JP3356723B2 - 交換機間ハンドオーバ方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は交換機間ハンドオー
バ方法に関し、特にＰＨＳの移動端末が通話中に異なる
交換機の無線ゾーンへ移動したとき通話状態を継続する
ことができるハンドオーバ方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、極小無線ゾーンを構成する移動体
通信システムにおける移動端末が通話中に異なる交換局
のサービスエリアへ移動する際、通話状態を継続するた
めにチャネルの切替処理（ハンドオーバ）が必要にな
る。

【０００３】このような交換局間のハンドオーバ方法が
いくつか提案されている。

【０００４】第１のハンドオーバ方法は、図９に示すよ
うに、一般電話機１７を収容する通信話交換機１１と、
ハンドオーバ元交換機１２と、ハンドオーバ元交換機の
サービスエリアに設置された基地局１３と、ハンドオー
バ先交換機１４と、ハンドオーバ先交換機のサービスエ
リア内に設置された基地局１５と、ＰＨＳ加入者に関す
る情報を管理するＰＨＳ加入者データベース１６−１お
よびＰＨＳ端末の在圏エリアを管理するＰＨＳ位置情報
データベース１６−２を備えるＳＣＰ（Ｓｅｒｖｉｓ
Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｏｉｎｔ）１６と、移動端末１８と
から構成されている。

【０００５】移動端末１８が基地局１３、ハンドオーバ
元交換機１２、通信先交換機１１を介して一般電話機１
７と通話中に、基地局１３の無線ゾーンから基地局１５
の無線ゾーンへ移動した場合、移動端末１８は基地局１
５を介してハンドオーバ先交換機１４へチャネル切替要
求（ハンドオーバ要求）を行い、ハンドオーバ先交換機
１４はＳＣＰ１６へ移動端末１８の加入者番号を送出
し、加入者データを取得し通信可否を判定し、通信可の
ときＳＣＰ１６へ移動端末１８の加入者番号を送出し移
動端末の認証情報を取得し、ハンドオーバ要求呼に含ま
れている移動端末の認証情報と照合し一致したとき、ハ
ンドオーバ元交換機１２との間の通話パスを設定して移
動端末の加入者番号を通知し、ハンドオーバー元交換機
１２は通話先交換機１１との間の通話パス設定し、ハン
ドオーバ先交換機間の通話パスとを接続する。

【０００６】従ってハンドオーバ後は、ハンドオーバ元
交換機１２と通信先交換機１１間の通話パスと、ハンド
オーバ元交換機１２とハンドオーバ先交換機１４間の通
話パスと、２つの通話パスが存在することになる。

【０００７】第２のハンドオーバ手法は、第３の交換局
の加入者と通信中の第１の交換局の第１の無線ゾーンに
在圏する移動局は、通信中の第１の無線ゾーン内の第１
の基地局からの信号受信レベルが劣化したことを検出す
ることにより、通信中の第１の無線ゾーンから第２の無
線ゾーンへ移動したと判定した場合、第２の無線ゾーン
に対し移動局（自己）の識別番号を含むチャネル切替要
求信号を送信し、第２の無線ゾーンに接続された第２の
交換局（Ａ）はチャネル切替要求信号を受信し、受信し
たチャネル切替要求信号に含まれている識別番号により
移動局を特定し、特定した移動局が第２交換局以外の第
１の交換局（Ｂ）で通信中であることを判定し、その移
動局の位置情報を記憶装置に要求して取得し、通信中の
移動局を接続している第１の交換局に対しチャネル切替
要求信号を送信し、チャネル切替要求信号を受信した第
１の交換局は受信したチャネル切替要求信号に含まれて
いる移動局の識別番号により特定される移動局が自交換
局（第１の交換局）で通信中であることを判定し、通信
中のチャネルを第２の交換局に接続している通信回線の
チャネルに切り替え、切替完了報告を第２の交換局へ返
送し、切替完了報告を受信した第２の交換局は第１の交
換局からの通信回線のチャネルと移動局に接続するチャ
ネルとを接続して通信を継続する通信中チャネル切替方
法が、例えば特開平０９−１４９４５０号公報に記載さ
れている。

【０００８】従って、通信中チャネルの切り替え後は、
ハンドオーバ元である第１の交換局（Ａ）と通信先であ
る第３の交換局間の通話パスと、ハンドオーバ元である
第１の交換局とハンドオーバ先である第２の交換局間の
通話パスと、２つの通話パスが存在することになる。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】上述した、第１および
第２の手法は、いずれもハンドオーバ完了後、ハンドオ
ーバ元の交換機と相手加入者が接続されている通話先の
交換機（公衆網交換機）との間の通話パスと、ハンドオ
ーバ元の交換機とハンドオーバ先の交換機との間の通話
パスと、２つの通話パスが存在するので、すなわち１つ
の呼に対し２方路の通話パスが必要となり、通話回線
（通話チャネル）の使用効率が劣化する。

