JP3298481B2 - アジャスタロッド調整装置 - Google Patents

アジャスタロッド調整装置

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JP3298481B2 JP33995997A JP33995997A JP3298481B2 JP 3298481 B2 JP3298481 B2 JP 3298481B2 JP 33995997 A JP33995997 A JP 33995997A JP 33995997 A JP33995997 A JP 33995997A JP 3298481 B2 JP3298481 B2 JP 3298481B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車など
のオートマチックトランスミッションに内蔵されるブレ
ーキバンドを締付けるピストンの作動ストロークを調整
するためのアジャスタロッド調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車などの車両に用いられるオ
ートマチックトランスミッションは、クラッチを構成す
るギヤ群と一体に回転する円筒状のドラムと、このドラ
ムに巻回されたブレーキバンドなどを備えているものが
ある。
【0003】前記ブレーキバンドは、その内径が前記ド
ラムの外径より若干大きなリング状に形成されていると
ともに、一部が切離された形状に形成されている。この
ブレーキバンドは、前記ドラムの外周を包囲した状態
で、前記トランスミッションのハウジング内に設けられ
ている。
【0004】ブレーキバンドは、その切離された部位の
近傍に、それぞれ外周方向に延びた押圧片を一体に備え
ており、油圧ピストンによって前記押圧片間の間隔が狭
まる方向に押圧されたときに、前記ドラムの外周に密着
してこのドラムの回転を止めるようになっている。ま
た、ブレーキバンドは、押圧されなくなると、弾性復元
力によって押圧される前の状態に戻って前記ドラムに密
着しなくなり、このドラムの回転を妨げないようになっ
ている。
【0005】前記ブレーキバンドは、トランスミッショ
ンのハウジングに取り付けられかつ車両の油圧などによ
って駆動されるピストンとともに摺動自在なアジャスタ
ロッドによって、前記押圧片が押圧されるようになって
いる。
【0006】前記アジャスタロッドは、外周にねじ溝を
有する棒状に形成されており、前記ピストンに螺合して
いる。前記ピストンに対するアジャスタロッドのねじ込
み量を調整することによって、ピストンの作動ストロー
クを調整して、ブレーキバンドの締め具合を調整するよ
うになっている。
【0007】従来、前記アジャスタロッドのねじ込み量
などを調整するために、まず作業者が、第1の所定トル
クのトルクレンチを用いて、前記アジャスタロッドを第
1の所定トルクまでねじ込むことにより、ブレーキバン
ドをドラムになじませる。そののち、作業者が第1の所
定トルクより低い第2の所定トルクのトルクレンチを用
いてアジャスタロッドを第2の所定トルクまでねじ込
む。
【0008】そして、アジャスタロッドを緩める方向に
例えば4回転などの所定数逆回転させた後、前記アジャ
スタロッドの位置を規定するロックナットを規定トルク
のトルクレンチを用いて、アジャスタロッドに締付ける
といった作業を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従
来、前記ピストンの作動ストロークを調整するアジャス
タロッドのピストンに対するねじ込み量を調整するため
に、作業者が、前記第1、第2の所定トルク及び規定ト
ルクのトルクレンチを、各工程ごとに持ち替えながら前
記アジャスタロッド及びロックナットを締めていた。
【0010】このため、前述したアジャスタロッドを調
整する作業に手間や時間がかかるとともに、個人差によ
ってアジャスタロッドのねじ込み量つまり調整具合がば
らついたり、ばらつきをなくすために作業に熟練を要す
るなどの問題があった。
【0011】従って本発明の目的は、アジャスタロッド
の調整作業に必要とされる手間や時間を短縮できるとと
もに、アジャスタロッドの調整具合にばらつきを生じさ
