JP3246481U - 睡眠用アイマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーが睡眠姿勢を調整した際に、片耳の圧力によって片耳の音量の変化で引き起こされる音量のアンバランスを軽減し、耳の不快感や睡眠の妨げを軽減または解消することができる睡眠用アイマスクを提供する。【解決手段】睡眠用アイマスクは、本体1と固定部材2とを備える。本体は、オーディオ制御モジュールを備え、オーディオ制御モジュールには、オーディオ再生部とセンサーが設けられる。オーディオ再生部によって耳に供給される音量を検出するセンサーを使用することで、両耳にアンバランスな音量信号がある場合、そのアンバランスな音量信号は、オーディオ制御モジュールによって検出でき且つアンバランスな音量信号を調整してオーディオ再生部に出力する。これによって、両耳に供給される音量のバランスが再調整される。【選択図】図1

Description

本考案は、アイマスクに関し、特に、リラックスして睡眠支援を実現可能な睡眠用アイマスクに関する。
人々は、仕事や生活のストレスにより、不眠などの睡眠障害に悩まされることが多い。不眠症を改善するには、薬や物理的な方法などさまざまな方法がある。薬物療法は直接的に効果があるが、長期間または過剰に薬物を使用すると、依存性や副作用が引き起こす可能性がある。一方で、物理的な方法は、人体を睡眠前にリラックス状態にさせ、睡眠状態に対する外界の影響を可能な限り遮断することで不眠症を改善する。物理的な方法はたくさんあるが、睡眠用アイマスクは、現在市場に販売されている睡眠支援グッズの1つである。
アイマスクを着用することで、外光による目への刺激を軽減し、松果体からのメラトニンの分泌を促進することができる。メラトニンは、主に睡眠質改善、寝つき時間および起床時間短縮可能な成分として知られており、睡眠質向上および睡眠中に目が覚める回数を大幅に減らすことができる。また、アイマスクには、リラックスできる音声や音楽を再生するオーディオ再生装置を搭載することもできる。この構造によって、体をリラックスさせ、効果的に睡眠を促進できる。しかし、ユーザーが入眠する際、体を横向きにしたり体を動いたりすると、オーディオ再生装置の一部が押圧され、押圧された部分では、オーディオ再生装置の音量が変化し、両耳に供給される音量のバランスに影響を与える場合がある。このような音量のアンバランスにより、両耳に不快感が生じ、睡眠に影響を与え、場合によって、突然の音量が変化することで、目が覚めてしまうこともある。
本考案の目的は、睡眠用アイマスクを提供することである。ユーザーの睡眠姿勢や状態に応じて両耳の音量がアンバランスであるかどうかを判断し、アンバランスな音量信号を直ちに調整してバランスの取れた音量を出力し、ユーザーの睡眠状態に対する悪影響を改善する。
本考案は、以下の手段で実現される。
本考案は、目を覆うための本体と本体を頭部に固定するための固定部材とを備え、本体は、人の目から少なくとも耳まで延在するように構成され、本体には、制御回路が設けられ、制御回路は、少なくともオーディオ制御モジュールを備え、オーディオ制御モジュールには、オーディオ再生部が設けられ、オーディオ再生部は耳に対応する位置に配置され、オーディオ制御モジュールは、異なるオーディオ再生部によって耳に供給される音量のバランスが取れているかどうかを検出するための少なくとも1つのセンサーに接続され、センサーは、耳に供給されるアンバランスな音声信号をオーディオ制御モジュールに送信し、オーディオ制御モジュールは、アンバランスな音声信号に基づいて音声信号を処理し且つ対応のオーディオ再生部を調整し、バランスを取れた音量信号を耳に供給する、睡眠用アイマスクを提供する。
好ましくは、前記センサーは、制御モジュールの通信ポートに接続されるジャイロスコープである。
好ましくは、前記センサーは、本体の耳に対応する位置に設置されかつ制御モジュールの通信ポートに接続される圧力センサーである。
