JP3288898B2 - ディジタルテレビジョン放送システム - Google Patents

ディジタルテレビジョン放送システム

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JP3288898B2 JP13432695A JP13432695A JP3288898B2 JP 3288898 B2 JP3288898 B2 JP 3288898B2 JP 13432695 A JP13432695 A JP 13432695A JP 13432695 A JP13432695 A JP 13432695A JP 3288898 B2 JP3288898 B2 JP 3288898B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタルテレビジ
ョン信号をスクランブル処理して放送するディジタルテ
レビジョン放送システムに係り、特に有料化放送技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、映像・音声のディジタル信号処理
技術がめざましく進歩し、それに伴ってディジタルテレ
ビジョン放送、さらには放送と通信の融合の実現に向け
て、世界各国でシステムの技術開発が盛んに行われてい
る。このなかで、最も重要な技術の一つが映像・音声の
圧縮技術である。
【0003】圧縮技術については、MPEG、JPE
G、H.261が主だったところであるが、ISO/I
EC13818−1(Moving Picture Coding Experts
Group(ISO/IEC JTC1/SC29/WG1
1))で提案されている方式が、放送、通信、蓄積メデ
ィアの世界的な標準化に向けて検討されている。
【0004】ISO/IEC13818−1は、単に映
像圧縮方式だけでなく、送信側で番組のビデオ、オーデ
ィオ、データをそれぞれ個別に圧縮しビットストリーム
を生成/多重化して放送する部分、受信機側で指定の番
組を受信するための制御部分の仕様についても方式を固
めている。
【0005】上記のディジタル信号処理技術に伴い、デ
ィジタルテレビジョン有料放送も検討されているが、こ
こで最も問題となるのは有料化技術である。この問題に
対処する従来の技術として、MPEG標準に準拠した圧
縮レイヤにおいて、符号長を変えることなく、乱数化す
ることを特徴とするスクランブル方式が提案されてい
る。しかし、MPEGは可変長量子化を用いているた
め、符号長を変えないでスクランブルするのは非常に難
しい。
【0006】そこで、量子化スケールやDCT直流分等
の固定長符号については全体にPNをかけ、動きベクト
ルやDCT交流分等の可変長符号についてはコードブッ
クにある符号についてPNをかける方式を松下電器産業
(株)映像研究所が電子情報通信学会に1992年12
月に提案している。
【0007】この方式の場合、デスクランブルしないで
圧縮デコードした映像を見ると、ほとんど内容が認識で
きないため、料金の支払いのあった加入者にデスクラン
ブル装置を配布することで、有料放送を実現することが
できる。
【0008】ところが、この方式ではエンコード、デコ
ードが非常に難しいという難点がある。さらに、デスク
ランブルしない状態で番組内容を認識できないために、
加入者以外に番組内容をアピールしにくい。
【0009】すなわち、番組内容が把握できる程度に解
像度を下げて提供できれば、未加入者に番組をアピール
することができ、その番組を気に入ってもらうことで加
入意欲を喚起することができるが、上記のような番組内
容が認識できない方式では、現実的な放送サービス形態
にそぐわないと考えられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたようにディ
ジタルテレビジョン放送システムにおいて、従来のスク
ランブル放送方式では、エンコード、デコードが非常に
困難であるばかりか、有料化に利用した場合には、デス
クランブルしないで圧縮デコードした映像を見るとほと
んど内容が認識できないため、未加入者に番組をアピー
ルしにくく、加入意欲の喚起につながらない。
【0011】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、スクランブルがかかった番組を選択して
デスクランブルせずにデコード処理したときでも、その
