JP3244428U - 自動消毒清潔型まな板 - Google Patents

Abstract

【課題】まな板を自動的に消毒し、使用上の利便性を向上させる自動消毒清潔型まな板を提供する。【解決手段】自動消毒清潔型まな板は一体に結合されている箱１と蓋部２を含み、箱内には回転装置３、洗浄装置、紫外線ランプ６及び加熱管７が取り付けられている。自動消毒清潔型まな板は複数のまな板を更に含み、複数のまな板は回転装置上に均等に取り付けられる。洗浄装置はまな板の下方に取り付けられ、紫外線ランプと加熱管はまな板の上方に位置するように蓋部内に取り付けられている。【選択図】図１

Description

この考案は自動消毒清潔型まな板に関するものである。

現在、販売されている防菌型まな板は、いろいろな利点を有しているが、まな板を使用するたびにそれを洗浄しなければならないとの欠点を有している。まな板の衛生に対する要求がますます増加し、１つのまな板で生食品と調理済食品をカットするとき食品の衛生を確保することができないので、２つのまな板を用意する必要がある。２つのまな板を用意することにより使用上の利便性が低下するおそれがある。その問題を解決するため、この考案の発明者は従来の防菌型まな板を改良することにより自動消毒清潔型まな板を発明した。

従来の技術的問題を解決するため、この考案は消毒と殺菌を自動的に実施することができる自動消毒清潔型まな板を提供する。

従来の技術的問題を解決するため、この考案は下記自動消毒清潔型まな板を提供する。
この考案の自動消毒清潔型まな板は一体に結合されている箱と蓋部を含み、前記箱内には回転装置、洗浄装置、紫外線ランプ及び加熱管が取り付けられ、前記自動消毒清潔型まな板は複数のまな板を更に含み、複数のまな板は前記回転装置上に均等に取り付けられ、前記洗浄装置は前記まな板の下方に取り付けられ、前記紫外線ランプと前記加熱管は前記まな板の上方に位置するように前記蓋部内に取り付けられている。

この考案の好適な実施例において、前記回転装置は、ラックモジュール、複数の歯車、複数のベアリング、リニアモーターを含む。前記ラックモジュールは前記箱の内壁のラック装着部内に取り付けられ、前記ラックモジュールは駆動ラックと受動ラックを含む。前記複数の歯車は駆動ラックにそれぞれ結合される。前記複数のベアリングは前記箱に取り付けられる。前記リニアモーターは前記ラック装着部内に取り付けられかつ前記駆動ラックに連結される。

この考案の好適な実施例において、前記洗浄装置は、スクリューロッドモジュール、スライダー、回転式洗浄部品、水管及びスクリューロッド駆動モーターを含む。前記スクリューロッドモジュールは前記箱の内壁のスクリューロッド装着部上に取り付けられ、前記スクリューロッドモジュールは駆動スクリューロッドと受動スクリューロッドを含む。前記スライダーは前記スクリューロッドモジュール上にスライド可能に取り付けられる。前記回転式洗浄部品は前記スクリューロッドモジュール上に回転可能に取り付けられる。前記水管は前記回転式洗浄部品に連結される。前記スクリューロッド駆動モーターは前記スクリューロッド装着部上に取り付けられかつ前記駆動スクリューロッドを駆動するように駆動スクリューロッドに連結される。

この考案の好適な実施例において、前記回転式洗浄部品は回転式ブラシとベアリング台座を含む。前記ベアリング台座は前記スクリューロッドモジュール上に取り付けられ、前記回転式ブラシは前記ベアリング台座上に回転可能に取り付けられる。

この考案の好適な実施例において、前記回転式ブラシ内には中空の回転軸が取り付けられ、前記水管は前記中空の回転軸に連結され、前記中空の回転軸の外周面には複数の貫通孔が均等に形成されている。

