JP3257025B2 - リモコン送信機 - Google Patents
リモコン送信機Info
- Publication number
- JP3257025B2 JP3257025B2 JP10967392A JP10967392A JP3257025B2 JP 3257025 B2 JP3257025 B2 JP 3257025B2 JP 10967392 A JP10967392 A JP 10967392A JP 10967392 A JP10967392 A JP 10967392A JP 3257025 B2 JP3257025 B2 JP 3257025B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- trackball
- cursor
- remote control
- microcomputer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機画
面上に機能メニューを表示させ、特定の機能を選択、実
行させるリモコン送信機に関する。
面上に機能メニューを表示させ、特定の機能を選択、実
行させるリモコン送信機に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＡＶ機器は赤外線によるリモコン
対応が増え、また高機能化により操作も複雑になってき
ている。
対応が増え、また高機能化により操作も複雑になってき
ている。
【０００３】図６はリモコン送信機の動作を表示する概
略ブロック図である。９はタッチパネルを用いた操作
部、１０は全体を制御するマイコン部、１１はマイコン
部１０からの送信信号を赤外線に変換して送信する発光
部である。タッチパネルを用いたリモコン送信機の正面
概略図を図８に示す。
略ブロック図である。９はタッチパネルを用いた操作
部、１０は全体を制御するマイコン部、１１はマイコン
部１０からの送信信号を赤外線に変換して送信する発光
部である。タッチパネルを用いたリモコン送信機の正面
概略図を図８に示す。
【０００４】以上のように構成されたリモコン送信機に
ついてその動作を説明する。操作部９において、ユーザ
ーがパネル表面を指で触ると、パネル上の指の位置情報
がマイコン部１０に入力され座標信号に変換される。そ
して、発光部１１において赤外線に変換され送信され
る。テレビジョン受像器で信号を受信すると直ちに画面
上に機能メニューとカーソルを表示する。次に、指でパ
ネル上をなぞるとそれに応じた座標信号によりカーソル
が動く。例えばメニュー選択の際には、選択したいメニ
ュー上にカーソルを移動させ、止めた指の位置でパネル
を押し込むことにより決定される。送信信号の一例を図
７に示す。メーカーコード、機器コード（ＴＶ、ＶＴＲ
など）、そしてコマンドデータ、トレーラーの順番に送
信される。コマンドデータは実際の動作を指示するコー
ドを、トレーラーは連続で送信するときに、次のデータ
との区別をするための緩衝期間を示すものである。
ついてその動作を説明する。操作部９において、ユーザ
ーがパネル表面を指で触ると、パネル上の指の位置情報
がマイコン部１０に入力され座標信号に変換される。そ
して、発光部１１において赤外線に変換され送信され
る。テレビジョン受像器で信号を受信すると直ちに画面
上に機能メニューとカーソルを表示する。次に、指でパ
ネル上をなぞるとそれに応じた座標信号によりカーソル
が動く。例えばメニュー選択の際には、選択したいメニ
ュー上にカーソルを移動させ、止めた指の位置でパネル
を押し込むことにより決定される。送信信号の一例を図
７に示す。メーカーコード、機器コード（ＴＶ、ＶＴＲ
など）、そしてコマンドデータ、トレーラーの順番に送
信される。コマンドデータは実際の動作を指示するコー
ドを、トレーラーは連続で送信するときに、次のデータ
との区別をするための緩衝期間を示すものである。
【０００５】しかしタッチパネルを用いたリモコン送信
機は、パネルをなぞる指の大きさに個人差があること、
メニュー選択の際パネルを押し込め感覚が個人によって
違うため２度押ししてしまうなど操作性に問題があっ
た。この操作性を改善したものとして、操作部９のパネ
ルをトラックボールに置き換えたリモコンが提案されて
いる。ユーザーが操作部９においてトラックボールを動
かすと、その変化量がマイコン部１０において座標信号
に変換され、それに対応した赤外線が送信され画面上に
機能メニューが表示される。このようにトラックボール
を用いることにより操作精度は向上するが、ボールを回
転させて変化量を与えてやらなければ、マイコン部１０
において座標信号に変換することができないので画面上
にメニューを表示することができない。
