JP3375561B2 - 通信評価システム - Google Patents

通信評価システム

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JP3375561B2
JP3375561B2 JP03953599A JP3953599A JP3375561B2 JP 3375561 B2 JP3375561 B2 JP 3375561B2 JP 03953599 A JP03953599 A JP 03953599A JP 3953599 A JP3953599 A JP 3953599A JP 3375561 B2 JP3375561 B2 JP 3375561B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信評価システムに
関し、例えば、プロトコルに従う通信が正常に行われる
か否かを検証(評価)するシステムに適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、マイクロコンピュータ(以下
「マイコン」と略称する)等を用いて、プロトコルに従
う通信を実現する場合に、そのマイコン等に書き込む新
たに設計したプロトコルの制御手順(ソフトウェア)が
正しく記述され、プロトコルに従う通信が正常に行われ
るか否かを検証(評価)するシステムとしては、従来、
図2に示すものがある。
【0003】図2において、新たに設計したソフトウェ
アである、通信プロトコルの制御手順が記述された第1
の通信プロトコル情報1が、同系列である第1の通信プ
ロトコル実行手段3に与えられ、同様に、第2の通信プ
ロトコル情報2が第2の通信プロトコル実行手段5に与
えられると、これら第1及び第2の通信プロトコル情報
1及び2に基づいて、第1の通信プロトコル実行手段3
と第2の通信プロトコル実行手段5との間でプロトコル
に従う通信が実行される。
【0004】ここで、第1の通信プロトコル実行手段3
では、自己が行った内部の動作及び又は外部に対する動
作の情報が、その動作が行われる度に又はその動作の中
で評価上ポイントとなる動作が行われる度に、第1のト
レース情報記憶手段7に出力され、第1のトレース情報
記憶手段7ではこれらの動作情報が順次蓄積される。
【0005】一方、第2の通信プロトコル実行手段5で
も同様に、第2のトレース情報記憶手段9に動作情報が
順次蓄積される。なお、本明細書では、この順次蓄積さ
れた一連の動作情報群を「トレース情報」ともいう。
【0006】このように、第1のトレース情報記憶手段
7と第2のトレース情報記憶手段9とに蓄積された双方
のトレース情報に基づいて、ソフトウェアの設計者は、
設計したソフトウェアが正しく記述され、目的のプロト
コルに従う通信が正常に行われたか否かを評価すること
になる。
【0007】一方、正常状態の評価だけではなく、異常
状態の評価も重要な評価項目の一つである。なぜなら、
この異常状態の動作に思いも付かないバグを有すること
が多いからである。従来、この異常状態、すなわち、通
信路に障害が発生した場合の評価については、作成した
ソフトウェアに擬似的な通信路障害を発生させるプログ
ラムを追加して評価する方法や、通信路に実際にノイズ
等の物理的な障害を起こして評価する方法等があった。
【0008】なお、前述の説明では、「ソフトウェア」
という言葉を用いて、マイコン等に書き込まれるプログ
ラムを抽象的に表現したが(なお、マイコンであれば
「ファームウェア」ともいう)、プログラム言語の種類
は特に限定することなく、例えばC言語やアセンブラ言
語等、もちろん機械語であっても良い。但し、C言語や
アセンブラ言語等の機械語よりも高級な言語である場合
には、その言語を機械語に変換するためのコンパイラ
を、第1の通信プロトコル情報1及び第1の通信プロト
コル実行手段3間と、第2の通信プロトコル情報2及び
第2の通信プロトコル実行手段5間とに設けるか、この
ようなコンパイラ機能を第1及び第2の通信プロトコル
実行手段3及び5が有する必要がある。
【0009】また、補足的な説明ではあるが、このよう
な実行評価を行うための専用の通信プロトコル実行手段
(なお、このような手段を「エミュレータ」ともいう)
を用いることなく、作成したソフトウェアを直接マイコ
ン等に書き込んで評価した場合には、ブラックボックス
