JP3243116U - 中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システムおよびその方法 - Google Patents

中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システムおよびその方法 Download PDF

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Abstract

中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム及びその方法を開示し、前記システムは、試験機部、整合ネットワーク部、ダミー負荷部、パラメータ試験部、自動試験調整部、及びインテリジェント制御部を含み、整合ネットワーク部が試験機部、ダミー負荷部と接続され、整合ネットワーク部の出力端が該試験部に接続され、該試験部の出力端が該制御部に接続され、該制御部の出力端が該調整部に接続され、該調整部の出力端が整合ネットワーク部に接続され、システム全体は、整合ネットワーク部と、該試験部と、該制御部と、該調整部とで形成される閉ループシステムを構成し、データベースのマッピングシーケンステーブルで可調整素子を特定し、特定した可調整素子を閉ループでステップ的に調整し、最終的に中波送信システム全体を最適な動作該に試験調整する効率を大幅に高め、中波送信システムの自動化レベルをも向上させる。【選択図】図1

Description

本願は、通信システムの試験調整の技術分野に関し、特に中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システムおよびその方法に関する。
アンテナ割当ネットワークは中波放送送信機とアンテナとのインピーダンス整合という重要な役割を担当しており、そのパラメータ整合の良否は放送信号の正常な伝送に直接関係しているため、中波送信所の技術的保守作業において、アンテナ割当ネットワークを定期的に検出し、試験調整することは重要な作業の一つである。アンテナ割当ネットワークは一般的にインダクタ、コンデンサからなる複雑な直並列ネットワークで、容量値は一般的に固定的なものであるが、アンテナ割当ネットワークの試験調整は、基本的に、回路インピーダンス変換、直列共振または並列共振を達成し、ローカル信号の有効な出力、信号ノイズのブロックまたはフィルタリングによる除去を実現するために、誘導コイルまたは可変コンデンサに対して行った調整である。
しかし、現在、アンテナ割当ネットワークに対する試験調整または具体的な作業において、一般に作業者が手で誘導コイルを持って調整チャックを移動してコイル上の整合点を探しているが、送信機キャビネットの空間が狭く、コイルの空間も小さいため、操作が不便で、手がコイル上の銅被覆材に傷つけられやすい。また、無線周波数パラメータが大きく変化するため、適切な整合点を見つけるためにかなり時間や手数がかかり、効率が低い。
本願の目的は、中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システムおよびその方法を提供し、それによって従来技術の中波送信システムの整合ネットワークの手動調整での、操作が不便であり、無線周波数パラメータが大きく変化するため、適切な整合点を見つけるためにかなり時間や手数がかかり、効率が低いという問題を解決することである。
本願は、以下の技術的解決手段によって実施する。中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システムであって、試験機ユニット、整合ネットワークユニット、ダミー負荷ユニット、パラメータ試験ユニット、自動試験調整ユニット、およびインテリジェント制御ユニットを含み、前記整合ネットワークユニットが試験機ユニット、ダミー負荷ユニットと接続され、前記整合ネットワークユニットの出力端がパラメータ試験ユニットに接続され、前記パラメータ試験ユニットの出力端がインテリジェント制御ユニットに接続され、前記インテリジェント制御ユニットの出力端が自動試験調整ユニットに接続され、前記自動試験調整ユニットの出力端が整合ネットワークユニットに接続され、
整合ネットワークユニットと、試験機ユニットと、ダミー負荷ユニットとは、暖機状態でパラメータ試験ユニットに動作パラメータを提供するための一つの中波送信サブシステムを構成し、
パラメータ試験ユニットは、前記中波送信サブシステムの暖機状態での動作パラメータを試験し、インテリジェント制御ユニットに前記動作パラメータを送信するために用いられ、
インテリジェント制御ユニットは、パラメータ試験ユニットにより収集された前記動作パラメータを受信し、中波送信サブシステムの動作状態を判定し調整対象素子を特定し、同時に自動試験調整ユニットを、整合ネットワークユニットの調整対象素子を自動的に試験調整するように制御し、中波送信サブシステムの動作パラメータが最適になるように制御を反復するために用いられ、