機は、パネルをなぞる指の大きさに個人差があること、
メニュー選択の際パネルを押し込め感覚が個人によって
違うため２度押ししてしまうなど操作性に問題があっ
た。この操作性を改善したものとして、操作部９のパネ
ルをトラックボールに置き換えたリモコンが提案されて
いる。ユーザーが操作部９においてトラックボールを動
かすと、その変化量がマイコン部１０において座標信号
に変換され、それに対応した赤外線が送信され画面上に
機能メニューが表示される。このようにトラックボール
を用いることにより操作精度は向上するが、ボールを回
転させて変化量を与えてやらなければ、マイコン部１０
において座標信号に変換することができないので画面上
にメニューを表示することができない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のリモ
コン送信機では、トラックボールに接触するだけでなく
動かして変化量を与え、マイコン部１０においてその変
化量を座標信号に変換し送信しなければ、テレビジョン
受像機画面上にメニューを表示しないという問題点があ
った。
コン送信機では、トラックボールに接触するだけでなく
動かして変化量を与え、マイコン部１０においてその変
化量を座標信号に変換し送信しなければ、テレビジョン
受像機画面上にメニューを表示しないという問題点があ
った。
【０００７】本発明は上記の問題点に鑑み、トラックボ
ールに接触すると直ちに機能メニューを表示する信号を
送信するリモコン装置を提供しようとするものである。
ールに接触すると直ちに機能メニューを表示する信号を
送信するリモコン装置を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のリモコン送信機は、トラックボールの表面
を導電性の材質で覆うことによりユーザーが接触したこ
とを感知する手段と、感知したという信号を発生する手
段と、トラックボールを操作して回転する変化量を検出
する手段と、変化量を信号として発生する手段とを有
し、また感知したという信号をカーソルの表示信号に変
換して発生する手段と、変化量の信号をカーソルの移動
ベクトルに変換して発生する手段と、表示信号と移動ベ
クトルの信号の発生優先順位を判断する手段とをマイコ
ンにより実現し、マイコンからの送信信号を赤外線に変
換して送信する発光部を具備することを特徴とする。
に、本発明のリモコン送信機は、トラックボールの表面
を導電性の材質で覆うことによりユーザーが接触したこ
とを感知する手段と、感知したという信号を発生する手
段と、トラックボールを操作して回転する変化量を検出
する手段と、変化量を信号として発生する手段とを有
し、また感知したという信号をカーソルの表示信号に変
換して発生する手段と、変化量の信号をカーソルの移動
ベクトルに変換して発生する手段と、表示信号と移動ベ
クトルの信号の発生優先順位を判断する手段とをマイコ
ンにより実現し、マイコンからの送信信号を赤外線に変
換して送信する発光部を具備することを特徴とする。
【０００９】
【作用】本発明のリモコン送信機は、トラックボールに
接触すると、直ちにテレビジョン受像機画面上に機能メ
ニューを表示するものである。
接触すると、直ちにテレビジョン受像機画面上に機能メ
ニューを表示するものである。
【００１０】
【実施例】（実施例１）以下に、本発明の一実施例につ
いて説明する。操作部１を、図１を用いて説明する。リ
モコン送信機の正面概略図は図４に、ブロック図を図５
に示す。表面が導電性の材質で覆われ、接触したことを
感知するタッチセンサー機能を有するトラックボール１
２と、トラックボール１２が回転することによりパルス
をマイコン部１４に入力する回転検出部１３を有してい
る。以下操作部の動作を説明する。
いて説明する。操作部１を、図１を用いて説明する。リ
モコン送信機の正面概略図は図４に、ブロック図を図５
に示す。表面が導電性の材質で覆われ、接触したことを
感知するタッチセンサー機能を有するトラックボール１
２と、トラックボール１２が回転することによりパルス
をマイコン部１４に入力する回転検出部１３を有してい
る。以下操作部の動作を説明する。
【００１１】ユーザーがトラックボール１２に接触す
る。タッチセンサー機能を有するトラックボール１２に
より接触したということが感知され、その信号を発生し
トラックボール１２と接触している突起部を通じてマイ
コン部１４に入力される。データコマンドにおいてカー
ソル及び機能メニューを表示するという取り決めを入力
しておく。次にユーザーがトラックボール１２を操作し
て回転を与えると、回転検出部１３においてその変化量
を検出し、変化量に応じたパルスをマイコン部１４に入
