JP3244771U - 220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で、操作が簡単で、作業効率と作業品質を向上させ、停電時間を短縮し、安全性を高めた220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置を提供する。【解決手段】220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置は、移動カート1、ブラケット2、ハンドル3、絶縁ロッド昇降機構4、絶縁ロッド取付機構5、絶縁ロッド引起機構6を含み、ブラケットは移動カートの左側に固定的に取り付けられ、ハンドルはブラケットの上方左側に固定的に取り付けられ、絶縁ロッド昇降機構は移動カートの右側に取り付けられ、絶縁ロッド取付機構は絶縁ロッド昇降機構に取り付けられ、絶縁ロッド引起機構はブラケットの上方に取り付けられていることにより、接地線の架設を人による操作から機械による運搬、架設に転換でき、作業効率を向上させ、操作品質を大幅に向上させる。【選択図】図1
Description
本考案は電力メンテナンス技術分野に関し、特に220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置に関する。
現在、開放型変電所は一部の設備の点検停電時に接地線を掛けて、点検中の人身、設備の安全を保障する必要がある。
220キロボルト変電所で使用される接地線は純銅ケーブルで作られ、接地線の線径は太く、重量は大きいが、220キロボルト変電所内の一次設備は接地距離が高く、接地線は非常に重く、接地時には大量の体力を消費する必要があり、常に2-3人が共で操作する必要がある。接地線の架設困難を招く、特に現場でマルチ接地線を設置する必要がある複雑な操作に遭遇した場合、操作者は各間隔内を往復しなければならず、操作品質と労働効率を大幅に低下させ、また一定の安全上の危険性が存在する
上記問題を克服するために、本考案の目的は、220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置を提供することにあり、該装置は、絶縁ロッド昇降機構、絶縁ロッド取付機構、絶縁ロッド引起機構を移動カートに配置することにより、接地線の架設を単純な人工操作から機械運搬、人工架設の操作方法に転換し、人力労働を減少し、体力を節約し、作業効率を向上させるとともに、該補助架設装置は構造が簡単で、操作が便利で、普及応用に便利で、作業効率を向上させ、作業品質を向上させ、220キロボルト変電所の1回の操作時の操作品質と労働効率を大幅に向上させ、停電操作時間を短縮し、人員の利用率を高め、操作中の安全リスクを下げる。
本考案は主に以下の技術案を提供し、移動カート、ブラケット、ハンドル、絶縁ロッド昇降機構、絶縁ロッド取付機構、絶縁ロッド引起機構を含み、前記ブラケットは移動カートの左側に固定的に取り付けられ、前記ハンドルはブラケットの上方左側に固定的に取り付けられ、前記絶縁ロッド昇降機構は移動カートの右側に取り付けられ、前記絶縁ロッド取付機構は絶縁ロッド昇降機構に取り付けられ、前記絶縁ロッド引起機構はブラケットの上方に取り付けられている。
さらに、前記移動カートは、カート底板、固定キャスター、ブレーキキャスター、支持脚コンポーネントを含み、前記固定キャスターは2つあり、カート底板の下方右側に取り付けられ、前記ブレーキキャスターは2つあり、カート底板の下方左側に取り付けられ、前記カート底板の前後両側にはスライドレールが設けられ、前記支持脚コンポーネントはカート底板の両側のスライドレールに取り付けられている。
さらに、前記支持脚コンポーネント14は支持脚、スクリュー、固定ディスク、回転ハンドルから構成され、前記支持脚はカート底板の両側のスライドレールに取り付けられ、支持脚の右端にはネジ穴が設けられ、前記スクリューは支持脚の右端のネジ穴を貫通して支持脚に接続され、前記固定ディスクはスクリューの下方に取り付けられており、かつ地面に接触し、前記回転ハンドルはスクリューの上方に取り付けられている。
