JP3243238U - 簡単な構造を有する充電装置 - Google Patents

Abstract

【課題】スペースを合理的に利用でき、構造が簡単であり、充電装置内の部品の取付がより簡潔になり、生産が容易になるだけでなく、取付時間を節約することができる充電装置を提供する。【解決手段】簡単な構造を有する充電装置は、回路基板１１を含み、回路基板の上面には蓄電池１２を設置されるバッテリ取付座が固定的に取り付けられ、回路基板の両端には、出力インターフェース組立体１３及びトランス１４がそれぞれ取り付けられ、トランスは蓄電池の一方側にあり、回路基板の下面には、トランスに対応する差込ピン組立体１５が固定的に取り付けられている。【選択図】図１

Description

本考案は、充電機器の技術分野に関するものであり、より具体的には、簡単な構造を有する充電装置に関するものである。

従来のモバイルバッテリの多くは体積が大きく、重くて持ち運びが不便である。モバイルバッテリを充電するために、さらに充電器が必要になる。モバイルバッテリの体積、重量を減らし、充電の利便性を向上させるために、２１７００、２６６５０などの仕様のバッテリが充電器に使われ始め、このようなバッテリは体積が小さくて、貯蔵できるエネルギーが大きく、既存の需要を満たすことができる。また、市販されている類似品の充電器は内部構造が複雑で、何層もの装着構造があり、装着が複雑なだけでなく、製造性が考慮されていないのに対して、本考案は、充電器と一体となって、モバイルバッテリと充電器の機能を持ち合わせている。

本考案が解決しようとする技術的課題は、先行技術の上記の決定に対して、簡単な構造を有する充電装置を提供することにある。

その技術的課題を解決するために、本考案で採用される技術案は簡単な構造を有する充電装置であり、当該充電装置は回路基板を含み、前記回路基板の上面には蓄電池を設置されるバッテリ取付座が固定的に取り付けられ、前記回路基板の両端には、出力インターフェース組立体及びトランスがそれぞれ取り付けられ、前記トランスは前記蓄電池の一方側にあり、前記回路基板の下面には、前記トランスに対応する差込ピン組立体が固定的に取り付けられている。

本考案にかかる簡単な構造を有する充電装置によれば、前記充電装置は、前記回路基板に電気的に接続された押キー組立体をさらに含む。

本考案にかかる簡単な構造を有する充電装置によれば、前記回路基板には、前記出力インターフェース組立体に対応する入力インターフェースがさらに固定的に取り付けられている。

本考案にかかる簡単な構造を有する充電装置によれば、前記押キー組立体は、前記蓄電池の一方側にあり、前記トランスとは反対に設置されている。

本考案にかかる簡単な構造を有する充電装置によれば、前記充電装置は、ハウジングをさらに含み、前記ハウジングには前記差込ピン組立体に対応する２つの第１の開口と、前記押キー組立体に対応する第２の開口と、前記入力インターフェースに対応する第３の開口と、前記出力インターフェース組立体に対応する第４の開口とが開けられている。

本考案にかかる簡単な構造を有する充電装置によれば、前記押キー組立体は、前記ハウジングにスライド可能に接続された押ボタンと、弾性部材と、前記回路基板に電気的に接続された導光ブラケットとを含み、前記導光ブラケット内には、前記押ボタンに対応する押キーがさらに設けられ、前記導光ブラケットは、前記押キーと固定的に接続され、前記押ボタンは、前記第２の開口に係接され、前記押ボタン、前記押キー及び前記導光ブラケットの３つの部材は、同軸上に設置され、前記弾性部材は、前記押ボタンと前記押キーとの間にある。