力する。マイコン部１４においてパルスはカーソルの移
動ベクトルに変換される。そして表示信号と移動ベクト
ルの情報の優先順位が判断され、先に表示信号が送信さ
れる。そうすればユーザーがトラックボール１２に接触
しただけでリモコン送信機よりテレビジョン受像機側に
座標信号が送信され、画面上にメニューとカーソルが表
示されることになる。そしてトラックボール１２の回転
に応じた移動ベクトルによりカーソルが移動される。
る。タッチセンサー機能を有するトラックボール１２に
より接触したということが感知され、その信号を発生し
トラックボール１２と接触している突起部を通じてマイ
コン部１４に入力される。データコマンドにおいてカー
ソル及び機能メニューを表示するという取り決めを入力
しておく。次にユーザーがトラックボール１２を操作し
て回転を与えると、回転検出部１３においてその変化量
を検出し、変化量に応じたパルスをマイコン部１４に入
力する。マイコン部１４においてパルスはカーソルの移
動ベクトルに変換される。そして表示信号と移動ベクト
ルの情報の優先順位が判断され、先に表示信号が送信さ
れる。そうすればユーザーがトラックボール１２に接触
しただけでリモコン送信機よりテレビジョン受像機側に
座標信号が送信され、画面上にメニューとカーソルが表
示されることになる。そしてトラックボール１２の回転
に応じた移動ベクトルによりカーソルが移動される。
【００１２】（実施例２）操作部１を、図２を用いて説
明する。トラックボール１２は表面は導伝性の材質で覆
われおり、タッチセンサーにおける情報は突起部を通じ
て伝えられるが、その形が球状であるためトラックボー
ル１２と突起部の接触が悪化しやすくマイコン部への情
報伝達に不安がある。その情報伝達能力を向上させるた
めに、タッチセンサー機能を有する領域１５をトラック
ボール１２の周辺に設けたものである。操作部の動作を
説明する。ユーザーがトラックボール１２に接触すると
き、同時にその周辺部にも接触する。タッチセンサー機
能領域１５により接触が感知され、信号がマイコン部１
４に入力される。他の動作は（実施例１）と同じであ
る。
明する。トラックボール１２は表面は導伝性の材質で覆
われおり、タッチセンサーにおける情報は突起部を通じ
て伝えられるが、その形が球状であるためトラックボー
ル１２と突起部の接触が悪化しやすくマイコン部への情
報伝達に不安がある。その情報伝達能力を向上させるた
めに、タッチセンサー機能を有する領域１５をトラック
ボール１２の周辺に設けたものである。操作部の動作を
説明する。ユーザーがトラックボール１２に接触すると
き、同時にその周辺部にも接触する。タッチセンサー機
能領域１５により接触が感知され、信号がマイコン部１
４に入力される。他の動作は（実施例１）と同じであ
る。
【００１３】（実施例３）図３はトラックボール１２の
周辺部にふくらみを持たせたタッチセンサー機能領域１
６を設け、ユーザーがトラックボール１２を操作する際
の周辺部への接触性を実施例２よりさらに改善してい
る。回転検出部１３はトラックボール１２の周辺部に設
けている。接触したことが前記タッチセンサー機能領域
１６により接触が感知され、信号が発生しマイコン部１
４に入力されてからの動作は（実施例１）と同じであ
る。
周辺部にふくらみを持たせたタッチセンサー機能領域１
６を設け、ユーザーがトラックボール１２を操作する際
の周辺部への接触性を実施例２よりさらに改善してい
る。回転検出部１３はトラックボール１２の周辺部に設
けている。接触したことが前記タッチセンサー機能領域
１６により接触が感知され、信号が発生しマイコン部１
４に入力されてからの動作は（実施例１）と同じであ
る。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラック
ボールに接触するだけでテレビ受像機画面上に機能メニ
ューを表示することができる。
ボールに接触するだけでテレビ受像機画面上に機能メニ
ューを表示することができる。
【図１】実施例１におけるリモコン送信機の操作部断面
図
図
【図２】実施例２におけるリモコン送信機の操作部断面
図
図
【図３】実施例３におけるリモコン送信機の操作部断面
図
図
【図４】リモコン送信機概略図
【図５】トラックボールリモコン送信機のブロック図
【図６】リモコン送信機のブロック図
【図７】リモコン送信フォーマット図
【図８】リモコン送信機の正面概略図
９ 操作部 １０ マイコン部 １１ 発光部 １２ トラックボール １３ 回転検出部 １４ マイコン部 １５、１６ タッチセンサー機能を有する領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 5/445 Ｈ０４Ｎ 5/445 Ｚ (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 9/00 - 9/16 G06F 3/00 G06F 3/033 H04N 5/00 H04N 5/445