さらに、前記絶縁ロッド昇降機構は昇降回転軸、角度ストッパ、垂直ストッパ、昇降固定ブラケット、昇降固定ガイドレール、昇降移動ガイドレール、手動オートロックウインチ、シーブ、ワイヤロープフックを含み、前記昇降回転軸はカート底板の右側に固定的に取り付けられ、前記角度ストッパは昇降回転軸の前方に取り付けられ、前記垂直ストッパはカート底板に固定的に取り付けられており、かつ昇降回転軸の左側に位置し、前記昇降固定ブラケットは昇降回転軸に固定接続され、前記昇降固定ガイドレールは昇降固定ブラケットの内部に取り付けられ、前記昇降移動ガイドレールは昇降固定ガイドレールに接続されており、かつ昇降固定ブラケットの内部に移動することができ、前記手動オートロックウインチは昇降固定ブラケットの外部上方に取り付けられ、前記シーブは、昇降固定ブラケットの外部上方に取り付けられており、かつ手動オートロックウインチの上方に位置し、前記ワイヤロープフックは昇降固定ブラケットの側面に取り付けられており、かつ手動ロックウインチの反対側に位置している。
さらに、前記絶縁ロッド取付機構は、絶縁ロッド固定座、絶縁ロッド、絶縁ロッド可動キャッピング、ロックロッド、回転ヒンジ、ロックロッドハンドル、アンロックナット、糸掛けフックを含み、前記絶縁ロッド固定座は昇降固定ブラケットに取り付けられ、絶縁ロッド固定座の下方にスリーブが設けられ、前記絶縁ロッドはスリーブ内に挿入されておりかつ絶縁ロッド固定座に載置され、前記回転ヒンジには、溝が設けられ、前記ロックロッドは、回転ヒンジの溝内に入れることができ、前記絶縁ロッド可動キャッピングは回転ヒンジを介して絶縁ロッド固定座に接続され、絶縁ロッド可動キャッピングは回転可能であり、ロックロッドは絶縁ロッド固定座の方向に沿って移動可能であり、前記ロックロッドハンドルは、ロックロッドの側面に取り付けられ、前記アンロックナットは、蝶ナットであり、絶縁ロッド可動キャッピングの下方に取り付けられ、前記糸掛けフックは、絶縁ロッドの最も右端に取り付けられている。
さらに、前記絶縁ロッド引起機構は、引起手動オートロックウインチと、ワイヤロープとを含み、前記引起手動オートロックウインチはブラケットの上方に取り付けられ、前記ワイヤロープの一端は引起手動オートロックウインチに接続され、他端にはフックが取り付けられ、フックは絶縁ロッド昇降機構のワイヤロープフックに接続され、さらにワイヤロープは絶縁ロッド昇降機構に接続されるようになる。
さらに、前記ハンドルは2つあり、ハンドルにはゴム材料に作られた保護カバーが被覆されている。
さらに、前記カート底板の長さは900mm~1200mmであり、前記支持脚の長さは0mm~300mmである。
さらに、前記絶縁ロッド昇降機構における角度ストッパは、絶縁ロッド固定ブラケットと地面の傾斜角度が10°であることを制限し、前記手動オートロックウインチは地面から1400mm離れている。
本考案の有益な効果は以下の通り、
本考案は220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であり、移動カート、ブラケット、ハンドル、絶縁ロッド昇降機構、絶縁ロッド取付機構、絶縁ロッド引起機構を含み、前記ブラケットは移動カートの左側に固定的に取り付けられ、前記ハンドルはブラケットの上方左側に固定的に取り付けられ、ハンドルを使用して移動カートを移動させ、操作が簡単で、省力で、人件費を節約し、前記絶縁ロッド昇降機構は移動カートの右側に取り付けられ、絶縁ロッドの昇降に用いられ、異なる高さの設備の架設を補助し、応用範囲が広く、前記絶縁ロッド取付機構は絶縁ロッド昇降機構に取り付けられ、絶縁ロッドの固定に用いられ、接地中の絶縁ロッドの安定と信頼性を保証し、接地中の安全を高め、前記絶縁ロッド引起機構はブラケットの上方に取り付けられ、接地完了後の絶縁ロッドの上昇に用いられ、オートロックウインチを用いて安全、信頼性、省力化を行い、作業効率を大幅に向上させ、全体的に言えば、該装置は接地線の架設を単純な人工操作から機械運搬、人工架設の操作方法に転換し、人力労働を減少させ、体力を節約し、作業効率を向上させ、220キロボルト変電所の1回操作時の操作品質と労働効率を大幅に向上させ、停電操作時間の短縮、人員利用率の向上、操作中の安全リスクの低減する。
