JP3242781U - 物品保護体 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を安定して固定することができ、かつ当該物品の取り出しも容易な物品保護体を提供する。【解決手段】容器3は、本体部210と、本体部210の一側縁211に連続して形成された蓋部220とを備え、本体部210には、物品Xの下部側が内嵌される本体側物品収容孔部215が形成され、蓋部220における本体側物品収容孔部215に対応する位置には、物品Xの上部側が内嵌される蓋側物品収容孔部225が形成され、蓋部220は一側縁211を軸として開閉自在とされており、本体底面部241と本体上面部243との間に本体充填部材270が配置され、蓋下面部244と蓋天面部246との間に蓋充填部材280が配置される。【選択図】図6

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)、展示日:2023年1月11日~2023年1月13日
本考案は、保護対象の物品を内嵌させ安定して保護することのできる物品保護体に関する。
物品を内嵌させて内部で動かないように固定することのできる物品保護体として、一般的にブリスターパックのようなものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2022-120618号公報
しかしながら、ブリスターパックはプラスチックの真空成型等によって製造されるものであり、金型代が高価となり、製造コストのかかる手法となる。また、廃棄する際にも例えば紙製の外容器とプラスチック製の内容器とを分別しなければならない、といった手間のかかるものであった。
また、通常の箱形状の容器を採用する際には、内部に収容される物品を保護するために緩衝材や梱包材を用意する必要があった。
本考案は、物品を安定して固定することができ、かつ当該物品の取り出しも容易な物品保護体を提供することを目的とする。
本考案は、保護対象となる物品を保護する物品保護体であって、前記物品の一部が内嵌される有底の本体側物品収容孔部が形成された本体部と、前記物品のうち、前記本体側物品収容孔部に内嵌されていない残りの部位が内嵌される有底の蓋側物品収容孔部が形成された蓋部と、を備え、前記蓋部は、前記本体部の一側縁に連続して形成されることで当該一側縁を軸として前記本体部に対して開閉自在である物品保護体であって、前記本体部では、前記本体側物品収容孔部の開口が形成された面部を本体上面部とし、かつ、前記本体部における底面部を本体底面部とし、かつ、前記一側縁を含み前記本体上面部と前記本体底面部とに連続している側面部とは、反対側に位置する側面部を本体側面部とし、前記蓋部では、前記蓋側物品収容孔部の開口が形成された面部を蓋下面部とし、かつ、前記蓋部における天面部を蓋天面部とし、かつ、前記一側縁を含み前記蓋下面部と前記蓋天面部とに連続している側面部とは、反対側に位置する側面部を蓋側面部としており、さらに、前記本体部および前記蓋部は、1枚の長手シート状の段ボール材からなる主部材で構成されており、前記主部材は、所定間隔で短手方向に沿って定められた折れ線に沿って折り畳まれてなり、前記折れ線が境界線となって前記本体底面部、前記本体側面部、前記本体上面部、前記蓋下面部、前記蓋側面部、及び前記蓋天面部が、順に長手方向に並ぶようにして構成されており、加えて、前記主部材が前記折れ線に沿って折り畳まれた状態で、前記本体上面部と前記本体底面部との間には、当該主部材とは別の本体充填部材が配置されてなるとともに、前記主部材が前記折れ線に沿って折り畳まれた状態で、前記蓋下面部と前記蓋天面部との間には、当該主部材とは別の蓋充填部材が配置されてなることを特徴とする物品保護体である。
ここで、前記本体充填部材、及び前記蓋充填部材は段ボール材からなる構成としてもよい。
かかる構成にあっては、物品が前記本体側物品収容孔部及び前記蓋側物品収容孔部に内嵌されることで当該物品を安定して固定することができる。さらに、収容された物品は、前記蓋部を開けることで前記蓋側物品収容孔部に収容されていた部分が前記本体部から突出状に露出するため、物品が摘まみやすく、取り出しが容易である。また、前記本体充填部材、及び前記蓋充填部材は段ボール材からなるものとした場合には、全体が1枚のシート状段ボール材を所定形状に折り畳むことによって形成されるため、製造コストが安価であり、廃棄する際も分別等の手間がかからない。