Claims (3)
- 【請求項１】 送信側からの信号によりテレビジョン受
像機の画面上に動作や機能メニュー表示して、カーソル
により特定の機能を選択して実行させる装置において、
ユーザーがトラックボールに接触したことを感知する手
段と、感知したという信号を発生する手段を一つのトラ
ックボールで実現し、トラックボールを操作して回転さ
せたとき、その変化量を検出する手段と、変化量を信号
として発生する手段を有し、また、感知したという信号
をカーソルの表示信号に変換して発生する手段と、変化
量の信号をカーソルの移動ベクトルに変換して発生する
手段と、表示信号と移動ベクトルの信号の発生優先順位
を判断する手段とをマイコンにより実現し、マイコンか
らの送信信号を赤外線に変換して送信する発光部を具備
することを特徴としたリモコン送信機。 - 【請求項２】 送信側からの信号によりテレビジョン受
像機の画面上に動作や機能メニューを表示して、カーソ
ルにより特定の機能を選択して実行させる装置におい
て、ユーザーが接触したことを感知する手段と、感知し
たという信号を発生する手段と、トラックボールを操作
して回転させたとき、その変化量を検出する手段と、変
化量を信号として発生する手段を有し、また、感知した
という信号をカーソルの表示信号に変換して発生する手
段と変化量の信号をカーソルの移動ベクトルに変換して
発生する手段と、位置座標と移動ベクトルの信号の発生
優先順位を判断する手段とをマイコンにより実現し、マ
イコンからの送信信号を赤外線に変換して送信する発光
部を具備するリモコン送信機。 - 【請求項３】 送信側からの信号によりテレビジョン受
像機の画面上に動作や機能メニューを表示して、カーソ
ルにより特定の機能を選択して実行させる装置におい
て、トラックボールの周辺にふくらみをもたせたことを
特徴とする請求項２記載のリモコン送信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10967392A JP3257025B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | リモコン送信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10967392A JP3257025B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | リモコン送信機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05308684A JPH05308684A (ja) | 1993-11-19 |
| JP3257025B2 true JP3257025B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=14516278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10967392A Expired - Fee Related JP3257025B2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | リモコン送信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3257025B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4507994B2 (ja) * | 2005-06-14 | 2010-07-21 | 船井電機株式会社 | Ａｖネットワークシステム、及び同システムに含まれるディスプレイ機器側サブシステム |
| GB2462434B (en) | 2008-08-05 | 2013-02-06 | Cursor Controls Ltd | Pointing Device |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP10967392A patent/JP3257025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05308684A (ja) | 1993-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |