JP3246523U - 光源モジュール - Google Patents

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劉瀚元
李俊葦
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張容▲ウェイ▼
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Abstract

【課題】良好な均一性を有する光束を出力する、光源モジュールを提供する。【解決手段】基板、複数の発光素子130、少なくとも1つの第1透明導光素子140を備える光源モジュール100を提供する。基板は、複数の側辺SS1~SS4と、同時に前記複数の側辺のうちの2つと隣接する角部の設置領域111Cを含む複数の設置領域を備える。発光素子は、設置領域にそれぞれ設置され、角部の設置領域に設置される角部の発光素子を備える。角部の設置領域には、少なくとも1つの第1透明導光素子が設置され、角部の発光素子は、少なくとも1つの第1透明導光素子のいずれか1つと前記複数の側辺のうちの1つとの間に位置する。【選択図】図1A

Description

本考案は光学モジュールに関するものであり、特に光源モジュールに関する。
一般的に、平面ディスプレイに応用される直下型バックライトモジュールは、2次元に配列されるLED照明パネルがバックライトモジュールのバックパネルに配置される構造であり、LED(光源)の出射が光学フィルム片と光学プレートとの組み合わせを利用して、均一なバックライトモジュールの発光面を生成する特性を持っている。具体的には、直下型のバックライトモジュールでは、光源と光学フィルム片との間に光距離(optical distance、OD)が必要であり、この光距離の存在は、光源から放射される光が光学フィルム片に比較的均一に照射されるようにすることを目的とする。
しかし、現行の直下型バックライトモジュールの機種では、車載規格の発光均一性テストの輝度比要件を満たすことができない。具体的に、現行の車載規格の発光均一性テストでは、小面積あたりの測定点でバックライトモジュール(またはディスプレイ)の全発光面を検査し、全ての小面積あたりの輝度最小値と輝度最大値の比率を得て、その比率が80%以上の結果を実現できるよう求められる。しかし、現行の直下型バックライトモジュールでは、発光面の角と端に暗い領域が現れ、輝度最小値と輝度最大値の差が過度に大きくなり、テストに合格できない。また、発光面の角と端にある発光領域の発光素子の通電電流を単独で増やしても、比率を若干向上させることができるだけで、車載規格を満たすことはできない。
この「背景技術」の段落は、本考案の内容への理解を助けるためだけのものであるため、この「背景技術」の段落に開示されている内容は、当業者に知られていない技術を含む可能性がある。よって、この「背景技術」の段落に開示されている内容は、該内容、又は本考案の1つ又は複数の実施例が解決しようとする課題が、本考案出願前に既に当業者に周知されていることを意味しない。
本考案は、良好な均一性を有する光束を提供可能な光源モジュールを提供するものである。
本考案の他の目的及び利点は、本考案に開示されている技術的特徴から更に理解することができる。
上述の1つ又は一部又は全部の目的或いは他の目的を達成するために、本考案の一実施例は、光源モジュールを提供するものである。光源モジュールは、基板と、複数の発光素子と、少なくとも1つの第1透明導光素子を備える。基板は、複数の側辺と、同時に前記複数の側辺のうちの2つと隣接する角部の設置領域を含む複数の設置領域を備える。複数の発光素子は、前記複数の設置領域にそれぞれ設置され、照明光を提供するために用いられ、前記角部の設置領域に設置される角部の発光素子を備える。前記基板の前記角部の設置領域に前記少なくとも1つの第1透明導光素子が設置され、前記角部の発光素子が前記少なくとも1つの第1透明導光素子のいずれか1つと前記複数の側辺のうちの1つとの間に位置する。
