JP3246415U - Lid - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋本体が破損することを抑制しつつタンクの内部にボールタップを設けることができる蓋体を提供することを目的とする。【解決手段】蓋体10は、蓋本体20よりも剛性が高く、蓋本体20に固定される補強板30と、ボールタップ80と連通するように一端部がボールタップ80に接続され、補強板30を介して蓋本体20に固定され、供給管2と連通するように他端部が供給管2に接続され、接続管60と供給管2とが接続されて構成される配管が蓋本体20を貫通してタンク1の内部まで延びるように設けられる接続管60とを備え、ボールタップ80は、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、液体の液位が所定の液位A未満である場合には、接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給し、液体の液位が所定の液位Aである場合には、接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給しない。【選択図】図2[Problem] To provide a lid body that can provide a ball tap inside a tank while preventing the lid body from being damaged. [Solution] The lid body 10 is provided with a reinforcing plate 30 that is more rigid than the lid body 20 and is fixed to the lid body 20, and a connecting pipe 60 that is connected to the ball tap 80 at one end so as to communicate with the ball tap 80, is fixed to the lid body 20 via the reinforcing plate 30, and is connected to the supply pipe 2 at the other end so as to communicate with the supply pipe 2, and is provided so that the piping formed by connecting the connecting pipe 60 and the supply pipe 2 penetrates the lid body 20 and extends to the inside of the tank 1. When the lid body 20 is attached to the tank 1, the ball tap 80 supplies the liquid supplied from the supply pipe 2 through the connecting pipe 60 to the tank 1 when the liquid level is below a predetermined liquid level A, and does not supply the liquid supplied from the supply pipe 2 through the connecting pipe 60 to the tank 1 when the liquid level is the predetermined liquid level A. [Selected Figure] Figure 2
Description
本考案は、蓋体に関する。 This invention relates to a lid body.
たとえば、特許文献1には、ボールタップをタンクの中に入れ蓋からホースの接続口を出し、交互に閉めたゴムパッキングとナットで防水し、水道の蛇口からホースでボールタップに繋ぐことが開示されている。
For example,
ところで、蓋本体が破損することを抑制しつつタンクの内部にボールタップを設けることが望まれている。 However, it is desirable to provide a ball tap inside the tank while preventing damage to the lid body.
そこで、本考案は、蓋本体が破損することを抑制しつつタンクの内部にボールタップを設けることができる蓋体を提供することを目的とする。 Therefore, the purpose of this invention is to provide a lid body that can accommodate a ball tap inside the tank while preventing damage to the lid body.
(1) 本考案の蓋体は、タンクの開口部を塞ぐように、前記タンクに取り付けられる蓋本体と、前記蓋本体よりも剛性が高く、前記蓋本体に固定される補強板と、前記蓋本体が前記タンクに取り付けられた状態において、前記タンクの内部に位置するように設けられるボールタップと、前記ボールタップと連通するように一端部が前記ボールタップに接続されかつ前記補強板を介して前記蓋本体に固定される接続管であって、前記蓋本体が前記タンクに取り付けられた状態において、前記タンクに液体を供給するために前記タンクの外部に設けられる供給管と連通するように他端部が前記供給管に接続されかつ前記接続管と前記供給管とが接続されて構成される配管が前記蓋本体を貫通して前記タンクの外部から前記タンクの内部まで延びるように設けられる接続管とを備え、前記ボールタップは、前記蓋本体が前記タンクに取り付けられた状態において、前記タンクに貯留されている前記液体の液位が所定の液位未満である場合には前記接続管を介して前記供給管から供給される前記液体を前記タンクに供給し、前記タンクに貯留されている前記液体の液位が前記所定の液位である場合には前記接続管を介して前記供給管から供給される前記液体を前記タンクに供給しないことを特徴とする。 (1) The lid body of the present invention comprises a lid body attached to the tank so as to close the opening of the tank, a reinforcing plate fixed to the lid body and having a higher rigidity than the lid body, a ball tap provided to be located inside the tank when the lid body is attached to the tank, and a connecting pipe having one end connected to the ball tap and fixed to the lid body via the reinforcing plate so as to communicate with the ball tap, and having the other end connected to a supply pipe provided outside the tank to supply liquid to the tank when the lid body is attached to the tank. The tank is provided with a connecting pipe that is provided so that the piping formed by connecting the connecting pipe and the supply pipe penetrates the lid body and extends from the outside of the tank to the inside of the tank, and the ball tap is characterized in that, when the level of the liquid stored in the tank is below a predetermined level in a state in which the lid body is attached to the tank, the ball tap supplies the liquid supplied from the supply pipe through the connecting pipe to the tank, and when the level of the liquid stored in the tank is the predetermined level, the ball tap does not supply the liquid supplied from the supply pipe through the connecting pipe to the tank.