自動試験調整ユニットは、インテリジェント制御ユニットの指令に応じて、整合ネットワークユニットを自動的に試験調整するために用いられる。
好ましくは、前記パラメータ試験ユニットは、ネットワークアナライザ、音声パラメータ統合試験装置、オシロスコープ、およびスペクトラムアナライザを含むが、これらに限定されない。
好ましくは、前記インテリジェント制御ユニットは、ネットワークインタフェースを介してパラメータ試験ユニットと接続されるコンピュータであり、前記ネットワークインタフェースは、RS232インタフェース、RS485インタフェース、ネットワークポートまたはCANバスインタフェースを含む。
好ましくは、前記自動試験調整ユニットは、整合ネットワークユニットの調整対象素子と接続される制御回路であり、前記制御回路は、マイクロコンピュータ、およびマイクロコンピュータと電気的に接続される定電圧電源、リセット回路、キー回路、水晶振動子、ディスプレイ、回路インタフェースおよびネットワークインタフェースを含み、前記回路インタフェースは、調整対象素子の試験調整実行部に接続され、前記ネットワークインタフェースはコンピュータに接続され、前記調整対象素子は、可変インダクタまたは可変コンデンサである。
好ましくは、前記調整対象素子の試験調整実行部は、調整対象素子と電気的に接続される単極多投電子スイッチである。
好ましくは、前記調整対象素子の試験調整実行部は、調整対象素子と接続されるステッピングモータであり、前記ステッピングモータは制御回路のステッピングパルスに基づき、調整対象インダクタまたは調整対象コンデンサの値を変更する。
中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整方法であって、
暖機状態での整合ネットワークの試験調整データベースを作成するステップと、
暖機状態で中波システム整合ネットワークの初期動作パラメータを試験し、目標動作パラメータと比較し、パラメータ差を得るステップと、
動作パラメータ差に基づき、試験調整データベースと組み合わせて、整合ネットワークの調整対象素子を特定するステップと、
調整対象素子のパラメータを、暖機状態での目標動作パラメータ値になるまで調整し、自動試験調整を完了するステップと、を含む。
好ましくは、前記試験調整データベースは、整合ネットワークの各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値と中波送信サブシステムの動作パラメータとのマッピングシーケンステーブル、および中波送信サブシステムの動作パラメータが最適な状態での各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値である。
好ましくは、前記動作パラメータは、直並列共振、入射パワー、反射パワー、反射係数、高調波歪み、周波数応答、および信号対雑音比を含む。
好ましくは、調整対象素子のパラメータに対する前記調整は、各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値をステップ的に試験調整するようにし、前記ステップ試験調整はステップ増加、ステップ減少を含む。
本願は、システム全体が、整合ネットワークユニットと、パラメータ試験ユニットと、インテリジェント制御ユニットと、自動試験調整ユニットとにより形成される閉ループシステムを構成し、データベースのマッピングシーケンステーブルによって可調整素子を特定し、特定した可調整素子を閉ループによりステップ的に調整し、最終的に中波送信システム全体を最適な動作パラメータに試験調整する効率を大幅に高め、中波送信システムの自動化レベルをも向上させるという利点を有する。
本願の実施例または従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下に実施例または従来技術の記述において必要な図面を用いて簡単に説明を行うが、当然ながら、以下に記載する図面は単に本願の実施例の一例であり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面に想到し得る。
本願の実施例に係るシステムの原理ブロック図である。 本願の実施例に係る自動試験調整ユニットの原理ブロック図である。 本願の実施例に係る別の自動試験調整ユニットの原理ブロック図である。 本願の実施例に係る方法のフローチャートである。
以下に本願の実施例における図面と関連付けて、本願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく、得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