番組内容が把握できる程度に視聴可能なディジタルテレ
ビジョン放送システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、ISO/IEC13818−1(Mov
ing Picture Coding Expert
s Group(ISO/IEC JTC1/SC29
/WG11))で提案されている空間階層化及びSNR
階層化のうちのいずれか一方、または空間階層化及びこ
の空間階層化により形成される高層及び低層のうちのい
ずれか一方に対するSNR階層化により、ディジタルテ
レビジョン信号を2段階または3段階の画像度を持つエ
ンコード信号に変換し、階層化して放送するディジタル
テレビジョン放送システムであって、送信側に設けら
れ、少なくとも最高解像度とする階層のエンコード信号
にスクランブル処理を施し、少なくとも最低解像度とす
るエンコード信号はノンスクランブルとするスクランブ
ル処理手段と、受信側に設けられ、前記送信側でスクラ
ンブル処理を施された階層のエンコード信号にデスクラ
ンブル処理を施すデスクランブル処理手段、及び前記送
信側でスクランブル処理を施された階層のエンコード信
号については前記デスクランブル処理手段の出力をデコ
ード処理し、前記送信側でノンスクランブルとされた階
層のエンコード信号については前記デスクランブル処理
手段を介さずにデコード処理するデコード処理手段とを
具備することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成によるディジタルテレビジョン放送シ
ステムでは、ISO/IEC13818−1(Movi
ng Picture Coding Experts
Group(ISO/IEC JTC1/SC29/W
G11))で提案されている空間階層化またはSNR階
層化により、ディジタルテレビジョン信号を2段階の解
像度を持つエンコード信号に変換し、または空間階層化
及びこの空間階層化により形成される高層または低層に
対するSNR階層化によりディジタルテレビジョン信号
を3段階の解像度を持つエンコード信号に変換し、階層
化して放送する場合に、少なくとも最高解像度とする階
層のエンコード信号にスクランブル処理を施し、少なく
とも最低解像度とする階層のエンコード信号については
ノンスクランブルとして放送するため、受信側で最高解
像度とする階層のエンコード信号についてはデスクラン
ブル処理を施さなければその放送サービスを受けられな
いが、最低解像度とする階層のエンコード信号について
はそのままデコード処理することで視聴可能であり、そ
の番組内容を把握できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を詳
細に説明する。 (実施例1)図1はこの発明に係るディジタルテレビジ
ョン放送システムの全体構成を示すブロック回路図で、
TRは送信機、REは受信機を示している。
【0015】送信機TRにおいて、入力端子11にはH
DTV(High Definition TV)方式のディジタルビデオ
信号(以下、HDTV信号と称する)が供給される。こ
の信号はHDTV圧縮レイヤエンコーダ(以下、単にH
DTVエンコーダと称する)12に入力される。
【0016】このHDTVエンコーダ12は具体的には
図2に示すように構成される。この構成はISO/IE
C13818−2に示されている空間階層化モデルであ
る。入力されたHDTV信号は、ダウンサンプリング回
路121で1/2にダウンサンプリング処理されて後述
のSDTV(Standard Definition TV)圧縮レイヤエン
コーダ(以下、単にSDTVエンコーダと称する)13
に送られ、さらに減算器123にも入力されて1フレー
ム前のビデオ信号との差分がとられる。その演算結果は
DCT回路124でDCT変換された後、量子化回路1
25で量子化される。量子化されたビデオ信号は、可変
長符号化回路1213で可変長符号化されて、後述のM
PEG2システムレイヤ回路15のパケット化回路15
1に送出される。
【0017】一方、上記量子化回路125で量子化され
たビデオ信号は逆量子化回路1210で逆量子化され、
逆DCT回路1211で逆DCT変換された後、加算器
1212で1フレーム前のビデオ信号と加算される。こ
の加算結果はフレームメモリ129で1フレーム遅延さ
