JP3246180U - リユース可能なスマート医療防護マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの身体と精神的健康を効果的に改善するリユース可能なスマート医療防護マスクを提供する。【解決手段】リユース可能なスマート医療防護マスクは、マスク本体と、体温監視システムと、呼吸フィルタシステムと、光電機能システムと、発光モジュールとを備え、マスク本体内には頭部収容空間とフェイスマスク部とを備え、その上に第1吸気通路と排気通路が設けられ、体温監視システムは、頭部収容空間内に設置された温度センサーと制御装置、及びマスク本体の外面に設置された警報器とを備え、呼吸フィルタシステムは、第1吸気通路に設けられた第1送気装置と、排気通路に設けられた第2送気装置とを備え、光電機能システムは、マスク本体の外面に固定された光電変換装置と、それと電気的に接続されたエネルギー貯蔵装置とを備え、発光モジュールは、マスク本体の頭頂部付近に設置され、ユーザの頭部に赤色光または近赤外線を照射する。【選択図】図1

Description

本考案は医療機器の技術分野に属し、特に、リユース可能なスマート医療防護マスクに関するものである。
一部の病気には飛沫を介して広がるものもあり、防護マスクはそのような病気に対処するための有効な防護具である。既存の防護マスクは、防護効果を確保するためにユーザを完全に包み、フィルターを通して呼吸することが一般的だが、医療従事者がフィルター越しに呼吸する際に息苦しさを感じるので、着用の快適さが十分とは言えない。
また、医療従事者にとっては、患者救療の際に患者との接触が多くなるため、感染する確率が高く、そして医療従事者が感染した場合には、さらに多くの患者に伝染させる可能性があるため、医療従事者の体調に対する監視も重要になるが、既存のマスクにそのような機能はない。さらに、現代社会に生きる人々、特に医療従事者は、勤務中に次々と厳しい戦いに直面することが多く、その結果、頭痛、不安、うつ、イラつき、睡眠障害などのマイナス状態になりやすい傾向があり、身体と精神的健康に重大な影響を与える。
したがって、従来の技術における防護マスクの着用経験が十分ではなく、医療従事者の監視ができないという問題を解決するための新しい技術が求められる。
従来技術における上述の問題を解決するために、本考案は、呼吸を補助するための送気装置と、ユーザの体温をリアルタイムで監視できる温度センサーと、発光モジュールとを備えるリユース可能なスマート医療防護マスクを提供することで、ユーザの身体と精神的健康を効果的に改善することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクは、マスク本体と、体温監視システムと、呼吸フィルタシステムと、光電機能システムと、発光モジュールと、を備え、
前記マスク本体は、互いに接続された前カバーと後カバー、及び前記前カバーと前記後カバーの上側に接続された頭部カバーを備え、前記前カバー、前記後カバー及び前記頭部カバーを組み合わせて、その内部に頭部収容空間を形成し、前記前カバーには透明のフェイスマスク部が設けられ、前記マスク本体上に更に第1吸気通路と排気通路が設けられ、前記第1吸気通路と前記排気通路はそれぞれ前記頭部収容空間と連通し、
前記体温監視システムは、温度センサーと、制御装置と、警報器とを備え、前記温度センサーと前記警報器はそれぞれ前記制御装置と電気的に接続され、前記温度センサーは前記頭部収容空間内に設置され、前記警報器は前記マスク本体の外面に設置され、
前記呼吸フィルタシステムは、前記第1吸気通路に設けられた第1送気装置と、前記排気通路に設けられた第2送気装置とを備え、前記第1吸気通路と前記排気通路はそれぞれフィルタが設けられ、前記第1送気装置と前記第2送気装置はそれぞれ前記制御装置と電気的に接続され、
前記光電機能システムは、前記頭部カバーの外部に設置され、光電変換装置と、前記光電変換装置と電気的に接続されたエネルギー貯蔵装置とを備え、前記エネルギー貯蔵装置は前記体温監視システム及び前記呼吸フィルタシステムと電気的に接続され、前記光電変換装置は前記マスク本体の上端の外面に固定され、
前記発光モジュールは、前記頭部カバーに設置され、ユーザの頭部に赤色光または近赤外線を照射する。
より好ましくは、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクには、更に前記フェイスマスク部の内側に設置されたスマートレンズを備え、前記スマートレンズは、リムと、前記リム上に固定されて画像を表示できる電気光学媒体レンズと、前記リム内に設置された制御コマンド入力部とを備え、前記リムの両側はそれぞれ前記マスク本体に上下フリップ可能に枢接され、前記電気光学媒体レンズは前記制御装置と電気的に接続され、前記制御コマンド入力部は前記制御装置と電気的に接続される。
より好ましくは、前記頭部収容空間の内壁には柔らかいパッドが設置され、前記温度センサーは前記パッド上に設置され、且つユーザの額に近い区域に位置する。
より好ましくは、前記発光モジュールは、前記パッドと前記頭部カバーの外部ケースとの間に設置される。