【００１０】従って、輻輳時には呼損が発生する危険性
がある。

【００１１】本発明の目的は、ハンドオーバ後１つの通
話パスで通信状態を継続可能な交換機間ハンドオーバ方
法を提供することにある。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明の交換機間ハンド
オーバ方法は、複数の交換機と、前記交換機個々に収容
される複数の基地局と、前記基地局と無線チャネルで接
続し通話する移動端末と、ＮＯ．７共通線信号方式によ
り前記交換機個々と接続され、前記移動端末に拘わる情
報を管理するデータベースを備えたサービス・コントロ
ール・ポイント（Ｓｅｒｖｉｓ・Ｃｏｎｔｒｏｌ・Ｐｏ
ｉｎｔ：ＳＣＰ）とからなる移動体通信システムいおけ
る交換機間ハンドオーバ方法において、前記ＳＣＰは、
前記移動端末の加入者情報を管理する加入者データベー
スと、前記移動端末の在圏エリアを管理する位置情報デ
ータベースと、前記移動端末の通話相手情報を管理する
通話相手情報データベースとを備え、第１の前記交換機
に収容された第１の前記基地局の無線ゾーン内に在圏す
る前記移動端末が、公衆網を介して第３の交換機に収容
された電話端末と通話中に、前記第１の基地局の無線ゾ
ーンから第２の前記交換機に収容された第２の前記基地
局の無線ゾーンへ移動したとき、第２の前記交換機は前
記移動端末が送出する第１のハンドオーバ要求呼を受信
し、前記ＳＣＰから前記移動端末の加入者データと第１
の前記交換機の交換機番号情報を取得し、第１の前記交
換機に対し前記移動端末の認証情報を要求し、第１の前
記交換機から取得した認証情報と前記第１のハンドオー
バ要求呼から検出した認証情報とを照合し一致したとき
前記ＳＣＰから通話相手先である前記電話端末の加入者
番号を取得し、第３の前記交換機に対し第２のハンドオ
ーバ要求呼を送信し、第３の前記交換機は前記第２のハ
ンドオーバ要求呼を受信すると第２の前記交換機と第３
の前記交換機間の通話路を形成した後、第１の前記交換
機との通話路を解放することを特徴とする。

【００１３】また、前記第１のハンドオーバ要求呼に
は、少なくとも通話先である前記電話端末の加入者番号
と、前記移動端末の加入者番号および認証情報とを含む
ことを特徴とする。

【００１４】また、前記第２のハンドオーバ要求呼に
は、少なくとも通話路接続替要求情報と、通話先である
前記電話端末の加入者番号と、前記移動端末の加入者番
号とを含むことを特徴とする。

【００１５】また、複数の交換機と、前記交換機個々に
収容される複数の基地局と、前記基地局と無線チャネル
で接続し通話する移動端末と、ＮＯ．７共通線信号方式
により前記交換機個々と接続され、前記移動端末に拘わ
る情報を管理するデータベースを備えたサービス・コン
トロール・ポイント（Ｓｅｒｖｉｓ・Ｃｏｎｔｒｏｌ・
Ｐｏｉｎｔ：ＳＣＰ）とからなる移動体通信システムい
おける交換機間ハンドオーバ方法において、前記ＳＣＰ
は、前記移動端末の加入者情報を管理する加入者データ
ベースと、前記移動端末の在圏エリアを管理する位置情
報データベースと、前記移動端末の通話相手情報を管理
する通話相手情報データベースとを備え、第１の前記交
換機に収容された第１の前記基地局の無線ゾーン内に在
圏する前記移動端末が、公衆網を介して第３の交換機に
収容された電話端末と通話中に、前記第１の基地局の無
線ゾーンから第２の前記交換機に収容された第２の前記
基地局の無線ゾーンへ移動するとき、前記移動端末は電
界強度を基に新たな無線ゾーンに移動したことを認識
し、少なくとも自己の加入者番号、認証番号、通話中の
相手の加入者番号を含む第１のハンドオーバ要求呼を第
２の前記基地局を介して第２の前記交換機へ送信し、第
２の前記交換機は前記第１のハンドオーバ要求呼を受信
したとき、前記ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路を
介して前記ＳＣＰへ前記移動端末の加入者番号を送信し
前記移動端末の加入者データを取得し前記移動端末の接
続可否を判定し、接続可のとき前記ＮＯ．７共通線信号
方式の制御信号路を介して前記ＳＣＰへ前記移動端末の
加入者番号を送信し第１の前記交換機の交換機番号情報
を取得し、取得した前記移動端末の加入者番号を第１の
前記交換機へ送信して前記移動端末の認証情報を要求
し、第１の前記交換機から取得した前記移動端末の認証
情報と前記第１のハンドオーバ要求呼から検出した認証
情報とを照合し一致したとき、前記ＳＣＰへ前記移動端
末の加入者番号を送出して通話先である前記電話端末の
加入者番号を要求し、前記ＳＣＰから通話先である前記
電話端末の加入者番号を取得した後第３の前記交換機へ
第２のハンドオーバ要求呼を送出し、前記第３の交換機
は、前記第２のハンドオーバ要求呼を受信したとき、第
３の前記交換機と第２の前記交換機間の通話路を形成し
た後、第３の前記交換機と第１の前記交換機間の通話路
を開放し、前記ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路介
して第１の前記交換機へ第１の前記交換機と第３の前記
交換機間の通話路の解放を要求することを特徴とする。