であるマイコンの内部でどのような動作が行われている
のか分からなく、外部に対する動作の評価しか行えな
い。また、外部に対する動作も、そのマイコンの各入出
力ピンの信号をディジタルアナライザやオシロスコープ
等で1ピンずつ評価しなければならず、評価に多大な手
間がかかることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の通信評価システムでは、第1のトレース情報記
憶手段7に蓄積された動作情報群と、第2のトレース情
報記憶手段9に蓄積された動作情報群とを個別に解析し
なくてはならないので、特に第1の通信プロトコル実行
手段3と第2の通信プロトコル実行手段5の間で連動し
て行われるプロトコル通信の場合には、これら双方の動
作情報群を比較しながら解析しなければならなく、解析
作業が面倒で手間がかかり、また、誤った解析が行われ
る可能性もあるという課題があった。
【0011】また、異常状態である通信路障害の評価
で、ソフトウェアに擬似的な通信路障害を発生させるプ
ログラムを追加する場合には、そのソフトウェアの処理
モード(例えばポーリングモードや割り込み等のイベン
トモード)にもよるが、その追加したプログラムによっ
て本来現れるはずのバグが現れなかったり、またその逆
のパターンもあり、実際に書き込むソフトウェアの動作
が変化し、評価上非常に好ましくないという課題があっ
た。
【0012】さらに、異常状態である通信路障害の評価
で、通信路に実際にノイズ等の物理的な障害を起こして
評価する場合には、第1のトレース情報記憶手段7と第
2のトレース情報記憶手段9とに蓄積された動作情報群
のどの情報部分が、起こした障害の内容又はタイミング
に対して、どのように関係しているのかが分かりにくい
という課題があった。
【0013】なお、前述の課題の説明では、プロトコル
の通信を行う場合に基づいて説明したが、第1の通信プ
ロトコル実行手段3と第2の通信プロトコル実行手段5
の間で連動して行われる通信であれば、プロトコルの通
信に限定することなく同様な課題を有する。
【0014】また、前述の課題の説明では、マイコン等
を用いてプロトコル通信を実現し、新たに作成したソフ
トウェアを評価する場合に基づいて説明したが、ソフト
ウェアに限定することなくハードウェア的に通信を行う
場合であっても、そのハードウェアの内部の動作及び又
は外部に対する動作の情報が、各系列毎(なお、ここで
いう「系列」とは、従来技術の説明で区別した「第1」
と「第2」に対応する系列をいう)に出力されるもので
あれば、同様な課題を有する。
【0015】そのため、効率良く、正確に通信の評価を
行うことができる通信評価システムが求められていた。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、新たに設計された構成要素を有する複数
の通信手段間で行う通信を評価する通信評価システムに
おいて、(1)時間情報を発生する時間情報発生手段
と、(2)前記各通信手段で動作が行われると、その動
作情報に、前記時間情報発生手段が発生した時間情報を
付して蓄積する、前記各通信手段に対応して設けられる
複数の動作情報記憶手段と、(3)前記複数の動作情報
記憶手段が蓄積した複数の動作情報群を、各動作情報に
付された時間情報に基づいて、同一時間軸上に統合する
動作情報統合手段と、(4)前記動作情報統合手段が統
合した動作情報群に基づいて、通信動作を解析する通信
動作解析手段と、(5)通信路に対して発生させる擬似
的な障害のスケジュール情報を記憶する障害スケジュー
ル情報記憶手段と、(6)前記障害スケジュール情報記
憶手段が記憶する障害のスケジュール情報と、前記時間
情報発生手段が発生する時間情報とに基づいて、発生通
信路に対して障害を発生させる障害発生手段とを有し、
(7)前記動作情報統合手段は、前記障害スケジュール
情報が記憶する障害のスケジュール情報を、前記複数の
動作情報記憶手段が蓄積した複数の動作情報群と共に、
同一時間軸上に統合することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】(A) 第1の実施形態 以下、本発明による通信評価システムを、マイコン等を
用いてプロトコルに従う通信を実現する場合に、そのマ
イコン等に書き込む新たに設計したソフトウェアが正し