せることがないアジャスタロッド調整装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載のアジャスタロッド調
整装置は、ピストン回り止め手段の回り止めアクチュエ
ータが回り止め部材をピストンの軸回りに回転させるこ
とにより、回り止め部材の係合部がピストンの一部に係
合する。このため、ピストン回り止め手段はピストンの
軸線まわりにピストンを位置決めすることとなる。
【0013】アジャスタロッドの一端部に係合可能なロ
ッド駆動部材が、アジャスタロッド回転用アクチュエー
タによって軸線回りに回動させられることにより、ピス
トンの回り止めをなした状態でアジャスタロッドをねじ
込んだり緩めたりすることができる。
【0014】ロックナットに嵌合可能なロックナット回
転部材がロックナット回転用アクチュエータによって回
動させられる。さらに、制御手段が、回り止め手段のア
クチュエータとアジャスタロッド回転用アクチュエータ
およびロックナット回転用アクチュエータなどを制御す
る。
【0015】請求項2に記載のアジャスタロッド調整装
置は、制御手段が、アジャスタロッド回転用アクチュエ
ータを、第1の所定トルク、第2の所定トルク及び所定
回転数などに基いて回転駆動することにより、アジャス
タロッドをねじ込んだり緩めたりするように制御する。
【0016】又、前記制御手段は、アジャスタロッドの
回り止めをなした状態で、ロックナット回転用アクチュ
エータを回転させることにより、ロックナットを規定ト
ルクでアジャスタロッドに締め付ける。
【0017】請求項3に記載のアジャスタロッド調整装
置は、ピストン回り止め手段のピストン加圧手段がピス
トン回り止め部材を所定圧力で押圧でき、かつゲージが
ピストンの移動ストロークを測定する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図1から図5を参照して説明する。図1に示すアジ
ャスタロッド調整装置1は、自動車などの車両に用いら
れるオートマチックトランスミッション2(図2に示
す)のブレーキバンド3(図5に示す)を締付けるため
のピストン4(図2に示す)の作動ストロークS(図2
に示す)を調整する装置である。
【0019】図2に示すように、オートマチックトラン
スミッション2は、クラッチを構成するギヤ5と一体に
回転する円筒状のドラム6と、前記ブレーキバンド3と
を備えている。
【0020】前記ギヤ5は、図5に示すように、クラッ
チを構成する他のギヤ7と、スラストベアリング8やワ
ッシャ9などを介して同軸状に装着されている。ギヤ5
は、他のギヤ7と同軸状に装着された状態で、図2及び
図5に示すように、前記ドラム6内にこのドラム6と同
軸状に設けられ、オートマチックトランスミッション2
のハウジング10内に収容されている。
【0021】前記ブレーキバンド3は、内径が前記ドラ
ム6の外径より若干大きなリング状に形成されており、
その一部が切離されている。ブレーキバンド3は、切離
された箇所11の近傍でかつこの切離された箇所11を
挟んで互いに対向する位置に、外周方向に延びた一対の
押圧片12a,12bを一体に備えている。
【0022】ブレーキバンド3は、前記ドラム6の外周
を包囲して設けられており、一方の押圧片12aが前記
ハウジング10に固定される棒状のアンカーロッド13
に当接するとともに、他方の押圧片12bが後述するピ
ストン駆動部14のアジャスタロッド16に当接した状
態で、前記ハウジング10内に収容されている。
【0023】ブレーキバンド3は、前記アジャスタロッ
ド16などが前記押圧片12bを押圧したときに、前記
押圧片12a,12b間の間隔Tが狭められることによ
り、前記ドラム6の外周面に密着して、このドラム6と
ともにギヤ5の回転を止めるようになっている。
【0024】また、オートマチックトランスミッション
2は、ハウジング10内に収容されたブレーキバンド3
の押圧片12bを押圧するピストン駆動部14を備えて
いる。ピストン駆動部14は、図2に示すように、前記
ハウジング10と一体に形成されたシリンダ部15と、
このシリンダ部15内に設けられた前記ピストン4と、
ピストン4にねじ込まれたアジャスタロッド16などを
備えている。
【0025】シリンダ部15は、ハウジング10の外側
からブレーキバンド3の押圧片12bに向かって延びた
