JP3374904B2 - Dioxin decomposition method - Google Patents
Dioxin decomposition methodInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴミ焼却炉等からの排
出ガス中に含まれるダイオキシンを分解するダイオキシ
ンの分解方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機塩素系化学物質のダイオキシンは、
一般の焼却炉でゴミ、特に塩化ビニール等のプラスチッ
ク類を焼却した際に発生する。このダイオキシンは非常
に毒性が強い物質で、土や農作物を介して、或いは川や
海を介して生物に蓄積され、食物連鎖により次第に濃縮
されて人間の体内に入る危険性がある。また大気中に飛
散されると、生物がこれを直接吸ってその体内に蓄積さ
れる危険性もある。このため、ダイオキシンの排出を抑
制する実用的な技術の確立が緊急の課題となっている。
従来技術としては、排出ガスと接するハニカムからの放
射熱によってこれを通過する排出ガスを加熱してダイオ
キシンを分解するようにしたもの(特開平6−1176
98号公報)や、エキシマレーザを有害ガスに照射して
その有害物質を分解するようにしたもの(特開平7−8
745号公報)が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者の技
術は、ハニカムからの放射熱によってこれを通過する排
出ガスを加熱するようにしているため、排出ガスの流通
速度を早くすることができず、また装置が大型化すると
いう問題点があった。また後者は、エキシマレーザを用
いているのでダイオキシンを直接分解するという点では
有利であるが、非常に高出力が求められるためにコスト
の面では実用的ではない。このような事情に鑑み、本発
明は、排出ガス中にCO2 分子が含まれていることに着
目し、これをCO2 レーザ光により効率的に加熱するこ
とにより、ダイオキシン等の有害物質をその分解温度ま
で加熱することができるようにした有害物質の分解方法
およびその装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明方法は、
焼却炉等から排出されるCO 2 分子とダイオキシンとを
含んだ排気ガスにCO2レーザ光を照射して該CO 2 レ
ーザ光により上記CO 2 分子を加熱させ、加熱されたC
O 2 分子の熱エネルギによりダイオキシンをその分解温
度まで加熱して、該排気ガス中に存在するダイオキシン
を分解することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、排出ガス中には一般に多量の
CO2 分子が含まれているので、この排出ガスにCO2
レーザ光を照射すれば極めて効率よくCO2 分子を加熱
することができ、それによってダイオキシン等の有害物
質をその分解温度まで加熱して、効率よく分解すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、排気ダクト1は上下方向に配設して
あり、その下部は図示しないゴミ焼却炉等に接続し、ま
た上部は排気出口に連通している。そして上記ゴミ焼却
炉等からの排出ガスは、図1の矢印で示してあるよう
に、排気ダクト1中を下方から上方へ流れるようになっ
ている。上記排気ダクト1は、その上方部分1aと下方
部分1bとは水平断面がほぼ同一断面積を有する長方体
形状となっているが、それらの中間に排出ガスの流路面
積を狭めた絞り部1cを設けている。すなわち図示実施
例では、絞り部1cにおける水平断面のX方向の長さを
上方部分1aと下方部分1bにおける同方向の長さより
もかなり小さくしてある。他方、絞り部1cにおける上
記X方向と直交するY方向の両端部にはブロック2を取
付けてあり(図2参照)それによって絞り部1cにおけ
るY方向の長さは、外面においては上方部分1aおよび
下方部分1bよりも長くなっている。しかしながら、内
部の排出ガスの流通部分においては、絞り部1cと上方
部分1aおよび下方部分1bとでほぼ同一に設定してあ
る。そして上方部分1aと絞り部1cとの間、および絞
り部1cと下方部分1bとの間は、それぞれ三角柱状部
分1d、1eによって連結してある。
【0007】上記絞り部1cの外側には、Y方向の延長
線上にCO2 レーザ発振器3を設けてあり、このレーザ
発振器3と絞り部1cに設けたブロック2の上端部とは
水平方向に配設したチューブ4によって連結してある。
そしてレーザ発振器3からのCO2 レーザ光Lはそのチ
ューブ4およびブロック2を介して絞り部1cの内部に
放射することができるようにしている。また、上記絞り
部1cの両端部に設けたブロック2には、図示実施例で
はそれぞれ2つの反射ミラー5を排出ガスの流れ方向に
沿って上下に配置してあり、上記レーザ発振器3からチ
ューブ4を介して絞り部1cの内部に放射されたレーザ
光Lは、それら4つの反射ミラー5によって順次反射さ
れて絞り部1cの内部をジグザグに放射され、最後にビ
ームダンパ6によって吸収されるようになっている。こ
のとき、上記絞り部1cのX方向における排出ガスの通