本考案にかかる簡単な構造を有する充電装置によれば、前記出力インターフェース組立体は少なくとも１つの出力インターフェースを含む。

本考案の有益な効果は以下の通りである。回路基板の上面には蓄電池を設置されるバッテリ取付座が設置され、また、回路基板の上面の両端には、出力インターフェース組立体及びトランスがそれぞれ取り付けられ、蓄電池が出力インターフェース組立体とトランスとの間にあり、回路基板の下面には、トランスに対応する差込ピン組立体が固定的に取り付けられている。上記のようなレイアウトにより得られる充電装置は、スペースを合理的に利用でき、構造が簡単であり、充電装置内の部品の取付がより簡潔になり、生産が容易になるだけでなく、取付時間を節約することができる。

本考案の実施例又は先行技術における技術案をより明確に説明するために、以下では、添付図面及び実施例に関連して本考案を詳しく説明する。下記説明における添付図面は本考案の一部の実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的な労働を行うことなく、これらの添付図面に基づいて他の添付図面をさらに得ることができる。

本考案の好ましい実施例にかかる、簡単な構造を有する充電装置の内部構造模式図である。

本考案の好ましい実施例にかかる、簡単な構造を有する充電装置の全体構造模式図である。

（符号の説明）

１１ 回路基板、１２ 蓄電池、１３ 出力インターフェース組立体、１４ トランス、１５ 差込ピン組立体、

１６ 入力インターフェース、１７ ハウジング、１８ 第２の開口、１９ 第３の開口、２０ 第４の開口、

２１ 押ボタン、２２ 導光ブラケット、２３ 押キー。

本考案の実施例の目的、技術手段及び長所をより明らかにするために、以下では、本考案の実施例おける技術手段に関連して明確且つ完全に説明する。説明される実施例が本考案の全ての実施例ではなく一部の実施例に過ぎないことは、明らかである。本考案における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく得る全ての他の実施例は、全て本考案の保護範囲に属す。

本考案の明細書、実用新案登録請求の範囲及び上記図面における用語「第１」、「第２」、「第３」、「第４」等は異なる対象を区別するためのものであり、特定の順序を説明するためのものではないことを、理解すべきである。さらに、用語「含む」及び「備える」、並びにそれらの全ての変形は、排他的でない包含をカバーすることを意図している。

本明細書で「実施例」に言及することは、実施例に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が、本考案の少なくとも１つの実施例に含まれることが可能であることを意味する。本明細書の各箇所にあるこの用語は、必ずしも同じ実施例を意味するわけでもなく、他の実施例と相互排他的な独立した又は代替の実施例を意味するわけでもない。当業者であれば、本明細書に記載された実施例が他の実施例と組み合わせてもよいことを明示的及び暗黙的に理解できる。

「複数」とは、２つ以上を意味する。「及び／又は」は、関連対象の関連関係を説明し、３つの関係が存在し得ることを意味する。例えば、Ａ及び／又はＢの場合、Ａのみが存在する、ＡとＢが同時に存在する、Ｂのみが存在するという３つの状況を表すことができる。符号「／」は通常、前後の関連対象が「又は」の関係であることを表す。

本考案の好ましい実施形態にかかる、簡単な構造を有する充電装置は、図１～２に示すように、回路基板１１を含み、回路基板１１の上面には蓄電池１２を設置されるバッテリ取付座（不図示）が固定的に取り付けられ、回路基板１１の両端には、出力インターフェース組立体１３及びトランス１４がそれぞれ取り付けられ、トランス１４は、蓄電池１２の一方側にあり、回路基板１１の下面には、トランス１４に対応する差込ピン組立体１５が固定的に取り付けられている。

上記のようなレイアウトにより得られる充電装置は、スペースを合理的に利用でき、構造が簡単であり、充電装置内の部品の取付がより簡潔になり、生産が容易になるだけでなく、取付時間を節約することができる。

なお、当該回路基板、トランス及び差込ピン組立体は全て従来技術である。

具体的には、当該蓄電池は２１７００仕様のリチウム電池であるが、２６６５０仕様のリチウム電池であってもよく、又は、１８６５０仕様のリチウム電池であってもよい。当該蓄電池の形状は図１に示す円筒形に限定されるものではなく、角柱状であってもよく、その形状と仕様は本明細書では具体的に限定されない。