円筒状に形成されており、ハウジング10の外側から前
記押圧片12bに向かうにしたがって、段階的に内径が
狭くなる第1から第3の段部17,18,19を有して
いる。
【0026】ピストン4は、円筒部20と円盤部21と
を一体に備えている。円筒部20はアジャスタロッド1
6をねじ込むためのねじ溝を内周面に形成している。円
盤部21は、円筒部20のハウジング10の外側に位置
する端部から前記シリンダ部15の内面と当接するまで
外周方向に延びて形成されている。
【0027】また、ピストン4は、円盤部21からハウ
ジング10の外側に向かって延びた円環部22を一体に
備えている。円環部22は、前記円筒部20と同軸状に
設けられ、かつ円筒部20の外径より内径が大きな円環
状に形成されている。
【0028】ピストン4の円環部22は、図4に示すよ
うに、ハウジング10の外側に位置する端部に、ハウジ
ング10の内側に向かって凹に形成された凹み23を周
方向に等間隔に複数設けている。図示例において、凹み
23は、4か所に設けられている。
【0029】アジャスタロッド16は、棒状に形成され
かつその外周に前記ピストン4の円筒部20のねじ溝
(雌ねじ)と螺合するねじ溝(雄ねじ)を有している。
アジャスタロッド16は、一端部16aがハウジング1
0の外側に露出し、かつ他端部16bが前記ブレーキバ
ンド3の押圧片12bに当接した状態で、前記ピストン
4の円筒部20の内周面に螺合して設けられている。こ
の状態で、アジャスタロッド16の軸線Pと、前記ピス
トン4の軸線とは互いに略一直線となっている。アジャ
スタロッド16とピストン4とは、互いに略同軸状に設
けられている。
【0030】アジャスタロッド16の一端部16aの端
面には、アジャスタロッド調整装置1の後述するアジャ
スタロッド回転機構33のロッド駆動部材37が係合可
能な凸部24を有している。凸部24は、ハウジング1
0の外側に向かって凸でかつ、図4に示すようにハウジ
ング10の外側から見て、互いに平行な平坦面25,2
5とこの平坦面25,25を互いにつなげる円弧面2
6,26とを備えている。
【0031】また、前記シリンダ部15の第3の段部1
9と前記ピストン4との間には圧縮ばね27が設けられ
ている。この圧縮ばね27は、一端が前記第3の段部1
9に当接しかつ前記円筒部20を包囲するとともに、他
端が前記円盤部21に当接した状態で設けられている。
圧縮ばね27は、ピストン4をハウジング20の外側に
向かって、つまりブレーキバンド3の押圧片12bから
離れる方向に付勢している。
【0032】また、前記シリンダ部15は、第1の段部
17よりハウジング10の外側寄りの位置に、押え部材
28を固定している。押え部材28は、前記ピストン4
の円環部22の外周面と円盤部21の外側面の一部に接
した状態で、前記シリンダ部15に固定されている。押
え部材28は、前記圧縮ばね27によってハウジング1
0の外側に向かって付勢されたピストン4をシリンダ部
15内から抜け出ないようにしている。
【0033】ピストン駆動部14は、前記アジャスタロ
ッド16の一端部16aが、ハウジング10の外側から
ブレーキバンド3の押圧片12bに向かって押圧される
と、ピストン4の円盤部21の周端部29が第2の段部
18に当接するまで、前記アジャスタロッド16とピス
トン4とが一体に摺動する。そして、アジャスタロッド
16の他端部16bがブレーキバンド3の押圧片12b
を、押圧片12a,12b間の間隔Tが狭まる方向に押
圧する。
【0034】前記アジャスタロッド16の一端部16a
の押圧力を解除すれば、前記圧縮ばね27によって、ピ
ストン4とアジャスタロッド16とが一体に押圧前の位
置に戻ることとなる。
【0035】また、押圧前のピストン4の円盤部21の
周端部29と第2の段部18との間の間隔、つまり前記
ピストン4の作動ストロークSは、前記アジャスタロッ
ド16のピストン4に対するねじ込み量を調整すること
によって、適宜調整することができることとなる。
【0036】作動ストロークS調整後のアジャスタロッ
ド16が位置ずれなどを起こさないために、ハウジング
10の外側からアジャスタロッド16の一端部16a側
にロックナット30を螺合させるようになっている。
【0037】前記ブレーキバンド3を締付けるピストン