この考案の好適な実施例において、前記箱の底部には汚水収集部が着脱可能に取り付けられ、前記汚水収集部上には排水孔が形成されている。

従来の技術と比較してみると、この考案の自動消毒清潔型まな板により下記考案の効果を奏することができる。
１、この考案の自動消毒清潔型まな板は、ラックモジュールと歯車によりまな板を所定の位置まで移動させ、野菜、果物及び食材をカットした後まな板を回転して洗浄することができる。
２、この考案の自動消毒清潔型まな板の回転式ブラシ内には中空の回転軸が取り付けられ、中空の回転軸内に送入された水は圧力により貫通孔から噴射されることができる。回転中の回転式洗浄部品でまな板を擦り、回転式洗浄部品の貫通孔から出る水によりまな板を洗浄することができる。
３、この考案の自動消毒清潔型まな板の紫外線ランプと加熱管は蓋部内に取り付けられている。洗浄されたまな板を所定の位置まで移動させた後、蓋部を箱上に取り付けると、箱の内部には密閉の空間が形成される。その場合、紫外線ランプ管及び加熱管でまな板を照射することにより乾燥、消毒及び殺菌を実施することができる。
４、この考案の自動消毒清潔型まな板はいろいろな食材に対応する複数のまな板を含み、所定のまな板で生食品と調理済食品をそれぞれカットすることにより食品の衛生を確保することができる。

以下、この考案の図面によりこの考案の技術的事項をより詳細に説明する。下記図面は、この明細書の一部であり、かつこの考案の技術的事項を説明するものであるが、下記図面によりこの考案を限定する意図はない。
この考案の自動消毒清潔型まな板の構造を示す斜視図である。 この考案の自動消毒清潔型まな板の構造を示す分解図である。 この考案の自動消毒清潔型まな板の回転装置の構造を示す斜視図である。 この考案の自動消毒清潔型まな板の洗浄装置の構造を示す斜視図である。 この考案の自動消毒清潔型まな板の回転式ブラシと水管の構造を示す斜視図である。

以下、図面によりこの考案の好適な実施例を説明する。注意すべきことは、下記好適な実施例はこの考案の事項を説明するものであり、この考案を限定するものでない。

図１～図５に示すとおり、この考案の実施例に係る自動消毒清潔型まな板は一体に結合される箱１と蓋部２を含み、前記箱１内には回転装置３、洗浄装置５、紫外線ランプ６及び加熱管７が取り付けられている。前記自動消毒清潔型まな板は複数のまな板４を更に含み、複数のまな板４は前記回転装置３上に均等に取り付けられている。前記洗浄装置は前記まな板４の下方に取り付けられ、前記紫外線ランプ６と前記加熱管７は前記まな板４の上方に位置するように前記蓋部２内に取り付けられている。この考案のまな板４の数量は３つであり、３つまな板４は、ベーキング、生食品のカット、調理済食品のカットにそれぞれ使用されることができる。３つまな板４を容易に区分するため、３つまな板４にいろいろな色を付けることができる（まな板の材料として環境に優しい抗菌性高分子材料（Environmentally friendly and antibacterial polymer materials）を使用することができる）。例えば、ベーキングに対応するまな板をオレンジ色にし、生食品に対応するまな板を緑色にし、調理済食品に対応するまな板を青色にすることができる。この考案の自動消毒清潔型まな板の回転装置と洗浄装置が作動することにより、まな板上に残されている廃棄物を除去するとともに洗浄することができる。つぎに、まな板を復位させた後、紫外線ランプ管及び加熱管でまな板を照射することにより乾燥、消毒及び殺菌をすることができる。

前記回転装置３は、ラックモジュール、複数の歯車１４、複数のベアリング３０、リニアモーター（Linear motor）１５を含む。前記ラックモジュールは前記箱１の内壁のラック装着部１１内に取り付けられ、前記ラックモジュールは駆動ラック１２と受動ラック１３を含む。前記複数の歯車１４は駆動ラック１２にそれぞれ結合される。前記複数のベアリング３０は前記箱１に取り付けられる。前記リニアモーター１５は前記ラック装着部１１内に取り付けられかつ前記駆動ラック１２に連結される。前記リニアモーター１５は駆動ラック１２が往復移動をするように駆動し、受動ラック１３は自発的に移動できるラックである。駆動ラック１２と受動ラック１３が取り付けられることによりまな板の回転と洗浄を有効に実施することができる。

