JP3246295U - 伸縮可能な吸引器 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸引器の長さを調整できる、伸縮可能な吸引器を提供する。【解決手段】ハンドルスリーブ1と、締付スリーブ2と、線形吸引チューブ3とを含み、ハンドルスリーブ内には、その軸線に沿って第1のストレートチューブ区間と、錐面区間とが含まれ、錐面区間の第1のストレートチューブ区間に近接する端の内径が、最も小さく、錐面区間の最小内径が、第1のストレートチューブ区間の内径以上であり、締付スリーブが、線形吸引チューブ上に嵌設され、線形吸引チューブの一端が、ハンドルスリーブ内に挿入され、締付スリーブの外側に嵌合面が設置され、嵌合面の最小直径が、錐面区間の最小内径よりも大きく、嵌合面には、少なくとも一つの線形溝が開設される。締付スリーブの弾性変形及び三者間の摩擦力により、三者間の固定接続を実現し、固定接続前に、締付スリーブの線形吸引チューブにおける位置を調整する。【選択図】図1
Description
本考案は、医療機器技術分野に関し、より具体的には、伸縮可能な吸引器に関する。
頭蓋脳手術は、従来から外科手術の高リスク領域であり、医学技術と医療機器の継続的な発展に伴い、最初の開頭手術から現在まで、鼻腔を経て内視鏡観察による様々な頭蓋底手術に進んできた。経鼻腔の頭蓋底手術は、内視鏡の監視下で全般にわたって行われ、開頭手術に比べて、手術過程がより明確で、手術創が小さく、手術経路が便利で、頭面部に外傷がないという長所があり、合併症の発生と患者への傷害が最小化され、そのため、経鼻頭蓋底手術は、ますます多くの医師と患者に人気を博している。
しかし、経鼻脳頭蓋手術において、経鼻吸引器は、手術に必要な非常に重要な手術器具となり、主に創面出血の吸引、潅流液の吸引、頭蓋内の特定の組織(腫瘍、壊死又は嚢胞)の吸引に用いられ、血腫を取り除き、鮮明な手術視野を保持する。しかし、経鼻頭蓋手術の施術過程からみると、経鼻頭蓋底手術の施術位置がより深く、且つ空間がより狭く、施術の動きがより微細になるが、従来の吸引器の長さは固定されて伸縮できず、特定の位置の病巣にのみ使用が制限され、多くの施術の調整が要求される需要を満たすことができない。そのため、経鼻脳頭蓋手術の需要をよりよく満たすために、現在の吸引器に存在する上記の欠点は、早急に改善する必要がある。
上記従来技術に存在する欠点を解消するために、本考案は、伸縮可能な吸引器を提供する。
本考案は、以下の技術的解決手段を提供する。伸縮可能な吸引器であって、ハンドルスリーブと、締付スリーブと、線形吸引チューブとを含む。ハンドルスリーブの内部には、その両端を貫通する吸引通路が設置され、前記吸引通路は、その軸線方向に沿って、第1のストレートチューブ区間と、錐面区間とを含む。錐面区間の第1のストレートチューブ区間に近接する端の内径は、最も小さく、錐面区間の最小内径は、第1のストレートチューブ区間の内径以上である。締付スリーブは、線形吸引チューブ上に嵌設され、それは、線形吸引チューブ上でスライド可能である。線形吸引チューブの一端は、ハンドルスリーブ内に挿入され、締付スリーブのハンドルスリーブに近接する端の外側に、錐面区間の内壁面に合致する嵌合面が設置され、嵌合面の最小直径は、錐面区間の最小内径よりも大きく、嵌合面には、少なくとも一つの線形溝が開設される。線形溝は、締付スリーブの内外両側を貫通し、その第1のストレートチューブ区間に近接する端は開口される。線形溝の第1のストレートチューブ区間に近接する端が、幅が最も狭いまで弾性変形する時、線形吸引チューブは、締付スリーブを介してハンドルスリーブと固定接続され、この際に、線形吸引チューブとハンドルスリーブとの隙間は、締付スリーブにより閉塞される。
本考案はさらに以下のように構成される。ストップリングをさらに含み、前記ストップリングは、第1のストレートチューブ区間内に位置し、且つ線形吸引チューブと固定接続される。
本考案はさらに以下のように構成される。前記吸引通路内には、第1のストレートチューブ区間の錐面区間から離反する側は、第2のストレートチューブ区間であり、第2のストレートチューブ区間の内径は、前記ストップリングの外径よりも小さい。
本考案はさらに以下のように構成される。締付スリーブは、その軸線方向に沿って締付区間とグリップ区間とを順に含む。嵌合面及び線形溝は、締付区間に開設され、グリップ区間は、常にハンドルスリーブ外に位置する。