4の作動ストロークSを調整し、アジャスタロッド16
のピストン4に対するねじ込み量を調整するために、前
記アジャスタロッド調整装置1が用いられる。
【0038】アジャスタロッド調整装置1は、図1に示
すように、フレーム31と、このフレーム31に取付け
られたピストン回り止め手段としてのピストン回り止め
機構32と、アジャスタロッド回転手段としてのアジャ
スタロッド回転機構33と、ロックナット回転手段とし
てのロックナット回転機構34と、制御手段としての制
御装置35とを備えている。
【0039】アジャスタロッド回転機構33は、フレー
ム31などに取付けられたアジャスタロッド回転用アク
チュエータ36と、このアクチュエータ36に接続しか
つ一方向に延びた軸状のロッド駆動部材37とを備えて
いる。アジャスタロッド回転用アクチュエータ36は、
前記ロッド駆動部材37の軸線Q回りに、この駆動部材
37を回動させるようになっている。
【0040】ロッド駆動部材37は、前記アクチュエー
タ36の近傍に、円盤状のディスク部材38を設けてい
る。ディスク部材38は、ロッド駆動部材37と同軸状
に設けられ、かつ駆動部材37と固定されて一体に回動
するようになっている。
【0041】ロッド駆動部材37は、その先端面の略中
央に前記アジャスタロッド16の凸部24に係合可能な
係合部39を備えている。係合部39は前記アクチュエ
ータ36に向かって凹でかつ前記凸部24の外形に沿っ
た形状に形成されている。
【0042】ロッド駆動部材37は、前記係合部39が
アジャスタロッド16の凸部24に係合すると、その軸
線Qが、ピストン4とアジャスタロッド16との軸線P
と略一直線となる。又、前記凸部24が互いに平行な平
坦面25,25と円弧面26,26とを有しているの
で、ロッド駆動部材37はアジャスタロッド16を前記
軸線P,Q回りに回動自在となる。
【0043】ロックナット回転機構34は、フレーム3
1などに取付けられたロックナット回転用アクチュエー
タ40と、このアクチュエータ40に接続したロックナ
ット回転部材41とを備えている。
【0044】ロックナット回転部材41は、前記アクチ
ュエータ40に向かうにしたがって段階的に内径が拡大
する段部42を有した円管状に形成されている。ロック
ナット回転部材41は、前記ロッド駆動部材37の外周
を包囲しかつこの駆動部材37と同軸状に設けられてい
る。ロックナット回転部材41は、駆動部材37の係合
部39の近傍に位置する部分の内径が前記駆動部材37
の外径と略同寸法となるように形成されている。
【0045】ロックナット回転部材41は、前記段部4
2よりアクチュエータ40寄りの位置に、前記ロッド駆
動部材37との間にベアリング43,43を設けてい
る。ロックナット回転部材41は、前記アクチュエータ
40寄りに位置する端部41aに全周にわたって歯形4
4を形成している。このロックナット回転部材41の歯
形44には、歯車45が噛み合っている。
【0046】また、ロックナット回転部材41は、その
先端面に、前記ロックナット30に嵌合可能なナット嵌
合部46を一体に備えている。このナット嵌合部46
は、アクチュエータ40側に向かって凹でかつロックナ
ット30の外形に沿う形状に形成されている。
【0047】ロックナット回転用アクチュエータ40
は、その出力軸がロックナット回転部材41の歯形44
に噛み合った歯車45に接続しており、ロックナット回
転部材41を、前記軸線Q回りに、回動させるようにな
っている。
【0048】ロックナット回転部材41のナット嵌合部
46がロックナット30に嵌合すると、ロックナット回
転用アクチュエータ40は、前記軸線P,Q回りにロッ
クナット30を位置決めし、かつ前記ロックナット回転
部材41と一体に回動することとなる。
【0049】ピストン回り止め機構32は、フレーム3
1などに取付けられた回り止めアクチュエータ47と、
この回り止めアクチュエータ47に接続したピストン回
り止め部材48とを備えている。
【0050】ピストン回り止め部材48は、前記アクチ
ュエータ36に向かうにしたがって段階的に内径が拡大
する段部49を有した円管状に形成されている。ピスト
ン回り止め部材48は、前記ロックナット回転部材41
の外周を包囲しかつこの回転部材41及びロッド駆動部
材37と同軸状に設けられている。