以上により、本考案の実施例は、少なくとも以下の1つの利点または効果を有する。本考案で示された実施例において、光源モジュールは、第1透明導光素子と第2透明導光素子の設置により、角の暗い領域を減少させ、車載規格を満たす輝度最小値と輝度最大値の比率要件である80%を実現できる。また、光源モジュールの複数の発光領域の範囲は、それぞれが大体同じ大きさであるため、後続の局所調光の発光領域の設定が有利である。更に、第1透明導光素子と第2透明導光素子の材質は透明であり、特定の角度で第1透明導光素子と第2透明導光素子に入射した場合にのみ、照明光は全反射して角の暗い領域に導かれる。したがって、ほとんどの照明光はやはり直接出射でき、光学モジュールの光学効率に影響を与えない。
本考案の上述した特徴及び利点をより明確に分かるように、以下では実施例を挙げ、添付図面に合わせて詳細に説明する。
図1Aは、本考案の一実施例に基づく光源モジュールの概略正面図である。 図1Bは、図1Aの光源モジュールの概略側面図である。 図2Aは、比較例の光源モジュールの概略正面図である。 図2Bは、図2Aの光源モジュールの発光面の輝度分布領域を模式的に示した模式図である。 図3は、図1Aの光源モジュールの発光面の輝度分布領域を模式的に示した模式図である。 図4は、本考案の一実施例に基づく他の光源モジュールの構造を示す概略図である。
本考案の上述及び他の技術的内容、特徴及び効果は、添付した図面に基づく以下のような好ましい実施例における詳細な説明により明確になる。なお、以下の実施例に言及されている方向についての用語、例えば、上、下、左、右、前、後などは、添付した図面の方向に過ぎない。よって、使用されている方向の用語は、本考案を説明するためだけのものであり、本考案を限定するためのものではない。
図1Aは、本考案の一実施例に基づく光源モジュールの概略正面図である。図1Bは、図1Aの光源モジュールの断面図であり、例えば、図1Aの線AAに沿った断面図である。図1Aと図1Bを参照すると、本実施例の光源モジュール100は、基板110と、グリッド120と、複数の発光素子130と、少なくとも1つの第1透明導光素子140を備える。例えば、発光素子130は、発光ダイオード(LED)、ミニLED(mini LED)またはマイクロLED(micro LED)などのタイプを使用でき、光束を提供するために用いることが可能であり、透明導光素子の材質には、ポリカーボネート(polycarbonate,PC)、ポリメチルメタクリレート(polymethyl methacrylate,PMMA)、ガラス、または高透光性の他の樹脂材料が含まれるが、本考案はこれらに限定されない。
具体的には図1Aに示されているように、本実施例において、基板110は、複数の側辺SS1、SS2、SS3、SS4を備えており、即ち基板110は、四角形(長方形または正方形)の板である。図1Aに示されているように、本実施例において、基板110は、複数の設置領域111を備え、各設置領域111の面積は、同じか、差が10%未満である。複数の設置領域111は、角部の設置領域111Cを備え、前記角部の設置領域111Cのいずれか1つが同時に前記複数の側辺のうちの2つと隣接し(図1Aに示されているように、角部の設置領域111Cの数は4つである。他の実施例では、異なる表示要求を満たすため、角部の設置領域111Cの数を4つ未満にしてもよい)、例えば、基板110の左下角の角部の設置領域111Cは、側辺SS3とSS4に隣接する。また、複数の発光素子130は、複数の設置領域111にそれぞれ設置され、照明光Lを提供するために用いられる。具体的には、各設置領域111は、発光素子130にそれぞれ対応し、各発光素子130はそれぞれの設置領域111の幾何学的中心に設置される。発光素子130が発光すると、設置領域111は光源モジュール100の発光領域に対応する。本実施例では、グリッド120が複数の設置領域111にそれぞれ対応する複数のグリッドセルOPを備え、各グリッドセルOPは例えば収容空間であり、スロットを形成し、発光素子130は、グリッドセルOPにそれぞれ対応するように設置される。具体的には、グリッド120を備える光源モジュール100の実施例において、グリッド120の各グリッドセルOPは、設置領域111を定義することができる。
