JP3299779B2 - ポリアミド系繊維染色用均染剤 - Google Patents
ポリアミド系繊維染色用均染剤Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリアミド系繊維染色
用均染剤に関し、特に羊毛、絹、ナイロン等のポリアミ
ド系繊維およびその混紡交編織品を染色する際に使用す
る均染剤に関する。
用均染剤に関し、特に羊毛、絹、ナイロン等のポリアミ
ド系繊維およびその混紡交編織品を染色する際に使用す
る均染剤に関する。
【0002】
【従来の技術】羊毛、絹、ナイロン等のポリアミド系繊
維は、酸性染料、金属錯塩染料、クロム染料および/ま
たは反応性染料を用いて染色される。しかしながら、こ
のような染料を用いた通常の染色方法では、染料の染着
座席となる塩基性基の変動や、染色操作の間やその他の
工程においてポリアミド系繊維の受ける張力や熱履歴な
どの違いが原因となってしばしば染色斑を生じる。この
ようなポリアミド系繊維の染色における均染性を改良す
るための均染剤に関しては、これまで種々の検討がなさ
れている。例えば、特公昭36−11338にはアルキ
ルアミンにエチレンオキシドを付加した化合物を使用す
ることが記載されており、さらに特開昭48−6308
0においてはアルキルアミンのエチレンオキシド付加物
を原料とする両性活性剤を均染剤として用いる染色法が
示されている。特公昭36−11338の化合物は染料
親和型均染剤として一般に知られているが、この化合物
が染料とコンプレックスを作り沈殿を生じたり、染色機
械を汚染したりするほか、均染性においても十分とは言
えず、またこの種の化合物は染料の吸尽率を低下させる
性質を有しているため、染色後も染浴に染料が若干残る
ので染色物の色相再現性が得られないという欠点も指摘
されている。また、特開昭48−63080の化合物
は、その公報の第2頁右上欄第15行から右下欄第3行
に記載されている如く、特殊な染料に対して使用した場
合に効果が得られるが、それ以外の一般の酸性染料や
1:2型金属錯塩染料等に対して使用した場合にはこの
化合物が染料とコンプレックスを作り、沈殿を生じた
り、染色機械を汚染したりするほか、均染性においても
十分とは言えず、またこの種の化合物は染料の吸尽率を
低下させる性質を有しているため、染色後も染浴に染料
が若干残るので染色物の色相再現性が得られないという
欠点がある。
維は、酸性染料、金属錯塩染料、クロム染料および/ま
たは反応性染料を用いて染色される。しかしながら、こ
のような染料を用いた通常の染色方法では、染料の染着
座席となる塩基性基の変動や、染色操作の間やその他の
工程においてポリアミド系繊維の受ける張力や熱履歴な
どの違いが原因となってしばしば染色斑を生じる。この
ようなポリアミド系繊維の染色における均染性を改良す
るための均染剤に関しては、これまで種々の検討がなさ
れている。例えば、特公昭36−11338にはアルキ
ルアミンにエチレンオキシドを付加した化合物を使用す
ることが記載されており、さらに特開昭48−6308
0においてはアルキルアミンのエチレンオキシド付加物
を原料とする両性活性剤を均染剤として用いる染色法が
示されている。特公昭36−11338の化合物は染料
親和型均染剤として一般に知られているが、この化合物
が染料とコンプレックスを作り沈殿を生じたり、染色機
械を汚染したりするほか、均染性においても十分とは言
えず、またこの種の化合物は染料の吸尽率を低下させる
性質を有しているため、染色後も染浴に染料が若干残る
ので染色物の色相再現性が得られないという欠点も指摘
されている。また、特開昭48−63080の化合物
は、その公報の第2頁右上欄第15行から右下欄第3行
に記載されている如く、特殊な染料に対して使用した場
合に効果が得られるが、それ以外の一般の酸性染料や
1:2型金属錯塩染料等に対して使用した場合にはこの
化合物が染料とコンプレックスを作り、沈殿を生じた
り、染色機械を汚染したりするほか、均染性においても
十分とは言えず、またこの種の化合物は染料の吸尽率を
低下させる性質を有しているため、染色後も染浴に染料
が若干残るので染色物の色相再現性が得られないという
欠点がある。
【0003】また、アルキルベンゼンスルホン酸や、特
開昭49−48980に示されるフェノールのホルマリ
ン縮合物のスルホン化物、特開昭49−7582に示さ
れる、アルキルフェノール類のヒドロキシ置換核化合物
に対してホルマリンにて縮合反応を行い、さらにエチレ
ンオキシドまたはプロピレンオキシドを付加後、スルホ
ン化した化合物、特開昭49−116388に示され
る、2〜6個のベンゼン核を有するアリールフェノール
にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを付加し
たポリオキシアルキレンアリールエーテル型非イオン活
性剤をα−不飽和二塩基酸でエステル化した後、α−不
飽和部分をスルホン化した化合物等も一部使用されてい
る。これらのアニオン系化合物は、ポリアミド系繊維に
対する親和性があり、繊維の結晶性のバラツキが原因と
なる不均染を解決する、いわゆるカバリング効果におい
ては優れているが、移染性などの染料に作用する効果に
おいて劣っている。
開昭49−48980に示されるフェノールのホルマリ
ン縮合物のスルホン化物、特開昭49−7582に示さ
れる、アルキルフェノール類のヒドロキシ置換核化合物
に対してホルマリンにて縮合反応を行い、さらにエチレ
ンオキシドまたはプロピレンオキシドを付加後、スルホ
ン化した化合物、特開昭49−116388に示され
る、2〜6個のベンゼン核を有するアリールフェノール
にエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドを付加し
たポリオキシアルキレンアリールエーテル型非イオン活
性剤をα−不飽和二塩基酸でエステル化した後、α−不
飽和部分をスルホン化した化合物等も一部使用されてい
る。これらのアニオン系化合物は、ポリアミド系繊維に
対する親和性があり、繊維の結晶性のバラツキが原因と
なる不均染を解決する、いわゆるカバリング効果におい
ては優れているが、移染性などの染料に作用する効果に
おいて劣っている。
【0004】かくの如く、ポリアミド系繊維用均染剤と
してこれまで検討されてきたものは、いずれも不満足な
ものであったのである。
してこれまで検討されてきたものは、いずれも不満足な
ものであったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点に鑑み、ポリアミド系繊維を酸性染
料、金属錯塩染料、クロム染料および/または反応性染
料を用いて染色する際に使用することにより、広汎な染
料に対して良好な均染性を与え、さらに染料の吸尽性を
低下させることなく、色相再現性に優れる均染剤を提供
しようとするものである。
従来技術の問題点に鑑み、ポリアミド系繊維を酸性染
料、金属錯塩染料、クロム染料および/または反応性染
料を用いて染色する際に使用することにより、広汎な染
料に対して良好な均染性を与え、さらに染料の吸尽性を
低下させることなく、色相再現性に優れる均染剤を提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ポリアミド系繊維を酸性染料、金属錯塩染
料、クロム染料および/または反応性染料を用いて染色
する際に使用する下記一般式(1)で表される化合物か
らなる均染剤を提供する。
決するため、ポリアミド系繊維を酸性染料、金属錯塩染
料、クロム染料および/または反応性染料を用いて染色
する際に使用する下記一般式(1)で表される化合物か
らなる均染剤を提供する。
【0007】
【化7】
【0008】(式中、Aは
【0009】
【化8】
【0010】または
【0011】
【化9】
【0012】のいずれかであり、R1 は、
【0013】
【化10】
【0014】を示し、R2 はH、
【0015】
【化11】
【0016】または
【0017】
【化12】
【0018】である。ここで、R3 はH、−CH3 また
は−C2 H5 のいずれかであり、Hのみからなるか、H
と−CH3 または−C2 H5 との2者の組み合わせまた
はHと−CH3 と−C2 H5 との3者の組み合わせであ
ってもよく、l,mおよびnは、それぞれ、2〜30の
整数であり、ただしl+mあるいはl+nが50を越え
ることはないものとし、XはH、−Na、−Kまたは−
NH3 のいずれかである。)
は−C2 H5 のいずれかであり、Hのみからなるか、H
と−CH3 または−C2 H5 との2者の組み合わせまた
はHと−CH3 と−C2 H5 との3者の組み合わせであ
ってもよく、l,mおよびnは、それぞれ、2〜30の
整数であり、ただしl+mあるいはl+nが50を越え
ることはないものとし、XはH、−Na、−Kまたは−
NH3 のいずれかである。)
【0019】本発明者らの研究によれば、ポリアミド系
繊維の均染剤として上記一般式(1)の化合物を用いる
ことにより、前述したアルキルアミンのエチレンオキシ
ド付加物のように染料の吸尽率を低下させることがな
く、またアルキルベンゼンスルホン酸や、特開昭49−
48980に示される化合物、特開昭49−7582に
示される化合物および特開昭49−116388に示さ
れる化合物とは異なり、レベリング型酸性染料のような
移染性に優れた染料から金属錯塩染料のような移染性に
難点のある染料まで広範囲の染料に対し、優れた均染性
を発揮することが見出されたのである。
繊維の均染剤として上記一般式(1)の化合物を用いる
ことにより、前述したアルキルアミンのエチレンオキシ
ド付加物のように染料の吸尽率を低下させることがな
く、またアルキルベンゼンスルホン酸や、特開昭49−
48980に示される化合物、特開昭49−7582に
示される化合物および特開昭49−116388に示さ
れる化合物とは異なり、レベリング型酸性染料のような
移染性に優れた染料から金属錯塩染料のような移染性に
難点のある染料まで広範囲の染料に対し、優れた均染性
を発揮することが見出されたのである。
【0020】
【作用】本発明の均染剤を構成する一般式(1)の化合
物が上記のような優れた作用を発揮する理由としては、