く記述され、プロトコルに従う通信が正常に行われるか
否かを検証(評価)するシステムに適用した第1の実施
形態について、図面を参照しながら詳述する。
【0018】(A−1) 構成の説明 図1は、この実施形態の通信評価システムの構成を示す
ブロック図である。図1において、この通信評価システ
ムは、第1の通信プロトコル情報1と、第2の通信プロ
トコル情報2と、第1の通信プロトコル実行手段3と、
第2の通信プロトコル実行手段5と、時間情報発生手段
6と、第1のトレース情報記憶手段7と、第2のトレー
ス情報記憶手段9と、トレース情報統合手段10と、統
合トレース情報11と、通信動作解析手段12と、解析
結果情報13とを有する。なお、図1において、従来の
構成例を示した図2と対応する同様な構成要素には、同
一の名称及び符号を付して示している。
【0019】第1の通信プロトコル情報1と第2の通信
プロトコル情報2は、新たに設計された、通信プロトコ
ルの動作手順が記述されたソフトウエアであり、この実
施形態における評価対象となるものである。なお、第1
の通信プロトコル情報1は第1の通信プロトコル実行手
段3に与えられ、第2の通信プロトコル情報2は第2の
通信プロトコル実行手段5に与えられる。
【0020】第1の通信プロトコル実行手段3は、与え
られた第1の通信プロトコル情報1に基づいて、第2の
通信プロトコル実行手段5に対しプロトコルに従う通信
を実行するものである。また、自己が実行した内部の動
作及び又は外部に対する動作の情報を、その動作が行わ
れる度に又はその動作の中で評価上ポイントとなる動作
が行われる度に、第1のトレース情報記憶手段7に出力
するものである。
【0021】第2の通信プロトコル実行手段5は、与え
られた第2の通信プロトコル情報2に基づいて、第1の
通信プロトコル実行手段3に対しプロトコルに従う通信
を実行するものである。また、自己が実行した内部の動
作及び又は外部に対する動作の情報を、その動作が行わ
れる度に又はその動作の中で評価上ポイントとなる動作
が行われる度に、第2のトレース情報記憶手段9に出力
するものである。
【0022】なお、この実施形態の説明でも「ソフトウ
ェア」という言葉を用いて、マイコン等に書き込まれる
プログラムを抽象的に表現するが(なお、マイコンであ
れば「ファームウェア」ともいう)、プログラム言語の
種類に特に限定することはなく、例えばC言語やアセン
ブラ言語、もちろん機械語であっても良いことは従来技
術の説明と同様である。すなわち、C言語やアセンブラ
言語等の機械語よりも高級な言語である場合には、その
言語を機械語に変換するためのコンパイラを、第1の通
信プロトコル情報1及び第1の通信プロトコル実行手段
3間と、第2の通信プロトコル2及び第2の通信プロト
コル実行手段5間とに設けるか、このようなコンパイラ
機能を双方の通信プロトコル実行手段3及び5が有する
必要がある。
【0023】時間情報発生手段6は、例えばカウンタ等
の時間をカウントするものであり、カウントした時間情
報を、第1のトレース情報記憶手段7と第2のトレース
情報記憶手段9に与えるものである。なお、この時間情
報発生手段6は、この実施形態の通信評価システムが評
価する一連の通信動作に対して、十分な時間をカウント
できるものとする。
【0024】第1のトレース情報記憶手段7は、第1の
通信プロトコル実行手段3から動作情報が与えられる
と、その動作情報に、時間情報発生手段6からその時与
えられた時間情報を付して、順次蓄積するものである。
【0025】第2のトレース情報記憶手段9は、第2の
通信プロトコル実行手段5から動作情報が与えられる
と、その動作情報に、時間情報発生手段6からその時与
えられた時間情報を付して、順次蓄積するものである。
【0026】なお、第1のトレース情報記憶手段7と第
2のトレース情報記憶手段9において、このように順次
蓄積された一連の動作情報群を「トレース情報」ともい
う。
【0027】トレース情報統合手段10は、第1のトレ
ース情報記憶手段7と第2のトレース情報記憶手段9が
記憶した双方のトレース情報を、各動作情報に付された
時間情報に基づいて同一時間軸上に統合(結合)し、そ
の統合トレース情報11を通信動作解析手段12に与え
るものである。ここで、統合トレース情報11には、第
1の通信プロトコル実行手段3と第2の通信プロトコル
