JP3357168B2 - 漏電遮断器 - Google Patents

漏電遮断器

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JP3357168B2
JP3357168B2 JP05422594A JP5422594A JP3357168B2 JP 3357168 B2 JP3357168 B2 JP 3357168B2 JP 05422594 A JP05422594 A JP 05422594A JP 5422594 A JP5422594 A JP 5422594A JP 3357168 B2 JP3357168 B2 JP 3357168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的小形で、か
つ、零相変流器及び電子式漏電制御部により漏電を検出
して作動するように構成された漏電遮断器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図27は従来の漏電遮断器における部品
構成を示す分解斜視図である。図において、1は合成樹
脂材で形成された上ケース、2は上ケース1の上面に突
出したテストスイッチ用の押しボタン、3は負荷側端
子、3aは負荷側端子3の端部に形成されたケーブル接
続部で、印刷配線板20の電源用ケーブルが接続され
る。3bは負荷側端子3の端部に形成されたコイル端末
接続部、4は過電流引き外し機構部、5は過電流引き外
し機構部4に取り付けられた過電流引き外し用コイル、
5aは過電流引き外し用コイル5の一方のコイル端部で
あり、負荷側端子3のコイル端末接続部3bに溶接また
はろう付けにて接続されている。6及び7は他方のコイ
ル端部5bに溶接またはろう付けにて接続されたケーブ
ルであり、零相変流器26を貫通させるものである。上
記構成において、負荷側端子3、過電流引き外し機構部
4、過電流引き外し用コイル5は、単相用あるいは三相
用によって1極から3極で構成されるがここでは2極の
例で説明する。
【0003】 8はテストスイッチ部、9及び10はテ
ストスイッチ部8から導出したケーブル、11は開閉機
構部で手動操作ハンドルを有する。12は漏電引き外し
機構部、13及び14は漏電引き外し機構部12から導
出したケーブル、15は合成樹脂材で形成された本体ケ
ース、16及び17は本体ケース15に取り付けられた
固定接触子部、18及び19は可動接触子部、20は印
刷配線板、21は印刷配線板20に実装された制御回路
部品、22〜25は印刷配線板20に実装されたケーブ
ル、26は零相変流器、26aは零相変流器26の貫通
孔、27及び28は零相変流器26から導出して印刷配
線板20に接続されたケーブル、29は本体ケース15
の底部に取り付けられる底カバーである。
【0004】上記のような部品で構成される従来の漏電
遮断器の組立は、まず印刷配線板20において制御回路
部品21を実装し、次いでケーブル22,23,24,
25,27,28を手作業によって印刷配線板20に挿
入した後に裏面からはんだ付けを行う。次に、本体ケー
ス15への各部品の組み込みにおいて、まず過電流引き
外し機構部4,テストスイッチ部8,開閉機構部11,
漏電引き外し機構部12を本体ケース15に組み込み、
次いでケーブル6,7を零相変流器26の貫通孔26a
に挿入した後に端部を可動接触子部18,19の端部に
溶接またはろう付けにて結線する。同様に、ケーブル9
を零相変流器26の貫通孔26aに挿入した後に、その
端末とケーブル25の端末を束ねて一方のケーブル接続
部3aにはんだ付けし、次に、ケーブル10,13の端
末とケーブル23,24の端末を束ねて他方のケーブル
接続部3aにはんだ付けし本体ケース15に組み込む。
次いで、ケーブル14の端末とケーブル22の端末をは
んだ付けにて結線して、漏電遮断器内の配線作業が終了
する。上記のようにして印刷配線板20も本体ケース1
5に組み込んで、底カバー29及び上ケース1を組み立
てることによって本体の組立が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の漏
電遮断器においては、まず印刷配線板20の組立におい
て、手作業によるケーブル22,23,24,25,2
7,28等の挿入作業があり、自動化の阻害要因となっ
ている。また、本体の組立においても個々のケーブルを
零相変流器26の貫通孔26aに挿入する作業や本体ケ
ース15に組み込む作業があり、作業が複雑になること
と、組立工数が多くなることなどの問題がある。
【0006】また、近年では従来の漏電遮断機能に耐サ
ージ機能や耐高調波機能を追加した高機能な漏電遮断器
が要求されており、しかも外形寸法を変えずに追加する
必要がある。この高機能化を具現化するためには、必然
的に印刷配線板の表面積が増大するが、従来の漏電遮断
器においてはその印刷配線板の実装部品のための収納ス
ペースが無く、高機能化の阻害要因となっている。
【0007】なお、部分的な組立を改善するための従来
例として、特開平4ー312732号公開公報に示され
たものがある。この代表的な部品構成図を図28に示
す。この従来の部品構成における組立は、ケーブル群3
0を熱収縮チューブ31にて束ねて固定することと、漏
電遮断器の可動部に近接する箇所に保護板32を配設し
たことが特徴であり、ケーブルが集約化することから組
立の複雑さはある程度解消できる。しかしながら、本体
の組立において、個々のケーブルを零相変流器26の貫
通孔26aや本体ケース15に挿入する作業がなくなる
ものではないことから、上記で説明した根本的な問題点
の解決には至らない。
【0008】また、他の部分的な組立を改善するための
従来例として、特開昭63ー259937号公開公報に
示されたものがある。この代表的な部品構成図を図29
に示す。この従来の部品構成においては、支持部材33
に零相変流器26や端子群34を組み込み、特に零相変
流器26に係わる配線をこの支持部材33をベースに行
うものであり、他の各部品や印刷配線板20との結線は
ピン部材35,36にて行うことを特徴としている。こ
の従来例によると、零相変流器26に係わる部分を集約
化したことからこの部分の本体組立時の組立性は改善さ
れるものの、この予備組立時に手作業による配線作業が
必要なことと、本体組立時においてもケーブル9,1
0,13,14等の本体ケースへの挿入作業が残り、上
記で説明した根本的な問題点の解決には至らない。
【0009】従来の漏電遮断器は以上のように構成され
ており、漏電遮断器内の配線本数が多いことから、組立
工数が多くなることと配線が複雑になり組立ミスを生じ
る等の問題点を有していた。また、従来の漏電遮断器に
おいては、高機能化に対応するための印刷配線板の実装
部品収納スペースが無く、新製品開発の阻害要因となっ
ていた。
【0010】この発明は上記の問題点を解決するための
ものであり、第1の目的は、本体組立時における内部の
配線作業を無くすことである。第2の目的は、合理的な
部品構成によって零相変流器の組立及び配線作業の合理
化や本体組立における一方向組立を実現することであ