図1は本願の実施例に係るシステムの原理ブロック図である。
図1に示すように、本願は、中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システムを提供し、試験機ユニット、整合ネットワークユニット、ダミー負荷ユニット、パラメータ試験ユニット、自動試験調整ユニット、およびインテリジェント制御ユニットを含み、整合ネットワークユニットが試験機ユニット、ダミー負荷ユニットと接続され、整合ネットワークユニットの出力端がパラメータ試験ユニットに接続され、パラメータ試験ユニットの出力端がインテリジェント制御ユニットに接続され、インテリジェント制御ユニットの出力端が自動試験調整ユニットに接続され、自動試験調整ユニットの出力端が整合ネットワークユニットに接続され、
整合ネットワークユニットと、試験機ユニットと、ダミー負荷ユニットとは、暖機状態でパラメータ試験ユニットに動作パラメータを提供するための一つの中波送信サブシステムを構成し、
パラメータ試験ユニットは、中波送信サブシステムの暖機状態での動作パラメータを試験し、インテリジェント制御ユニットに動作パラメータを送信するために用いられ、
インテリジェント制御ユニットは、パラメータ試験ユニットにより収集された動作パラメータを受信し、中波送信サブシステムの動作状態を判定し調整対象素子を特定し、同時に自動試験調整ユニットを、整合ネットワークユニットの調整対象素子を自動的に試験調整するように制御し、中波送信サブシステムの動作パラメータが最適になるように制御を反復するために用いられ、
自動試験調整ユニットは、インテリジェント制御ユニットの指令に応じて、整合ネットワークユニットを自動的に試験調整するために用いられる。
本実施例では、パラメータ試験ユニットはネットワークアナライザ、音声パラメータ統合試験装置、オシロスコープ、およびスペクトラムアナライザを含むが、これらに限定されない。
本実施例では、インテリジェント制御ユニットは、ネットワークインタフェースを介してパラメータ試験ユニットと接続されるコンピュータであり、ネットワークインタフェースは、RS232インタフェース、RS485インタフェース、ネットワークポートまたはCANバスインタフェースを含む。本実施例では、自動試験調整ユニットは、整合ネットワークユニットの調整対象素子と接続される制御回路であり、制御回路は、マイクロコンピュータおよびマイクロコンピュータと電気的に接続される定電圧電源、リセット回路、キー回路、水晶振動子、ディスプレイ、回路インタフェースおよびネットワークインタフェースを含み、回路インタフェースは調整対象素子の試験調整実行部に接続され、ネットワークインタフェースはコンピュータに接続され、調整対象素子は可変インダクタまたは可変コンデンサである。
図2は本願の実施例に係る自動試験調整ユニットの原理ブロック図である。
図2に示すように、調整対象素子の試験調整実行部は、調整対象素子と電気的に接続される単極多投電子スイッチであり、複数の選択端がそれぞれ調整対象インダクタのコイルに均一に接続される。具体的に操作する際に、図面に示すように制御回路、マトリクススイッチ(単極多投スイッチ)、ネットワークアナライザを接続し、続いてキー回路を操作し、マイクロコンピュータで単極多投スイッチを持続的に切り替わるように制御し、ディスプレイで単極多投スイッチがどの線路に切り替わったかを表示し、可変インダクタの各出力端子に接続される接続線にいずれもラベル番号が付けられ、ラベル番号がディスプレイの表示番号に一致する。図から分かるように、単極多投スイッチが持続的に切り替わった結果、調整対象インダクタの、固定ネットワークユニットに接続される部分の長さが持続的に変化し、固定ネットワークユニットにアクセスされるインダクタンス値も持続的に変化し、このように、ネットワークアナライザは、固定ネットワークユニットと調整対象インダクタ全体とからなるアンテナ整合ネットワークのパラメータが持続的に変化していると検出し、これらのパラメータはインピーダンスの値、方向角、定在波比、整合点などのパラメータであってもよく、キーで持続的に調整する過程でネットワークアナライザに表示されるパラメータが所要の値または所要の値に近い範囲に達すると、電子試験調整を停止する。続いて電子試験調整により見つけられた適切な点を基礎として、所要の正確な値を得るまで微調整すればよい。ここで、本実施例における各部品の選択可能な型式は以下のとおりである。
マイクロコンピュータはSTC89C52が用いられ、STC89C52は消費電力が少なく、性能が高いCMOS 8ビットマイクロコントローラであり、8KのインシステムプログラマブルFlashメモリを有する。単一チップにおいて、処理能力が高い8ビットCPUおよびインシステムプログラマブルFlashを有することで、STC89C52は、多数の組み込み制御アプリケーションシステムに柔軟度が高く、非常に効率が高いソリューションを提供する。