具体的には、充電装置は、回路基板１１に電気的に接続された押キー組立体をさらに含む。押キー組立体は、蓄電池１２の一方側に位置し、トランス１４とは反対に設置されている。

具体的には、回路基板１１には、出力インターフェース組立体１３に対応する入力インターフェース１６がさらに固定的に取り付けられ、当該入力インターフェースはＴｙｐｅ－Ｃインターフェースであってもよく、又は電源からの入力を受けられる従来の他のインターフェースであってもよい。

具体的には、充電装置はハウジング１７をさらに含み、ハウジング１７には差込ピン組立体１５に対応する２つの第１の開口（不図示）と、押キー組立体に対応する第２の開口１８と、入力インターフェース１６に対応する第３の開口１９と、出力インターフェース組立体１３に対応する第４の開口２０とが開けられている。

具体的には、押キー組立体は、ハウジング１７にスライド可能に接続された押ボタン２１と、弾性部材（不図示）と、回路基板１１に電気的に接続された導光ブラケット２２とを含み、導光ブラケット２２内には、押ボタン２１に対応する押キー２３がさらに設けられ、導光ブラケット２２は、押キー２３と固定的に接続され、押ボタン２１は、第２の開口１８に係接され、押ボタン２１、押キー２３及び導光ブラケット２２の３つの部材は、同軸上に設置され、弾性部材（不図示）が押ボタン２１と押キー２３との間にある。

具体的には、出力インターフェース組立体１３は、少なくとも１つの出力インターフェースを含み、当該出力インターフェースはＵＳＢインターフェース又は他の出力インターフェースである。

当業者であれば、上記の説明に基づいて改良又は変形を加えることができ、これら全ての改良及び変形は、本考案に添付された実用新案登録請求の範囲に属するものであることを、理解すべきである。

Claims (7)

1. 簡単な構造を有する充電装置であって、回路基板を含み、前記回路基板の上面には蓄電池を設置されるバッテリ取付座が固定的に取り付けられ、前記回路基板の両端には、出力インターフェース組立体及びトランスがそれぞれ取り付けられ、前記トランスは前記蓄電池の一方側にあり、前記回路基板の下面には、前記トランスに対応する差込ピン組立体が固定的に取り付けられている
   ことを特徴とする簡単な構造を有する充電装置。
2. 前記充電装置は、前記回路基板に電気的に接続された押キー組立体をさらに含む
   ことを特徴とする請求項１に記載の簡単な構造を有する充電装置。
3. 前記回路基板には、前記出力インターフェース組立体に対応する入力インターフェースがさらに固定的に取り付けられている
   ことを特徴とする請求項２に記載の簡単な構造を有する充電装置。
4. 前記押キー組立体は、前記蓄電池の一方側にあり、前記トランスとは反対に設置されている
   ことを特徴とする請求項３に記載の簡単な構造を有する充電装置。
5. 前記充電装置はハウジングをさらに含み、前記ハウジングには前記差込ピン組立体に対応する２つの第１の開口と、前記押キー組立体に対応する第２の開口と、前記入力インターフェースに対応する第３の開口と、前記出力インターフェース組立体に対応する第４の開口とが開けられている
   ことを特徴とする請求項４に記載の簡単な構造を有する充電装置。
6. 前記押キー組立体は、前記ハウジングにスライド可能に接続された押ボタンと、弾性部材と、前記回路基板に電気的に接続された導光ブラケットとを含み、前記導光ブラケット内には、前記押ボタンに対応する押キーがさらに設けられ、前記導光ブラケットは、前記押キーと固定的に接続され、前記押ボタンは、前記第２の開口に係接され、前記押ボタン、前記押キー及び前記導光ブラケットの３つの部材は、同軸上に設置され、前記弾性部材は、前記押ボタンと前記押キーとの間にある
   ことを特徴とする請求項５に記載の簡単な構造を有する充電装置。
7. 前記出力インターフェース組立体は、少なくとも１つの出力インターフェースを含む
   ことを特徴とする請求項５に記載の簡単な構造を有する充電装置。