る。また、第3の目的は、高機能化のための印刷配線板
の実装部品収納スペースが確保できる漏電遮断器を得る
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る漏電遮断
器は、ケースの一部分になる外壁を形成すると共に、零
相変流器実装用の印刷配線板をインサートして形成され
た合成樹脂材製の支持部材の所定面側に、零相変流器実
装用の印刷配線板に零相変流器を実装すると共に、負荷
側端子、過電流引き外し装置、開閉機構部、可動接触子
部、漏電引き外し機構部、テストスイッチ部を一体的に
配設し、支持部材の所定面側の背面側に、合成樹脂材で
平面部と立上り部を有するように配線基板材を形成しそ
の平面部に回路パターンを設けて制御回路部品を配設
し、かつ、立上り部にはコネクタ部を設けて構成された
漏電制御部を装着して内部素子部を構成し、この内部素
子部をケースに嵌め込んで構成したものである。
【0012】また、漏電制御部の印刷配線板に、一端が
直立するようにL形導電部材を固着し、上記L形導電部
材の直立した部分に零相変流器を嵌めて印刷配線板に実
装し、かつ、L形導電部材の他端は可動接触子部と接続
された可撓導体が接続され、漏電引き外し機構部の近傍
にはテストスイッチ部を設けたものである。また、漏電
引き外し機構部及びテストスイッチ部と上記漏電制御部
を接続する配線は折曲げ可能な印刷配線板で構成したも
のである。
【0013】さらに、漏電引き外し機構部及びテストス
イッチ部と漏電制御部を接続する配線は、合成樹脂材で
形成した部材に回路パターンを設けた配線部材によりな
され、テストスイッチ部は配線部材の一部分を用いて構
成したものである。
【0014】さらにまた、零相変流器の貫通孔が漏電制
御部の印刷配線板と平行になるように配置して一次導体
と併せて印刷配線板に実装し、一次導体の一端は可動接
触子部と接続された可撓導体が接続され、一次導体の他
端はピン導体に接続したものである。
【0015】さらにまた、負荷側端子金具の一部分をピ
ン導体に形成して漏電制御部の印刷配線板に接続したも
のである。
【0016】また、漏電引き外し装置及びテストスイッ
チ部に設けるピン導体をケース内にインサートしたもの
である。
【0017】さらに、零相変流器をインサートし、か
つ、ピン導体挿入用ガイド孔を設けた合成樹脂材製の成
型部材に回路パターンを設けて配線基板を形成し、この
配線基板に制御回路部品を実装して漏電制御部を構成
し、過電流引き外し機構部、漏電引き外し機構部、テス
トスイッチ部に設けたピン導体を上記ピン導体挿入用ガ
イド孔を通して漏電制御部に接続したものである。
【0018】さらにまた、零相変流器と印刷配線板とを
合成樹脂材で一体的にし、かつ、ピン導体挿入用ガイド
孔を設けて漏電制御部を構成し、過電流引き外し機構
部、漏電引き外し機構部、テストスイッチ部に設けたピ
ン導体を上記ピン導体挿入用ガイド孔を通して漏電制御
部に接続したものである。
【0019】
【作用】上記のように構成された漏電遮断器において
は、漏電引き外し機構部、テストスイッチ部を一体的に
配設して内部素子部を構成するための支持部材が、ケー
スの外壁の一部分を形成するように構成したことにより
構造が簡単で、部品装着のスペースに余裕がとれる。
【0020】さらに、零相変流器実装用の印刷配線板を
インサートして形成された合成樹脂材製の支持部材に零
相変流器を実装することと、漏電制御部は合成樹脂材で
平面部と立上り部を有するように配線基板材を形成しそ
の平面部に回路パターンを設けて制御回路部品を配設
し、立上り部にコネクタ部を設けたので、ケーブルの本
数が少なく、組立が容易になる。
【0021】さらにまた、漏電制御部の印刷配線板に、
一端が直立するようにL形導電部材を固着し、L形導電
部材の直立した部分に零相変流器を嵌めて印刷配線板に
実装し、漏電引き外し機構部及びテストスイッチ部と上
記漏電制御部を接続する配線は折曲げ可能な印刷配線板
で構成したことにより、接続用のケーブルが不要にな
り、従って、自動組立が一層容易になる。
【0022】また、漏電引き外し機構部及びテストスイ
ッチ部と漏電制御部を接続する配線は、合成樹脂材で形
成した部材に回路パターンを設けた配線部材によりなさ
れ、テストスイッチ部は配線部材の一部分を用いて構成
したことにより、部品点数が少なくなり、自動組立が一
層容易になる。
【0023】また、零相変流器の貫通孔が漏電制御部の
印刷配線板と平行になるように配置して一次導体と併せ
て印刷配線板に実装したことにより、一次導体の配置が
簡単になる。
【0024】また、漏電制御部の印刷配線板に導電製ば
ね部材を介して可動接触子部を設けたことにより、ケー
ブルの本数が削減できると共に、各部材とピン導体の結
線が本体ケースの上面で作業できる。また、内部素子の
総てが印刷配線板に実装されるので、本体ケースに対す
る組み込み簡単になる。
【0025】また、負荷側端子金具の一部分をピン導体
に形成して漏電制御部の印刷配線板に接続したことによ
、ピン導体の本数が少なくなり配線が簡単になる。
【0026】さらに、漏電引き外し装置及びテストスイ
ッチ部に設けるピン導体をケース内にインサートした
とにより、さらにピン導体の本数が少なくなり配線が簡
単で、絶縁処理の問題が生じない。
【0027】さらにまた、零相変流器をインサートし、
かつ、ピン導体挿入用ガイド孔を設けた合成樹脂材製の
成型部材に回路パターンを設けて漏電制御部を構成し、
過電流引き外し機構部、漏電引き外し機構部、テストス
イッチ部に設けたピン導体を上記ピン導体挿入用ガイド
孔を通して漏電制御部に接続したことにより、零相変流
器が確実に固定できると共に、ピン導体の挿入がスムー
ズにできる。
【0028】また、零相変流器と印刷配線板とを合成樹
脂材で一体的にし、かつ、ピン導体挿入用ガイド孔を設
けて漏電制御部を構成し、過電流引き外し機構部、漏電
引き外し機構部、テストスイッチ部に設けたピン導体を
上記ピン導体挿入用ガイド孔を通して漏電制御部に接続
したことにより、印刷配線板の特徴が生かされた上で零
相変流器が確実に固定できると共に、ピン導体の挿入が
スムーズにできる。
【0029】
【実施例】実施例1. 図1,図2はこの発明の一実施例である漏電遮断器を示
す斜視図であり、図2は、図1の内部素子部を下方から
見た斜視図である。図において、1〜28は上記図27
に示す従来の漏電遮断器の各部分と同一または相当する
部分であり、その説明を省略する。
【0030】図1、図2において、37は従来の2倍以
上の表面積を有する印刷配線板で、制御回路部品21が
実装されている。38,39,40は印刷配線板37に
実装されたコネクタで、これらにより漏電制御部36が
構成されている。41は合成樹脂材で形成された支持部
材、41aは負荷側端子3と過電流引き外し機構部4を
保持する保持部、41bはテストスイッチ部8と開閉機
構部11及び漏電引き外し機構部12を保持する保持
部、41cは印刷配線板37を保持する爪部、41dは
零相変流器26を保持する凸部、42は可動接触子部1
8,19を支持する押え部材であり、開閉機構部11の