キーボード回路は4*4マトリックスキーボードが用いられ、マトリックスキーボードは行列型キーボードとも呼ばれ、4本のI/O線を行線、4本のI/O線を列線として構成されるキーボードである。行線と列線の各交差点に、一つのキーが設けられる。このように、キーボードにおけるキーの数は4×4個となる。このような行列型キーボード構造は、マイクロコンピュータシステムにおけるI/Oポートの利用率を効果的に向上させることができる。マイクロコンピュータIOポートはワイヤードand機能を有するため、任意のキーが押された時、行も列も一つの線がワイヤードandされ、演算すればキーの座標を得てキーのキー値を判定できる。
シリアルインタフェースはMAX232によるレベル変換を経たものであり、定電圧電源は5Vまたは3.3Vのものであり、ディスプレイはLCD1602が用いられる。
単極多投スイッチはCD4051アナログスイッチチップであり、CD4051は論理レベル変換回路、1/8デコーダ回路および8つのCMOSスイッチユニットの三つの部分からなり、ここでA、B、Cは3ビットバイナリアドレス入力端であり、3ビットバイナリの8種類の組み合わせは8路のチャネルの選択に用いることができる。INHはアドレス入力禁止端であり、ハイレベルとなる時、アドレス入力端が無効になり、即ち、ゲートされるチャネルがない。A、B、CおよびINHの入力レベルはTTLと互換性がある。CD4051は8つの入力/出力端、1つの出力/入力端を有し、デジタル回路の電源は+Eおよび-E1であり、アナログ回路の電源は+Eおよび-E2である。論理レベル変換回路は主に、アドレス入力端A、B、Cおよびアドレス入力禁止端INHから入力されるTTL論理レベルをCMOSレベルに変換し、それによってスイッチユニットをTTLレベルで制御可能にするという役割を果たす。1/8アドレスデコーダ回路は主に、論理レベル変換回路からのアドレス入力信号を対応するスイッチユニットゲート信号に変換し、対応するスイッチユニットをオンにするという役割を果たす。
ネットワークアナライザは、中波、短波、周波数変調放送、通信、レーダー無線周波数測定および表面波デバイスなどの部品の無線周波数測定において広く応用されている、周波数範囲0.001-120MHzのPNA3628Dベクトルネットワークアナライザが用いられ、全周波数スキャン、リストスキャンおよび点周波数測定を行うことができる。
図3は本願の実施例に係る別の自動試験調整ユニットの原理ブロック図である。
図3に示すように、調整対象素子の試験調整実行部は、調整対象素子と接続されるステッピングモータであり、ステッピングモータは制御回路のステッピングパルスに基づき、調整対象インダクタまたは調整対象コンデンサの値を変更する。制御回路の一部の構造および原理は上記と同じであるため、ここでは説明を省略する。ステッピングモータに則していえば、モータをステップ的に正転または反転させるように制御し、モータの出力端が調整対象インダクタまたは調整対象コンデンサの調整端と接続されており、モータが正転または反転すると、調整対象インダクタまたは調整対象コンデンサの調整端を回転させるように制御し、さらに調整対象インダクタまたは調整対象コンデンサのパラメータ値を調整する。このようにネットワークアナライザは、固定ネットワークユニットと調整対象インダクタ全体とからなるアンテナ整合ネットワークのパラメータが持続的に変化していると検出し、これらのパラメータはインピーダンスの値、方向角、定在波比、整合点などのパラメータであってもよい。
図4は本願の実施例に係る方法のフローチャートである。
図4に示すように、本願は、
暖機状態での整合ネットワークの試験調整データベースを作成するステップと、
暖機状態で中波システム整合ネットワークの初期動作パラメータを試験し、目標動作パラメータと比較し、パラメータ差を得るステップと、
動作パラメータ差に基づき、試験調整データベースと組み合わせて、整合ネットワークの調整対象素子を特定するステップと、
調整対象素子のパラメータを、暖機状態での目標動作パラメータ値になるまで調整し、自動試験調整を完了するステップと、を含む中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整方法をさらに提供する。
本実施例では、試験調整データベースは整合ネットワークの各可変インダクタ、可変コンデンサパラメータ値と中波送信サブシステムの動作パラメータとのマッピングシーケンステーブル、および中波送信サブシステムの動作パラメータが最適な状態での各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値である。動作パラメータは直並列共振、入射パワー、反射パワー、反射係数、高調波歪み、周波数応答、および信号対雑音比を含む。