本考案はさらに以下のように構成される。締付区間とグリップ区間との間に閉塞区間がさらに設置される。前記吸引通路内に、錐面区間の第1のストレートチューブ区間から離反する側は、第3のストレートチューブ区間である。第3のストレートチューブ区間の内径は、錐面区間の最大内径以上であり、閉塞区間の外側面は、第3のストレートチューブ区間の内側面と嵌合する。
本考案はさらに以下のように構成される。ハンドルスリーブの外側面及びグリップ区間の外側面にいずれもパターンが設置される。
本考案はさらに以下のように構成される。パゴダジョイントをさらに含み、前記パゴダジョイントは、ハンドルスリーブの締付スリーブから離反する端に嵌設されて固定される。
本考案はさらに以下のように構成される。吸引ヘッドをさらに含み、前記吸引ヘッドは、線形吸引チューブのハンドルスリーブから離反する端に固定され、その内部に抵抗増大構造が設置され、前記抵抗増大構造は、凹凸構造又は凹構造又は凸構造である。
本考案はさらに以下のように構成される。吸引ヘッド内に複数の抵抗増大構造が設置され、全ての抵抗増大構造は、吸引ヘッドの軸線に沿って配列される。
本考案はさらに以下のように構成される。前記吸引ヘッドの外側面は、錐面であり、該錐面のハンドルスリーブから離反する端は、大径区間であり、前記吸引ヘッドの内側面は、円柱面である。
以上をまとめると、本考案は、従来技術に比べて、以下の有益な効果を有する。
本考案において、線形吸引チューブは、締付スリーブ内に挿入され、締付スリーブは、ハンドルスリーブ内に挿入され、締付スリーブの弾性変形及び三者間の摩擦力により、三者間の固定接続を実現し、固定接続前に、締付スリーブの線形吸引チューブにおける位置を調整することで、様々な手術の調整需要を満たすように吸引器の長さを調整することができる。
以下は、図面を結び付けながら、本考案の技術的解決手段を明瞭に記述する。明かに、記述された実施例は、本考案の全ての実施例ではない。当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属する。
説明すべきこととして、用語である「中心」、「上」、「下」、「水平」、「左」、「右」、「前」、「後ろ」、「横方向」、「縦方向」などにより示される方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、本考案の説明の便宜又は説明の簡略化を図るためのものであり、言及された装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構造及び操作される必要があることを指示又は暗示するものではなく、本考案を限定するものと理解されるべきでない。
実施例
図1~4に示すように、本考案による伸縮可能な吸引器であり、それは、ハンドルスリーブ1と、締付スリーブ2と、線形吸引チューブ3とを含む。ハンドルスリーブ1の内部には、その両端を貫通する吸引通路が設置され、前記吸引通路は、その軸線方向に沿って、第1のストレートチューブ区間11と、錐面区間12とを含む。錐面区間12の第1のストレートチューブ区間11に近接する端の内径は、最も小さく、錐面区間12の最小内径は、第1のストレートチューブ区間11の内径以上であり、本実施例では、錐面区間12の最小内径は、第1のストレートチューブ区間11の内径よりも大きい。締付スリーブ2は、線形吸引チューブ3上に嵌設され、それは、線形吸引チューブ3上でスライド可能である。線形吸引チューブ3の一端は、ハンドルスリーブ1内に挿入され、締付スリーブ2のハンドルスリーブ1に近接する端の外側に、錐面区間12の内壁面に合致する嵌合面が設置され、嵌合面の最小直径は、錐面区間12の最小内径よりも大きく、嵌合面には、少なくとも一つの線形溝211が開設される。線形溝211は、締付スリーブ2の内外両側を貫通し、その第1のストレートチューブ区間11に近接する端は開口される。
嵌合面と錐面区間12との接触面積の増加に伴い、締付スリーブ2は、錐面区間12により押し付けられて弾性変形され、締付スリーブ2の第1のストレートチューブ区間11に近接する端は次第に収縮し、線形溝211の第1のストレートチューブ区間11に近接する端が、幅が最も狭いまで弾性変形する時、線形吸引チューブ3は、締付スリーブ2を介してハンドルスリーブ1と固定接続され、この際に、線形吸引チューブ3とハンドルスリーブ1との隙間は、締付スリーブ2により閉塞される。
