JP3245246U - 室内温度調節可能なマットレス - Google Patents

Abstract

【課題】睡眠時の快適性を効果的に高める、室内温度調節可能なマットレスを提供する。
【解決手段】マットレス本体１と、枕カバー本体２と、コントローラ３を含み、マットレス本体内部には第１ガイドパイプライン４が設けられ、第１ガイドパイプラインはマットレス本体内部に均一に分布され、枕カバー本体内部には第２ガイドパイプライン５が設けられ、第２ガイドパイプラインは枕カバー本体内部に均一に分布され、コントローラ内部には貯水タンクが設けられ、コントローラ内部には貯水タンクと相互に連係する水温調節器が設けられ、第１ガイドパイプライン、第２ガイドパイプライン、コントローラには共に循環流動機構８が接続され、循環流動機構は注水ユニット８１と返水ユニット８２を含み、注水ユニット、返水ユニットは、それぞれ第１ガイドパイプラインと第２ガイドパイプラインに接続されている。
【選択図】図１

Description

本考案は、マットレス設備の技術分野に関し、具体的には室内温度調節可能なマットレスに関する。

マットレスは、消費者が健康で快適な睡眠を得るために使用され、人体とベッドの中間のアイテムである。マットレスの材質は非常に多く、異なる材料で作られたマットレスは人に異なる睡眠効果をもたらすことができる。

既存のマットレスや枕カバーなどの寝具の機能は比較的単一で、使用中、温度を調節することができず、夏季は放熱できず、冬季は昇温できず、使用者の睡眠の質に影響し、快適性が悪い。

本考案の目的は、上記背景技術において提案された問題点を解決するための室内温度調節可能なマットレスを提供することにある。

上記目的を達成するために、本考案は以下の技術案を採用し、
室内温度調節可能なマットレスであって、マットレス本体と、枕カバー本体と、コントローラを含み、前記マットレス本体内部には第１ガイドパイプラインが設けられ、第１ガイドパイプラインはマットレス本体内部に均一に分布され、前記枕カバー本体内部には第２ガイドパイプラインが設けられ、第２ガイドパイプラインは枕カバー本体内部に均一に分布され、前記コントローラ内部には貯水タンクが設けられ、コントローラ内部には貯水タンクと相互に連係する水温調節器が設けられ、第１ガイドパイプライン、第２ガイドパイプライン、コントローラには共に循環流動機構が接続され、前記循環流動機構は注水ユニットと返水ユニットを含み、前記注水ユニット、返水ユニットは、それぞれ第１ガイドパイプラインと第２ガイドパイプラインに接続されている。

さらに、前記注水ユニットは第１三方バルブを含み、コントローラ内部には貯水タンクと連通するポンプが取り付けられ、前記ポンプにはコントローラの外側に延びる排水パイプが接続され、枕カバー本体表面には第２ガイドパイプラインと連通する第１給水口が設けられ、マットレス本体表面には第１ガイドパイプラインと連通する第２給水口が設けられ、第１三方バルブの一端には第１導管が接続され、第１導管においてかつ第１三方バルブから離れた一端には、排水パイプと連係する留め具が設けられ、第１三方バルブの他の両端には第１給水口、第２給水口と連係する注水ホースがそれぞれ設けられている。

さらに、前記返水ユニットは、第２三方バルブを含み、コントローラの側壁には貯水タンクと連通する返水パイプが設けられ、枕カバー本体表面には第２ガイドパイプと連通する第１排水口が設けられ、マットレス本体表面には第１ガイドパイプと連通する第２排水口が設けられ、第２三方バルブの一端には第２導管が接続され、第２導管においてかつ第２三方バルブから離れた一端は留め具に接続され、留め具と返水パイプは互いに嵌合し、第２三方バルブの他の両端には第１排水口、第２排水口に接続された返水ホースがそれぞれ設けられている。

