JP3245689U - アウトドア用冷却ベスト - Google Patents

Abstract

【課題】着用者の体温を調整し快適性を高める、アウトドア用冷却ベストを提供する。【解決手段】ベスト本体１の周囲には第１位置決めユニット３が設けられ、収納袋２には第２位置決めユニット１２が接続され、ベスト本体の内部には冷却パイプライン４が設けられ、冷却パイプラインはベスト本体の表面に均一に分布され、冷却パイプラインの一端にはベスト本体の外側に延びる給水管が接続され、冷却パイプラインの他端にはベスト本体の外側に延びる排水管が接続され、排水管は給水管の側に位置し、収納袋内には貯水タンク７が設けられ、収納袋の表面には給水管及び排水管と係合する注水口が固定され、貯水タンクの側壁にはポンプが固定され、ポンプは貯水タンクの内部空洞に連通され、ポンプの出力軸には導管が接続され、導管は注水口と連通し、収納袋内には貯水タンクと相互に係合する冷却器１１が設けられる。【選択図】図１

Description

本考案は、冷却設備技術分野に関し、具体的にはアウトドア用冷却ベストに関する。

ベストはノースリーブの上着で、多くは保温防水、通気排汗の機能を備えており、通常のベストの形をしたアウトドアスポーツ製品、例えば救命胴衣や重荷運動類の着用可能な充填製品、構造は比較的固定されていることが多い。

ベストは普通の服と同じ、主に着用の役割を果たしている。既存のベスト機能は比較的単一であり、高い強度の仕事や運動時には、ベストは冷却することができず、着用者の体温を調節することができず、着用効果が比較的に悪い。

本考案の目的は、上記背景技術において提案された問題点を解決するためのアウトドア用冷却ベストを提供することにある。

上記目的を達成するために、本考案は以下の技術案を採用し、
アウトドア用冷却ベストであって、ベスト本体と収納袋を含み、前記ベスト本体の周囲には第１位置決めユニットが共通に設けられ、前記収納袋には第２位置決めユニットが接続され、前記ベスト本体の内部には冷却パイプラインが設けられ、前記冷却パイプラインはベスト本体の表面に均一に分布され、前記冷却パイプラインの一端にはベスト本体の外側に延びる給水管が接続され、前記冷却パイプラインの他端にはベスト本体の外側に延びる排水管が接続され、前記排水管は前記給水管の側に位置し、前記収納袋内には貯水タンクが設けられ、収納袋の表面には給水管及び排水管と相互に係合する注水口が固定的に取り付けられ、前記貯水タンクの側壁にはポンプが固定的に取り付けられ、前記ポンプは貯水タンクの内部空洞に連通され、前記ポンプの出力軸には導管が接続され、前記導管は注水口と連通し、前記収納袋内には貯水タンクと相互に係合する冷却器が設けられている。

さらに、前記第１位置決めユニットは、ベスト本体の底壁の両端にそれぞれ固定的に取り付けられた第１ベルトを含み、２組の第１ベルトにおいてかつベスト本体の一端から離れた一端には、それぞれ第１マジックテープ（登録商標）が設けられ、ベスト本体の頂壁の両端にはそれぞれ第１包帯が固定的に取り付けられ、第１ベルトの表面には第１包帯と相互に係合する第２包帯が固定的に取り付けられ、第１包帯においてかつがベスト本体から離れた一端と、第２包帯においてかつ第１ベルトから離れた一端には、それぞれ第２マジックテープ（登録商標）が固定的に取り付けられている。

さらに、前記第２位置決めユニットは、収納袋の両側にそれぞれ固定的に取り付けられた第２ベルトを含み、第２ベルトにおいてかつ収納袋から離れた一端には留め具が固定的に取り付けられている。

さらに、前記第２ベルトの表面にはウエストポーチが固定的に取り付けられ、ウエストポーチ内にはポータブル電源が装着され、前記ポータブル電源はそれぞれポンプ及び冷却器に電気的に接続されている。

さらに、前記ベスト本体が二層プラスチックフィルム構造である。

従来技術と比較して、本考案は以下のような有益な効果を有し、
冷却パイプラインを設置して貯水タンク、ポンプ、冷却器と相互に協力することにより、簡単にベスト本体を冷却することができ、さらに着用者の体温を調節し、着用の快適性を効果的に高めることができる。