好ましくは、前記センサーは、本体の耳に対応する位置に設置され且つ制御モジュールの通信ポートに接続されるフィードバック収音マイクである。
好ましくは、前記本体の内側にある目に対応する位置に、誘導、目覚ましまたは雰囲気を変えるために使用される照明装置が設けられる。
好ましくは、前記本体は、前カバー本体と後カバー本体とで組み立てられ、前カバー本体と後カバー本体は少なくともスポンジパットで構成され、前カバー本体および/または後カバー本体に、制御回路およびオーディオ再生部を取り付けるための固定溝が設けられる。
好ましくは、制御回路を取り付けるための固定溝の少なくとも1つの側面は、本体の縁部に延伸するように構成され且つ開口を備え、取り付ける時、制御回路は、前記開口を介して、組み立て後の本体に挿入して固定される。
好ましくは、前記前カバー本体と後カバー本体の外側は、布地層で覆われ、布地層の縁部は、前記前カバー本体と後カバー本体のスポンジパットの縁部を覆って前カバー本体と後カバー本体とを粘着固定する。
好ましくは、前記本体の目に対応する側面に、照明装置を取り付けるための窓部を設ける。
好ましくは、前記本体の内側の目に対応する位置に、アイパッドが設けられ、アイパッドは、目の輪郭に沿って配置された環状パッドシートであり、アイパッドは、本体の内側面に着脱自在に装着される。
好ましくは、前記本体において、アイパッドを取り付ける位置に取付溝が設けられ、前記アイパッドは、磁気吸着構造により、取付溝内に着脱可能に固定される。
好ましくは、前記固定部材は、本体の両側に延伸するように設置された2つの固定ヘッドバンドを備え、2つの固定ヘッドバンドは、面ファスナー構造によって接続され、面ファスナー構造は、フック状貼付部と毛面貼付部とで構成され、フック状貼付部に阻止層が設けられ、阻止層は圧縮可能に構成され、非圧縮状態では、阻止層は、フック状貼付部と毛面貼付部の引っ掛かりを阻止し、圧縮状態では、フック状貼付部が毛面貼付部に引っ掛かる。
好ましくは、前記阻止層の高さは、フック状貼付部中のフック構造の高さ以上である。
好ましくは、前記阻止層は、所定の図形で、フック状貼付部に配置される。
従来技術と比較して、本考案の有利な効果は以下である。再生装置によって耳に供給される音量を検出するセンサーを使用することで、両耳にアンバランスな音量信号がある場合、そのアンバランスな音量信号は、オーディオ制御モジュールによって検出でき且つアンバランスな音量信号を調整してオーディオ再生部に出力する。これによって、両耳に供給される音量のバランスが再調整され、ユーザーが睡眠姿勢を調整した際に、片耳の圧力にって片耳の音量の変化で引き起こされる音量のアンバランスを軽減し、耳の不快感や睡眠の妨げを軽減または解消することができる。
本考案の実施形態における技術的な手段をより明確に説明するために、以下の添付図面を参照しながら詳細を説明する。
本考案の斜視図である。 図1に示す構造の分解図である。 本考案の構造を別の角度から見た時の分解図である。 面ファスナー(ベルクロ(登録商標)、マジックテープ(登録商標))の概略構造図である。
図1は、睡眠用アイマスク(スリープマスク)を示している。本考案の睡眠用アイマスクは、目を覆うための本体(1)と、本体(1)を頭部に固定するための固定部材(2)とを備える。本体(1)は、人の目から少なくとも耳まで延在するように設けられる。本体(1)には、制御回路(3)が設けられる。制御回路(3)には、少なくともオーディオ制御モジュールを備え、オーディオ制御モジュールは、オーディオ再生部(4)を備え、オーディオ再生部(4)は、人の耳のそれぞれに対応する位置に設置される。オーディオ制御モジュールは、異なるオーディオ再生部(4)によって耳に供給される音量のバランスがとれているかどうか(音量の不平衡があるかどうか)を検出するための少なくとも1つ種類のセンサーに接続される。センサーは、耳に供給されるアンバランスな(不平衡な)音量信号をオーディオ制御モジュールに送信し、オーディオ制御モジュールは、アンバランスな音量信号に基づいて音量信号を処理し、且つ対応のオーディオ再生部(4)を調整し、バンラスを取れた音量信号を耳に供給(出力)する。