JP3243241U - Bait fixing member and device - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付けられた餌が容易に外れにくい新たな餌固定部材および仕掛けを提供する。【解決手段】餌固定部材3は、長手軸を有する棒状部32と、棒状部32の一端に形成されるリング部31と、リング部31が形成された棒状部32の一端から他端にわたり延在している螺旋状部33と、を備える。【選択図】図1A new bait-fixing member and a device are provided in which an attached bait is difficult to come off easily. A bait fixing member 3 includes a rod-shaped portion 32 having a longitudinal axis, a ring portion 31 formed at one end of the rod-shaped portion 32, and extending from one end to the other end of the rod-shaped portion 32 on which the ring portion 31 is formed. and a residing helical portion 33 . [Selection drawing] Fig. 1
Description
本開示は、餌固定部材および仕掛けに関する。 The present disclosure relates to bait securing members and tackle.
従来より、フグ釣り方法の一つとして、カットウ釣りが知られている。このフグ釣り方法に用いられる釣り用仕掛けとして、例えば、特許文献1には、餌付け針とハリス連結部とを有するおもり本体と、ハリス連結部にハリスを介して連設された掛け針と、を有しており、掛け針は、複数本の針体を結束することにより、錨形状に形成されている釣り用仕掛けが開示されている。
Cattou fishing has been known as one of the blowfish fishing methods. As a fishing tackle used in this blowfish fishing method, for example,
特許文献1における釣り用仕掛けにおいては、鋼鉄線をU字状またはC字状に曲げたにすぎない餌付け針を用いている。そのため、キャスティング等の際に餌付け針に付けた餌が容易に外れる可能性があり得る。
The tackle for fishing in
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、取り付けられた餌が容易に外れにくい新たな餌固定部材および仕掛けを提供することを目的とする。 The present disclosure has been made in consideration of such points, and an object thereof is to provide a new bait fixing member and a device that prevent the attached bait from easily coming off.
本開示の餌固定部材は、
長手軸を有する棒状部と、
前記棒状部の一端に形成されるリング部と、
前記リング部が形成された前記棒状部の一端から他端にわたり延在している螺旋状部と、を備える。
The bait securing member of the present disclosure includes:
a bar having a longitudinal axis;
a ring portion formed at one end of the rod-shaped portion;
a helical portion extending from one end to the other end of the rod-shaped portion on which the ring portion is formed.
本開示の餌固定部材においては、
前記棒状部の少なくとも一部は、前記螺旋状部により形成された内部空間に配置されていてもよい。
In the bait fixing member of the present disclosure,
At least part of the rod-shaped portion may be arranged in an internal space formed by the spiral portion.
本開示の餌固定部材においては、
前記棒状部の全長は、前記螺旋状部の全長よりも長いものであってもよい。
In the bait fixing member of the present disclosure,
The total length of the rod-shaped portion may be longer than the total length of the spiral portion.
本開示の餌固定部材においては、
前記螺旋状部の螺旋は常螺旋であってもよい。
In the bait fixing member of the present disclosure,
The helix of the helical portion may be a normal helix.
本開示の仕掛けは、
釣り糸の一端に接続する鉤と、
前記釣り糸の他端側に接続するオモリと、
前記鉤および前記オモリの間において、前記釣り糸に接続する餌固定部材と、を備える。
The mechanism of this disclosure is
a hook that connects to one end of the fishing line;
a weight connected to the other end of the fishing line;
a bait fixing member connected to the fishing line between the hook and the weight.
本開示の仕掛けにおいては、
前記餌固定部材は、
長手軸を有する棒状部と、
前記棒状部の一端に形成されるリング部と、
前記リング部が形成された前記棒状部の一端から他端にわたり延在している螺旋状部と、を備えていてもよい。
In the mechanism of this disclosure,
The bait fixing member is
a bar having a longitudinal axis;
a ring portion formed at one end of the rod-shaped portion;
a helical portion extending from one end to the other end of the rod-shaped portion on which the ring portion is formed.
本開示の仕掛けにおいては、
前記棒状部の少なくとも一部は、前記螺旋状部により形成された内部空間に配置されていてもよい。
In the mechanism of this disclosure,
At least part of the rod-shaped portion may be arranged in an internal space formed by the spiral portion.
本開示の仕掛けにおいては、
前記釣り糸が前記リング部に接続してもよい。
In the mechanism of this disclosure,
The fishing line may connect to the ring portion.
本開示の餌固定部材および仕掛けによれば、取り付けられた餌が容易に外れにくい新たな餌固定部材および仕掛けを得ることができる。 According to the bait fixing member and device of the present disclosure, it is possible to obtain a new bait fixing member and device in which the attached bait does not easily come off.
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。図1乃至図2は、本開示の実施の形態による仕掛けおよび餌固定部材の構成を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による仕掛けの構成を示す図であり、図2は、図1に示す仕掛けにおける餌固定部材の構成を示す図である。 Embodiments of the present disclosure will be described below with reference to the drawings. 1 and 2 are diagrams showing configurations of a device and a bait fixing member according to an embodiment of the present disclosure. 1 is a view showing the configuration of the tackle according to the present embodiment, and FIG. 2 is a view showing the configuration of a bait fixing member in the tackle shown in FIG.