更に、図1Aと図1Bに示されているように、本実施例において、複数の発光素子130は、角部の発光素子130Cを含み、各角部の設置領域111Cに対応するように設置される。また、基板110の各角部の設置領域111Cには、少なくとも1つの第1透明導光素子140が設置され、角部の発光素子130Cは、少なくとも1つの第1透明導光素子140のいずれか1つと前記複数の側辺のうちの1つとの間に位置する(例えば、角部の発光素子130Cは、第1透明導光素子140と側辺SS4との間に位置する、図1Bを参照)。各第1透明導光素子140は三角柱状の透明導光素子であり(つまり、断面が三角形であり、平行な断面の法線に沿って延びる柱状の素子)、第1光学面OS1、第2光学面OS2、第3光学面OS3を有し、第1透明導光素子140の第1光学面OS1は、前記複数の側辺のうちの1つ(側辺SS4、図1Bを参照)に対面し、第2光学面OS2は第3光学面OS3とバックパネル110との間に接続され、第1光学面OS1は対面する側辺(側辺SS4、図1Bを参照)に平行であり、またはバックパネル110に対して垂直で、傾斜角を有する。図1Aに示されているように、本実施例において、角部の設置領域111Cのいずれか1つに設置される少なくとも1つの第1透明導光素子140の数は2つであり、第1透明導光素子141、142が含まれる。基板110の左下角の角部の設置領域111Cを例にすると、角部の発光素子130Cは、第1透明導光素子141と前記複数の側辺のうちの1つの側辺SS3との間に位置し、また第1透明導光素子142と前記複数の側辺のうちの1つの側辺SS4との間に位置し、第1透明導光素子141は第1透明導光素子142に接続され、図1Aに示されているように、第1透明導光素子142は第1透明導光素子141の第1光学面OS1に接続される。特に説明しなければならないのは、基板110の角部の発光領域に設置される2つの第1透明導光素子141、142が、一体成形されるのか、または当接する2つの素子として、L字型の構造を形成するのかである。このほか、第1透明導光素子140は、グリッド120との接触面に接着剤を塗布することによって固定されるのか、またはグリッド120に第1透明導光素子140を保持するための溝を設置することによって固定されるのかである。別の実施例では、角部の設置領域111Cには、第1透明導光素子141または第1透明導光素子142のみを設置してもよく、即ち角部の設置領域111Cにおける少なくとも1つの第1透明導光素子140の数は1つであり、第1透明導光素子140の第1光学面OS1(例えば、第1光学面OS1とバックパネル110の交差線)は、対面する側辺(側辺SS3)に対して平行であるか、または隣接する2つの側辺(側辺SS3とSS4)との間で一定の角度(45度)を有する。
更に、図1Bに示されているように、本実施例において、角部の発光素子130Cから提供される少なくとも一部の照明光Lは、第1透明導光素子140の第1光学面OS1を通って第1透明導光素子140(第1透明導光素子142)に入射し、次に第2光学面OS2と第3光学面OS3を通ることで全反射して、第1光学面OS1を通って第1透明導光素子140から離れ、対面する前記複数の側辺のうちの1つの側辺SS4に向かって伝播され、光源モジュールの角部の設置領域111Cの角の輝度を補償するために用いられる。ここで、少なくとも一部の照明光Lは、特定の角度(角度の範囲)により第1透明導光素子140に入射する照明光Lであり、特定の角度により第1透明導光素子140に入射する照明光Lは、第2光学面OS2と第3光学面OS3を通ることで全反射し、また、第1透明導光素子140は光透過性材料であるため、第1透明導光素子140に入射する一部の照明光Lは、やはり直接第1透明導光素子140を透過して出射することができ(例えば、全反射ではなく屈折する)、光源モジュールの光学効率に影響を与えることはない。また、図1Bに示されているように、光源モジュールの発光素子130の上方には少なくとも1枚の光学フィルムFMが配置され、光学フィルムFMの上面は光源モジュールの出光面であり、光学モジュールの照明光Lのビームパターンを調整する。