本考案は220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であり、移動カート、ブラケット、ハンドル、絶縁ロッド昇降機構、絶縁ロッド取付機構、絶縁ロッド引起機構を含み、前記ブラケットは移動カートの左側に固定的に取り付けられ、前記ハンドルはブラケットの上方左側に固定的に取り付けられ、ハンドルを使用して移動カートを移動させ、操作が簡単で、省力で、人件費を節約し、前記絶縁ロッド昇降機構は移動カートの右側に取り付けられ、絶縁ロッドの昇降に用いられ、異なる高さの設備の架設を補助し、応用範囲が広く、前記絶縁ロッド取付機構は絶縁ロッド昇降機構に取り付けられ、絶縁ロッドの固定に用いられ、接地中の絶縁ロッドの安定と信頼性を保証し、接地中の安全を高め、前記絶縁ロッド引起機構はブラケットの上方に取り付けられ、接地完了後の絶縁ロッドの上昇に用いられ、オートロックウインチを用いて安全、信頼性、省力化を行い、作業効率を大幅に向上させ、全体的に言えば、該装置は接地線の架設を単純な人工操作から機械運搬、人工架設の操作方法に転換し、人力労働を減少させ、体力を節約し、作業効率を向上させ、220キロボルト変電所の1回操作時の操作品質と労働効率を大幅に向上させ、停電操作時間の短縮、人員利用率の向上、操作中の安全リスクの低減する。
本考案は220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であり、前記移動カートはカート底板、固定キャスター、ブレーキキャスター、支持脚コンポーネントを含み、前記固定キャスターとブレーキキャスターはカートの移動と固定の2種類の方式を保証し、信頼性があり、安定しており、操作が簡単で便利である。該移動カートは支持脚コンポーネントを用いて絶縁ロッド昇降構造の前方傾斜による重心の前方で転覆を生じる問題を回避し、安全性が高い。
本考案は220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であり、前記絶縁ロッド昇降機構は角度ストッパ、垂直ストッパを含み、前記角度ストッパは絶縁ロッド昇降機構の傾斜角度を制限し、実際の使用要求に符合し、接地線の架設を迅速に完成でき、作業効率を向上することができ、前記垂直ストッパは絶縁ロッド昇降機構の昇降時に昇降角度を制限、絶縁ロッド昇降機構が急速に安定的に上昇し、安全性が高いことを保証する。
本考案は220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であり、前記絶縁ロッド取付機構の絶縁ロッド可動キャッピングは、絶縁ロッドを絶縁ロッド固定座内に固定し、絶縁ロッドが揺れず、作業中に振幅が現れないことを保証し、操作信頼性と安全性を高めた。
以下、図面及び実施例を用いて本考案の具体的な実施形態について説明する。
なお、本明細書に添付された図面に示された構造、割合、大きさなどは、本考案の実施可能な限定条件、いかなる構造の修飾、比例関係の変更または大きさの調整を限定するためではなく、本考案の発生可能な効果および達成可能な目的に影響を与えない限り、本明細書に開示された内容に合わせて、この技術に詳しい人が理解し、読むためにのみ使用される。いずれも本考案に開示された技術内容がカバーできる範囲内にある。
同時に、本明細書に引用されている「上」、「下」、「左」、「右」、「中間」及び「一」などの用語も、本考案の実施可能な範囲、その相対関係の変更又は調整を限定するためのものではなく、説明の容易さのためのものであり、実質的な変更技術内容がない場合、本考案の実施可能な範疇とみなされる。
図1~5に示すように、本考案の具体的な実施形態を示し、本考案が開示したのは220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であり、移動カート1、ブラケット2、ハンドル3、絶縁ロッド昇降機構4、絶縁ロッド取付機構5、絶縁ロッド引起機構6を含み、前記ブラケット2は移動カート1の左側に固定的に取り付けられ、前記ハンドル3はブラケット2の上方左側に固定的に取り付けられ、前記絶縁ロッド昇降機構4は移動カート1の右側に取り付けられ、前記絶縁ロッド取付機構5は絶縁ロッド昇降機構4に取り付けられ、前記絶縁ロッド引起機構6はブラケット2の上方に取り付けられている。