図1に示すように、本開示の実施の形態に係る仕掛け1は、釣り糸4の一端に接続する鉤5と、釣り糸4の他端側に接続するオモリ2と、鉤5およびオモリ2の間において、釣り糸4に接続する餌固定部材3と、を備える。仕掛け1は、釣り時に、仕掛けの上部にオモリ2が接続している、いわゆるカットウ仕掛けである。
As shown in FIG. 1 , a
オモリ2は、仕掛け1を水中に沈め、魚(例えば、フグ)がいる水深に仕掛け1を到達させるための部材である。オモリ2は、餌釣りに用いられる。
The
本開示の実施の形態においては、オモリ2は、円錐形のナツメオモリ、球形の丸オモリなどのオモリである。オモリ2は、後述の釣り糸4の一部に取り付けられる。なお、本開示の実施の形態においては、オモリ2として、10号の規格のものを例示している。
In the embodiment of the present disclosure, the
餌固定部材3は、釣り糸4に接続している部材であり、オモリ2および後述の鉤5の間の位置で、釣り糸4に接続する。なお、餌固定部材3に取り付けられる餌としては、例えば、各種のエビ、バカガイのむき身等であって、餌固定部材3のサイズは、これら餌を取り付けられるサイズに設計される。
The
図2に示すように、餌固定部材3は、長手軸を有する棒状部32と、棒状部32の一端に形成されるリング部31と、リング部31が形成された棒状部32の一端から他端にわたり延在している螺旋状部33と、により形成される。餌固定部材3の材質は、錆びにくさを考慮し、主に鉄、鋼、ステンレス等の金属である。また、餌固定部材3は、針金または針金様の金属を成形することにより作成される。
As shown in FIG. 2, the
棒状部32は、釣り時に餌が取り付けられる部材である。棒状部32において、餌が取り付けられる側の端部は、平面形状または先細り形状に成形されている。
The rod-
続いて、リング部31は、棒状部32の一端に形成される環状の部位である。釣り時に、リング部31に釣り糸4を結わえ、釣り糸4に餌固定部材3が接続される。
Next, the
螺旋状部33は、蔓巻き螺旋状を形成している部位であり、棒状部32の他端側にある先端部から餌を回転させる(または螺旋状部33を回転させる)ことにより、餌を餌固定部材3に取り付けて固定するための部位である。また、螺旋状部33の螺旋は常螺旋である。螺旋状部33の螺旋が一回転した場合の軸方向に進む長さ(リード:l(mm))は、螺旋の一回転の回転周期に伴う軸方向の長さの増加分(ピッチ:p(mm))と同一または略同一である。
The
また、螺旋状部33において、螺旋の軸方向と直交して表される螺旋の外径および内径は、リング部31の環状の部位における外径および内径と同一または略同一である。
Further, in the
また、棒状部32の直径は、上述した螺旋状部33に係る内径よりも小径である。そして、餌固定部材3において、棒状部32は、上述した螺旋状部33に係る内径の中央または略中央を通る位置に配置される。そのため、棒状部32の少なくとも一部は、螺旋状部33の螺旋のリードおよびピッチにより規定される内部空間に配置される。
Moreover, the diameter of the rod-
また、棒状部32の全長(L1)は、螺旋状部33の全長(L2)よりも長い。また、例えば、螺旋状部33の全長(L2)に対する棒状部32の全長(L1)が取り得る比の範囲は、1.1~2.0である。
Also, the total length (L1) of the bar-
次に、図1に示すように、釣り糸4は、リールに巻かれるミチイトおよび仕掛け1に使用されるハリスにより形成される部材であり、仕掛け1に用いられる各種の部材を取り付けられる糸である。釣り糸4の材質は、ナイロン、フロロカーボン、ポリエチレン等である。カットウ釣りの場合、根ズレ耐性、比重、アタリの伝わり易さ等を考慮した際、フロロカーボンが好ましい。
Next, as shown in FIG. 1, the fishing line 4 is a member formed by a hook wound around a reel and a harp used for the
鉤5は、釣り糸4の一端に接続する部材であり、釣りの際に魚を引っ掛けて釣り上げるための部材である。鉤5は、複数の鉤を、針先を外向きに配置した上で回転対称に接続させて形成される部材である。鉤5は、突起部分であるチモトにおいて、釣り糸4に固定される。なお、本実施の形態では、3つの鉤を組み合わせて形成されたトリプルフック型の鉤5を例示している。
The
以上のような構成からなる本実施の形態の餌固定部材3および仕掛け1によれば、長手軸を有する棒状部32と、棒状部32の一端に形成されるリング部31と、リング部31が形成された棒状部32の一端から他端にわたり延在している螺旋状部33と、を備えることにより餌固定部材3および仕掛け1を形成することができる。より詳細に説明すると、従来技術では、鋼鉄線をU字状またはC字状に曲げたにすぎない餌付け針を用いている。そのため、キャスティング等の際に餌付け針に付けた餌が容易に外れる可能性があり得る。これに対し、本実施の形態の餌固定部材3および仕掛け1では、餌固定部材3が棒状部32、リング部31、螺旋状部33により形成され、上述したような配置をとることにより、餌を餌固定部材3に取り付ける際に、餌は棒状部32および螺旋状部33によりガイドされる。また、餌固定部材3に取り付けられた餌は螺旋状部33の螺旋によって長手軸方向において外れにくくなる。そして、餌固定部材3に取り付けられた餌を、餌固定部材3から外れにくくすることができる。
According to the
また、本実施の形態の餌固定部材3および仕掛け1においては、上述したように、棒状部32の少なくとも一部は、螺旋状部33により規定された内部空間に配置されてもよい。この場合、餌が棒状部32に取り付けられた場合、棒状部32の径方向外側に配置される螺旋状部33に、餌を回転させる(または餌固定部材3を回転させる)ことにより、餌を取り付けることができる。そのため、作業者が餌の軸の中心または略中心を棒状部32に接続させた場合に、餌固定部材3において、過度に不均衡な位置に餌を取り付けることを防止することができ得る。
