JP3302857B2 - 遮断性能の試験方法 - Google Patents

遮断性能の試験方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力用開閉器の遮断性
能を検証するための試験回路およびその試験方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】1000kV級のUHV系統では故障相
を遮断した後も、高電圧により健全相からの静電誘導に
よる電流(二次アーク電流)が流れ続ける。このため、
高速度多相再開閉時に、故障点で再度故障が発生する恐
れがある。
【0003】高速接地開閉器(HSGS:High Speed G
rounding Switch)は、開放された故障相の両端を接地
し、短時間に二次アークを消弧し、その後再閉路するも
のである。既に閉路されているHSGS電流が遮断され
る直前に、他の健全相で新たに故障が発生(後追い故障
という)すると、故障条件によっては健全相からの電磁
誘導分と後追い故障電流からの電磁誘導分が互いに相殺
し、HSGS電流が零点を迎えなくなる現象(零点推移
現象)が発生する恐れがある。この現象は、後追い故障
が除去されると解消し、電流零点を迎える。
【0004】後追い故障が主保護リレーで除去されてか
ら電流が零点を迎えるまでの期間、高速接地開閉器は確
実な消弧能力を確保する必要があり、アーク時間責務は
80ミリ秒(ms)以上となる。
【0005】図10は、このような特殊な遮断条件にお
ける遮断性能を検証する従来の試験回路を示したもので
ある。商用周波数の電源1と電源2のそれぞれに、電流
制限用リアクトル4、5、投入スイッチ6、7、短絡変
圧器8、9、補助遮断器10、11を接続し、補助遮断
器の出力点を一緒にして供試開閉器3に接続し、アース
点で閉ループを形成している。
【0006】電源1による短絡変圧器8の二次側電流を
1、電源2による短絡変圧器9の二次側電流をi2、供
試開閉器3に流れる遮断電流をicとする。2点鎖線で
示す回路12は、電流遮断後の供試開閉器3に印加され
る過渡回復電圧の波形を調節する回路で、コンデンサと
ギャップとリアクトルから成っている。
【0007】図11は、従来の試験回路の挙動を示す電
流波形である。同図(a)は説明のための電流波形図
で、投入スイッチ6を投入すると電流i1が流れる。さ
らに、電気角で約180°後の時間t1に投入スイッチ
7を投入すると、電流i2が流れ、合成電流i1+i2
遮断電流icとなる。遮断電流icは零点のない波形と
なり、電流i1、i2の減衰とともに減衰するが、零ミス
電流が持続される。ある時間t2で補助遮断器11を遮
断すると、電流i2が遮断され遮断電流icは電流i1
けとなって時間t3で零点を迎える。
【0008】この遮断電流icが供試開閉器3の遮断電
流である。零点のないアーク時間(t1〜t3)を必要な
期間だけ持続させるために、電流i1とi2の直流分が大
となるように投入スイッチ6、7の投入時期を調節し、
例えば、t3がアーク時間80ms以上となる遮断電流を
得て、遮断性能の検証を可能にする。
【0009】
【表1】
【0010】表1に、「遮断性能試験責務」の一例を示
す。UHV系統での平均遮断電流は3500(A)また
は7826(A)で、アーク時間は50〜80(ms)
以上となっている。
【0011】遮断性能試験における電流遮断時のアーク
電圧特性は、供試開閉器の極間距離に応じて上昇し、遮
断電流が数kAの場合に、アーク電圧は20kv以上に
高くなる。高速接地開閉器(HSGS)は極間のストロ
ークが長く、アーク電圧が高くなる分、遮断電流の減衰
が著しくなる。図11(b)は、HSGSのアーク電圧
実測値に基ずいて、遮断性能試験回路の各電流を計算し
たものである。同図(a)のアーク時間(t1〜t3)を
所要の80msとすると、同図(b)に示す遮断電流i
cは時間t3’で零点を迎え、80msよりも短い、約
50msのアーク時間となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の遮断性能の試験
回路は、供試開閉器がアーク電圧の高くなる高速接地開
閉器等の場合に、遮断責務の長アーク時間(80ms以
上)が確保できず、零ミス遮断性能の検証ができなかっ
た。
【0013】遮断電流の減衰を少なくするには、短絡変
圧器8、9の電圧を高くすればよいが、現在の試験電圧
(波高値65kv/170kv)をさらに高めること
は、極めて過酷な試験となり、安全性や試験設備の上か
ら現実的でない。
【0014】本発明の目的は、技術的に容易に長アーク
時間を実現でき、且つ、経済性に優れた試験回路と、試
験方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、商用周
