JP3312343B2 - 冷熱反射鏡 - Google Patents
冷熱反射鏡Info
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- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
現像装置の等に設けた冷熱反射鏡であり、更に詳しく述
べれば、光源の高熱で過熱する反射鏡を冷却するように
した冷熱反射鏡に関するものである。
れる被対象物によって、照明の度合いをことにしてい
る。つまり照明が比較的に弱い場合は照明となる光源も
低KWの電球をしようするが、例えば印刷の現像装置等
は照明を強くするようにしているので500KWないし
800KW程度の電球を使用することがある。このよう
な高KWの電球においては、高い熱を発生するので照明
器具装置を高熱から保護したり、また筐体内の高温状態
を低温にするなど工夫がなされているが、一般には扇風
機を使用して、筐体内にある高温の空気を外部に排出す
るようにしている。
の電球を使用する反射鏡においては、照明器具装置の過
熱によって、反射鏡の表面処理皮膜がひび割れや変色を
生じ照明機能を低下させたり、また熱反射によって被対
象物が変形させたり、あるいは食品を腐敗させる等など
様々な悪影響がある。こうしたことから扇風機を使用し
て筐体内にある高温の空気を外部に排出するようにして
も、常時発生する高熱や高温に対してそれを十分に除去
するという効果が得られないので、高KWの電球を使用
する照明装置には適さないばかりでなく、照明装置全体
も大型化している等の欠点があった。
に、極端に光熱を発生する高KWの電球を使用しても、
このとき常時発生する高熱や高温を簡素な構造によっ
て、常時低温にすることができるようにした冷熱反射鏡
を提供することにある。
成するために、少なくとも一つの平坦な外壁面を有する
反射鏡基材本体に略放物面形状の内壁面を放物面の頂部
が前記外壁面の近傍に位置するように形成し、かつこの
内壁面に光反射層を施して反射面を形成し、前記反射鏡
基材本体内に前記外壁面に沿って冷却水を通過させる水
路孔を形成し、前記反射鏡基材本体内の前記水路孔と前
記反射面との間に、空気が流通する通気穴を前記反射鏡
基材本体の長手方向に貫通して形成し、前記水路孔に流
入する水が反射鏡基材本体を冷却しながら反射鏡基材本
体の通気穴に存在する空気を冷却させ、循環する水と冷
却空気とにより反射鏡の過熱を防止することにある。
る水路孔を形成すると共に、この反射鏡基材本体に空気
が流通する切欠部を形成するようにしたので、水路孔に
流入する水が反射鏡基材本体を冷却しながら反射鏡基材
本体の切欠部に存在する空気を冷却できるから、循環す
る水と冷却空気とが反射鏡の過熱を防止することができ
る。
を図面に従いながらその詳細を説明する。図は本発明の
冷熱反射鏡Mにおける反射鏡基材本体Aの一実施例を図
示するものであり、図1は本発明における反射鏡基材本
体Aの一部を破断した斜視図で、図2は本発明における
反射鏡基材本体Aの一部を破断した正面図図、図3は図
2の左側面図である。なお図1においては反射鏡基材本
体が複数個の反射鏡基材から構成されている場合につい
て図示している。
は、反射鏡基材本体Aの内壁面を曲面状に形成し、かつ
この曲面状の内壁面側に光反射層Brを施した反射鏡基
材本体Aと、この反射鏡基材本体Aの側壁に形成され、
かつ水が通過する水路孔30と、この反射鏡基材本体A
に形成され、かつ空気が流通する切欠部20b、20c
とから構成され、前記水路孔30に流入する水が反射鏡
基材本体Aを冷却しながら反射鏡基材本体Aの切欠部2
0b、20cに存在する空気を冷却させるようにしてい
る。したがって、循環する水と冷却空気とが反射鏡機器
と周囲の空気を低温にすることができる。循環する水は
水路孔30に連結されるパイプ(不図示)により給水さ
れる。
は、図1に示すように加工精度を良くするために、複数
個の反射鏡基材10と、対向し一対の反射鏡基材20
a、20a’とをブロック状態に組付けることにより、
全体の反射鏡基材本体Aと水が通過する水路孔30を形
成することができる。この場合について更に詳述すれ
ば、この反射鏡基材本体Aの反射鏡基材10は、貫通す
るネジ孔10aを形成している。またこの反射鏡基材1
0の下面に前記各一対の反射鏡基材20a、20a’の
上面を当接させ、かつ反射鏡基材20a、20a’に形
成する曲面側を対向状態に合体させた後、前記反射鏡基
材10のネジ孔10aにネジ(不図示)を螺合させなが
ら反射鏡基材10に密着させ、それぞれの反射鏡基材2
0a、20a’を螺着するようにしている。
と反射鏡基材20a、20a’の接合部分に水路孔30
を形成するように、それぞれの反射鏡基材10、20
a、20a’の下面に半円状の溝をそれぞれ穿設する水
路孔30には前記するように水を供給するためのパイプ
を装着するようにしている。また、各一対の反射鏡基材
20a、20a’には、切欠部20b、20cをそれぞ
れ穿設し、この切欠部20b、20cに空気が流入の
で、空気は冷却された反射鏡基材20a、20a’によ
り低温状態にできる。この切欠部20b、20cは反射
鏡基材20a、20a’の外面に切欠きした溝状を形成
しても溝内の空気は有る程度の冷却状態にできる。
たネジ孔20d、20d’は、各反射鏡基材20a、2
0a’にそれぞれ同じ位置に刻設しているので。このネ
ジ孔20d、20d’に長いネジ(不図示)を螺合させ
ることにより、多くの反射鏡基材20a、20a’を並
列状に連設することができる。したがって、適宜に大小
の反射鏡をつくることができる。また反射鏡基材40に
刻設したネジ孔20e、20e’は、前記各反射鏡基材
20a、20a’にそれぞれ同じ位置に刻設しネジ孔
(不図示)を刻設しているので、ネジ孔20e、20
e’から長いネジ(不図示)を螺合させることにより、
複数の反射鏡基材20a、20a’の両側に並列状にし
た複数個の反射鏡基材40を合体できる。
示)は曲面状に形成している。前記する各反射鏡基材1
0、20a、20a’、40は金属材、またはガラス材
や樹脂材、あるいはこれら異種材料を組合わせた材料を
素材にすることができるが。このような材質の選定にお
いては、反射鏡の使用目的によりそれぞれ材質の耐熱
性、耐紫外性、耐色性、耐変形性、耐錆性、硬質性、軟