一部分を形成するものである。43はこの実施例におけ
る本体ケースであり、従来例の本体ケース15と同様に
合成樹脂材で形成されている。43aは本体ケース43
の底部、43bは本体ケース43の側面に形成された凹
部で、支持部材41を嵌め込む部分である。44は零相
変流器26から導出したケーブル27,28の端部に結
線されたコネクタで、印刷配線板37に実装されたコネ
クタ40に結合されるものである。45はテストスイッ
チ部8から導出したケーブル9,10の端部に結線され
たコネクタで、印刷配線板37のコネクタ38に結合さ
れる。46は漏電引き外し機構部12から導出したケー
ブル13,14の端部に結線されたコネクタで、印刷配
線板37のコネクタ39に結合される。
【0031】この実施例における漏電遮断器の組立は、
まず零相変流器26を凸部41dを介して支持部材41
に取り付け、さらに負荷側端子3と過電流引き外し機構
部4を同じく支持部材41に取り付ける。次いで、貫通
孔26aから導出したケーブル6,7の端部と可動接触
子部18,19の端部を溶接またはロー付けにて結線し
た後、押え部材42を介して支持部材41に取り付け
る。次いで、テストスイッチ部8と開閉機構部11及び
漏電引き外し機構部12を支持部材41に取り付け、コ
ネクター44と40、コネクター45と38、コネクタ
ー46と39を結合した後に漏電制御部36を爪部41
cを介して支持部材41に取り付ける。以上の組立が開
口面の多い支持部材41を中心に行われることが特徴で
あり、主要部品の組立が簡単にできるものである。ま
た、この後の組立も各部品を組み込んだ支持部材41即
ち内部素子部35を凹部43bを介して本体ケース43
に組み込み、上ケース1を取り付ければ全ての組立が完
了する。従って、内部素子部35即ち支持部材41の固
定が確実に行われることと、従来の底カバーに相当する
底部43aが本体ケース43に形成されていることか
ら、本体ケース43をベースにした一方向の組立が可能
となる。また、印刷配線板37の大きさも、負荷側端子
3の下側のスペースを利用するので、本体ケース43の
底面部分の半分以上の面積となる。この構成により高機
能化対応のための印刷配線板の実装部品収納スペースの
確保が図れる。
【0032】実施例2. 上記実施例1では、零相変流器26と漏電制御部36と
の間はケーブル27,28を用いて結合し、テストスイ
ッチ部8及び漏電引き外し機構部12と漏電制御部36
との間はケーブル9,10,13,14を用いて結合す
るように構成したが、図3,図4に示すように、コネク
タのみを用いて結合するか、あるいは集約化されたケー
ブルを用いてコネクタで結合すれば、結合の構成が簡単
で一方向からの組立が容易になる。即ち、図3,図4に
よって詳細に説明すれば、図4は、図3の内部素子部を
下方から見た斜視図である。図において、1〜28は上
記図27に示す従来の漏電遮断器の各部分と同一または
相当する部分であり、その説明を省略する。
【0033】図3、図4において、37は従来の2倍以
上の表面積を有する印刷配線板で、制御回路部品21が
実装されている。38,40は印刷配線板37に実装さ
れたコネクタで、これらにより漏電制御部36が構成さ
れている。41は合成樹脂材で形成された支持部材、4
1aは負荷側端子3と過電流引き外し機構部4を保持す
る保持部、41bはテストスイッチ部8と開閉機構部1
1及び漏電引き外し機構部12を保持する保持部、41
cは印刷配線板37を保持する爪部、41eは立上げ
部、51は立上げ部41eに形成された回路パターン、
26bは零相変流器26から導出して回路パターン51
の一端に接続される電気接続用のピン、54は回路パタ
ーン51の他端に接続して立上げ部41eに実装された
コネクタである。55は集約化されたケーブルで、テス
トスイッチ部8,開閉機構部11,漏電引き外し機構部
12から導出されたものである。56はケーブル55の
端部に結線されたコネクタである。
【0034】この実施例においては、零相変流器26の
取り付けは、電気接続用のピン26bを介して回路パタ
ーン51を有する立上げ部41eに実装する。また、テ
ストスイッチ部8,開閉機構部11,漏電引き外し機構
部12及びこれらのケーブルを集約化したコネクタ56
があり、これらの取り付けは、基本的に実施例1と同様
であるが、実施例1に比してケーブル及びコネクタの
が削減しており、さらに組立が簡単にできるものであ
る。なお、コネクタ54はコネクタ40に結合され、コ
ネクタ56はコネクタ38に結合される。これらの取り
付け・組立は、基本的に実施例1と同様であるが、実施
例1に比してケーブル及びコネクタの数が削減されてお
り、さらに組立が簡単にできるものである。なお、支持
部材の固定や一方向からの組立、さらに高機能化対応に
ついても実施例1と同様の効果が期待できる。
【0035】実施例3. 図5は、漏電制御部36の構成に関する他の実施例を示
すものである。即ち、図において、37a,37bは片
面形印刷配線板で、両印刷配線板37a,37bを重ね
併せて漏電制御部36が形成される。37pは印刷配線
板37a,37bの開放面の端部に形成された多数個か
らなるパッド部で、37cは印刷配線板37a,37b
のパッド部37pを挟み込むように取り付けられたクリ
ップ部材である。このクリップ部材37cの弾性によっ
てパッド部37pとの電気的な接触が保たれるものであ
る。なお、38,39,40はコネクタであり、実施例
1のコネクタ38,39,40と同様のものである。上
記以外の構成は実施例1及び2と同一のため説明を省略
する。この実施例は、漏電遮断器の高機能化に際しての
プリント基板の表面積拡大に対応するもので、通常の片
面形印刷配線板2枚を用いて両者の電気的な接続が簡単
にできることから、コスト高になる両面基板の場合のス
ルーホール接続や多層基板が不要となり、コスト低減に
寄与できるものである。なお、他の組立性改善等の効果
については、実施例1と同様である。
【0036】実施例4. 図6は、漏電制御部36の構成に関し、さらに他の実施
例を示すものである。即ち、図において、37a,37
bは片面形印刷配線板で、両印刷配線板37a,37b
を重ね併せて漏電制御部36が形成される。37pは印
刷配線板37a,37bの開放面の端部に形成された多
数個からなるパッド部で、37cは印刷配線板37a,
37bのパッド部37pを挟み込むように取り付けられ
たクリップ部材である。このクリップ部材37cの弾性
によってパッド部37pとの電気的な接触が保たれるも
のである。57は個々のクリップ部材37cの側面に形
成されたコネクタピンであり、コネクタ44,56が結
合されるものである。この実施例は、基本的には実施例
3と同様であるが、クリップ部材37cにコネクタピ
57を形成したことにより、印刷配線板37a,37b
へのコネクタの実装が不要となり、さらなるコスト低減
が達成できる。なお、他の組立性改善等の効果について
は、実施例1と同様である。
【0037】実施例5. 上記実施例1,2,3では、内部素子部35つまり支持
部材41を、本体ケース43の側面に形成された凹部4