アウトドア用冷却ベストの構造を示す図である。 図１におけるＡ箇所の拡大概略図。

なお、衝突しない場合には、本考案における実施例及び実施例における特徴を互いに組み合わせてもよい。

本考案の説明では、特に明確な規定と限定がない限り、用語「取り付け」、「接続」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、または一体的に接続してもよい、機械的接続でもよいし、電気的接続でもよい、直接的に接続してもよいし、中間媒体を介して間接的に接続してもよいし、２つの要素の内部の接続でもよい。当業者であれば、本考案における上記用語の具体的な意味は、具体的な状況を通じて理解することができる。

以下、本考案の具体的な実現例について具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。

図１、図２に示すように、本考案の一つの実施例に提供されるアウトドア用冷却ベストの構造を示す図であり、ベスト本体１と収納袋２を含み、前記ベスト本体１の周囲には第１位置決めユニット３が共通に設けられ、前記収納袋２には第２位置決めユニット１２が接続され、前記ベスト本体１の内部には冷却パイプライン４が設けられ、前記冷却パイプライン４はベスト本体１の表面に均一に分布され、前記冷却パイプライン４の一端にはベスト本体１の外側に延びる給水管５が接続され、前記冷却パイプライン４の他端にはベスト本体１の外側に延びる排水管６が接続され、前記排水管６は前記給水管５の側に位置し、前記収納袋２内には貯水タンク７が設けられ、収納袋２の表面には給水管５及び排水管６と相互に係合する注水口８が固定的に取り付けられ、前記貯水タンク７の側壁にはポンプ９が固定的に取り付けられ、前記ポンプは９貯水タンク７の内部空洞に連通され、前記ポンプ９の出力軸には導管１０が接続され、前記導管１０は注水口８と連通し、前記収納袋２内には貯水タンク７と相互に係合する冷却器１１が設けられ、使用時には、貯水タンク７内に適量の水を注入し、前記冷却器１１は、貯水タンク７内の水を冷却処理することができ、第１位置決めユニット３を介してベスト本体１を作業者に装着し、ベスト本体１と作業者の背部を互いに貼り合わせ、第２位置決めユニット１２を介して収納袋２を作業者の腰部に固定し、ポンプ９を起動し、注水口８を介して給水管５と相互に係合し、ポンプ９は貯水タンク７内の冷却水をベスト本体１内部の冷却パイプライン４内に送ることができ、冷却水と冷却パイプライン４は互いに協力し合い、ベスト本体１を冷却することができ、ベスト本体１と作業者の背部は互いに貼り合わせ、熱伝導効果により、作業者を効果的に冷却することができ、作業者の快適性を効果的に高めることができる。冷却水は冷却パイプライン４内を流れ続け、排水管６を介して貯水タンク７内に再還流され、冷却水を再生利用することができる。

図１に示すように、本考案の好適な実施例として、前記第１位置決めユニット３は、ベスト本体１の底壁の両端にそれぞれ固定的に取り付けられた第１ベルト３１を含み、２組の第１ベルト３１においてかつベスト本体１の一端から離れた一端には、それぞれ第１マジックテープ（登録商標）３２が設けられ、ベスト本体１の頂壁の両端にはそれぞれ第１包帯３３が固定的に取り付けられ、第１ベルト３１の表面には第１包帯３３と相互に係合する第２包帯３４が固定的に取り付けられ、第１包帯３３においてかつがベスト本体１から離れた一端と、第２包帯３４においてかつ第１ベルト３１から離れた一端には、それぞれ第２マジックテープ（登録商標）３５が固定的に取り付けられ、使用時には、第１ベルト３１を作業者の腰部を囲むようにして２組の第１マジックテープ（登録商標）３２を貼り合わせて押圧し、第１包帯３３端部の第２マジックテープ（登録商標）３５と第２包帯３４端部の第２マジックテープ（登録商標）３５とを貼り合わせて押圧することにより、作業者の背中に容易にベスト本体１を着用することができる。

図１に示すように、本考案の好適な実施例として、前記第２位置決めユニット１２は、収納袋２の両側にそれぞれ固定的に取り付けられた第２ベルト１２１を含み、第２ベルト１２１においてかつ収納袋２から離れた一端には留め具１２２が固定的に取り付けられ、使用時には、第２ベルト１２１と留め具１２２とが協働することにより、収納袋２を作業者の腰部位置に容易に取り付けることができる。

図１に示すように、本考案の好適な実施例として、前記第２ベルト１２１の表面にはウエストポーチ１３が固定的に取り付けられ、ウエストポーチ１３内にはポータブル電源が装着され、前記ポータブル電源１４はそれぞれポンプ９及び冷却器１１に電気的に接続されている。

