深い散水口からは多量の加
圧水が投射されて、堆積高さの低い堆積層の谷側に向か
って散水幅を広げながら遠方に散水される。
【0010】したがって、左右の散水口から放出される
加圧水により、ほぼ一定幅で先端側が直線状で手前側が
凸円弧状になり山側が短く谷側が長い遠投用の2つの散
水パターンが上部デフレクタの真下の前後に隙間を空け
て形成される。この結果、真下に散水される近投用の円
形の散水パターンが、前後に散水される遠投用の2つの
散水パターンの間の隙間を埋めることになる。よって、
等しい幅で帯状に形成された全部の散水パターンによっ
て、長方形の防護区域がカバーされることになる。この
ようにして、天井に2列に取付けられた4個ずつの消火
用ヘッドにより、貯倉内に高さが変動して堆積される石
炭の堆積層のほぼ全表面に加圧水を散布することができ
る。
加圧水により、ほぼ一定幅で先端側が直線状で手前側が
凸円弧状になり山側が短く谷側が長い遠投用の2つの散
水パターンが上部デフレクタの真下の前後に隙間を空け
て形成される。この結果、真下に散水される近投用の円
形の散水パターンが、前後に散水される遠投用の2つの
散水パターンの間の隙間を埋めることになる。よって、
等しい幅で帯状に形成された全部の散水パターンによっ
て、長方形の防護区域がカバーされることになる。この
ようにして、天井に2列に取付けられた4個ずつの消火
用ヘッドにより、貯倉内に高さが変動して堆積される石
炭の堆積層のほぼ全表面に加圧水を散布することができ
る。
【0011】貯倉内で低い堆積層の堆積状態が継続的に
続くような場合は、堆積層と散水パターンにズレができ
て散水が無駄になる。このような場合は、固定ネジを緩
めて上部デフレクタを本体に沿って山側に摺動する。上
部デフレクタの移動により、山側に流出する加圧水の到
達距離が増加し、谷側の到達距離が減少すると共に、近
投用の散水口から山側に投射される加圧水の流量も増加
する。この結果、散水軌跡が山側に移行されて、堆積層
と散水軌跡の偏りが補償される。
続くような場合は、堆積層と散水パターンにズレができ
て散水が無駄になる。このような場合は、固定ネジを緩
めて上部デフレクタを本体に沿って山側に摺動する。上
部デフレクタの移動により、山側に流出する加圧水の到
達距離が増加し、谷側の到達距離が減少すると共に、近
投用の散水口から山側に投射される加圧水の流量も増加
する。この結果、散水軌跡が山側に移行されて、堆積層
と散水軌跡の偏りが補償される。
【0012】
実施例1.以下、この発明の実施例を、図面を用いて説
明する。図1はこの発明の実施例の構成を示す半截断面
図、図2は図1の上面図、図3は図1の底面図、図4は
図1のA−A断面図である。図1〜4において、1は消
火用ヘッド、2は消火用ヘッド1の本体である。本体2
は断面凸形の上部筒2a と環状の下部筒2b とからな
り、上部筒2a と下部筒2b はネジ2c で結合されてい
る。
明する。図1はこの発明の実施例の構成を示す半截断面
図、図2は図1の上面図、図3は図1の底面図、図4は
図1のA−A断面図である。図1〜4において、1は消
火用ヘッド、2は消火用ヘッド1の本体である。本体2
は断面凸形の上部筒2a と環状の下部筒2b とからな
り、上部筒2a と下部筒2b はネジ2c で結合されてい
る。
【0013】20は給水管、21は上部筒2a の軸心部
に設けられ雌ネジ22を穿設した支持部、23はフラン
ジ、24は給水管20に螺合する管状ネジである。支持
部21は半径方向のアーム25により本体2の上部に連
結され、隣接したアーム25の間に扇形の3個の流入孔
26が形成されている。27と28は下部筒2b の左右
の端面に形成された凹状の切欠溝である。両切欠溝27
と28において、図示のように左側の切欠溝27は右側
の切欠溝28より深さ(高さ)が浅く(D1 <D2 )、
溝幅を決める切込角が広く(θ1 >θ2 )作られてい
る。
に設けられ雌ネジ22を穿設した支持部、23はフラン
ジ、24は給水管20に螺合する管状ネジである。支持
部21は半径方向のアーム25により本体2の上部に連
結され、隣接したアーム25の間に扇形の3個の流入孔
26が形成されている。27と28は下部筒2b の左右
の端面に形成された凹状の切欠溝である。両切欠溝27
と28において、図示のように左側の切欠溝27は右側
の切欠溝28より深さ(高さ)が浅く(D1 <D2 )、
溝幅を決める切込角が広く(θ1 >θ2 )作られてい
る。
【0014】3は上部デフレクタ(上部散水板)で、そ
の構造が図5に示されている。上部デフレクタ3は図示
のように、一方の対辺がやや長い角板状に作られて板状
部材を構成している。31は上部デフレクタ3のほぼ中