本考案において、図1に示すように、前記ブラケット2は移動カート1の左側に固定的に取り付けられ、前記ハンドル3はブラケット2の上方左側に固定的に取り付けられ、ハンドル3を使用して移動カート1を移動させ、操作が簡単で、省力で、人件費を節約し、前記絶縁ロッド昇降機構4は移動カート1の右側に取り付けられ、絶縁ロッドの昇降に用いられ、異なる高さの設備の架設を補助し、応用範囲が広く、前記絶縁ロッド取付機構5は絶縁ロッド昇降機構4に取り付けられ、絶縁ロッドの固定に用いられ、接地中の絶縁ロッドの安定と信頼性を保証し、接地中の安全を高め、前記絶縁ロッド引起機構6はブラケット2の上方に取り付けられ、接地完了後の絶縁ロッドの上昇に用いられ、オートロックウインチを用いて安全、信頼性、省力化を行い、作業効率を大幅に向上させ、全体的に言えば、該装置は接地線の架設を単純な人工操作から機械運搬、人工架設の操作方法に転換し、人力労働を減少させ、体力を節約し、作業効率を向上させ、220キロボルト変電所の1回操作時の操作品質と労働効率を大幅に向上させ、停電操作時間の短縮、人員利用率の向上、操作中の安全リスクの低減する。
好ましくは、前記移動カート1は、カート底板11、固定キャスター12、ブレーキキャスター13、支持脚コンポーネント14を含み、前記固定キャスター12は2つあり、カート底板11の下方右側に取り付けられ、前記ブレーキキャスター13は2つあり、カート底板11の下方左側に取り付けられ、前記カート底板11の前後両側にはスライドレールが設けられ、前記支持脚コンポーネント14はカート底板11の両側のスライドレールに取り付けられている。
本考案では、図2に示すように、前記固定キャスター12とブレーキキャスター13が協働使用され、移動時にブレーキキャスター13を緩めることで、当該装置が接続する接地線の移動を省力化し、人件費を節約し、停車時にブレーキキャスター13を閉じ、当該装置を1つの位置に安定させ、接地線の接続を容易にし、安全で信頼性が高く、支持脚コンポーネント14が絶縁ロッド昇降機構4が傾斜する際に転覆することを回避し、重心をバランスさせ、安全で信頼性の高いものにする。
好ましくは、前記支持脚コンポーネント14は支持脚141、スクリュー142、固定ディスク143、回転ハンドル144から構成され、前記支持脚142はカート底板11の両側のスライドレールに取り付けられ、支持脚141の右端にはネジ穴が設けられ、前記スクリュー142は支持脚141の右端のネジ穴を貫通して支持脚141に接続され、前記固定ディスク143はスクリュー142の下方に取り付けられており、かつ地面に接触し、前記回転ハンドル144はスクリュー142の上方に取り付けられている。
好ましくは、前記カート底板11の長さは900mm~1200mmであり、前記支持脚141の長さは0mm~300mmである。
本考案では、図2に示すように、前記支持脚141はカート底板11の両側のスライドレールに取付けられ、使用時に手動で支持脚141を引き出すことができ、移動カート1の重心を前方に保持させて、傾斜による安全事故を回避し、引き出した後に回転ハンドル144を回転することでスクリュー142を下方に移動させ、地面に接触させ、スクリュー142の他端に接続された固定ディスク143は地面に接触させ、接触面積を増大させ、移動カート1をより安定安全にし、回転ハンドル144を採用すると操作が簡単で、使用が便利で、作業効率を大幅に高めることができるとともに、工事中の安全を保証し、安全上の危険性を低減することができる。
本考案では、実際のカート底板11の全長を1200mmに設計し、実際の変電所220キロボルト電力網の特徴に基づいて異なる長さのカートを設置し、全長が1200mm未満の場合、支持脚141を設計して総長さの要求を満たすことができ、これにより使用過程におけるカートの安全性を保証し、安全事故の発生を低減することができる。