3bに嵌め込む構成のものを示したが、支持部材41が
本体ケース43の外壁の一部分を形成するように構成す
ることもできる。即ち、図7,図8において、41は支
持部材であり、本体ケース43と同類の合成樹脂材を用
いて、その側面は本体ケース43の外壁になるように形
成されている。41aは負荷側端子3と過電流引き外し
機構部4を保持する保持部、41bはテストスイッチ部
8と開閉機構部11及び漏電引き外し機構部12を保持
する保持部、41cは印刷配線板37を保持する爪部、
41dは零相変流器26を保持する凸部、42は可動接
触子部18,19を支持する押え部材であり、開閉機構
部11の一部分を形成するものである。上記のように構
成された内部素子部35つまり支持部材41は、本体ケ
ース43の収納部43cに嵌め込み収納されるもの
る。上記以外の構成は実施例1〜4と同一のため説明を
省略する。
【0038】この実施例においては、本体ケース43の
外壁の一部分を形成する支持部材41に対し、この支持
部材41を中心に各部材を組み込む以外は実施例1と同
様である。この場合、内部素子部35つまり支持部材4
1と本体ケース43の組立においては外から観た状態で
簡単に組み立てられることから組立ミスが少なくなるも
のである。なお、一方向からの組立や高機能化対応につ
いても実施例1と同等の効果が期待できる。
【0039】実施例6. 図9,図10は、実施例5における印刷配線板37に相
当するものを、合成樹脂材を成型して配線基板材を形成
し、かつ、各部のコネクタでの結合を簡単な構成にする
ものである。図において、41はこの実施例における支
持部材で、41aは負荷側端子3と過電流引き外し機構
部4を保持する保持部、41bはテストスイッチ部8と
開閉機構部11及び漏電引き外し機構部12を保持する
保持部である。この場合、テストスイッチ部8と開閉機
構部11及び漏電引き外し機構部12は集約化され、接
続用ケーブルもできる限り使用しないように構成されて
いる。51は支持部材の成形時にインサート成型された
印刷配線板、26bは零相変流器26から導出して印刷
配線板51の一端に接続される電気接続用のピン、54
は印刷配線板51の他端に実装されたコネクタである。
62はテストスイッチ部8,漏電引き外し機構部12の
集約化されたケーブルである。63はケーブル62の端
部に結線されたコネクタで、テストスイッチ部8の側面
に固定されている。64は合成樹脂材の射出成形等で形
成した配線基板材であり、印刷配線板に相当する平面部
に対し、立上げ部64a,64bが形成されている。6
5は配線基板材64の平面部と立上げ部64a,64b
にわたって形成された回路パターンであり、平面部に制
御回路部品21を、立上げ部64a,64bにコネクタ
66,67が実装されている。
【0040】この実施例においては、零相変流器26の
取り付けをインサート成型された印刷配線板51に実装
すること、また、テストスイッチ部8,漏電引き外し機
構部12のケーブルを集約化して、そのコネクタ63を
テストスイッチ部8の側面に固定したこと。さらに、従
来の印刷配線板37のかわりに、立上げ部64a,64
bと回路パターン65を有する配線基板材64を構成し
て、制御回路部品21とコネクタ66,67を実装した
ものである。従って、コネクタ54はコネクタ67に、
コネクタ63はコネクタ66に結合される。上記のよう
に、この組立は基本的に実施例5と同様であるが、実施
例5に比較してケーブルが殆どなくなることから、本体
ケース43の収納部43cをベースに、配線基板材6
4,支持部材41,集約化されたテストスイッチ部8,
開閉機構部11,漏電引き外し機構部12、上ケース1
の手順で一方向から、かつ、自動的な組立が可能とな
る。
【0041】実施例7. 図11、図12、図13は、結線のためのケーブルを使
用しない構成のものである。図において、41はこの実
施例における支持部材で、41aは負荷側端子3と過電
流引き外し機構部4を保持する保持部、41bはテスト
スイッチ部76と開閉機構部11及び漏電引き外し機構
部12を保持する保持部である。この場合、テストスイ
ッチ部8と開閉機構部11及び漏電引き外し機構部12
は後述のように集約化されている。37は印刷配線板、
70は印刷配線板37に実装されたコネクタ、37d,
37eは印刷配線板37の所定の位置に設けられた取り
付け孔で、後述のL形導電部材71,72を取り付ける
ものである。71,72は一対のL形導電部材であり、
一方のL形導電部材71にはケーブル7を介して可動接
触子部18が、他方のL形導電部材72にはケーブル6
を介して可動接触子部19が接続されている。71a,
72aは取り付け孔で、リベット73によりL形導電部
材71,72を印刷配線板37に取り付ける。
【0042】26は零相変流器、26aは零相変流器2
6の中央部に形成された貫通孔、26cは零相変流器2
6から導出した電気接続用のリードである。74は接続
用印刷配線板で、折曲げ可能なプリント基板を用いて形
成したものである。75は接続用印刷配線板74に形成
された回路パターン、76は接続用印刷配線板74に実
装されるテストスイッチ用のバネ部材、77は同じく接
続用印刷配線板74に実装されるテストスイッチ用のス
トッパーピン、78は接続用印刷配線板74に実装され
るコネクタである。12aは漏電引き外し機構部12の
一部に形成された電気接続用のピン部材、43はこの実
施例における本体ケース、43aは本体ケース43の底
部である。
【0043】この実施例においては、まず印刷配線板3
7にL形導電部材71,72をセットし、かしめ用のリ
ベット73を取り付け孔71aと37d及び取り付け孔
72aと37eに挿入してかしめることによって固定す
る。次いで、零相変流器26をこのL形導電部材71,
72の立上げ部に挿入し、電気接続用のリード26cを
介して印刷配線板37に実装して漏電制御部36を構成
する。以上の組立は通常の印刷配線板実装ラインにて自
動的に行われるものである。また、接続用印刷配線板7
4の組立も接続用印刷配線板74をベースにバネ部材7
6,ストッパーピン77,コネクタ78,漏電引き外し
機構部12を通常の印刷配線板実装ラインにて実装す
る。次に、本体部の組立においては、本体ケース43を
ベースに、漏電制御部36,支持部材41,負荷側端子
3,過電流引き外し機構部4,押え部材42,集約化さ
れたテストスイッチ部8,開閉機構部11,漏電引き外
し機構部12を挿入して組み立てる。なお、この際にコ
ネクタ78と70が結合して結線状態となる。次いで、
L形導電部材71,72の立上げ部の端部と個々の過電
流引き外し用コイル端部5b及び個々の負荷側端子3と
個々の過電流引き外し用コイル端部5aとを溶接または
ろう付けにて結線する。以上のように、この実施例にお
いては従来例のような部分組立が不要となり、本体ケー
ス43をベースに自動的な一方向からの組立が可能とな
る。なお、高機能化対応についても実施例1と同等の効
果が期待できる。
【0044】実施例8. 実施例7における、集約化されたテストスイッチ部8,
開閉機構部11,漏電引き外し機構部12では、折曲げ
