JP3242254U - 歯列矯正用ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】歯体移動を可能とする歯列矯正用ブラケットを目指し、かつ歯の表面に接着した複数のブラケット全体に3本以上のアーチワイヤーを簡便に敷設することができる歯列矯正用ブラケットを提供する。【解決手段】矯正対象の歯牙の歯冠部表面に接着するための基板3と、かかる基板3の接着面の反対側に、アーチワイヤーを敷設するためのワイヤースロット1とを有し、該アーチワイヤーで連接する個々の歯牙に応力を継続的に付与することにより歯列を矯正するための歯科用の歯列矯正用ブラケットであって、該ワイヤースロット1が、開口した3~6条のスロットであることを特徴とする歯列矯正用ブラケットAを挙げることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、歯科矯正術の技術分野に属する。本考案は、歯科医療の歯列矯正において使用されるブラケットに関するものである。
社会生活環境の変化もあって、歯列の矯正治療へのニーズが増えている。外形的な美観の追及のみならず、歯並びを整えることで、歯磨きがし易くなり、そうすることで虫歯や歯周病などを予防することができるという効果が得られる。また、歯並びを整え正しい咬み合わせにすることで、顎関節や筋肉、歯周組織の負担が少なくなり、歯が長持ちするという効果も得られる。歯並びがきれいになると、口元が引き締まり笑顔に自信が持てるようにもなる。
歯列矯正は、一般に、歯の歯冠部に取り付けられたブラケットという支持具にアーチワイヤーと言われる細長いワイヤーを通して、そのワイヤーのねじれる力を強制的に歯根に伝えることにより行われる。具体的には、矯正したい複数の歯牙の表面に、歯列矯正用ブラケットを基板の接着面にて一つずつ接着し、そのブラケット基板の接着面の反対側に施された凹部(溝)にアーチワイヤーを渡し、アーチワイヤーの有する弾性力を歯牙に作用させることにより矯正力が働き、歯列が矯正される。
歯が移動するメカニズムとしては、次の通りである。歯茎に埋まっている歯牙の部分の周りは歯根膜で覆われ、歯根膜の外側には歯槽骨がある。例えば、歯を右側に矯正したい場合、その方向へ力を加えることで、図5に示す通り、右側の歯根膜が圧迫され、圧迫された側の歯根膜が歯槽骨に吸収され、その分、歯は右側に移動する。一方、左側は歯根膜が伸びて左側の歯槽骨と歯根膜の間にスペースができ、そのスペースを埋めるために左側の歯槽骨は細胞を作り出し、新たな歯槽骨が新生される。このようにして、1月に1ミリ程度、歯が移動する。要するに、ブラケットがワイヤーを引っ張ることで当該方向に力が加わり、その力はブラケットが付着している歯に伝わり、ワイヤーが引っ張られる方向へ歯が移動するのである。
以上のような歯列矯正用ブラケットは、これまで様々なものが提案されている。しかし、一般に流通し、使用されているブラケット、即ち歯列矯正装置は、1本のアーチワイヤーを敷設することができるもののみである。かかるブラケットでは、作用点はワイヤーとレールの部分であり狭く、作用点から支点となる根尖付近に力が加わるには大きな力が必要となるため、痛みや為害作用を生じうる。また、図6に示す通り、通常、歯は傾斜移動となり、歯の根っこの部分が揺さぶられ、ダメージを受け、歯根吸収されてしまうおそれがある。理想的には、図7に示すような歯体移動を実現することである。
一方、例えば、特許文献1には、歯列全体をバランスよく矯正するために、3本のアーチワイヤーを保持することができる歯列矯正用ブラケットの発明が開示されている。
国際公開第2010/119880号
特許文献1の歯列矯正用ブラケットは、3本のアーチワイヤーを保持することができ、3本のアーチワイヤーで歯牙に力を与えるため、三次元的な動きを可能とし、歯列全体をバランスよく矯正できるかもしれない。しかしながら、特許文献1の発明は、理想的な歯体移動を目指したものであるのか明らかでなく、1本のアーチワイヤーを保持するブラケットに比べれば、作用点は大きいかもしれないが、歯体移動を可能とするほど十分に大きいとは言い難い。また3つのアーチワイヤー嵌通孔にそれぞれアーチワイヤーを差し挟まなければならず、操作において必ずしも容易なことではない。
本考案は、歯体移動を可能とする歯列矯正用ブラケットを目指し、かつ歯の表面に接着した複数のブラケット全体に3本以上のアーチワイヤーを簡便に敷設することができる歯列矯正用ブラケットを提供することを主な課題とする。