好ましくは、前記絶縁ロッド昇降機構4は昇降回転軸41、角度ストッパ42、垂直ストッパ43、昇降固定ブラケット44、昇降固定ガイドレール、昇降移動ガイドレール、手動オートロックウインチ45、シーブ、ワイヤロープフック46を含み、前記昇降回転軸41はカート底板11の右側に固定的に取り付けられ、前記角度ストッパ42は昇降回転軸41の前方に取り付けられ、前記垂直ストッパ43はカート底板11に固定的に取り付けられており、かつ昇降回転軸41の左側に位置し、前記昇降固定ブラケット44は昇降回転軸41に固定接続され、前記昇降固定ガイドレールは昇降固定ブラケット44の内部に取り付けられ、前記昇降移動ガイドレールは昇降固定ガイドレールに接続されており、かつ昇降固定ブラケット44の内部に移動することができ、前記手動オートロックウインチ45は昇降固定ブラケット44の外部上方に取り付けられ、前記シーブ46は、昇降固定ブラケット44の外部上方に取り付けられており、かつ手動オートロックウインチ45の上方に位置し、前記ワイヤロープフック47は昇降固定ブラケット44の側面に取り付けられており、かつ手動ロックウインチ45の反対側に位置している。
本考案では、図2と図3に示すように、前記昇降回転軸41はカート底板11の右側に固定的に取り付けられ、絶縁ロッド52の回転を実現することができ、昇降回転軸41の前方に角度ストッパ42があり、角度ストッパ42は絶縁ロッド昇降機構4の傾斜角度を制限し、実際の使用要求に符合し、接地線の架設を迅速に完了することができ、作業効率を向上することができ、前記垂直ストッパ43は絶縁ロッド昇降機構4の昇降時に昇降角度を制限し、絶縁ロッド昇降機構が急速に安定して上昇し、安全性が高いことを保証する。
本考案では、昇降固定ブラケット44は絶縁ロッド52の固定に用いられ、支持の役割を果たし、残りの昇降回転軸41は接続して昇降を実現し、昇降固定ガイドレール、昇降移動ガイドレールは昇降固定ブラケット44の内部に取り付けられ、実際に使用する絶縁ロッド52の長さに基づいて昇降移動ガイドレールを移動するかどうかを決定することができ、昇降移動ガイドレールは手動オートロックウインチ45を用いてシーブ46の牽引によってガイドレールの昇降移動を実現し、異なる高さの接地要求に適応し、応用が広く、ワイヤロープフック47は昇降固定ブラケット44の側面に取り付けられ、ワイヤロープを接続し、絶縁ロッド昇降機構4の安定した昇降を保証する。
好ましくは、前記絶縁ロッド取付機構5は、絶縁ロッド固定座51、絶縁ロッド52、絶縁ロッド可動キャッピング53、ロックロッド54、回転ヒンジ55、ロックロッドハンドル56、アンロックナット57、糸掛けフック58を含み、前記絶縁ロッド固定座51は昇降固定ブラケット44に取り付けられ、絶縁ロッド固定座51の下方にスリーブ511が設けられ、前記絶縁ロッド52はスリーブ511内に挿入されておりかつ絶縁ロッド固定座51に載置され、前記回転ヒンジ55には、溝が設けられ、前記ロックロッドは、回転ヒンジ55の溝内に入れることができ、前記絶縁ロッド可動キャッピング53は回転ヒンジ55を介して絶縁ロッド固定座51に接続され、絶縁ロッド可動キャッピング53は回転可能であり、ロックロッド54は絶縁ロッド固定座51の方向に沿って移動可能であり、前記ロックロッドハンドル56は、ロックロッド54の側面に取り付けられ、前記アンロックナット57は、蝶ナットであり、絶縁ロッド可動キャッピング53の下方に取り付けられ、前記糸掛けフック58は、絶縁ロッド52の最も右端に取り付けられている。
本考案では、図3、図4、図5に示すように、絶縁ロッド可動キャッピング53は回転ヒンジ55を介して絶縁ロッド固定座51に接続され、絶縁ロッド52の可動キャッピング53を回転して開くことが可能にし、アンロックナット57のロックと解放により絶縁ロッド52は迅速にロックと解放を実現でき、操作が簡単で、絶縁ロッド52は絶縁ロッド固定座51内で上下移動可能で、使用時に絶縁ロッド52をまずスリーブ511内に挿入し、さらにロックロッドハンドル56を用いてロックロッド54を絶縁ロッド可動キャッピング53内に押し込み、最後にアンロックナット57を用いてロックすることにより、一節の絶縁ロッド52を固定し、実際の需要に応じて絶縁ロッドを接続し、作業時に揺れ、振幅などが接地に影響することを回避し、作業効率を大幅に向上させ、糸掛けフック58は接地線の掛接に用いられ、便利で信頼性が高い。この絶縁ロッド取付機構5の絶縁ロッド可動キャッピング53は絶縁ロッド25を絶縁ロッド固定座51内に固定し、絶縁ロッド52が揺動せず、作業中に振幅が現れないことを保証し、操作信頼性と安全性を向上させる。
