JP3281756B2 - 半導体装置及びそれを用いた液晶パネル - Google Patents

半導体装置及びそれを用いた液晶パネル

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JP3281756B2 JP8794595A JP8794595A JP3281756B2 JP 3281756 B2 JP3281756 B2 JP 3281756B2 JP 8794595 A JP8794595 A JP 8794595A JP 8794595 A JP8794595 A JP 8794595A JP 3281756 B2 JP3281756 B2 JP 3281756B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置、特に薄
膜半導体トランジスタ装置及びそれを用いた液晶パネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコプレナー型薄膜トランジスタを
図16ないし図18に示す。図16は平面図、図17は
x−x’線断面図、図18はy−y’線断面図である。
これらの図に示すように、ガラスなどからなる透明絶縁
性基板1上に形成された非晶質シリコン或いは多結晶シ
リコンからなる薄膜半導体膜2上にゲート絶縁膜3が設
けられ、このゲート絶縁膜3上に多結晶シリコンからな
るゲート電極4が設けられる。このゲート電極4をマス
クとして、半導体膜2に燐(P)、ボロン(B)等の不
純物をドーピングし、ソース、ドレイン領域6、7が形
成され、そして、このゲート電極4を含み半導体膜上が
保護絶縁膜8で被覆されている。この保護絶縁膜8にコ
ンタクトホール9、9、9が設けられ、これらコンタク
トホール9、9、9を介して、アルミニウム(Al)な
どからなる取り出し電極10とソース、ドレイン領域
6、7及びゲート電極4がそれぞれ接続されている。
【0003】上述したように、従来の薄膜トランジスタ
を形成する場合、ソース、ドレイン領域6、7上に位置
する絶縁膜はゲート絶縁膜の形成時に作製した絶縁膜3
と保護絶縁膜8の二層構造となる。
【0004】これに対して、ゲート電極4はゲート絶縁
膜3を形成した後に形成するので、図18に示すよう
に、ゲート電極4の上部は保護絶縁膜8の一層となる。
このため、ソース、ドレイン領域6、7上とゲート電極
4の上部での絶縁膜の膜厚に違いを生じる。これらの状
況でコンタクトホール9を形成すると、ゲート電極4上
はソース、ドレイン領域6、7上よりも膜厚が薄いた
め、速くエッチャントがゲート電極4に達し、ソース、
ドレイン領域6、7よりもエッチャントに晒される時間
が長くなる。この時、ゲート電極4は不純物を含む多結
晶シリコン等を用いるため、保護絶縁膜8のエッチャン
トに侵されやすく、ゲート電極4の薄膜化が生じる。
【0005】この結果、A1などからなる電極10との
コンタクトが不十分になり、接触不良等により歩留まり
が悪くなるという問題があった。この傾向は、特に、薄
膜トランジスタのようにゲート絶縁膜3が厚い場合や、
保護絶縁膜8に対して、ゲート絶縁膜3のエッチングレ
ートが非常に遅い場合に多発する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この問題を克服するた
めの一例として、ゲート電極4の全体の膜厚を厚くする
ことが考えられるが、ゲート電極4が厚くなると、保護
絶縁膜8の膜厚を厚くしなければならず、成膜やエッチ
ングに時間がかかりスループットが悪くなる。また、段
差が大きくなり、保護絶縁膜8の段差の被覆性が悪くな
るなど他の部分で問題が生じる。更に、レーザによる活
性化の場合、ゲート電極4の膜厚を厚くするとゲート電
極4の下部の活性化が十分に行われないという問題もあ
った。
【0007】この発明は、上述した従来の問題点を解消
するためになされたものにして、コンタクトホール形成
時のエッチング時間に余裕を持たせるとともに、取り出
し電極とゲート電極との接触を良好にし、歩留まりを向
上させることができる半導体装置を提供することを目的
とする。
【0008】さらに、この発明は、液晶パネルに用いて
好適な半導体装置を提供し、ドライバー部と画素アレイ
部とを一つの基板に配置した液晶パネルを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体層に
高濃度不純物を有するソースおよびドレイン領域が形成
され、その半導体層上にゲート絶縁膜を介してゲート電
極が形成され、前記ソース、ドレイン領域及びゲート電