実行手段5のどちらが行ったトレース情報であるのかが
分かるように、各動作情報毎に識別情報も付されるもの
とする。
【0028】通信動作解析手段12は、統合トレース情
報記憶手段11が記憶する統合トレース情報に基づい
て、目的のプロトコルに従う通信が正常に行われたか否
かを解析するものである。なお、解析した結果である解
析結果情報13はソフトウェア等の設計者に出力され、
設計者は、この解析結果情報13を参照するだけで、新
たに設計したソフトウェアが正しく記述され、目的のプ
ロトコルに従う通信が正常に行われたか否か、さらに、
通信が正常に行われない場合には、どの動作部分で正常
に行われなかったのかが、簡単に分かるようになる。
【0029】(A−2) 動作の説明 次に、このような構成を有する通信評価システムの動作
について、図1、図3及び図4を参照しながら説明す
る。なお、説明を容易にするために、通信動作をトレー
スするシステム部分aと、通信動作を解析するシステム
部分bとに分けて説明する(図1参照)。
【0030】(A−2−1) 通信動作をトレースする
システム部分aについて 通信動作のトレース開始に先立ち、第1の通信プロトコ
ル情報1が第1の通信プロトコル実行手段3に、第2の
通信プロトコル情報2が第2の通信プロトコル実行手段
5に与えられ、時間情報発生手段6の初期化設定が行わ
れる。
【0031】その後、時間情報発生手段6が時間のカウ
ントを開始すると共に、第1の通信プロトコル実行手段
3と第2の通信プロトコル実行手段5との間でプロトコ
ルに従う通信が実行される。
【0032】ここで、第1の通信プロトコル実行手段3
では、自己が実行した内部の動作及び又は外部に対する
動作の情報が、その動作が行われる度に又はその動作の
中で評価上ポイントとなる動作が行われる度に、第1の
トレース情報記憶手段7に出力され、一方、第2の通信
プロトコル実行手段5でも同様に、第2のトレース情報
記憶手段9に動作情報が出力される。また、時間情報発
生手段6がカウントした時間情報は、第1のトレース情
報記憶手段7と第2のトレース情報記憶手段9に出力さ
れる。
【0033】さらに、第1のトレース情報記憶手段7で
は、第1の通信プロトコル実行手段3から動作情報が与
えられると、その動作情報に、時間情報発生手段6から
その時与えられた時間情報を付して蓄積され、第1の通
信プロトコル実行手段3のトレース情報が記憶されるこ
とになる。一方、第2のトレース情報記憶手段9でも同
様に、第2の通信プロトコル実行手段5のトレース情報
が記憶されることになる。
【0034】例えば、図3は、第1の通信プロトコル実
行手段3からの動作情報が、時間情報発生手段6からの
時間情報を付されて、第1のトレース情報記憶手段7に
蓄積される動作イメージを示す図である。なお、図3に
おいては、内部の動作を「状態」、外部に対する動作を
「動作」として表記し、また、これら各動作を示す情報
をコード化(「C4」や「G8」など)して示してい
る。また、時間情報発生手段6のカウンタ値が3桁のも
のを示したが、前述したように、一連の通信動作を評価
するのに十分な時間をカウントできるのであれば、この
桁数は何桁でも勿論良い。
【0035】(A−2−2) 通信動作を解析するシス
テム部分bについて 第1のトレース情報記憶手段7と第2のトレース情報記
憶手段9が記憶する双方のトレース情報は、トレース情
報統合手段10によって、その双方のトレース情報の各
動作情報に付された時間情報に基づいて同一時間軸上に
統合されて統合トレース情報11が生成される。
【0036】さらに、通信動作解析手段12では、生成
された統合トレース情報11に基づいて、プロトコルに
従う通信が正常に行われたか否かが解析されて、その解
析結果である解析結果情報13がソフトウェア等の設計
者に出力されることになる。
【0037】例えば、図4は、第1のトレース情報記憶
手段7と第2のトレース情報記憶手段9が記憶する双方
のトレース情報が、トレース情報統合手段10によって
同一時間軸上に統合される動作イメージを示す図であ
る。なお、図4においても、前述した図3と同様な表記
をし、さらに、第1の通信プロトコル実行手段3と第2
の通信プロトコル実行手段5の内のどちらが行った動作
情報であるかを示す識別情報として、「方向」項目に
「1」又は「2」のコードを付して示している。