本実施例において、複数の設置領域111は、補助設置領域111CSを更に含む。補助設置領域111CSは、角部の設置領域111Cに隣接する設置領域であり(図1Aに示されているように、補助設置領域111CSの数は8つである)、前記複数の側辺のうちの1つとのみ接続し、その他の側辺とは接続しない設置領域である。光源モジュール100は、第2透明導光素子150を更に備える。本実施例において、第2透明導光素子150は第1透明導光素子140と類似しており、三角柱状の透明導光素子であり、第1光学面OS1、第2光学面OS2、第3光学面OS3を有し、第2透明導光素子150の固定方法も、第1透明導光素子140と類似している。しかし、本実施例において、第2透明導光素子150と第1透明導光素子140の違いは、第2透明導光素子150の設置される設置領域111が第1透明導光素子140とは異なることと、第2透明導光素子150のサイズが第1透明導光素子140よりも小さいことである。ここで、サイズは断面積または長さの大きさを指す。例えば、第2透明導光素子150の断面積は第1透明導光素子140の断面積の50%から80%である。
具体的に、第2透明導光素子150は、補助設置領域111CSにそれぞれ設置される。また、補助設置領域111CSに設置された発光素子130は、第2透明導光素子150と隣接する角部の設置領域111Cとの間に位置する。特に説明すると、他の実施例において、補助設置領域は、角部の設置領域111Cに隣接する設置領域だけに制限されず、補助設置領域111CSに隣接し、且つ前記複数の側辺のうちの1つにのみ接続される設置領域を更に備えていてもよい。
更に具体的には、図1Aに示されているように、本実施例において、第2透明導光素子150の第1光学面OS1は、補助設置領域111CSに隣接する複数の角部の設置領域111C(つまり、第2透明導光素子150に最も近い角部の設置領域111C)に対面し、最も近くに隣接する側辺に垂直に設置される。このように、図1Aと図1Bに示されているように、少なくとも一部の照明光Lは、第2透明導光素子150の第1光学面OS1を通って第2透明導光素子150に入射し、第2光学面OS2と第3光学面OS3を通ることで全反射して、第1光学面OS1を通って第2透明導光素子150から離れ、隣接する(最も近い)角部の設置領域111Cに向かって伝播される。ここで、少なくとも一部の照明光Lは、特定の角度により第2透明導光素子150に入射する照明光Lであり、特定の角度により第2透明導光素子150に入射する照明光Lは、第2光学面OS2と第3光学面OS3を通ることで全反射するため、一部の照明光Lは、やはり直接出射することができ、光源モジュールの光学効率に影響を与えることはない。
また、図1Bに示されているように、本実施例において、第2透明導光素子150と最も近い第1透明導光素子140との間のグリッド120(グリッドセルOPの側壁など)の高さは、側辺SS4上に位置するグリッド120(グリッドセルOPの側壁など)の高さよりも小さく(50%から80%の範囲内)、こうして少なくとも一部の照明光Lは、第2透明導光素子150を通り、全反射によってその進行方向を変え、グリッド120によって遮られることなく、最も近い第2透明導光素子150の角部の設置領域111Cに伝播され、また、照明光Lは透光性素子である第1透明導光素子140を透過でき、更に隣接する角部の設置領域111Cの輝度を補償するために用いられる。
図2Aは、比較例の光源モジュールの概略正面図である。図2Bは、図2Aの光源モジュールの発光面の輝度分布領域を模式的に示した模式図である。図3は、図1Aの光源モジュールの発光面の輝度分布領域を模式的に示した模式図である。図2Bと図3において、網点ドットの密度が低いほど輝度が高くなることを示し、パーセンテージは輝度最大値との比率を示す。また、光源モジュールの設計を5x5のグリッドとして模式的に示している。図2Aに示されているように、光源モジュール100’は、図1Aの光源モジュール100に類似しているが、その違いは図2Aの光源モジュール100’には、第1透明導光素子140と第2透明導光素子150が設置されていないことである。また、図2Bと図3に示されているように、図2Aの光源モジュール100’の輝度分布には明らかな暗い領域がある(図2Bに示されているように、輝度が60%未満の網点ドットの密度の領域)。小面積あたりの測定で得られた輝度最小値と輝度最大値の比率は約60%に過ぎず、車載規格を満たすことができない。一方、図3の光源モジュール100の輝度分布では明らかに改善され、輝度最小値と輝度最大値の車載規格を満たす比率要件である80%を実現できる。
