JP3269760B2 - 実験用豚のジャケット - Google Patents

実験用豚のジャケット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は実験用動物としての
豚、特に実験用に育種改良されたミニ豚を対象にして心
肺機能などの循環器系統を無麻酔、無拘束下に長期にわ
たって測定可能とした実験用豚のジャケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、新薬開発をはじめ、医学、生
物学において種々の実験が実験用動物に施され、実験動
物からデータを収集することが行われる。これらの実験
用動物には比較的入手しやすいということから、広く犬
を用いて心電図を取ったり、脈拍や血圧を取ったりして
いる。特に、新薬開発における有効性、安全性の判定デ
ータを収集するための循環器系薬品の実験には心電図の
記録が必要であり、正確な判定のために動物を動かない
状態に拘束することを要する。動物が興奮状態では血圧
や心拍が異常値を示す可能性があるので、麻酔を施すこ
とにより安定的なデータを得るようにしている。しか
し、動物の体内で麻酔薬と試験薬とが混合することにな
り、薬理効果の特定が困難となったり、麻酔薬によって
血圧や心拍が異常値を示す可能性がある。
【0003】そこで、拘束下における実験を排して、無
麻酔、無拘束下にかつ自然な状態でデータの収集ができ
ると共に、動物の動きに応じたデータの乱れを低減する
ために専用のジャケットを実験用犬に着用させて長期間
安定的にデータを収集することが行われている(特開平
6−169894号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の実験動物として
の犬は比較的入手し易く、取扱いが容易である反面、循
環器系統の構造は人間とは大きく異なっている。すなわ
ち、心臓に血液を送る冠動脈の狭窄や閉塞によって引き
起こされる狭心症、心筋梗塞等の虚血性心疾患について
は、犬は冠動脈が閉塞しても心臓に決定的なダメージを
受けないことから、必ずしもこれらの疾患の研究には適
しているとは言えない。
【0005】これに対し、近年、豚の循環器の構造が人
間に近似していることから、豚が虚血性心疾患について
有用なデータを提供し得る実験用動物として注目されて
いる。そして体重が10kg程度から最大でも30kg程度
までのいわゆるミニ豚が育種改良され、これらのミニ豚
が実験用動物として提供されはじめた。
【0006】豚は上記のように実験用動物として優れた
点があるが、その体型や大きさ、生理的特性(豚は犬と
相違して体表面に汗腺があり、汗をかく)あるいは行動
様式において犬と大きく相違する。そのために既製の犬
用ジャケットを単に豚用に大きさを変えて適用しても実
験用豚には全く不適当であり、長期にわたって安定的に
データを取ることが困難であった。
【0007】そこで、実験用豚用のジャケットを開発し
た。監視用ビデオで図3に示すCSKミニブタ(ゲッチ
ンゲン系由来クローズドコロニー)の行動特性を調査す
ると共に、同ミニ豚の雄を14頭と同雌を8頭の以下の
部分を測定したところ、その結果は図4の通りであっ
た。そして、各部の計測値と体重との相関は表1の通り
であった。
【0008】(a)頚部(下顎後縁直後周径)
【0009】(b)頚部(前肢直前周径)
【0010】(c)背部(前肢直後周径)
【0011】(d)腹部(へそ周径)
【0012】(e)前肢根部周径
【0013】(f)両側前肢間幅長
【0014】(g)頚部(下顎後縁線から前肢線間長)
【0015】(h)胸部(前肢線からへそ間長)
【0016】
【表1】 表1及び各部計測値の体重との関係を示す図4から明ら
かなように、前記項目(a)〜(d)の値は体重の増加
に比例して増加するが、項目(e)〜(h)は体重の増
加に伴う変化が余り見られなかった。
【0017】そして、前記の体尺のうち前記(a)〜
(d)の値に合わせてジャケットを扇形状に形成して、
前記ミニ豚にこのジャケットを装着したところ、豚は翌
朝にはジャケットを脱いでしまうし、忌避行動も激しい
ことが判明した。そして、ジャケットJを脱ぐ態様は図
5の(イ)に示すように完全に脱いでしまう場合、同図
(ロ)に示すようにジャケットJの一部がミニ豚1の肩
部2に引っかかる場合、同図(ハ)のように腹部3側に
完全に後退する場合が見られた。そのうち特に前記
(ロ)の場合が多かった。
【0018】そこで、VTRにより終日ミニ豚の行動を
観察したところ、ジャケットJを脱いでしまう原因が判
明した。すなわち、図6に示すように豚の前肢4の上腕
(肘から爪先までを言う)4aが、下腕(ここでは肘か
ら肩までを言う)4bに比して極端に短く、夜間に図6