さらに、前記マットレス本体と枕カバー本体の内部には、それぞれ第１ガイドパイプライン、第２ガイドパイプラインと連係する圧着ストリップが設けられている。

さらに、前記コントローラの表面には貯水タンクと連通する注水弁が設けられている。

さらに、前記枕カバー本体の背面には、２組の相対的に分布された取付ベルトが設けられ、前記取付ベルトが弾性材料により作られている。

従来技術と比較して、本考案は以下のような有益な効果を有し、第１ガイドパイプライン、第２ガイドパイプライン、貯水タンク、水温調節器と注水ユニット、返水ユニットを設けることにより、マットレス本体及び枕カバー本体の温度を便利に調整でき、使用者の睡眠時の快適性を効果的に高め、既存のベッドマット及び枕カバーなどの寝具の機能が比較的単一で、温度を調節できず、夏季は放熱できず、冬季は昇温できず、快適性が劣る問題を解決する。

室内温度調節可能なマットレスの構造を示す図である。 室内温度調節可能なマットレスにおけるコントローラの構造を示す図である。 室内温度調節可能なマットレスにおける枕カバーの構造を示す図である。

なお、衝突しない場合には、本考案における実施例及び実施例における特徴を互いに組み合わせてもよい。

本考案の説明では、特に明確な規定と限定がない限り、用語「取り付け」、「接続」、「接続」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、または一体的に接続してもよい、機械的接続でもよいし、電気的接続でもよい、直接的に接続してもよいし、中間媒体を介して間接的に接続してもよいし、２つの要素の内部の接続でもよい。当業者であれば、本考案における上記用語の具体的な意味は、具体的な状況を通じて理解することができる。

以下、本考案の具体的な実現例について具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。

図１、図２に示すように、本考案の一つの実施例に提供される室内温度調節可能なマットレスであって、マットレス本体１と、枕カバー本体２と、コントローラ３を含み、前記マットレス本体１内部には第１ガイドパイプライン４が設けられ、第１ガイドパイプライン４はマットレス本体１内部に均一に分布され、前記枕カバー本体２内部には第２ガイドパイプライン５が設けられ、第２ガイドパイプライン５は枕カバー本体２内部に均一に分布され、前記コントローラ３内部には貯水タンク６が設けられ、コントローラ３内部には貯水タンク６と相互に連係する水温調節器７が設けられ、第１ガイドパイプライン４、第２ガイドパイプライン５、コントローラ３には共に循環流動機構８が接続され、前記循環流動機構８は注水ユニット８１と返水ユニット８２を含み、前記注水ユニット８１、返水ユニット８２は、それぞれ第１ガイドパイプライン４と第２ガイドパイプライン５に接続され、使用時には、貯水タンク６内に適量の水が貯留されており、前記水温調節器７は、貯水タンク６内の水の温度を調節し、マットレス本体１をベッドに敷いて枕カバー本体２を枕に被せ、前記注水ユニット８１は、貯水タンク６内の水を第１ガイドパイプライン４及び第２ガイドパイプライン５内にそれぞれ移送することができ、貯水タンク６内の水は、第１ガイドパイプライン４と第２ガイドパイプライン５との協働により、マットレス本体１及び枕カバー本体２の表面を全範囲に流動することができ、熱伝達を経て、前記返水ユニット８２は、第１ガイドパイプライン４及び第２ガイドパイプライン５内の水を貯水タンク６内に再移送することができ、夏季には、前記水温調節器７は貯水タンク６内の水を降温し、さらにマットレス本体１及び枕カバー本体２を降温することができ、使用者の放熱に便利であり、冬季には、前記水温調節器７は貯水タンク６内の水を昇温し、さらにマットレス本体１及び枕カバー本体２を昇温することができ、使用者の保温に便利であり、睡眠時の快適性を効果的に高めることができる。