その化学構造に含まれる2個のベンゼン環とこれに付加
重合されたアルキレンオキシド鎖が酸性染料や金属錯塩
染料を溶解する性質を有しており、かつ同一分子内にこ
れらのベンゼン環およびアルキレンオキシド基とともに
スルホン基をも有するという特異な分子構造を有し、し
かもアニオン系界面活性剤としては疎水性基が比較的小
さな化合物であることにより吸着速度が染料分子より速
く、かつ繊維内部まで浸透しやすいことなどが考えられ
る。このように、本発明の均染剤は、従来のポリアミド
系繊維用均染剤とは異なった均染機構を有するものであ
る。従って、本発明の均染剤は、これを単独で染色浴に
添加することにより十分な均染効果を示すが、従来の均
染剤であるアルキルアミンのアルキレンオキシド付加物
またはアルキルアミンのアルキレンオキシド付加物の硫
酸化物などを併用することにより相乗効果を得ることも
できる。
物が上記のような優れた作用を発揮する理由としては、
その化学構造に含まれる2個のベンゼン環とこれに付加
重合されたアルキレンオキシド鎖が酸性染料や金属錯塩
染料を溶解する性質を有しており、かつ同一分子内にこ
れらのベンゼン環およびアルキレンオキシド基とともに
スルホン基をも有するという特異な分子構造を有し、し
かもアニオン系界面活性剤としては疎水性基が比較的小
さな化合物であることにより吸着速度が染料分子より速
く、かつ繊維内部まで浸透しやすいことなどが考えられ
る。このように、本発明の均染剤は、従来のポリアミド
系繊維用均染剤とは異なった均染機構を有するものであ
る。従って、本発明の均染剤は、これを単独で染色浴に
添加することにより十分な均染効果を示すが、従来の均
染剤であるアルキルアミンのアルキレンオキシド付加物
またはアルキルアミンのアルキレンオキシド付加物の硫
酸化物などを併用することにより相乗効果を得ることも
できる。
【0021】式(1)の化合物は、フェノール性化合物
に特公昭59−40950に記載の如き公知の方法でア
ルキレンオキシドを付加した後、クロロスルホン酸、ス
ルファミン酸等を用いる公知の硫酸化方法で容易に製造
することができる。式(1)の化合物は、ウール、絹、
ナイロン等のポリアミド系繊維を染色する際の均染剤と
して有効である。これを用いて染色する方法としては、
液流染色機、ウインス染色機、ジッガー染色機、ビーム
染色機、チーズ染色機、噴射式染色機等を使用するいわ
ゆる浸染法、パッダー、キュースター染色機等を使用す
る連続染色法のいずれをも用いることができる。
に特公昭59−40950に記載の如き公知の方法でア
ルキレンオキシドを付加した後、クロロスルホン酸、ス
ルファミン酸等を用いる公知の硫酸化方法で容易に製造
することができる。式(1)の化合物は、ウール、絹、
ナイロン等のポリアミド系繊維を染色する際の均染剤と
して有効である。これを用いて染色する方法としては、
液流染色機、ウインス染色機、ジッガー染色機、ビーム
染色機、チーズ染色機、噴射式染色機等を使用するいわ
ゆる浸染法、パッダー、キュースター染色機等を使用す
る連続染色法のいずれをも用いることができる。
【0022】本発明の均染剤の使用方法および使用量
は、染色する素材、染料、染色方法などによって違って
くるが、広い範囲にわたって変更可能である。一般に
は、浸染における染色浴に0.5〜5g/Lの濃度で、
または繊維重量に対しては0.1〜3%程度の量で使用
することにより十分効果が得られる。本発明の均染剤
は、染色浴に併用する染料、酸やアルカリ等のpH調整
剤、染料溶解剤、無機塩類等の薬剤に対して特に問題を
生じることはない。また、連続染色の場合に、上記の他
にさらにマイグレーション防止剤として使用するアルギ
ン酸ソーダ、CMC等の糊剤や酢酸ビニル−マレイン
酸、アクリル酸−アクリルアミド等の水溶性高分子化合
物を併用することも可能である。
は、染色する素材、染料、染色方法などによって違って
くるが、広い範囲にわたって変更可能である。一般に
は、浸染における染色浴に0.5〜5g/Lの濃度で、
または繊維重量に対しては0.1〜3%程度の量で使用
することにより十分効果が得られる。本発明の均染剤
は、染色浴に併用する染料、酸やアルカリ等のpH調整
剤、染料溶解剤、無機塩類等の薬剤に対して特に問題を
生じることはない。また、連続染色の場合に、上記の他
にさらにマイグレーション防止剤として使用するアルギ
ン酸ソーダ、CMC等の糊剤や酢酸ビニル−マレイン
酸、アクリル酸−アクリルアミド等の水溶性高分子化合
物を併用することも可能である。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに説明
する。なお、例中、部は重量部である。
する。なお、例中、部は重量部である。
【0024】合成例1 試験用オートクレーブ(耐圧硝子工業(株)製)に、B
PA−4(日華化学(株)製、ビスフェノールAのエチ
レンオキシド4モル付加体)202部および苛性ソーダ
2部を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒
素置換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの
滴下を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するの
で、150〜160℃にて合計352部のエチレンオキ
シドを付加した。
PA−4(日華化学(株)製、ビスフェノールAのエチ
レンオキシド4モル付加体)202部および苛性ソーダ
2部を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒
素置換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの
滴下を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するの
で、150〜160℃にて合計352部のエチレンオキ
シドを付加した。
【0025】かくして得られたビスフェノールAの20
モルエチレンオキシド付加物554部を、四ツ口フラス
コに秤量し、25℃にて減圧しながらクロロスルホン酸
の滴下を開始した。反応熱により反応系の温度が上昇す
るので40〜45℃に反応系温度を制御し、クロロスル
ホン酸59部を滴下する。滴下終了後、30分脱塩酸を
行う。その後、42部の48%苛性ソーダにて中和を行
い、一般式(1)において、 R1 =−O−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−O−(C2 H4 O)m −H、 l+m=20 であり、Aが
モルエチレンオキシド付加物554部を、四ツ口フラス
コに秤量し、25℃にて減圧しながらクロロスルホン酸
の滴下を開始した。反応熱により反応系の温度が上昇す
るので40〜45℃に反応系温度を制御し、クロロスル
ホン酸59部を滴下する。滴下終了後、30分脱塩酸を
行う。その後、42部の48%苛性ソーダにて中和を行
い、一般式(1)において、 R1 =−O−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−O−(C2 H4 O)m −H、 l+m=20 であり、Aが
【化13】 である化合物を得た。
【0026】合成例2 合成例1と同様に反応を行って、式(1)において、 R1 =−O−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−O−(C2 H4 O)n −Hと−O−(C2 H4
O)m −SO3 Naの混合系、 n:m=1:1、l+m+n=30 であり、Aが
O)m −SO3 Naの混合系、 n:m=1:1、l+m+n=30 であり、Aが
【化14】 である化合物を得た。
【0027】合成例3 合成例1と同様に反応を行って、式(1)において、 R1 =−O−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−O−(C2 H4 O)m −H、 l+m=40 であり、Aが
【化15】 である化合物を得た。
【0028】合成例4 試験用オートクレーブ(耐圧硝子工業(株)製)に、B
PA−4(日華化学(株)製、ビスフェノールAのエチ
レンオキシド4モル付加体)202部および苛性ソーダ
2部を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒
素置換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの
滴下を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するの
で、150〜160℃にて合計132部のエチレンオキ
シドを付加し、続いてプロピレンオキシドを116部付
加した後、再び220部のエチレンオキシドを付加し、
次いで72部のブチレンオキシドを付加した。
PA−4(日華化学(株)製、ビスフェノールAのエチ
レンオキシド4モル付加体)202部および苛性ソーダ
2部を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒
素置換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの
滴下を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するの
で、150〜160℃にて合計132部のエチレンオキ
シドを付加し、続いてプロピレンオキシドを116部付
加した後、再び220部のエチレンオキシドを付加し、
次いで72部のブチレンオキシドを付加した。
【0029】かくして得られたビスフェノールAのエチ
レンオキシド10モル、プロピレンオキシド4モル、エ
チレンオキシド10モルおよびブチレンオキシド2モル
付加物495部を、四ツ口フラスコに秤量し、25℃に
て減圧しながらクロロスルホン酸の滴下を開始した。反
応熱により反応系の温度が上昇するので40〜45℃に
反応系温度を制御し、クロロスルホン酸39部を滴下す
る。滴下終了後、30分脱塩酸を行う。その後、48%
苛性ソーダ28部を用いて中和を行い、一般式(1)に