【００１６】また、前記ＳＣＰは、前記第２の交換機が
前記認証情報の照合を行い一致したとき送出する通話先
である前記電話端末の加入者番号要求情報を受信したと
き、前記ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路を介して
前記第３の交換機に対し、通話路接続替要求情報と、通
話先である前記電話端末の加入者番号と、前記移動端末
の加入者番号とを含む通話路接続替指示情報を送信した
後、第２の前記交換機へ通話先である前記電話端末の加
入者番号を送出することを特徴とする。

【００１７】また、第３の前記交換機は、前記通話路接
続替指示情報を受信すると、通話先である前記電話端末
と第３の前記交換機間の通話路と第１の前記交換機と第
３の前記交換機間の通話路を通話路スイッチを介してサ
ービストランクに接続し、第２の前記交換機から前記第
２のハンドオーバ要求呼を受信したとき、第２の前記交
換機と第３の前記交換機間の通話路を前記通話路スイッ
チを介して前記サービストランクへ接続した後、前記通
話路スイッチを解放して第３の前記交換機と第１の前記
交換機間の通話路を開放し、前記ＮＯ．７共通線信号方
式の制御信号路介して第１の前記交換機へ第１の前記交
換機と第３の前記交換機間の通話路の解放を要求し、前
記ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路を介して第１の
前記交換機から通話路解放完了情報を受信したとき、前
記サービストランクを解放し、通話先である前記電話端
末と第３の前記交換機間の通話路と第２の前記交換機と
第３の前記交換機間の通話路を前記通話路スイッチで直
接接続することを特徴とする。

【００１８】

【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図１は本発明のハンドオーバ前の
通話路の構成を示す図、図２は本発明のハンドオーバ時
の通話路の構成を示す図、図３は本発明のハンドオーバ
後の通話路の構成を示す図、図４は移動端末から一般電
話機への発呼時におけるハンドオーバ元交換機の発呼処
理を示すフローチャート、図５は本発明のハンドオーバ
先交換機のハンドオーバ処理を示すフローチャート、図
６は本発明のハンドオーバ時の通信先交換機の通話路切
替処理を示すフローチャート、図７は本発明の通信先交
換機のハンドオーバ処理を示すフローチャート、図８は
本発明のＳＣＰの通話相手情報データベースにおける通
話先電話番号の登録状態を示す図である。

【００１９】本発明の交換機間ハンドオーバ方法の構成
は、図１,２,３に示すように、一般電話機１７を収容す
る通話先交換機１１と、ハンドオーバ元交換機１２と、
ハンドオーバ元交換機１２のサービスエリアに設置され
た基地局１３と、ハンドオーバ先交換機１４と、ハンド
オーバ先交換機１４のサービスエリアに設置された基地
局１５と、移動端末の加入者および通話相手先に関する
情報を管理するＳＣＰ（Ｓｅｒｖｉｓ Ｃｏｎｔｒｏｌ
Ｐｏｉｎｔ）１６と、移動端末１８とから構成されて
いる。

【００２０】なお、通話先交換機１１、ハンドオーバ元
交換機１２およびハンドオーバ先交換機１４は、それぞ
れＮＯ．７共通線信号方式（図示せず）によりＳＣＰ１
６と接続されている。

【００２１】通話先交換機１１は、一般電話機１７を収
容する通話路トランク１１−１と、通話路スイッチ１１
−２と、サービストランク１１−３と、ハンドオーバ元
交換機１２との通信回線を収容するハンドオーバ元交換
機向け方路の通話路トランク１１−４と、ハンドオーバ
先交換機１４との通信回線を収容するハンドオーバ先交
換機向け方路の通話路トランク１１−５とから構成され
ている。

【００２２】通話先交換機１１は、一般電話機１７の接
続機能と、ハンドオーバ時にＳＣＰ１６から通話路接続
替指示情報を受信し、ハンドオーバ元ＰＨＳ交換機１２
向け方路の通話路トランク１１−４と通話先加入者（一
般電話機１７）向け方路の通話路トランク１１−１を通
話路スイッチ１１−２を介してサービストランク１１−
３に接続する機能と、ハンドオーバ先交換機１４からハ
ンドオーバのための発呼要求受信時、ハンドオーバ先交
換機１４向け方路の通話路トランク１１−５をサービス
トランク１１−３に接続する機能を備えている。

【００２３】ハンドオーバ元交換機１２は、通話先交換
機１１との通話回線を収容する通話路トランク１２−１
と、通話路スイッチ１２−２と、基地局１３を収容する
基地局向け方路の通話路トランク１２−３とから構成さ
れている。

【００２４】ハンドオーバ元交換機１２は、移動端末１
８からの発呼または移動端末１８への着呼時にＳＣＰ１
６に通話相手先の電話番号の登録要求を行う機能と、ハ
ンドオーバ実施時に通話先交換機１１向け方路の通話路
トランク１２−１とハンドオーバ実施前の移動端末加入
者（基地局１３）向け方路の通話路トランク１２−３を
解放する機能を備えている。