より好ましくは、前記フェイスマスク部の両側は、前記マスク本体に回転可能に接続され、前記マスク本体には、前記フェイスマスク部を駆動して前記マスク本体に対して回転させるための回転駆動装置が設けられ、前記回転駆動装置は前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続される。
より好ましくは、前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に前記頭部収容空間に設置されて前記フェイスマスク部の下に位置する第1集音装置と、前記頭部収容空間に設置された第1スピーカーと、前記マスク本体の外面に設置された第2集音装置と、前記マスク本体の外面に設置された第2スピーカーとを備え、前記第1集音装置、前記第2集音装置及び前記第2スピーカーはそれぞれ前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続される。
より好ましくは、前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に外部装置と無線通信するための無線通信器を備え、前記無線通信器は前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続される。
より好ましくは、前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更にマイナスイオン発生装置を備え、前記マスク本体上は更に前記頭部収容空間と連通する第2吸気通路が設けられ、前記呼吸フィルタシステムは更に前記第2吸気通路に設置された第3送気装置を備え、前記第2吸気通路は前記フィルタが設けられ、前記マイナスイオン発生装置は前記第2吸気通路に設置されると共に、前記第3送気装置の後ろに位置し、前記マイナスイオン発生装置及び前記第3送気装置はそれぞれ前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続される。
より好ましくは、前記第1送気装置及び/または前記第2送気装置は、ミニ換気扇からなり、前記ミニ換気扇のブレード上にナノ光触媒コーティングが施される。
より好ましくは、前記第1吸気通路及び/または前記第2吸気通路の両端は、それぞれ静電処理されたシリコーンナノファイバー保護フィルムが設けられる。
より好ましくは、前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に前記頭部収容空間内に設置されたUV殺菌灯を備え、前記UV殺菌灯は前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続される。
本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクは、以下の効果がある:
本考案のリユース可能なスマート医療防護マスク中に、体温監視システムと呼吸フィルタシステムが設置されるため、体温監視システムの温度センサーはユーザの体温をリアルタイムで監視できるとともに、制御装置に伝送して、体温が高すぎると警報器を通して警報を行い、呼吸フィルタシステムにおいて、第1吸気通路と排気通路はそれぞれ第1送気装置と第2送気装置が設置され、且つそれぞれフィルタが設置され、第1送気装置と第2送気装置の送気によって防護マスク内の空気の流通を確保し、ユーザの呼吸の快適さを確保するとともに、フィルタによってマスクに出入りする空気を確実にきれいにすることができる。また、光電機能システムも搭載されるため、頭上の照明や屋外の太陽光を変換してエネルギー貯蔵装置に蓄え、他の電子部品に電力を供給し、電力を節約することができる。更に、頭部カバーには発光モジュールが設置されるため、赤色光または近赤外線によってユーザの身体と精神的健康を改善することができる。
本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの全体を示す概略図である。 本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの前カバーと後カバーを開けた状態を示す概略図である。 本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクのマスク本体の正面図である。 本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの第1吸気通路と排気通路の概略断面図である。 本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの第2吸気通路の概略断面図である。 本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの頭部カバーを示す概略図である。 本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの電子部品の電気的な接続を示す概略図である。
本考案の実施形態の技術的解決策をより明確に説明するために、本考案の実施形態を説明するのに必要な図面を上記に簡単に紹介したが、以下に説明する図面は本考案の一部の実施形態にすぎないことは明らかである。本考案が属する技術分野の当業者であれば、これらの図面に基づいて他の例を想到することもできる。