(2) 上記(1)の蓋体においては、天板部を有し、前記天板部は、前記天板部の中央部において平板部を有し、前記補強板は、前記平板部と平行に設けられ、前記平板部に固定されることが好ましい。 (2) It is preferable that the lid body of (1) above has a top plate portion, the top plate portion has a flat plate portion in the center of the top plate portion, and the reinforcing plate is arranged parallel to the flat plate portion and fixed to the flat plate portion.
(3) 上記(2)の蓋体においては、前記天板部の天面部は、凹部を有し、前記平板部は、前記凹部の底面を形成していることが好ましい。 (3) In the lid body of (2) above, it is preferable that the top surface of the top plate has a recess, and the flat plate forms the bottom surface of the recess.
(4) 上記(2)または(3)の蓋体においては、前記平板部を挟んで設けられる2つの前記補強板を備えることが好ましい。 (4) In the lid body of (2) or (3) above, it is preferable to have two reinforcing plates arranged on either side of the flat plate portion.
(5) 上記(2)または(3)の蓋体においては、前記接続管は、前記平板部と前記補強板とを貫通するように設けられることが好ましい。 (5) In the cover body of (2) or (3) above, it is preferable that the connection pipe is arranged to penetrate the flat plate portion and the reinforcing plate.
本考案によれば、蓋本体が破損することを抑制しつつタンクの内部にボールタップを設けることができる蓋体を提供することが可能となる。 This invention makes it possible to provide a lid body that can accommodate a ball tap inside the tank while preventing damage to the lid body.
以下、本考案の実施形態に係る蓋体10について、図1~図4を参照しながら説明する。
The
図1に示すように、蓋体10は、タンク1に取り付けられている。詳細は後述するが、蓋体10は、供給管2の一端部に接続されており、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位A(図4を参照)未満である場合には供給管2から供給される液体をタンク1に供給し、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位Aである場合には供給管2から供給される液体をタンク1に供給しない。たとえば、液体は、水である。供給管2は、タンク1に液体を供給するために、タンク1の外部に設けられている。たとえば、供給管2の他端部は、蛇口(図示せず)またはバルブ(図示せず)等を介して水道管(図示せず)等に接続されている。蛇口またはバルブ等を開くことによって、水道管から供給管2に水道水が供給され、供給管2の一端部から水道水が流出する。
As shown in FIG. 1, the
タンク1は、タンク1に貯留されている液体をタンク1の外部に排出するための排出管3に接続されている。たとえば、排出管3の一端部は、タンク1の内部に位置しており、排出管3の他端部は、ポンプ(図示せず)等に接続されている。ポンプを駆動することによって、タンク1の内部に貯留されている液体が、排出管3の一端部から吸引され、タンク1の外部に排出される。
The
蓋体10を用いることによって、蛇口またはバルブ等を開いた状態にしておいたとしても、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位Aになった場合に、タンク1に液体が供給されなくなるので、蛇口またはバルブ等を閉めなくても、タンク1から液体が漏れることを抑制できる。また、蓋体10を用いることによって、蛇口またはバルブ等を開いた状態にしておけば、タンク1から液体が排出されてタンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位A未満になった場合に、蛇口またはバルブ等を開く操作を行うことなく、タンク1に液体を補充することができる。
By using the
図2~図4に示すように、蓋体10は、蓋本体20と、2つの補強板30,40と、締結具50と、接続管60と、締結具70と、ボールタップ80とを備えている。図2は、蓋体10とタンク1とを分解し、蓋体10と供給管2とを分解した分解斜視図である。ここで、タンク1については、後述する口部1aのみ示している。図4は、貫通孔21dの中心および貫通孔21fの中心を通る断面図である。
As shown in Figures 2 to 4, the