路幅は、レーザ光Lの幅と実質的に同一か、それよりも
僅かに狭く設定してあり、それによって排気ダクト1を
5本のCO2 レーザ光で5重に閉鎖するようにしてあ
る。したがって絞り部1cを流通する排出ガスは、合計
5本のレーザ光Lの中を流通するようになる。また、各
反射ミラー5およびビームダンパ6は、図示しないがそ
れぞれ水等の冷却媒体によって冷却することができるよ
うにしてある。
【0008】次に、上記排出ガス中には一般に焼却時に
出る灰やタール等の物質が存在しているため、上記反射
ミラー5やビームダンパ6をそれらから保護する必要が
ある。そのため、図2に示すように、上記ブロック2
に、レーザ光Lの通路の両側位置で、かつ各反射ミラー
5に隣接させてエア通路7を形成するとともに、各エア
通路7に互いに向き合わせて、かつ若干排気ダクト1に
向けて噴射穴7aを形成している。したがって噴射穴7
aからレーザ光Lの通路内に噴射されるドライエアはそ
の部分でレーザ光Lの通路を塞ぐエアカーテンを形成
し、それによって排出ガスが反射ミラー5に接触するの
を防止するようにしている。また、図示しないがブロッ
ク2とチューブ4との接続部分にも同様にエアカーテン
を形成するようにしてあり、それによって排出ガスがチ
ューブ4内に侵入することがないようにしている。
【0009】以上の構成において、CO2 レーザ発振器
3からCO2 レーザ光Lを放射させた状態で排気ダクト
1内に排出ガスを流通させれば、該排出ガスは排気ダク
ト1の絞り部1cを流通する際に、上述したように合計
5本のレーザ光L中を流通するようになる。すると、排
出ガス中には一般に多量のCO2 分子が含まれているの
で、レーザ光LによってCO2 分子は瞬時に加熱される
ようになる。すなわち、CO2 レーザはCO2 分子がエ
ネルギーの高いレベルから低いレベルに落ちたときに発
振されるものなので、逆に低いレベルから高いレベルに
上がるときには同じ波長の光りを吸収することになるか
らである。そしてダイオキシン分子は焼却灰等に吸着し
ており、特に排出ガス中ではCO 2 分子の量が多いの
で、CO2 分子が加熱されるとCO2 分子がダイオキシ
ン分子に衝突することによってCO2 分子の有する熱エ
ネルギが移乗してダイオキシン分子も効果的に加熱され
ることになる。そして一般に、ダイオキシンを約850
℃以上に加熱すれば、これを分解することができる。特
に本実施例では、排出ガスをレーザ光によって多重(5
回)に照射することができるので、ダイオキシンを確実
に分解することができる。
【0010】図3は本発明の第2実施例を示したもの
で、本実施例では上記実施例における絞り部1cを省略
し、排気ダクト11を単純な直方体形状としている。そ
してこの場合には排出ガスの流通面積が大きくなるの
で、複数の反射ミラー15とビームダンパ16とを排出
ガスの流れ方向と交差する水平方向に配置し、CO2 レ
ーザ発振器13からのレーザ光Lを水平面内で反射させ
るようにしている。これにより排気ダクト11内におけ
る排出ガスの通路の一断面をレーザ光Lで閉鎖して、排
出ガスが必ずレーザ光Lを通過するようにしている。そ
の他の構成は、第1実施例と同様に構成してある。本実
施例においても、排出ガスをレーザ光Lによって加熱す
ることによって、ダイオキシンを分解することができ
る。
【0011】図4は本発明の第3実施例を示したもの
で、本実施例ではブロック22に設けたレーザ光Lの通
路の一側のみにエア通路27を形成し、該エア通路27
からのドライエアを噴射穴27aからレーザ光Lの通路
内に噴射することができるようにしている。そしてレー
ザ光Lの通路の他側には、上記噴射穴27aから噴射さ
れたドライエアを回収する回収通路28を形成し、この
回収通路28で回収したドライエアおよび排出ガスは、
図示しない通路を介して排気ダクト21の上流側、すな
わちレーザ光Lの照射位置よりも上流側に供給すること
ができるようにしている。このような構成によっても、
噴射穴27aから噴射されたドライエアによってエアカ
ーテンを形成することができ、このエアカーテンによっ
て排出ガスが反射ミラー25に接触するのを防止するこ
とができる。
【0012】なお、図示しないが複数のCO2レーザ発
振器を設けることができる。そしてCO2レーザ発振器
は焼却炉のすぐ下流側位置に設けてもよく、或いは焼却
炉の下流側に設けられる集塵機の下流側に設けてもよ
い。両方に設けてもよいが、焼却炉のすぐ下流側位置は
排出ガスが高温なので、この部分に設ける方が効率がよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、排出ガ
ス中に含まれるCO2分子をCO2レーザ光によって極
めて効率よく加熱することができ、したがってダイオキ
シンをその分解温度まで効率よく加熱することができる
という効果が得られる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention
Included in outgassingDioxin that decomposes dioxin
The present invention relates to a method for disassembling a component.