【００２５】ハンドオーバ先交換機１４は、通話先交換
機１１との通信回線を収容する通話路トランク１４−１
と、通話路スイッチ１４−２と、基地局１５を収容する
基地局向け方路の通話路トランク１４−３とから構成さ
れている。

【００２６】ハンドオーバ先交換機１４は、移動端末１
８からハンドオーバ要求時にＳＣＰ１６に対して通話相
手情報検索指示を行う機能と、通話先交換機１１向け方
路の通話路トランク１４−１と移動端末の加入者（基地
局１５）向け通話路トランク１４−２を接続する機能を
備えている。

【００２７】サービス・コントロール・ポイント（ＳＣ
Ｐ）１６は、移動端末の加入者の発着信許容／非許容等
の加入者に関する情報のデータを管理するＰＨＳ加入者
データベース１６−１と、移動端末１８の在圏エリアを
管理するＰＨＳ位置情報データベース１６−２と、移動
端末の加入者の通話相手情報を管理する通話相手情報デ
ータベース１６−３とから構成されている。

【００２８】次に本発明の実施の形態について図面を参
照し説明する。最初に図１に図４を合わせて参照し、ハ
ンドオーバ元交換機１２における移動端末１８から一般
電話機１７への発呼処理について説明する。

【００２９】ハンドオーバ元交換機１２は、移動端末１
８から発呼要求を受信すると（図４のステップＳ１０
１）、ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路を介してＳ
ＣＰ（サービス・コントロール・ポイント）１６のＰＨ
Ｓ加入者データベース１６−１に移動端末１８の加入者
番号を送信し、移動端末１８の加入者データを取得する
（１０２）。

【００３０】取得した加入者データに含まれている移動
端末の加入者の発着信可／不可情報を基に発呼した移動
末１８が通信可能か判定する（Ｓ１０３）。この発着信
可／不可情報は、発信専用、着信専用、料金不払いや移
動端末の紛失等による通信停止等の情報が含まれてい
る。

【００３１】ステップＳ１０３における判定が通信（接
続）不可のときにはステップＳ１０９に移行し切断処理
を行い、判定結果が通信（接続）可のときは、ＮＯ．７
共通線信号方式の制御信号路を介してＳＣＰ（サービス
・コントロール・ポイント）１６のＰＨＳ位置情報デー
タベース１６−２に移動端末１８の加入者番号を送信
し、認証情報を取得するＳ１０４）。

【００３２】ハンドオーバ元交換機１２は、移動端末１
８からの発呼要求時に受信した認証情報と、位置情報デ
ータベース１６−２から取得した認証情報が一致するか
判定し（Ｓ１０５）、不一致のときにはステップＳ１０
９へ移行し切断処理を行う。

【００３３】ステップＳ１０５における判定結果が一致
のとき、ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路を介して
ＳＣＰ１６の通話相手情報データベース１６−３に移動
端末１８の加入者番号と発呼要求時に移動端末１８から
受信した通話先である一般電話機１７の加入者番号を送
信する。

【００３４】ＳＣＰ１６の通話相手情報データベース１
６−３は、ハンドオーバ元交換機１２から受信した一般
電話機１７の加入者番号を、図８に示すように移動端末
１８の加入者番号に対応して通信先番号として登録し
（Ｓ１０６）、登録結果情報をハンドオーバ元交換機１
２へ返送する。

【００３５】ハンドオーバ元交換機１２は、受信した登
録結果情報を基に登録の成功／非成功を判定し（Ｓ１０
７）、判定結果が登録不成功のときにはステップＳ１０
９へ移行し切断処理を行う。

【００３６】ステップＳ１０７における判定結果が成功
のとき、ハンドオーバ元交換機１２は、移動端末の加入
者向け方路の通話路トランク１２−３と通話先交換機向
け方路の通話路トランク１２−１とを通話路スイッチ１
２−２を介して接続し、通話先交換機１１に対して発呼
要求し呼接続処理を行う（Ｓ１０８）。

【００３７】通話先交換機１１は、ハンドオーバ元交換
機１２からの呼接続要求に対して一般呼と同様に、ハン
ドオーバ元交換機向け方路の通話路トランク１１−４と
一般電話機向け方路の通話路トランク１１−１とを通話
路スイッチ１１−２を介して接続し、発呼端末である移
動端末１８と着呼端末である一般電話機１７との通話路
を形成する。

【００３８】一般電話機１７から移動端末１８への着呼
時における通信先交換機１１は、一般電話機１７から移
動端末１８に対する発呼要求情報を受信すると、ＮＯ．
７共通線信号方式の制御信号路を介してＳＣＰ１６のＰ
ＨＳ位置情報データベース１６−２に移動端末１８の加
入者番号を送信し、ハンドオーバ元交換機１２の交換機
番号を取得する。

【００３９】続いて、一般電話機向け方路の通話路トラ
ンク１１−１とハンドオーバ元交換機向け方路の通話ト
ランク１１−４とを通話路スイッチ１１−２を介して接
続し、ＳＣＰ１６のＰＨＳ位置情報データベース１６−
２から取得したハンドオーバ元交換機の交換機番号と移
動端末１８の加入者番号を送出してハンドオーバ元交換
機１２に対して接続要求を行う。