【0038】(A−3) 効果の説明 以上のように、第1の実施形態によれば、(1)時間情
報を発生する時間情報発生手段6と、(2)第1の通信
プロトコル実行手段3から与えられた動作情報に、時間
情報発生手段6からの時間情報を付して順次蓄積する第
1のトレース情報記憶手段7と、(3)第2の通信プロ
トコル実行手段5から与えられた動作情報に、時間情報
発生手段6からの時間情報を付して順次蓄積する第2の
トレース情報記憶手段9と、(4)第1のトレース情報
記憶手段7と第2のトレース情報記憶手段9が蓄積した
双方の時間情報群(トレース情報)を同一時間軸上に統
合するトレース情報統合手段10とを有するので、第1
の通信プロトコル実行手段3と第2の通信プロトコル実
行手段5の間で連動して行われるプロトコル通信を解析
する場合であっても、トレース情報統合手段10が統合
した統合トレース情報11に基づいて連動した解析がで
き、解析作業が容易かつ正確になり、作業効率と作業の
見通しが向上し、評価が効率良く、正確に、また計画的
に行えるようになる。
【0039】また、第1の実施形態によれば、(5)統
合トレース情報11に基づいて通信動作を解析し、その
解析情報をソフトウェア等の設計者に出力する通信動作
解析手段12を有するので、設計者は解析作業が不要に
なり、さらに評価が効率良く、正確に行えるようにな
る。
【0040】(B) 第2の実施形態 以下、本発明による通信評価システムを、マイコン等を
用いてプロトコルに従う通信を実現する場合に、そのマ
イコン等に書き込む新たに設計したソフトウェアが正し
く記述され、プロトコルに従う通信が正常に行われるか
否かを検証(評価)するシステムに適用した第2の実施
形態について、図面を参照しながら詳述する。
【0041】(B−1) 構成の説明 図5は、この実施形態の通信評価システムの構成を示す
ブロック図である。図5において、この通信評価システ
ムは、第1の通信プロトコル情報1と、第2の通信プロ
トコル情報2と、第1の通信プロトコル実行手段3と、
通信エラー発生手段4と、第2の通信プロトコル実行手
段5と、時間情報発生手段6と、第1のトレース情報記
憶手段7と、エラースケジュール情報記憶部8と、第2
のトレース情報記憶手段9と、トレース情報統合手段1
0と、統合トレース情報11と、通信動作解析手段12
と、解析結果情報13とを有する。なお、図5におい
て、第1の実施形態の構成を示した図1と対応する同様
な構成要素には同一の名称及び符号を付し、その構成要
素については説明を省略する。従って、通信エラー発生
手段4とエラースケジュール記憶手段8とについて説明
する。
【0042】通信エラー発生手段4は、時間情報発生手
段6から与えられた時間情報に同期して、エラースケジ
ュール記憶手段8が記憶するエラーのスケジュールを参
照し、このスケジュールに基づいて通信路に対し擬似的
なエラーを発生させるものである。
【0043】ここで、図6(A)は通信エラー発生手段
4の詳細構成を示すブロック図である。図6(A)に示
すように、この通信エラー発生手段4は、通信路の信号
を加工する回路部4−1と、時間情報発生手段6からの
時間情報に同期してエラースケジュール記憶手段8のス
ケジュールを参照し、そのスケジュールに基づいて回路
部4−1を制御する制御部4−2とを有する。
【0044】エラースケジュール記憶手段8は、時間情
報発生手段6から出力される時間情報に基づいて、通信
路に対しどのようなエラーを発生させるかを示す、エラ
ーのスケジュールを記憶するものである。
【0045】(B−2) 動作の説明 次に、このような構成を有する通信評価システムの動作
について、第1の実施形態と異なる点を中心に、図5〜
図9を参照しながら説明する。なお、説明を容易にする
ために、この実施形態においても、通信動作をトレース
するシステム部分aと通信動作を解析するシステム部分
bとに分けて説明する(図5参照)。
【0046】(B−2−1) 通信動作をトレースする
システム部分aについて 通信動作のトレース開始に先立ち、第1の通信プロトコ
ル情報1が第1の通信プロトコル実行手段3に、第2の
通信プロトコル情報2が第2の通信プロトコル実行手段
5に与えられ、時間情報発生手段6の初期化設定が行わ
れる。
【0047】その後、時間情報発生手段6が時間のカウ
ントを開始すると共に、第1の通信プロトコル実行手段