質性、耐摩耗性、加工性、、重量性等により条件を必要
としている。例えば金属材では真鍮やアルミニウム材、
またはアルミニウム合金材等は反射鏡の基材として使用
されるが、真鍮はアルミニウム材に比較して重量が大き
いが、前記するように多くの切欠部20b、20cを穿
設することにより軽量化できるので、特に切削加工が容
易で鍍金も剥離しにくいので、軽量なアルミニウム材に
代替することもできる。
る微小な粗面を平滑にするために、この内壁面にニッケ
ル鍍金層を施すと共に、このようなニッケル鍍金層を下
地として、この上に例えばクロムや金、銀等の光沢鍍金
を施し被覆する。このようにすることにより例えば光沢
鍍金がクロムの場合であれば、ピンホールやクラックの
防止となりまた反射鏡基材本体Aの内壁面に微小な粗面
が残っていても、ニッケル鍍金層自体が平滑化作用を有
しているので、面倒なバフ研磨作業を簡略にすることが
できる。
熱線を吸収する熱線吸収層が、前記光沢鍍金層に蒸着さ
れ被覆されている。この熱線吸収層Bhは黒色熱線吸収
層にすることが望ましい。このように熱線吸収層を被覆
することによりこの熱線吸収層Bhが熱線を遮り、ニッ
ケル鍍金層やクロム鍍金層及び被対象物の劣化を防止す
るようにしている。この熱線吸収層Bに反射層Gとし
て、例えば熱線を透過させる反射熱線透過層を蒸着によ
り被覆している。
に水が通過する水路孔を形成すると共に、この反射鏡基
材本体に空気が流通する切欠部を形成するようにしたの
で、水路孔に流入する水が反射鏡基材本体を冷却しなが
ら反射鏡基材本体の切欠部に存在する空気を冷却できる
から、循環する水と冷却空気とが反射鏡の過熱を防止す
ることができる。また前記一実施例では反射鏡基材本体
Aを複数個をブロック状に組付けるようにしているが、
反射鏡本体が一定した寸法であれば、1個または1本の
長い形状(不図示)を切削した一体の反射鏡基材本体A
であってもよい、あるいは2個の凹曲面を合体させるこ
とによりできる反射鏡に本発明を実施ができる。ものに
おいても補助部材Bが反射鏡基材本体Aを囲むように、
反射鏡基材本体Aの前部に突出させているが、集光にさ
ほどの要求が無い場合は、一対の反射鏡補助部材Bを反
射鏡基材本体Aの前部において、対向するように2枚だ
けを配設してもよい。
本体は、反射鏡基材本体の内壁面を曲面状に形成し、か
つこの曲面状の内壁面側に光反射層を施して前記反射鏡
基材本体の所定の面に向く反射面を形成し、前記反射鏡
基材本体内に前記所定の面と反対側の面に沿って冷却水
を通過させる水路孔を形成し、前記反射鏡基材本体内の
前記水路孔と前記反射面との間に、空気が流通する閉じ
た断面の切欠部を前記反射鏡基材本体の長手方向に貫通
して形成し、前記水路孔に流入する水が反射鏡基材本体
を冷却しながら反射鏡基材本体の切欠部に存在する空気
を冷却させ、循環する水と冷却空気とにより反射鏡の過
熱を防止することになるので冷却に優れ、しかも構造を
簡素にして軽量であり小型化にするのも可能となり、更
に高KWの電球を使用できるので照明が明るくなり被対
象物を鮮明にし、また高熱による照明器具自体の損失を
未然に防止できるなど、実益を向上させるという効果を
十分に発揮できるものである。
施例である。
した斜視図
した正面図
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも一つの平坦な外壁面を有する
反射鏡基材本体に略放物面形状の内壁面を放物面の頂部
が前記外壁面の近傍に位置するように形成し、かつこの
内壁面に光反射層を施して反射面を形成し、前記反射鏡
基材本体内に前記外壁面に沿って冷却水を通過させる水
路孔を形成し、前記反射鏡基材本体内の前記水路孔と前
記反射面との間に、空気が流通する通気穴を前記反射鏡
基材本体の長手方向に貫通して形成し、前記水路孔に流
入する水が反射鏡基材本体を冷却しながら反射鏡基材本
体の通気穴に存在する空気を冷却させ、循環する水と冷
却空気とにより反射鏡の過熱を防止することを特徴とす
る冷熱反射鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22635692A JP3312343B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 冷熱反射鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22635692A JP3312343B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 冷熱反射鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627311A JPH0627311A (ja) | 1994-02-04 |
JP3312343B2 true JP3312343B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=16843873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22635692A Expired - Fee Related JP3312343B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 冷熱反射鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3312343B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5175162B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-04-03 | 日立マクセル株式会社 | 反射部材 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP22635692A patent/JP3312343B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627311A (ja) | 1994-02-04 |
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