れた後、乗算器128で所定の係数がかけられて加算器
127に供給される。
【0018】一方、当該HDTVエンコーダ12にはS
DTVエンコーダ13で圧縮処理されたビデオ信号(以
下、SDTV圧縮信号と称する)が供給される。このS
DTV圧縮信号はアップサンプリング回路122で2倍
にアップサンプルされた後に、乗算器126で所定の係
数がかけられて、上記加算器127に供給される。この
加算器127の加算結果は1フレーム前のビデオ信号と
して減算器123及び加算器1212に送られる。
【0019】ここで、乗算器126、128に与えられ
る係数は合計して1になると同時に、減算器123の出
力が最も小さくなるように設定される。このようにして
空間階層化が行われる。
【0020】次に下位階層について、図3を参照して説
明する。図3はISO/IEC13818−2に規定さ
れるSNR階層化モデルを示すもので、これは、前述の
SDTVエンコーダ13とLDTV(Low Definition T
V )圧縮レイヤエンコーダ(以下、単にLDTVエンコ
ーダと称する)14に相当する。
【0021】図3において、まず、上記HDTVエンコ
ーダ12で得られるSDTV信号はSDTVエンコーダ
13の動きベクトル検出回路131とLDTVエンコー
ダ14の減算器141に入力される。
【0022】SDTVエンコーダ13において、動きベ
クトル検出回路131は同時にフレームメモリ132で
1フレーム遅延されたビデオ信号を入力して動きベクト
ルを検出するもので、この動きベクトル検出信号は動き
補償回路133に送られる。この動き補償回路133は
同時にフレームメモリ132から1フレーム遅延された
ビデオ信号を入力し、動きベクトル検出信号に応じて動
き補償を施す。
【0023】ここで動き補償されたビデオ信号はスイッ
チ回路134を介してLDTVエンコーダ14の減算器
141に送られる。尚、スイッチ回路134は通常オン
状態に設定され、HDTVエンコーダ12からのSDT
V信号がフレーム内符号化の場合にはオフ状態に切替制
御される。
【0024】LDTVエンコーダ14において、減算器
141はHDTVエンコーダ12からの現SDTV信号
とSDTVエンコーダ13からの動き補償された1フレ
ーム前のビデオ信号との差分値を求める(フレーム内符
号化の場合には現SDTV信号をそのまま出力する)。
【0025】この差分値はDCT回路142でDCT変
換された後、粗量子化回路143で粗く量子化され、可
変長符号化回路144で可変長符号化されて、LDTV
圧縮信号としてMPEG2システムレイヤ回路15のパ
ケット化回路153に送出される。また、粗量子化回路
143の出力はSDTVエンコーダ13にも供給され
る。
【0026】SDTVエンコーダ13において、粗逆量
子化回路135はLDTVエンコーダ14からの粗量子
化信号について逆粗量子化を行うもので、その出力は減
算器136及び加算器137に供給される。
【0027】減算器136はDCT142で得られる粗
量子化前の高精細情報を含む現信号から粗逆量子化回路
135で得られる粗逆量子化された信号を減じること
で、高精細情報のみを抽出するものである。このように
して得られた高精細信号は高精細量子化回路138で量
子化され、可変長符号化回路139で可変長符号化され
て、SDTV圧縮信号としてMPEG2システムレイヤ
回路15のパケット化回路152に送出される。
【0028】また、高精細量子化回路138の出力は高
精細逆量子化回路1310で逆量子化されて加算器13
7に送られる。この加算器137は粗逆量子化回路13
5で得られる逆粗量子化信号と高精細逆量子化回路13
10で得られる高精細の逆量子化信号とを加算するもの
で、その加算結果は逆DCT回路1311で逆DCT変
換されて加算器1312に入力される。
【0029】加算器1312は、スイッチ回路134が
オン状態のとき(1フレーム前のビデオ信号がフレーム
内符号化のとき以外)に1フレーム前の動き補償された
ビデオ信号を逆DCT変換出力に加算するもので、その
加算出力はフレームメモリ132に入力される。このフ
レームメモリ132では、入力ビデオ信号を1フレーム
遅延するもので、その出力は前述のように、動きベクト
ル検出回路131及び動き補償回路133に供給され、
同時にHDTVエンコーダ12に送られる。
【0030】以上の構成によるHDTV、SDTV、L