3と第2の通信プロトコル実行手段5との間でプロトコ
ルに従う通信が実行される。
【0048】ここで、第1の通信プロトコル実行手段3
では、自己が実行した内部の動作及び又は外部に対する
動作の情報が、その動作が行われる度に又はその動作の
中で評価上ポイントとなる動作が行われる度に、第1の
トレース情報記憶手段7に出力され、一方、第2の通信
プロトコル実行手段5でも同様に、第2のトレース情報
記憶手段9に動作情報が出力される。また、時間情報発
生手段6がカウントした時間情報は、第1のトレース情
報記憶手段7と第2のトレース情報記憶手段9と通信エ
ラー発生手段4とに出力される。
【0049】さらに、通信エラー発生手段4では、時間
情報発生手段6から与えられた時間情報に同期して、エ
ラースケジュール記憶手段8が記憶するエラーのスケジ
ュールが参照され、このスケジュールに基づいて通信路
に対し擬似的なエラーが発生される。例えば、図6
(B)は、通信路に対して回路部4−1が行う動作を示
す表図である。図6(B)において、時間情報発生手段
6からの時間情報に同期してエラースケジュールを参照
し、このエラースケジュール基づき、強制的に通信路
を”H”又は”L”レベルにしたり、またレベルを反転
したりして、通信路に対し擬似的なエラーを発生させる
ことになる。
【0050】例えば、図7は、時間情報に同期してエラ
ースケジュールを参照し、このエラースケジュール基づ
き通信路に対し擬似的なエラーを発生させる動作イメー
ジを示す図である。なお、図7において、「エラー箇
所」とはどの通信路に対しエラーを発生させるかを示す
ものであり、「エラー内容」とは前述したように強制的
に”H”又は”L”レベルにしたりまたレベルを反転し
たりすることを示すものである。
【0051】また、第1のトレース情報記憶手段7で
は、第1の通信プロトコル実行手段3から動作情報が与
えられると、その動作情報に、時間情報発生手段6から
その時与えられた時間情報を付して蓄積され、第1の通
信プロトコル実行手段3のトレース情報が記憶されるこ
とになる。一方、第2のトレース情報記憶手段9でも同
様に、第2の通信プロトコル実行手段5のトレース情報
が記憶されることになる。
【0052】例えば、図8は、第1の通信プロトコル実
行手段3からの動作情報が、時間情報発生手段6からの
時間情報を付されて、第1のトレース情報記憶手段7に
蓄積される動作イメージを示す図である。なお、図8に
おいても、第1の実施形態で示した図3と同様であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0053】(B−2−2) 通信動作を解析するシス
テム部分bについて 第1のトレース情報記憶手段7が記憶するトレース情報
と、第2のトレース情報記憶手段9が記憶するトレース
情報は、エラースケジュール情報記憶部8が記憶するエ
ラーのスケジュールの情報と共に、トレース情報統合手
段10によって、同一時間軸上に統合されて統合トレー
ス情報11が生成される。
【0054】例えば、図9は、第1のトレース情報記憶
手段7と第2のトレース情報記憶手段9が記憶する双方
のトレース情報と、エラースケジュール情報記憶部8が
記憶するエラーのスケジュール情報とが、トレース情報
統合手段10によって同一時間軸上に統合される動作イ
メージを示す図である。なお、図9においても、前述し
た図7及び第1の実施形態で示した図4と同様であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0055】また、通信動作解析手段12では、生成さ
れた統合トレース情報11に基づいて、プロトコルに従
う通信が正常に(擬似的なエラーに対して「正常に」の
意味も含む)行われたか否かが解析されて、その解析結
果である解析結果情報13がソフトウェア等の設計者に
出力されることになる。
【0056】なお、ソフトウェア設計者は、この解析結
果情報13を参照するだけで、新たに設計したソフトウ
ェアが正しく記述され、目的のプロトコルに従う通信が
正常に行われたか否か、さらに、通信が正常に行われな
い場合には、どの動作部分で正常に行われなかったのか
が、簡単に分かるようになる。
【0057】(B−3) 効果の説明 以上のように、第2の実施形態によれば、第1の実施形
態の効果と同様な効果が得られる。すなわち、(1)時