図１、図２に示すように、本考案の好適な実施例として、前記注水ユニット８１は第１三方バルブ８１３を含み、コントローラ３内部には貯水タンク６と連通するポンプ８１１が取り付けられ、前記ポンプ８１１にはコントローラ３の外側に延びる排水パイプ８１２が接続され、枕カバー本体２表面には第２ガイドパイプライン５と連通する第１給水口８１６が設けられ、マットレス本体１表面には第１ガイドパイプライン４と連通する第２給水口８１７が設けられ、第１三方バルブ８１３の一端には第１導管８１４が接続され、第１導管８１４においてかつ第１三方バルブ８１３から離れた一端には、排水パイプ８１２と連係する留め具８１８が設けられ、第１三方バルブ８１３の他の両端には第１給水口８１６、第２給水口８１７と連係する注水ホース８１５がそれぞれ設けられている。使用時には、ポンプ８１１は貯水タンク６内の水を第１導管８１４内に送り、さらに第１三方バルブ８１３内に送り、第１三方バルブ８１３と注水ホース８１５とが協働することにより、貯水タンク６内の水を第１ガイドパイプライン４および第２ガイドパイプライン５内に容易に送ることができる。

図１、図２に示すように、本考案の好適な実施例として、前記返水ユニット８は、第２三方バルブ８２２を含み、コントローラ３の側壁には貯水タンク６と連通する返水パイプ８２１が設けられ、枕カバー本体２表面には第２ガイドパイプ５と連通する第１排水口８２５が設けられ、マットレス本体１表面には第１ガイドパイプ４と連通する第２排水口８２６が設けられ、第２三方バルブ８２２の一端には第２導管８２３が接続され、第２導管８２３においてかつ第２三方バルブ８２２から離れた一端は留め具８１８に接続され、留め具８１８と返水パイプ８２１は互いに嵌合し、第２三方バルブ８２２の他の両端には第１排水口８２５、第２排水口８２６に接続された返水ホース８２６がそれぞれ設けられ、使用時には、第１ガイドパイプライ４、第２ガイドパイプライ５内の水は、第２排水口８２６、第１排水口８２５を通って第２三方バルブ８２２に流れ、さらに自動的に貯水タンク６内に還流することができる。

図１に示すように、本考案の好適な実施例として、前記マットレス本体１と枕カバー本体２の内部には、それぞれ第１ガイドパイプライン４、第２ガイドパイプライン５と連係する圧着ストリップ９が設けられている。

図１、図２に示すように、本考案の好適な実施例として、前記コントローラ３の表面には貯水タンク６と連通する注水弁１０が設けられている。

図３に示すように、本考案の好適な実施例として、前記枕カバー本体２の背面には、２組の相対的に分布された取付ベルト１１が設けられ、前記取付ベルト１１が弾性材料により作られている。

本考案の動作原理は、使用時には、貯水タンク６内に適量の水が貯留されており、前記水温調節器７は、貯水タンク６内の水の温度を調節し、マットレス本体１をベッドに敷いて枕カバー本体２を枕に被せ、ポンプ８１１は、貯水タンク６内の水を第１導管８１４内、さらに第１三方バルブ８１３内に移送し、第１三方バルブ８１３と注水ホース８１５とが協働することにより、貯水タンク６内の水を第１導流管路４および第２導流管路５内に容易に移送することができる。貯水タンク６内の水は、第１ガイドパイプライ４と第２ガイドパイプライ５と相互に協働することにより、マットレス本体１及び枕カバー本体２の表面を全範偉に流動することができ、熱伝達を経て、第１ガイドパイプライ４、第２ガイドパイプライ５内の水は第２排水口８２６、第１排水口８２５を通って第２三方バルブ８２２に流れ、さらに自動的に貯水タンク６内に還流することができる。夏季には、前記水温調節器７は貯水タンク６内の水を降温し、さらにマットレス本体１及び枕カバー本体２を降温することができ、使用者の放熱に便利であり、冬季には、前記水温調節器７は貯水タンク６内の水を昇温し、さらにマットレス本体１及び枕カバー本体２を昇温することができ、使用者の保温に便利で、睡眠時の快適性を高めることができる。