心に貫設された円形の通水孔、32は長手方向x−xに
長い取付用の4個の取付孔である。上部デフレクタ3は
取付孔32に挿入された固定ネジ33により、本体2の
下端面に上面を密着して摺動可能に固定される。そし
て、本体2の下端面に固定された上部デフレクタ3によ
り凹状の切欠溝27と28の開口が塞がれて、本体2の
左側と右側に円弧状の通水路が形成される。切欠溝2
7,28の開口をじょようぶデフレクタ3で塞いで通水
路を形成するようにしたので、加工が容易であるばかり
でなく後述のような散水形状を散水対象に合致させるこ
とも容易になる。
の構造が図5に示されている。上部デフレクタ3は図示
のように、一方の対辺がやや長い角板状に作られて板状
部材を構成している。31は上部デフレクタ3のほぼ中
心に貫設された円形の通水孔、32は長手方向x−xに
長い取付用の4個の取付孔である。上部デフレクタ3は
取付孔32に挿入された固定ネジ33により、本体2の
下端面に上面を密着して摺動可能に固定される。そし
て、本体2の下端面に固定された上部デフレクタ3によ
り凹状の切欠溝27と28の開口が塞がれて、本体2の
左側と右側に円弧状の通水路が形成される。切欠溝2
7,28の開口をじょようぶデフレクタ3で塞いで通水
路を形成するようにしたので、加工が容易であるばかり
でなく後述のような散水形状を散水対象に合致させるこ
とも容易になる。
【0015】4は本体2の軸心に同心的に設けられたシ
ャフト、5は上部に円錘面を形成したコーン、6は下部
デフレクタである。シャフト4の上と下には、雄ネジ4
1と42が螺設されている。シャフト4の上端の雄ネジ
41は支持部21の雌ネジ22に螺入し、途中が通水孔
31を貫通して先端が上部デフレクタ3の下方に隙間を
空けて延長されている。そして、延長部にコーン5が挿
入され、先端に設けられた雄ネジ42に下部デフレクタ
6が重ね合わされて中心の雌ネジ61を螺合して取付け
られている。なお、シャフト4を支持部21へネジ以外
の手段で取付けてもよく、シャフト4は本体2の一部と
なる。
ャフト、5は上部に円錘面を形成したコーン、6は下部
デフレクタである。シャフト4の上と下には、雄ネジ4
1と42が螺設されている。シャフト4の上端の雄ネジ
41は支持部21の雌ネジ22に螺入し、途中が通水孔
31を貫通して先端が上部デフレクタ3の下方に隙間を
空けて延長されている。そして、延長部にコーン5が挿
入され、先端に設けられた雄ネジ42に下部デフレクタ
6が重ね合わされて中心の雌ネジ61を螺合して取付け
られている。なお、シャフト4を支持部21へネジ以外
の手段で取付けてもよく、シャフト4は本体2の一部と
なる。
【0016】下部デフレクタ6は図3に示されたように
ほぼ円板状に作られ、周辺部に散水を均一にするために
放射状のスリット62が長短交互に形成されている。ス
リット62を形成した下部デフレクタ6と角板状の上部
デフレクタ3は、それぞれ近投用と遠投用の到達距離別
の散水機能を果たす。そして、シャフト4が貫通された
通水孔31で形成する環状の隙間で、扇形の3つの流入
孔26から本体2内に流入した加圧水の近投用の散水口
H2 を構成する。同様に、前述の上部デフレクタ3で塞
がれた左右の切欠き溝27と28よりなる通水路によ
り、遠投用の散水口H11とH12が構成される。
ほぼ円板状に作られ、周辺部に散水を均一にするために
放射状のスリット62が長短交互に形成されている。ス
リット62を形成した下部デフレクタ6と角板状の上部
デフレクタ3は、それぞれ近投用と遠投用の到達距離別
の散水機能を果たす。そして、シャフト4が貫通された
通水孔31で形成する環状の隙間で、扇形の3つの流入
孔26から本体2内に流入した加圧水の近投用の散水口
H2 を構成する。同様に、前述の上部デフレクタ3で塞
がれた左右の切欠き溝27と28よりなる通水路によ
り、遠投用の散水口H11とH12が構成される。
【0017】上述のような消火用ヘッド1の適用例が、
図6に示されている。図6において、7は石炭サイロ
(silo)、70はその本体である。本体70は、床面が
長方形の貯蔵用の貯倉71と、貯倉71の屋上の搬入棟
72で構成されている。73は搬入棟72内に設置され
たコンベアを備えた搬入装置、74と75は搬入装置7
3の左右に設けられた一対の投入筒と投入口、76は歩
道である。搬入装置73のコンベアは、貯倉71の長手
方向を二分するY−Y線上(図7参照)に沿って設けら
れている。また、83は貯倉71の天井、84は貯倉7
1の床面である。
図6に示されている。図6において、7は石炭サイロ
(silo)、70はその本体である。本体70は、床面が