間情報を発生する時間情報発生手段6と、(2)第1の
通信プロトコル実行手段3から与えられた動作情報に、
時間情報発生手段6からの時間情報を付して順次蓄積す
る第1のトレース情報記憶手段7と、(3)第2の通信
プロトコル実行手段5から与えられた動作情報に、時間
情報発生手段6からの時間情報を付して順次蓄積する第
2のトレース情報記憶手段9と、(4)第1のトレース
情報記憶手段7と第2のトレース情報記憶手段9が蓄積
した双方の時間情報群(トレース情報)を同一時間軸上
に統合するトレース情報統合手段10とを有するので、
第1の通信プロトコル実行手段3と第2の通信プロトコ
ル実行手段5の間で連動して行われるプロトコル通信を
解析する場合であっても、トレース情報統合手段10が
統合した統合トレース情報11に基づいて連動した解析
ができ、解析作業が容易かつ正確になり、作業効率と作
業の見通しが向上し、評価が効率良く、正確に、また計
画的に行えるようになる。また、(5)統合トレース情
報11に基づいて通信動作を解析し、その解析情報をソ
フトウェア等の設計者に出力する通信動作解析手段12
を有するので、設計者は解析作業が不要になり、さらに
評価が効率良く、正確に行えるようになる。
【0058】さらに、第2の実施形態によれば、(6)
時間情報発生手段6が発生する時間情報に同期して、通
信路に対し擬似的なエラーを発生させる通信エラー発生
手段4と、(7)時間情報発生手段6が発生する時間情
報に基づき、エラーのスケジュールを記憶するエラース
ケジュール情報記憶手段8と、(8)このエラーのスケ
ジュール情報も統合した統合トレース情報11を作成す
るトレース情報統合手段10とを有するので、異常状態
である通信路障害の評価で、ソフトウェアに擬似的な通
信路障害を発生させるプログラムを追加することなく、
評価上非常に好ましいと共に、エラースケジュールに基
づいて通信路に実際にノイズ等の物理的な障害を起こ
し、その情報も統合トレース情報11に統合するので、
通信路障害に対する評価に対しても、効率良く、正確に
行えるようになる。
【0059】(C) 他の実施形態 前記各実施形態で示した通信は、有線又は無線のどちら
の通信であっても勿論良い。
【0060】また、前記各実施形態では、第1の通信プ
ロトコル実行手段3と第2の通信プロトコル実行手段5
の間で通信を行うものを示したが、2以上の複数の実行
手段間で通信を行うものであっても良い。但し、この場
合には、図4又は図9で示した統合トレース情報の「方
向」項目の箇所に「1」又は「2」以外のコードとして
「3」や「4」・・・のコードが付されることになる。
【0061】さらに、前記各実施形態では、プロトコル
の通信を行うものを示したが、第1の通信プロトコル実
行手段3と第2の通信プロトコル実行手段5の間で連動
して行われる通信であれば、プロトコルの通信以外の一
般的な通信であっても良い。
【0062】さらにまた、前述各実施形態では、マイコ
ン等を用いてプロトコル通信を実現し、新たに作成した
ソフトウェアを評価するものを示したが、ソフトウェア
に限定することなくハードウェア的に通信を行う場合で
あっても、そのハードウェアの内部の動作及び又は外部
に対する動作の情報が、各系列毎(なお、ここでいう
「系列」とは、各実施形態で区別した「第1」と「第
2」に対応する系列をいう)に出力されるものであれ
ば、同様に本発明を適用できる。
【0063】また、前記各実施形態では、設計したソフ
トウェアを実行評価するための専用のプロトコル実行手
段を用いて通信評価を行うものを示したが、設計したソ
フトウェアが保守用として内部の動作情報を出力するプ
ログラムを有するものであれば、このようなプロトコル
実行手段の代わりに実際のマイコン等に直接書き込んだ
ものを用いても良い。
【0064】さらに、前記各実施形態では、時間情報発
生手段6が、第1のトレース情報記憶手段7と第2のト
レース情報記憶手段9とに時間情報を与える方法(な
お、第2の実施形態では通信エラー発生手段4も含む)
については特に明記しなかったが、第1の通信プロトコ
ル実行手段3と第2の通信プロトコル実行手段5の間で
高速な通信が行われ、さらに、無線通信のようにその間
の距離が遠い場合には、いかにして双方のトレース情報
記憶手段7及び9に同時に時間情報を与えるかが重要に
なる。このような場合には、評価環境の影響が少ない評
