JP3241902U - 介護福祉用水着 - Google Patents

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Abstract

【課題】手や足に障害を有する使用者であっても、自分自身で着用することができ、自分自身で脱ぐことができる介護福祉用水着を提供する。【解決手段】介護福祉用水着10は、トップス11とパンツとを備えている。トップス11は、前身ごろ13及び後身ごろ14と右前身ごろ15及び左前身ごろ16とを有し、前後身ごろの右側縁部21、31と右前身ごろの右連結側縁部37とが連結され、前後身ごろの右上端縁部18、28と右前身ごろの右連結上端縁部35とが連結され、前後身ごろの左側縁部23、33と左前身ごろの左連結側縁部44とが連結され、前後身ごろの左上端縁部19、29と左前身ごろの左連結上端縁部42とが連結されている。前身ごろ13には、残余部26を連結するスライドファスナー25が取り付けられ、右前身ごろの第1自由部38及び左前身ごろの第2自由部45には、両者を連結する面ファスナー41、48が取り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、介護福祉用水着に関する。
伸縮性及び撥水性を備えた生地から作られ、着用者の膝上から臀部までの大腿部を包被する左脚包被部及び右脚包被部と、着用者の臀部及び腹部を包被する胴包被部と、着用者の胸部及び背部を包被する背胸包被部と、胸部を包被する胸包被部の上端部分から背部を包被する背胸包被部の上端部分に延びていて着用者の肩部に掛けられる一対の肩ストラップ部とを有し、体長方向へ延びるストライプ柄が形成された水着が開示されている(特許文献1参照)。この水着には、腕挿脱用の一対の腕開口部と首挿脱用の首開口部と脚挿脱用の一対の脚開口部が形成されている。水着は、人体よりも約10%から40%小さい大きさで作製され、それを着用したときに左脚包被部や右脚包被部、胴包被部、背胸包被部が人体にぴったりとフィットする。
特開2017-2417号公報
前記特許文献1に開示の水着の着用手順の一例は、以下のとおりである。着用者が左脚を首開口部に挿入し、左脚を背胸包被部から胴包被部に通すとともに左脚包被部に通し、両手で左脚包被部を強く引き上げ、左脚の膝下を一方の脚開口部から外側に露出させる。次に、右脚を首開口部に挿入し、右脚を背胸包被部から胴包被部に通すとともに右脚包被部に通し、両手で右脚包被部を強く引き上げ、右脚の膝下を他方の脚開口部から外側に露出させる。左脚の膝下及び右脚の膝下を脚開口部から露出させた後、両手で背胸包被部及び胴包被部を強く引き上げ、着用者の臀部及び腹部を背胸包被部から胴包被部に通し、着用者の胸部及び背部を背胸包被部に通し、左腕を首開口部から一方の肩ストラップ部をくぐらせて一方の腕開口部に通し、右腕を首開口部から他方の肩ストラップ部をくぐらせてた方の腕開口部に通す。尚、水着を脱ぐ手順は、前記着用手順の逆の動作を行う。
この水着は、それが人体よりも約10%から40%小さい大きさで作られているから、水着を着用するときに相当の力で水着を強く引き上げ、水着を脱ぐときに相当の力で水着を強く引き下げなければならず、健常者でも着脱に手間と時間とを要する。従って、手や足に障害を有する使用者が自分自身でこの水着を着脱することは困難である。
本考案の目的は、手や足に障害を有する使用者であっても、自分自身で着用することができ、自分自身で脱ぐことができる介護福祉用水着を提供することにある。
前記課題を解決するための本考案の前提は、使用者が自分で着脱可能な介護福祉用水着である。
前記前提における本考案の特徴は、介護福祉用水着が、使用者自身が上半身に着るトップスと、使用者自身が下半身を着るパンツとを備え、トップスが、前身ごろ及び後身ごろと、前身ごろの外側に重なる右前身ごろと、前身ごろの外側に重なるとともに右前身ごろの内側又は外側に重なる左前身ごろとを有し、前後身ごろの右側縁部どうしが連結され、前後身ごろの右上端縁部どうしが連結されているとともに、前後身ごろの左側縁部どうしが連結され、前後身ごろの左上端縁部どうしが連結され、使用者の首部を囲繞するネックホールと、使用者の右肩を囲繞する右アームホールと、使用者の左肩を囲繞する左アームホールと、裾開口とが形成され、前身ごろが、その身幅を二分する縦中心線に取り付けられ、前身ごろの自由下端縁部を除く残余部を左右に分割又は分割された残余部を連結する第1留め具(スライドファスナー)を