DTVの各エンコーダ出力はそれぞれMPEG2システ
ムレイヤ回路15のパケット化回路151、153、1
55によりパケット化される。このとき、各パケット回
路151、153、155では、パケット信号の区別を
つけるために、各パケット信号にパケットID(Identi
fier)が付される。
【0031】パケット化回路151、153から出力さ
れるHDTVパケット信号及びSDTVパケット信号は
それぞれスクランブル処理回路152、154でスクラ
ンブルがかけられた後、パケット化回路155から出力
されるLDTVパケット信号(スクランブル処理されて
いない)と共に多重化回路(MPX)156で時間多重
されて、SNR(Signal Noise Ratio)階層符号化され
る。この多重化出力は、MPEG2システムレイヤ処理
出力としてFEC(Forward Error Correction)エンコ
ーダ16でFEC処理が施され、変調器17で変調処理
されて放送出力となる。
【0032】次に、受信機REにおいて、送信機TRか
らの送信信号を受信すると、この受信信号は復調回路3
1で復調処理され、FECデコーダ32でFECデコー
ド処理が施されて、MPEG2システムレイヤ回路33
に入力される。
【0033】このMPEG2システムレイヤ回路33に
おいて、多重化分離回路(DEMAX)331は入力し
た時間多重信号を、送信側で付けられたパケットIDを
もとに分離する。ここで分離されたHDTVパケット信
号、SDTVパケット信号(SNR階層符号化された高
域信号(空間階層化では低層信号))はそれぞれデスク
ランブル処理回路332、334でデスクランブル処理
された後、デパケット化回路333でHDTV圧縮信
号、SDTV圧縮信号に戻され、それぞれスイッチ回路
34、35を介してHDTV圧縮レイヤデコーダ(以
下、単にHDTVデコーダと称する)36、SDTV圧
縮レイヤデコーダ(以下、単にSDTVデコーダと称す
る)37に送られる。
【0034】ここで、上記スイッチ回路34、35はそ
れぞれHDTV信号、SDTV信号の受信許可があった
場合のみオンされる。また、多重化分離回路331で分
離されたLDTVパケット信号(SNR階層符号化され
た低域信号(空間階層化では高層信号))はそのままデ
パケット化回路336に入力され、LDTV圧縮信号に
デパケット処理される。このLDTV圧縮信号は、LD
TV圧縮レイヤデコーダ(以下、単にLDTVデコーダ
と称する)38に送られる。
【0035】このようにして得られたそれぞれの階層の
圧縮信号は、各階層の対応するデコーダ36、37、3
8に入力される。図4、図5に各階層のデコーダの具体
的な構成を示す。
【0036】まず、図4に図1のLDTVデコーダ38
とSDTVデコーダ37に相当する部分の具体的な構成
を示して、SNR階層復号化について説明を行う。LD
TVデコーダ38において、前述のデパケット化回路3
36で得られるLDTV圧縮信号(空間階層化信号の低
域成分)は、可変長復号化回路381に入力されて復号
処理が施され、粗逆量子化回路382において粗逆量子
化が行われる。逆量子化回路382の出力は逆DCT回
路383に入力される。また、SDTVデコーダ37の
加算器373にも送られる。
【0037】逆DCT回路383は逆量子化から得られ
る係数に合わせた逆DCT変換を行うもので、その変換
出力は加算器384で1フレーム前の信号と加算されて
元のLDTV信号に戻される。このLDTV信号はフレ
ームメモリ386に入力され、1フレーム遅延処理が施
される。このフレームメモリ386の出力は動き補償回
路387で図示しない動き補償処理信号に従って動き補
償が施され、スイッチ回路385を介して加算器384
に入力される。
【0038】ここで、スイッチ回路385は通常オン状
態に設定され、逆DCT回路383の出力信号がフレー
ム内符号化処理信号の場合はオフ状態に切替制御され、
動き補償回路387から得られる信号を加算器384に
与えないようになっている。
【0039】以上のようにして復号処理されたLDTV
信号は、加算器384からLDTV表示装置41に出力
される。LDTV表示装置41では、詳細は図示しない
が、水平画素間引き回路および垂直ライン間引き回路に
よってLDTV信号について画素間引き処理及びライン
間引き処理が行われ、水平および垂直フィルタによって