価専用の有線通信で時間情報を与えれば、より時間差の
ない時間情報を与えることが可能となる。
【0065】また、前記各実施形態で示した構成とは若
干異なってしまうが、同じ品質及び性能の2つの時間情
報発生手段を双方のトレース情報記憶手段7及び9に設
け、評価の開始時のみ、双方の時間情報発生手段にハー
ドウェアの割り込み信号としてその開始を示す信号を与
えるものであれば、その後の時間情報を与えることな
く、より安定した時間差の生じない時間情報を生成する
ことが可能となる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
通信手段間で連動して行われる通信であっても、各通信
手段の動作情報群を同一時間軸上に統合した動作情報群
に基づいて、容易かつ正確に通信動作の解析ができ、評
価が効率良く、正確に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の通信評価システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】従来の通信評価システムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施形態のトレース情報を生成する動作
イメージ図である。
【図4】第1の実施形態の統合トレース情報を生成する
動作イメージ図である。
【図5】第2の実施形態の通信評価システムの構成を示
すブロック図である。
【図6】第2の実施形態の通信エラー発生手段の詳細構
成及び動作を示す図である。
【図7】第2の実施形態の通信路エラーを発生させる動
作イメージ図である。
【図8】第2の実施形態のトレース情報を生成する動作
イメージ図である。
【図9】第2の実施形態の統合トレース情報を生成する
動作イメージ図である。
【符号の説明】
1…第1の通信プロトコル情報、2…第2の通信プロト
コル情報、3…第1の通信プロトコル実行手段、5…第
2の通信プロトコル実行手段、6…時間情報発生手段、
7…第1のトレース情報記憶手段、9…第2のトレース
情報記憶手段、10…トレース情報統合手段。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新たに設計された構成要素を有する複数
    の通信手段間で行う通信を評価する通信評価システムに
    おいて、 時間情報を発生する時間情報発生手段と、 前記各通信手段で動作が行われると、その動作情報に、
    前記時間情報発生手段が発生した時間情報を付して蓄積
    する、前記各通信手段に対応して設けられる複数の動作
    情報記憶手段と、 前記複数の動作情報記憶手段が蓄積した複数の動作情報
    群を、各動作情報に付された時間情報に基づいて、同一
    時間軸上に統合する動作情報統合手段と 前記動作情報統合手段が統合した動作情報群に基づい
    て、通信動作を解析する通信動作解析手段と、 通信路に対して発生させる擬似的な障害のスケジュール
    情報を記憶する障害スケジュール情報記憶手段と、 前記障害スケジュール情報記憶手段が記憶する障害のス
    ケジュール情報と、前記時間情報発生手段が発生する時
    間情報とに基づいて、発生通信路に対して障害を発生さ
    せる障害発生手段とを有し、 前記動作情報統合手段は、前記障害スケジュール情報が
    記憶する障害のスケジュール情報を、前記複数の動作情
    報記憶手段が蓄積した複数の動作情報群と共に、同一時
    間軸上に統合する ことを特徴とする通信評価システム。
  2. 【請求項2】 前記障害発生手段は、通信路に対し発生
    させる障害に複数の種類を有することを特徴とする請求
    に記載の通信評価システム。
  3. 【請求項3】 新たに設計された前記構成要素は、通信
    用ソフトウェアの一部又は全てであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の通信評価システム。
  4. 【請求項4】 新たに設計された前記構成要素は、プロ
    トコルの一部又は全てであることを特徴とする請求項1
    のいずれかに記載の通信評価システム。
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