そして、真空負圧装置を、ハンドルスリーブ1の締付スリーブ2から離反する端と接続し、線形吸引チューブ3のハンドルスリーブ1の外に位置する端により創面出血、滲出物、膿液、臓器内の内容物及び潅流液などを吸引して除去し、鮮明な手術視野を保持する。線形吸引チューブ3が締付スリーブ2を介してハンドルスリーブ1と固定接続される前に、締付スリーブ2の線形吸引チューブ3における位置を変えることで、様々な手術の調整需要を満たすように吸引器の長さを調整することができる。
具体的には、前記線形溝211は、複数開設され、全ての線形溝211は、締付スリーブ2の軸線の周りに均一に分布しており、締付スリーブ2が線形吸引管3の軸線の周りに均一に締付力を与えることを保証する。本実施例では、前記線形溝211は四つ開設される。
本実施例は、ストップリング4をさらに含み、前記ストップリング3は、第1のストレートチューブ区間11内に位置し、且つ線形吸引チューブ3と固定接続され、ストップリング4を設置することで、吸引器の最大伸縮長さを限定し、吸引器の伸縮中に線形吸引チューブ3が締付スリーブ2から脱離する可能性を低減させる。
具体的には、ストップリング4の外径は、第1のストレートチューブ区間11の内径に等しい。ストップリング4と第1のストレートチューブ区間11との嵌合は、締付スリーブ2が線形吸引チューブ3の軸線位置を限定するのに役立って、ハンドルスリーブ1、締付スリーブ2及び線形吸引チューブ3の三者の固定をより迅速に実現することができる。
具体的には、前記吸引通路内には、第1のストレートチューブ区間11の錐面区間12から離反する側は、第2のストレートチューブ区間13であり、第2のストレートチューブ区間13の内径は、前記ストップリング4の外径よりも小さい。第2のストレートチューブ区間13とストップリング4との嵌合は、吸引器の最小伸縮長さを限定する。
本実施例では、ストップリング4が線形吸引チューブ3の端部に固定されることで、線形吸引チューブ3と第2のストレートチューブ区間13との衝突を効果的に回避し、線形吸引チューブ3を保護する。ストップリング4と線形吸引チューブ3との固定は、溶接、接着、係合、着脱可能な固定接続などの様々な固定接続方式を採用することができるが、本実施例では溶接を採用している。
具体的には、締付スリーブ2は、その軸線方向に沿って締付区間21とグリップ区間23とを順に含む。嵌合面及び線形溝211は、締付区間21に開設され、グリップ区間23は、常にハンドルスリーブ1外に位置する。吸引器の長さを調整する時、線形吸引チューブ3により締付スリーブ2に力を加える必要がなく、締付スリーブ2に直接的に力を加えて、締付スリーブ2をハンドルスリーブ1外へ移動させ、線形吸引チューブ3を効果的に保護する。
具体的には、締付区間21とグリップ区間23との間に閉塞区間22がさらに設置される。前記吸引通路内に、錐面区間12の第1のストレートチューブ区間11から離反する側は、第3のストレートチューブ区間14である。第3のストレートチューブ区間14の内径は、錐面区間12の最大内径以上であり、閉塞区間22の外側面は、第3のストレートチューブ区間14の内側面と嵌合する。本実施例では、第3のストレートチューブ区間14の内径は、錐面区間12の最大内径よりも大きい。閉塞区間22を設置することで、ハンドルスリーブ1の内部に負圧環境を形成して創面出血、滲出物、膿液、臓器内の内容物及び潅流液などを吸引して除去することを保証できる一方で、締付スリーブ2をハンドルスリーブ1の軸線と同一の直線にあるように限定し、吸引器の伸縮調整に必要な時間をさらに短縮することができる。
具体的には、本実施例では、閉塞区間22の外側面が第3のストレートチューブ区間14の内側面と螺合し、締付スリーブ2がハンドルスリーブ1と螺接し、締付スリーブ2を回転することで締付区間21と錐面区間12とに押付を発生させる。本実施例では、前記閉塞区間22の外側面に雄ネジが設置され、第3のストレートチューブ区間14の内側面に雌ネジが設置される。
具体的には、ハンドルスリーブ1の外側面及びグリップ区間23の外側面にいずれもパターンが設置されて、手とハンドルスリーブ1、締付スリーブ2との摩擦力を増やし、締付スリーブ2とハンドルスリーブ1との相対位置の調整を速くする。前記パターンは、ローレット、表面糸引き、表面サンドブラスト、表面エッチングなどのプロセスで加工されてもよく、本実施例では、前記パターンは、ローレットプロセスにより加工される。本実施例では、グリップ区間23の両端のエッジは、面取り処理される。
本実施例は、パゴダジョイント5をさらに含み、前記パゴダジョイント5は、ハンドルスリーブ1の締付スリーブ2から離反する端に嵌設されて固定されて、ハンドルスリーブ1と真空負圧装置との接続の堅牢性を高める。