不要な水平、垂直の高域成分が除去された後、SIF解
像度(R601の水平・垂直約1/2)の表示が行われ
る。
【0040】次に、SDTVデコーダ37の構成につい
て説明する。デスクランブルが許可され、スイッチ回路
35がオン状態に設定されると、デパケット回路335
で得られるSDTV圧縮信号(空間階層化信号の高域成
分)はSDTVデコーダ37に入力され、可変長復号回
路371で復号処理された後、高精細逆量子化回路37
2において逆量子化処理が施されて加算器373に入力
され、LDTVデコーダ38で得られた粗量子化信号と
加算される。
【0041】このとき、スイッチ回路35がオフ状態に
設定され、SDTV圧縮信号が得られない場合には、加
算器373の出力は粗逆量子化回路382の出力のみと
なり、低域の成分のみを含む信号となる。
【0042】このようにして得られた加算器373の出
力は逆DCT回路374で逆DCT変換された後、加算
器375で1フレーム前の信号と加算されて元のSDT
V信号に戻される。このSDTV信号はフレームメモリ
377に入力され、1フレーム遅延処理が施される。こ
のフレームメモリ377の出力は動き補償回路378で
図示しない動き補償処理信号に従って動き補償が施さ
れ、スイッチ回路376を介して加算器374に入力さ
れる。
【0043】ここで、スイッチ回路376は通常オン状
態に設定され、逆DCT回路383の出力信号がフレー
ム内符号化処理信号の場合はオフ状態に切替制御され、
動き補償回路378から得られる信号を加算器376に
与えないようになっている。
【0044】以上のようにして復号処理されたSDTV
信号は、加算器375からSDTV表示装置40に出力
され、R601レベルの表示が行われる。但し、デスク
ランブルの許可が得られていない場合には、SNR階層
化の低域信号のみがSDTV表示装置40に出力される
ことになる。
【0045】尚、フレームメモリ377の出力はHDT
Vデコーダ36に出力されるが、デスクランブルの許可
が得られていない場合には、SNR階層化の低域信号の
みがHDTVデコーダ36に出力されることになる。
【0046】次に、HDTVデコーダ36の構成につい
て図5を用いて説明する。まず、デスクランブルが許可
され、スイッチ回路34がオン状態に設定されると、デ
パケット回路333で得られるHDTV圧縮信号(空間
階層化信号の高域成分)はHDTVデコーダ36に入力
され、可変長復号回路361で復号処理される。この復
号信号は、逆量子化回路363において逆量子化処理が
施され、逆DCT回路364で逆DCT処理が行われた
後、加算器365に入力され、スイッチ回路366を介
して入力される1フレーム前のビデオ信号と加算され
る。
【0047】この1フレーム前のビデオ信号は、SDT
Vデコーダ37のフレームメモリ377から送られてく
る信号をアップサンプル回路362で2倍にアップサン
プルし、さらに乗算器367において送信側から送られ
てくる係数を乗じ、一方で加算器365の出力をフレー
ムメモリ368で1フレーム遅延させ、動き補償回路3
69で送信側から送られてくる動きベクトル信号を元に
動き補償を施し、乗算器3610で送信側から送られて
くる係数を乗じて、各乗算器367、3610の出力信
号を加算器3611で加算することで得られた信号であ
る。
【0048】ここで、スイッチ回路366は、通常オン
状態に設定され、逆DCT回路364で得られる信号が
フレーム内符号化信号の場合はオフ状態に切替制御さ
れ、加算器365への信号供給を遮断するようになって
いる。
【0049】このようにして得られたHDTV信号(R
601の水平・垂直約2倍の信号)は、HDTV表示装
置39に出力され表示される。このとき、デスクランブ
ル回路332においてデスクランブルの許可が得られ
ず、スイッチ回路34から信号が供給されない場合に
は、HDTV表示装置39の解像度はR601程度にと
どまり、さらに、デスクランブル回路334においてデ
スクランブルの許可が得られず、スイッチ回路35から
信号が供給されない場合には、HDTV表示装置39の
解像度はSIF(R601の水平・垂直1/2の解像
度)程度になる。
【0050】すなわち、上記構成によるディジタルテレ
ビジョン放送システムでは、送信側において、高階層エ
ンコード信号(HDTV、SDTV)にはスクランブル
処理を施し、低階層エンコード信号(LDTV)にはス