好ましくは、前記絶縁ロッド引起機構6は、引起手動オートロックウインチ61と、ワイヤロープとを含み、前記引起手動オートロックウインチ61はブラケット2の上方に取り付けられ、前記ワイヤロープの一端は引起手動オートロックウインチ61に接続され、他端にはフックが取り付けられ、フックは絶縁ロッド昇降機構4のワイヤロープフック47に接続され、さらにワイヤロープは絶縁ロッド昇降機構4に接続されるようになる。
本考案では、図2に示すように、引起手動オートロックウインチ61はブラケット2の上方に取り付けられ、ワイヤロープの一端は引起手動オートロックウインチ61に接続され、他端にフックが取り付けられ、フックは絶縁ロッド昇降機構4のワイヤロープフック47に接続され、さらにワイヤロープは絶縁ロッド昇降機構4に接続されるようになり、引起手動オートロックウインチ61が絶縁ロッド昇降機構4を引起し、該絶縁ロッド昇降機構4は昇降回転軸41の周りを回転し、垂直位置に回転すると、垂直ストッパ43に接触し、絶縁ロッド昇降機構4は垂直位置で停止し、揺動する方式で回転を実現し、操作が簡単で、使いやすい。
好ましくは、前記ハンドル3は2つあり、ハンドル3にはゴム材料に作られた保護カバーが被覆されていることにより、作業中の安全を保証する。
好ましくは、前記絶縁ロッド昇降機構2における角度ストッパ42は、絶縁ロッド固定ブラケット44と地面の傾斜角度が10°であることを制限し、前記手動オートロックウインチ45は地面から1400mm離れており、該角度と距離は人間工学設計に適合し、従業員の操作が容易で、作業効率を高めることができる。
本考案の具体的な使用方法は、該補助架設装置の絶縁ロッド52をまず絶縁ロッド取付機構4内に置き、ロックロッド54とアンロックナット57を用いて絶縁ロッド52を固定し、使用ニーズに応じて必要な長さの絶縁ロッド52を接続し、、角度ストッパ42を用いて迅速に絶縁ロッド昇降機構5を傾斜させ、その後、接地線を接続し、接続が完了すると、カートを電線のところに押して、絶縁ロッド52の架線を上げ始め、糸掛けが完了した後、人工的に絶縁ロッド取付機構5を緩め、絶縁ロッド昇降機構4は最低位置に下降し、カートを押して糸掛けを完了する。
電線から絶縁ロッド52を取り外し、カートを絶縁ロッド52の近くまで押し、絶縁ロッド昇降機構4を上昇させ、絶縁ロッド52を固定し、絶縁ロッド昇降機構4を再び上昇させてフックを電線から離脱させ、カートを推移させてからカートをロックし、絶縁ロッド昇降機構4を最も低く下げ、絶縁ロッド取付機構5を緩め、絶縁ロッド52を取り除いて操作を完了する。
以上、本考案の好ましい実施の形態について図面を用いて詳細に説明したが、本考案は上記実施の形態に限定されるものではなく、当業者が備える知識の範囲内において、本実用新案の趣旨を逸脱することなく種々の変更を行うことができる。
本考案の構想と範囲を逸脱することなく、多くの他の変更と変形を行うことができる。本考案は特定の実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲は添付の請求項によって規定されることを理解すべきである。
1、移動カート;11、カート底板;12、固定キャスター;13、ブレーキキャスター;14、支持脚コンポーネント;141、支持脚;142、スクリュー;143、固定ディスク;144、回転ハンドル;2、ブラケット;3、ハンドル;4、絶縁ロッド昇降機構;41、昇降回転軸;42、角度ストッパ;43、垂直ストッパ;44、昇降固定ブラケット;45、手動オートロックウインチ;46、シーブ;47、ワイヤロープフック;5、絶縁ロッド取付機構;51、絶縁ロッド固定座;52、絶縁ロッド;53、絶縁ロッド可動キャッピング;54、ロックロッド;55、回転ヒンジ;56、ロックロッドハンドル;57、アンロックナット;58、糸掛けフック;6、絶縁ロッド引起機構;61、引起手動オートロックウインチ。