具体的には、ハンドルスリーブ1の外側柱面は、ハンドルスリーブ1の軸線に沿って順に第1の区間15、第2の区間16及び第3の区間17に分けられ、第1の区間15の直径は、第2の区間16の直径よりも小さく、第2の区間16の直径は、第3の区間17の直径よりも小さく、第1の区間15は、パゴダジョイント5内に挿入され、第2の区間16は、パゴダジョイント5を位置規制し、第3の区間17にパターンが設置される。本実施例では、第3の区間17の両端のエッジは、面取り処理される。
具体的には、本実施例では、第1の区間15の第2の区間16から離反する端は、拡管プロセスにより外径が増加し、拡管プロセスにより加工された部分の外径はパゴダジョイント5の内径より大きくなり、パゴダジョイント5がハンドルスリーブ1から離脱するのを阻止する。本実施例では、拡管プロセスは、カシメ拡管である。
本考案は、吸引ヘッド6をさらに含み、前記吸引ヘッド6は、線形吸引チューブ3のハンドルスリーブ1から離反する端に固定され、その内部に抵抗増大構造61が設置され、前記抵抗増大構造61は、凹凸構造又は凹構造又は凸構造である。前記抵抗増大構造61は、吸引ヘッド6の内側面の元々の平面形状を変え、追加の形状抵抗を導入し、流体速度を低下させ、流体の方向を乱し、流体の逆流に克服すべき運動量損失を増加させ、逆流の可能性を効果的に減少させる。本実施例における抵抗増大構造61は、凹構造であり、且つ前記凹構造は環状である。吸引ヘッド6と線形吸引チューブ3との固定は、溶接、接着、係合、着脱可能な固定接続などの様々な固定接続方式を採用することができるが、本実施例では溶接を採用している。
具体的には、吸引ヘッド6内に複数の抵抗増大構造61が設置され、全ての抵抗増大構造61は、吸引ヘッド6の軸線に沿って配列されて、吸引ヘッド内の液体の逆流の可能性をさらに低減させる。本実施例では、抵抗増大構造61は二つ設置される。
具体的には、前記吸引ヘッド6の内側面は円柱面であり、前記吸引ヘッド6の外側面は錐面であり、該錐面のハンドルスリーブ1から離反する端は、大径区間であり、吸引ヘッド6の流体入口端の壁厚さを大きくし、吸引ヘッド6の流体入口端の強度及び耐圧性を高め、吸引ヘッド6の耐用年数を延長する。
以上をまとめると、本実施例では、線形吸引チューブ3は、締付スリーブ2内に挿入され、締付スリーブ2は、ハンドルスリーブ1内に挿入され、締付スリーブ2の弾性変形及び三者間の摩擦力により、三者間の固定接続を実現し、固定接続前に、締付スリーブ2の線形吸引チューブ3における位置を調整することで、様々な手術の調整需要を満たすように吸引器の長さを調整することができる。
以上に記載したものは、本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案を限定するものではなく、当業者にとって、本考案には、様々な修正及び変更が可能である。本考案の精神及び原則内で行われる全ての変更、等価な置換、改善などは、本実用新案登録請求の範囲内に含まれるべきである。
1、ハンドルスリーブ 11、第1のストレートチューブ区間 12、錐面区間 13、第2のストレートチューブ区間 14、第3のストレートチューブ区間 15、第1の区間 16、第2の区間 17、第3の区間 2、締付スリーブ 21、締付区間 211、線形溝 22、閉塞区間 23、グリップ区間 3、線形吸引チューブ 4、ストップリング 5、パゴダジョイント 6、吸引ヘッド 61、抵抗増大構造
Claims (10)
- 伸縮可能な吸引器であって、ハンドルスリーブ(1)と、締付スリーブ(2)と、線形吸引チューブ(3)とを含み、
前記ハンドルスリーブ(1)の内部には、前記ハンドルスリーブ(1)の両端を貫通する吸引通路が設置され、前記吸引通路は、軸線方向に沿って順に設置される第1のストレートチューブ区間(11)と、錐面区間(12)とが含まれ、
前記錐面区間(12)の前記第1のストレートチューブ区間(11)に近接する端の内径は、最も小さく、前記錐面区間(12)の最小内径は、前記第1のストレートチューブ区間(11)の内径以上であり、
前記締付スリーブ(2)は、前記線形吸引チューブ(3)上に嵌設され、前記締付スリーブ(2)は、線形吸引チューブ(3)上でスライド可能であり、