長方形の貯蔵用の貯倉71と、貯倉71の屋上の搬入棟
72で構成されている。73は搬入棟72内に設置され
たコンベアを備えた搬入装置、74と75は搬入装置7
3の左右に設けられた一対の投入筒と投入口、76は歩
道である。搬入装置73のコンベアは、貯倉71の長手
方向を二分するY−Y線上(図7参照)に沿って設けら
れている。また、83は貯倉71の天井、84は貯倉7
1の床面である。
【0018】既に説明済みの本発明の消火用ヘッドに
は、前記と同じ符号の1が付されている。消火用ヘッド
1は上記x−x線(図5参照)を貯倉71の長手方向X
−X(図7参照)に一致させて、天井83の投入口75
の外側に間隔Gを空けてY−Y方向に4個ずつ取り付け
られている(図7では左側不図示)。また、給水管20
は搬入棟72内に導かれて、消火用ヘッド1に連通され
ている(図示せず)。cは石炭、Cは石炭cの堆積層、
tは堆積層Cの頂上で形成する稜線、wは給水管20か
ら供給される加圧水(消火水)である(図1参照)。ま
た、Pは散水パターン、Sは消火用ヘッド1の防護区域
である。
は、前記と同じ符号の1が付されている。消火用ヘッド
1は上記x−x線(図5参照)を貯倉71の長手方向X
−X(図7参照)に一致させて、天井83の投入口75
の外側に間隔Gを空けてY−Y方向に4個ずつ取り付け
られている(図7では左側不図示)。また、給水管20
は搬入棟72内に導かれて、消火用ヘッド1に連通され
ている(図示せず)。cは石炭、Cは石炭cの堆積層、
tは堆積層Cの頂上で形成する稜線、wは給水管20か
ら供給される加圧水(消火水)である(図1参照)。ま
た、Pは散水パターン、Sは消火用ヘッド1の防護区域
である。
【0019】石炭cは搬入装置73のコンベアに載せら
れて、搬入棟72に搬送される。そして、Y−Y方向に
移動するコンベアにより、左右2列の投入筒74から列
状になって貯倉71内に投入される。貯倉71内に投入
された石炭cは、図6に示すように投入口75に対応す
る位置を2つの稜線tとする2つ山形の堆積層Cを床面
84上に形成する。図6で詳しくは示されていないが投
入口75は投入時以外は閉鎖され、搬入装置73を囲ん
だ搬入棟72の斜線で示めされた周辺域はほぼ密閉構造
に作られて粉塵等の影響が少ないようになっている。
れて、搬入棟72に搬送される。そして、Y−Y方向に
移動するコンベアにより、左右2列の投入筒74から列
状になって貯倉71内に投入される。貯倉71内に投入
された石炭cは、図6に示すように投入口75に対応す
る位置を2つの稜線tとする2つ山形の堆積層Cを床面
84上に形成する。図6で詳しくは示されていないが投
入口75は投入時以外は閉鎖され、搬入装置73を囲ん
だ搬入棟72の斜線で示めされた周辺域はほぼ密閉構造
に作られて粉塵等の影響が少ないようになっている。
【0020】このような構成の本発明実施例の動作を、
図6に示された石炭サイロ7の防火に適用した場合を例
示して次に説明する。給水管20に接続された4個の散
水ヘッド1は、前述のように石炭サイロ7の貯倉71の
天井83の所定位置に間隔を空けて取り付けられてい
る。そこで、例えば貯倉71に堆積された石炭cの自然
発火を防止するために、一定時間毎に給水管20の一次
側に接続された元弁が自動又は手動で開かれる。
図6に示された石炭サイロ7の防火に適用した場合を例
示して次に説明する。給水管20に接続された4個の散
水ヘッド1は、前述のように石炭サイロ7の貯倉71の
天井83の所定位置に間隔を空けて取り付けられてい
る。そこで、例えば貯倉71に堆積された石炭cの自然
発火を防止するために、一定時間毎に給水管20の一次
側に接続された元弁が自動又は手動で開かれる。
【0021】元弁が開栓されると、給水管20から加圧
水wが送られて、散水ヘッド1の入口に設けられた3個
の扇形の流入口26から本体2内に流入する。本体2の
内部に流入した加圧水wの大部分は、シャフト4に沿い
実線矢印のように流れて近投用の環状の散水口H2 から
流出する。流出した加圧水wは出口のコーン5の傾斜面
に沿って、第2デフレクタ6の周辺部に投射される。そ
して、投射された加圧水wが周辺部の放射状のスリット
62に分散されて、ヘッド1の真下付近を中心にほぼ円
形の均一な散水パターンp2 が描かれる(図9参照)。
水wが送られて、散水ヘッド1の入口に設けられた3個
の扇形の流入口26から本体2内に流入する。本体2の
内部に流入した加圧水wの大部分は、シャフト4に沿い
実線矢印のように流れて近投用の環状の散水口H2 から
流出する。流出した加圧水wは出口のコーン5の傾斜面
に沿って、第2デフレクタ6の周辺部に投射される。そ