の(イ)に示すように豚は前肢4を肘と手根の2関節を
折曲げて寝るので、図6の(ロ)〜(ニ)に示すように
ジャケットJに設けた前肢を通すための穴8、9に前記
の2関節が入ってしまう。すると、朝になって起きると
きに豚がもがいていると、前肢4は同図(ニ)示すよう
に頚側に出てしまうことが分かった。
【0019】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たものであって、豚に忌避行動を起こさせず、長期にわ
たって安定的に装着可能な実験用豚のジャケットを提供
することを第1の目的とし、さらに、測定機器を安全に
保持することのできる実験用豚のジャケットを提供する
ことを第1の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の手段を採用した。 <本発明の要旨>少なくとも一対の中央布片と、この中
央布片の左右に隣接する一対の側部布片とを縫着して扇
形状に形成し、前記中央布片は豚の前肢を通すための略
楕円形の穴を形成した伸縮性網構造材料製であり、前記
略楕円形の穴はその長軸が豚の頚側において交差する位
置に配置され、前記側部布片は非伸縮性材料製であり、
開放端側に接合体を設けるとともに、前記各布片同士の
縫着部にフレーム部材を取り付け、さらに豚の頚側の小
円弧縁と腹部側の大円弧縁に沿ってゴムテープを取り付
け、前記楕円形の穴は長軸方向よりも短軸方向に大きな
伸縮性をもつ実験用豚のジャケットである。
【0021】〔中央布片〕前記中央布片は伸縮性網構造
の素材を用いた。この素材には化学繊維によるメッシュ
構造、例えばポリウレタンなどの化学繊維を用いたメッ
シュ構造の医療用サポーターが汗を吸収する吸湿性の
点、及び豚との摩擦力を高めるという点から好適であ
る。また、各中央布片に形成された楕円形の穴は、本発
明に係るジャケットを実験用豚の胴部に装着したときに
中央部布片が胴部方向に伸張して前記の楕円形の穴の短
軸側が拡大し、これに伴い長軸側もわずかに収縮して、
実験用豚の前肢根部を締め付け過ぎることによる窮屈さ
を軽減することができるような寸法に形成することが好
ましい。
【0022】〔側部布片〕前記側部布片は非伸縮性を有
し、アレルギー反応に対する予防と摩擦による皮膚の発
赤の軽減という点からキャンバス綿素材を使用すること
が望ましい。勿論綿素材以外に化学繊維を用いることも
できることは言うまでもない。側部布片の開放端側に接
合体が設けられ、この接合体は一方の側部布片にはルー
プ状の起毛体を、他方の側部布片には微小鈎状物とから
なる所謂マジックテープ(商標名)と呼ばれる物を用い
ることが好ましい。この側部布片の一側に固定用ベルト
を、他側にこの固定用ベルトの止め金を取り付けること
ができる。さらに、側部布片に心電計保持用ポケット
や、血圧モニター用窓等を設けることが好ましい。
【0023】〔フレーム〕前記フレームは伸縮性網構造
の素材からなる中央布片の幅方向の伸張を抑制するため
に設けられたものであり、ポリカーボン樹脂繊維、ある
いは内部に硬質樹脂を内装したものなど、適宜の材料を
選択して実施することができる。軽量であり、クラック
が入りにくく、耐薬品性という特長があるので、ポリカ
ーボン製のフレームを用いることが好ましい。
【0024】<本発明における付加的構成要件>本発明
は、前記必須の構成要素からなるが、以下の構成を付加
した上でも、成立する。
【0025】〔第1の付加的構成要素〕前記必須の構成
要素に加えて、前記略楕円形の穴の対向縁をゴムテープ
にて連結することが可能である。このような構成を採用
することによって、実験用豚の前肢間の距離を調整する
ことが可能なので好ましい(請求項2に対応)。
【0026】〔第2の付加的構成要素〕前記必須の構成
要素に加えて、前記略楕円形の穴の長軸の交差角が40
度〜50度とすることが好ましい。このような構成を採
用することにより、実験用豚の大小に拘らず広く装着可
能となる(請求項3に対応)。
【0027】〔第3の付加的構成要素〕前記必須の構成
要素に加えて、前記略楕円形の穴の短軸を長軸に対して
1:1.6〜1.8に形成して、豚の前肢の自由を保ち
ながら前肢と穴とのゆとりをもたせた(請求項4に対
応)。
【0028】〔作用〕 <本発明による作用>本発明に係るジャケットを実験用
豚に装着した場合、豚に違和感を与えることが少なくな
り、たとえ朝方に豚がもがくことがあっても前肢が穴か
ら抜けでることがない。前肢と穴とは自由を保ちなが
ら、かつ前肢と穴とは緊密になり運動を妨げることがな
く長期(少なくとも一週間程度)にわたって装着状態が
維持される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。実施の形態を図1と2図を参照し