おいて、 R1 =−O−(C2 H4 O)a −(C3 H6 O)b −
(C2 H4 O)c −(C4 H8 O)d −SO3 Na、 R2 =−O−(C2 H4 O)e −(C3 H6 O)f −
(C2 H4 O)g −(C4 H8 O)h −H、 a+e=10,b+f=4,c+g=10、d+h=2 であり、Aが
レンオキシド10モル、プロピレンオキシド4モル、エ
チレンオキシド10モルおよびブチレンオキシド2モル
付加物495部を、四ツ口フラスコに秤量し、25℃に
て減圧しながらクロロスルホン酸の滴下を開始した。反
応熱により反応系の温度が上昇するので40〜45℃に
反応系温度を制御し、クロロスルホン酸39部を滴下す
る。滴下終了後、30分脱塩酸を行う。その後、48%
苛性ソーダ28部を用いて中和を行い、一般式(1)に
おいて、 R1 =−O−(C2 H4 O)a −(C3 H6 O)b −
(C2 H4 O)c −(C4 H8 O)d −SO3 Na、 R2 =−O−(C2 H4 O)e −(C3 H6 O)f −
(C2 H4 O)g −(C4 H8 O)h −H、 a+e=10,b+f=4,c+g=10、d+h=2 であり、Aが
【化16】 である化合物を得た。
【0030】合成例5 試験用オートクレーブ(耐圧硝子工業(株)製)に、S
EO−2(日華化学(株)製、ビスフェノールSのエチ
レンオキシド2モル付加体)169部および苛性ソーダ
2部を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒
素置換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの
滴下を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するの
で、160〜180℃にて合計396部のエチレンオキ
シドを付加した。
EO−2(日華化学(株)製、ビスフェノールSのエチ
レンオキシド2モル付加体)169部および苛性ソーダ
2部を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒
素置換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの
滴下を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するの
で、160〜180℃にて合計396部のエチレンオキ
シドを付加した。
【0031】かくして得られたビスフェノールSの20
モルエチレンオキシド付加物565部を、四ツ口フラス
コに秤量し、25℃にて減圧しながらクロロスルホン酸
の滴下を開始した。反応熱により反応系の温度が上昇す
るので、40〜45℃に反応系温度を制御し、クロロス
ルホン酸59部を滴下する。滴下終了後、30分脱塩酸
を行う。その後42部の48%苛性ソーダを用いて中和
を行い、一般式(1)において、 R1 =−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−(C2 H4 O)m −H、 l+m=20 であり,Aが
モルエチレンオキシド付加物565部を、四ツ口フラス
コに秤量し、25℃にて減圧しながらクロロスルホン酸
の滴下を開始した。反応熱により反応系の温度が上昇す
るので、40〜45℃に反応系温度を制御し、クロロス
ルホン酸59部を滴下する。滴下終了後、30分脱塩酸
を行う。その後42部の48%苛性ソーダを用いて中和
を行い、一般式(1)において、 R1 =−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−(C2 H4 O)m −H、 l+m=20 であり,Aが
【化17】 である化合物を得た。
【0032】合成例6 合成例5と同様に反応を行って、式(1)において、 R1 =−(C2 H4 O)l −SO3 Na、 R2 =−(C2 H4 O)m −H、 l+m=40 であり、Aが
【化18】 である化合物を得た。
【0033】合成例7 試験用オートクレーブ(耐圧硝子工業(株)製)に、p
−クミルフェノール212部および苛性ソーダ0.4部
を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒素置
換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの滴下
を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するので、
160〜180℃にて合計264部のエチレンオキシド
を付加した。
−クミルフェノール212部および苛性ソーダ0.4部
を秤量し、105℃にて減圧脱水し、反応容器を窒素置
換した後加熱し、130℃にてエチレンオキシドの滴下
を開始した。反応系は反応熱により温度上昇するので、
160〜180℃にて合計264部のエチレンオキシド
を付加した。
【0034】かくして得られたp−クミルフェノールの
6モルエチレンオキシド付加物238部を、四ツ口フラ
