JP3246568U - お風呂 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽内残存水と浴槽内沈降汚水とを個々にあるいは別々に排水可能にして、常に浴槽内の水を清潔状態に維持すると共に節水を同時に可能にしたお風呂を提供する。【解決手段】浴槽のある風呂において、浴槽に主排水管を設けると共に、浴槽内底部に浴槽内沈降汚水を集水する汚水集水孔を配列し、前記汚水集水孔に集水管を連通配置し、前記集水管に汚水排出管を設け、前記浴槽の排水管と前記汚水排出管にそれぞれ排水弁を設け、これらの排水弁をそれぞれ開閉操作可能に設けたことを特徴とするお風呂。【選択図】図1

Description

本考案は、プール、露天温泉、室内温泉、一般家庭用風呂等における岩風呂、タイル風呂、ステンレス風呂、グラス風呂、ハイバー風呂、ユニット風呂等の所謂、浴槽のある風呂において、浴槽内残存水と浴槽内沈降汚水とを個々にあるいは別々に排水可能にして、常に浴槽内の水を清潔状態に維持すると共に再利用を可能にして節水を実現させるお風呂に関する。
前述した類(たぐい)のお風呂の中で一般家庭用のお風呂は、使用後の浴槽内の温水は、湯面に汚れが浮上し、重い汚れは底に沈降するので、浴槽掃除後に全量排水処理する。また一部は浴槽掃除前に洗濯用の荒洗いに利用される。
一方、かけ流し温泉のお風呂は湯面に浮かんだ汚れは、オーバフローで浴外に自動排出されるが底に沈降して溜まるため、特に温泉などでは冷めないうちに再利用されることなく排水され節水上「もったいない」。
浴槽内の残存水と浴槽内沈降汚水とを個々にあるいは別々に排水可能にして、常に浴槽内の水を清潔状態に維持すると共に節水を同時に可能にしたお風呂を提供する。
上記課題を満足させる本考案におけるお風呂の主な技術構成は、次の(1)に記載の通りである。
(1)、浴槽のある風呂において、浴槽に主排水管を設けると共に、浴槽内底部に浴槽内沈降汚水を集水する汚水集水孔を配列し、前記汚水集水孔に集水管を連通配置し、前記集水管に汚水排出管を設け、前記浴槽の排水管と前記汚水排出管にそれぞれ排水弁を設け、これらの排水弁をそれぞれ開閉操作可能に設けたことを特徴とするお風呂。
本考案のお風呂は、前記(1)の構成により極めて有意義な作用効果を呈するものである。
本考案の実施例を示すもので図2の矢視A-Aから見た横断面図である。 図1の平面説明図である。
本考案を実施するための形態を図1~図3に示す実施例により詳細に説明する。
浴槽101のある風呂100は、前記浴槽101に主排水管102を接続する。主排水管102は浴槽内底部の中央部あるいは隅部などの低くした箇所に接続する。本例では配管レイアウト上図2の画面に向かって右側の低いところに接続してある。この接続部には蓋弁(排水弁)103を上下開閉可能に設けてあり、蓋弁103の開閉は、主排水管102の曲がり部にソレノイド駆動部104からリンク機構105を介して蓋弁103を上下に作動させて連結部を開閉する装置にしてある。
一方、浴槽内の底部には、浴槽内沈降汚水を集水する円形の汚水集水細孔201、スリット状の汚水集水細孔202を配列し、前記汚水集水細孔201、202は、その下方に一点鎖線で示す集水管203に連通配置し、前記集水管203は汚水集合排出管204に連通接続してある。前記汚水集合排出管204の出側には電磁弁式の排水弁205を設けてある。
このように、お風呂の浴槽内に浴槽に主排水管102を設けると共に、浴槽内底部に浴槽内沈降汚水を集水する汚水集水細孔201、202を配列し、前記汚水集水細孔201、202に集水管203に連通配置し、前記集水管203に集合排出管204を接続し、前記浴槽101の主排水管102と前記汚水集合排出管204にそれぞれ排水弁:蓋弁(排水弁)103と電磁弁式の排水弁205を設けしかも、これらの排水弁103、205をそれぞれ開閉操作可能にしてあるので、浴槽101内の残存水と浴槽内沈降汚水とを個々にあるいは別々に排水可能にして、常に浴槽内の水を清潔状態に維持して入浴の再利用を可能にし、しかも余りお湯を選択などに再活用するなどを有利に可能にする。したがってこれらにより入浴お風呂は、省エネ及び節水効果が絶大なものが得られる。
本考案は前述の「考案の効果」に記載した優れた作用効果を呈するため、前述の各種お風呂の有効活用を有利に可能にするなどにより、お風呂業界等に省エネ及び節水寄与と発展に貢献すること多大なものがある。
100:お風呂
101:浴槽
102:主排水管
103:蓋弁(排水弁)
104:ソレノイド駆動部
105:リンク機構
201:円形の汚水集水細孔
202:スリット状の汚水集水細孔
203:一点鎖線で示す集水管
204:汚水集合排出管
205:電磁弁式の排水弁

Claims (1)

  1. 浴槽のある風呂において、浴槽に主排水管を設けると共に、浴槽内底部に浴槽内沈降汚水を集水する汚水集水孔を配列し、前記汚水集水孔に集水管を連通配置し、前記集水管に汚水排出管を設け、前記浴槽の排水管と前記汚水排出管にそれぞれ排水弁を設け、これらの排水弁をそれぞれ開閉操作可能に設けたことを特徴とするお風呂。
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