極上に保護絶縁膜が形成され、この保護絶縁膜に設けた
コンタクトホールを介してソース、ドレイン領域及びゲ
ート電極に配線がそれぞれ接続される半導体装置におい
て、コンタクトホールの下に位置するゲート電極の下層
または上層に電極層を設け、ゲート電極におけるコンタ
クトホールの下部を含む領域を他の領域よりも厚膜化し
たことを特徴とする。
【0010】前記ゲート電極が多結晶シリコンからな
り、前記コンタクトホールの下に位置するゲート電極
下層または上層に、ゲート電極と同種の導電性を示す
結晶シリコンからなる電極層を配置すると良い。
【0011】また、この発明の液晶パネルは、透明絶縁
基板上にドライバー部と画素アレイ部が設けられた液晶
パネルであって、前記ドライバー部にコプレナー型薄膜
トランジスタを用い、画素アレイ部の画素スイッチング
用トランジスタに逆スタガ型薄膜トランジスタを用いる
と共に、前記コプレナー型薄膜トランジスタは、前記透
明絶縁基板上に形成された半導体膜に高濃度不純物を有
するソースおよびドレイン領域を備え、この半導体膜上
にゲート絶縁膜を介してゲート電極が形成され、前記ソ
ース、ドレイン領域及びゲート電極上に保護絶縁膜が形
成され、この保護絶縁膜に設けたコンタクトホールを介
してソース、ドレイン領域及びゲート電極に配線がそれ
ぞれ接続され、且つ前記コンタクトホールの下に位置す
るゲート電極の下層または上層に電極層を設け、ゲート
電極におけるコンタクトホールの下部を含む領域を他の
領域よりも厚膜化したことを特徴とする。
【0012】前記コプレナー型薄膜トランジスタの半導
体層と電極層及び前記逆スタガ型薄膜トランジスタのゲ
ート電極を同一工程で形成すると良い。
【0013】
【作用】コンタクトホールの下のゲート電極の下層また
は上層に電極層を設けたので、ゲート電極がエッチャン
トに長時間晒されても十分な耐性をもち、ゲート電極と
配線との良好なコンタクトが得られる。
【0014】上記半導体装置を、液晶パネルのドライバ
ー部に用い、画素アレイ部のトランジスタに逆スタガ型
トランジスタを用いることで、ドライバー部でのゲート
電極と配線との良好なコンタクトが得られ、歩留まりが
飛躍的に向上し、安価な液晶パネルが提供できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は、この発明の一実施例を示す平面図、図
2は、図1のx−x’線断面図、図3は図のy−y’
線断面図である。なお、従来例と同一部分には同一符号
を付す。
【0016】図1ないし図3に示すように、透明絶縁性
基板1上に多結晶シリコンからなる薄膜半導体膜2(半
導体層)が設けられ、この半導体膜2上にゲート絶縁膜
3が設けられている。このゲート絶縁膜3上に多結晶シ
リコンからなるゲート電極4が設けられている。そし
て、このゲート電極4のコンタクトホールが形成される
部分には、前記半導体薄膜2上にチャネル部2aあるい
はゲート電極4と同種の導電性を示す多結晶シリコンか
らなる電極層14が予め設けられている。
【0017】前記ゲート電極4をマスクとして、半導体
膜2に燐(P)等の不純物をドーピングすることにより
ソース、ドレイン領域6、7が形成される。そして、こ
のゲート電極4を含み半導体膜2上が保護絶縁膜8で被
覆されている。
【0018】この保護絶縁膜8にコンタクトホール9、
9、9が設けられ、これらコンタクトホール9、9、9
を介してアルミニウム(Al)などからなる取り出し電
極10とソース、ドレイン領域6、7及びゲート電極4
がそれぞれ接続されている。
【0019】さて、この発明は、図3に示すように、ゲ
ート電極4上の保護絶縁膜8のコンタクトホール9を形
成する位置におけるゲート電極4の下にチャネル部2a
かゲート電極4と同種の導電性を示す電極層14が設け
られている。すなわち、この部分のゲート電極領域はゲ
ート電極4と電極層14との2層の電極膜で構成されて
いる。この構造により、ゲート電極4のコンタクトホー
ル9の下部を含む領域が厚膜化する。
【0020】この構造を取ることにより、コンタクトホ
ール9を形成する時にゲート電極4にエッチャントが長
時間晒されることがあっても、十分な耐久性をもつ。
【0021】また、チャネル部の半導体2aと本発明で
新たに加えた電極層14の半導体膜の間隔を狭くとり、
ゲート絶縁膜3を成膜すると同時に、チャネル層2aと
電極層14間の凹部を埋めることにより、チャネル部2
aの段差によるゲート電極4の段差切れを防ぐことがで
きる。
【0022】尚、チャネル上のゲート電極4は、従来と
同じ構造、膜厚であるため、薄膜トランジスタの特性に