波数の第1の電源と第2の電源のそれぞれに、投入スイ
ッチ、短絡変圧器及び補助遮断器を接続し、両補助遮断
器の出力点を共通にして供試開閉器に接続すると共に、
アース点で閉ループを形成してなる遮断性能の試験回路
において、前記第1及び第2の電源から供給される前記
供試開閉器の遮断電流に商用周波数より低周波の電流を
重畳して、前記遮断電流に予め定められる目標持続時間
を確保する第3の電源を備えたことにより達成される。
【0016】前記供試開閉器は高速接地開閉器(HSG
S)であり、この場合に前記目標持続時間は遮断責務に
定められる80ミリ秒以上となることを特徴とする。
【0017】また、本発明の目的は、各々商用周波数の
第1の電流に第2の電流を第1のタイミングで重畳した
遮断電流を高速接地開閉器に供給し、零ミスの遮断性能
を検証する試験方法において、商用周波数より低周波の
電流を前記遮断電流に第2のタイミングで重畳し、その
後第3のタイミングで前記第1または第2の電流を遮断
して、前記高速接地開閉器の責務とされている目標アー
ク時間を達成するようにしたことを特徴とする遮断性能
の試験方法。
【0018】前記第1のタイミングは、前記第1の電流
と第2の電流の重畳による平均値が最大またはその近傍
となるように設定し、前記第3のタイミングは前記第1
または第2の電流の所定の零点に設定し、前記第2のタ
イミングは前記目標アーク時間の終了時点から遡る所定
時点に設定されることを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明は、二つの商用周波高流電源と短絡変圧
器の組合せからなる電源、または、コンデンサの静電エ
ネルギーと並列リアクトルを利用した商用周波数より高
周波の電源に対して、商用周波数より低周波の電源を追
加し、ほぼ半波の電流を所定のタイミングに遮断電流に
注入することによって、遮断電流の零点を所定の時間、
即ち、予め定められている責務のアーク時間(80ミリ
秒以上)を確保する。
【0020】低周波電流の周波数は、商用周波数の約1
/2または約1/4〜1/6の間で調整され、その注入
タイミングは、遮断電流の零点(80ミリ秒以上)から
遡り商用周波数の約1.5サイクルまたは約2〜2.5
サイクルの間で調整される。
【0021】これによれば、高速接地開閉器のようにア
ーク電圧が高く遮断電流の減衰が大きい場合にも、電源
や設備の容量を現在以上に高めることなく目標のアーク
時間が確保でき、零ミス遮断性能の検証が可能になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例による遮断性能
の試験回路を示したものである。商用周波数(50Hz
/60Hz)の電源1と電源2のそれぞれに、電流制限
用リアクトル4、5、投入スイッチ6、7、短絡変圧器
8、9、補助遮断器10、11を接続し、補助遮断器の
出力点を共通にして供試開閉器(HSGS)3に接続
し、アース点で閉ループを形成している。2点鎖線で示
す回路12は、電流遮断後の供試開閉器3に印加される
過渡回復電圧の波形を調節する回路で、コンデンサとギ
ャップとリアクトルから成っている。電源1による短絡
変圧器8の二次側電流をi1、電源2による短絡変圧器
9の二次側電流をi2、供試開閉器3に流れる遮断電流
をicとする。
【0024】さらに、第3の電源として、コンデンサ2
1、リアクトル22、投入スイッチ23からなる共振回
路20を付加し、その共振電流i3を短絡変圧器8と補
助遮断器10の接続点に注入するように構成している。
コンデンサ21は、図示しない充電装置により予め充電
しておき、所定の時間に投入スイッチ23を投入し、電
流i3を電流i1に重畳する。電流i3の周波数は、コン
デンサ21とリアクトル22の定数によって、商用周波
数より低い値に決定される。
【0025】制御回路30は、電源1を入力とし複数の
遅延装置DL31〜35からなる同期装置で、投入スイ
ッチ6、7、23及び供試遮断器3、補助遮断器11の
遮断のタイミングを設定し、各々のタイミングに図示し
ない駆動回路を作動する。
【0026】図2は、制御回路30による遮断試験の動
作手順を示す説明図である。電源1の投入スイッチ6の
投入(t0)により、供試遮断器のHSGS3に電流i1
が流れる。電源1の投入からt1後、遅延装置31の出
力で、電源2の投入スイッチ7が投入されて電流i2
流れる。同じタイミングt1に、遅延装置32の出力で
HSGS3が遮断され、アークが発生する。遅延装置3
3によるt4後に、投入スイッチ23が投入されて電流
3が重畳される。さらに、遅延装置34によるt2
に、補助遮断器11によって電流i2が遮断され、電源
1の投入からt3後に、遮断電流icが零点を迎えて遮