蓋本体20は、タンク1の開口部を塞ぐように、タンク1に取り付けられる。本実施形態では、タンク1は、上方に開口する円筒状の口部1aを有しており、蓋本体20は、口部1aの開口部を塞ぐようにタンク1に着脱可能に取り付けられる。口部1aの内面には、蓋本体20の側板部24の外面に形成されているネジ山(図示せず)と螺合するネジ山(図示せず)が形成されており、蓋本体20は、これらのネジ山が螺合することによってタンク1に取り付けられる。たとえば、蓋本体20は、樹脂等によって形成される。蓋本体20は、天板部21と、側板部22と、連結板部23と、側板部24と、底板部25とを有している。
The
天板部21は、平板部21aと、突出部21bと、平板部21cと、貫通孔21dと、複数の貫通孔21eと、複数の貫通孔21fとを有している。平板部21aは、平板状であり、円環状に設けられている。突出部21bは、平板部21aの内周部から内方に向かうに連れて底板部25側とは反対側に位置するように延び、平板部21aの内周部に沿って環状に設けられている。突出部21bの内周部は、矩形状であり、底板部25側に屈曲している。平板部21cは、平板状であり、矩形状に設けられている。平板部21cの外周部は、突出部21bの内周部に接続されている。平板部21cは、天板部21の中央部に設けられている。天板部21の天面部は、突出部21bおよび平板部21cによって形成されている凹部を有し、平板部21cは、当該凹部の底面を形成している。貫通孔21dは、接続管60が挿通される貫通孔であり、平板部21cの中央部を貫通している。複数の貫通孔21eは、2つの補強板30,40を蓋本体20に固定するための貫通孔であり、平板部21cの外周部に沿って間隔を空けて設けられ、平板部21cを貫通している。複数の貫通孔21fは、2つの補強板30,40を介して接続管60を蓋本体20に固定するための貫通孔であり、貫通孔21dの外周部に沿って等間隔を空けて設けられ、平板部21cを貫通している。
The
側板部22は、天板部21の外周部から底板部25側に延び、天板部21の外周部に沿って環状に設けられている。
The
連結板部23は、側板部22の天板部21側とは反対側の端部から内方に向かって延び、当該端部に沿って環状に設けられている。
The connecting
側板部24は、連結板部23の内周部から底板部25側に延び、連結板部23の内周部に沿って環状に設けられている。上述したように、側板部24の外面には、口部1aの内面に形成されたネジ山(図示せず)と螺合するネジ山(図示せず)が形成されている。
The
底板部25は、側板部24の連結板部23側とは反対側の端部から内方に向かって延び、当該端部に沿って環状に設けられている。底板部25の内周部25aは、矩形状である。内周部25aによって形成される貫通孔は、補強板40等を蓋本体20の内部に入れて蓋本体20に固定したりできるような大きさに形成されている。
The
補強板30は、蓋本体20よりも剛性が高く、蓋本体20に固定されている。補強板30は、平板部21cと平行に設けられ、平板部21cに固定されている。補強板30は、矩形状であり、補強板30の外周部は、平板部21cの外周部に沿って設けられている。たとえば、補強板30は、金属等によって形成される。補強板30は、貫通孔31と、複数の貫通孔32と、複数の貫通孔33とを有している。
The reinforcing
貫通孔31は、接続管60が挿通される貫通孔であり、補強板30の中央部を貫通している。貫通孔31は、貫通孔21dと連通するように設けられている。複数の貫通孔32は、2つの補強板30,40を蓋本体20に固定するための貫通孔であり、補強板30の外周部に沿って間隔を空けて設けられ、補強板30を貫通している。複数の貫通孔32は、複数の貫通孔21eと連通するように設けられている。複数の貫通孔33は、2つの補強板30,40を介して接続管60を蓋本体20に固定するための貫通孔であり、貫通孔31の外周部に沿って等間隔を空けて設けられ、補強板30を貫通している。複数の貫通孔33は、複数の貫通孔21fと連通するように設けられている。
The through
補強板40は、蓋本体20よりも剛性が高く、蓋本体20に固定されている。補強板40は、平板部21cと平行に設けられ、平板部21cに固定されている。補強板40は、矩形状であり、補強板40の外周部は、平板部21cの外周部に沿って設けられている。補強板40は、平板部21cを挟んで補強板30とは反対側に設けられ、2つの補強板30,40は、平板部21cを挟んで設けられている。たとえば、補強板40は、金属等によって形成される。補強板40は、貫通孔41と、複数の貫通孔42と、複数のネジ孔43とを有している。
The reinforcing
貫通孔41は、接続管60が挿通される貫通孔であり、補強板40の中央部を貫通している。貫通孔41は、貫通孔21dと連通するように設けられている。複数の貫通孔42は、2つの補強板30,40を蓋本体20に固定するための貫通孔であり、補強板40の外周部に沿って間隔を空けて設けられ、補強板40を貫通している。複数の貫通孔42は、複数の貫通孔21eと連通するように設けられている。複数のネジ孔43は、2つの補強板30,40を介して接続管60を蓋本体20に固定するためのネジ孔であり、貫通孔41の外周部に沿って等間隔を空けて設けられ、補強板40を貫通している。複数のネジ孔43は、複数の貫通孔21fと連通するように設けられている。
The through