以下、本考案のさらなる目的、特徴、および利点は、以下の詳細な説明および添付図面からより明瞭に理解できる。本考案の詳細な説明に先立ち、本考案は、様々な変更を図ることができ、いくつかの実施形態を有することができるところ、以下で説明し、図面に示された例示は、本考案を特定の実施形態に対して限定するものでなく、本考案の思想および技術範囲に含まれるすべての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解されるべきである。
用語「第1」、「第2」などは、本考案の様々な要素、部材、領域、セクション、層および/または部分を説明するために使用され得るが、これらの要素、部材、領域、セクション、層および/または部分は、これらの用語によって制限されるものではないと理解されるべきである。これらの用語は、1つの要素、部材、領域、セクション、層および/または部分を別の要素、部材、領域、セクション、層および/または部分から区別するためにのみ使用され、相対的なものを指すものではない。特に指定しない限り、ある構成要素がもう一つの構成要素に「固定される」とか、「接続される」と言及されたときには、もう一つの構成要素に直接固定されているか、または接続されていたりもするが、途中でもう一つの構成要素が存在することもあるということを理解しなければならない。また、本考案における上下左右等の記載は、添付図面における本考案の各構成要素の相互の位置関係を示すものに過ぎない。
別段の定義がない限り、本考案で使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、本考案が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。さらに、別段の定義がない限り、一般的に使用される辞書で定義されている用語は、関連する技術および本考案の文脈における意味と一致する定義を有するものと解釈され、過度に形式的な意味や理想化された形で解釈されるべきではないことも理解されるべきである。
図1ないし図7を参照して、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクは、マスク本体100、体温監視システム、呼吸フィルタシステム、光電機能システム及び発光モジュールを備える。
マスク本体100は、開閉可能に接続された前カバー111と後カバー112と、前記前カバー111と前記後カバー112の上側に着脱可能に接続された頭部カバー120とを含み、その3つの部分を組み合わせた場合は、その内部に頭部収容空間130を形成し、人の頭部全体を包み込むことができると共に、組み合わせた後に頭部収容空間130の下に首用の空間が形成される。マスク本体100の前側(即ち、前カバー111の上方)にはフェイスマスク部140が設けられ、フェイスマスク部140には透明なガラス材やプラスチック材からなる窓、或いは後ほど説明するスマートレンズ190が設けられてもよく、それによってユーザがフェイスマスク部140を通して外界を見ることができると共に、感染を避けるために人間の顔を外界から隔離することができる。マスク本体100には、更に第1吸気通路150と排気通路160が設けられ、外界との空気交換を容易にするためにそれぞれ頭部収容空間130と連通する。第1吸気通路150と排気通路160は、マスク本体100の左側と右側にそれぞれ設けられる。
なお、頭部カバー120は、3層以上の積層構造で形成することができ、これによって特定の層(例えば、部品設置層)や層間に必要な電子部品を装着することができる。例えば後述する制御装置220など、或いは高周波、中周波、及び低周波電力増幅器、無線周波数チップ、電力管理チップ、基本周波数電源チップ、近距離無線通信チップ、オーディオ制御チップ、ドットマトリクス投影制御チップ、シングルチップシステム(システムオンチップ;Soc)などの電子部品が挙げられる。
また、体温監視システムは、温度センサー210と、制御装置220と、警報器230とを備え、温度センサー210と警報器230はそれぞれ制御装置220と電気的に接続される。温度センサー210は頭部収容空間130内に設置され、警報器230は前記マスク本体100の外面に設置される。温度センサー210はユーザの体温を監視でき、且つ体温データを制御装置220に伝送することができる。もし体温が制御装置220の設定値より高い場合、制御装置220は警報器230を制御して警告を出す。警報器230は、具体的には警告灯や表示画面であってもよい。
そして、呼吸フィルタシステムは、第1吸気通路150に設けられた第1送気装置300と、排気通路160に設けられた第2送気装置310とを備える。第1吸気通路150と排気通路160はそれぞれフィルタ330が設けられる。第1送気装置300と第2送気装置310はそれぞれ制御装置220と電気的に接続される。第1送気装置300は外部から内部へ空気を供給し、第2送気装置310は内部から外部へ空気を排出することで、頭部収容空間130内の空気が外界と流通すると共に、フィルタ330によって送気と排気の過程に濾過を行うことで、頭部収容空間130内に外部からウイルスが侵入したり、頭部収容空間130内のウイルスが外界に排出されて汚染させたりすることを防止する。第1送気装置300と第2送気装置310はそれぞれ制御装置220と電気的に接続され、制御装置220によって制御されている。また、頭に装着していない場合には、空気の供給と排気を行う必要がなく、頭に装着した場合にのみ作動する。