本考案者は、鋭意検討を重ねた結果、一般に使用されている歯列矯正用ブラケットが1本のアーチワイヤーを敷設するための1条のワイヤースロット(溝、凹み)のみからなることに着目し、かかるワイヤースロットを3条以上設け、好ましくはブラケット接着面において、歯の切縁近くから歯頸部近くまでブラケットで覆われるようにすることにより上記課題を解決しうることを見出し、本考案を完成するに到った。
本考案としては、例えば、下記のものを挙げることができる。
[1]矯正対象の歯牙の歯冠部表面に接着するための基板と、かかる基板の接着面の反対側に、アーチワイヤーを敷設するためのワイヤースロットとを有し、該アーチワイヤーで連接する個々の歯牙に応力を継続的に付与することにより歯列を矯正するための歯科用の歯列矯正用ブラケットであって、該ワイヤースロットが、開口した3~6条のスロットであることを特徴とする、歯列矯正用ブラケット。
[2]前記基板の、アーチワイヤー張り渡し方向に垂直な方向の長さが、矯正対象歯の縦方向の長さの2/3以上である、上記[1]に記載の歯列矯正用ブラケット。
[3]さらにタイウィングまたはフックを含む、上記[1]または[2]に記載の歯列矯正用ブラケット。
[4]上記[1]または[2]に記載の歯列矯正用ブラケットおよびアーチワイヤーを備える、歯列矯正装置。
[5]上記[3]に記載の歯列矯正用ブラケットおよびアーチワイヤーを備える、歯列矯正装置。
本考案によれば、歯の表面に接着した複数のブラケット全体に3本以上のアーチワイヤーを簡便に敷設することができるため、操作性に優れる。また、作用点を比較的大きな面とすることができ、作用点と根尖(支点)の距離がより近くできるので、弱い力でも歯根に確実に力を伝えることができ、ブラケットによる痛みや為害作用が軽減され、さらには理想的な歯体移動を可能とし、矯正期間も短くしうる。
本考案の一態様を表す。上右図は平面図を、上左図は右側面図を、下図は斜視図を表す。 本考案の一態様に係るブラケットを歯冠部表面に接着した状態を表す。 本考案の一態様に係るブラケットを矯正対象の複数の歯冠部に接着し、当該各ブラケットに3本のアーチワイヤーを敷設した状態を表す。 本考案の一態様に係るブラケットを矯正対象の歯冠部に接着し、アーチワイヤーを敷設した状態の断面図を表す。 歯牙に矯正力が加わった場合の歯と歯茎断面の状態を表した模式図である。 一般的な矯正治療を施した場合の歯牙の移動状態を表した模式図である。 歯牙の理想的な移動状態(歯体移動)を表した模式図である。
以下、本考案について詳述する。
1 本考案に係る歯列矯正用ブラケットについて
本考案に係る歯列矯正用ブラケット(以下、「本考案ブラケット」という。)は、矯正対象の歯牙の歯冠部表面に接着するための基板と、かかる基板の接着面の反対側に、アーチワイヤーを敷設するためのワイヤースロットとを有し、該アーチワイヤーで連接する個々の歯牙に応力を継続的に付与することにより歯列を矯正するための歯科用の歯列矯正用ブラケットであって、該ワイヤースロットが、開口した3~6条のスロットであることを特徴とする。当該ワイヤースロットは3~6条有するが、3条ないし4条が適当である。
なお、1条のワイヤースロットとは、1本のアーチワイヤーを敷設するためのスロット(溝、凹み)の数であり、スロットは敷設されるアーチワイヤーに沿って連続していても、不連続であってもよい。図1の態様の本考案では、3条のワイヤースロット1を有し、それぞれ左右には1対(スロットの数としては2つ)の不連続なスロットからなる。3条のワイヤースロット1は、3対のスロットを有し、スロットの数としては計6つ有する。
また、本考案の好ましい態様としては、基板接着面の長手方向の長さ(アーチワイヤーをワイヤースロットに敷設した場合において、そのアーチワイヤーの張り渡し方向に対して垂直な方向の長さ)が、矯正対象歯の長さ(歯頸部から切縁までの長さ)の2/3以上の長さであり、好ましくは7/10以上の長さであり、より好ましくは3/4以上の長さである。本考案ブラケットを歯牙に装着した場合、本考案ブラケットは、切縁近く(例えば、切縁までの長さが約1mm程度)まで、あるいは歯頸部近く(例えば、歯頸部までの長さが約1mm程度)まで達しうる。当該矯正対象歯の長さについては、子供か成人かといった年齢や、男性か女性かなど対象者によって異なり得るし、歯の種類などによっても異なり得るが、好ましい本考案ブラケットは、同じ矯正対象の歯列ないし個々の歯に対して用いる場合、1条のワイヤースロットの従来型ブラケットや特許文献1のブラケットに対して比較的大きいものである。