締結具50は、ボルト51、ワッシャ52、ワッシャ53、およびナット54のセットを複数有している。各セットにおいて、ボルト51は、補強板30側から、ワッシャ52、貫通孔32、貫通孔21e、貫通孔42、およびワッシャ53の順に挿通され、補強板40側からナット54と螺合して締め付けられる。これによって、補強板30および補強板40が蓋本体20に固定される。
The
接続管60は、ボールタップ80と連通するように一端部(第1管部61の一端部)がボールタップ80に接続され、補強板30,40を介して蓋本体20に固定されている。接続管60は、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、供給管2と連通するように他端部(第3管部63の他端部)が供給管2に接続され、接続管60と供給管2とが接続されて構成される配管(接続管60と供給管2とを含む配管)が蓋本体20を貫通してタンク1の外部からタンク1の内部まで延びるように設けられている。具体的には、蓋本体20がタンク1に取り付けられかつ接続管60と供給管2とが接続された状態において、接続管60と供給管2とが接続されて構成される配管は、タンク1の外部から蓋本体20に向かい、蓋本体20を貫通してタンク1の内部まで延び、タンク1の内部においてボールタップ80に接続された状態となる。本実施形態では、接続管60は、蓋本体20(平板部21c等)と補強板30,40とを貫通するように設けられている。接続管60は、第1管部61と、第2管部62と、第3管部63と、フランジ部64と、複数の貫通孔65とを有している。
The connecting
第1管部61は、第1管部61の一端部が開口する方向と第1管部61の他端部が開口する方向とが交わる角度が90度となるように湾曲している。第1部管61の一端部は、第1管部61とボールタップ80とが連通するように、ボールタップ80に接続されている。たとえば、第1管部61の一端部は、ボールタップ80と螺合することによって、ボールタップ80に接続されている。第1管部61は、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、タンク1の内部に位置するように設けられている。
The
第2管部62の一端部は、第1管部61と第2管部62とが連通するように、第1管部61の他端部に接続されている。たとえば、第2管部62の一端部は、第1管部61の他端部と螺合することによって、第1管部61の他端部に接続されている。
One end of the
第3管部63の一端部は、第2管部62と第3管部63とが連通するように、第2管部62の他端部に接続されている。たとえば、第3管部63の一端部は、第2管部62の他端部と螺合することによって、第2管部62の他端部に接続されている。第3管部63の他端部は、第3管部63と供給管2とが連通するように、供給管2の一端部に接続される。たとえば、第3管部63の他端部は、供給管2の一端部と螺合することによって、供給管2の一端部に接続される。第3管部63は、貫通孔21d、貫通孔31、および貫通孔41を挿通可能な大きさに形成されている。
One end of the
このように、接続管60は、第1管部61と第2管部62と第3管部63とが連結されて構成されている。
In this way, the connecting
フランジ部64は、第3管部63の他端部から外方に突出しており、第3管部63の他端部に沿って環状に設けられている。フランジ部64の直径は、貫通孔31の直径よりも大きく、フランジ部64は、補強板30における平板部21c側とは反対側の主面に接触するように設けられている。
The
複数の貫通孔65は、補強板30および補強板40を介して接続管60を蓋本体20に固定するための貫通孔であり、フランジ部64の外周部に沿って等間隔を空けて設けられ、フランジ部64を貫通している。複数の貫通孔65は、複数の貫通孔63と連通するように設けられている。複数の貫通孔65は、途中までテーパ状に形成されている。
The multiple through
締結具70は、複数のボルト71を有している。各ボルト71は、貫通孔65、貫通孔33、および貫通孔21fの順に挿通され、ネジ孔43と螺合して締め付けられる。これによって、接続管60が補強板30および補強板40を介して蓋本体20に固定される。
The
ボールタップ80は、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、タンク1の内部に位置するように設けられている。ボールタップ80は、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位A未満である場合には接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給し、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位Aである場合には接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給しない。ボールタップ80は、本体81と、浮き玉82と、アーム83と、弁体84とを有している。
The ball tap 80 is provided so as to be located inside the
本体81は、第1管部61の一端部に接続され、第1管部61と連通している。
The
浮き玉82は、タンク1に貯留されている液体に浮くように形成されており、液体の液位に応じて上下に移動する。
The