また、以下の構成が採用されてもよい。
段ボール材からなる物品保護体であって、保護対象となる物品の一部が内嵌される有底の本体側物品収容孔部が形成された本体部と、前記物品のうち、前記本体側物品収容孔部に内嵌されてない残りの部位が内嵌される有底の蓋側物品収容孔部が形成され、前記本体部の一側縁に連続して形成されて、当該一側縁を軸として前記本体部に対して開閉自在な蓋部と、を備え、前記本体部及び前記蓋部は、1枚のシート状段ボール材が所定の折れ線に沿って蛇腹状に折り畳まれて積層されてなり、前記一側縁にいずれかの折れ線が位置してなることを特徴とする物品保護体。前記本体部は、有底の本体底側物品収容孔部を備えた本体底側部と、貫通孔状の本体蓋側物品収容孔部を備えた本体蓋側部と、を備え、前記本体蓋側部は、前記一側縁とは反対側の他側縁において、前記いずれかの折れ線に沿って開閉自在に前記本体底側部に連続して形成され、前記蓋部は、前記本体蓋側部の一側縁に連続して形成されてなり、前記本体蓋側部及び前記本体底側部が積層された積層状態で、前記本体底側物品収容孔部及び本体蓋側物品収容孔部によって前記本体側物品収容孔部が構成されてなり、所定の床面に前記本体底側部の底面を接触させて当該本体底側部を載置した状態で、前記蓋部と前記本体蓋側部とを前記床面に対して起立させた起立姿勢となる物品保護体。
本考案の物品保護体は、物品を安定して固定することができ、かつ当該物品の取り出しも容易という優れた効果がある。
参考例1にかかる容器の斜視図である。 参考例1にかかるシート状段ボール材を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 参考例2にかかる容器であって、積層された状態を示す斜視図である。 参考例2において起立姿勢とした容器の斜視図である。 参考例2にかかるシート状段ボール材を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 実施例にかかる容器の斜視図である。 実施例にかかる主部材を折り畳んで蓋部を開放させた状態を示す斜視図である。 実施例にかかる主部材を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 実施例にかかる本体充填部材及び蓋充填部材の平面図である。
本考案の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。なお本考案は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜、設計変更が可能である。ところで、以下に示す例にあっては、薄厚の段ボール材を用いた構成であるところ、内容を容易に把握しやすくするため、左右方向および/または厚さ方向の寸法を誇張して図示しており、実際の寸法とは大きく異なる。
〔参考例1〕
図1に示すように、段ボール材からなる物品保護体である容器1は、本体部10と、本体部10の一側縁11に連続して形成された蓋部20とを備えている。
本体部10には、平面視で略中央に保護対象の物品Xの下部側が内嵌される有底の本体側物品収容孔部15が形成されている。
一方、蓋部20には、物品Xの上部側が内嵌される有底の蓋側物品収容孔部25が形成されており、蓋側物品収容孔部25は前記の本体側物品収容孔部15に対応する位置に配されている。
そして蓋部20は、一側縁11を軸として本体部10に対して開閉自在とされている。
かかる容器1は、図2(a)に示すような1枚の長手状のシート状段ボール材30が用いられており、このシート状段ボール材30に形成された折れ線に沿って蛇腹状に折り畳んで積層可能とされている。
詳述すると、シート状段ボール材30は、一側端(右端)に底部31が配され、他側端(左端)に天部32が配され、底部31と天部32との間に中間部41,42,43,44,45が連続して一列状に配されている。なお、中間部41,42,43,44,45には、貫通孔51,52,53,54,55がそれぞれ形成されている。
また、互いに隣接する底部31、天部32、及び中間部41,42,43,44,45における各境界には、折れ線として機能する半切部61,62,63,64,65,66が形成されている。半切部は、図2(b)に強調して示すように、段ボール材の厚み方向において、表層のみを残してそれ以外が切断されてなるものであり、半切部61,63,65は一面側(表面側)から切断されることで裏面のライナーが切断されずに残されてなり、半切部62,64,66は他面側(裏面側)から切断されることで表面のライナーが切断されずに残された構造となっている。