本考案ブラケットは、基本的に、当該ワイヤースロットを3~6条有すること、また態様によっては大きさを除けば、従前の歯列矯正用ブラケットと構造、材質、形態、色彩などの点において同じであってよい。
本考案に係る、アーチワイヤーを敷設するためのワイヤースロットは、開口しており、本考案ブラケットのワイヤースロット内にアーチワイヤーを比較的容易に敷設することができる。
本考案に係るワイヤースロットの溝の断面形状(図4に示す3つのワイヤースロットの溝の形状)は、アーチワイヤーの敷設に支障がなければ特に制限されないが、方形が適当であり、半円形や半楕円形などであってもよい。また、開口部のエッジ部分は、アーチワイヤーを敷設しやすいように、斜めにカットされていてもよい。
当該ワイヤースロットの溝の深さは適宜設定されるが、通常、0.4~1.8mmの範囲内であり、0.5~0.7mmの範囲内が好ましい。当該ワイヤースロットの幅も適宜設定されるが、通常、0.2~1.6mmの範囲内であり、0.3~0.5mmの範囲内が好ましい。
本考案ブラケットの3~6条のワイヤースロットは、本考案ブラケット上で各々並行して存在することが好ましいが、並行して存在しなくてもよい。各ワイヤースロットの間隔は、適宜設定される。また、当該ワイヤースロットの溝底面は、本考案ブラケットの基板に対して平行な面として存在しても、傾斜面として存在してもよい。
本考案ブラケットは、例えば、アーチワイヤーをブラケットに結びつけるに際して使用されるタイウィングおよび/またはフックを含むことが好ましい。かかるタイウィングおよびフックは、ワイヤースロットの外側に存在する。当該タイウィングは、通常、本考案ブラケットの四隅に存在し、当該フックは、通常、本考案ブラケットの四隅いずれかの1カ所に存在する。アーチワイヤーは、結紮手段によって、ブラケットに結びつけられるが、当該結紮手段として、通常、ゴムや後述するアーチワイヤーの材質と同様の金属製のリガチャーワイヤー(結紮線)が挙げられる。
本考案ブラケットの基板接着面は、平らであっても、歯冠部の形状に沿ってR状を呈していてもよい。また、当該基板接着面は、歯牙との接着を高めるため、メッシュ状であってもよい。
本考案ブラケットは、通常、無機材料の焼結体からなる。かかる無機材料として、例えば、ニッケル、クロム、コバルト、チタンなどの金属(合金を含む。)、プラスチック、セラミック、ジルコニアを挙げることができる。また、本考案ブラケットは、材料の工夫によって、金属色のみならず、乳白色(半透明)や透明などであってもよい。ロジウムなどの適当な被覆剤でコーティングされていてもよい。
本考案ブラケットには、例えば、矯正対象の歯を識別するためのマーキング(カラーコード)や、歯牙の長軸に合わせやすいよう、通常、真ん中辺りにラインが施されていてもよい。また、コイルスプリングを使用できるものでもよい。
本考案ブラケットの大きさは、歯冠部の大きさを考慮し、またワイヤースロットの数などに応じて適宜設定される。本考案ブラケットの平面形状は、通常、四隅が丸い略方形であるが、丸みを帯びた楕円形などであってもよく、特に制限されない。
本考案ブラケットで使用するアーチワイヤーは、従来のものをそのまま使用することができ、本考案ブラケットを用いる対象者の歯の矯正方法などに応じて、線径(太さ)、断面形状、材質などが異なるものの中から適宜任意に選択することができる。その材質は、一般に金属製(例えば、ステンレス製、ニッケル製、チタン製、コバルトクロム合金製)である。その断面形状は、四角でも多角形でも円形や楕円形でも特に制限されない。その線径は、適宜設定されるが、断面が円形のものは、例えば、0.3~1.5mm程度の範囲内が適当であり、断面が方形のものは、例えば、0.4~0.8mm程度の範囲内が適当である。当該アーチワイヤーは、ストレートのものであっても、複数(3~6本程度)の細長いワイヤーを撚り合わされたロープ状のものであってもよい。
本考案ブラケットは、3本以上のアーチワイヤーを敷設すること以外は、1本のアーチワイヤーを敷設する従来の歯列矯正用ブラケットと同様に歯列矯正に使用することができる。具体的には、矯正したい複数の歯牙の歯冠部表面に本考案ブラケットを一つずつ接着し、本考案ブラケットの全てのワイヤースロット(溝、凹部)にアーチワイヤーを敷設し、かかるアーチワイヤーの有する弾性力を歯牙に作用させることにより歯列を矯正することができる。
なお、使用に際しては、複数の本考案ブラケットが用いられるが、通常、同じ条数のワイヤースロットを有する本考案ブラケットが用いられるが、場合により、異なる条数のワイヤースロットを有する本考案ブラケットを用いることは排斥されない。