クランブル処理を施さず、受信側において、高階層信号
デコード処理では選択的にデスクランブル処理すること
で表示可能とし、低階層信号デコード処理ではデスクラ
ンブル処理なしで表示可能としている。
【0051】MPEGでは、上記の圧縮レイヤを多重す
るためのレイヤとして、システムレイヤと呼ばれている
レイヤが用意されている。このレイヤには、有料化する
ためのフラグが用意されており、そのフラグを用いてス
クランブルの制御を行うことができる。しかし、この方
式をそのまま利用すると、スクランブルがかかった信号
をスクランブルがかかったまま再生しても、内容が全く
判らない映像となってしまう。
【0052】そこで、この発明では、システムレイヤの
プロトコルにもある階層化された映像の上位の階層にの
みスクランブルをかけて、下位の階層にはスクランブル
をかけないという方法によって、受信側では下位階層の
データから通常の映像を再生表示することができるよう
にしている。しかし、この映像は実際にはほとんど帯域
がない映像で、内容は確認できる程度の映像である。
【0053】したがって、上記空間階層化の高階層信号
とSNR階層化の高階層信号が共にデスクランブル処理
の許可が得られていない(有料化の契約を行っていな
い)HDTV表示装置39では、内容は確認できるがか
なり解像度の低い映像のみが無料で確認できることにな
る。空間階層化の高階層信号のみがデスクランブルの許
可が得られておらず、供給されない場合には、R601
程度の解像度の映像が得られることになる。
【0054】さらに、応用されたシステムとして、全階
層のデコード処理が可能な受像機の場合には、図1に示
すように各圧縮レイヤのデコード処理を行わなければな
らないので、それぞれのレベルのビデオ信号を表示する
ことが可能となる。したがって、上記のLDTVでの表
示の処理を施せば、図6(a)に示すような、HDTV
の画面中の約1/16の画面の大きさでスクランブルの
かかっていない画面を表示することが可能である。また
同様にSDTVのデスクランブルが許されており、可能
な場合には、図6(b)に示すような、HDTVの画面
中の約1/4の画面の大きさでR601程度の解像度を
持った画面をHDTVの画面に表示することも可能であ
る。尚、送信機TR側における階層符号化処理の方法
は、上記実施例に限定されるものではなく、他の方法で
あってもよいことは勿論である。
【0055】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、ス
クランブルがかかった番組を選択してデスクランブルせ
ずにデコード処理したときでも、その番組内容が把握で
きる程度に視聴可能なディジタルテレビジョン放送シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るディジタルテレビジョン放送
システムの一実施例の構成を示すブロック回路図であ
る。
【図2】 同実施例の空間階層化処理を行うHDTV圧
縮レイヤエンコーダの具体的な構成を示すブロック回路
図である。
【図3】 同実施例のSNR階層化処理を行うSDTV
及びLDTV圧縮レイヤエンコーダの具体的な構成を示
すブロック回路図である。
【図4】 同実施例のSNR階層化処理を行うSDTV
及びLDTV圧縮レイヤデコーダの具体的な構成を示す
ブロック回路図である。
【図5】 同実施例の空間階層化処理を行うHDTV圧
縮レイヤデコーダの具体的な構成を示すブロック回路図
である。
【図6】 同実施例のデスクランブル不許可時のHDT
V表示例を示す図である。
【符号の説明】
11…HDTV信号入力端子、12…HDTV圧縮レイ
ヤエンコーダ、121…ダウンサンプル回路、122…
アップサンプル回路、123…減算器、124…DCT
回路、125…量子化回路、126…乗算器、127…
加算器、128…乗算器、129…フレームメモリ、1
210…逆量子化回路、1211…逆DCT回路、12
12…加算器、1213…可変長符号化回路、13…S
DTV圧縮レイヤエンコーダ、131…動きベクトル検
出回路、132…フレームメモリ、133…動き補償回
路、134…スイッチ回路、135…粗逆量子化回路、
136…減算器、137…加算器、138…高精細量子
化回路、139…可変長符号化回路、1310…高精細
逆量子化回路、1311…逆DCT回路、1312…加