可能なプリント基板を用いたが、図14,図15に示す
ように、合成樹脂材で成型した配線部材で構成すること
もできる。即ち、74は合成樹脂材を射出成型して形成
された配線部材、75は配線部材74に形成された所定
の回路パターンである。76はばね部材であり、テスト
スイッチ部8の一部分を構成する。このばね部材76
は、配線部材74に一体的に設けられている。76aは
ばね部材76の上方に設けられた押しボタン部で、従来
例の押しボタン2に相当する。77a,77bは接点部
であり、接点部77aはばね部材76に設けられ、接点
部77bは配線部材74に設けられ、回路パターン75
に導通するように構成されている。78は回路パターン
75に接続されたコネクタである。
【0045】この実施例においては、実施例7で用いた
折曲げ可能なプリント基板のかわりに、ばね部材76と
押しボタン部76aを具備した配線部材74を構成した
ことを特徴とするもので、実施例7に比較してさらに部
品点数の削減が図れる。なお、部分組立が不要、本体ケ
ースをベースにした自動的な一方向からの組立、高機能
化対応等については実施例7と同等の効果が期待でき
る。
【0046】実施例9. 上記実施例1〜8は、いずれも一方向からの組立を特徴
とするものであるが、構造によっては、前面側と背面側
の二方向から組立るものであっても、配線作業が容易
で、組立の自動化も可能で、さらに高機能化にも対応で
きる漏電遮断器が得られる。即ち、その一実施例を図1
6,図17により説明する。図16は分解斜視図であ
り、図17は漏電制御部の要部の断面図である。これら
の図において前記図27で説明したものと同一もしくは
相当する部分については、同一符号を付し詳細な説明は
省略する。
【0047】図16、図17において、3cは個々の負
荷側端子3に形成された貫通穴、80は印刷配線板、2
6は零相変流器、26aは零相変流器26の中央部に形
成された貫通孔、81,82,83,84,87,88
は印刷配線板80に実装された電気接続用のピン導体、
85,86は一端に可動子18,19が接続されたケー
ブル6,7の他端に接続された電気接続用のピン導体
で、図17に示すように曲げ部を有しケーブル6,7に
接続されている。ピン導体87,88は負荷側端子3に
接続されて印刷配線板80の電源回路を構成する。
【0048】この実施例においては、前面側と背面側の
間に直線的に挿通された電気接続用のピン導体で、印刷
配線板80とテストスイッチ部8,漏電引き外し機構部
2を接続する。この場合、ピン導体は、前面側から背
面側に向かって挿通されるものと、背面側から前面側に
向かって挿通されるものとが混用されていてもよい。い
ずれにしても、配線が簡単で組立の自動化が容易にな
る。
【0049】実施例10. 上記実施例9では、ピン導体は、前面側から背面側に向
かって挿通されるものと、背面側から前面側に向かって
挿通されるものとが混用されていてもよいとしたが、図
16,図17に示すように印刷配線板80の側にのみピ
ン導体81〜88を実装したものも優れた効果がある。
即ち、これによってケーブル本数が削減できる。また、
本体組立は、印刷配線板80を本体ケース15の下方か
ら挿入し、他の部品を上方からセットした後に各種のピ
ン部材との結線を行うが、この結線作業は本体ケース1
5の開口した上面で行うことから自動的なはんだ付け作
業が容易になる。
【0050】実施例11. この実施例は、印刷配線板80に零相変流器26を実装
したものである。即ち、図18において、80はこの実
施例における印刷配線板、81〜88は印刷配線板80
に実装された電気接続用のピン導体、91,92,9
3,94は印刷配線板80に形成された大電流用の回路
パターン、26はこの実施例における零相変流器、26
aは零相変流器26の中央部に形成された貫通孔であ
り、零相変流器26は貫通孔26aが印刷配線板80と
平行になる形で実装される。95,96はバスバー部材
であり、零相変流器26の貫通孔26aを導通し、その
両端は回路パターン91,92,93,94に通じるパ
ッドに実装されている。
【0051】この実施例においては、印刷配線板80を
中心に、零相変流器26、バスバー部材95,96、各
種のピン部材81〜88及び可動接触子18,19等を
実装して組み立てた漏電制御部35を構成したことを特
徴とするもので、実施例10と比較して漏電制御部35
の組立が全て印刷配線板80の一面上で行われることか
ら、さらに組立性が改善できる。なお、ケーブル本数の
削減や自動的なはんだ付け作業等の効果については実施
例10と同等である。
【0052】実施例12. この実施例は、印刷配線板80に零相変流器26と共に
可動接触子部18,19も実装したものである。即ち、
図19において、80は可動接触子部18,19の取付
位置まで延長した印刷配線板、91,92はバスバー部
材95,96の一端から通じる回路パターン、97,9
8は回路パターン91,92の端部に実装された圧縮バ
ネ部材であり、導電性に優れた銅合金材で形成されてい
る。この圧縮バネ部材97,98の端部には可動接触子
部18,19が接続されている。他の部分は実施例11
のものと同様に構成されている。
【0053】この実施例は、基本的には実施例11と同
様であるが、可動接触子部18,19に通じる圧縮バネ
部材97,98を印刷配線板80に実装したことによ
り、漏電制御部35の組立が全て通常の基板実装ライン
上で実施できることから、自動的な組立が容易にでき
る。なお、ケーブル本数の削減や自動的なはんだ付け作
業等の効果については実施例11と同等である。
【0054】実施例13. 上記実施例10〜12では、印刷配線板80の側に電気
接続用のピン導体81〜88を実装したものを示した
が、この電気接続用のピン導体は前面側から印刷配線板
80の側に向かって挿通するように構成することもでき
る。即ち、その一実施例を図20,図21によって詳細
に説明する。図20は部品構成を示す分解斜視図、図2
1は図20記載の零相変流器及びピン導体を示す要部の
断面図である。これらの図において前記図27で説明し
たものと同一もしくは相当する部分については、同一符
号を付し詳細な説明は省略する。
【0055】図20,図21において、101,102
は個々の負荷側端子3に取り付けられた電気接続用のピ
ン導体で、漏電制御部35の電源回路を構成するもので
ある。103,104は個々の過電流引き外し用コイル
5のコイル端部5bを延長して形成した電気接続用のピ
ン導体で、零相変流器26の貫通孔26aに挿通され
る。105,106はテストスイッチ部8に形成した電
気接続用のピン導体、107,108は漏電引き外し機
構部12に形成した電気接続用のピン導体である。80
はこの実施例における印刷配線板、111,112は印
刷配線板80に形成されたスルーホール部で、ピン導体
101,102が挿入される。また、スルーホール部1
15,116にはピン導体105,106が挿入され、
スルーホール部117,118にはピン導体107,1
08が挿入される。零相変流器26は印刷配線板80に
実装され、挿通されたピン導体103,104にはケー