Figure 0003243116000002
上記のテーブルにおいて部品パラメータおよび動作パラメータの対応する値が具体的に記入されておらず、ここではフレームワークのみを提供し、整合ネットワークにおいて部品が中波送信システム全体の動作パラメータに与える影響を反映しており、整合ネットワークの部品パラメータが中波送信システムの動作に与える影響が複雑で、簡単な関数関係を構成しないが、上記のテーブルのフレームワークに従って一定統計量まで統計した時、それらは実質的に中波送信システム全体のパラメータ「辞書」を構成し、インテリジェント制御ユニットが中波送信システム全体の動作状態に基づいて可調整素子(即ち、中波送信システムの動作パラメータの不良を引き起こす部品)を迅速に特定するための参考になり、例えば、上記のある動作パラメータのデータが異常であれば、それをもとに概略的にある部品に特定することができる。
また、本実施例では、調整対象素子のパラメータは、各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値をステップ的に試験調整するように調整し、ステップ試験調整はステップ増加、ステップ減少を含む。上記試験調整データベースのマッピングシーケンステーブルによって可調整素子を概略的に特定してから、ステップ試験調整によって目標パラメータに徐々に近づける。例えば、ステッピングモータを用いてステップ的に試験調整すると、「1パルスで1ステップ」の特性を有するようになる。つまり、ステッピングモータは一つのパルス信号を受信する度に、設定された方向に固定の角度、即ち1ステップ角回転し、ステッピングモータは1角度回転する度に、即ち一回回転する度に、可変コンデンサまたは可変インダクタの現在値を一回調整し、具体的にどれぐらい調整するかは実際の必要に応じて予め設定してもよい。ステップ試験調整によって整合ネットワークにおける可変コンデンサの容量値または可変インダクタのインダクタンス値を制御し、さらに整合ネットワーク全体の機能特性を変化させるということが実現され、整合ネットワークが実現しようとする機能特性は、動作周波数での直列共振、動作周波数での並列共振、3次高調波のフィルタリングによる除去、入出力インピーダンスの変換、干渉周波数のブロックなどを含む。
本願のシステム全体は、整合ネットワークユニットと、パラメータ試験ユニットと、インテリジェント制御ユニットと、自動試験調整ユニットとにより形成される閉ループシステムを構成し、上記データベースのマッピングシーケンステーブルによって可調整素子を特定し、特定した可調整素子を閉ループによりステップ的に調整し、最終的に中波送信システム全体を最適な動作パラメータに試験調整する効率を大幅に高め、中波送信システムの自動化レベルをも向上させる。
以上は本願の好適な実施例に過ぎず、本願を限定するものではなく、本願の精神および原則内において行われる任意の修正、同等の代替、改善などは、全て本願の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (13)

  1. 試験機ユニット、整合ネットワークユニット、ダミー負荷ユニット、パラメータ試験ユニット、自動試験調整ユニット、およびインテリジェント制御ユニットを含み、前記整合ネットワークユニットが試験機ユニット、ダミー負荷ユニットと接続され、前記整合ネットワークユニットの出力端がパラメータ試験ユニットに接続され、前記パラメータ試験ユニットの出力端がインテリジェント制御ユニットに接続され、前記インテリジェント制御ユニットの出力端が自動試験調整ユニットに接続され、前記自動試験調整ユニットの出力端が整合ネットワークユニットに接続され、
    整合ネットワークユニットと、試験機ユニットと、ダミー負荷ユニットとは、暖機状態でパラメータ試験ユニットに動作パラメータを提供するための一つの中波送信サブシステムを構成し、
    パラメータ試験ユニットは、前記中波送信サブシステムの暖機状態での動作パラメータを試験し、インテリジェント制御ユニットに前記動作パラメータを送信するために用いられ、
    インテリジェント制御ユニットは、パラメータ試験ユニットにより収集された前記動作パラメータを受信し、中波送信サブシステムの動作状態を判定し調整対象素子を特定し、同時に自動試験調整ユニットを、整合ネットワークユニットの調整対象素子を自動的に試験調整するように制御し、中波送信サブシステムの動作パラメータが最適になるように制御を反復するために用いられ、