何ら影響を与えないのは言うまでもない。
【0023】次に、この発明の薄膜トランジスタの製造
例を図4ないし図12に従い説明する。図4ないし図1
2は図1のy−y’線の断面部分を示している。
【0024】図4に示すように、透明絶縁性基板1の上
に多結晶シリコン(poly-Si)膜をプラズマCVD法な
どにより500〜1000オングストローム成膜し、チ
ャネルとソース、ドレイン領域となる半導体膜2とゲー
ト電極で取り出し電極とコンタクトを取る部分にこの発
明の特徴とする1層目の電極層14を形成する。
【0025】次に、図5に示すように、この多結晶シリ
コン膜2の上に、絶縁膜3をCVD法、スパッタ法等を
用い200〜600℃の温度で1000〜2000オン
グストローム成膜する。
【0026】次に、図6に示すように、電極層14の上
のゲート絶縁膜3をフォトリソグラフィ工程を用いてエ
ッチングで除去し、電極層14を露出させる。
【0027】続いて、図7に示すように、その上に多結
晶シリコンもしくは非晶質シリコンをCVD法、蒸着
法、スパッタ法等を用いて200〜500℃の温度で5
00〜2000オングストローム成膜し、フォトリソグ
ラフィ工程を経てゲート電極4を形成する。
【0028】この状態で図8に示すように、ゲート電極
4をマスクとし、ソース、ドレイン領域を形成するため
イオン打ち込みにより、P(燐)イオンをエネルギー1
0〜100KeV、ドーズ量2×1015〜1×1016
-2で注入する。
【0029】その後、図9に示すように、エキシマレー
ザ15によりソース、ドレイン領域6、7の活性化とゲ
ート電極4の結晶性の回復を同時に行う。この時のレー
ザエネルギーは150〜400mJ/cm2 とした。この活
性化処理でゲート電極4に含まれる導電性を決定する不
純物が電極層14部分に拡散する。
【0030】次に、図10に示すように、保護絶縁膜8
をCVD法、スパッタ法等で5000〜10000オン
グストローム成膜する。
【0031】その後、図11に示すように、フォトリソ
グラフィ工程によりソース、ドレイン領域6、7上及び
ゲート電極4上の保護絶縁膜8を貫通するコンタクトホ
ール9を設ける。この時、前述したように、ゲート電極
4はソース、ドレイン領域6、7よりも、エッチャント
に晒らされる時間が長くなるが、本発明によれば十分な
膜厚があり問題とならない。
【0032】次に、図12に示すように、真空蒸着法、
スパッタ法等によりAl等の金属電極膜を8000〜1
5000オングストローム成膜し、フォトレジスト工程
により、パターニングすることにより、取り出し電極1
0を形成して図1ないし図3に示すような構造の薄膜ト
ランジスタが作製できる。
【0033】この工程において、イオン打ち込みはPイ
オンを用いたが、もちろん他のB(ボロン)、As(ヒ
素)イオン等でも問題ない。
【0034】また、図4の工程において、フォトリソグ
ラフィのプロセスを利用し、2回成膜することにより、
半導体膜2と電極層14とが違う膜厚、膜質としても良
い。
【0035】なお、上述した実施例においては、ゲート
電極4の下層部に電極層14を設けて2層構造にしてい
るが、ゲート電極4の上にモリブデン(Mo)などの金
属層を積層した2層構造にしてもよい。
【0036】また、上述した実施例においては、薄膜ト
ランジスタについて説明したが、MOS型トランジスタ
にこの発明を適用しても同様の効果が得られる。
【0037】ところで、アクティブマトリクス液晶パネ
ルは図13に示すように、画素アレイ部201、データ
線ドライバー部202とゲート線ドライバー部203を
備えてなり、それぞれのドライバー部202、203か
らデータ線201d、ゲート線201gが伸び、画素ア
レイ201の各画素のスイッチング用の薄膜トランジス
タ(TFT)201aに接続され、それぞれの画素が駆
動される。
【0038】ここで、画素のスイッチング用TFT20
1aには、低リーク電流のTFTが好適である。そし
て、活性層にアモルファスシリコンを用いると、TFT
の低電流化が容易に行える。このため、画素のスイッチ
ング用TFT201aとしては、アモルファスシリコン
を用いたTFTが好適である。そして、アモルファスシ
リコンを用いたTFTでは、成膜時にアモルファスシリ
コン膜へのダメージが少ない逆スタガ型TFT構造が好
適である。
【0039】一方、データ線ドライバー部202とゲー
ト線ドライバー部203においてもドライバー用トラン
ジスタとしてTFTを用いることができる。このドライ
バー部202、203もTFTで構成することで、ドラ
イバー部202、203と画素アレイ部201を同一基