これによって、光源モジュール100は、第1透明導光素子140と第2透明導光素子150の設置により、角の暗い領域を減少させ、車載規格を満たす輝度最小値と輝度最大値の比率要件である80%を実現できる。また、光源モジュール100の複数の発光領域の範囲は、それぞれが大体同じ大きさであるため、後続の局所調光の発光領域の設定が有利である。更に、第1透明導光素子140と第2透明導光素子150の材質は透明であり、特定の角度で第1透明導光素子140と第2透明導光素子150に入射した場合にのみ、照明光Lは全反射して角の領域に導かれる。したがって、ほとんどの照明光Lはやはり直接出射でき、光学モジュールの光学効率に影響を与えないことが分かる。
また、本実施例において、光源モジュール100には、別の透明導光素子を選択的に設置することもできる。以下は、図4を参照しながら、更に説明する。
図4は、本考案の一実施例に基づく他の光源モジュールの概略正面図である。具体的には、図4の実施例において、光源モジュール400は、図1Aの光源モジュール100に類似しているが、以下に述べるような違いがある。本実施例において、光源モジュール400は、複数の第3透明導光素子460を更に備え、第3透明導光素子460と第2透明導光素子150の構造とサイズは同じであり、第3透明導光素子460の固定方法も第2透明導光素子150と類似している。しかし、図4に示されているように、第3透明導光素子460と第2透明導光素子150の設置領域111と設置方向が異なる。更に、本実施例において、複数の設置領域111にはエッジ設置領域111Sも含まれ、エッジ設置領域111Sは、前記複数の側辺のうちの1つとのみ接続し、その他の側辺とは接続されず、また、角部の設置領域111Cには隣接しない設置領域である。第3透明導光素子460は、エッジ設置領域111Sと補助設置領域111CSにそれぞれ設置され、エッジ設置領域111S(または補助設置領域111CS)のいずれかには、発光素子130が第3透明導光素子460と隣接する側辺(側辺SS4など)との間に設置される。つまり、第3透明導光素子460のいずれか1つは、第3透明導光素子460のいずれか1つから最も近い前記複数の側辺のうちの1つまでの最短距離が、同じエッジ設置領域111S(または補助設置領域111CS)にある発光素子130の第3透明導光素子460のいずれか1つから最も近い前記複数の側辺のうちの1つまでの最短距離よりも大きいことを意味する。また、図4に示されているように、第3透明導光素子460の第1光学面OS1は、第3透明導光素子460のいずれか1つから最も近い前記複数の側辺のうちの1つ(側辺SS4など)に対面し、少なくとも一部の照明光Lは、第3透明導光素子460を通って、第3透明導光素子460のいずれか1つから最も近い前記複数の側辺のうちの1つ(側辺SS4など)に伝播される。これにより、光源モジュールの周囲領域の輝度を更に向上させることができる。
また、本実施例において、補助設置領域111CSに設置された第2透明導光素子150と第3透明導光素子460は、一体成形されてL字型の構造を形成することもできる。固定方法としては、例えば、グリッド120と接触する面に接着剤を塗布することによって固定する方法や、グリッド120に第1透明導光素子140を保持するための溝を設置することによって固定する方法などが挙げられる。
このように、第3透明導光素子460を設置することで、一部の照明光Lを基板110の端へとより導くことができ、その結果、光源モジュールの周囲の暗い領域を更に減少させることができる。また、光源モジュール400は図1Aの光源モジュール100と類似した構造を有しているため、光源モジュール400も図1Aの光源モジュール100と同様の機能や効果、利点を実現でき、ここでは詳しい説明を省略する。
