JP3335982B2 - 磁場測定方法および磁場測定器 - Google Patents

磁場測定方法および磁場測定器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲の低磁場を
精密に測定することのできる磁場測定方法、およびこの
方法を実施するための磁場測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】10mT以下の低磁場領域における精密
な磁場測定技術は、核磁気共鳴画像診断装置の磁場勾配
コイルや高精度CRTの開発、製造、検査などにおいて
欠かせないものである。
【0003】このような目的のため、従来から、電子ス
ピン共鳴(ESR)を利用した磁場測定器が提供されて
いる(例えばエコー電子製のEFM−30AX)。ES
R法は、静磁場下におかれた常磁性種の電子スピンによ
る電磁波の吸収を観測する分光学の一つである。この装
置は、ESRという共鳴現象を応用しているので、温度
の影響をほとんど受けないという利点がある。しかし、
単一のプローブにより計測可能な領域は狭く、例えば1
〜10mTの領域であれば5つのプローブが必要とされ
る。また、変調方式に磁場変調を用いているため、プロ
ーブ自体が交流磁場を発生してしまい、高精度な計測
(測定精度±0.1μT)には限界がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来技術の問題点を解決することを課題とした。すなわ
ち、広範囲の低磁場強度を精密に測定することができる
方法、および単一のプローブを用いてその方法を実施す
ることができる装置を提供することを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成すべく鋭意研究を重ねた結果、縦検出ESR(LOD
ESR)を用いることにより、広範囲の低磁場を精密に
測定することのできることを見出した。本発明はこの知
見を基に完成されたものである。
【0006】すなわち本発明は、磁気共鳴により生じる
磁束の変化のうち、静磁場に平行な方向の磁束の変化を
検出する工程を含むことを特徴とする磁場測定方法を提
供するものである。より具体的には、常磁性種に、周波
数を掃引しながら電磁波を照射し、これにより生じる
束の変化のうち、静磁場に平行な方向の磁束の変化を検
出することにより磁気共鳴周波数を決定し、該周波数よ
り静磁場の絶対値を求める工程を含むことが好ましい。
また、本発明では、電磁波として低周波マイクロ波乃至
ラジオ波を用いることが好ましい。また、本発明は、常
磁性種、該常磁性種に電磁波を照射する手段、静磁場に
平行な方向の磁束の変化を検出する手段を少なくとも備
えており、上記磁場測定方法を実施するための磁場測定
器も提供する。
【0007】
【発明の実施の態様】以下において、本発明の方法およ
び装置について具体的に説明するが、本発明の範囲は以
下の記載する例に限定されることはない。本発明の方法
は、磁気共鳴下で生じる縦方向(z−軸、つまり静磁場
に平行な方向)の磁束の変化を検出する工程を含む点に
特徴がある。このような特徴を有するLODESR法は
磁気共鳴条件下で照射電磁波に変調を施し、そのことに
より生ずる、電子スピンの反転による縦方向の磁束の変
化を変調周波数でロックイン検出することにより、電子
スピンを観測する計測方法である。本発明では、常磁性
種に、照射コイルを用いて電磁波を周波数を掃引しなが
ら照射し、かつ、電磁波の振幅または位相変調を行い、
これにより生じる磁束の変化を検出することにより、磁
気共鳴周波数を決定し、この周波数より静磁場の絶対値
を求めることが好ましい。照射コイルおよび検出部は、
いずれも磁気共鳴周波数にその特性は依存しないため、
広範囲における計測が可能となる。また、電磁波の振幅
または位相変調を用いるため、検出部自体が磁界を発生
しないので、高精度計測が可能である。
【0008】本発明で提供される装置は、常磁性種、該
常磁性種に電磁波を照射する手段、縦方向の磁束の変化
を検出する手段を少なくとも備えている。本発明の好ま
しい態様では、磁場測定器は、常磁性種、該常磁性種に
電磁波を照射するための照射コイル、電磁波の信号源、
電磁波変調回路、電磁波変調により生じる磁束変化を検
出する検出部、検出された信号に含まれる変調成分をロ
ックイン検出するための、ロックイン増幅器より構成さ
れる。
【0009】本発明で用いられる常磁性種には、いかな
るものを用いてもよいが、装置の感度、精度を上げるた