断される。その後、遅延装置35の出力で補助遮断器1
0を遮断し、電源1からの電流i1を遮断して試験を終
了する。
【0027】図3に、遮断性能試験時の電流波形を示
す。電流i1とi2の投入タイミングは、遮断電流icと
なる電流i1とi2の合成直流分が最大またはその近傍と
なるように決定される。例えば、電流i1をその零点
(t0)で投入し、電気角で180°遅れの時間(t1
に電流i2を投入すると、その合成直流分が最大にな
る。実施例では、このt1にHSGS3を遮断してい
る。
【0028】しかし、遮断電流icはその高いアーク電
圧のために、急速に減衰して遮断責務80msの到達前
に零点を迎えるので、所定の零点ミス遮断性能の検証が
実施できない。そこで、本実施例の試験回路により、商
用周波数の約1/4に設定した周波数の電流i3を時間
4で投入し、遮断電流icの直流分を持ち上げ、アー
ク時間を延長する。その後、電流i2の零点またはその
近傍である時間t2で、電流i2を遮断すると、遮断電流
icは急速に減衰するがその零点t3はt1から80ms
以上に延長でき、所望の零点ミス遮断電流が取得でき
る。
【0029】図4〜図7は、HSGSの実際の遮断性能
試験における電流波形図である。図4は、第3の電源に
よる電流i3の注入が無い場合で、遮断電流icは62
msで零点を迎えて遮断している。図5は、約1/4の
周波数の半波電流i3を、t4のタイミングで注入した場
合で、遮断電流icは90ms以上持続している。同図
で、遮断電流icに示した凹部(極小値)A,B及びC
に注目すると、t1から1.5〜2サイクル(50Hz
で約30〜40ms)後のA部では、電流i3の注入が
なくても零点になることはない。しかし、t1から2.
5〜3サイクル(約50〜60ms)後の凹部B以降は
零点になる可能性があり、凹部B及び凹部C(約70〜
80ms)は電流i3の注入によって、目標のアーク時
間を補償している。なお、図5〜図7では、t2で第1
の電流を遮断しているが、図4と同様に電流i2を遮断
してもよい。
【0030】図6は、電流i3の注入が早すぎた例で、
遮断電流icの凹部Cで零点を迎え、一方、図7は、電
流i3の注入が遅すぎた例で、遮断電流icの凹部Bで
零点を迎え、どちらの遮断時刻t3も目標のアーク時間
80msを達成していない。図6の場合、注入電流i3
の平均値を大きくするか周波数を低く(直流に近づけ)
して、コンデンサ21の蓄積電荷を増加すると、遮断電
流icの持続時間は延長できる。しかし、コンデンサ2
1やリアクトル22の容量は大きく、さらに大容量化す
るのは極めて経済性が悪い。
【0031】従って、注入電流i3の平均値に関わる周
波数の設定と、注入時間の制御が重要になる。電源1、
2が50Hzの場合、凹部B,C間は約20msであ
る。注入電流i3は、このB,C間とその前、後の約1
0〜20msをカバーする必要があり、注入電流i3
半波時間は約40〜60msとなる。この場合、注入電
流i3の周波数は、電源周波数の約1/4〜1/6とな
る。ただし、ガス吹き付け力が弱くアーク電圧の低いH
SGSの場合は、凹部Cの補償のみでよいので、注入電
流i3の周波数は電源周波数の約1/2となる。
【0032】この商用周波数の1/4〜1/6の低周波
半波を、その終端が遮断電流の目標遮断時刻とほぼ一致
するように重畳する。従って、電流i3の注入時間は、
凹部Cのみの補償の場合は、遮断電流icの零点t3
約30ms(50Hzで1.5サイクル)前となる。凹
部B以降の補償の場合は、零点t3の約40〜50ms
(2.0〜2.5サイクル)前となる。
【0033】これらの注入時間は、電流i3の周波数が
低くなると早くし、高くなると遅くする必要がある。な
お、遮断電流icやアーク時間t3は、表1の遮断責務
から定まるものであり、i1、i2及びi3の値と投入タ
イミングはこの責務を満足するように試行調整される。
【0034】本実施例によれば、第1、第2の商用電源
に加えて第3の電源を設けて、その注入電流の周波数と
注入時間を適宜に設定することで、電源や設備を大容量
化することなく、アーク電圧の高いHSGSの場合にも
責務を満足するアーク時間の延長ができ、その遮断性能
試験を実現できる。
【0035】上記の実施例では、第3の電源としてコン
デンサとリアクトルの共振回路による低周波電源を示し
たが、低周波交流発電機を用いても同様な効果を得るこ
とが出来る。
【0036】図8は、本発明の他の実施例による遮断性
能試験回路を示す。
【0037】図1の電源1(商用周波発電機)の代わり
に、コンデンサ40の静電エネルギーをリアクトル43
の電磁エネルギーに移送して、零ミス電流を得るクロー
バ回路を拡張したものである。リアクトル43と補助遮
断器44の接続点に、図1と同様の低周波電源回路20
を接続する。