ブル6,7が接続されている。ケーブル6,7は印刷配
線板80の背面を通り、先端に可動接触子部18,19
が接続されている。なお、119は各ピン導体を印刷配
線板80に挿入した後のはんだ付け部である。
【0056】この実施例においては、本体ケース15に
電気接続用のピン導体を有する各部品を上方からセット
し、次いで零相変流器26が実装された印刷配線板80
即ち漏電制御部35を下方からセットして各スルーホー
ル部に各ピン導体を挿入する。この状態で可動接触子1
8,19を有するケーブル6,7をピン導体103,1
04に接続するとともに、挿入された各ピン導体をはん
だ付けするものである。この作業が本体ケース15の開
口した底面でできることから、作業が容易で、自動化も
可能となる。なお、ケーブル本数の削減等は実施例10
〜12と同等の効果が期待できる。
【0057】実施例14. 上記実施例13では、印刷配線板80に対して零相変流
器26の貫通孔26aが垂直になるものを示したが、こ
の実施例のものは、印刷配線板80に対して零相変流器
26の貫通孔26aが平行になるように実装したもので
ある。即ち、図22,23において、103,104は
個々の過電流引き外し用コイル5のコイル端部5bを延
長して形成した電気接続用のピン導体、103a,10
4aはピン導体103,104の終端部に形成した折曲
げまたはカール部、103b,104bは折曲げまたは
カール部103a,104aに連結する水平部である。
101,102は個々の過電流引き外し用コイル5のコ
イル端部5aを延長して形成した電気接続用のピン導体
であり、このピン導体101,102は個々の負荷側端
子3と接触する箇所で溶接あるいはろう付けにて接続さ
れている。80はこの実施例における印刷配線板、11
1,112は印刷配線板80に形成されたスルーホール
部で、電源回路を形成するピン導体101,102が挿
入される。また、スルーホール部115,116にはピ
ン導体105,106が挿入され、スルーホール部11
7,118にはピン導体107,108が挿入される。
零相変流器26は印刷配線板80に対して貫通孔26a
が平行になるように実装されている。
【0058】この実施例においては、零相変流器26を
ピン導体の水平部103b,104bが挿入し、その端
部に可動接触子18,19を溶接あるいはろう付けにて
接続する。上記のように挿入した零相変流器26は、本
体ケース15に、各部品と共に上方からセットする。次
いで、印刷配線板80を下方からセットして各スルーホ
ール部に各ピン部材を挿入してはんだ付けを行う。以上
のように、本実施例では印刷配線板80単体の実装作業
が完全に自動化でき、さらに従来のケーブル6,7が不
要となる。なお、可動接触子18,19の上下方向の動
作に対しては、図20の矢印のように追随するものであ
る。また、本体組立の作業が本体ケース15の開口した
底面でできることから作業が容易に行われ、自動化も可
能となる。なお、ケーブル本数の削減等は実施例13と
同等の効果が期待できる。
【0059】実施例15. この実施例は、実施例13,14に比較してピン導体の
構成を簡単にしたものである。即ち、図24において、
3d,3eは個々の負荷側端子3の一部を延長して形成
した電気接続用のピン導体部である。このピン導体部3
d,3eは、印刷配線板80のスルーホール部111,
112に挿入され、漏電制御部35の電源回路を形成す
る。他の部分は実施例13または14と同様に構成され
るものである。この実施例においては、電源回路を形成
するためのピン導体が簡単になり、部品点数の削減にな
る。
【0060】実施例16. この実施例においては、テストスイッチ部8及び漏電引
き外し機構部12に用いるピン導体の構成を改良したも
のである。即ち、図24において、電気接続用のピン導
体105,106,107,108は本体ケース15に
インサート成型されている。このピン導体105,10
6,107,108の上端は、テストスイッチ部8及び
漏電引き外し機構部12のケーブル9,10,13,1
4が接続され、下端は、印刷配線板80のスルーホール
部115,116,117,118に挿入される。他の
部分は実施例13,14または15と同様に構成される
ものである。この実施例においては、各ピン部材の固定
と絶縁が確実にできる。また、本体組立の作業が本体ケ
ース15の開口した上面及び底面でできることから作業
が容易に行われ、自動化も可能となる。
【0061】実施例17. この実施例は、上記実施例13,14,15における印
刷配線板80に相当するものを、合成樹脂材で成型し、
その際、零相変流器26をインサートしたものである。
即ち、図25において、26はこの実施例における零相
変流器、26aは零相変流器26の中央部に形成された
貫通孔である。130は合成樹脂材の射出成型等によっ
て形成され零相変流器26をインサート化した配線基
板、130aは各部品から導出した電気接続用のピン導
体101〜104に相対する位置に形成された個々の導
入用ガイド孔、120は配線基板130上下面に形成さ
れた回路パターンである。
【0062】この実施例においては、基本的な組立は実
施例13と同様であるが、実施例13の印刷配線板80
のかわりに配線基板130を構成したものであり、零相
変流器26のインサート化と電気接続用のピン導体の導
入用ガイド孔130aを形成したことにより、零相変流
器26の固定が確実に行われることと、ピン導体の導入
がスムーズにでき、実施例13に比してさらに組立性が
改善できる。また、本体組立の作業は実施例13と同様
で本体ケース15の開口した底面でできることから作業
が容易に行われ、自動化も可能となる。
【0063】実施例18. この実施例は、零相変流器26と印刷配線板80を合成
樹脂材で一体化して漏電制御部35を構成したものであ
る。即ち、図26において、140は零相変流器26と
印刷配線板80を合成樹脂材の射出成型等によって成形
した合成配線板であり、各部品から導出した電気接続用
のピン導体に相対する位置に形成された個々の導入用ガ
イド140aも同時に形成される。この実施例は、基本
的に実施例17と同様であるが、通常の印刷配線板80
が使用できることから、信頼性の高い実装が可能とな
る。なお、本体組立の作業は実施例13と同様で本体ケ
ース15の開口した底面でできることから作業が容易に
行われ、自動化も可能となる。
【0064】実施例19. 上記の各実施例において、各種ピン導体やバスバー材の
結線部分以外に、必要に応じて、絶縁チューブのはめ込
みや絶縁皮膜の形成等の絶縁処理を施すものであり、ま
た、各種ケーブルは絶縁電線あるいはフラットケーブル
が用いられるものである。
【0065】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0066】支持部材を中心に主要部材を組み込んで内
部素子部を構成したことにより、本体ケースに対して一
方向からの組立が可能であり、従って、組立が容易で、
内部素子部の固定が確実に行われる。また、負荷側端子
の下側のスペースも利用して漏電制御部を装着できるの
