JP3370731B2 - 押出し容器およびその内容物押出し方法 - Google Patents

押出し容器およびその内容物押出し方法

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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B14/00Use of inorganic materials as fillers, e.g. pigments, for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of inorganic materials specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B14/02Granular materials, e.g. microballoons
    • C04B14/04Silica-rich materials; Silicates
    • C04B14/10Clay
    • C04B14/12Expanded clay

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部に収容された粘稠
物を容器を押潰すことにより適量ずつ吐出させるための
押出し容器およびその内容物押出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、量販店等においてパンその他の調
理食品にマヨネーズ等の粘稠物をかけるため容器を押潰
して内容物を抽出することができるようにした押出し容
器が用いられている(例えば特開平3−200576号
公報)。
【0003】従来のこの種の押出し容器は、容器の胴部
を押潰しが可能な肉厚の容器とするか、あるいは胴部を
蛇腹状に形成し、そのひだ部分で縮むようにしたものが
用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記公報に記
載のような容器では、仮にこの容器を剛性のある筒体に
収容してその底部を押圧するようにしても、規則的にし
わができるような潰れ方にならず、乱脈な形に潰れ、そ
れ故1回の押出し量にもばらつきが生じやすいという問
題がある。
【0005】また、容器の胴部に蛇腹状のひだを形成し
た容器では、容器を押し潰しきったときひだ部分が畳ま
って重なり合い、それ以上押せなくなって容器内に内容
物が多量に残存し、きわめて不経済となるばからでな
く、容器内への内容部充填時にひだ部分の内部に空気が
封入されて容積一杯に充填されない場合が生じやすいと
いう問題がある。
【0006】本発明はこれに鑑み、規則的な潰れ方をし
ながら1回の押出し量にばらつきが生じないとともに、
ほとんど全量の押出しを可能とし、かつ一定量の充填を
可能とする押出し容器およびその内容物押出し方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として、本発明は、軸線方向に加
圧して内容物を押出す筒状の押出し容器であって、容器
本体の胴部をその軸線方向に波形状に褶曲形成し、その
周面の凸条部の直径D1 を100とするとき該凸条部を
形成する弧の半径R1 が10〜20、凹条部を形成する
弧の半径R2 が11〜23でかつR2 >R1 とされてい
るとともに前記凹条部の谷部の直径D2が82〜96と
されており、前記凸条部の頂部間の距離Lが20〜50
とされていることを特徴とする押出し容器、およびその
容器を用いた内容物押出し方法にある。
【0008】
【作用】上記構成の押出し容器内に粘稠性の内容物を充
填し、その容器を剛性のある筒体に収容してピストンに
より底部を押圧すると、容器本体はその凸条部と凹条部
とが次第に圧縮させて縮み、内容物を容器口部から吐出
する。
【0009】内容物の吐出が進むと、いずれか一組の凸
条部と凹条部との部分が潰れ、凹条部が凸条部で形成さ
れる円周に内接するような概ね正三角形状になって押し
潰される。こうして一組の凸条部と凹条部が押し潰され
ると、その三角形の頂点部分の剛性が高くなるので、次
なる凸条部と凹条部とは上記三角形状の辺部中央に相当
する位置が頂点となるように三角形状に潰れ、こうして
順次互い違いに潰れて行き、その結果頂点部の重なりが
概ね一つ置きとなり、頂点部同士が重なり合うことがな
いので隙間が少なく押し潰され、最終的にすべて押し潰
されたときその軸線方向の長さがそれだけ短くなって内