て説明する。
【0030】本発明に係る実験用豚のジャケットJの実
施の形態は、実験用豚1の前肢4を通すための略楕円形
の穴8、9を形成した一対の中央布片11、12と、こ
の中央布片の他側に隣接する一対の側部布片13、14
とを縫製して扇形状に形成したものである。図2に示す
ように実験用ミニ豚1にジャケットJを巻回して装着し
たときに、図1において左側の小円弧縁10が実験用豚
1の頚6側になり、同図の右側の大円弧縁15が腹部3
側になるものである。
【0031】なお、35は胸骨柄上の皮膚に接触させる
陰性電極、36は陽性電極であり、37は右胸部上の皮
膚に接触させるための陰性電極であり、38は同陽性電
極である。また、7は後肢を示す。
【0032】〔中央布片の説明〕前記中央布片11、1
2は豚の頚6側が腹部3側に比して短く成形された扇形
をなす一対の布片であって、伸縮性のある網構造の布、
つまり伸縮性のあるメッシュ網織り構造をなしている。
具体的には医療用サポーターに用いられるものを用い
た。中央布片11、12は符号16で示した位置で縫い
合わせられる。
【0033】〔穴の説明〕前記中央布片11、12は豚
1の前肢4を通すための略楕円形の穴8、9が形成され
ている。この略楕円形の穴8、9の長軸8a、9aはそ
の延長線が豚の頚部6側において約45度の交差角αを
もって交差している。前記穴8、9は長軸8a,9aの
方向に伸縮しにくい網目方向に形成され、前記短軸8
b、9b側には伸縮が可能な網目方向に形成される。ま
た、穴8、9は縁取り8c、9cされていて、豚1の前
肢4を強く圧迫するのを防止する。
【0034】〔側部布片の説明〕本実施の形態において
前記側部布片13、14は、前記中央布片11、12に
縫着部17、18において縫着された前記中央布片と同
一素材の補助布片19、20を介して縫着部21、22
により縫着されている。なお、この補助布片19、20
は実験用豚の腹部3等の大きさに合わせて取り付け可能
としたものであり、本発明に必須のものではない。側部
布片13にはループ状の多数の起毛体23を設けると共
に、他方の側部布片14には裏面に多数の微小鈎状物2
4を設けて所謂マジックテープを構成する。
【0035】前記側部布片14は二重構造になってお
り、この部分にポケット部28を形成してある。このポ
ケット部28の内部には、例えば図示しないがホルター
心電計を保持するようになっており、ファスナー39に
より開閉自在となっている。更に、前記側部布片14に
は窓29が開けられており、頚動脈の血圧を測定するこ
とを可能にする。この窓には蓋体30を設けてある。
【0036】〔フレーム部材の説明〕本実施の形態にお
いて、前記フレーム部材25は、縫着部16に取付けら
れたもの25a、縫着部部17に取付けられたもの25
b、縫着部18に取付けられたもの25c、縫着部21
に取付けられたもの25d、縫着部22に取り付けらた
もの25eからなり、いずれもポリカーボン樹脂繊維か
らなる。前記のフレーム部材25の取付に当たっては、
前記縫着部にフレーム部材を巻回してから、その両端を
溶着している。前記フレーム部材は中央布片11、1
2、及び補助布片19、20を構成する伸縮性網構造の
素材の幅方向の伸張を抑制する。
【0037】〔ゴムテープの説明〕ジャケットJの前記
小円弧縁10及び大円弧縁15に沿ってゴムテープ3
1、32が取り付けられていて、前記小円弧縁10及び
大円弧縁15に沿ってジャケットJが伸縮することを可
能とする。さらに、前記略楕円形の穴8、9の対向縁間
にもゴムテープ33a、33bが取り付けられており、
前肢4間の距離を調整可能とする。そのほか、本実施の
形態においては補助布片19、20にもゴムテープ34
a、34bを設けてある。
【0038】〔止め金及びバンドの説明〕前記側部布片
13を取り付ける縫着部21には、フレーム部材25d
材を介して3個の止め金26a、26b、26cが取り
付けられており、他方の側部布片14を取り付ける縫着
部22にはフレーム部材25eを介して3本のバンド2
7a、27b、27cが取り付けられている。このバン
ドには片面に前記のようなマジックテープ(商標名)を
取り付けてあり、前記止め金26a、26b、26cに
バンド27a、27b、27cを挿通してから、このバ
ンドを折曲げて固定することによりジャケットJを実験
用豚1に緊密に装着することを可能とする。
【0039】〔実施の形態の作用〕実験用豚にジャケッ
トJを巻回して、側部布片の開放端側を重畳してから、
接合体によりジャケットを豚にジャケットを装着する。
この状態からさらにバンド27a、27b、27cを止
め金26a、26b、26cに通してジャケットを固定