Claims (9)
- 移動カート(1)、ブラケット(2)、ハンドル(3)、絶縁ロッド昇降機構(4)、絶縁ロッド取付機構(5)、絶縁ロッド引起機構(6)を含む220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置であって、
前記ブラケット(2)は移動カート(1)の左側に固定的に取り付けられ、前記ハンドル(3)はブラケット(2)の上方左側に固定的に取り付けられ、前記絶縁ロッド昇降機構(4)は移動カート(1)の右側に取り付けられ、前記絶縁ロッド取付機構(5)は絶縁ロッド昇降機構(4)に取り付けられ、前記絶縁ロッド引起機構(6)はブラケット(2)の上方に取り付けられていることを特徴とする220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。 - 前記移動カート(1)は、カート底板(11)、固定キャスター(12)、ブレーキキャスター(13)、支持脚コンポーネント(14)を含み、前記固定キャスター(12)は2つあり、カート底板(11)の下方右側に取り付けられ、前記ブレーキキャスター(13)は2つあり、カート底板(11)の下方左側に取り付けられ、前記カート底板(11)の前後両側にはスライドレールが設けられ、前記支持脚コンポーネント(14)はカート底板(11)の両側のスライドレールに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記支持脚コンポーネント14は支持脚(141)、スクリュー(142)、固定ディスク(143)、回転ハンドル(144)から構成され、前記支持脚(141)はカート底板(11)の両側のスライドレールに取り付けられ、支持脚(141)の右端にはネジ穴が設けられ、前記スクリュー(142)は支持脚(141)の右端のネジ穴を貫通して支持脚(141)に接続され、前記固定ディスク(143)はスクリュ(142)の下方に取り付けられており、かつ地面に接触し、前記回転ハンドル(144)はスクリュー(142)の上方に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記絶縁ロッド昇降機構(4)は昇降回転軸(41)、角度ストッパ(42)、垂直ストッパ(43)、昇降固定ブラケット(44)、昇降固定ガイドレール、昇降移動ガイドレール、手動オートロックウインチ(45)、シーブ(46)、ワイヤロープフック(47)を含み、前記昇降回転軸(41)はカート底板(11)の右側に固定的に取り付けられ、前記角度ストッパ(42)は昇降回転軸(41)の前方に取り付けられ、前記垂直ストッパ(43)はカート底板(11)に固定的に取り付けられており、かつ昇降回転軸(41)の左側に位置し、前記昇降固定ブラケット(44)は昇降回転軸(41)に固定接続され、前記昇降固定ガイドレールは昇降固定ブラケット(44)の内部に取り付けられ、前記昇降移動ガイドレールは昇降固定ガイドレールに接続されており、かつ昇降固定ブラケット(44)の内部に移動することができ、前記手動オートロックウインチ(45)は昇降固定ブラケット(44)の外部上方に取り付けられ、前記シーブ(46)は、昇降固定ブラケット(44)の外部上方に取り付けられており、かつ手動オートロックウインチ(45)の上方に位置し、前記ワイヤロープフック(47)は昇降固定ブラケット(44)の側面に取り付けられており、かつ手動ロックウインチ(45)の反対側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記絶縁ロッド取付機構(5)は、絶縁ロッド固定座(51)、絶縁ロッド(52)、絶縁ロッド可動キャッピング(53)、ロックロッド(54)、回転ヒンジ(55)、ロックロッドハンドル(56)、アンロックナット(57)、糸掛けフック(58)を含み、前記絶縁ロッド固定座(51)は昇降固定ブラケット(44)に取り付けられ、絶縁ロッド固定座(51)の下方にスリーブ(511)が設けられ、前記絶縁ロッド(52)はスリーブ(511)内に挿入されておりかつ絶縁ロッド固定座(51)に載置され、前記回転ヒンジ(55)には、溝が設けられ、前記ロックロッド(54)は、回転ヒンジ(55)の溝内に入れることができ、前記絶縁ロッド可動キャッピング(53)は回転ヒンジ(55)を介して絶縁ロッド固定座(51)に接続され、絶縁ロッド可動キャッピング(53)は回転可能であり、ロックロッド(54)は絶縁ロッド固定座(51)の方向に沿って移動可能であり、前記ロックロッドハンドル(56)は、ロックロッド(54)の側面に取り付けられ、前記アンロックナット(57)は、蝶ナットであり、絶縁ロッド可動キャッピング(53)の下方に取り付けられ、前記糸掛けフック(58)は、絶縁ロッド(52)の最も右端に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記絶縁ロッド引起機構(6)は、引起手動オートロックウインチ(61)と、ワイヤロープとを含み、前記引起手動オートロックウインチ(61)はブラケット(2)の上方に取り付けられ、前記ワイヤロープの一端は引起手動オートロックウインチ(61)に接続され、他端にはフックが取り付けられ、フックは絶縁ロッド昇降機構(4)のワイヤロープフック(47)に接続され、さらにワイヤロープは絶縁ロッド昇降機構(4)に接続されるようになることを特徴とする請求項1に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記ハンドル(3)は2つあり、ハンドル(3)にはゴム材料に作られた保護カバーが被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記カート底板(11)の長さは900mm~1200mmであり、前記支持脚(141)の長さは0mm~300mmであることを特徴とする請求項3に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
- 前記絶縁ロッド昇降機構(2)における角度ストッパ(42)は、絶縁ロッド固定ブラケット(44)と地面の傾斜角度が10°であることを制限し、前記手動オートロックウインチ(45)は地面から1400mm離れていることを特徴とする請求項4に記載の220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023003350U JP3244771U (ja) | 2023-09-13 | 2023-09-13 | 220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2023003350U JP3244771U (ja) | 2023-09-13 | 2023-09-13 | 220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置 |
Publications (1)
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JP3244771U true JP3244771U (ja) | 2023-11-28 |
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ID=88917285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023003350U Active JP3244771U (ja) | 2023-09-13 | 2023-09-13 | 220キロボルト接地線に用いられる補助架設装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3244771U (ja) |
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2023
- 2023-09-13 JP JP2023003350U patent/JP3244771U/ja active Active
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