【００４０】通話先交換機１１から接続要求を受信した
ハンドオーバ元交換機１２は、ＮＯ．７共通線信号方式
の制御信号路を介してＳＣＰ１６の加入者データベース
１６−１に移動端末１８の加入者番号を送信し、移動端
末１８の加入者データを取得する。

【００４１】ハンドオーバ元交換機は１２は、ＳＣＰ１
６の加入者データベース１６−１から取得した加入者デ
ータを基に移動端末１８が通信可能か否かを判定し、通
信可能なときＳＣＰ１６のＰＨＳ位置情報データベース
１６−２に移動端末１８の加入者番号を送信して認証情
報を取得すると共に、移動端末１８に着信してＰＨＳ端
末１８からも認証情報を取得する。

【００４２】ハンドオーバ元交換機１２は、移動端末１
８から取得した認証情報とＰＨＳ位置情報データベース
１６−２から取得した認証情報を照合し、認証情報が一
致している場合、ＳＣＰ１６の通話相手情報データベー
ス１６−３に移動端末１８の加入者番号と発呼要求時に
受信した通話先番号（移動端末１８の加入者番号）を送
信し、通信先番号の登録を要求する。

【００４３】通話先番号の登録要求を受信したＳＣＰ１
６の通話相手情報データベース１６−３は、図８に示す
ように移動端末１８の加入者番号に対応して通信先番号
を登録し、ハンドオーバ元交換機１２へ登録完了通知を
返送する。

【００４４】ハンドオーバ元交換機１２は、通話相手情
報データベース１６−３から登録完了通知を受信する
と、通話路スイッチ１２−３を介して通話先交換機向け
方路の通話路トランク１２−１と移動端末１８（基地局
１３）向け方路の通話路トランク１２−３とを接続す
る。

【００４５】次に一般電話機１７と通話中の移動端末１
８が基地局１３の無線ゾーンから基地局１５の無線ゾー
ンへ移動したときのハンドオーバ処理について説明す
る。

【００４６】最初に次に図２に図５を併せて参照し、ハ
ンドオーバ先交換機１４におけるハンドオーバ処理につ
いて説明する。

【００４７】移動端末１８が基地局１３、ハンドオーバ
元交換機１２、通信先交換機１１を介して一般電話機１
７と通話中に、基地局１３の無線ゾーンから基地局１５
の無線ゾーンへ移動すると、移動端末１８は基地局１５
を介してハンドオーバ先交換機１４に対しハンドオーバ
要求（チャネル切替要求）のための発呼情報（第１のハ
ンドオーバ要求呼）を送信する。

【００４８】ハンドオーバ先交換機１４は、基地局１５
を介して移動端末１８からのハンドオーバ要求のための
発呼情報を受信すると（図５のステップＳ２０１）、Ｓ
ＣＰ１６のＰＨＳ加入者データベース１６−１へ移動端
末１８の加入者番号を送出し、移動端末１８の加入者デ
ータを取得し（Ｓ２０２）、通信可否を判定する（２０
３）。

【００４９】ステップＳ２０３における判定が通信不可
のときは、ステップＳ２１０へ移行しハンドオーバ要求
呼の切断復旧処理を行い、通信可のときは、ＳＣＰ１６
のＰＨＳ位置情報データベース１６−２へ移動端末１８
の加入者番号を送出し、ハンドオーバ元交換機１２の交
換機番号を取得する（Ｓ２０４）。

【００５０】ハンドオーバ先交換機１４は、ハンドオー
バ元交換機１２の交換機番号を取得すると、ハンドオー
バ元交換機１２へ移動端末１８の加入者番号を送信して
認証情報を取得し（Ｓ２０５）、第１のハンドオーバ要
求呼に含まれている移動端末１８の認証情報とハンドオ
ーバ元交換機１２から取得した認証情報とを照合する
（Ｓ２０６）。

【００５１】ステップＳ２０６における照合結果が不一
致のときはステップＳ２１０へ移行しハンドオーバ要求
呼の切断復旧処理を行い、一致したときは、ＳＣＰ１６
の通話相手情報データベース１６−３へ移動端末１８の
加入者番号を送出して通話相手先情報を要求し（Ｓ２０
７）、通話先である一般電話機１７の加入者番号を取得
する（Ｓ２０８）。

【００５２】このとき、すなわちハンドオーバ先交換機
１４から通話相手先情報の要求を受けたとき、ＳＣＰ１
６の通話相手情報データベースは１６−３は、ＮＯ．７
共通線信号方式の制御信号路を介して通話先交換機１１
に対し、通話路接続替要求、通話先加入者番号（一般電
話機１７の加入者番号）、移動端末１８の加入者番号を
含む通話路接続替指示情報を送信した後、ハンドオーバ
先交換機１４へ、通話先である一般電話機１７の加入者
番号を返送する。