【0038】図9は、この遮断性能試験回路の電流波形
を示したものである。図8において、あらかじめ充電し
たコンデンサ40からリアクトル43、補助遮断器4
4、供試開閉器3に電流を通電する。この時、補助遮断
器41は開いているので電流i1と遮断電流icは同じ
である。電流の波高値付近である時間t1に補助遮断器
41を投入すると、リアクトル43、リアクトル42及
び高速接地開閉器3からなる閉回路が形成される。この
ときの電流i1と電流ilは、閉回路の定数に応じた共
振電流となり、その合成電流i1+ilが遮断電流ic
となる。時間t4において、スイッチ23を投入して電
流icに低周波電流i3を注入すると、その後、時間t2
にて補助遮断器44を遮断しても、インダクタンス43
側はインピーダンスが高いので、注入電流i3の大部分
は供試開閉器3側を流れて遮断電流icの零点はt3
で延長でき、所望の零ミス電流が実現できる。
【0039】このように、本実施例の遮断性能の試験回
路によっても、遮断電流icがアーク電圧によって絞ら
れて早期に零点を迎えるのを、低周波電流i3の注入に
よって零点を延長するように補償する。これにより、発
電機や変圧器を使用しない安価な試験回路で、長アーク
時間による零ミス遮断性能を検証することが可能にな
る。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、高速接地開閉器のよう
にアーク電圧が高く遮断電流の減衰が大きい場合にも、
電源や設備の容量を現在以上に高めることなく、簡単な
構成で目標のアーク時間が確保できる試験回路を提供で
きる。
【0041】本発明によれば、商用周波数の1/4〜1
/6低周波のほぼ半波の終端を、遮断電流の目標遮断時
刻とほぼ一致するように重畳することで、簡単な操作で
高速接地開閉器の零ミス遮断性能を検証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による遮断性能の試験回路
図。
【図2】本発明の一実施例による遮断性能の試験方法の
手順図。
【図3】本実施例の試験回路の電流波形図。
【図4】低周波電流を重畳しない場合の模式的な電流波
形図。
【図5】低周波電流を重畳した場合の模式的な電流波形
図。
【図6】低周波電流の重畳が早すぎた場合の模式的な電
流波形図。
【図7】低周波電流の重畳が遅すぎた場合の模式的な電
流波形図。
【図8】本発明の他の実施例による遮断性能の試験回路
図。
【図9】他の実施例の試験回路の電流波形図。
【図10】従来の遮断性能の試験回路図。
【図11】従来の試験回路の電流波形図。
【符号の説明】
1,2…電源、3…供試開閉器、4,5…リアクトル、
6,7…投入スイッチ、8,9…短絡変圧器、10,1
1…補助遮断器、12…電圧波形調整回路、20…共振
回路、21…コンデンサ、22…リアクトル、23…投
入スイッチ、30…制御回路、40…コンデンサ、4
1,44…補助遮断器、42,43…リアクトル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 修 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 黒沢 幸夫 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所 国分工場内 (72)発明者 大下 陽一 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社日立製作所 日立研究所内 (72)発明者 浅井 義人 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所 国分工場内 (56)参考文献 特開 平5−113470(JP,A) 特開 平4−363677(JP,A) 特開 昭58−102176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/327 - 31/333

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々商用周波数の第1の電流に第2の電
    流を第1のタイミングで重畳した遮断電流を高速接地開
    閉器に供給し、零ミスの遮断性能を検証する試験方法に
    おいて、 商用周波数より低周波の電流を前記遮断電流に第2のタ
    イミングで重畳し、その後第3のタイミングで前記第1
    または第2の電流を遮断して、前記高速接地開閉器の責
    務とされている目標アーク時間を達成するようにしたこ
    とを特徴とする遮断性能の試験方法。
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