めには、電子スピン濃度を高濃度にできるもの、そし
て、スペクトル線幅の狭いものが望ましい。例えば、
1,1−ジフェニル−2−ピクリルヒドラジル(DPP
H)、フタルシアニンモノリチウムなどが好適である。
【0010】常磁性種に電磁波を照射する手段は、照射
コイルであることが好ましい。照射コイルの形状は、使
用する周波数帯域の波長より十分に径が小さいことが必
要である。また、周波数特性を平坦にするためには、巻
数は少ないほどよい。部材は磁性を有しない導体であれ
ばよく、例えば銀、銅、アルミニウムなどがあげられ
る。
【0011】信号源は周波数と振幅が安定な電磁波を発
生させ、かつ周波数掃引ができれば、いかなるものを用
いてもよい。例えば、シンセサイズド信号発生器などが
一般的であるが、電圧制御発振器なども適宜使用可能で
ある。
【0012】照射電磁波の周波数に特に制約は設けない
が、照射コイルの形状などの条件より、1GHz以下の
低周波マイクロ波〜ラジオ波が望ましい。使用する周波
数帯域と使用する常磁性種によって、測定可能な磁場強
度が決定される。照射電磁波周波数が1GHz以下で、
g値が約2の常磁性種を用いた場合、測定可能な磁場強
度は35mT以下となる。
【0013】電磁波の変調方式には、振幅変調、位相変
調などが挙げられ適宜選択可能である。またそれぞれの
変調方式に応じた変調回路は、いずれも当業者に公知な
ものである。
【0014】磁束変化の検出手法には、スクイッドや検
出コイルを用いる手法などがある。スクイッドは高感度
であるが、大変高価であり、また、静磁場強度が大きい
と飽和しやすいという欠点がある。検出コイル方式は、
スクイッドより感度は劣るものの、安価で構築すること
が可能であり、広い範囲の磁場強度を測定することが可
能である。検出コイルの部材および形状については、い
ずれも当業者に公知であり適宜選択可能である。例え
ば、部材は磁性を有しない導体であればよく、例えば
銀、銅などが挙げられる。ただし、銅の場合、銅そのも
ののLODESR信号を検出しないように、表面にすず
鍍金処理などが必要となる。形状については、ソレノイ
ド型、ヘルムホルツ型、鞍型などがあげられる。検出コ
イルで検出された信号は、前置増幅器によって増幅する
必要があるが、装置感度を上げるためには、検出コイル
と前置増幅器との間のインピーダンスを整合する回路を
接続することが望ましい。
【0015】検出部で検出された信号はロックイン増幅
器によって、変調成分がLODESR信号として観測さ
れる。この際、周波数掃引が行われているので、LOD
ESR信号強度は、共鳴条件が満たされた周波数で最大
値となる。この周波数を読み取り、この周波数と使用し
た常磁性種固有のg値から、磁場強度が算出される。
【0016】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、
処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限
り適宜変更することができる。したがって、本発明の範
囲は以下に示す具体例に限定されるものではない。
【0017】(1)磁場測定器の作成 図1に、本実施例で作成・使用した磁場測定器のブロッ
クダイアグラムを示す。常磁性種1にはDPPHを用い
た。直径1mmの銅線を用いて、外径8mmの一回巻コ
イルを作成し、常磁性種に電磁波を照射するための照射
コイル2として用いた。この照射コイル2の内部に30
mgのDPPHを配置した。信号源3にはシンセサイズ
ド信号発生器(アンリツ、MG3633A)を用いた。
電磁波変調方式には振幅変調のひとつであるオンオフ変
調を採用し、その変調にはピンスイッチ4(ミニサーキ
ット、ZYSWA)を用いた。信号源3より発生した電
磁波は、関数発生器5によって制御されるピンスイッチ
4によって変調された後、電力増幅器6(R&K、A1
000−1S−M)にて増幅され、照射コイル2に給電
される。変調周波数は1.3MHzとした。
【0018】検出コイル7には、一対の鞍型検出コイル
を用いた。これは外径30mm、内径20mmの円形ス
パイラル鞍型コイルであり、直径0.3mmのすず鍍金
処理した銅線を15巻したものである。これを外径35
mmの石英管表面に張り付けて鞍型にした。この検出コ
イル7は常磁性種1および照射コイル2の外側に設置し
た。
【0019】z−軸の磁束の変化により一対の検出コイ
ル7に誘起された信号は、低域通過フィルタ8(ミニサ
ーキット、SLP−5)で変調電磁波を取り除いた後、
2台の前置増幅器9(NF、SA−230F5)で増幅