して、投射された加圧水wが周辺部の放射状のスリット
62に分散されて、ヘッド1の真下付近を中心にほぼ円
形の均一な散水パターンp2 が描かれる(図9参照)。
【0022】また、本体2内の周辺部付近の一部の加圧
水wは、第1デフレクタ3により流れを水平方向に変え
て左右の散水口H11とH12から流出する。第1デフレク
タ3に沿って流出する加圧水wは切欠溝27,28の深
さD1 ,D2 と切込角θ1 ,θ2 の形状に対応して、扇
形を描きながら層状になって堆積層Cの左右の山側と谷
側に投射される。散水口H11とH12から外側に放出され
る加圧水wの到達距離は、第1デフレクタ3との接面距
離L(図8)に対応し、この距離が長ければ長い程、加
圧水wは水平方向に勢いづけられ、遠方へと散水される
ことになる。このため、切欠溝27,28がフレーム本
体の全周にわたってあるような場合の、この方形状の上
部デフレクタ3によって散水される形状は、その方形状
に対応した方形状となり、かつその中央部には散水され
ない領域がある。
水wは、第1デフレクタ3により流れを水平方向に変え
て左右の散水口H11とH12から流出する。第1デフレク
タ3に沿って流出する加圧水wは切欠溝27,28の深
さD1 ,D2 と切込角θ1 ,θ2 の形状に対応して、扇
形を描きながら層状になって堆積層Cの左右の山側と谷
側に投射される。散水口H11とH12から外側に放出され
る加圧水wの到達距離は、第1デフレクタ3との接面距
離L(図8)に対応し、この距離が長ければ長い程、加
圧水wは水平方向に勢いづけられ、遠方へと散水される
ことになる。このため、切欠溝27,28がフレーム本
体の全周にわたってあるような場合の、この方形状の上
部デフレクタ3によって散水される形状は、その方形状
に対応した方形状となり、かつその中央部には散水され
ない領域がある。
【0023】ところで、左右の散水口H11,H12を構成
する切欠溝27,28の深さは、前記のようにD1 <D
2 の関係に選ばれている。したがって、散水口H12から
は多量の加圧水wが投射されて、堆積高さの低い堆積層
Cの谷側に向かって散水幅を広げながら遠方に散水され
る。これに対して、散水口H11の切込角θ1 は、右側の
θ2 より大きく作られている。これは石炭サイロの石炭
が最高積み上げ高さ(図9に点線で示されている)に達
した場合において、消火水が稜線を越えて稜線の裏側に
も確実に散水できるように余裕を持たせて設計されてあ
る。なお、石炭がさほど積まれないなら、谷側の切込角
θと同じでも構わない。したがって、散水口H11,H12
から放出される加圧水wにより、ほぼ一定幅で先端側が
直線状で山側が近く谷側が遠くまで伸びた長方形の遠投
用の2つの散水パターンp1 とp3 が上部デフレクタ3
の前後に隙間を空けて形成される(同じく図9参照)。
する切欠溝27,28の深さは、前記のようにD1 <D
2 の関係に選ばれている。したがって、散水口H12から
は多量の加圧水wが投射されて、堆積高さの低い堆積層
Cの谷側に向かって散水幅を広げながら遠方に散水され
る。これに対して、散水口H11の切込角θ1 は、右側の
θ2 より大きく作られている。これは石炭サイロの石炭
が最高積み上げ高さ(図9に点線で示されている)に達
した場合において、消火水が稜線を越えて稜線の裏側に
も確実に散水できるように余裕を持たせて設計されてあ
る。なお、石炭がさほど積まれないなら、谷側の切込角
θと同じでも構わない。したがって、散水口H11,H12
から放出される加圧水wにより、ほぼ一定幅で先端側が
直線状で山側が近く谷側が遠くまで伸びた長方形の遠投
用の2つの散水パターンp1 とp3 が上部デフレクタ3
の前後に隙間を空けて形成される(同じく図9参照)。
【0024】一方、第1デフレクタ3の両端からの放射
水は接面距離Lに対応するので、それぞれ前方に角形の
散布域が投影される。また、この左右の角形の散布域の
手前側には、両散水口H11とH12の切込角θ1 とθ2 を
延長した扇形の散布域の中央に第1デフレクタ3の両端
に相似形の角状の不散布域が投影される。このため、尖
角を突合わせたほぼ楔形の遠投用の基本的な2つの散水
パターンが、第1デフレクタ3の真下の前後に隙間を空
けて形成される。実験結果に基づいてこれらの基本的輪
郭形状の周辺部を曲線で結んだ2つの散水パターンp1
とp3 が、図9に示されている(谷側の散水パターンp
3 だけが太線で示されている)。
水は接面距離Lに対応するので、それぞれ前方に角形の
散布域が投影される。また、この左右の角形の散布域の
手前側には、両散水口H11とH12の切込角θ1 とθ2 を
延長した扇形の散布域の中央に第1デフレクタ3の両端