【0051】ピストン回り止め部材48は、回転部材4
1のナット嵌合部46の近傍に位置する部分の内径が前
記回転部材41の外径と略同寸法となるように形成され
ている。
【0052】ピストン回り止め部材48は、前記段部4
9よりアクチュエータ36寄りの位置に、前記回転部材
41との間にベアリング50,50を設けている。ピス
トン回り止め部材48は、前記アクチュエータ36寄り
に位置する端部48aに略1/4周以上にわたって歯形
51を形成している。このピストン回り止め部材48の
歯形51には、歯車52が噛み合っている。
【0053】また、ピストン回り止め部材48は、その
先端面に、前記ピストン4の凹み23に係合可能な係止
部53を一体に備えている。この係止部53は、先端側
に向かって凸でかつ前記ピストン4の凹み23の外形に
沿う形状に形成され、かつ周方向に略等間隔に複数か所
に設けられた爪部54を備えている。図示例では、爪部
54は4か所に設けられている。ピストン回り止め部材
48とフレーム31との間には、ピストン回り止め部材
48を先端側に向かって付勢する圧縮ばね55が設けら
れている。
【0054】前記回り止め手段の回り止めアクチュエー
タ47は、その出力軸がピストン回り止め部材48の歯
形51に噛み合った歯車52に接続しており、ピストン
回り止め部材48を、前記軸線P,Q回りに、少くとも
1/4周の間回動させるようになっている。
【0055】なお、図示例では、ピストン4の凹み23
が周方向に等間隔の4か所に設けられているので、前記
ピストン回り止め部材48は少くとも1/4周の間だけ
回動すれば良い。このように、前記凹み23の個数と前
記爪部54の個数とに応じて、前記歯形51を設ける範
囲を設定し、ピストン回り止め部材48の回動範囲を設
定するのが望ましい。
【0056】また、ピストン回り止め機構32は、ピス
トン加圧手段としての加圧ピストン56と、ゲージ57
とを備えている。加圧ピストン56は、フレーム31に
取付けられている。加圧ピストン56は、回動アーム部
58などを介して、ピストン回り止め部材48を、例え
ば車両が実際にアジャスタロッドを押圧する圧力を模擬
した所定圧力で、前記ピストン4に向かって押圧するよ
うになっている。
【0057】前記回動アーム部58は、フレーム31に
固定されたシャフト部材59と、アーム部材60と、連
結部材61とを備えている。アーム部材60は、その長
手方向の略中央がシャフト部材59によって回動自在に
支持されており、一端が前記ピストン回り止め部材48
の基端面に当接している。連結部材61はアーム部材6
0の他端と前記加圧ピストン56の出力軸とを連結して
いる。
【0058】ゲージ57は、前記軸線Qに沿って設けら
れた計測軸62と本体部64とを備えている。計測軸6
2は、ピストン回り止め部材48に接続されてこの回り
止め部材48と一体に前記軸線Qに沿って移動するよう
になっている。
【0059】本体部64は、フレーム31に固定された
シャフト支持軸63によって支持されている。本体部6
4は、前記制御装置35と接続しており、前記計測軸6
2が前記軸線Qに沿って移動すると、この移動の変位を
制御装置35に向かって出力するようになっている。
【0060】このような構成によって、ゲージ57は、
前記加圧ピストン56がピストン回り止め部材48を押
圧して、回り止め部材48などとともにピストン4が軸
線Qに沿って移動すると、この移動の変位つまり前記ピ
ストン4の移動ストロークを制御装置35に向かって出
力するようになっている。
【0061】また、アジャスタロッド調整装置1は、ロ
ッド駆動部材回り止めブレーキ65を備えている。前記
ブレーキ65は、フレーム31に取付けられており、図
示しない加圧流体供給源からガスまたは油などの加圧流
体が供給されるようになっている。
【0062】ブレーキ65は、前記加圧流体供給源から
加圧流体が供給されると、前記ディスク部材38を挟み
込んで、このディスク部材38とロッド駆動部材37と
を軸線Q回りに回り止めするようになっている。
【0063】前記制御装置35は、公知のCPU、RO
M及びRAMなどを備えた演算装置であって、前記アク
チュエータ36,40,47および前記ロッド駆動部材
回り止めブレーキ65などと接続しており、これらアク
チュエータ36,40,47およびブレーキ65などを