する。ジャケットはフレームによって幅方向の寸法を維
持されながら、小円弧側と大円弧側が伸縮することによ
り豚の胴体に密着する。前肢を通した略楕円形の穴は、
短軸方向に伸張して前肢を緊密に接触する。また、伸縮
性網構造材料は豚の皮膚面と密着し、かつ汗を吸収す
る。
【0040】
【発明の効果】本発明の必須の構成要素によれば、実験
用豚に違和感を与えることが少なく、前肢がジャケット
の穴から抜けでることがない。しかも、前肢と穴とは自
由を保ちながら、かつ前肢と穴とは緊密になり運動を妨
げることがなく長期(少なくとも一週間程度)にわたっ
て装着状態が維持される。したがって、豚の実験データ
が人間に近似するので、標本数が少なくてもデータには
充分信頼性がある。中央布片は摩擦力を高めてジャケッ
トとの密着性を向上させると同時に、豚の汗を吸収して
心電計の電極部の離脱を防いでいる。
【0041】略楕円形の穴の対向縁をゴムテープにて連
結すれば、前記必須の構成要素により生じる効果に加え
て、実験用豚の前肢間の距離を調整することが可能とな
り、豚の前肢と穴との適正な密着状態が維持されること
になる(請求項2に対応)。
【0042】略楕円形の穴の長軸の交差角を40度〜5
0度に設定すると、前記必須の構成要素により生じる効
果に加えて、実験用豚の大小に拘らず広く装着可能とな
る(請求項3に対応)。
【0043】さらに、略楕円形の穴の短軸を長軸に対し
て1:1.6〜1.8に形成すると、前記必須の構成要
素により生じる効果に加えて、豚の前肢の自由を保ちな
がら前肢と穴とのゆとりをもたせることが可能となる
(請求項4に対応)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のジャケットの表面の展開
図である。
【図2】本発明の実施の形態のジャケットの装着状態を
示す実験用豚の側面図である。
【図3】測定部位を示す実験用豚の側面図である。
【図4】実験用豚の測定部の体尺と体重の関係図であ
る。
【図5】実験用豚が試作ジャケットの離脱状態を示す豚
の側面図である。
【図6】実験用豚の前肢が試作ジャケットを離脱させる
状態の説明図である。
【符号の説明】
1 実験用豚 2 肩部 3 腹部 4 前肢 4a 上腕 4b 下腕 6 頚部 7 後肢 8 穴 8a 長軸 8b 短軸 8c 縁取り 9 穴 9a 長軸 9b 短軸 9c 縁取り 10 大円弧縁 11 中央布片 12 中央布片 13 側部布片 14 側部布片 15 大円弧縁 16 縫着部 17 縫着部 18 縫着部 19 補助布片 20 補助布片 21 縫着部 22 縫着部 23 接合部 24 接合部 25 フレーム部材 26 止め金 27 バンド 28 ポケット部 29 窓 30 蓋体 31 ゴムテープ 32 ゴムテープ 33 ゴムテープ 34 ゴムテープ 35 陰性電極 36 陽性電極 37 陰性電極 38 陽性電極 39 ファスナー J ジャケット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の中央布片(11、1
    2)と、この中央布片の左右に隣接する一対の側部布片
    (13、14)とを縫着して扇形状に形成してなり、前
    記中央布片(11、12)は豚(1)の前肢(4)を通
    すための略楕円形の穴(8、9)を形成した伸縮性網構
    造材料製であり、前記略楕円形の穴(8、9)はその長
    軸(8a,9a)が豚の頚部(6)側において交差する
    位置に配置され、前記側部布片(11、12)は非伸縮
    性材料製であり、開放端側に接合体(23、24)を設
    けるとともに、前記各布片同士の縫着部にフレーム部材
    (25)を取り付け、さらに豚の頚(6)側の小円弧縁
    (10)と腹部(3)側の大円弧縁(15)に沿ってゴ
    ムテープ(31、32)を取り付け、前記楕円形の穴
    (8、9)は長軸(8a,9a)方向よりも短軸(8
    b、9b)方向に大きな伸縮性をもつことを特徴とする
    実験用豚のジャケット。
  2. 【請求項2】 前記略楕円形の穴(8、9)の対向縁を
    ゴムテープ(33a、33b)にて連結した請求項1記
    載の実験用豚のジャケット。
  3. 【請求項3】 前記略楕円形の穴(8、9)の長軸(8
    a,9a)の交差角(α)が40度〜50度である請求
    項1記載の実験用豚のジャケット。
  4. 【請求項4】 前記略楕円形の穴の短軸は長軸に対して
    1:1.6〜1.8である請求項1、2、3のいずれか
    に記載の実験用豚のジャケット。
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