[0002]
2. Description of the Related Art Dioxins, which are organochlorine chemicals, are:
Waste in general incinerators, especially plastics such as vinyl chloride
Occurs when incinerators are incinerated. This dioxin is very
A substance that is highly toxic to soil, through soil and crops,
Accumulates in organisms through the sea and gradually concentrates in the food chain
There is a risk of getting into the human body. Also fly into the atmosphere
When dissipated, the creature sucks it directly and accumulates in its body.
There is also the danger of being caught. For this reason, dioxin emissions are reduced.
It is an urgent task to establish a practical technology to control this.
As a conventional technology, discharge from a honeycomb in contact with exhaust gas
The exhaust gas passing through it is heated by
What decomposes toxin (Japanese Patent Laid-Open No. 6-1176)
No. 98) or excimer laser is irradiated to harmful gas.
One that decomposes the harmful substance (Japanese Unexamined Patent Publication No. 7-8 / 1995)
745) has been proposed.
[0003]
SUMMARY OF THE INVENTION However, the former technique
Operation is performed by radiating heat from the honeycomb,
Because the output gas is heated, the distribution of the exhaust gas
If the speed cannot be increased and the equipment becomes larger,
There was a problem. The latter uses an excimer laser.
In that it directly decomposes dioxin
Advantageous, but very high power demands cost
Not practical in terms of In light of these circumstances,
Ming says that COTwo Wear that molecule contains
Eye, this is COTwo Heating efficiently with laser light
Harmful substances, such as dioxins, are reduced to their decomposition temperature.
Of harmful substances that can be heated by heating
And an apparatus therefor.
[0004]
That is, the method of the present invention comprises:
From incinerators, etc.CO emissions 2 Molecule and dioxin
InclusiveCO in exhaust gas2Irradiate the laser lightThe CO 2 Les
The CO 2 The molecule is heated and the heated C
O 2 Dioxin is released by the heat energy of molecules.Decomposition temperature
To the extent that it is present in the exhaust gas.Dioxin
Is decomposed.
[0005]
According to the present invention, the exhaust gas generally contains a large amount of
COTwo Since this molecule contains molecules,Two
Extremely efficient COTwo Heating molecules
Hazardous substances such as dioxins
Heating the material to its decomposition temperature to decompose efficiently
Can be.
[0006]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG.
In FIG. 1, the exhaust duct 1 is arranged vertically.
The lower part is connected to a garbage incinerator (not shown).
The upper part communicates with the exhaust outlet. And the above garbage incineration
The exhaust gas from the furnace etc. is indicated by the arrow in FIG.
In the meantime, the gas flows in the exhaust duct 1 from below to above.
ing. The exhaust duct 1 has an upper part 1a and a lower part.
The part 1b is a rectangular parallelepiped whose horizontal cross section has almost the same cross-sectional area
It has a shape, but the exhaust gas flow path surface
An aperture 1c having a reduced product is provided. That is, the illustrated implementation
In the example, the length of the horizontal section in the X direction in the narrowed portion 1c is
From the length of the upper part 1a and the lower part 1b in the same direction
Is also quite small. On the other hand, the upper
Blocks 2 are provided at both ends in the Y direction orthogonal to the X direction.
Attached (see FIG. 2), so that it is located at the narrowed portion 1c.