制御して、装置1全体の制御をつかさどる機能を有して
いる。
【0064】制御装置35は、アジャスタロッド回転用
アクチュエータ36を、例えば1kgmなどの第1の所
定トルクでアジャスタロッド16をねじ込む方向に駆動
する。その後、アジャスタロッド16を緩める方向に駆
動する(逆回転させる)。これら、アジャスタロッド1
6をねじ込む動作と逆回転させる動作とを交互に、例え
ば2回などの所定回数繰替えすようになっている。
【0065】制御装置35は、前述した動作を交互に所
定回数繰り返した後、前記ロッド駆動部材回り止めブレ
ーキ65をディスク部材38を挟み込むように制御して
アジャスタロッド16を軸線P,Q回りに回り止めをな
すようになっている。そして、前記ロックナット回転用
アクチュエータ40を、例えば2.5kgmから3.2
kgmなどの規定トルクでロックナット30を締め付け
るように制御するようになっている。
【0066】次に、前記構成のアジャスタロッド調整装
置1の作用について説明する。まず、前記アジャスタロ
ッド調整装置1が用いられる前工程において、図2に示
すように、オートマチックトランスミッション2は、ク
ラッチを構成するギヤ5、ドラム6、ブレーキバンド3
及びピストン駆動部14がハウジング10に組み込まれ
た状態となっている。
【0067】まず、図3に示すステップS1に示すよう
に、アジャスタロッド16の凸部24とロッド駆動部材
37の係合部39とが対向し、かつロックナット30と
ロックナット回転部材41のナット嵌合部46とが対向
するとともに、ピストン4の凹み23とピストン回り止
め部材48の爪部54とが互いに係合可能な位置まで、
調整装置1をオートマチックトランスミッション2に近
付け、ステップS2に進む。
【0068】このとき、前記アクチュエータ36,40
は、それぞれロッド駆動部材37とロックナット回転部
材41とを軸線Q回りに回動させて、係合部39と凸部
24とを確実に係合させ、かつナット嵌合部46とロッ
クナット30とを確実に嵌合させる。
【0069】そして、ステップS2では、制御装置35
が、前記凹み23と爪部54とが互いに係合するまで、
回り止めアクチュエータ47を駆動してピストン回り止
め部材48を軸線Q回りに回動させる。前記凹み23と
爪部54とが嵌合すると、回り止め部材48が、圧縮ば
ね55によってトランスミッション2側に向かって凹み
23の深さに応じて移動する。
【0070】この移動を前記ゲージ57が検出して制御
装置35に向かって出力する。制御装置35はこの信号
が入力すると回り止めアクチュエータ47の駆動を停止
して、ステップS3に進む。
【0071】ステップS3では、制御装置35は、ロッ
ド駆動部材回り止めブレーキ65がディスク部材38を
挟み込んで前記軸線Q回りに回り止めするように制御す
る。そして、ロックナット回転用アクチュエータ40
を、ロックナット30がピストン4に当接するまで、ロ
ックナット30を締め付ける方に駆動する。その後、先
程とは反対に駆動して、ロックナット30を軸線Q回り
に例えば1回転ほど緩めてステップS4に進む。
【0072】ステップS4では、制御装置35は、ロッ
ド駆動部材回り止めブレーキ65がディスク部材38を
挟み込んでロッド駆動部材37の軸線Q回りに回り止め
するのを解除し、アジャスタロッド回転用アクチュエー
タ36を、アジャスタロッド16が例えば1kgmなど
の第1の所定トルクでハウジング10内に向かってねじ
込まれるように制御する。
【0073】そして、アジャスタロッド回転用アクチュ
エータ36を、アジャスタロッド16が緩められるよう
に駆動する。このアジャスタロッド16をねじ込でから
緩める動作を交互に2回などの所定回数、例えば合計4
回繰り返す。
【0074】このステップS4で、アジャスタロッド1
6をねじ込でから緩める動作(逆回転させる動作)を繰
り返したことによって、ブレーキバンド3がドラム6に
なじむこととなる。したがって、このトランスミッショ
ン2が実際に使用される際に、所定の圧力で押圧片12
bが押圧されると、ブレーキバンド3は、ドラム6の外
周面に確実に密着してドラム6とともにギヤ5の回転を
確実に止めるようになる。
【0075】ステップS5では、制御装置35は、第1
の所定トルク以下の第2の所定トルク(例えば0.5k