スコに秤量し、25℃にて減圧しながらクロロスルホン
酸の滴下を開始した。反応熱により反応系の温度が上昇
するので40〜45℃に反応系温度を制御し、クロロス
ルホン酸59部を滴下する。滴下終了後、30分脱塩酸
を行う。その後、48%苛性ソーダ42部を用いて中和
を行い、一般式(1)において、 R1 =−O−(C2 H4 O)6 −SO3 Na、 R2 =−H, であり、Aが
6モルエチレンオキシド付加物238部を、四ツ口フラ
スコに秤量し、25℃にて減圧しながらクロロスルホン
酸の滴下を開始した。反応熱により反応系の温度が上昇
するので40〜45℃に反応系温度を制御し、クロロス
ルホン酸59部を滴下する。滴下終了後、30分脱塩酸
を行う。その後、48%苛性ソーダ42部を用いて中和
を行い、一般式(1)において、 R1 =−O−(C2 H4 O)6 −SO3 Na、 R2 =−H, であり、Aが
【化19】 である化合物を得た。
【0035】実施例1(ウール強撚糸のチーズ染色) ウール強撚糸(クレープ糸3”30’コーン、1kg重
量)を、(株)日阪製作所製チーズ染色試験機にて、下
記条件にて前処理した。 <前処理条件> サンモールNP(日華化学(株)製精練剤) 2g/L 処理温度 35℃ 処理時の流量 30リットル/分 浴比 1:15
量)を、(株)日阪製作所製チーズ染色試験機にて、下
記条件にて前処理した。 <前処理条件> サンモールNP(日華化学(株)製精練剤) 2g/L 処理温度 35℃ 処理時の流量 30リットル/分 浴比 1:15
【0036】前処理後排液し、次いで下記の染色浴及び
染色条件で染色した。 <染色条件> C.I. Acid Yellow 129 0.22% o.w.f. C.I. Acid Orange 86 0.15% o.w.f. C.I. Acid Black 58 0.30% o.w.f. 各種均染剤 2.0% o.w.f. 無水芒硝 5.0% o.w.f. 酢酸 0.5% o.w.f. 浴比 1:15 染色液の流量 30リットル/分
染色条件で染色した。 <染色条件> C.I. Acid Yellow 129 0.22% o.w.f. C.I. Acid Orange 86 0.15% o.w.f. C.I. Acid Black 58 0.30% o.w.f. 各種均染剤 2.0% o.w.f. 無水芒硝 5.0% o.w.f. 酢酸 0.5% o.w.f. 浴比 1:15 染色液の流量 30リットル/分
【0037】まず40℃から100℃で1分間に1.5
℃の速度で昇温し、100℃にて30分間染色した。そ
の後、60℃まで降温し、排液および水洗後、(株)日
阪製作所製蒸気乾燥機にて1時間乾燥した。かくして染
色されたウール糸をチーズの外側部分から3mmまでを最
外層、外側から10mmの部分を外層、その内側の中央部
分を中層、チーズの内側から10mmの部分を内層、およ
び内側から3mmまでを最内層として各部分に分けた後、
(株)小池製作所製筒編機にてそれぞれ編みたてた後、
各部分を測色機(マクベス社製カラーアイ)により測色
して、表面染着濃度(K/S)を求めた。
℃の速度で昇温し、100℃にて30分間染色した。そ
の後、60℃まで降温し、排液および水洗後、(株)日
阪製作所製蒸気乾燥機にて1時間乾燥した。かくして染
色されたウール糸をチーズの外側部分から3mmまでを最
外層、外側から10mmの部分を外層、その内側の中央部
分を中層、チーズの内側から10mmの部分を内層、およ
び内側から3mmまでを最内層として各部分に分けた後、
(株)小池製作所製筒編機にてそれぞれ編みたてた後、
各部分を測色機(マクベス社製カラーアイ)により測色
して、表面染着濃度(K/S)を求めた。
【0038】<性能の判定> 発色性(カラーバリュー) 最外層、外層、中層、内層および最内層のK/Sの平均
値を発色性の評価に用いた。値が大きい程、発色性が良
好である。
値を発色性の評価に用いた。値が大きい程、発色性が良
好である。
【0039】内外色差 最内層、中層および最外層の各部分のK/Sを測定し、
次の計算式にて内外色差aおよびbをそれぞれ計算し
た。
次の計算式にて内外色差aおよびbをそれぞれ計算し
た。
【数1】
【数2】 内外色差aおよびbのいずれにおいても、値が100に
近いものほど内外色差がなく、良好といえる。
近いものほど内外色差がなく、良好といえる。
【0040】スキッタリー 中層部分を編み上げたものを視覚により、イラツキの程
度がなく良好なものから順に、「優」、「良」、「可」
および「不可」の4段階で評価した。
度がなく良好なものから順に、「優」、「良」、「可」
および「不可」の4段階で評価した。
【0041】供試均染剤 合成例1の化合物 合成例2の化合物 合成例5の化合物 合成例7の化合物 比較例1(ステアリルアミンのエチレンオキシド20
モル付加体の硫酸化物) 比較例2(ビスフェノールAのエチレンオキシド20
モル付加物) 比較例3(ニューボンWS−10、日華化学(株)製
アニオン系均染剤) 均染剤無添加 なお、2種の均染剤を併用した場合は、それぞれを1:
1の重量比で用いたものである。