【００５３】ハンドオーバ先交換機１４は、通話先であ
る一般電話機１７の加入者番号を取得すると、通話先交
換機１１向け方路の通話路トランク１４−１と移動端末
１８向け方路（基地局１５）の通話路トランク１４−３
とを通話路スイッチ１４−２を介して接続し、通話先交
換機１１に対し通話路接続替要求、通話先加入者番号
（一般電話機１７の加入者番号）、移動端末１８の加入
者番号を含む発呼要求呼（第２のハンドオーバ要求呼）
を送信する（２０９）。

【００５４】次に通話先交換機１１におけるハンドオー
バ処理について説明する。最初に図３に図６を併せて参
照し、ＳＣＰ１６の通話相手情報データベースから通話
路接続替指示情報を受信したときの通話先交換機１１の
通話路切替処理について説明する。

【００５５】通話先交換機１１は、ＳＣＰ１６の通話相
手情報データベース１６−３から通話路接続替指示情報
（通話路接続替要求、通信先加入者番号、移動端末の加
入者番号を含む）を受信すると（図６のステップＳ３０
１）、通話路接続替要求の有無を判定（Ｓ３０２）、通
話路接続替要求が通話路接続替指示情報に含まれていな
いときはステップＳ３０４に移行し一般呼として接続処
理を行う。

【００５６】ステップＳ３０２における判定が通話路接
続替要求有りのときは、接続対象呼である一般電話機１
７とハンドオーバ元交換機１２との間で接続中の呼の状
態が通話中か否か判定し（Ｓ３０３）、通話中でないと
きは通話路接続替処理を終了する。

【００５７】ステップＳ３０３の判定が通話中であると
きは、通話路接続替指示情報に含まれていた通話先であ
る一般電話機１７の加入者番号と移動端末１８の加入者
番号から一般電話機１７を接続している通話路トランク
１１−１とハンドオーバ元交換機１２を接続している通
話路トランク１１−４を検出（識別）し（Ｓ３０５）、
その通話路トランク１１−１、１１−４をそれぞれ通話
路スイッチ１１−２を介してサービストランク１１−３
に接続し（Ｓ３０６）、ハンドオーバ先交換機１４から
のハンドオーバのための発呼要求（第２のハンドオーバ
要求呼）の受信準備をする。

【００５８】この通話路トランク１１−１と１１−４の
サービストランク１１−３への接続は、ハンドオーバ先
交換機１４から第２のハンドオーバ要求呼を受信する前
に接続しておくことにより、ハンドオーバ処理時間を短
縮することができる。なお、第２のハンドオーバ要求呼
を受信したとき、通話路トランク１１−１、１１−４、
１１−２を同時の接続してもよい。

【００５９】次に図３に図７を併せて参照し、ハンドオ
ーバ先交換機１４からハンドオーバのための発呼要求
（第２のハンドオーバ要求呼）を受信したときの通話先
交換機１１の通話路切替処理について説明する。

【００６０】通話先交換機１１は、ハンドオーバ先交換
機１４から通話路接続替要求、一般電話機１７の加入者
番号、移動端末１８の加入者番号を含む通話路接続替え
のための発呼要求呼（第２のハンドオーバ要求呼）を受
信すると（図７のステップＳ４０１）、通話路接続替要
求の有無を判定（Ｓ４０２）し、通話路接続替要求が第
２のハンドオーバ要求呼に含まれていないときはステッ
プＳ４０３に移行し一般呼として接続処理を行う。

【００６１】ステップＳ４０２における判定が通話路接
続替要求有りのときは、接続対象呼である一般電話機１
７とハンドオーバ元交換機１２との間で接続中の呼の状
態が通話中か否か判定し（Ｓ４０４）、通話中でないと
きはステップＳ４０５に移行し発呼要求呼の切断復旧処
理を行う。

【００６２】ステップＳ４０４の判定が通話中であると
きは、ハンドオーバ先交換機向け方路の通話トランク１
１−５を通話路スイッチ１１−２を介してサービストラ
ンク１１−３に接続した後、通話路スイッチ１１−２を
解放しハンドオーバ元交換機向け方路の通話トランク１
１−４を解放する（Ｓ４０６）。

【００６３】通話先交換機１１は、ハンドオーバ元交換
機向け方路の通話トランク１１−４を解放すると、Ｎ
Ｏ．７共通線信号方式の制御信号路を介してハンドオー
バ元交換機１２に対し呼開放を要求し（Ｓ４０７）、一
般電話機１７向け方路の通話トランク１１−１とハンド
オーバ先交換機向け方路の通話トランク１１−５を、通
話路スイッチ１１−２を介して直接接続してサービスト
ランク１１−３を解放する（Ｓ４０８）。

【００６４】

【発明の効果】以上説明したように本発明の交換機間ハ
ンドオーバ方法は、通話先交換機がハンドオーバ先交換
機から第２のハンドオーバ要求呼を受信したとき、通話
先の一般電話装置とハンドオーバ先交換機間の通話路を
形成した後、ハンドオーバ元交換機との間の通話路を解
放するので、ハンドオーバ後の通話路は通話先交換機と
ハンドオーバ先交換機間の１方路のみとなり、通話チャ
ネルの使用効率が向上する。