gm)で、アジャスタロッド16をハウジング10内に
向かってねじ込む。そして、アジャスタロッド16をハ
ウジング10の外側に向かうように、軸線Q回りに4回
転などの所定数回転させることにより緩めて、ステップ
S6に進む。
【0076】ステップS6では、制御装置35は、ディ
スク部材38を挟み込んでロッド駆動部材37の回り止
めをなすように、ロッド駆動部材回り止めブレーキ65
を制御する。そして、ロックナット回転用アクチュエー
タ40を、ロックナット30を締め付ける方向、つまり
ハウジング10の内側に向かって、例えば2.5kgm
から3.2kgmなどの規定トルクで締めつけるように
制御して、ステップS7に進む。
【0077】ステップS7では、制御装置35は、加圧
ピストン56が、例えば車両が実際にアジャスタロッド
16を押圧する圧力を模擬した所定圧力で、ピストン回
り止め部材48を前記ピストン4に向かって押圧するよ
うに制御する。前記ゲージ57は、軸線Qに沿った回り
止め部材48の移動変位、つまりピストン4の移動スト
ロークを検出して制御装置35に出力する。
【0078】制御装置35は、前記移動ストロークが例
えば6.00mmから6.35mmの所定範囲内である
か否かを判定し、範囲内である場合には、ピストン4が
所望の作動ストロークSとなっていると判定して、アジ
ャスタロッド16の調整を完了する。そして、調整が終
わったトランスミッション2は、次工程に向かって搬送
される。一方、範囲外である場合には、前述したステッ
プS1からステップS6までの工程を繰り返し行うよう
になっている。
【0079】前述したステップS1からステップS6ま
での工程によって、アジャスタロッド16の調整つまり
ピストン4の作動ストロークSの調整とストロークの確
認を行うことができる。
【0080】本実施形態によれば、ピストン回り止め機
構32が、ピストン4の軸線Pまわりにピストン4を位
置決めして、アジャスタロッド回転機構33がロッド駆
動部材37をアジャスタロッド16の軸線P回りに回動
させる。したがって、ピストン4が確実に所望の作動ス
トロークSを有するように、アジャスタロッド16のね
じ込み量を調整することができる。
【0081】また、ロックナット回転機構34がロック
ナット30を回動させる際に、ロッド駆動回り止めブレ
ーキ65がロッド駆動部材37を軸線Q回りに回り止め
する。このため、ロックナット30を回動させる際に、
ロッド駆動部材37がとも回りをすることなく、ロック
ナット30が所定回数回動されることとなる。したがっ
て、所望の作動ストロークSを有するように調整された
アジャスタロッド16のねじ込み量を確実に維持するこ
とができる。
【0082】さらに、アジャスタロッド16のねじ込み
量の調整が終わった後に、加圧ピストン56がピストン
回り止め部材48を所定圧力で押圧し、かつゲージ57
がこの時のピストン4の移動ストロークを測定するの
で、ピストン4が所望の作動ストロークSを有している
か否かを確認することができる。
【0083】また、前記ステップS3に示すように、ア
ジャスタロッド16の調整が行われる前に、ロックナッ
ト30をピストン4に接するまで一旦締め付けてから緩
めてねじ込み量の調整作業を行う。このため、調整作業
中にロックナット30がアジャスタロッド16から抜け
落ちることがない。
【0084】
【発明の効果】請求項1の本発明によると、ピストンの
回り止めをなした状態でアジャスタロッドをねじ込んだ
りゆるめたりすることができるので、ピストンが確実に
所望の作動ストロークを有するように、アジャスタロッ
ドのねじ込み量を調整することができる。
【0085】さらに、制御手段が、回り止め手段のアク
チュエータ、アジャスタロッド回転用アクチュエータお
よびロックナット回転用アクチュエータの回転を制御す
るので、アジャスタロッドを調整する際の手間や時間を
短縮できるとともに、トランスミッション毎にアジャス
タロッドのねじ込み量のばらつきを生じさせることな
く、ピストンの作動ストロークを調整することができ
る。
【0086】請求項2の本発明によると、請求項1の効
果に加え、制御手段が、アジャスタロッド回転用アクチ
ュエータを第1の所定トルク、第2の所定トルク及び所
定回転数に基いて制御し、ロックナット回転用アクチュ