で表面積が大きい印刷配線板を使用できる。これによっ
て、小形でありながら高機能化への対応が容易になる。
【0067】また、漏電制御部に対し、零相変流器と、
漏電引き外し機構部と、テストスイッチ部を、それぞれ
コネクタを介して電気的に接続するので、一方向からの
組立が容易になる。
【0068】さらに、片面形印刷配線板を2枚重ね合わ
せて、上記2枚の印刷配線板の結合と結線をクリップ部
材により構成したので、2枚の印刷配線板の結合と結線
が容易で表面積が大きい印刷配線板を使用できる。これ
により高機能化への対応が容易になる。
【0069】さらにまた、漏電引き外し機構部、テスト
スイッチ部を一体的に配設して内部素子部を構成するた
めの支持部材が、ケースの外壁の一部分を形成するよう
に構成したことにより構造が簡単で安価になる。
【0070】また、零相変流器実装用の印刷配線板をイ
ンサートして形成された合成樹脂材製の支持部材に零相
変流器を実装することによりケーブルの本数が少なく、
組立が容易になる。
【0071】さらに、漏電制御部の印刷配線板に、一端
が直立するようにL形導電部材を固着し、L形導電部材
の直立した部分に零相変流器を嵌めて印刷配線板に実装
し、漏電引き外し機構部及びテストスイッチ部と上記漏
電制御部を接続する配線は折曲げ可能な印刷配線板で構
成したことにより、接続用のケーブルが不要になり、従
って、自動組立が一層容易になる。
【0072】さらにまた、漏電引き外し機構部及びテス
トスイッチ部と漏電制御部を接続する配線は、合成樹脂
材で形成した部材に回路パターンを設けた配線部材によ
りなされ、テストスイッチ部は配線部材の一部分を用い
て構成したことにより、部品点数が少なくなり、自動組
立が一層容易になる。
【0073】また、漏電制御部をケースの背面側から設
け、過電流引き外し機構部、開閉機構部、可動接触子
部、漏電引き外し機構部、テストスイッチ部をケースの
前面側から設け、漏電制御部に対し、漏電引き外し機構
部及びテストスイッチ部を、それぞれ前面側と背面側と
の間に直線的に挿通されたピン導体を介して接続した
とにより、漏電制御部に対する配線が簡単で自動化が容
易になる。
【0074】さらに、漏電制御部の印刷配線板に零相変
流器及びピン導体を実装し、零相変流器の一次導体もピ
ン導体にして前面側に向かって直線的に挿通されるよう
に構成したことにより、漏電制御部の収納が容易で、配
線も簡単であるため自動化が容易になる。
【0075】さらにまた、零相変流器の貫通孔が漏電制
御部の印刷配線板と平行になるように配置して一次導体
と併せて印刷配線板に実装したことにより、さらに配線
が簡単で自動化が容易になる。
【0076】また、漏電制御部の印刷配線板に導電製ば
ね部材を介して可動接触子部を設けたことにより、ケー
ブルの本数が削減できると共に、各部材とピン導体の結
線が本体ケースの上面で作業でき、内部素子の総てが印
刷配線板に実装されるので、本体ケースに対する組み込
みが簡単、組立の自動化が容易である。
【0077】また、零相変流器の貫通孔が漏電制御部の
印刷配線板に対して垂直になるように配置して印刷配線
板に実装し、漏電引き外し機構部、テストスイッチ
、それぞれ前面側から背面側に向かって直線的に挿通
されるピン導体を設け、印刷配線板の裏側でスルーホー
ルに挿入されたピン導体を接続することにより、印刷配
線板の裏側ではんだ付け作業ができるので、自動化が容
易になる。
【0078】さらに、零相変流器の貫通孔が漏電制御部
の印刷配線板と平行になるように配置して印刷配線板に
実装し、過電流引き外し機構部に設けられたピン導体を
折り曲げて零相変流器の貫通孔を通し、さらにその先端
に可動接触子部を接続したことにより、さらに配線が簡
単で自動化が容易になる。
【0079】さらにまた、負荷側端子金具の一部分をピ
ン導体に形成して漏電制御部の印刷配線板に接続した
とにより、ピン導体の本数が少なくなり配線が簡単で自
動化が容易になる。
【0080】また、漏電引き外し装置及びテストスイッ
チ部に設けるピン導体をケース内にインサートしたこと
により、さらにピン導体の本数が少なくなり配線が簡単
で自動化が容易になる。
【0081】さらに、零相変流器をインサートし、か
つ、ピン導体挿入用ガイド孔を設けた合成樹脂材製の成
型部材に回路パターンを設けて漏電制御部を構成し、過
電流引き外し機構部、漏電引き外し機構部、テストスイ
ッチ部に設けたピン導体を上記ピン導体挿入用ガイド孔
を通して漏電制御部に接続したことにより、零相変流器
が確実に固定できると共に、ピン導体の挿入がスムーズ
にできるし、本数が少なくなり配線が簡単で自動化が容
易になる。
【0082】さらにまた、零相変流器をインサートし、
かつ、ピン導体挿入用ガイド孔を設けた合成樹脂材製の
成型部材に回路パターンを設けて漏電制御部を構成し、
過電流引き外し機構部、漏電引き外し機構部、テストス
イッチ部に設けたピン導体を上記ピン導体挿入用ガイド
孔を通して漏電制御部に接続したことにより、零相変流
器が確実に固定できると共に、ピン導体の挿入がスムー
ズにできるし、本数が少なくなり配線が簡単で自動化が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である漏電遮断器を示す
分解斜視図である。
【図2】 図1の漏電遮断器の内部素子部を下方から見
た斜視図である。
【図3】 この発明の実施例2である漏電遮断器を示す
分解斜視図である。
【図4】 図3の漏電遮断器の内部素子部を下方から見
た斜視図である。
【図5】 この発明の実施例3である漏電遮断器を示す
分解斜視図である。
【図6】 この発明の実施例4である漏電遮断器を示す
分解斜視図である。
【図7】 この発明の実施例5である漏電遮断器を示す
分解斜視図である。
【図8】 図7の漏電遮断器の内部素子部を下方から見
た斜視図である。
【図9】 この発明の実施例6である漏電遮断器を示す
分解斜視図である。
【図10】 図9の漏電遮断器の内部素子部を下方から
見た斜視図である。
【図11】 この発明の実施例7である漏電遮断器を示
す分解斜視図である。
【図12】 図11の漏電遮断器の漏電制御部を示す分
解斜視図である。
【図13】 図11の漏電遮断器の漏電引き外し機構部
を示す分解斜視図である。
【図14】 この発明の実施例8である漏電遮断器の主
要部を示す斜視図である。
【図15】 この発明の実施例8である漏電遮断器の主
要部を示す分解斜視図である。
【図16】 この発明の実施例9,10である漏電遮断
器を示す分解斜視図である。
【図17】 図16の漏電遮断器の零相変流器の部分を
示す断面図である。
【図18】 この発明の実施例11である漏電遮断器を
示す分解斜視図である。
【図19】 この発明の実施例12である漏電遮断器を
示す分解斜視図である。
【図20】 この発明の実施例13である漏電遮断器を
示す分解斜視図である。
【図21】 図20の漏電遮断器の零相変流器の部分を
示す断面図である。
【図22】 この発明の実施例14である漏電遮断器を
示す分解斜視図である。
【図23】 図22の漏電遮断器の零相変流器の部分を
示す断面図である。