し、差分を差動増幅器10(NF、5303)で差動増
幅し、ロックイン増幅器11(PARC、5202)に
より変調周波数でLODESR信号としてロックイン検
出されるようにした。
【0020】(2)磁場測定 磁場測定器の照射コイル、常磁性種、および検出コイル
を静磁場内に入れ、静磁場強度を計測した。静磁場の発
生にはヘルムホルツ型電磁石(RE−3XL、日本電
子)を用いた。電磁石の静磁場強度はガウスメータ(M
L−IVマグネットラボ)を用いて測定した。ガウスメー
タの精度は±1.5%である。計測条件は以下のとお
り。掃引開始周波数,10MHz;掃引終了周波数,3
00MHz;掃引時間,30秒;変調周波数,1.3M
Hz;照射電力,300MHzで0.4W。
【0021】静磁場強度をそれぞれ表1の(a)〜
(e)に記載されるとおりに設定してLODESR信号
を測定した結果を図2に示す。LODESR信号のピー
クとなる周波数を読み取った結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】LODESR信号のピークが出現する共鳴
条件は理論的には以下の式で表される。
【数1】hν=gβH 上式において、hはプランク定数、νは電磁波の周波
数、gは物質固有の値であり、βはボーア磁子とよばれ
る定数であり、Hは磁場強度である。従ってこの式を使
って、読み取った周波数から磁場強度を算出することが
できる。
【0024】上式を用いて求めた磁場強度は表1に示す
とおりである。この値はガウスメータによる観測値と±
1.5%以内で一致した。このように本発明の方法およ
び装置を用いれば、単一の装置で10mT以下の広範囲
の領域の磁場強度を計測することが可能である。
【0025】さらに、前述の(d)の静磁場条件下で、
掃引幅を4MHzに変更して計測を行い、ピーク付近の
スペクトル(バンド幅、1MHz)を最小自乗法で2次
式近似して、正確なピーク周波数を求めた。この手法を
用いて算出した磁場強度の誤差は、5回の連続測定にお
いて±0.017μTであった。このように本発明の方
法および装置は極めて高精度であることが示された。し
たがって、表1に示したガウスメータによる測定値とL
ODESR信号のピーク周波数から求めた静磁場強度と
の差異は、ガウスメータの精度(±1.5%)に起因す
るものと考えられる。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法および装置を用いることに
より、広範囲の低磁場を簡便にかつ精密に測定可能とな
る。したがって、本発明は、核磁気共鳴画像診断装置の
磁場勾配コイルの開発、製造、検査などの磁場計測場面
で極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における装置構成を示した図
である。
【図2】 本発明の実施例における測定結果を示し、種
々の静磁場下において得られた信号を示す図である。
【符号の説明】
1 常磁性種 2 照射コイル 3 信号源 4 ピンスイッチ 5 関数発生器 6 電力増幅器 7 検出コイル 8 低域通過フィルタ 9 前置増幅器 10 差動増幅器 11 ロックイン増幅器 12 信号出力
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 33/20 - 33/64 G01N 24/00 - 24/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気共鳴により生じる磁束の変化のう
    ち、静磁場に平行な方向の磁束の変化を検出する工程を
    含むことを特徴とする磁場測定方法。
  2. 【請求項2】 常磁性種に、周波数を掃引しながら電磁
    波を照射し、これにより生じる磁束の変化のうち、静磁
    場に平行な方向の磁束の変化を検出することにより磁気
    共鳴周波数を決定し、該周波数より静磁場の絶対値を求
    める工程を含むことを特徴とする請求項1の磁場測定方
    法。
  3. 【請求項3】 前記電磁波として低周波マイクロ波乃至
    ラジオ波を用いる請求項2の磁場測定方法。
  4. 【請求項4】 常磁性種、該常磁性種に電磁波を照射す
    る手段、静磁場に平行な方向の磁束の変化を検出する手
    段を少なくとも備えている、請求項1〜3のいずれかの
    方法を実施するための磁場測定器。
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