そして、図1に示すように、上記のシート状段ボール材30が、半切部61,62,63,64,65,66に沿って蛇腹状に折り畳まれ、そのうえで底部31及び中間部41,42,43が互いに面接着されることで本体部10が形成される。
同様に、天部32及び中間部44,45が互いに面接着されることで蓋部20が形成される。なお、本実施例においては、半切部64が容器1の一側縁11に相当する。
ここで、貫通孔51,52,53,54,55の形状を物品Xの形状と合わせることによって、容器1における本体側物品収容孔部15及び蓋側物品収容孔部25の形状を物品Xが内嵌することのできる形状とすることができる。
また、容器1において蓋部20を図1に示すように開放した際、物品Xが本体部10の上縁から上側に突出状に露出するため、物品Xが本体側物品収容孔部15に内嵌されていても容易に摘まんで取り出すことができる。
さらに、容器1の全体が段ボールで構成されているため、廃棄及び再利用が非常に容易である。
〔参考例2〕
図3、図4に示すように、段ボール材からなる物品保護体である容器2は、本体部110と、本体部110の一側縁111に連続して形成された蓋部120とを備えている。
本体部110には、略中央に物品Xの下部側が内嵌される有底の本体側物品収容孔部115が形成されている。
これに対し、蓋部120は、一側縁111を軸として開閉自在とされており、本体側物品収容孔部115に対応する位置に、物品Xの上側部が内嵌される有底の蓋側物品収容孔部125が形成されている。
また、本体部110は、下側に配された本体底側部130と、本体底側部130の上側に配された本体蓋側部140と、を備えている。そして本体蓋側部140は、一側縁111とは反対側の他側縁112を軸として、本体底側部130に対して開閉自在に連続して形成されている。
さらに、蓋部120は、本体蓋側部140の一側縁111に連続して形成されている。
かかる構成にあって、図3に示した積層状態αでは、本体側物品収容孔部115は有底の本体底側物品収容孔部135と、貫通孔状の本体蓋側物品収容孔部145と、で構成されている。
また、図4に示したように、容器2は、所定の床面に本体底側部130を載置した状態で、蓋部120と本体蓋側部140とを床面に対して起立させた起立姿勢βとすることができる。かかる起立姿勢βにおいては、本体底側物品収容孔部135に収容された物品Xを展示する展示態様として容器2を当該起立姿勢βに保持することができる。
かかる容器2は、図5(a)に示すように、1枚のシート状段ボール材160を折れ線に沿って蛇腹状に折り畳んで積層することで構成されている。
詳述すると、シート状段ボール材160は、一端部に底部161が配され、他端部に天部162が配され、底部161と天部162との間に中間部171,172,173,174,175,176,177,178が連続して一列状に配されている。また、中間部171~178には、貫通孔181,182,183,184,185,186,187,188がそれぞれ形成されている。
また、互いに隣接する底部161、天部162、及び中間部171~178の境界には、折れ線となる半切部191,192,193,194,195,196,197,198,199が形成されている。半切部は、図5(b)に強調して示すように、段ボール材の厚み方向において、表層のみを残してそれ以外を切断して形成するものであり、半切部191,193,195,197,199は一面側(表面側)から切断することで裏面のライナーを切断せずに残し、半切部192,194,196,198は他面側(裏面側)から切断することで表面のライナーを切断せずに残している。
そして、このシート状段ボール材30を、半切部191~199に沿って蛇腹状に折り畳み、底部161及び中間部171,172,173を互いに面接着することで本体底側部130が形成される。また、中間部174,175,176を互いに面接着することで本体蓋側部140が形成される。さらに、天部162及び中間部177,178を互いに面接着することで蓋部120が形成される。
本参考例においては、半切部194が容器2の他側縁112に相当し、半切部197が容器2の一側縁111に相当する。