【００６５】また、通話先交換機は、ハンドオーバ先交
換機から第２のハンドオーバ要求呼受信する前に、ＳＣ
Ｐから通話路接続替指示情報を受信し、通話先の一般電
話装置との通話路と、ハンドオーバ元交換機との通話路
を事前にサービストランクへ接続しておき、第２のハン
ドオーバ要求呼を受信したとき、ハンドオーバ先交換機
との通話路をサービストランクへ接続するので、ハンド
オーバ処理時間を短縮することができる。

【００６６】また、通話先交換機はハンドオーバ処理の
過程で、一般電話装置との通話路、ハンドオーバ元交換
機との通話路、ハンドオーバ先交換機との通話路をサー
ビストランクに接続するので、ハンドオーバ処理中に通
話中呼の瞬断を回避することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のハンドオーバ前の通話路の構成を示す
図である。

【図２】本発明のハンドオーバ時の通話路の構成を示す
図である。

【図３】本発明のハンドオーバ後の通話路の構成を示す
図である。

【図４】移動端末から一般電話機への発呼時におけるハ
ンドオーバ元交換機の発呼処理を示すフローチャートで
ある。

【図５】本発明のハンドオーバ先交換機のハンドオーバ
処理を示すフローチャートである。

【図６】本発明のハンドオーバ時の通話先交換機の通話
路切替処理を示すフローチャートである。

【図７】本発明の通信話交換機のハンドオーバ処理を示
すフローチャートである。

【図８】本発明のＳＣＰの通話相手情報データベースに
おける通話先電話番号の登録状態を示す図である。

【図９】従来のハンドオーバ後の通話路の構成を示す図
である。

【符号の説明】

１１ 通話先交換機 １１−１ 一般電話機向け方路の通話路トランク １１−２ 通話路スイッチ １１−３ サービストランク １１−４ ハンドオーバ元交換機向け方路の通話路ト
ランク １１−５ ハンドオーバ先交換機向け方路の通話路ト
ランク １２ ハンドオーバ元交換機 １２−１ 通話先交換機向け方路の通話路トランク １２−２ 通話路スイッチ １２−３ 基地局向け方路の通話路トランク １３ ハンドオーバ元交換機のサービスエリアに設置
された基地局 １４ ハンドオーバ先交換機 １４−１ 通話先交換機向け方路の通話路トランク １４−２ 通話路スイッチ １４−３ 基地局向け方路の通話路トランク １５ ハンドオーバ先交換機のサービスエリアに設置
された基地局 １６ サービス・コントロール・ポイント（ＳＣＰ） １６−１ ＰＨＳ加入者データベース １６−２ ＰＨＳ位置情報データベース １６−３ 通話相手情報データベース