有し、右前身ごろが、前身ごろの右側縁部に連結された右連結側縁部及び前身ごろの右上端縁部に連結された右連結上端縁部と、右連結側縁部及び右連結上端縁部を除く第1自由部とを有し、左前身ごろが、前身ごろの左側縁部に連結された左連結側縁部及び前身ごろの左上端縁部に連結された左連結上端縁部と、左連結側縁部及び左連結上端縁部を除く第2自由部とを有し、右前身ごろの第1自由部の第1自由側縁が、右前身ごろと左前身ごろとを重ね合わせた状態において第1自由部の上方から下方に向かって左前身ごろの左連結側縁部に近づくように下り勾配に傾斜し、右前身ごろの第1自由部の身幅が、その上方から下方に向かうにつれて次第に大きくなり、左前身ごろの第2自由部の第2自由側縁が、左前身ごろと右前身ごろとを重ね合わせた状態において第2自由部の上方から下方に向かって右前身ごろの右連結側縁部に近づくように下り勾配に傾斜し、左前身ごろの第2自由部の身幅が、その上方から下方に向かうにつれて次第に大きくなり、右前身ごろの第1自由部と左前身ごろの第2自由部とを連結する面ファスナーが、右前身ごろの第1自由部及び左前身ごろの第2自由部に取り付けられていることにある。
本考案の一例としては、パンツが、使用者の下半身のうちの腰部、腹部、臀部を包被するウエスト部と、使用者の下半身のうちの右脚を包被する右レッグ部と、使用者の下半身のうちの左脚を包被する左レッグ部と、使用者の腰部を囲繞するウエスト開口と、使用者の右足首を囲繞する右裾開口と、使用者の左足首を囲繞する左裾開口とを有し、高い伸縮性を有するウエスト高伸縮域が、使用者の腹部及び腰部を包被するウエスト部に形成され、高い伸縮性を有する足首高伸縮域が、使用者の右足首を包被する右レッグ部に形成されているとともに、使用者の左足首を包被する左レッグ部に形成され、上下方向へ延びる複数のタックが、ウエスト高伸縮域の直下に位置するウエスト部に形成されて幅方向へ並んでいる。
本考案の他の一例としては、後身ごろと右前身ごろ及び左前身ごろとの着丈が、前身ごろの着丈よりも長く、介護福祉用水着では、使用者がトップスを着用したときに、前身ごろが使用者の前肩部、胸部、腰部を包被し、後身ごろが使用者の後肩部、背部、腰部、臀部を包被し、右前身ごろ及び左前身ごろが使用者の前肩部、胸部、腰部、腹部を包被する。
本考案の他の一例としては、パンツを着用したときにおける使用者の右大腿の側部に当接するパンツの右レッグ部から側方へ延出する右指掛け部が、パンツの右レッグ部に形成され、パンツを着用したときにおける使用者の左大腿の側部に当接するパンツの左レッグ部から側方へ延出する左指掛け部が、パンツの左レッグ部に形成されている。
本考案の他の一例としては、トップスとパンツとが、2ウェイストレッチ生地又は2ウェイハイテンション生地から作られている。
本考案に係る介護福祉用水着によれば、例えば、片手が不自由な使用者が介護福祉用水着を着用する場合、スライドファスナー(第1留め具)を引き下げて前身ごろの残余部を左右に分割し、ネックホールを大きく開口させた後、ネックホールに両足を入れて片手でトップスを引き上げ、右アームホールに右腕を通すとともに左アームホールに左腕を通し、スライドファスナーを引き上げた後、右前身ごろ及び左前身ごろを重ね合わせ、面ファスナーを係合させることで、上半身にトップスを着ることができるから、手や足に障害を有する使用者であっても、自分自身でトップスを容易に着用することができる。尚、介護福祉用水着のトップスを脱ぐ手順は、トップスの着用手順の逆の動作を行えばよく、使用者であっても着用したトップスを自分自身で脱ぐことができる。
介護福祉用水着は、トップスを着用した後、パンツのウエスト開口に両足を入れ、片手で右レッグ部及び左レッグ部を引き上げ、右レッグ部に使用者の右足を通して右裾開口から右足首を露出させ、左レッグ部に使用者の左足を通して左裾開口から左足首を露出させた後、片手でウエスト部を引き上げてウエスト部を背部、腰部、臀部、腹部に位置させることでパンツが着用されるから、手や足に障害を有する使用者であっても、自分自身でパンツを容易に着用することができる。介護福祉用水着のパンツを脱ぐ手順は、パンツの着用手順の逆の動作を行えばよく、使用者であっても着用したパンツを自分自身で容易に脱ぐことができる。
介護福祉用水着は、パンツのウエスト部に上下方向へ延びる複数のタックが形成されているから、パンツのウエスト部のウエスト幅やヒップ幅にゆとり(余裕)が生まれ、片手でパンツを容易に引き上げることができ、使用者が自分自身でパンツを容易に着用することができるとともに、使用者が自分自身でパンツを容易に脱ぐことができる。