通常は、上述したオーディオ再生部(4)がスピーカーである。睡眠用アイマスク全体の体積および重量を軽減するには、より小型で軽量なスピーカーを使用することができる。センサーは、再生部が耳に供給する音量を検出または推定するために使用され、両耳の間でアンバランスな音量信号がある場合、当該信号は、オーディオ制御モジュールによって検出され、且つオーディオ制御モジュールがそのオーディオ信号を調整してオーディオ再生部(4)に出力する。それによって、両耳に供給される音量のバランスが調整されることができ、ユーザーが姿勢を調整する際に、片耳への圧力変化で片耳の音量変化によって引き起こされるアンバランスな音量の問題を軽減し、耳の不快感や睡眠への影響を軽減または解消できる。
アンバランスな音量信号があるかどうかを識別できるように、前記センサーは、様々な方法で検出することができる。検出方法が異なれば、異なるセンサーおよび分析方法を使用でき、以下、各種類のセンサーについて詳しく説明する。
ある実施形態では、センサーがジャイロスコープである。実際の需要に応じて、適切なジャイロスコープ統合チップを使用できるが、一般的に、2軸以上を実現できるジャイロスコープを選択すれば良い。ジャイロスコープにおける対応の通信ポートが制御モジュールにおける主制御チップに接続される。人の頭部が横を向いたとき、ジャイロスコープは、横回転などの位置と角度を直ちに検出し、検出された位置および角度のデータに基づいて、耳への圧力変化で生じられた両耳の音声のアンバランスの問題が発生したかとうかを判断する。通常、耳に圧力がかかっていると、音量が増加する。両耳の音量のアンバランスを判断した場合、制御回路(3)がオーディオ制御モジュールに制御信号を出力し、両耳の音量のバランスをとれるように、圧力がかかっている耳のオーディオ再生音量を調整する。ジャイロスコープセンサーは、耳の音量変化を直接検出しないが、設計者の設計経験により、ジャイロスコープの位置および角度のデータ変化に基づいて音量のアンバランス度を判断し、適切な音量変化値に調整することができる。前記ジャイロスコープのチップは、制御回路(3)に直接設置できるため、システム全体の設計が簡素化できる。
別の実施形態では、センサーが圧力センサーである。圧力センサーは、本体(1)が耳と接触する位置に設置され、各圧力センサーの通信ポートが制御モジュールに接続する。前述したように、一般的に、人の耳に圧力がかかると、耳が感じる音量が高くなるため、耳に圧力センサーを設置することによって、耳に圧力がかかっているかどうかを直接検出し、圧力の状態を検出することができる。制御モジュールの主制御チップは、圧力変化の信号などに基づいて、圧力の有無と圧力の程度を判断し、それに応じて圧力がかかられた耳の音量を下げて、両耳の音量バランスを調整することができる。
別の実施形態では、センサーは、本体(1)における耳に対応する位置に設置されるフィードバック収音マイクである。耳に入ってくる音声をマイクで直接収音することができる。両耳のマイクが収音した信号の強度を比較することで、音量のアンバランスがあるかどうかを判断し、その後、制御モジュールの主制御チップは、マイクが収音した音量の信号に基づいて、耳の音量をそれぞれ調整し、両耳の望ましいバランスを取ることができる。この実施形態の利点は、耳への圧力による音量のアンバランスに加え、音声の反射や耳の外にある他の物体によって形成された音量の増加も検出できるため、より多くの用途に適用できることである。