に相似形の角状の不散布域が投影される。このため、尖
角を突合わせたほぼ楔形の遠投用の基本的な2つの散水
パターンが、第1デフレクタ3の真下の前後に隙間を空
けて形成される。実験結果に基づいてこれらの基本的輪
郭形状の周辺部を曲線で結んだ2つの散水パターンp1
とp3 が、図9に示されている(谷側の散水パターンp
3 だけが太線で示されている)。
【0025】この結果、真下に散水されたほぼ円形の近
投用の散水パターンp2 が、境界域を重ねて前後に散水
される遠投用の2つの散水パターンp1 とp3 の間の隙
間を埋めることになる。よって、散水パターンp1 +p
2 +p3 よりなる曲線で囲まれた帯状の散水パターンP
が形成されて、図7の斜線で示された長方形の防護区域
Sがカバーされる。このようにして、天井83に2列に
取付けられた各4個ずつの散水ヘッド1により、貯倉7
1内に高さが変動して堆積される石炭cの堆積層Cのほ
ぼ全表面に加圧水wを散布することができる。即ち、本
体を中心に(図7のY−Y線と平行な線に対して)両側
に散水される加圧水の散水パターンは、非対称に形成さ
れることとなる。このため、ヘッドの取付位置に制限が
生じても、確実に防護区域をカバーすることができる。
投用の散水パターンp2 が、境界域を重ねて前後に散水
される遠投用の2つの散水パターンp1 とp3 の間の隙
間を埋めることになる。よって、散水パターンp1 +p
2 +p3 よりなる曲線で囲まれた帯状の散水パターンP
が形成されて、図7の斜線で示された長方形の防護区域
Sがカバーされる。このようにして、天井83に2列に
取付けられた各4個ずつの散水ヘッド1により、貯倉7
1内に高さが変動して堆積される石炭cの堆積層Cのほ
ぼ全表面に加圧水wを散布することができる。即ち、本
体を中心に(図7のY−Y線と平行な線に対して)両側
に散水される加圧水の散水パターンは、非対称に形成さ
れることとなる。このため、ヘッドの取付位置に制限が
生じても、確実に防護区域をカバーすることができる。
【0026】因みに、本発明で図6の実施例の仕様を示
せば、以下の通りである。 防護面積 幅4m×長さ15.5m=62m2 標準設計流量 620リットル/min 標準設計圧力 3.5k/cm2 防護形状 山側:ヘッドから2.7m離れた山の稜線を飛び越え、なお かつ、5mまで幅4mを防護 谷側:長手方向10.5m 、幅4mを防護 取付ピッチ 4m
せば、以下の通りである。 防護面積 幅4m×長さ15.5m=62m2 標準設計流量 620リットル/min 標準設計圧力 3.5k/cm2 防護形状 山側:ヘッドから2.7m離れた山の稜線を飛び越え、なお かつ、5mまで幅4mを防護 谷側:長手方向10.5m 、幅4mを防護 取付ピッチ 4m
【0027】また、1個の消火用ヘッド1における散水
口H11,H12とH2 の流量配分は、次の通りである。 遠投部 山側(θ=100 度) 流量:100 リットル/min 谷側(θ=70度) 流量:160 リットル/min 近投部 流量:380 リットル/min 合計流量:640 リットル/min このように防護面積において、一番表面積の小さい山側
部分への散水量を一番少なくし、次に石炭の堆積量の少
ない谷側部分への散水量を山側部分より少しだけ増やし
てある。なお、散水口H11,H12,H2 の大きさは適宜
設定可能で、山側部分の散水量を一番多くしてもよい。
口H11,H12とH2 の流量配分は、次の通りである。 遠投部 山側(θ=100 度) 流量:100 リットル/min 谷側(θ=70度) 流量:160 リットル/min 近投部 流量:380 リットル/min 合計流量:640 リットル/min このように防護面積において、一番表面積の小さい山側
部分への散水量を一番少なくし、次に石炭の堆積量の少
ない谷側部分への散水量を山側部分より少しだけ増やし
てある。なお、散水口H11,H12,H2 の大きさは適宜
設定可能で、山側部分の散水量を一番多くしてもよい。
【0028】散水分布と散水パターンPの実験結果を、
図9に示す。図9の縦軸は高さ、横軸は取付位置からの
水平距離である。図9の実験では、消火用ヘッド1の取
付高さが10mの場合が例示されている。W1 は加圧水
wの最外側の散水軌跡、破線のW2 は近投散水と遠投散
水の仮想的な境界線である。図示のように、堆積層Cの
ほぼ全域が、散水パターンPによってカバーされてい
る。特に、散水口H11から山側に流出した加圧水wによ
って、常時変動する石炭cの堆積層Cがほぼ最高の高さ
に堆積された場合でも稜線tを乗り越えて散水できるよ
うになっている。
図9に示す。図9の縦軸は高さ、横軸は取付位置からの