介護福祉用水着は、後身ごろと右前身ごろ及び左前身ごろとの着丈が前身ごろの着丈よりも長く、トップスを着用したときに、後身ごろが使用者の後肩部、背部、腰部、臀部を包被し、右前身ごろ及び左前身ごろが使用者の前肩部、胸部、腰部、腹部を包被するから、使用者の背部、腰部、臀部、腹部が露出することはなく、使用者の肌の露出を防ぐことができ、介護福祉用水着を着用する使用者のプライバシーを保護することができる。
介護福祉用水着は、パンツの右レッグ部に形成された右指掛け部に指を掛けてパンツを引き上げることができるとともに、パンツの左レッグ部に形成された左指掛け部に指を掛けてパンツを引き上げることができるから、パンツの引き上げ作業を容易に行うことができ、使用者が自分自身でパンツを容易に着用することができる。又、右指掛け部に指を掛けてパンツを引き下げることができるとともに、左指掛け部に指を掛けてパンツを引き下げることができるから、パンツの引き下げ作業を容易に行うことができ、使用者であっても着用したパンツを自分自身で容易に脱ぐことができる。
一例として示す介護福祉用水着のトップスの斜視図。 トップスの正面図。 トップスの背面図。 介護福祉用水着のパンツの正面図。 パンツの背面図。 使用者がトップスを着用する手順の一例を説明する図。 図6から続くトップスの着用手順を説明する図。 使用者がパンツを着用する手順の一例を説明する図。 図8から続くパンツの着用手順を説明する図。
一例として示す介護福祉用水着10のトップス11の斜視図である図1等の添付の図面を参照し、本考案に係る介護福祉用水着の詳細を説明すると、以下のとおりである。尚、図2は、トップス11の正面図であり、図3は、トップス11の背面図である。図4は、介護福祉用水着10のパンツ12の正面図であり、図5は、パンツ12の背面図である。図1,4では、上下方向を矢印Xで示し、幅方向を矢印Yで示す。
介護福祉用水着10(トップス11及びパンツ12)は、手や足に障害を有する使用者66が自分自身で着用し、着用した介護福祉用水着を使用者66が自分自身で脱ぐ。介護福祉用水着10は、使用者66自身が上半身に着るトップス11(上衣)と、使用者66自身が下半身を着るパンツ12(下衣)とから形成されている。トップス11は、前身ごろ13及び後身ごろ14と、右前身ごろ15及び左前身ごろ16とから形成されている。前身ごろ13、後身ごろ14、右前身ごろ15、左前身ごろ16は、上下方向及び幅方向へ伸縮性を有する2ウェイストレッチ生地又は2ウェイハイテンション生地から作られている。
前身ごろ13は、下方へ円弧を画く前襟ぐり17と、前襟ぐり17の右側に位置して幅方向へ延びる右上端縁部18と、前襟ぐり17の左側に位置して幅方向へ延びる左上端縁部19と、右上端縁部18の幅方向外方の外端から下方へ延びる前右袖ぐり20と、前右袖ぐり20の下端から下方へ延びる右側縁部21と、左上端縁部19の幅方向外方の外端から下方へ延びる前左袖ぐり22と、前左袖ぐり22の下端から下方へ延びる左側縁部23と、左右側縁部21,23の下端の間に延びる自由下端縁部24とを有する。前身ごろ13は、使用者66がトップス11を着用したときに使用者66の前肩部、胸部、腹部の上部分を包被する。
前身ごろ13の身幅を幅方向へ二等分(二分)する縦中心線には、上下方向へ延びるスライドファスナー25(第1留め具)が取り付けられている。スライドファスナー25を前身ごろ13の前襟ぐり17から自由下端縁部24に向かって下方へスライドさせると、前身ごろ13の自由下端縁部24を除く残余部26が左右に分割される。下方へスライドさせたスライドファスナー25を前身ごろ13の自由下端縁部24から前襟ぐり17に向かって上方へスライドさせると、分割された前身ごろ13の残余部26が連結される。
後身ごろ14は、下方へ円弧を画く後襟ぐり27と、後襟ぐり27の右側に位置して幅方向へ延びる右上端縁部28と、後襟ぐり27の左側に位置して幅方向へ延びる左上端縁部29と、右上端縁部28の幅方向外方の外端から下方へ延びる後右袖ぐり30と、後右袖ぐり30の下端から下方へ延びる右側縁部31と、左上端縁部29の幅方向外方の外端から下方へ延びる後左袖ぐり32と、後左袖ぐり32の下端から下方へ延びる左側縁部33と、左右側縁部31,33の下端の間に延びる自由下端縁部34とを有する。後身ごろ14は、その着丈(上下寸法)が前身ごろ13の着丈よりも長い。後身ごろ13は、使用者66がトップス11を着用したときに使用者66の後肩部、背部、腰部、臀部を包被する。