In the outer surface, the length in the Y direction is
It is longer than the lower part 1b. However, within
In the flow portion of the exhaust gas, the throttle portion 1c and the upper portion
The part 1a and the lower part 1b are set almost identically.
You. And between the upper portion 1a and the throttle portion 1c, and
Triangular prism-shaped portions between the ridge portion 1c and the lower portion 1b.
They are connected by minutes 1d and 1e.
[0007] An extension in the Y direction is provided outside the aperture portion 1c.
CO on the lineTwo A laser oscillator 3 is provided.
What is the oscillator 3 and the upper end of the block 2 provided in the diaphragm 1c
They are connected by a tube 4 arranged in the horizontal direction.
And CO from the laser oscillator 3Two The laser beam L is
Through the tube 4 and the block 2 to the inside of the throttle 1c.
It is capable of emitting radiation. Also, the aperture
In the blocks 2 provided at both ends of the portion 1c,
Moves the two reflecting mirrors 5 in the flow direction of the exhaust gas.
The laser oscillator 3
Laser emitted into the inside of the diaphragm 1c through the tube 4
The light L is sequentially reflected by the four reflecting mirrors 5.
And the inside of the diaphragm 1c is radiated in a zigzag manner.
Is absorbed by the damper 6. This
In this case, the flow of exhaust gas in the X direction
The path width is substantially the same as the width of the laser light L, or
It is set slightly narrow, so that the exhaust duct 1
5 COTwo It is closed five times with laser light.
You. Therefore, the exhaust gas flowing through the throttle portion 1c is
The laser beam L flows through the five laser beams L. Also, each
Although not shown, the reflecting mirror 5 and the beam damper 6 are
Each can be cooled by a cooling medium such as water
I'm trying.
Next, the above-mentioned exhaust gas generally contains
The presence of substances such as ash and tar
It is necessary to protect the mirror 5 and the beam damper 6 from them
is there. Therefore, as shown in FIG.
At both sides of the path of the laser beam L and at each reflection mirror
5 and an air passage 7 is formed.
Facing each other in the passage 7 and slightly in the exhaust duct 1
An injection hole 7a is formed facing the same. Therefore, the injection hole 7
The dry air injected into the passage of the laser light L from
The air curtain that blocks the passage of the laser light L is formed at the part
The exhaust gas comes into contact with the reflecting mirror 5
Try to prevent. Although not shown, block
Similarly, the air curtain is connected to the connection between the
To form exhaust gas
The intrusion into the tube 4 is prevented.
In the above configuration, CO 2Two Laser oscillator
3 to COTwo Exhaust duct while emitting laser light L
1 through the exhaust gas, the exhaust gas
As described above, when flowing through the narrowed portion 1c of
The laser beam L flows through the five laser beams L. Then,
In general, a large amount of COTwo Contains molecules
And CO by laser light LTwo Molecules are instantly heated
Become like That is, COTwo Laser is COTwo The molecule is d
Fired when energy drops from a high level to a low level
On the contrary, from low level to high level
Does going up absorb light of the same wavelength?
It is. And dioxin molecules are adsorbed on incineration ash etc.
Especially in the exhaust gas. Two The amount of molecules is high
And COTwo When molecules are heated, COTwo The molecule is dioxy
CO2 by colliding with the moleculeTwo Heat of molecules
The energy is transferred and the dioxin molecules are also effectively heated.
Will be. And generally, dioxin is about 850
If heated above ℃, it can be decomposed. Special
In this embodiment, the exhaust gas is multiplexed by laser light (5
Dioxin)
Can be decomposed into
FIG. 3 shows a second embodiment of the present invention.
In this embodiment, the aperture portion 1c in the above embodiment is omitted.
The exhaust duct 11 has a simple rectangular parallelepiped shape. So
In this case, the exhaust gas circulation area becomes large.
Ejects a plurality of reflection mirrors 15 and beam dampers 16
It is arranged in a horizontal direction that intersects with the gas flow direction.Two Les
The laser beam L from the laser oscillator 13 is reflected in a horizontal plane.
I am trying to. As a result, in the exhaust duct 11
The cross section of the exhaust gas passage is closed by the laser light L, and the exhaust gas is exhausted.
The outgoing gas always passes through the laser beam L. So
The other configuration is the same as that of the first embodiment. Real truth
Also in the embodiment, the exhaust gas is heated by the laser light L.