算器、14…LDTV圧縮レイヤエンコーダ、141…
減算器、142…DCT回路、143…粗量子化回路、
144…可変長符号化回路、15…MPEG2システム
レイヤ回路、151,153,155…パケット化回
路、152,154…スクランブル処理回路、156…
多重化回路(MPX)、16…FECエンコーダ 17…変調器 31…復調回路 32…FECデコーダ 33…MPEG2システムレイヤ回路、331…多重化
分離回路(DEMAX)、332,334…デスクラン
ブル回路、333,335,336…デパケット化回
路、34,35…スイッチ回路、36…HDTV圧縮レ
イヤデコーダ、361…可変長復号回路、362…アッ
プサンプル回路、363…逆量子化回路、364…逆D
CT回路、365…加算器、366…スイッチ回路、3
67…乗算器、368…フレームメモリ、369…動き
補償回路、3610…乗算器、3611…加算器、37
…SDTV圧縮レイヤデコーダ、371…可変長復号回
路、372…高精細逆量子化回路、373…加算器、3
74…逆DCT回路、375…加算器、376…スイッ
チ回路、377…フレームメモリ、378…動き補償回
路、38…LDTV圧縮レイヤデコーダ、381…可変
長復号回路、382…粗逆量子化回路、383…逆DC
T回路、384…加算器、385…スイッチ回路、38
6…フレームメモリ、387…動き補償回路、39…H
DTV表示装置、40…SDTV表示装置、41…LD
TV表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−115638(JP,A) 特開 平6−86249(JP,A) 特開 平5−56276(JP,A) 相馬、三堀、児玉、富永,MPEG2 におけるシーリングのためのスクランブ ル方式の研究,1995年電子情報通信学会 総合大会講演論文集 情報・システム 2,日本,1995年 3月10日,p.75 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/16 - 7/173 H04N 7/24 - 7/68 H04N 5/38 - 5/46 JICSTファイル(JOIS) INSPEC(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISO/IEC13818−1(Mov
    ing Picture Coding Expert
    s Group(ISO/IEC JTC1/SC29
    /WG11))で提案されている空間階層化及びSNR
    階層化のうちのいずれか一方、または空間階層化及びこ
    の空間階層化により形成される高層及び低層のうちのい
    ずれか一方に対するSNR階層化により、ディジタルテ
    レビジョン信号を2段階または3段階の画像度を持つエ
    ンコード信号に変換し、階層化して放送するディジタル
    テレビジョン放送システムであって、 送信側に設けられ、少なくとも最高解像度とする階層の
    エンコード信号にスクランブル処理を施し、少なくとも
    最低解像度とするエンコード信号はノンスクランブルと
    するスクランブル処理手段と、 受信側に設けられ、前記送信側でスクランブル処理を施
    された階層のエンコード信号にデスクランブル処理を施
    すデスクランブル処理手段、及び前記送信側でスクラン
    ブル処理を施された階層のエンコード信号については前
    記デスクランブル処理手段の出力をデコード処理し、前
    記送信側でノンスクランブルとされた階層のエンコード
    信号については前記デスクランブル処理手段を介さずに
    デコード処理するデコード処理手段とを具備することを
    特徴とするディジタルテレビジョン放送システム。
  2. 【請求項2】 ISO/IEC13818−1(Mov
    ing Picture Coding Expert
    s Group(ISO/IEC JTC1/SC29
    /WG11))で提案されている空間階層化及びSNR
    階層化のうちのいずれか一方、または空間階層化及びこ
    の空間階層化により形成される高層及び低層のうちのい
    ずれか一方に対するSNR階層化により、ディジタルテ
    レビジョン信号を2段階または3段階の解像度を持つエ
    ンコード信号に変換し、階層化して放送するディジタル