以上、本願の好適な実施形態について詳細に説明したが、本願は上記実施形態に限定されるものではなく、当業者が備える知識の範囲内において、本願の趣旨を逸脱することなく種々の変更を行うことができる。

１、マットレス本体；２、枕カバー本体；３、コントローラ；４、第１ガイドパイプライン；５、第２ガイドパイプライン；６、貯水タンク；７、水温調節器；８、循環流動機構；８１、注水ユニット；８１１、ポンプ；８１２、排水パイプ；８１３、第１三方バルブ；８１４、第１導管；８１５、注水ホース；８１６、第１給水口；８１７、第２給水口；８１８、留め具；８２、返水ユニット；８２１、返水パイプ；８２２、第２三方バルブ；８２３、第２導管；８２４、返水ホース；８２５、第１排水口；８２６、第２排水口；９、圧着ストリップ；１０、注水弁；１１、取付ベルト。

Claims (6)

1. マットレス本体と、枕カバー本体と、コントローラを含む室内温度調節可能なマットレスであって、
   前記マットレス本体内部には第１ガイドパイプラインが設けられ、第１ガイドパイプラインはマットレス本体内部に均一に分布され、前記枕カバー本体内部には第２ガイドパイプラインが設けられ、第２ガイドパイプラインは枕カバー本体内部に均一に分布され、前記コントローラ内部には貯水タンクが設けられ、コントローラ内部には貯水タンクと相互に連係する水温調節器が設けられ、第１ガイドパイプライン、第２ガイドパイプライン、コントローラには共に循環流動機構が接続され、前記循環流動機構は注水ユニットと返水ユニットを含み、前記注水ユニット、返水ユニットは、それぞれ第１ガイドパイプラインと第２ガイドパイプラインに接続されていることを特徴とする室内温度調節可能なマットレス。
2. 前記注水ユニットは第１三方バルブを含み、コントローラ内部には貯水タンクと連通するポンプが取り付けられ、前記ポンプにはコントローラの外側に延びる排水パイプが接続され、枕カバー本体表面には第２ガイドパイプラインと連通する第１給水口が設けられ、マットレス本体表面には第１ガイドパイプラインと連通する第２給水口が設けられ、第１三方バルブの一端には第１導管が接続され、第１導管においてかつ第１三方バルブから離れた一端には、排水パイプと連係する留め具が設けられ、第１三方バルブの他の両端には第１給水口、第２給水口と連係する注水ホースがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項１に記載の室内温度調節可能なマットレス。
3. 前記返水ユニットは、第２三方バルブを含み、コントローラの側壁には貯水タンクと連通する返水パイプが設けられ、枕カバー本体表面には第２ガイドパイプと連通する第１排水口が設けられ、マットレス本体表面には第１ガイドパイプと連通する第２排水口が設けられ、第２三方バルブの一端には第２導管が接続され、第２導管においてかつ第２三方バルブから離れた一端は留め具に接続され、留め具と返水パイプは互いに嵌合し、第２三方バルブの他の両端には第１排水口、第２排水口に接続された返水ホースがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項２に記載の室内温度調節可能なマットレス。
4. 前記マットレス本体と枕カバー本体の内部には、それぞれ第１ガイドパイプライン、第２ガイドパイプラインと連係する圧着ストリップが設けられていることを特徴とする請求項１に記載の室内温度調節可能なマットレス。
5. 前記コントローラの表面には貯水タンクと連通する注水弁が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の室内温度調節可能なマットレス。
6. 前記枕カバー本体の背面には、２組の相対的に分布された取付ベルトが設けられ、前記取付ベルトが弾性材料により作られていることを特徴とする請求項１に記載の室内温度調節可能なマットレス。