アーム83は、本体81に回動可能に取り付けられている。アーム83の一端部は、浮き玉82に取り付けられている。アーム83の他端部は、弁体84に連結されている。アーム83は、浮き玉82が移動することによって、本体81に対して回動する。
The
弁体84は、本体81の内部において移動可能に設けられている。弁体84は、アーム83の他端部に連結されており、アーム83が回動することによって本体81の内部において移動する。タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位A未満である場合、弁体84は、本体81の内部に形成された流路を開く開位置に位置し、接続管60を介して供給管2から供給された液体が本体81から流出してタンク1に供給される(図4の太線実線矢印を参照)。一方、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位Aである場合(図4の二点鎖線を参照)、弁体84は、本体81の内部に形成された流路を閉じる閉位置に位置し、接続管60を介して供給管2から供給された液体が本体81から流出せずタンク1に供給されない。
The
以上において説明したように、本考案の実施形態における蓋体10は、タンク1の開口部を塞ぐように、タンク1に取り付けられる蓋本体20と、蓋本体20よりも剛性が高く、蓋本体20に固定される補強板30(40)と、蓋本体20がタンクに取り付けられた状態において、タンク1の内部に位置するように設けられるボールタップ80と、ボールタップ80と連通するように一端部がボールタップ80に接続されかつ補強板30(40)を介して蓋本体20に固定される接続管60であって、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、タンク1に液体を供給するためにタンク1の外部に設けられる供給管2と連通するように他端部が供給管2に接続されかつ接続管60と供給管2とが接続されて構成される配管が蓋本体20を貫通してタンク1の外部からタンク1の内部まで延びるように設けられる接続管60とを備え、ボールタップ80は、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位A未満である場合には接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給し、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位Aである場合には接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給しない。
As described above, the
これによれば、蓋体10をタンク1に取り付け、接続管60を供給管2に接続することによって、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位A未満である場合には接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給でき、タンク1に貯留されている液体の液位が所定の液位Aである場合には接続管60を介して供給管2から供給される液体をタンク1に供給しないようにできる。また、ボールタップ80が接続される接続管60は、補強板30(40)を介して蓋本体20に固定されるので、蓋本体20が破損することを抑制しつつ、タンク1の内部にボールタップ80を設けることができる。
According to this, by attaching the
また、本考案の実施形態における蓋体10において、蓋本体20は、天板部21を有し、天板部21は、天板部21の中央部において平板部21cを有し、補強板30(40)は、平板部21cと平行に設けられ、平板部21cに固定される。
In addition, in the
これによれば、平板部21cをより強く補強できるので、蓋本体20が破損することをさらに抑制しつつ、タンク1の内部にボールタップ80を設けることができる。
This allows the
また、本考案の実施形態における蓋体10において、天板部21の天面部は、凹部を有し、平板部21cは、当該凹部の底面を形成している。
In addition, in the
これによれば、補強板30(40)が外方に突出することを抑制でき、蓋体10が大きくなることを抑制できる。
This prevents the reinforcing plate 30 (40) from protruding outward, and prevents the
また、本考案の実施形態における蓋体10は、平板部21cを挟んで設けられる2つの補強板30,40を備える。
In addition, the
これによれば、平板部21cをさらに強く補強できるので、蓋本体20が破損することをさらに抑制しつつ、タンク1の内部にボールタップ80を設けることができる。
This allows the
また、本考案の実施形態における蓋体10において、接続管60は、平板部21cと補強板30(40)とを貫通するように設けられる。
In addition, in the
これによれば、蓋本体20がタンク1に取り付けられた状態において、接続管60の他端部を外部に露出させ易くなるので、供給管2を接続管60の他端部に接続し易くなる。
As a result, when the