Moreover, in the
また、本実施の形態の餌固定部材3および仕掛け1においては、上述したように、棒状部32の全長は、螺旋状部33の全長よりも長くなっていてもよい。この場合、餌を餌固定部材3に取り付ける際、まず棒状部32の先端から取り付けられた餌の姿勢を棒状部32の長手軸を介して保った上で、餌を螺旋状部33までガイドし、餌を螺旋状部33に取り付けることができる。
Further, in the
また、本実施の形態の餌固定部材3および仕掛け1においては、上述したように、螺旋状部33の螺旋は常螺旋であってもよい。この場合、餌固定部材3に取り付けられた餌を螺旋状部33において一定の力により保持させることができる。そして、餌に対して加えられる螺旋状部33からの力を均等に与えることにより、例えば、キャスティング時の餌の型崩れ、破損の発生を抑え、餌が餌固定部材3から外れにくくなり、効率的なキャスティングを実現できる。
Further, in the
また、本実施の形態の餌固定部材3および仕掛け1においては、上述したように、釣り糸4がリング部31に接続してもよい。この場合、リング部31に釣り糸4を結わえるという簡易な作業によって釣り糸4およびリング部31を接続することができるため、釣り糸4に餌固定部材3を簡易に接続させることができる。
Further, in the
以上、本考案に係る餌固定部材および仕掛けの実施の形態を説明してきたが、本考案は、上記説明により限定して解釈されるものではなく、種々の変形および応用が可能である。 Although the embodiments of the bait fixing member and the device according to the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above description and can be modified and applied in various ways.
例えば、本実施の形態において、餌固定部材3の形態について、右手系を例に説明したが、左手系であってもよい。
For example, in the present embodiment, the
また、螺旋状部33のリードおよびピッチが同一または略同一である形態を例示して説明したが、これに限定されない。本実施の形態による効果と同等の効果を奏するのであれば、例えば、リードおよびピッチは、各隣接する箇所のリードおよびピッチと異なっていてもよい。
Moreover, although the lead and pitch of the
また、本実施の形態において、螺旋状部33の螺旋は常螺旋である形態を例示して説明してきたが、これに限定されない。本実施の形態による効果と同等の効果を奏するのであれば、例えば、螺旋は、円錐螺旋であってもよい。この場合、螺旋は、リング部31側から棒状部32の他端側に向けて拡径する形態をとり得る。
Moreover, in the present embodiment, the spiral of the
また、仕掛け1は、適宜サルカンを取り付けることにより、釣り糸4のねじれを解消するようにしてもよい。
Also, the
1 仕掛け
2 オモリ
3 餌固定部材
31 リング部
32 棒状部
33 螺旋状部
4 釣り糸
5 鉤
1
Claims (8)
前記棒状部の一端に形成されるリング部と、
前記リング部が形成された前記棒状部の一端から他端にわたり延在している螺旋状部と、を備える、餌固定部材。 a bar having a longitudinal axis;
a ring portion formed at one end of the rod-shaped portion;
a spiral portion extending from one end to the other end of the rod-shaped portion on which the ring portion is formed.
前記釣り糸の他端側に接続するオモリと、
前記鉤および前記オモリの間において、前記釣り糸に接続する餌固定部材と、を備える、仕掛け。 a hook that connects to one end of the fishing line;
a weight connected to the other end of the fishing line;
a bait fixing member connected to the fishing line between the hook and the weight.
長手軸を有する棒状部と、
前記棒状部の一端に形成されるリング部と、
前記リング部が形成された前記棒状部の一端から他端にわたり延在している螺旋状部と、を備える、請求項5に記載の仕掛け。 The bait fixing member is
a bar having a longitudinal axis;
a ring portion formed at one end of the rod-shaped portion;
6. The device of claim 5, comprising a helical portion extending from one end to the other end of said bar on which said ring portion is formed.
請求項6または7に記載の仕掛け。 the fishing line connects to the ring portion;
Device according to claim 6 or 7.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023002080U JP3243241U (en) | 2023-06-14 | 2023-06-14 | Bait fixing member and device |
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