水平距離である。図9の実験では、消火用ヘッド1の取
付高さが10mの場合が例示されている。W1 は加圧水
wの最外側の散水軌跡、破線のW2 は近投散水と遠投散
水の仮想的な境界線である。図示のように、堆積層Cの
ほぼ全域が、散水パターンPによってカバーされてい
る。特に、散水口H11から山側に流出した加圧水wによ
って、常時変動する石炭cの堆積層Cがほぼ最高の高さ
に堆積された場合でも稜線tを乗り越えて散水できるよ
うになっている。
【0029】例えば、貯倉71内への石炭cの投入量と
搬出量にほぼ一定量の差が生じて、貯倉71内で低い堆
積層Cの堆積状態が継続的に保持されるようなことが発
生する。図9の2点鎖線で示された堆積層Cは、散水軌
跡W内で山側に偏って形成されている。したがって、折
角の散水が無駄になり易い。
搬出量にほぼ一定量の差が生じて、貯倉71内で低い堆
積層Cの堆積状態が継続的に保持されるようなことが発
生する。図9の2点鎖線で示された堆積層Cは、散水軌
跡W内で山側に偏って形成されている。したがって、折
角の散水が無駄になり易い。
【0030】このような場合は、元弁を閉め固定ネジ3
3を緩めて上部デフレクタ3を取付孔32に沿って山側
に摺動してから、再び固定ネジ33で固定する。上部デ
フレクタ3の移動により、上部デフレクタ3の上をすべ
る加圧水wの距離が変化するため散水口H11から山側に
流出する加圧水wの到達距離が増加し、また散水口H12
から谷側に流出する加圧水wの谷側の到達距離が減少す
る。同時に、図8の破線のように通水孔31とシャフト
4との相対位置が変化し、近投用の散水口H2から山側
と谷側に投射される加圧水wの流量も同様に増減する。
この結果、散水軌跡Wが山側に移行されて、堆積層Cと
散水軌跡Wの偏りを補償することが可能になる。
3を緩めて上部デフレクタ3を取付孔32に沿って山側
に摺動してから、再び固定ネジ33で固定する。上部デ
フレクタ3の移動により、上部デフレクタ3の上をすべ
る加圧水wの距離が変化するため散水口H11から山側に
流出する加圧水wの到達距離が増加し、また散水口H12
から谷側に流出する加圧水wの谷側の到達距離が減少す
る。同時に、図8の破線のように通水孔31とシャフト
4との相対位置が変化し、近投用の散水口H2から山側
と谷側に投射される加圧水wの流量も同様に増減する。
この結果、散水軌跡Wが山側に移行されて、堆積層Cと
散水軌跡Wの偏りを補償することが可能になる。
【0031】石炭cの堆積量が極端に少なく、堆積層C
と散水軌跡W1 に著しい差が生じる場合も起り得る。こ
のときは下部デフレクタ6をシャフト4から外して、そ
の代りに大きさの異なるデフレクタをそこに付けてもよ
いし、また固定ネジ33を外して、別の上部デフレクタ
3に交換してもよい。また、給水管20の元弁を絞っ
て、給水量を減らす。このようにして、本発明の消火用
ヘッド1により、効果的な散水が行われる。このよう
に、本発明では、デフレクタを動かせるようにしたの
で、散水範囲を動かすことができる。このため消火用ヘ
ッドを設置した時に、設計ミス等で防護区域と散水範囲
が対応しない時には、デフレクタを移動又はデフレクタ
を交換することにより防護区域を確実にカバーすること
ができる。
と散水軌跡W1 に著しい差が生じる場合も起り得る。こ
のときは下部デフレクタ6をシャフト4から外して、そ
の代りに大きさの異なるデフレクタをそこに付けてもよ
いし、また固定ネジ33を外して、別の上部デフレクタ
3に交換してもよい。また、給水管20の元弁を絞っ
て、給水量を減らす。このようにして、本発明の消火用
ヘッド1により、効果的な散水が行われる。このよう
に、本発明では、デフレクタを動かせるようにしたの
で、散水範囲を動かすことができる。このため消火用ヘ
ッドを設置した時に、設計ミス等で防護区域と散水範囲
が対応しない時には、デフレクタを移動又はデフレクタ
を交換することにより防護区域を確実にカバーすること
ができる。
【0032】つまり、防護区域と散水範囲のズレが小さ
いときはデフレクタを移動し、やや大きいズレのときは
デフレクタを交換するだけでヘッド全体を交換する必要
は無い。そして、両者のズレが著しく大きいときだけ、
消火用ヘッド1の全体を交換する。即ち、本発明によれ
ば、防護区域と散水範囲の大,中,小の3態様のズレに
対して、各態様に適した対応策で対処できる特長があ
る。この場合、取付孔32の長孔を、十字状にしてもよ
い。取付孔32を十字状に変えれば、デフレクタを二次
元的に移動でき一層効果的になる。
いときはデフレクタを移動し、やや大きいズレのときは
デフレクタを交換するだけでヘッド全体を交換する必要