【図24】 この発明の実施例15,16である漏電遮
断器を示す分解斜視図である。
【図25】 この発明の実施例17である漏電遮断器の
主要部を示す断面図である。
【図26】 この発明の実施例18である漏電遮断器の
主要部を示す断面図である。
【図27】 従来の漏電遮断器の部品構成を示す斜視図
である。
【図28】 従来の漏電遮断器におけるケーブルの配線
状態を示す全体の斜視図である。
【図29】 従来の漏電遮断器における零相変流器の取
付状態を示す平面図である。
【符号の説明】
3 負荷側端子 4 過電流引き外し機構部 8 テストスイッチ部 11 開閉機構部 12 漏電引き外し機構部 15 本体ケース 18,19 可動接触子部 26 零相変流器 35 内部素子部 36 漏電制御部 37 印刷配線板 41 支持部材 43 本体ケース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 栄之資 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (72)発明者 濱口 恒夫 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 平5−135812(JP,A) 特開 平5−2982(JP,A) 特開 昭63−301444(JP,A) 特開 昭56−3932(JP,A) 実開 平3−118536(JP,U) 実開 昭56−85362(JP,U) 実開 昭57−14956(JP,U) 実開 昭62−180851(JP,U) 実開 昭62−190327(JP,U) 実開 平6−21273(JP,U) 特公 昭62−23417(JP,B1) 実公 平5−26685(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 83/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材で形成されたケースの一方側
    に電源側端子を他方側に負荷側端子を配設し、上記ケー
    スに、回路の過電流を検出したとき作動する過電流引き
    外し機構部と、上記過電流引き外し機構部の作動に連動
    すると共に手動操作ハンドルで操作される開閉機構部
    と、上記開閉機構部により開閉する可動接触子部及び固
    定接触子部と、上記回路の零相電流を検出する零相変流
    器と、印刷配線板を含み上記零相電流に対応して漏電信
    号を発生する漏電制御部と、上記漏電信号を受けたとき
    上記開閉機構部を作動させる漏電引き外し機構部と、手
    動操作により上記漏電信号を発生させるテストスイッチ
    部を組み込んで構成した漏電遮断器において、上記ケー
    スの一部分になる外壁を形成すると共に上記零相変流器
    実装用の印刷配線板をインサートして形成された合成樹
    脂材製の支持部材、この支持部材の所定面側に、上記零
    相変流器実装用の印刷配線板に零相変流器を実装すると
    共に、上記負荷側端子、過電流引き外し装置、開閉機構
    部、可動接触子部、漏電引き外し機構部、テストスイッ
    部を一体的に配設し、上記支持部材の所定面の背面側
    に、合成樹脂材で平面部と立上り部を有するように配線
    基板材を形成しその平面部に回路パターンを設けて制御
    回路部品を配設し、かつ、立上り部にはコネクタ部を設
    けて構成された漏電制御部を装着して内部素子部を構成
    し、この内部素子部を上記ケースに組み込んで構成した
    ことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 【請求項2】 漏電制御部の印刷配線板に、一端が直立
    するようにL形導電部材を固着し、上記L形導電部材の
    直立した部分に零相変流器を嵌めて上記印刷配線板に実
    装し、かつ、上記L形導電部材の他端は可動接触子部に
    接続され、漏電引き外し機構部の近傍にはテストスイッ
    チ部を設けたことを特徴とする請求項1記載の漏電遮断
    器。
  3. 【請求項3】 漏電引き外し機構部及びテストスイッチ
    部と漏電制御部を接続する配線は折曲げ可能な印刷配線
    板で構成したことを特徴とする請求項1または請求項
    記載の漏電遮断器。
  4. 【請求項4】 漏電引き外し機構部及びテストスイッチ
    部と上記漏電制御部を接続する配線は、合成樹脂材で形
    成した部材に回路パターンを設けた配線部材によりなさ
    れ、上記テストスイッチ部は上記配線部材の一部分を用
    いて構成したことを特徴とする請求項または請求項
    記載の漏電遮断器。
  5. 【請求項5】 零相変流器の一次導体の貫通孔が漏電制
    御部の印刷配線板と平行になるように配置して一次導体
    と共に上記印刷配線板に実装されていることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項のいずれか一項記載の漏電遮
    断器。
  6. 【請求項6】 零相変流器の貫通孔が漏電制御部の印刷
    配線板と平行になるように配置して一次導体と併せて上
    記印刷配線板に実装し、上記一次導体の一端に接続され
    た回路パターンのパッド部に、導電製ばね部材を介して
    可動接触子部を設けたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項のいずれか一項記載の漏電遮断器。
  7. 【請求項7】 負荷側端子金具の一部分をピン導体に形
    成して漏電制御部の印刷配線板に接続したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項のいずれか一項記載の漏電
    遮断器。
  8. 【請求項8】 漏電引き外し装置及びテストスイッチ部
    に設けるピン導体をケース内にインサートしたことを特
    徴とする請求項ないし請求項のいずれか一項記載の
    漏電遮断器。
  9. 【請求項9】 零相変流器をインサートし、かつ、ピン
    導体挿入用ガイド孔を設けた合成樹脂材製の成型部材に
    回路パターンを設けて配線基板を形成し、この配線基板
    に制御回路部品を実装して漏電制御部を構成し、過電流
    引き外し機構部、漏電引き外し機構部、テストスイッチ
    部に設けたピン導体を上記ピン導体挿入用ガイド孔を通
    して漏電制御部に接続したことを特徴とする請求項
    載の漏電遮断器。
  10. 【請求項10】 零相変流器と印刷配線板とを合成樹脂
    材で一体的にし、かつ、ピン導体挿入用ガイド孔を設け
    て漏電制御部を構成し、過電流引き外し機構部、漏電引
    き外し機構部、テストスイッチ部に設けたピン導体を上
    記ピン導体挿入用ガイド孔を通して漏電制御部に接続し
    たことを特徴とする請求項記載の漏電遮断器。
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