JP3243488U - 頸部回旋可動域測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価、簡便で、ランドマークが特定しやすい頸部回旋可動域測定装置を提供する。【解決手段】頸部回旋可動域測定装置は、ゴーグル1に支柱2、ゴーグルゴムバンド部3にマーカーを設けてあり、測定時に移動軸を明確にすることができる。【選択図】図3
Description
本考案は、ゴーグルの前方正中部(1)に支柱(2)を、ゴーグルゴムバンドの後方正中部(3)にマーカーを設置し、頸部回旋可動域測定を行う際に、移動軸である「鼻梁と後頭結節を結ぶ線」を明確にすることを工夫した頸部回旋可動域測定装置に関するものである。
)
現在日本における関節可動域測定には、公的(公式)団体が制定している関節可動域表示ならび測定法があり、頸部の回旋可動域測定法も示されている。
しかし、頸部回旋可動域測定の際に用いられる移動軸は「鼻梁と後頭結節を結ぶ線」とされており鼻梁とは鼻筋を、後頭結節とは外後頭隆起ともいい後頭骨のランドマークを指しており、この両方を上方から目視で確認したうえで角度計を用い測定を行うには現状のランドマークだけでは分かりづらく測定を困難にしている。
近年、三次元動作解析・分析装置での関節可動域測定を行った研究が行われているが、高価な機器であり測定環境に制限があるため臨床現場で頻繁に測定を行うことは現実的ではない。
しかし、頸部回旋可動域測定の際に用いられる移動軸は「鼻梁と後頭結節を結ぶ線」とされており鼻梁とは鼻筋を、後頭結節とは外後頭隆起ともいい後頭骨のランドマークを指しており、この両方を上方から目視で確認したうえで角度計を用い測定を行うには現状のランドマークだけでは分かりづらく測定を困難にしている。
近年、三次元動作解析・分析装置での関節可動域測定を行った研究が行われているが、高価な機器であり測定環境に制限があるため臨床現場で頻繁に測定を行うことは現実的ではない。
これは、次のような欠点があった。
(イ)頸部回旋の可動域測定では上方から測定を行うため、他の関節可動域測定に比べ移動軸におけるランドマークが特定しにくい。鼻梁であれば前方及び側方から、後頭結節であれば後方及び側方からの特定は比較的容易であるが、回旋可動域を測定する関係により上方から鼻梁・後頭結節を特定しなければならず測定を困難にしていた。
(ロ)従来頸部回旋の可動域測定には三次元動作解析・分析装置やゴニオメーターを用いた測定が多くみられる。しかし、三次元動作解析・分析装置は高価な機器で測定環境に制限があり頻繁に測定を行うことは困難であるため、臨床現場においてはゴニオメーターを用いた従来の可動域測定法が行われてきた。しかし頸部回旋の可動域測定にはランドマークの特定が他の関節可動域測定より困難であり、ランドマークを分かりやすく明確にした測定法・測定装置はこれまで見られなかった。これらの事実を解決し、装置の製作を簡易で、なおかつ安価とした。製作用の材料は、ゴーグル、支柱となるマドラーなどの棒状のものなど入手しやすいものを適宜採用できる。測定時、上方からゴニオメーターで測定もしくは、デジタルカメラ・スマートフォンで撮影を行い、角度を測定する。
本考案は、これらの欠点を除き課題を解消するためになされたものである。
(イ)頸部回旋の可動域測定では上方から測定を行うため、他の関節可動域測定に比べ移動軸におけるランドマークが特定しにくい。鼻梁であれば前方及び側方から、後頭結節であれば後方及び側方からの特定は比較的容易であるが、回旋可動域を測定する関係により上方から鼻梁・後頭結節を特定しなければならず測定を困難にしていた。
(ロ)従来頸部回旋の可動域測定には三次元動作解析・分析装置やゴニオメーターを用いた測定が多くみられる。しかし、三次元動作解析・分析装置は高価な機器で測定環境に制限があり頻繁に測定を行うことは困難であるため、臨床現場においてはゴニオメーターを用いた従来の可動域測定法が行われてきた。しかし頸部回旋の可動域測定にはランドマークの特定が他の関節可動域測定より困難であり、ランドマークを分かりやすく明確にした測定法・測定装置はこれまで見られなかった。これらの事実を解決し、装置の製作を簡易で、なおかつ安価とした。製作用の材料は、ゴーグル、支柱となるマドラーなどの棒状のものなど入手しやすいものを適宜採用できる。測定時、上方からゴニオメーターで測定もしくは、デジタルカメラ・スマートフォンで撮影を行い、角度を測定する。
本考案は、これらの欠点を除き課題を解消するためになされたものである。
ゴーグルの前方正中部(1)に支柱(2)を矢状面上になるよう接着剤・ネジで取り付け、ゴーグルゴムバンドの後方正中部(3)にマーカーを設置する。
ゴーグルを緩みのないよう装着する。後頭結節部にマーカーを設置し、頸部回旋関節可動域を測定する。測定時、上方からゴニオメーターで測定もしくは、撮影を行い画像上に基本軸・移動軸の線を引くことで角度を計測する。
以上のように構成された頸部回旋可動域測定装置である。
ゴーグルを緩みのないよう装着する。後頭結節部にマーカーを設置し、頸部回旋関節可動域を測定する。測定時、上方からゴニオメーターで測定もしくは、撮影を行い画像上に基本軸・移動軸の線を引くことで角度を計測する。
以上のように構成された頸部回旋可動域測定装置である。
安価・簡便なおかつランドマークの特定しやすい頸部回旋可動域測定を行うことができ、規定に則り測定を行えば、経験等に左右されずに再現性の高い計測ができる。
ゴーグルの前方正中部(1)に支柱(2)を矢状面上になるよう接着剤・ネジで取り付け先端には測定しやすいように印をついたものを用いる。ゴーグルのゴムバンドの後方正中部(3)=後頭結節部にマーカーを設置する。
以上のように構成された頸部回旋可動域測定装置である。
以上のように構成された頸部回旋可動域測定装置である。
1頸部回旋可動域測定装置のゴーグルである
2正中矢状面上に設置された支柱である
3ゴーグルと頭部を固定するゴーグルゴムバンドである
4支柱の先端に設置した印である
5ゴーグルゴムバンド上の後頭結節部分に設置するマーカーである
2正中矢状面上に設置された支柱である
3ゴーグルと頭部を固定するゴーグルゴムバンドである
4支柱の先端に設置した印である
5ゴーグルゴムバンド上の後頭結節部分に設置するマーカーである
Claims (1)
- ゴーグル本体の前方正中部分に、支柱を矢状面上になるよう取り付け先端に印を設け、ゴーグルゴムバンド上の後方正中部分にマーカーを取り付け、鼻梁と後頭結節を結ぶ線(正中矢状面)を上方からわかりやすく観察できることを特徴とする頸部回旋可動域測定装置である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002435U JP3243488U (ja) | 2023-06-22 | 2023-06-22 | 頸部回旋可動域測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023002435U JP3243488U (ja) | 2023-06-22 | 2023-06-22 | 頸部回旋可動域測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3243488U true JP3243488U (ja) | 2023-08-30 |
Family
ID=87763037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023002435U Active JP3243488U (ja) | 2023-06-22 | 2023-06-22 | 頸部回旋可動域測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3243488U (ja) |
-
2023
- 2023-06-22 JP JP2023002435U patent/JP3243488U/ja active Active
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Legal Events
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