    自動試験調整ユニットは、インテリジェント制御ユニットの指令に応じて、整合ネットワークユニットを自動的に試験調整するために用いられることを特徴とする、中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  2. 前記パラメータ試験ユニットは、ネットワークアナライザ、音声パラメータ統合試験装置、オシロスコープ、およびスペクトラムアナライザを含むことを特徴とする、請求項1に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  3. 前記インテリジェント制御ユニットは、ネットワークインタフェースを介してパラメータ試験ユニットと接続されるコンピュータであることを特徴とする、請求項1に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  4. 前記ネットワークインタフェースは、RS232インタフェース、RS485インタフェース、ネットワークポートまたはCANバスインタフェースを含むことを特徴とする、請求項3に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  5. 前記自動試験調整ユニットは、整合ネットワークユニットの調整対象素子と接続される制御回路であることを特徴とする、請求項1に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  6. 前記制御回路は、マイクロコンピュータ、およびマイクロコンピュータと電気的に接続される定電圧電源、リセット回路、キー回路、水晶振動子、ディスプレイ、回路インタフェースおよびネットワークインタフェースを含むことを特徴とする、請求項5に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  7. 前記回路インタフェースは、調整対象素子の試験調整実行部に接続され、前記ネットワークインタフェースはコンピュータに接続され、前記調整対象素子は、可変インダクタまたは可変コンデンサであることを特徴とする、請求項6に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  8. 前記調整対象素子の試験調整実行部は、調整対象素子と電気的に接続される単極多投電子スイッチであることを特徴とする、請求項7に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  9. 前記調整対象素子の試験調整実行部は、調整対象素子と接続されるステッピングモータであり、前記ステッピングモータは制御回路のステッピングパルスに基づき、調整対象インダクタまたは調整対象コンデンサの値を変更することを特徴とする、請求項8に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整システム。
  10. 暖機状態での整合ネットワークの試験調整データベースを作成するステップと、
    暖機状態で中波システム整合ネットワークの初期動作パラメータを試験し、目標動作パラメータと比較し、パラメータ差を得るステップと、
    動作パラメータ差に基づき、試験調整データベースと組み合わせて、整合ネットワークの調整対象素子を特定するステップと、
    調整対象素子のパラメータを、暖機状態での目標動作パラメータ値になるまで調整し、自動試験調整を完了するステップと、を含むことを特徴とする、中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整方法。
  11. 前記試験調整データベースは、整合ネットワークの各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値と中波送信サブシステムの動作パラメータとのマッピングシーケンステーブル、および中波送信サブシステムの動作パラメータが最適な状態での各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値であることを特徴とする、請求項10に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整方法。
  12. 動作パラメータは、直並列共振、入射パワー、反射パワー、反射係数、高調波歪み、周波数応答、および信号対雑音比を含むことを特徴とする、請求項10または11に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整方法。
  13. 調整対象素子のパラメータに対する前記調整は、各可変インダクタ、可変コンデンサのパラメータ値をステップ的に試験調整するようにし、ステップ試験調整はステップ増加、ステップ減少を含むことを特徴とする、請求項10に記載の中波整合ネットワークを試験調整するためのインテリジェント試験調整方法。
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