睡眠用アイマスクを着用すると、外光が目に入るのを防ぎ、眠りやすい状態になるが、外光を完全に遮断してしまうと、夜明けなどの外光の変化を目で感じることができず、起きる時間に、目が覚めないおそれがある。目覚ましい時計、携帯電話、時計などのデバイスを通じて、睡眠から目覚めることもできるが、睡眠用アイマスクが同様の機能を実現できればより理想的である。よって、本考案の睡眠用アイマスクには、音声再生装置が設けられており、起床時刻を設定しておけば、小さな音を鳴らして目覚まし機能を実現することができる。また、光の変化をシミュレートできるように、本体(1)の内側において、目に対応する位置に、照明装置(6)を設けることができる。音声再生装置と照明装置(6)とを組み合わせることで、より効果的な覚醒効果が得られ、アイマスクを外す時に、目が外部環境の光の変化に適応できる効果を奏する。また、精神的なストレス状態の人は、眠りにつくために緊張を緩める必要があるため、本考案の睡眠用アイマスクには、リラックスできる柔らかい音や音楽を再生することで緊張を和らげる音声再生装置が装備されている。また、当該音声再生装置が呼吸調整と組み合わせることができれば、より快適に改善することができる。そのため、前記照明装置(6)は、呼吸調整を誘導できるように構成されており、明暗変化の一定のリズムにより、ユーザーが照明の明暗に従って呼吸を調整し、完全に没入できる環境で癒しの体験を実感することができる。照明装置(6)は、制御回路(3)によって制御され、異なる使用場面に応じて、明暗、色、漸変形式などを自由に調整することができる。なお、本考案の照明装置(6)は、睡眠または目覚ましの機能に限定されない。また、照明装置(6)の取り付けを容易にするために、本体(1)において、目に対応する位置に、照明装置(6)を取り付けるための窓部が設けられている(図3を参照)。
制御回路(3)、オーディオ再生部(4)、センサーまたは照明装置(6)などの上述した電子装置を本体(1)に取り付ける時に、組み立ての利便性および配置の美観を改善するために、考案者は、本体(1)のより合理的な構造を設計した。本体(1)は、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)とで組み立てられる。上述した電子装置が前カバー本体(11)と後カバー本体(12)との間に取り付けられることができる。上述した組み立ては、例えば、粘着、縫合せ、または熱着などの方法を使用することができる(図2および図3を参照)。ユーザーの装着感を考慮して、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)とは、例えば、少なくともスポンジパットで構成されてもよい。また、組立担当者にとって電子装置を適切な位置に迅速かつ正確に取り付けることを容易にするために、前カバー本体(11)および/または後カバー本体(12)に、制御回路(3)およびオーディオ再生部(4)を配置するための固定溝が設けられている。固定溝は、異なる電子装置の全体的な形状およびサイズに応じるように設計されており、配置されたい電子装置が固定溝によりよくフィットできる。これによって、安定した固定ができるとともに、電子装置が本体(1)からはみ出すことがなく、装着時の不快感や全体の美観に影響を与えない。
制御回路(3)など一部の電子装置は、一度に本体(1)に組み込むことは難しい。ユーザーが操作しやくするために、制御回路(3)の一部のボタンや充電用インターフェースを表面に露出させる必要がある。そのため、本体(1)の制御回路(3)の固定溝付近の縁部に開口が設けられ、本体(1)の前カバー本体(11)と後カバー本体(12)との組み立てが完成した後、当該開口を介して、制御回路(3)を対応の固定溝内に取り付け、そして、他の電子装置を接続ポートにより制御回路(3)に接続させ、最後に、制御回路(3)を固定溝に固定すれば、すべての取り付け作業が完了することができる。
睡眠用アイマスク全体の美観をさらに向上させるため、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)の外側はそれぞれ布地層で覆われてもよい。この場合、ユーザーが好みに応じて異なる布地層を選択して睡眠用アイマスクの外観をマスタマイズすることができる。布地層の縁部は、前記前カバー本体(11)と後カバー本体(12)とのスポンジパットの縁部を覆った後、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)とを粘着して固定させ、これによって、すっきりとした形状と美しい美観を得ることができる。