以上、本考案の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本考案を限定するものではなく、具体的構成等は、適宜設計変更可能である。また、考案の実施形態に記載された、作用および効果は、本考案から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本考案による作用および効果は、本考案の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。 The above describes the embodiments of the present invention, but these are merely illustrative examples and do not limit the present invention, and the specific configurations, etc. can be modified as appropriate. Furthermore, the actions and effects described in the embodiments of the invention are merely a list of the most favorable actions and effects resulting from the present invention, and the actions and effects of the present invention are not limited to those described in the embodiments of the present invention.
上記実施形態では、蓋本体20が、口部1aの内面に形成されたネジ山と螺合することによってタンク1に取り付けられる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、蓋本体は、口部の外面に形成されたネジ山と螺合すること等によってタンクに取り付けられてもよい。
In the above embodiment, the
また、上記実施形態では、平板部21c、補強板30、および補強板40が、矩形状である場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、平板部、補強板、および補強板は、円形状等であってもよい。
In the above embodiment, the
また、上記実施形態では、天板部21が、平板部21aと、突出部21bと、平板部21cと有する場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、天板部の全体が、平板状であってもよい。この場合、平板部は、天板部のうち中央部に位置する部分であってもよい。また、突出部の内周部は、底板部側に屈曲していなくてもよく、平板部は、凹部の底面を形成していなくてもよい。
In the above embodiment, the
また、上記実施形態では、補強板30,40が、平板部21cと平行に設けられ、平板部21cに固定される場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、天板部は、天板部の中央部において湾曲部を有していてもよく、補強板は、当該湾曲部に沿って設けられ、当該湾曲部に固定されてもよい。また、補強板は、天板部における中央部以外の部分に固定されてもよいし、底板部等に固定されてもよい。
In the above embodiment, the reinforcing
また、上記実施形態では、2つの補強板30,40が、平板部21cを挟んで設けられる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、2つの補強板30,40のうち一方のみが設けられてもよい。また、2つの補強板は、天板部における中央部以外の部分を挟んで設けられてもよいし、底板部等を挟んで設けられてもよい。
In the above embodiment, the two reinforcing
また、上記実施形態では、接続管60が、蓋本体20(平板部21c等)と補強板30,40とを貫通するように設けられる場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、接続管は、蓋本体の底板部側から蓋本体の途中まで挿入された状態で、蓋本体に固定されてもよい。この場合、供給管を、蓋本体の天板部側から蓋本体に挿入して接続管に接続できるようにしてもよい。
In the above embodiment, the connecting
また、上記実施形態では、接続管60が、第1管部61と第2管部62と第3管部63とが連結されて構成される場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、接続管は、複数ではなく1つの管部によって構成されてもよい。
In the above embodiment, the connecting
1 タンク
1a 口部
2 供給管
3 排出管
10 蓋体
20 蓋本体
21 天板部
21a 平板部
21b 突出部
21c 平板部
21d,21e,21f,31,32,33,41,42,65 貫通孔
22,24 側板部
23 連結板部
25 底板部
25a 内周部
30,40 補強板
43 ネジ孔
50,70 締結具
51,71 ボルト
52,53 ワッシャ
54 ナット
60 接続管
61 第1管部
62 第2管部
63 第3管部
64 フランジ部
80 ボールタップ