具体的には、第1送気装置300及び/または第2送気装置310はミニ換気扇であり、ミニ換気扇のブレードにはナノ光触媒コーティングが施される。ナノ光触媒コーティングは殺菌の役割を果たし、空気の供給と排気時に通過する空気を殺菌することができ、感染リスクをさらに低減する。
また、光電機能システムは、光電変換装置400と、光電変換装置400と電気的に接続されたエネルギー貯蔵装置410とを備える。エネルギー貯蔵装置410は体温監視システム及び呼吸フィルタシステムと電気的に接続され、光電変換装置400はマスク本体100の上端の外面に固定され、特に頭部カバー120の外部に固定されるのが好適である。光電変換装置400は具体的にソーラーパネルであり、光エネルギーを電気エネルギーに変換し、エネルギー貯蔵装置410に貯蔵して電気エネルギーを節約することができる。エネルギー貯蔵装置410は電池である。光エネルギーを電気エネルギーに変換するための手段は、当業者にはよく知られているか、または一般的に使用されているため、ここでの詳細な説明を省く。
前述の構造により、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスク中に、体温監視システムと呼吸フィルタシステムが設置されるため、体温監視システムの温度センサー210はユーザの体温をリアルタイムで監視できるとともに、制御装置220に伝送して、体温が高すぎると警報器230を通して警報を行い、呼吸フィルタシステムにおいて、第1吸気通路150と排気通路160はそれぞれ第1送気装置300と第2送気装置310が設置され、且つそれぞれフィルタ330が設置され、第1送気装置300と第2送気装置310の送気によって防護マスク内の空気の流通を確保し、ユーザの呼吸の快適さを確保するとともに、フィルタ330によってマスクに出入りする空気を確実にきれいにすることができる。また、光電機能システムも搭載されるため、その光電変換装置400は頭上の照明や屋外の太陽光を変換してエネルギー貯蔵装置410に蓄え、他の電子部品に電力を供給し、電力を節約することができる。
マスク本体100を着用するときのユーザーの快適性を向上させるために、頭部収容空間130の内壁には柔らかいパッド180が設けられ、着用者の頭部を快適にすることを図る。パッド180の形状は人の頭の形状に適合する。パッド180は、弾性のあるスポンジパッド180、シリコーンパッド180など柔らかい材料からなることが好適である。温度センサー210はパッド180上に設置され、且つ着用者の額に近い区域に位置することで、温度測定の精度を確保する。
また、フェイスマスク部140の両側は、マスク本体100に回転可能に接続され、マスク本体100には、フェイスマスク部140を駆動してマスク本体100に対して回転させるための回転駆動装置500が設けられる。回転駆動装置500は制御装置220及びエネルギー貯蔵装置410と電気的に接続される。マスク本体100の前面には、目の位置に相当する場所に設置された窓があり、フェイスマスク部140はその窓を閉じて外気が直接頭部収容空間130に進入して着用者と接触するのを防止するために使用される。回転駆動装置500はモーターとすることができ、フェイスマスク部140は透明であり、透明プラスチックや透明アクリル等の材質からなることができる。フェイスマスク部140とマスク本体100とはピンシャフトを介して回転可能に接続され、ピンシャフトとモーターとは伝達機構を介して伝達連結されており、前記伝達機構はギアであってもよい。モーターが回転した後、フェイスマスク部140はマスク本体100に対して回転することができ、それによってフェイスマスク部140を開閉することができる。着用者が安全な環境にいる場合(例えば、安全区域に休憩を取る時)、制御装置220を通じてフェイスマスク部140を上昇させて窓を露出させ、外気と直接連通させることができる。そして着用者が危険な環境にいる場合(例えば、感染の可能性がある場所)、窓を閉じるようにフェイスマスク部140を制御する。