睡眠用アイマスクは長時間の使用によって目の周りが破損することを考慮し、本体(1)内側の目に対応する位置に、アイパッド(13)が設けられても良い。アイパッド(13)は、全体が目の輪郭に沿って配置された環状パッドシートであり、アイパッド(13)は本体(1)の内側面に着脱自在に装着される。アイパッド(13)は、異なるユーザーの顔形状または需要に応じて、適切なアイパッド(13)を使用することができる。また、アイパッド(13)は、破損した場合に、他の部材の通常の動作に影響を与えることなく交換できる。アイパッド(13)の取付および固定を容易にするために、本体(1)にアイパッド(13)を取り付ける位置に取付溝が設けられ、前記アイパッド(13)は、磁気吸着構造により、取付溝内に着脱可能に固定されてもよい。
睡眠用アイマスクは、様々な構造によって頭部に固定することができるが、本考案の実施形態では、好ましくは、面ファスナー付きヘッドバンドを使用して実施する。具体的に、固定部材(2)は、本体(1)から両側に延びるように設置される2つの固定ヘッドバンド(5)を備える。前記固定ヘッドバンド(5)同士は、面ファスナー(面ファスナー、マジックテープ)で接続される。面ファスナーは、衣服に繰り返し固定接続するために使用される部材であるが、既存の面ファスナーの使用にはいつくかの問題がある。例えば、面ファスナーのフック状貼付部(51)には、複数の小さなフック構造を有し、毛面貼付部(52)との粘着性を高めるために、これらの小さなフック構造が強い引っ掛かり性能を有するため、他の種類の生地にフック状貼付部(51)が引っ掛かりやすく、場合によって、引き剥がされると、生地毛抜けが発生する。この問題を解決するために、考案者は、既存の面ファスナー構造を改良した。具体的に、本考案の面ファスナー構造は、フック状貼付部(51)と毛面貼付部(52)とで構成され、フック状貼付部(51)に、阻止層(53)が設けられ、前記阻止層(53)は圧縮可能に構成されている。非圧縮状態では、阻止層(53)は、フック状貼付部(51)と毛面貼付部(52)との引っ掛かりを防ぎ(阻止)、圧縮状態では、フック状貼付部(51)が毛面貼付部(52)と引っ掛かることができる(図4を参照)。阻止層(53)がフック状貼付部(51)の小さなフック構造と外部とを隔離できるため、布地が誤って面ファスナー構造のフック状貼付部(51)に接触する場合、阻止層(53)は、フック状貼付部(51)の小さなフック構造が布地表面に引っ掛かることを防ぐことができる。面ファスナー構造を粘着したい場合、毛面貼付部(52)がフック状貼付部(51)の上に置き、そして、毛面貼付部(52)とフック状貼付部(51)との粘着部位を押すことで、阻止層(53)が圧縮状態に形成され、フック状貼付部(51)の小さなフックが阻止層(53)から外部に露出し且つ毛面貼付部(52)の毛面に引っ掛かって粘着する。両者の間の接着力により、阻止層(53)を圧縮状態に保つことができる。このような設計により、面ファスナー構造の粘着機能を確保しつつ、フック状貼付部(51)に他の布地が接触することによる脱毛問題も回避することができる。より具体的に、阻止層(53)の高さは、フック状貼付部(51)中のフック構造の高さ以上である必要がある。また、阻止層(53)に装飾効果や識別効果を与えるために、阻止層(53)が、例えば装飾模様や商標などの所定の図形で、フック状貼付部(51)に配置されることができる。
また、本考案の睡眠用アイマスクは、使用の需要に応じて、脳波認識回路を搭載することができる。睡眠用アイマスクの表面に脳波センサーを設置することで、人間の脳の活動情報が収集され、制御回路(3)が識別してオーディオ再生部(4)および/または照明装置(6)などを制御し、より良い睡眠支援または目覚まし機能を提供することができる。
以上の内容は、本考案の好ましい実施形態に過ぎず、本考案の範囲を限定するものではない。本考案の技術的な思想の下で行われるあらゆる修正、等価置換および改良はいずれも本考案の保護の範囲に含まれる。