本考案ブラケット間のアーチワイヤーの敷設は、同じ位置のワイヤースロットに行うのが一般的であるが、必要に応じて交差するような敷設を行うこともできる。なお、本考案ブラケットでは、3本以上のアーチワイヤーを用いること、またほほ歯冠部の長さに相当する面状に力を付与することができることもあって、アーチワイヤー1本の場合のように応力が線状に歯牙に付与されるのではなく、広く面状に応力を歯牙に付与させることができることから、従来のものより弱い応力付与でも従来と同様の歯列矯正を行うことができる。弱い応力付与でよいため、従来よりも痛みや為害作用を軽減することができ、また理想的な歯体移動による歯列矯正に近づけることができる。
2 本考案に係る歯列矯正装置
本考案に係る歯列矯正装置(以下、「本考案装置」という。)は、本考案ブラケットおよびアーチワイヤーを含む。本考案ブラケットおよびアーチワイヤーは、前記と同義である。
本考案装置には、本考案ブラケットおよびアーチワイヤー以外に、従来の歯列矯正において使用されている道具を特段の制限なく含むことができる。そのような道具として、例えば、リガチャーワイヤー(結紮線)、リンガルアタッチメント(例、リンガルボタン、リンガルシース、リンガルクリート、アイレット、シーティングラグ)、フック、ストップ、バッカルチューブ、バンド、コイルスプリング(圧縮、引張)、スプリング、リンガルリテーナー、パラタルアーチバー、リップバンパー、クラスプ、ブラスワイヤーを挙げることができる。
また、本考案として、本考案装置を含むセットを挙げることができる。かかるセットには、本考案ブラケットを歯冠部に接着するための接着剤や、各種工具(例、カッター、ベンディングプライヤー)などを含むことができる。
3 本考案ブラケットの具体例
以下、図面に基づき、本考案をより詳しく説明するが、本考案は、図面に記載した態様の本考案ブラケットに制限されない。
本考案ブラケットとして、例えば、図1に示すものを挙げることができる。
図1に係る本考案ブラケットAは、基板3上に、3条のワイヤースロット1、および4つのタイウィング2を有しており、平面形状は略方形である。また、歯冠長軸合わせライン4と識別カラーコード5が施されている。図面には表されていないが、基板3の接着面はメッシュ構造であり、歯牙への接着を容易にしている。
ワイヤースロット1の断面形状は方形(図1の右上図参照)であり、その溝の深さaは、いずれも約0.6mmであり、幅bはいずれも約0.45mmである。
図2は、図1に係る本考案ブラケットAを歯冠部Bに装着した状態を表している。本考案ブラケットAの縦方向(長手方向)の長さが、歯の縦方向の長さ(歯頸部から切縁までの長さ)の2/3以上を占めている。図3は、連続する4本の歯牙に本考案ブラケットAが装着され、当該各ブラケットの3条のワイヤースロット1にいずれもアーチワイヤー6が敷設された状態を表している。歯冠部のほぼ全面にアーチワイヤー6による応力が加わり、当該応力の作用点と根尖の支点との距離が従来のものより短く、従来のものと比べて弱い応力で同等の矯正を可能とする。そのため、従来のものより痛みや為害作用が軽減され、また理想的な歯体移動も期待される。
本考案ブラケットないし本考案装置は、歯列を矯正するための製品として有用であるから、歯科領域における産業で利用することができる。
A 本考案ブラケット
B 歯冠部
1 ワイヤースロット
2 タイウィング
3 基板
4 歯冠長軸合わせライン
5 識別カラーコード
6 アーチワイヤー

Claims (5)

  1. 矯正対象の歯牙の歯冠部表面に接着するための基板と、かかる基板の接着面の反対側に、アーチワイヤーを敷設するためのワイヤースロットとを有し、該アーチワイヤーで連接する個々の歯牙に応力を継続的に付与することにより歯列を矯正するための歯科用の歯列矯正用ブラケットであって、該ワイヤースロットが、開口した3~6条のスロットであることを特徴とする、歯列矯正用ブラケット。
  2. 前記基板の、アーチワイヤー張り渡し方向に垂直な方向の長さが、矯正対象歯の縦方向の長さの2/3以上である、請求項1に記載の歯列矯正用ブラケット。
  3. さらにタイウィングまたはフックを含む、請求項1または2に記載の歯列矯正用ブラケット。
  4. 請求項1または2に記載の歯列矯正用ブラケットおよびアーチワイヤーを備える、歯列矯正装置。
  5. 請求項3に記載の歯列矯正用ブラケットおよびアーチワイヤーを備える、歯列矯正装置。

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