ここで、参考例2の容器2においてもまた、貫通孔181~188の形状を物品Xの形状と合わせることによって、容器2における本体側物品収容孔部115及び蓋側物品収容孔部125の形状を物品Xが内嵌することのできる形状とすることができる。
また、容器2において蓋部120を図3、図4に示すように開放した際、物品Xが本体部110の上縁から上側に突出するため、物品Xが本体側物品収容孔部115に内嵌されていても容易に取り出すことができる。
さらに、容器2の全体が段ボールで構成されているため、廃棄及び再利用が非常に容易である。
そして、図4に示すように、容器2を蓋部120及び本体蓋側部140が床面から起立した起立姿勢βとして物品Xの展示態様とすることもできる。
〔実施例〕
図6に示すように、段ボール材からなる物品保護体である容器3は、平面視で矩形状の本体部210と、本体部210の一側縁211に連続して形成された蓋部220とを備えている。
本体部210には、平面視で略中央に物品Xの下部側が内嵌される有底の本体側物品収容孔部215が形成されている。また、蓋部220における本体側物品収容孔部215に対応する位置には、物品Xの上部側が内嵌される有底の蓋側物品収容孔部225が形成されている。
そして、蓋部220は、本体部210に対して一側縁211を軸として開閉自在とされている。
かかる容器3は、図7に示すように、1枚の長手シート状段ボール材である主部材230を折れ線に沿って折り畳んだ構成を備えている。
詳述すると、主部材230は、図8に示すように、本体底面部241、本体側面部242、本体上面部243、蓋下面部244、蓋側面部245、及び蓋天面部246が順に長手方向に並んで配置されている。本体上面部243及び蓋下面部244には略中央に貫通孔253,254が形成されている。
また、互いに隣接する本体底面部241、本体側面部242、本体上面部243、蓋下面部244、蓋側面部245、及び蓋天面部246の境界には、折れ線となる半切部261,262,263,264,265が形成されている。半切部は、図8(b)に強調して示すように、段ボール材の厚み方向において、表層のみを残してそれ以外を切断して形成するものであり、半切部261,262,264,265は一面側(表面側)から切断することで裏面のライナーを切断せずに残し、半切部263は他面側(裏面側)から切断することで表面のライナーを切断せずに残している。
また、容器3は、主部材230とは別に、本体充填部材270及び蓋充填部材280を具備している。本体充填部材270及び蓋充填部材280は図9(a)に示すように、容器3の外形に対応させた形状とされており、中央部に貫通孔が形成されている。
容器3を組み立てる際には、まず主部材230を、図7に示すように折り畳む。すなわち、本体底面部241、本体側面部242、及び本体上面部243が側面視でコの字状となるように主部材230を折り畳み、蓋下面部244、蓋側面部245、及び蓋天面部246が側面視でコの字状となるように折り畳む。これにより、本体底面部241、本体側面部242、及び本体上面部243で本体部210の主要な部分が構成される。同様に、蓋下面部244、蓋側面部245、及び蓋天面部246で蓋部220の主要な部分が構成される。
そして、本体底面部241と本体上面部243との間に図9に示すような本体充填部材270を配置する。同様に、蓋下面部244と蓋天面部246との間に蓋充填部材280を配置する。
このようにして、本体底面部241、本体充填部材270、及び本体上面部243が積層状に積み重ねられ、本体側面部242を備えた本体部210が構成される。
同様に、蓋下面部244、蓋充填部材280、及び蓋天面部246が積層状に積み重ねられ、蓋側面部245を備えた蓋部220が構成される。
なお、本体部210と蓋部220とを開閉自在とする軸として機能する一側縁211は、主部材230の半切部263によって構成されている。
かかる容器3にあっては、本体充填部材270及び蓋充填部材280の側縁が本体側面部242及び蓋側面部245によって隠ぺいされるため、段ボール材の端面が正面から視認しづらくなり、正面からの見栄えがよくなる。また、主部材230や本体充填部材270、蓋充填部材280等が長手に長くなり過ぎて製造過程で取り扱いが困難となるような問題が起こりにくい。