好ましくは、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクには、更にフェイスマスク部140の内側に設置された、上下に昇降可能なスマートレンズを備える。スマートレンズは、リム191と、リム191上に固定されて画像を表示できる電気光学媒体レンズ192と、リム191内に設置された制御コマンド入力部(図示しない)とを備え、その制御コマンド入力部も当然、部品設置層に設けられてもいい。リム191の両側はそれぞれマスク本体100に上下フリップ可能に枢接され、その枢接軸はモーターと接続され、モーターの駆動によって上下フリップ移動をさせる。電気光学媒体レンズ192は制御装置220と電気的に接続され、前記制御コマンド入力部は制御装置220と電気的に接続される。電気光学媒体レンズ192は、電気エネルギーを調整することで電気光学媒体レンズ192の透明度を変化させることができるため、ユーザはマスク本体100の外側を直接見ることができ、あるいは電気光学媒体レンズ192を介して画像を表示することができる。フレーム(リム)191は、電気光学媒体レンズ192内にある。リム191には、電気光学媒体レンズ192の上に設置された光導波路、表示制御装置、入力カプラ、出力カプラなどがあり、それらも当然、部品設置層に設けられることができ、実際の状況に応じて制御コマンドで電気光学媒体レンズ192の一部または全体に適切な画像を表示し、例えば手術中の指示に対応する画像が投影され、医療従事者の手術を支援する。制御コマンド入力部では、ユーザが画像に基づいて動作選択を行うこともできる。制御コマンド入力部は、タッチセンサー、光センサー、圧力センサー、変形センサー等を含み、いずれもリム191の両側に設置されており、これらのセンサーを介してユーザのタッチ操作を受信し、コマンド入力を行う。すなわち、スマートレンズ190を設定することで、ARメガネやVRメガネとして使用することができ、後述のマイクやヘッドフォンと連携して音声制御機能を実現することもできる。この部分の具体的な構造については、既存のARグラスやVRグラスを参照して、当該技術分野の当業者には周知または慣用されている技術手段であるため、ここでは説明を省く。
好ましくは、頭部収容空間130内の空気をさらに消毒及び浄化するために、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクは、更にマイナスイオン発生装置600を含む。マスク本体100上は更に頭部収容空間130と連通する第2吸気通路170が設けられる。呼吸フィルタシステムは更に第2吸気通路170に設置された第3送気装置340を備える。第2吸気通路170はフィルタ330が設けられ、マイナスイオン発生装置600は第2吸気通路170に設置されると共に、第3送気装置340の後ろに位置し、マイナスイオン発生装置600及び第3送気装置340はそれぞれ制御装置220及びエネルギー貯蔵装置410と電気的に接続される。第2吸気通路170は、第1吸気通路150のように、空気は、第3送気装置340を通じて外部から内部に供給され、フィルタ330を通じて濾過され、マイナスイオン発生装置600によってさらに消毒および浄化され、着用者に供給される。マイナスイオン発生装置600はマイクロマイナスイオン発生装置600であり、体積を更に小さくなる。マイナスイオン発生装置600の具体的な構造については従来技術を参照することができ、当該技術分野における当業者には周知又は慣用されている技術手段であるため、ここでは説明を省く。
マスク本体100は、通常使用時には頭部全体を包み込むため、空気循環に使用される吸気通路と排気通路を除いて密閉されるため、音を介して外界と正常に交流することはできない。この問題を解決するために、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクには、更に頭部収容空間130に設置されてフェイスマスク部140の下に位置する第1集音装置700と、頭部収容空間130に設置された第1スピーカー710と、マスク本体100の外面に設置された第2集音装置720と、マスク本体100の外面に設置された第2スピーカー730とを備え、第1集音装置700、第2集音装置720及び第2スピーカー730はそれぞれ制御装置220及びエネルギー貯蔵装置410と電気的に接続される。第1集音装置700は着用者の音声を集音して第2スピーカー730を通じて再生し、第2集音装置720は外部の音を集音して第1スピーカー710から出力して着用者に聞こえるようにする。第1集音装置700、第2集音装置720、第1スピーカー710、第2スピーカー730の協働により、着用者は外部と通常の音声交流を行うことができる。第1集音装置700及び/または第2集音装置720はマイクロホンであり、好ましくは炭素マイクロホン(または炭素粒子マイクロホン)である。また、第1スピーカー710は、カナル型イヤホンまたは骨伝導イヤホンであってもよい。
また、第1スピーカー710と制御装置220との連携により、フェイスマスク部140の開閉を音声で制御したり、各送気装置の起動・停止を制御したりすることもできる。例えば、ユーザが本考案の防護マスクを着用すると、音声制御によってフェイスマスク部140が下げられて閉じられ、空気濾過システムが作動して送気・排気が行われる。
好ましくは、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクには、更に外部装置と無線通信するための無線通信器800を備え、無線通信器800は制御装置220及びエネルギー貯蔵装置410と電気的に接続される。無線通信器800は、Bluetooth(登録商標)通信機であってもよいし、スマートフォンの機能を無線通信器800に統合してもよい。外部装置はスマートフォンであってもよく、測定された体温は、表示および警報のためにスマートフォンに送信されてもよいし、あるいはBluetooth(登録商標)で通話してもよい。特に、無線通信器800は、スマートフォンの機能を統合することによって形成することもできるので、ユーザは、外部デバイス(スマートフォンなど)を使用せずに、通話に応答したり、ウェブを閲覧したり、インスタントメッセージングソフトウェアを使用して通信したりすることもできる。