Can decompose dioxin
You.
FIG. 4 shows a third embodiment of the present invention.
In this embodiment, the laser beam L provided in the block 22 passes through.
An air passage 27 is formed only on one side of the road.
Of the laser light L from the injection hole 27a
So that it can be injected inside. And leh
The other side of the path of the light L is injected from the injection hole 27a.
A recovery passage 28 for recovering the collected dry air is formed.
The dry air and exhaust gas collected in the collection passage 28 are
An upstream side of the exhaust duct 21 via a passage (not shown),
That is, the laser beam L is supplied upstream from the irradiation position.
I can do it. With such a configuration,
Dry air injected from the injection hole 27a
Can be formed, and this air curtain
To prevent exhaust gas from contacting the reflecting mirror 25
Can be.
Although not shown, a plurality of COs2Laser emission
A shaker can be provided. And CO2Laser oscillator
May be located immediately downstream of the incinerator, or
It may be provided downstream of the dust collector provided downstream of the furnace.
No. Both may be provided, but the position immediately downstream of the incinerator is
Since the exhaust gas is hot, it is more efficient to install it in this part.
No.
[0013]
As described above, according to the present invention, the discharge gas
CO contained in steel2CO molecule2Polarized by laser light
Can be heated efficientlyDaioki
ShinCan be efficiently heated to its decomposition temperature
The effect is obtained.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】図1の要部の拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施例を示す斜視図。
【図4】本発明の第3実施例を示す要部の断面図。
【符号の説明】
1、11、21…排気ダクト 1c…絞り部
2、22…ブロック 3、13…CO2 レ
ーザ発振器
5、15、25…反射ミラー 7、27…エア通路
7a、27a…噴射穴BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view showing a first embodiment of the present invention. FIG. 2 is an enlarged sectional view of a main part of FIG. FIG. 3 is a perspective view showing a second embodiment of the present invention. FIG. 4 is a sectional view of a main part showing a third embodiment of the present invention. [Description of Signs] 1, 11, 21: Exhaust duct 1c: Throttle section 2, 22: Block 3, 13: CO 2 laser oscillator 5, 15, 25: Reflector mirror 7, 27: Air passage 7a, 27a: Injection hole
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−256056(JP,A) 特開 平9−171099(JP,A) 特開 平10−165755(JP,A) 特開 平7−11464(JP,A) 特開 平8−103623(JP,A) 特開 平4−293539(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/32 B01D 53/34 B01J 19/08 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (56) References JP-A-7-256056 (JP, A) JP-A 9-171099 (JP, A) JP-A 10-165755 (JP, A) JP-A 7-56075 11464 (JP, A) JP-A-8-103623 (JP, A) JP-A-4-293539 (JP, A) (58) Fields investigated (Int. Cl. 7 , DB name) B01D 53/32 B01D 53 / 34 B01J 19/08
Claims (1)
イオキシンとを含んだ排気ガスにCO2レーザ光を照射
して該CO 2 レーザ光により上記CO 2 分子を加熱さ
せ、加熱されたCO 2 分子の熱エネルギによりダイオキ
シンをその分解温度まで加熱して、該排気ガス中に存在
するダイオキシンを分解することを特徴とするダイオキ
シンの分解方法。(57) [Claims] [Claim 1] CO 2 molecules discharged from an incinerator and the like
The exhaust gas containing a Iokishin by irradiating CO 2 laser beam of heating the CO 2 molecules by the CO 2 laser beam
Radiated by the thermal energy of the heated CO 2 molecules
Heating the thin until its decomposition temperature, characterized by decomposing the dioxins present in exhaust gas Daioki
How to break down Shin .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30221498A JP3374904B2 (en) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | Dioxin decomposition method |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30221498A JP3374904B2 (en) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | Dioxin decomposition method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000126549A JP2000126549A (en) | 2000-05-09 |
JP3374904B2 true JP3374904B2 (en) | 2003-02-10 |
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JP30221498A Expired - Fee Related JP3374904B2 (en) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | Dioxin decomposition method |
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CN117139347B (en) * | 2023-11-01 | 2024-02-27 | 北京市弘洁蓝天科技股份有限公司 | Dioxin removing method and device |
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- 1998-10-23 JP JP30221498A patent/JP3374904B2/en not_active Expired - Fee Related
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