また、前述の実施例において、光源モジュール100と400は、グリッド120を備える構造として例示されているが、本考案はこれらに限定されない。その他の実施例において、光源モジュール100はグリッド120を持たず、支持部材が設置された基板110を用いることができる。このようにして、第1透明導光素子140、第2透明導光素子150および/または第3透明導光素子460は、基板110の支持部材を利用して支持され、基板110上に固定されることから、前述した実施例の光源モジュール100、400と同様の機能や効果、利点を実現でき、ここでは詳しい説明を省略する。
以上から、本考案の実施例は、少なくとも以下のいずれか1つの利点または効果を有する。本考案の実施例において、光源モジュールは、第1透明導光素子と第2透明導光素子の設置により、角の暗い領域を減少させ、車載規格を満たす小面積あたりの輝度最小値と輝度最大値の比率要件である80%を実現できる。また、光源モジュールの複数の発光領域の範囲は、それぞれが大体同じ大きさであるため、後続の局所調光の発光領域の設定が有利である。更に、第1透明導光素子と第2透明導光素子の材質は透明であり、特定の角度で第1透明導光素子と第2透明導光素子に入射した場合にのみ、照明光は全反射して角の領域に導かれる。したがって、ほとんどの照明光はやはり直接出射でき、光学モジュールの光学効率に影響を与えない。
以上は本考案の好ましい実施例のみであり、本考案の実施範囲はこれに限定されず、本考案の請求項及び考案内容に基づいて行われた簡単で等価な変更や修正も本考案の請求の範囲内に属する。また、本考案の任意の実施例又は請求項は、本考案が開示する全ての目的又は利点又は特徴を達成する必要がない。また、要約書及び考案の名称は特許検索に利用するためのものであり、本考案の請求の範囲を限定するものではない。また、本明細書又は実用新案登録請求の範囲に言及されている「第1」、「第2」などの用語は、要素(element)に名前を付け、または、異なる実施例又は範囲を区別するためのもののみであり、要素の数量上での上限又は下限を限定するためのものでない。
100、100’、400:光源モジュール
110:基板
111:設置領域
111C:角部の設置領域
111CS:補助設置領域
111S:エッジ設置領域
120:グリッド
130:発光素子
130C:角部の発光素子
140、141、142:第1透明導光素子
150:第2透明導光素子
460:第3透明導光素子
AA:線
FM:光学フィルム
L:照明光
OP:グリッドセル
OS1:第1光学面
OS2:第2光学面
OS3:第3光学面
SS1~SS4:側辺

Claims (12)

  1. 複数の側辺と、同時に前記複数の側辺のうちの2つと隣接する角部の設置領域を含む複数の設置領域を備える基板と、
    前記複数の設置領域にそれぞれ設置され、照明光を提供するために用いられ、前記角部の設置領域に設置される角部の発光素子を備える複数の発光素子と、
    前記基板の前記角部の設置領域に設置され、前記角部の発光素子が少なくとも1つの第1透明導光素子のいずれか1つと前記複数の側辺のうちの前記2つのいずれかとの間に位置する少なくとも1つの第1透明導光素子と、
    を備えることを特徴とする光源モジュール。
  2. 前記基板の前記角部の設置領域において、前記少なくとも1つの第1透明導光素子は2つ存在し、前記角部の発光素子が、前記少なくとも1つの第1透明導光素子の1つと前記複数の側辺のうちの前記1つとの間に位置し、また、もう1つの前記少なくとも1つの第1透明導光素子と前記複数の側辺のうちの前記2つとは別の側辺との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