好ましくは、保護をさらに強化するために、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクは、マスク本体100に取り外し可能に接続されるネックブレース900も含む。ネックブレース900の形状は上部が小さく、下部が大きく、下部は肩を覆い、上部は首を囲むように柔らかく人の首と肩にフィットすることができ、具体的にはシリコーンや他の材料からなる。ネックブレース900とマスク本体100とは、バックルやテープシール等を介して着脱可能に接続することができる。ネックブレース900自体には開閉可能な開口部があり、磁石によって固定されている。
好ましくは、第1吸気通路150及び/または第2吸気通路170の両端は、それぞれ静電処理されたシリコーンナノファイバー保護フィルムが設けられ、空気中の微粒子を吸着・固定し、空気をさらに浄化することができる。
好ましくは、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクには、更に頭部収容空間130内に設置されたUV殺菌灯810を備え、UV殺菌灯810は制御装置220及びエネルギー貯蔵装置410と電気的に接続される。頭部収容空間130内は、非着用時にはUV殺菌灯810によって滅菌、消毒することができる。もちろん、UV殺菌灯810は、皮膚への損傷を避けるために、着用中はオフにされる。
好ましくは、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクの応用を更に強化するように、本考案のリユース可能なスマート医療防護マスクには、更に頭部カバー120に設置された発光モジュール820を備え、好ましくは、頭部カバー120の外に向ける第二層、即ちパッド180と頭部カバー120の外部ケースとの間に設置される。前記発光モジュール820は、光制御チップおよび複数のLEDなどを含む。発光モジュール820は、赤色光または近赤外線をユーザの頭部に照射する。例えば、ユーザの髪の毛のある領域や、ユーザの額と額の反対側の面とで形成される仮想領域より上の領域に、赤色光や近赤外線を照射することができる。現在の研究では、うつ病、双極性障害、認知症、不安、注意欠陥多動性障害などの多くの精神疾患が脳の前頭葉の機能不全に関連していることが判明しており、発光モジュール820は600~700nmの赤色光または700~1100nmの近赤外線を生成し、赤色光および近赤外線の低レベルレーザー/光療法(LLLT)として使用でき、うつ病、双極性障害、認知症、不安障害、注意欠陥多動性障害の改善を促進できる。
本考案で説明するリユース可能なスマート医療防護マスクの他の部分は周知又は慣用されている技術を参照できるため、ここでの詳細な説明を省く。
本明細書に開示された実施例は、本考案の技術的思想を限定するためのものではなく説明するためのものであるため、このような実施形態により、本考案の技術思想の範囲が限定されるものでないことは自明である。本考案の明細書および図面に含まれた技術的思想の範囲内で当業者が容易に類推することができる変形例と具体的な実施例は、すべて本考案の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきものである。
100 マスク本体
111 前カバー
112 後カバー
120 頭部カバー
130 頭部収容空間
140 フェイスマスク部
150 第1吸気通路
160 排気通路
170 第2吸気通路
180 パッド
191 リム
192 電気光学媒体レンズ
210 温度センサー
220 制御装置
230 警報器
300 第1送気装置
310 第2送気装置
330 フィルタ
340 第3送気装置
400 光電変換装置
410 エネルギー貯蔵装置
500 回転駆動装置
600 マイナスイオン発生装置
700 第1集音装置
710 第1スピーカー
720 第2集音装置
730 第2スピーカー
800 無線通信器
810 UV殺菌灯
820 発光モジュール
900 ネックブレース

Claims (11)

  1. マスク本体と、体温監視システムと、呼吸フィルタシステムと、光電機能システムと、発光モジュールと、を備え、
    前記マスク本体は、互いに接続された前カバーと後カバー、及び前記前カバーと前記後カバーの上側に接続された頭部カバーを備え、前記前カバー、前記後カバー及び前記頭部カバーを組み合わせて、その内部に頭部収容空間を形成し、前記前カバーには透明のフェイスマスク部が設けられ、前記マスク本体上に更に第1吸気通路と排気通路が設けられ、前記第1吸気通路と前記排気通路はそれぞれ前記頭部収容空間と連通し、
    前記体温監視システムは、温度センサーと、制御装置と、警報器とを備え、前記温度センサーと前記警報器はそれぞれ前記制御装置と電気的に接続され、前記温度センサーは前記頭部収容空間内に設置され、前記警報器は前記マスク本体の外面に設置され、