図１に示すように、本考案の好適な実施例として、、前記ベスト本体１が二層プラスチックフィルム構造である。

本考案の動作原理は以下の通り、使用時には、貯水タンク７内に適量の水を注入し、前記冷却器１１は、貯水タンク７内の水を冷却処理することができ、第１位置決めユニット３を介してベスト本体１を作業者に装着し、ベスト本体１と作業者の背部を互いに貼り合わせ、第２位置決めユニット１２を介して収納袋２を作業者の腰部に固定し、ポンプ９を起動し、注水口８を介して給水管５と相互に係合し、ポンプ９は貯水タンク７内の冷却水をベスト本体１内部の冷却パイプライン４内に送ることができ、冷却水と冷却パイプライン４は互いに協力し合い、ベスト本体１を冷却することができ、ベスト本体１と作業者の背部は互いに貼り合わせ、熱伝導効果により、作業者を効果的に冷却することができ、作業者の快適性を効果的に高めることができる。冷却水は冷却パイプライン４内を流れ続け、排水管６を介して貯水タンク７内に再還流され、冷却水を再生利用することができる。

以上、本願の好適な実施形態について詳細に説明したが、本願は上記実施形態に限定されるものではなく、当業者が備える知識の範囲内において、本願の趣旨を逸脱することなく種々の変更を行うことができる。

１、ベスト本体；２、収納袋；３、第１位置決めユニット；３１、第１ベルト；３２、第１マジックテープ（登録商標）；３３、第１包帯；３４、第２包帯；３５、第２マジックテープ（登録商標）；４、冷却パイプライン；５、給水管；６、排水管；７、貯水タンク；８、注水口；９、ポンプ；１０、導管；１１、冷却器；１２、第２位置決めユニット；１２１、第２ベルト；１２２、留め具；１３、ウエストポーチ；１４、ポータブル電源。

Claims (5)

1. ベスト本体と収納袋を含むアウトドア用冷却ベストであって、
   前記ベスト本体の周囲には第１位置決めユニットが共通に設けられ、前記収納袋には第２位置決めユニットが接続され、前記ベスト本体の内部には冷却パイプラインが設けられ、前記冷却パイプラインはベスト本体の表面に均一に分布され、前記冷却パイプラインの一端にはベスト本体の外側に延びる給水管が接続され、前記冷却パイプラインの他端にはベスト本体の外側に延びる排水管が接続され、前記排水管は前記給水管の側に位置し、前記収納袋内には貯水タンクが設けられ、収納袋の表面には給水管及び排水管と相互に係合する注水口が固定的に取り付けられ、前記貯水タンクの側壁にはポンプが固定的に取り付けられ、前記ポンプは貯水タンクの内部空洞に連通され、前記ポンプの出力軸には導管が接続され、前記導管は注水口と連通し、前記収納袋内には貯水タンクと相互に係合する冷却器が設けられていることを特徴とするアウトドア用冷却ベスト。
2. 前記第１位置決めユニットは、ベスト本体の底壁の両端にそれぞれ固定的に取り付けられた第１ベルトを含み、２組の第１ベルトにおいてかつベスト本体の一端から離れた一端には、それぞれ第１マジックテープ（登録商標）が設けられ、ベスト本体の頂壁の両端にはそれぞれ第１包帯が固定的に取り付けられ、第１ベルトの表面には第１包帯と相互に係合する第２包帯が固定的に取り付けられ、第１包帯においてかつがベスト本体から離れた一端と、第２包帯においてかつ第１ベルトから離れた一端には、それぞれ第２マジックテープ（登録商標）が固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載のアウトドア用冷却ベスト。
3. 前記第２位置決めユニットは、収納袋の両側にそれぞれ固定的に取り付けられた第２ベルトを含み、第２ベルトにおいてかつ収納袋から離れた一端には留め具が固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載のアウトドア用冷却ベスト。
4. 前記第２ベルトの表面にはウエストポーチが固定的に取り付けられ、ウエストポーチ内にはポータブル電源が装着され、前記ポータブル電源はそれぞれポンプ及び冷却器に電気的に接続されていることを特徴とする請求項１に記載のアウトドア用冷却ベスト。
5. 前記ベスト本体が二層プラスチックフィルム構造であることを特徴とする請求項１に記載のアウトドア用冷却ベスト。