この考案の前記洗浄装置は、スクリューロッド（Screw rod）モジュール１７、スライダー１８、回転式洗浄部品（Rolling washing parts）１６、水管２２及びスクリューロッド駆動モーター２３を含む。前記スクリューロッドモジュール１７は前記箱１の内壁のスクリューロッド装着部１９上に取り付けられ、前記スクリューロッドモジュール１７は駆動スクリューロッド２０と受動スクリューロッド２１を含む。前記スライダー１８は前記スクリューロッドモジュール１７上にスライド可能に取り付けられる。前記回転式洗浄部品１６は前記スクリューロッドモジュール１７上に回転可能に取り付けられる。前記水管２２は（前記回転式洗浄部品１６に水を提供するように）前記回転式洗浄部品１６に連結される。スクリューロッド駆動モーター２３は前記スクリューロッド装着部１９上に取り付けられかつ前記駆動スクリューロッド２０を駆動するように駆動スクリューロッド２０に連結される。この考案の前記回転式洗浄部品１６は回転式ブラシ２４とベアリング台座（bearing pedestal）２５を含む。前記ベアリング台座２５は前記スクリューロッドモジュール１７上に取り付けられ、前記回転式ブラシ２４は前記ベアリング台座２５上に回転可能に取り付けられる。前記回転式ブラシ２４内には中空の回転軸２６が取り付けられ、前記水管２２は前記中空の回転軸２６に連結され、前記中空の回転軸２６の外周面には複数の貫通孔２７が均等に形成されている。まな板４の洗浄を実施するとき、回転式洗浄部品１６はスクリューロッドモジュール１７の駆動により水平方向の往復移動をする。回転中の回転式洗浄部品１６でまな板４を擦り、回転式洗浄部品１６の貫通孔２７から出る水によりまな板４を洗浄することができる。まな板４の洗浄が終わると、スクリューロッドモジュール１７の駆動によりまな板４を所定の位置まで移動させることができる。

前記箱１の底部には汚水収集部２８が着脱可能に取り付けられ、前記汚水収集部２８上には排水孔２９が形成されている。まな板を洗浄した汚水は汚水収集部２８に収集され、汚水収集部２８内の汚水は排水孔２９により外部に排出される。汚水収集部２８を箱１の底部に正確に取り付けるため、汚水収集部２８と箱１に位置決め部（例えばピン）を形成することができる。自動消毒清潔型まな板を一定の時間使用すると、汚水収集部２８を洗浄する必要がある。それにより、汚水収集部２８に大量の汚染物が集まることにより衛生が悪くなることを防止することができる。

Claims (6)

1. 一体に結合されている箱と蓋部を含み、前記箱内には回転装置、洗浄装置、紫外線ランプ及び加熱管が取り付けられ、前記自動消毒清潔型まな板は複数のまな板を更に含み、複数のまな板は前記回転装置上に均等に取り付けられ、前記洗浄装置は前記まな板の下方に取り付けられ、前記紫外線ランプと前記加熱管は前記まな板の上方に位置するように前記蓋部内に取り付けられていることを特徴とする自動消毒清潔型まな板。
2. 前記回転装置は、ラックモジュール、複数の歯車、複数のベアリング、リニアモーターを含み、
   前記ラックモジュールは前記箱の内壁のラック装着部内に取り付けられ、前記ラックモジュールは駆動ラックと受動ラックを含み、
   前記複数の歯車は前記駆動ラックにそれぞれ結合され、
   前記複数のベアリングは前記箱に取り付けられ、
   前記リニアモーターは前記ラック装着部内に取り付けられかつ前記駆動ラックに連結されることを特徴とする請求項１に記載の自動消毒清潔型まな板。
3. 前記洗浄装置は、スクリューロッドモジュール、スライダー、回転式洗浄部品、水管及びスクリューロッド駆動モーターを含み、
   前記スクリューロッドモジュールは前記箱の内壁のスクリューロッド装着部上に取り付けられ、前記スクリューロッドモジュールは駆動スクリューロッドと受動スクリューロッドを含み、
   前記スライダーは前記スクリューロッドモジュール上にスライド可能に取り付けられ、
   前記回転式洗浄部品は前記スクリューロッドモジュール上に回転可能に取り付けられ、
   前記水管は前記回転式洗浄部品に連結され、
   前記スクリューロッド駆動モーターは前記スクリューロッド装着部上に取り付けられかつ前記駆動スクリューロッドを駆動するように駆動スクリューロッドに連結されていることを特徴とする請求項１に記載の自動消毒清潔型まな板。
4. 前記回転式洗浄部品は回転式ブラシとベアリング台座を含み、前記ベアリング台座は前記スクリューロッドモジュール上に取り付けられ、前記回転式ブラシは前記ベアリング台座上に回転可能に取り付けられることを特徴とする請求項３に記載の自動消毒清潔型まな板。
5. 前記回転式ブラシ内には中空の回転軸が取り付けられ、前記水管は前記中空の回転軸に連結され、前記中空の回転軸の外周面には複数の貫通孔が均等に形成されていることを特徴とする請求項４に記載の自動消毒清潔型まな板。
6. 前記箱の底部には汚水収集部が着脱可能に取り付けられ、前記汚水収集部上には排水孔が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の自動消毒清潔型まな板。