    前記呼吸フィルタシステムは、前記第1吸気通路に設けられた第1送気装置と、前記排気通路に設けられた第2送気装置とを備え、前記第1吸気通路と前記排気通路はそれぞれフィルタが設けられ、前記第1送気装置と前記第2送気装置はそれぞれ前記制御装置と電気的に接続され、
    前記光電機能システムは、前記頭部カバーの外部に設置され、光電変換装置と、前記光電変換装置と電気的に接続されたエネルギー貯蔵装置とを備え、前記エネルギー貯蔵装置は前記体温監視システム及び前記呼吸フィルタシステムと電気的に接続され、前記光電変換装置は前記マスク本体の上端の外面に固定され、
    前記発光モジュールは、前記頭部カバーに設置され、ユーザの頭部に赤色光または近赤外線を照射することを特徴とする、リユース可能なスマート医療防護マスク。
  2. 前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に前記フェイスマスク部の内側に設置されたスマートレンズを備え、
    前記スマートレンズは、リムと、前記リム上に固定されて画像を表示できる電気光学媒体レンズと、前記リム内に設置された制御コマンド入力部とを備え、前記リムの両側はそれぞれ前記マスク本体に上下フリップ可能に枢接され、前記電気光学媒体レンズは前記制御装置と電気的に接続され、前記制御コマンド入力部は前記制御装置と電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  3. 前記頭部収容空間の内壁には柔らかいパッドが設置され、前記温度センサーは前記パッド上に設置され、且つユーザの額に近い区域に位置することを特徴とする、請求項1に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  4. 前記発光モジュールは、前記パッドと前記頭部カバーの外部ケースとの間に設置されることを特徴とする、請求項3に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  5. 前記フェイスマスク部の両側は、前記マスク本体に回転可能に接続され、前記マスク本体には、前記フェイスマスク部を駆動して前記マスク本体に対して回転させるための回転駆動装置が設けられ、前記回転駆動装置は前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  6. 前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に前記頭部収容空間に設置されて前記フェイスマスク部の下に位置する第1集音装置と、前記頭部収容空間に設置された第1スピーカーと、前記マスク本体の外面に設置された第2集音装置と、前記マスク本体の外面に設置された第2スピーカーとを備え、前記第1集音装置、前記第2集音装置及び前記第2スピーカーはそれぞれ前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  7. 前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に外部装置と無線通信するための無線通信器を備え、前記無線通信器は前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  8. 前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更にマイナスイオン発生装置を備え、前記マスク本体上は更に前記頭部収容空間と連通する第2吸気通路が設けられ、前記呼吸フィルタシステムは更に前記第2吸気通路に設置された第3送気装置を備え、前記第2吸気通路は前記フィルタが設けられ、前記マイナスイオン発生装置は前記第2吸気通路に設置されると共に、前記第3送気装置の後ろに位置し、前記マイナスイオン発生装置及び前記第3送気装置はそれぞれ前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  9. 前記第1送気装置及び/または前記第2送気装置は、ミニ換気扇からなり、前記ミニ換気扇のブレード上にナノ光触媒コーティングが施されることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  10. 前記第1吸気通路及び/または前記第2吸気通路の両端は、それぞれ静電処理されたシリコーンナノファイバー保護フィルムが設けられることを特徴とする、請求項8に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
  11. 前記リユース可能なスマート医療防護マスクには、更に前記頭部収容空間内に設置されたUV殺菌灯を備え、前記UV殺菌灯は前記制御装置及び前記エネルギー貯蔵装置と電気的に接続されることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載のリユース可能なスマート医療防護マスク。
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