板上に設けることが可能となる。このドライバー部20
2、203に用いられるTFTは、高速動作が要求され
るため、活性層に多結晶シリコンを用いられる。多結晶
シリコンを用いたTFTに前記に逆スタガ構造を用いる
と、多結晶シリコン形成時にゲート電極にダメージが生
じるため、一般にコプレナー型構造が用いられている。
しかしながら、このコプレナー型構造TFTでは、前述
したように、コンタクトホール作成時にゲート電極へダ
メージが発生するという問題がある。
【0040】そこで、この発明では、データ線ドライバ
ー部202、ゲート線ドライバー部203に前述した図
1ないし図3に示すこの実施例のコプレナー型TFTを
用い、画素のスイッチング用TFT201aとして逆ス
タガ型アモルファスシリコンTFT用いた。
【0041】図14は、画素用スイッチングTFT20
1aの構造を示す模式的断面図、図15は、データ線ド
ライバー部202、ゲート線ドライバー部203のシフ
トレジスタにこの発明を用いた実施例を示す平面図であ
る。
【0042】ドライバー部202、203を構成する各
TFTのゲート電極のコンタクトホールに位置する箇所
の透明絶縁基板1上に多結晶シリコン膜からなる1層目
の電極層14が形成される。この1層目の電極層14
は、前述したように、チャネルと、ソースドレイン領域
となる半導体膜と同時に形成される。また、この時、ス
イッチング用TFT201aの多結晶シリコン膜からな
るゲート電極31が同時に形成される。
【0043】そして、前述した図4ないし図12の工程
に従い図15に示すシフトレジスタが形成される。この
図15において、4はゲート電極、6、7はソース、ド
レイン領域、9はコンタクトホール、10はゲート配
線、14は第1の電極層である。
【0044】また、図14に示す逆スタガ型のTFT
は、第1の電極層14と同時にゲート電極31が形成さ
れた後、周知の方法で逆スタガ型構造のアモルファスシ
リコンTFTが形成される。すなわち、ゲート電極31
上に、酸化シリコン等からなるゲート絶縁膜32が形成
され、このゲート絶縁膜32上に活性層となるi型アモ
ルファスシリコン層33が設けられる。そして、このア
モルファスシリコン層33上にソース、ドレイン領域と
なるn+型アモルファスシリコン膜34が設けられ、こ
のアモルファスシリコン膜34上にITO等の画素電極
35が設けられている。なお、図14において、36は
エッチングストッパ、37はパッシベーション膜であ
る。
【0045】このようにして、データ線ドライバー部2
02、ゲート線ドライバー部203に前述した図1ない
し図3に示すこの実施例のコプレナー型TFTを用い、
画素のスイッチング用TFT201aとして逆スタガ型
アモルファスシリコンTFT用いた液晶パネルが得られ
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、コンタクトホール形成時にゲート電極がエッチャン
トに長時間晒らされることがあっても、十分な耐性をも
ち、配線との良好なコンタクトが得られる。
【0047】また、この発明により、コンタクトホール
形成時のエッチング時間に余裕が生じ、強いては、歩留
まりの向上につながる。さらに、チャネル部の半導体膜
と下層の電極層の間隔を狭くとることによりゲート電極
の段差切れを防ぐことができる。
【0048】さらに、上記半導体装置を、液晶パネルの
ドライバー部に用い、画素アレイ部のトランジスタに逆
スタガ型トランジスタを用いることで、ドライバー部で
のゲート電極と配線との良好なコンタクトが得られ、歩
留まりが飛躍的に向上し、安価な液晶パネルが提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による薄膜トランジスタの一実施例を
示す平面図である。
【図2】図1のx−x’線断面図である。
【図3】図1のy−y’線断面図である。
【図4】この発明による薄膜トランジスタの製造工程を
示す断面図である。
【図5】この発明による薄膜トランジスタの製造工程を
示す断面図である。
【図6】この発明による薄膜トランジスタの製造工程を
示す断面図である。
【図7】この発明による薄膜トランジスタの製造工程を
示す断面図である。
【図8】この発明による薄膜トランジスタの製造工程を
示す断面図である。
【図9】この発明による薄膜トランジスタの製造工程を
示す断面図である。
【図10】この発明による薄膜トランジスタの製造工程
を示す断面図である。
【図11】この発明による薄膜トランジスタの製造工程
を示す断面図である。
【図12】この発明による薄膜トランジスタの製造工程
を示す断面図である。