エータを規定トルクに基いて制御する。
【0087】したがって、アジャスタロッドを調整する
際の手間や時間をより短縮できるとともに、トランスミ
ッション毎にアジャスタロッドのねじ込み量のばらつき
を生じさせることなく、ピストンの作動ストロークをよ
り確実に調整することができる。
【0088】請求項3の本発明によると、請求項1の効
果に加え、アジャスタロッドの調整が終わった後に、ピ
ストン回り止め部材を所定圧力で押圧しかつこの時のピ
ストンの移動ストロークを測定することができるので、
ピストンが所望の作動ストロークを有しているか否かを
確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のアジャスタロッド調整装
置を示す断面図。
【図2】図1に示されたアジャスタロッド調整装置とト
ランスミッションの要部を示す断面図。
【図3】図1に示されたアジャスタロッド調整装置のピ
ストンの作動ストローク調整工程を示すフローチャー
ト。
【図4】図2の矢印iv方向からみたピストン駆動部を
示す図。
【図5】ブレーキバンドとドラムとギヤとの組立状況を
示す説明図。
【符号の説明】
1…アジャスタロッド調整装置 3…ブレーキバンド 4…ピストン 16…アジャスタロッド 30…ロックナット 32…ピストン回り止め機構(ピストン回り止め手段) 33…アジャスタロッド回転機構(アジャスタロッド回
転手段) 34…ロックナット回転機構(ロックナット回転手段) 35…制御装置(制御手段) 36…アジャスタロッド回転用アクチュエータ 37…ロッド駆動部材 40…ロックナット回転用アクチュエータ 41…ロックナット回転部材 47…回り止めアクチュエータ 48…ピストン回り止め部材 53…係止部 56…加圧ピストン(ピストン加圧手段) 57…ゲージ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキバンド締付け用のピストンの作動
    ストロークを調整するためのアジャスタロッド調整装置
    であって、 前記ピストンの一部に係合可能な係止部を有するピスト
    ン回り止め部材およびこの回り止め部材をピストンの軸
    線回りに回動させる回り止めアクチュエータを備えたピ
    ストン回り止め手段と、 前記ピストンに螺合するアジャスタロッドの一端部に係
    合可能なロッド駆動部材を有しかつこのロッド駆動部材
    をアジャスタロッドの軸線回りに回動させるアジャスタ
    ロッド回転用アクチュエータを備えたアジャスタロッド
    回転手段と、 前記アジャスタロッドのねじ部に螺合するロックナット
    に嵌合可能なロックナット回転部材を有しかつこのロッ
    クナット回転部材を回動させるロックナット回転用アク
    チュエータを備えたロックナット回転手段と、 前記各アクチュエータを制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とするアジャスタロッド調整装
    置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 前記アジャスタロッドを、第1の所定トルクまで一旦ね
    じ込んでから逆回転させる動作を所定回数繰り返したの
    ち、前記第1の所定トルク以下の第2の所定トルクまで
    前記アジャスタロッドをねじ込み、さらに前記アジャス
    タロッドを所定数逆回転させるように前記アジャスタロ
    ッド回転用アクチュエータを駆動し、 その後、前記アジャスタロッドの回り止めをなした状態
    で前記ロックナットを規定トルクで前記アジャスタロッ
    ドに締付けるように前記ロックナット回転用アクチュエ
    ータを制御することを特徴とする請求項1記載のアジャ
    スタロッド調整装置。
  3. 【請求項3】前記ピストン回り止め手段は、 前記ピストン回り止め部材を所定圧力で前記ピストンに
    向かって押圧するピストン加圧手段と、 前記ピストンの移動ストロークを測定するゲージと、を
    有していることを特徴とする請求項1記載のアジャスタ
    ロッド調整装置。
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