モル付加体の硫酸化物) 比較例2(ビスフェノールAのエチレンオキシド20
モル付加物) 比較例3(ニューボンWS−10、日華化学(株)製
アニオン系均染剤) 均染剤無添加 なお、2種の均染剤を併用した場合は、それぞれを1:
1の重量比で用いたものである。
【0042】評価の結果を下記の表1に示す。
【表1】
【0043】実施例2(カーペットの連続染色) 連続染色を想定し、CD−ナイロン糸(カチオン染料可
染性ナイロン糸)、通常の6ナイロン糸、ディープナイ
ロン糸(酸性染料で濃色に染着するナイロン糸)からな
るカーペット(織密度1kg/m2 )を10cm×20cmに
切断し、以下の染色を行った。すなわち、次の組成の染
色液に浸漬後、ピックアップ率が300%になるまで染
液を滴らせた後、辻井式HTスチーマーを用いて100
℃で所定時間スチーミング処理を行った。
染性ナイロン糸)、通常の6ナイロン糸、ディープナイ
ロン糸(酸性染料で濃色に染着するナイロン糸)からな
るカーペット(織密度1kg/m2 )を10cm×20cmに
切断し、以下の染色を行った。すなわち、次の組成の染
色液に浸漬後、ピックアップ率が300%になるまで染
液を滴らせた後、辻井式HTスチーマーを用いて100
℃で所定時間スチーミング処理を行った。
【0044】 <染色浴組成> C.I. Acid Black 132 0.05g/L C.I. Acid Yellow 235 0.13g/L C.I. Acid Red 399 0.16g/L ネオテックス CA−5 1.0 g/L (日華化学(株)製沈澱防止剤) グアガム系糊剤 1.0 g/L 90%酢酸 0.5 g/L 均染剤(有効成分として) 2.0 g/L
【0045】供試均染剤 合成例1の化合物 合成例3の化合物 合成例4の化合物 合成例6の化合物 比較例1(ステアリルアミンのエチレンオキシド20
モル付加物) 比較例2(ステアリルアミンのエチレンオキシド20
モル付加物の硫酸化物) 比較例3(ニューボン NS、日華化学(株)製アニ
オン系均染剤) 均染剤無添加 なお、2種の均染剤を併用した場合は、それぞれを1:
1の重量比で用いたものである。
モル付加物) 比較例2(ステアリルアミンのエチレンオキシド20
モル付加物の硫酸化物) 比較例3(ニューボン NS、日華化学(株)製アニ
オン系均染剤) 均染剤無添加 なお、2種の均染剤を併用した場合は、それぞれを1:
1の重量比で用いたものである。
【0046】<評価方法> (A)均染性 上記の染色においてスチーミング時間300秒の条件で
染色されたカーペットからディープナイロン糸を引き抜
き、糸の均染状態を観察する。均染性が優れているもの
から「優」、「良」、「可」および「不可」の4段階で
評価した。「不可」のものは、染料スペックが見られ、
実用に耐えないものである。
染色されたカーペットからディープナイロン糸を引き抜
き、糸の均染状態を観察する。均染性が優れているもの
から「優」、「良」、「可」および「不可」の4段階で
評価した。「不可」のものは、染料スペックが見られ、
実用に耐えないものである。
【0047】(B)緩染性 上記の染色においてスチーミング時間を、5秒、10
秒、20秒、30秒および60秒に変化させ、それぞれ
の場合の染色性を目視で判定した。すなわち、5秒から
60秒までのスチーミング時間が短い段階で染料の染着
が抑制されている程度により、緩染性を「優」、
「良」、「可」および「不可」の4段階で評価した。
「不可」は全く緩染性を示さず、均染剤としての価値が
ないものである。
秒、20秒、30秒および60秒に変化させ、それぞれ
の場合の染色性を目視で判定した。すなわち、5秒から
60秒までのスチーミング時間が短い段階で染料の染着
が抑制されている程度により、緩染性を「優」、
「良」、「可」および「不可」の4段階で評価した。
「不可」は全く緩染性を示さず、均染剤としての価値が
ないものである。
【0048】(C)ビルドアップ 上記の染色においてスチーミング時間を300秒にして
染色されたカーペットの染着濃度を目視で評価する。す
なわち、染色されたカーペットが濃色であるものからビ
ルドアップを「優」、「良」、「可」および「不可」の
4段階で評価した。「不可」のものは染着濃度が低く、
実用価値のないものである。
染色されたカーペットの染着濃度を目視で評価する。す
なわち、染色されたカーペットが濃色であるものからビ
ルドアップを「優」、「良」、「可」および「不可」の
4段階で評価した。「不可」のものは染着濃度が低く、
実用価値のないものである。
【0049】(D)コントラスト 上記の染色においてスチーミング時間を300秒にして
染色されたカーペットの各構成繊維の染着濃度差を目視
で評価する。すなわち、ディープナイロン糸は濃色に染
着し、レギュラーナイロン糸は淡色に染着し、CD−ナ
イロン糸は全く染まらないものが、コントラストが
「優」であるとした。逆に、ディープナイロン糸とレギ
ュラーナイロン糸の間に染着濃度差がなく、CD−ナイ
ロン糸に染料汚染が見られる場合を「不可」とした。
染色されたカーペットの各構成繊維の染着濃度差を目視
で評価する。すなわち、ディープナイロン糸は濃色に染