なお、本体充填部材270及び蓋充填部材280は、例えば図9(b)に示したような2枚折りの形状として厚みをもたせてもよい。ところで、物品の大きさに対応する孔部の深さに応じて、容器1,2,3は種々の寸法が適宜定められるところ、これに応じて本体充填部材270及び蓋充填部材280は、嵩高とすべく3枚以上を蛇腹状に折り畳んで構成することも可能であるが、当該本体充填部材270及び蓋充填部材280を構成するシート状段ボール材が過剰に長大となるおそれがあり、適正長さを定めるのが好適である。
上記に示した例において、各部の寸法形状は適宜自由に選択可能である。
例えば容器1,2の外観形状は四角形状以外の多角形状や円形状等であっても構わない。また、例えば容器1,2,3の外周面や本体側物品収容孔部15,115,215、あるいは蓋側物品収容孔部25,125,225の内周面等の視認可能な部位に、紙を貼着して表層とし、当該表層に意匠を施して段ボール材の内部が視認できないようにするような構成であってもよい。
また、段ボール材における中材としてのライナーの色を変えて、側方から視認される部分の意匠性を高めて高級感を向上させることも可能である。また、中材の材料を変更して、資材コストの低減を図ってもよい。また、本体充填部材270及び/又は蓋充填部材280について、段ボール材以外の材料を選択してもよい。例えばウレタン材を用いてスポンジ状とすることも可能である。また、適宜、部品点数を減らして組立ての手間を低減するようにしてもよい。
1,2,3 容器(物品保護体)
10,110,210 本体部
11,111,211 一側縁
15,115,215 本体側物品収容孔部
20,120,220 蓋部
25,125,225 蓋側物品収容孔部
30,160 シート状段ボール材
31,161 底部
32,162 天部
41~45,171~178 中間部
51~55,181~188,253,254 貫通孔
61~66,191~199,261~265 半切部
112 他側縁
130 本体底側部
135 本体底側物品収容孔部
140 本体蓋側部
145 本体蓋側物品収容孔部
230 主部材
241 本体底面部
242 本体側面部
243 本体上面部
244 蓋下面部
245 蓋側面部
246 蓋天面部
270 本体充填部材
280 蓋充填部材
X 物品
α 積層状態
β 起立姿勢

Claims (2)

  1. 保護対象となる物品を保護する物品保護体であって、
    前記物品の一部が内嵌される有底の本体側物品収容孔部が形成された本体部と、
    前記物品のうち、前記本体側物品収容孔部に内嵌されていない残りの部位が内嵌される有底の蓋側物品収容孔部が形成された蓋部と、
    を備え、
    前記蓋部は、前記本体部の一側縁に連続して形成されることで当該一側縁を軸として前記本体部に対して開閉自在である物品保護体であって、
    前記本体部では、
    前記本体側物品収容孔部の開口が形成された面部を本体上面部とし、かつ、
    前記本体部における底面部を本体底面部とし、かつ、
    前記一側縁を含み前記本体上面部と前記本体底面部とに連続している側面部とは、反対側に位置する側面部を本体側面部とし、
    前記蓋部では、
    前記蓋側物品収容孔部の開口が形成された面部を蓋下面部とし、かつ、
    前記蓋部における天面部を蓋天面部とし、かつ、
    前記一側縁を含み前記蓋下面部と前記蓋天面部とに連続している側面部とは、反対側に位置する側面部を蓋側面部としており、
    さらに、前記本体部および前記蓋部は、1枚の長手シート状の段ボール材からなる主部材で構成されており、
    前記主部材は、所定間隔で短手方向に沿って定められた折れ線に沿って折り畳まれてなり、前記折れ線が境界線となって前記本体底面部、前記本体側面部、前記本体上面部、前記蓋下面部、前記蓋側面部、及び前記蓋天面部が、順に長手方向に並ぶようにして構成されており、
    加えて、前記主部材が前記折れ線に沿って折り畳まれた状態で、前記本体上面部と前記本体底面部との間には、当該主部材とは別の本体充填部材が配置されてなるとともに、前記主部材が前記折れ線に沿って折り畳まれた状態で、前記蓋下面部と前記蓋天面部との間には、当該主部材とは別の蓋充填部材が配置されてなる
    ことを特徴とする物品保護体。
  2. 前記本体充填部材、及び前記蓋充填部材は段ボール材からなる
    請求項1に記載の物品保護体。
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