容物の残量が少なく、効率のよい押出しがなされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0011】図1は本発明による押出し容器の一実施例
の正面を示し、図2は同底部を示している。
【0012】この押出し容器の容器本体1は、内容物が
マヨネーズの場合、ポリエチレン、軟質ポリ塩化ビニル
等の材料により形成され、上部に口部2が開口され、こ
の口部2の外周にはキャップ3をネジ込んで被冠するた
めのネジ4が形成されている。
【0013】上記容器本体1の筒状の胴部5は、その軸
線方向に波形状に褶曲されており、この褶曲構造は図3
に示すように凸条部6と凹条部7とが交互に形成され、
肉厚は容器本体1の外径D1 が80mmの場合0.1mm程
度とされる。また、この場合、前記凸条部6の半径R1
は8〜16mm、凹条部7の半径R2 は8.8〜18.4
mmとされ、かつR2 >R1 の関係を有することを条件と
する。そして凹条部7の谷部7aの直径D2 が65.6
〜76.8mmであり、さらには凸条部6の頂部6a,6
a間の距離L(ピッチ)は16〜40mmであることを条
件とする。なお容器本体1の上方の肩部1aのR3 と容
器本体1の最下端1bのR4 については特に制限はない
が、R3 >R4 の関係とすれば容器本体1の底部が優先
的に潰れ、以後底部から上方に順次潰れやすくすること
ができ、正確な押出しができる点において好ましい。ま
た上記R3 は凸条部6および凹条部7のR1 ,R2 と同
等乃至は小とされる。
【0014】上記押出し容器の内容物を押出すためのデ
ィスペンサとしては、概ね公知のもの(例えば前記公報
に記載のもの)を使用することができる。すなわち図5
に一例を示すように、固定側ハンドル8と一体的な支持
部9に前記押出し容器の容器本体1が可及的密に挿入さ
れ得る内径を有し厚紙、プラスチック等からなる剛性を
有する両端開放の筒体10を支持し、この筒体10にそ
の内周に密嵌して摺動可能なピストン11を内挿し、前
記固定のハンドル8が枢支されたトリガー12の引き操
作によりラチエット送り機構13により間欠送りされる
押杆14を前記ピストン11に直接または間接的に連結
して、トリガー12をハンドル8と共に握り締めること
により押杆14を一定のピッチで前進させ、ピストン1
1を押動させるようにしたものが用いられる。
【0015】したがって内容物として粘稠物が充填され
た押出し容器を図5に示すように筒体10内に挿入し、
その口部2を筒体10の一端から突出させるとともに容
器本体1の底部側にピストン11を挿入し、トリガー1
2を引くと、押杆14が一定ピッチ前進し、ピストン1
1を押動して容器本体1の底部前面が均等に押圧され、
これにより一定量の内容物が口部2から吐出される。
【0016】内容物の吐出が進むと最下端1bのR4
小さいためこの部分から潰れ始め、ついでその上位の1
組の凸条部6と凹条部7が潰れて、その部分が図4に符
号Aで示すように凹条部7が凸条部6で形成される円周
に内接するような概ね正三角形状になって押し潰され
る。
【0017】こうして1組の凸条部6と凹条部7が押し
潰されると、その三角形の頂点部分a,a…の剛性が高
くなるため次なる凸条部6と凹条部7とは図4に符号B
で示すように前記三角形の頂点部分a,a…を避けた位
置で最も変形しやすい辺部a′,a′…の中央に相当す
る位置が頂点b′,b′…となるように三角形状に潰れ
る。
【0018】このように容器本体1の凸条部6と凹条部
7とは順次互い違いに潰れて行き、その結果、頂点部分
a,bの重なりが概ね一つ置きとなり、最終的にすべて
押し潰されたとき容器本体1の軸線方向の長さは著しく
短くなって内容物の残量は最小となる。
【0019】表1は内容物としてタルタルソース730
gを充填し、1/3オンスのディスペンサを使用して押
出した結果を示している。
【0020】
【表1】 上表において、「−」は空気の封入なし、「+」は所々
に空気が封入され、「++」は空気が大量に封入されて
いて内容物が容積一杯に充填されない場合を示してい
る。
【0021】この表からも明らかなように、本発明によ
る場合は、各比較例に比し押出し量のバラツキが少な
く、一定量ずつ安定して押出すことが達成されており、
また容器内の残量もきわめて少なく、歩留りのよい押出
しが達成されている。
【0022】上記のテスト結果によると、凸条部6の直
径D1 を100としたとき、凹条部7の直径D2 が82
未満、凸条部6の弧を形成している半径R1 が10未
満、凹条部7の弧を形成する半径R2 が12未満、そし
て凸条部6の頂部6a間の距離Lが20未満である場合
の上記いずれか一つ以上に該当する構成を有するとき
は、容器本体1内に内容物を充填する際に空気が封入さ