は無い。そして、両者のズレが著しく大きいときだけ、
消火用ヘッド1の全体を交換する。即ち、本発明によれ
ば、防護区域と散水範囲の大,中,小の3態様のズレに
対して、各態様に適した対応策で対処できる特長があ
る。この場合、取付孔32の長孔を、十字状にしてもよ
い。取付孔32を十字状に変えれば、デフレクタを二次
元的に移動でき一層効果的になる。
【0033】なお、上述の実施例では石炭サイロの防火
用の散水に適用した場合を例示して説明したが、本発明
を普通のスプリンクラーヘッドに適用してもよく、ヘッ
ド取付後にヘッドの下に衝立等が置かれて、ヘッドに死
角領域が存在する場合には、スプリンクラーヘッドのデ
フレクタを移動又は交換してビル内の事務所の床面上に
設置された衝立等の固定的な障害壁を越えてその死角領
域を少なくすることができる。
用の散水に適用した場合を例示して説明したが、本発明
を普通のスプリンクラーヘッドに適用してもよく、ヘッ
ド取付後にヘッドの下に衝立等が置かれて、ヘッドに死
角領域が存在する場合には、スプリンクラーヘッドのデ
フレクタを移動又は交換してビル内の事務所の床面上に
設置された衝立等の固定的な障害壁を越えてその死角領
域を少なくすることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は、上部に給水管と接続される
接続手段を有する本体と、該本体に取付けられて前記給
水管から本体を介して供給された消火用の加圧水を投射
して散水するためのデフレクタとを備えた消火用ヘッド
において、前記本体に取付けられるデフレクタに取付用
ネジが挿通される長孔を設けて、該長孔に挿通された取
付用ネジにより前記デフレクタを本体に摺動可能に取付
けて消火ヘッドを構成した。
接続手段を有する本体と、該本体に取付けられて前記給
水管から本体を介して供給された消火用の加圧水を投射
して散水するためのデフレクタとを備えた消火用ヘッド
において、前記本体に取付けられるデフレクタに取付用
ネジが挿通される長孔を設けて、該長孔に挿通された取
付用ネジにより前記デフレクタを本体に摺動可能に取付
けて消火ヘッドを構成した。
【0035】また、この発明は、給水管と接続される接
続手段を有する本体と、この本体の下部に取付けられて
給水管から本体を介して供給された消火用の加圧水を散
水するための下部デフレクタとを備えた消火用ヘッドに
おいて、本体内部に流入した加圧水を、下部デフレクタ
へ流出させる通水孔を有する上部デフレクタを本体に摺
動可能に取付けて消火用ヘッドを構成した。
続手段を有する本体と、この本体の下部に取付けられて
給水管から本体を介して供給された消火用の加圧水を散
水するための下部デフレクタとを備えた消火用ヘッドに
おいて、本体内部に流入した加圧水を、下部デフレクタ
へ流出させる通水孔を有する上部デフレクタを本体に摺
動可能に取付けて消火用ヘッドを構成した。
【0036】この発明によれば、上記のように1個の消
火用ヘッドで遠投用と近投用の散水が可能で、しかも全
体でほぼ幅が一定な帯状の散水パターンを形成すること
ができる。したがって、近投用と遠投用の2つの消火用
ヘッドを併設した従来のように取付作業が面倒になるこ
ともなく、消火用ヘッドを安価なコストで設置すること
もできる。
火用ヘッドで遠投用と近投用の散水が可能で、しかも全
体でほぼ幅が一定な帯状の散水パターンを形成すること
ができる。したがって、近投用と遠投用の2つの消火用
ヘッドを併設した従来のように取付作業が面倒になるこ
ともなく、消火用ヘッドを安価なコストで設置すること
もできる。
【0037】しかも、左右の散水口の形状をかえること
で左右の散水形状を異なるようにしたので、例えば山積
み石炭の頂点の延長上に投入口を設けた石炭サイロ場合
にもそのまま適用することができる。特に、上部デフレ
クタを本体に摺動可能に取付けたので、この上部デフレ
クタを摺動させることにより散水パターンや散水分布を
変化させて効果的な散水を実施することもできる。
で左右の散水形状を異なるようにしたので、例えば山積
み石炭の頂点の延長上に投入口を設けた石炭サイロ場合
にもそのまま適用することができる。特に、上部デフレ
クタを本体に摺動可能に取付けたので、この上部デフレ
クタを摺動させることにより散水パターンや散水分布を
変化させて効果的な散水を実施することもできる。
【0038】よって、本発明によれば、散水距離が調整
可能で極めて取扱易く、しかも必要があればデフレクタ
を交換できるように構成して常時堆積量を変化させなが
ら特殊な堆積断面形状を形成する石炭サイロ等の散水に
適する消火用ヘッドを提供することができる。
可能で極めて取扱易く、しかも必要があればデフレクタ