Claims (6)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の交換機と、前記交換機個々に収容
   される複数の基地局と、前記基地局と無線チャネルで接
   続し通話する移動端末と、ＮＯ．７共通線信号方式によ
   り前記交換機個々と接続され、前記移動端末に拘わる情
   報を管理するデータベースを備えたサービス・コントロ
   ール・ポイント（Ｓｅｒｖｉｓ・Ｃｏｎｔｒｏｌ・Ｐｏ
   ｉｎｔ：ＳＣＰ）とからなる移動体通信システムにおけ
   る交換機間ハンドオーバ方法において、 前記ＳＣＰは、前記移動端末の加入者情報を管理する加
   入者データベースと、前記移動端末の在圏エリアを管理
   する位置情報データベースと、前記移動端末の通話相手
   情報を管理する通話相手情報データベースとを備え、 第１の前記交換機に収容された第１の前記基地局の無線
   ゾーン内に在圏する前記移動端末が、公衆網を介して第
   ３の交換機に収容された電話端末と通話中に、前記第１
   の基地局の無線ゾーンから第２の前記交換機に収容され
   た第２の前記基地局の無線ゾーンへ移動したとき、第２
   の前記交換機は前記移動端末が送出する第１のハンドオ
   ーバ要求呼を受信し、前記ＳＣＰから前記移動端末の加
   入者データと第１の前記交換機の交換機番号情報を取得
   し、第１の前記交換機に対し前記移動端末の認証情報を
   要求し、第１の前記交換機から取得した認証情報と前記
   第１のハンドオーバ要求呼から検出した認証情報とを照
   合し一致したとき前記ＳＣＰから通話相手先である前記
   電話端末の加入者番号を取得し、第３の前記交換機に対
   し第２のハンドオーバ要求呼を送信し、第３の前記交換
   機は前記第２のハンドオーバ要求呼を受信すると第２の
   前記交換機と第３の前記交換機間の通話路を形成した
   後、第１の前記交換機との通話路を解放することを特徴
   とする交換機間ハンドオーバ方法。
2. 【請求項２】 前記第１のハンドオーバ要求呼には、少
   なくとも通話先である前記電話端末の加入者番号と、前
   記移動端末の加入者番号および認証情報とを含むことを
   特徴とする請求項１記載の交換機間ハンドオーバ方法。
3. 【請求項３】 前記第２のハンドオーバ要求呼には、少
   なくとも通話路接続替要求情報と、通話先である前記電
   話端末の加入者番号と、前記移動端末の加入者番号とを
   含むことを特徴とする請求項１記載の交換機間ハンドオ
   ーバ方法。
4. 【請求項４】 複数の交換機と、前記交換機個々に収容
   される複数の基地局と、前記基地局と無線チャネルで接
   続し通話する移動端末と、ＮＯ．７共通線信号方式によ
   り前記交換機個々と接続され、前記移動端末に拘わる情
   報を管理するデータベースを備えたサービス・コントロ
   ール・ポイント（Ｓｅｒｖｉｓ・Ｃｏｎｔｒｏｌ・Ｐｏ
   ｉｎｔ：ＳＣＰ）とからなる移動体通信システムにおけ
   る交換機間ハンドオーバ方法において、 前記ＳＣＰは、前記移動端末の加入者情報を管理する加
   入者データベースと、前記移動端末の在圏エリアを管理
   する位置情報データベースと、前記移動端末の通話相手
   情報を管理する通話相手情報データベースとを備え、 第１の前記交換機に収容された第１の前記基地局の無線
   ゾーン内に在圏する前記移動端末が、公衆網を介して第
   ３の交換機に収容された電話端末と通話中に、前記第１
   の基地局の無線ゾーンから第２の前記交換機に収容され
   た第２の前記基地局の無線ゾーンへ移動するとき、前記
   移動端末は電界強度を基に新たな無線ゾーンに移動した
   ことを認識し、少なくとも自己の加入者番号、認証番
   号、通話中の相手の加入者番号を含む第１のハンドオー
   バ要求呼を第２の前記基地局を介して第２の前記交換機
   へ送信し、 第２の前記交換機は前記第１のハンドオーバ要求呼を受
   信したとき、前記ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路
   を介して前記ＳＣＰへ前記移動端末の加入者番号を送信
   し前記移動端末の加入者データを取得し前記移動端末の
   接続可否を判定し、接続可のとき前記ＮＯ．７共通線信
   号方式の制御信号路を介して前記ＳＣＰへ前記移動端末
   の加入者番号を送信し第１の前記交換機の交換機番号情
   報を取得し、取得した前記移動端末の加入者番号を第１
   の前記交換機へ送信して前記移動端末の認証情報を要求
   し、第１の前記交換機から取得した前記移動端末の認証
   情報と前記第１のハンドオーバ要求呼から検出した認証
   情報とを照合し一致したとき、前記ＳＣＰへ前記移動端
   末の加入者番号を送出して通話先である前記電話端末の
   加入者番号を要求し、前記ＳＣＰから通話先である前記
   電話端末の加入者番号を取得した後第３の前記交換機へ
   第２のハンドオーバ要求呼を送出し、 前記第３の交換機は、前記第２のハンドオーバ要求呼を
   受信したとき、第３の前記交換機と第２の前記交換機間
   の通話路を形成した後、第３の前記交換機と第１の前記
   交換機間の通話路を開放し、前記ＮＯ．７共通線信号方
   式の制御信号路介して第１の前記交換機へ第１の前記交
   換機と第３の前記交換機間の通話路の解放を要求するこ
   とを特徴とする交換機間ハンドオーバ方法。
5. 【請求項５】 前記ＳＣＰは、前記第２の交換機が前記
   認証情報の照合を行い一致したとき送出する通話先であ
   る前記電話端末の加入者番号要求情報を受信したとき、
   前記ＮＯ．７共通線信号方式の制御信号路を介して前記
   第３の交換機に対し、通話路接続替要求情報と、通話先
   である前記電話端末の加入者番号と、前記移動端末の加
   入者番号とを含む通話路接続替指示情報を送信した後、
   第２の前記交換機へ通話先である前記電話端末の加入者
   番号を送出することを特徴とする請求項４記載の交換機
   間ハンドオーバ方法。
6. 【請求項６】 第３の前記交換機は、前記通話路接続替
   指示情報を受信すると、通話先である前記電話端末と第
   ３の前記交換機間の通話路と第１の前記交換機と第３の
   前記交換機間の通話路を通話路スイッチを介してサービ
   ストランクに接続し、第２の前記交換機から前記第２の
   ハンドオーバ要求呼を受信したとき、第２の前記交換機
   と第３の前記交換機間の通話路を前記通話路スイッチを
   介して前記サービストランクへ接続した後、前記通話路
   スイッチを解放して第３の前記交換機と第１の前記交換
   機間の通話路を開放し、前記ＮＯ．７共通線信号方式の
   制御信号路介して第１の前記交換機へ第１の前記交換機
   と第３の前記交換機間の通話路の解放を要求し、前記Ｎ
   Ｏ．７共通線信号方式の制御信号路を介して第１の前記
   交換機から通話路解放完了情報を受信したとき、前記サ
   ービストランクを解放し、通話先である前記電話端末と
   第３の前記交換機間の通話路と第２の前記交換機と第３
   の前記交換機間の通話路を前記通話路スイッチで直接接
   続することを特徴とする請求項４、５記載の交換機間ハ
   ンドオーバ方法。