れやすく、容器本体1の容積一杯に充填されないこと
や、押出し量にバラツキが生じやすいということが判明
している。また前記距離Lが20未満であると折畳まれ
る回数が増すため、最終的に軸方向長さが大きくなって
内容物の残存量が著しく多くなる。
【0023】そして前記条件において凸条部6のR1
20より大きい場合、および/または凹条部7のR2
23より大きい場合には、潰れ方が不規則となって押出
し量が不安定となりやすい。
【0024】また凹条部7の直径D2 が96より大きい
場合、および/または凸条部6の頂部6a間距離Lが5
0より大きい場合には円筒に近い形となって不規則に潰
れ、押出し量の不安定に加え残存量がきわめて多くな
る。
【0025】さらにR2 >R1 であることにより凸条部
6が先に屈し、凹条部7が後から追従して屈する際に三
角形状になりやすいが、R2 ≦R1 であると凹条部7の
潰れ方が不規則となり、三角形状になりにくいものとな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
容物を押出す際に凸条部と凹条部とでその頂点部分が交
互に位置するように順次潰されるので最後まで内容物を
一定量ずつ安定して押出すことができ、押出し量のバラ
ツキが少なく、また最終的に軸方向に厚みを持つ頂点部
分が交互に位置して折畳まれるので軸方向長さが最短と
なり、それだけ残量が少なくなって歩留りを高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による押出し容器の一実施例を示す正面
図。
【図2】同、底面図。
【図3】図1の縦断面図。
【図4】図1の押出し容器の押潰し状況の説明図。
【図5】押出し用ガンの一例を用いて押出し状況を示す
説明図。
【符号の説明】 1 容器本体 2 口部 5 胴部 6 凸条部 6a 頂部 7 凹条部 7a 谷部 8 固定側ハンドル 9 支持部 10 筒体 11 ピストン 12 トリガー 13 ラチエット送り機構 14 押杆 D1 凸条部の直径 D2 凹条部の直径 R1 凸条部を形成する弧の半径 R2 凹条部を形成する弧の半径 R3 容器本体の肩部を形成する弧の半径 R4 容器本体の下端を形成する弧の半径 L 凸条部の頂部間の距離(凸条部のピッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−200576(JP,A) 実開 昭50−96662(JP,U) 実開 昭51−30628(JP,U) 実開 昭54−54561(JP,U) 実開 平4−126772(JP,U) 実開 昭47−14224(JP,U) 実公 昭44−23039(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/00 B05C 5/00 B05C 17/01 B65D 8/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線方向に加圧して内容物を押出す筒状の
    押出し容器であって、容器本体の胴部をその軸線方向に
    波形状に褶曲形成し、その周面の凸条部の直径D1 を1
    00とするとき該凸条部を形成する弧の半径R1 が10
    〜20、凹条部を形成する弧の半径R2 が11〜23で
    かつR2 >R1 とされているとともに凹条部の谷部の直
    径D2 が82〜96とされており、前記凸条部の頂部間
    の距離Lが20〜50とされていることを特徴とする押
    出し容器。
  2. 【請求項2】軸線方向に加圧して内容物を押出す筒状の
    押出し容器であって、容器本体の同部をその軸線方向に
    波形状に褶曲形成し、その周面の凸条部の直径D1 を1
    00とするとき該凸条部を形成する弧の半径R1 が10
    〜20、凹条部を形成する弧の半径R2 が11〜23で
    かつR2 >R1 とされているとともに前記凹条部の谷部
    の直径D2 が82〜96とされており、前記凸条部の頂
    部間の距離Lが20〜50とされている押出し容器をそ
    の外周部が可及的密に挿入し得る内径を有し両端開放の
    剛性を有する筒体内に収納し、この筒体内に密に嵌入し
    得るピストンにより前記押出し容器の底部を押圧するこ
    とにより該容器を前記凹凸条部で押潰すことにより内容
    物を容器口部から抽出することを特徴とする押出し容器
    の内容物押出し方法。
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