を交換できるように構成して常時堆積量を変化させなが
ら特殊な堆積断面形状を形成する石炭サイロ等の散水に
適する消火用ヘッドを提供することができる。
【図1】この発明の実施例の構成を示す半截断面図であ
る。
る。
【図2】図1の上面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】図1のA−Aの断面図である。
【図5】この発明の実施例の上部デフレクタの構成説明
図である。
図である。
【図6】この発明の適用例の構成説明図である。
【図7】この発明の実施例の動作説明図で、(a) は平面
図、(b) は側面図である。
図、(b) は側面図である。
【図8】この発明の実施例の遠投の散水動作を示す平面
図である。
図である。
【図9】この発明の実施例の散水パターンと散水分布図
である。
である。
1 消火用ヘッド
2 消火用ヘッドの本体
3 上部デフレクタ(板状部材)
4 シャフト
5 コーン
6 下部デフレクタ
7 石炭サイロ
20 給水管
26 流入孔
27,28 切欠溝
31 通水孔
32 取付孔
33 固定ネジ
62 スリット
71 貯倉
72 搬入棟
73 搬入装置
75 投入口
83 天井
84 床面
C 石炭の堆積層
D1 ,D2 溝の深さ
H2 近投用の散水口
H11,H12 遠投用の散水口
L 接面距離
p 散水パターン
P 散水パターン
S 防護区域
t 稜線
w 加圧水(消火水)
W1 最外側の散水軌跡
W2 仮想的な境界線
θ1 ,θ2 切込角
Claims (2)
- 【請求項1】 上部に給水管と接続される接続手段を有
する本体と、該本体に取付けられて前記給水管から本体
を介して供給された消火用の加圧水を投射して散水する
ためのデフレクタとを備えた消火用ヘッドにおいて、 前記本体に取付けられるデフレクタに取付用ネジが挿通
される長孔を設けて、該長孔に挿通された取付用ネジに
より前記デフレクタを本体に摺動可能に取付たことを特
徴とする消火用ヘッド。 - 【請求項2】 給水管と接続される接続手段を有する本
体と、該本体に取付けられて前記給水管から本体を介し
て供給された消火用の加圧水を散水するための下部デフ
レクタとを備えた消火用ヘッドにおいて、 前記本体内部に流入した加圧水を、前記下部デフレクタ
へ流出させる通水孔を有する上部デフレクタを前記本体
に 摺動可能に取付けたことを特徴とする消火用ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07565695A JP3390894B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 消火用ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07565695A JP3390894B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 消火用ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08266941A JPH08266941A (ja) | 1996-10-15 |
| JP3390894B2 true JP3390894B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=13582506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07565695A Expired - Fee Related JP3390894B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 消火用ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3390894B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200460044Y1 (ko) * | 2011-11-11 | 2012-04-27 | 김유겸 | 소화약제 분사헤드 |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP07565695A patent/JP3390894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08266941A (ja) | 1996-10-15 |
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