    テレビジョン放送システムの送信装置であって、 少なくとも最高解像度とする階層のエンコード信号にス
    クランブル処理を施し、少なくとも最低解像度とするエ
    ンコード信号はノンスクランブルとするスクランブル処
    理手段を備えることを特徴とするディジタルテレビジョ
    ン放送システムの送信装置。
  3. 【請求項3】 ISO/IEC13818−1(Mov
    ing Picture Coding Expert
    s Group(ISO/IEC JTC1/SC29
    /WG11))で提案されている空間階層化及びSNR
    階層化のうちのいずれか一方、または空間階層化及びこ
    の空間階層化により形成される高層及び低層のうちのい
    ずれか一方に対するSNR階層化により、ディジタルテ
    レビジョン信号を少なくとも2段階または3段階の解像
    度を持つエンコード信号に変換して階層化し、少なくと
    も最高解像度とする階層のエンコード信号にスクランブ
    ル処理を施し、少なくとも最低解像度とする階層のエン
    コード信号はノンスクランブルとして放送するディジタ
    ルテレビジョン放送システムの受信装置であって、 前記送信側でスクランブル処理を施された階層のエンコ
    ード信号にデスクランブル処理を施すデスクランブル処
    理手段と、 前記送信側でスクランブル処理を施された階層のエンコ
    ード信号については前記デスクランブル処理手段の出力
    をデコード処理し、前記送信側でノンスクランブルとさ
    れた階層のエンコード信号については前記デスクランブ
    ル処理手段を介さずにデコード処理するデコード処理手
    段とを具備することを特徴とするディジタルテレビジョ
    ン放送システムの受信装置。
  4. 【請求項4】 前記デコード処理手段は、前記送信側で
    スクランブル処理された階層のテレビジョン信号表示許
    可が得られていない場合には、ノンスクランブルの階層
    のエンコード信号のみをデコード処理することを特徴と
    する請求項3記載のディジタルテレビジョン放送システ
    ムの受信装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記デコード処理手段のデコー
    ド出力をアップサンプリングするアップサンプリング手
    段を備え、この手段でアップサンプリングされたデコー
    ド出力のテレビジョン信号を表示出力とすることを特徴
    とする請求項4記載のディジタルテレビジョン放送シス
    テムの受信装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記デコード処理手段のデコー
    ド出力をダウンサンプリングするダウンサンプリング手
    段を備え、この手段でダウンサンプリングされたデコー
    ド出力のテレビジョン信号を表示出力とし、表示画面の
    一部に表示させることを特徴とする請求項4記載のディ
    ジタルテレビジョン放送システムの受信装置。
  7. 【請求項7】 前記デコード処理手段でデコードされた
    テレビジョン信号をそのまま表示出力とし、表示画面の
    一部に表示させることを特徴とする請求項4記載のディ
    ジタルテレビジョン放送システムの受信装置。
  8. 【請求項8】 空間階層化及びこの空間階層化により形
    成される高層及び低層のうちのいずれか一方に対するS
    NR階層化により、ディジタルテレビジョン信号を3段
    階の解像度を持つエンコード信号に変換する場合には、
    前記空間階層化による低層の解像度より前記SNR階層
    化による低層の解像度の方が低くなるようにしたことを
    特徴とする請求項3記載のディジタルテレビジョン放送
    システムの受信装置。
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相馬、三堀、児玉、富永,MPEG2におけるシーリングのためのスクランブル方式の研究,1995年電子情報通信学会総合大会講演論文集 情報・システム2,日本,1995年 3月10日,p.75

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