  3. 前記少なくとも1つの第1透明導光素子のいずれか1つは、三角柱状の透明導光素子であり、第1光学面と、第2光学面と、第3光学面とを備え、前記第1光学面は、前記複数の側辺のうちの前記1つに対面し、前記角部の発光素子から提供される少なくとも一部の前記照明光が、前記第1光学面を通って、前記少なくとも1つの第1透明導光素子に入射し、次に前記第2光学面と前記第3光学面を通ることで全反射して、前記第1光学面を通って前記少なくとも1つの第1透明導光素子から離れ、前記複数の側辺のうちの前記1つに向かって伝播されることを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
  4. 前記複数の設置領域は、前記角部の設置領域に隣接し、且つ前記複数の側辺のうちの前記1つとのみ接続する設置領域である補助設置領域を更に含み、
    また、前記補助設置領域に設置され、前記補助設置領域内で前記発光素子が第2透明導光素子と隣接する前記角部の設置領域との間に位置する第2透明導光素子を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
  5. 前記第2透明導光素子は、三角柱状の透明導光素子であり、第1光学面と、第2光学面と、第3光学面とを備え、前記第2透明導光素子の前記第1光学面は、隣接する前記角部の設置領域に対面し、少なくとも一部の前記照明光が、前記第2透明導光素子の前記第1光学面を通って前記第2透明導光素子に入射し、次に前記第2透明導光素子の前記第2光学面と前記第3光学面を通ることで全反射して、前記第1光学面を通って前記第2透明導光素子から離れ、隣接する前記角部の設置領域に伝播されることを特徴とする請求項4に記載の光源モジュール。
  6. 前記第2透明導光素子のサイズは、それぞれの前記少なくとも1つの第1透明導光素子のサイズよりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の光源モジュール。
  7. 前記複数の設置領域が前記複数の側辺のうちの前記1つとのみ接続し、且つ前記角部の設置領域とは隣接しない設置領域であるエッジ設置領域を更に含み、
    また、前記補助設置領域と前記エッジ設置領域内にそれぞれ設置され、前記補助設置領域と前記エッジ設置領域内のいずれかで、前記発光素子が複数の第3透明導光素子のいずれか1つと隣接する前記複数の側辺のうちの前記1つとの間に設置される複数の第3透明導光素子を、更に備えることを特徴とする請求項4に記載の光源モジュール。
  8. 前記複数の第3透明導光素子のいずれか1つは、三角柱状の透明導光素子であり、第1光学面と、第2光学面と、第3光学面とを備え、前記複数の第3透明導光素子のいずれか1つの前記第1光学面は、前記複数の第3透明導光素子のいずれか1つから最も近い前記複数の側辺のうちの前記1つに対面し、少なくとも一部の前記照明光が、前記複数の第3透明導光素子の前記第1光学面を通って前記複数の第3透明導光素子に入射し、次に前記複数の第3透明導光素子の前記第2光学面と前記第3光学面を通ることで全反射して、前記第1光学面を通って前記複数の第3透明導光素子から離れ、前記複数の第3透明導光素子から最も近い前記複数の側辺のうちの前記1つに伝播されることを特徴とする請求項7に記載の光源モジュール。
  9. 前記複数の第3透明導光素子のいずれか1つのサイズは、前記第2透明導光素子のサイズと同じであることを特徴とする請求項7に記載の光源モジュール。
  10. 前記複数の発光素子がそれぞれ設置された複数のグリッドセルを備え、前記少なくとも1つの第1透明導光素子と最も近い前記第2透明導光素子との間のグリッドの高さが、前記複数の側辺に位置するグリッドの高さよりも小さいグリッドを、更に備えることを特徴とする請求項4に記載の光源モジュール。
  11. 前記角部の設置領域に設置された2つの前記少なくとも1つの第1透明導光素子が一体成形されることを特徴とする請求項2に記載の光源モジュール。
  12. 前記複数の発光素子がそれぞれ設置された複数のグリッドセルを備え、前記複数のグリッドセルがそれぞれ前記複数の設置領域に対応するグリッドを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の光源モジュール。
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