【図13】アクティブマトリクス液晶パネルの構造説明
図である。
【図14】逆スタガ型薄膜トランジスタの模式的断面図
である。
【図15】この発明を液晶パネルのドライバー部のシフ
トレジスタに用いた平面図である。
【図16】従来の薄膜トランジスタを示す平面図であ
る。
【図17】図16のx−x’線断面図である。
【図18】図16のy−y’線断面図である。
【符号の説明】
1 透明絶縁性基板 2 多結晶シリコン半導体膜 3 ゲート絶縁膜 4 ゲート電極 6 ソース領域 7 ドレイン領域 8 保護絶縁膜 9 コンタクトホール 10 取り出し電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−326960(JP,A) 特開 昭58−28870(JP,A) 特開 昭61−252667(JP,A) 特開 平5−114734(JP,A) 特開 平1−192173(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/786 H01L 21/336 G02F 1/1368

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体層に高濃度不純物を有するソース
    およびドレイン領域が形成され、この半導体層上にゲー
    ト絶縁膜を介してゲート電極が形成され、前記ソース、
    ドレイン領域及びゲート電極上に保護絶縁膜が形成さ
    れ、この保護絶縁膜に設けたコンタクトホールを介して
    ソース、ドレイン領域及びゲート電極に配線がそれぞれ
    接続される半導体装置において、コンタクトホールの下
    に位置するゲート電極の下層または上層に電極層を設
    け、ゲート電極におけるコンタクトホールの下部を含む
    領域を他の領域よりも厚膜化したことを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極が多結晶シリコンからな
    り、前記コンタクトホールの下に位置するゲート電極
    下層または上層に、前記ゲート電極と同種の導電性を示
    多結晶シリコンからなる電極層を配置したことを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 絶縁基板上に形成された半導体膜に高濃
    度不純物を有するソースおよびドレイン領域が形成さ
    れ、この半導体膜上にゲート絶縁膜を介してゲート電極
    が形成され、前記ソース、ドレイン領域及びゲート電極
    上に保護絶縁膜が形成され、この保護絶縁膜に設けたコ
    ンタクトホールを介してソース、ドレイン領域及びゲー
    ト電極に配線がそれぞれ接続される薄膜半導体装置にお
    いて、前記ゲート電極が多結晶シリコンからなり、前記
    コンタクトホールの下に位置するゲート電極と前記基板
    との間にゲート電極と同種の導電性を示す多結晶シリコ
    ンからなる電極層を配置し、ゲート電極におけるコンタ
    クトホールの下部を含む領域を他の領域よりも厚膜化し
    たことを特徴とする薄膜半導体装置。
  4. 【請求項4】 透明絶縁基板上にドライバー部と画素ア
    レイ部が設けられた液晶パネルであって、前記ドライバ
    ー部にコプレナー型薄膜トランジスタを用い、画素アレ
    イ部の画素スイッチング用トランジスタに逆スタガ型薄
    膜トランジスタを用いると共に、前記コプレナー型薄膜
    トランジスタは、前記透明絶縁基板上に形成された半導
    体膜に高濃度不純物を有するソースおよびドレイン領域
    を備え、この半導体膜上にゲート絶縁膜を介してゲート
    電極が形成され、前記ソース、ドレイン領域及びゲート
    電極上に保護絶縁膜が形成され、この保護絶縁膜に設け
    たコンタクトホールを介してソース、ドレイン領域及び
    ゲート電極に配線がそれぞれ接続され、且つ前記コンタ
    クトホールの下に位置するゲート電極の下層または上層
    に電極層を設け、ゲート電極におけるコンタクトホール
    の下部を含む領域を他の領域よりも厚膜化したことを特
    徴とする液晶パネル。
  5. 【請求項5】 前記コプレナー型薄膜トランジスタの半
    導体膜と電極層及び前記逆スタガ型薄膜トランジスタの
    ゲート電極が同一工程で形成されていることを特徴とす
    る請求項4に記載の液晶パネル。
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