着し、レギュラーナイロン糸は淡色に染着し、CD−ナ
イロン糸は全く染まらないものが、コントラストが
「優」であるとした。逆に、ディープナイロン糸とレギ
ュラーナイロン糸の間に染着濃度差がなく、CD−ナイ
ロン糸に染料汚染が見られる場合を「不可」とした。
【0050】評価の結果を下記の表2に示す。
【表2】 この結果から、本発明の均染剤は、均染性、ビルドアッ
プおよびコントラストにおいて特に優れていることが判
る。
プおよびコントラストにおいて特に優れていることが判
る。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ポリア
ミド系繊維を酸性染料、金属錯塩染料、クロム染料およ
び/または反応染料を用いて染色する場合において、均
染性、ビルドアップおよびコントラストに優れた染色物
を与えることができる優れた均染剤が提供される。
ミド系繊維を酸性染料、金属錯塩染料、クロム染料およ
び/または反応染料を用いて染色する場合において、均
染性、ビルドアップおよびコントラストに優れた染色物
を与えることができる優れた均染剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06P 1/613 D06P 1/62 D06P 3/24 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリアミド系繊維を酸性染料、金属錯塩
染料、クロム染料および/または反応性染料を用いて染
色する際に使用する下記一般式(1)で表される化合物
からなる均染剤。 【化1】 (式中、Aは 【化2】 または 【化3】 であり、R1 は 【化4】 であり、R2 はH、 【化5】 または 【化6】 である。ここで、R3 はH、−CH3 または−C2 H5
のいずれかであり、Hのみからなるか、Hと−CH3 ま
たは−C2 H5 との2者の組み合わせまたはHと−CH
3 と−C2 H5 との3者の組み合わせであってもよく、
l,mおよびnは、それぞれ、2〜30の整数であり、
ただしl+mあるいはl+nが50を越えることはない
ものとし、XはH、−Na、−Kまたは−NH3 のいず
れかである。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20150792A JP3299779B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ポリアミド系繊維染色用均染剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20150792A JP3299779B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ポリアミド系繊維染色用均染剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657644A JPH0657644A (ja) | 1994-03-01 |
JP3299779B2 true JP3299779B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=16442199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20150792A Expired - Fee Related JP3299779B2 (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ポリアミド系繊維染色用均染剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3299779B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE200526T1 (de) * | 1993-11-30 | 2001-04-15 | Seiren Co Ltd | Tinte für tintenstrahlfärbung und verfahren zur herstellung von mischfarben |
JP2747890B2 (ja) * | 1993-11-30 | 1998-05-06 | セーレン株式会社 | インクジェット染色用インク |
JP6240769B2 (ja) | 2014-07-04 | 2017-11-29 | 富士フイルム株式会社 | 新規化合物、染色又は捺染用着色組成物、インクジェット用インク、布帛を捺染する方法、及び染色又は捺染された布帛 |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20150792A patent/JP3299779B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0657644A (ja) | 1994-03-01 |
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