Claims (9)

  1. 睡眠用アイマスクであって、
    目を覆うための本体(1)と、本体(1)を頭部に固定するための固定部材(2)とを備え、
    本体(1)は、人の目から少なくとも耳まで延在するように構成され、本体(1)には、制御回路(3)が設けられ、制御回路(3)は、少なくともオーディオ制御モジュールを備え、オーディオ制御モジュールには、オーディオ再生部(4)が設けられ、オーディオ再生部(4)は耳に対応する位置に配置され、
    前記本体(1)は、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)とで組み立てられ、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)は少なくともスポンジパットで形成され、前カバー本体(11)および/または後カバー本体(12)に、制御回路(3)およびオーディオ再生部(4)を取り付けるための固定溝が設けられ、制御回路(3)を取り付けるための固定溝の少なくとも1つの側面は、本体(1)の縁部に延伸するように構成され且つ開口を備え、取り付ける際に、制御回路(3)は、前記開口を介して、組み立て後の本体(1)に挿入して固定される、ことを特徴とする睡眠用アイマスク。
  2. 前記前カバー本体(11)と前記後カバー本体(12)の外側は、布地層で覆われており、前記布地層の縁部は、前記前カバー本体(11)と後カバー本体(12)のスポンジパットの縁部を覆って、前カバー本体(11)と後カバー本体(12)とを粘着固定させる、ことを特徴とする請求項1に記載の睡眠用アイマスク。
  3. 前記本体(1)の内側の目に対応する位置に、誘導、目覚ましまたは雰囲気を変えるために使用される照明装置(6)が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の睡眠用アイマスク。
  4. 前記本体(1)の目に接触する側面に、照明装置(6)を取り付けるための窓部を設ける、ことを特徴とする請求項3に記載の睡眠用アイマスク。
  5. 前記本体(1)の内側の目に対応する位置に、アイパッド(13)が設けられ、アイパッド(13)は、目の輪郭に沿って配置された環状パッドシートであり、アイパッド(13)は、本体(1)の内側面に着脱自在に装着される、ことを特徴とする請求項1に記載の睡眠用アイマスク。
  6. 前記固定部材(2)は、本体(1)から両側に延伸するように設置される2つの固定ヘッドバンド(5)を備え、前記2つの固定ヘッドバンド(5)が面ファスナー構造によって接続され、前記面ファスナー構造は、フック状貼付部(51)と毛面貼付部(52)とで構成され、フック状貼付部(51)に阻止層(53)が設けられ、前記阻止層(53)は圧縮可能に構成され、非圧縮状態では、阻止層(53)がフック状貼付部(51)と毛面貼付部(52)との引っ掛かりを阻止し、圧縮状態では、フック状貼付部(51)が毛面貼付部(52)に引っ掛かる、ことを特徴とする請求項1に記載の睡眠用アイマスク。
  7. 前記阻止層(53)の高さは、フック状貼付部(51)中のフック構造の高さ以上である、ことを特徴とする請求項6に記載の睡眠用アイマスク。
  8. 前記阻止層(53)は、所定の図形で、フック状貼付部(51)に配置される、ことを特徴とする請求項7に記載の睡眠用アイマスク。
  9. 前記オーディオ制御モジュールは、異なるオーディオ再生部(4)によって耳に供給される音量のバランスが取れているかどうかを検出するための少なくとも1つのセンサーを備え、前記センサーは、耳に供給されるアンバランスな音声信号をオーディオ制御モジュールに送信し、オーディオ制御モジュールは、アンバランスな音声信号に基づいて音声信号を処理し且つ対応のオーディオ再生部(4)を調整して、バランスを取れた音量信号を耳に供給する、ことを特徴とする請求項1に記載の睡眠用アイマスク。
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