81 本体
82 浮き玉
83 アーム
84 弁体
A 所定の液位
1
Claims (5)
前記蓋本体よりも剛性が高く、前記蓋本体に固定される補強板と、
前記蓋本体が前記タンクに取り付けられた状態において、前記タンクの内部に位置するように設けられるボールタップと、
前記ボールタップと連通するように一端部が前記ボールタップに接続されかつ前記補強板を介して前記蓋本体に固定される接続管であって、前記蓋本体が前記タンクに取り付けられた状態において、前記タンクに液体を供給するために前記タンクの外部に設けられる供給管と連通するように他端部が前記供給管に接続されかつ前記接続管と前記供給管とが接続されて構成される配管が前記蓋本体を貫通して前記タンクの外部から前記タンクの内部まで延びるように設けられる接続管とを備え、
前記ボールタップは、前記蓋本体が前記タンクに取り付けられた状態において、前記タンクに貯留されている前記液体の液位が所定の液位未満である場合には前記接続管を介して前記供給管から供給される前記液体を前記タンクに供給し、前記タンクに貯留されている前記液体の液位が前記所定の液位である場合には前記接続管を介して前記供給管から供給される前記液体を前記タンクに供給しないことを特徴とする蓋体。 A lid body attached to the tank so as to close an opening of the tank;
A reinforcing plate having a higher rigidity than the lid body and fixed to the lid body;
a ball tap provided to be positioned inside the tank when the lid body is attached to the tank;
a connecting pipe having one end connected to the ball tap and fixed to the lid body via the reinforcing plate so as to communicate with the ball tap, and the other end connected to a supply pipe provided outside the tank for supplying liquid to the tank when the lid body is attached to the tank, the connecting pipe being provided so as to communicate with the supply pipe and a piping formed by connecting the connecting pipe and the supply pipe is extended from the outside of the tank to the inside of the tank by penetrating the lid body,
The ball tap is a lid body characterized in that, when the lid body is attached to the tank, when the level of the liquid stored in the tank is below a predetermined liquid level, the ball tap supplies the liquid supplied from the supply pipe via the connecting pipe to the tank, and when the level of the liquid stored in the tank is at the predetermined liquid level, the ball tap does not supply the liquid supplied from the supply pipe via the connecting pipe to the tank.
前記天板部は、前記天板部の中央部において平板部を有し、
前記補強板は、前記平板部と平行に設けられ、前記平板部に固定されることを特徴とする請求項1に記載の蓋体。 The lid body has a top plate portion,
The top plate portion has a flat plate portion at a central portion of the top plate portion,
The cover according to claim 1 , wherein the reinforcing plate is provided parallel to the flat plate portion and fixed to the flat plate portion.
前記平板部は、前記凹部の底面を形成していることを特徴とする請求項2に記載の蓋体。 The top surface of the top plate has a recess,
The cover according to claim 2 , wherein the flat portion forms a bottom surface of the recess.
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