前記線形吸引チューブ(3)の一端は、前記ハンドルスリーブ(1)内に挿入され、前記締付スリーブ(2)の前記ハンドルスリーブ(1)に近接する端の外側に、前記錐面区間(12)の内壁面に合致する嵌合面が設置され、前記嵌合面の最小直径は、錐面区間(12)の最小内径よりも大きく、前記嵌合面には、少なくとも一つの線形溝(211)が開設され、
前記線形溝(211)は、前記締付スリーブ(2)の内外両側を貫通し、前記線形溝(211)の前記第1のストレートチューブ区間(11)に近接する端が開口され、前記線形溝(211)の前記第1のストレートチューブ区間(11)に近接する端が、幅が最も狭いまで弾性変形する時、前記線形吸引チューブ(3)は、前記締付スリーブ(2)を介して前記ハンドルスリーブ(1)と固定接続され、この際に、前記線形吸引チューブ(3)と前記ハンドルスリーブ(1)との隙間は、前記締付スリーブ(2)により閉塞されることを特徴とする、伸縮可能な吸引器。 - ストップリング(4)をさらに含み、前記ストップリング(4)は、前記第1のストレートチューブ区間(11)内に位置し、且つ前記ストップリング(4)は、前記線形吸引チューブ(3)と固定接続されることを特徴とする
請求項1に記載の伸縮可能な吸引器。 - 前記吸引通路内には、前記第1のストレートチューブ区間(11)の前記錐面区間(12)から離反する側は、第2のストレートチューブ区間(13)であり、前記第2のストレートチューブ区間(13)の内径は、前記ストップリング(4)の外径よりも小さいことを特徴とする
請求項2に記載の伸縮可能な吸引器。 - 前記締付スリーブ(2)は、軸線方向に沿って順に設置される締付区間(21)とグリップ区間(23)とを含み、前記嵌合面及び前記線形溝(211)は、前記締付区間(21)に開設され、前記グリップ区間(23)は、常に前記ハンドルスリーブ(1)外に位置することを特徴とする
請求項1に記載の伸縮可能な吸引器。 - 前記締付区間(21)と前記グリップ区間(23)との間に閉塞区間(22)がさらに設置され、前記吸引通路内に、前記錐面区間(12)の前記第1のストレートチューブ区間(11)から離反する側は、第3のストレートチューブ区間(14)であり、前記第3のストレートチューブ区間(14)の内径は、前記錐面区間(12)の最大内径以上であり、前記閉塞区間(22)の外側面は、前記第3のストレートチューブ区間(14)の内側面と嵌合することを特徴とする
請求項4に記載の伸縮可能な吸引器。 - 前記ハンドルスリーブ(1)の外側面及び前記グリップ区間(23)の外側面にいずれもパターンが設置されることを特徴とする
請求項4に記載の伸縮可能な吸引器。 - パゴダジョイント(5)をさらに含み、前記パゴダジョイント(5)は、前記ハンドルスリーブ(1)の前記締付スリーブ(2)から離反する端に嵌設されて固定されることを特徴とする
請求項1に記載の伸縮可能な吸引器。 - 吸引ヘッド(6)をさらに含み、前記吸引ヘッド(6)は、前記線形吸引チューブ(3)のハンドルスリーブ(1)から離反する端に固定され、前記吸引ヘッド(6)の内部に抵抗増大構造(61)が設置され、前記抵抗増大構造(61)は、凹凸構造又は凹構造又は凸構造であることを特徴とする
請求項1に記載の伸縮可能な吸引器。 - 前記吸引ヘッド(6)内に複数の抵抗増大構造(61)が設置され、全ての抵抗増大構造(61)は、前記吸引ヘッド(6)の軸線に沿って配列されることを特徴とする
請求項8に記載の伸縮可能な吸引器。 - 前記吸引ヘッド(6)の外側面は、錐面であり、前記錐面の前記ハンドルスリーブ(1)から離反する端は、大径区間であり、前記吸引ヘッド(6)の内側面は、円柱面であることを特徴とする
請求項9に記載の伸縮可能な吸引器。
Applications Claiming Priority (2)
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Family Applications (1)
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JP2024000363U Active JP3246295U (ja) | 2023-10-31 | 2024-02-07 | 伸縮可能な吸引器 |
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- 2024-02-07 JP JP2024000363U patent/JP3246295U/ja active Active
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