右前身ごろ15は、幅方向へ延びる右連結上端縁部35と、右連結上端縁部35の幅方向外方の外端から下方へ延びる前右袖ぐり36と、前右袖ぐり36の下端から下方へ延びる右連結側縁部37と、右連結側縁部37及び右連結上端縁部35を除く第1自由部38と、右連結側縁部37の下端から幅方向へ延びる自由下端縁部39と、右連結上端縁部35の幅方向内方の内端と自由下端縁部39の幅方向内方の内端との間に延びる第1自由側縁40とを有する。
右前身ごろ15は、その第1自由部38の着丈(上下寸法)が前身ごろ13の着丈よりも長い。右前身ごろ15は、使用者66がトップス11を着用するときに、第1自由部38の内面が前身ごろ13の外面(外側)に重ねられる。右前身ごろ16は、使用者66がトップス11を着用したときに、使用者66の前肩部、胸部、腰部、腹部を包被する。右前身ごろ15の第1自由部38の内面には、面ファスナー41(メカニカルファスナーのループ部材)が取り付けられている。
右前身ごろ15の第1自由側縁40は、右前身ごろ15と左前身ごろ16とを重ね合わせた状態において、右連結上端縁部35の内端から自由下端縁部39の内端に向かって(第1自由部38の上方から下方に向かって)左前身ごろ16の後記する左連結側縁部44に近づくように下り勾配に弧を画いて傾斜している。右前身ごろ15は、その第1自由部38の身幅がその上方から下方に向かうにつれて次第に大きくなっている。
左前身ごろ16は、幅方向へ延びる左連結上端縁部42と、左連結上端縁部42の幅方向外方の外端から下方へ延びる前左袖ぐり43と、前左袖ぐり43の下端から下方へ延びる左連結側縁部44と、左連結上端縁部42及び左連結側縁部44を除く第2自由部45と、左連結側縁部44の下端から幅方向へ延びる自由下端縁部46と、左連結上端縁部42の幅方向内方の内端と自由下端縁部46の幅方向内方の内端との間に延びる第2自由側縁47とを有する。
左前身ごろ16は、その第2自由部45の着丈(上下寸法)が前身ごろ13の着丈よりも長い。左前身ごろ16は、使用者66がトップス11を着用するときに、その内面が右前身ごろ15の外面(外側)に重ねられる。左前身ごろ16は、使用者66がトップス11を着用したときに、使用者66の前肩部、胸部、腰部、腹部を包被する。左前身ごろ16の第2自由部45の内面には、面ファスナー48(メカニカルファスナーのループ部材)が取り付けられている。
左前身ごろ16の第2自由側縁47は、右前身ごろ15と左前身ごろ16とを重ね合わせた状態において、左連結上端縁部42の内端から自由下端縁部46の内端に向かって(第2自由部45の上方から下方に向かって)右前身ごろ15の右連結側縁部44に近づくように下り勾配に弧を画いて傾斜している。左前身ごろ16は、その第2自由部45の身幅がその上方から下方に向かうにつれて次第に大きくなっている。
介護福祉用水着のトップス11では、後身ごろ14の内面と前身ごろ13の内面とが対向し、前身ごろ13の外面と右前身ごろ15の内面とが対向するとともに、右前身ごろ15の外面と左前身ごろ16の内面とが対向した状態で、前身ごろ13の右上端縁部18と後身ごろ14の右上端縁部28と右前身ごろ15の右連結上端縁部35とが縫製によって逢着(連結)され、前身ごろ13の左上端縁部19と後身ごろ14の左上端縁部29と左前身ごろ16の左連結上端縁部42とが縫製によって逢着(連結)されている。更に、前身ごろ13の右側縁部21と後身ごろ14の右側縁部31と右前身ごろ15の右連結側縁部37とが縫製によって逢着(連結)され、前身ごろ13の左側縁部23と後身ごろ14の左側縁部33と左前身ごろ16の左連結側縁部44とが縫製によって逢着(連結)されている。
介護福祉用水着のトップス11には、前身ごろ13の前襟ぐり17と後身ごろ14の後襟ぐり25とに囲繞されたネックホール49が形成され、前身ごろ13の前右袖ぐり20と後身ごろ14の後右袖ぐり30と右前身ごろ15の前右袖ぐり36とに囲繞された右アームホール50が形成されている。更に、前身ごろ13の前左袖ぐり22と後身ごろ14の後左袖ぐり32と左前身ごろ16の前左袖ぐり43とに囲繞された左アームホール51が形成され、前身ごろ13の自由下端縁部24と後身ごろ14の自由下端縁部34と右前身ごろ15の自由下端縁部39と左前身ごろ16の自由下端縁部46とに囲繞された裾開口52が形成されている。
パンツ12は、ウエスト部53と右レッグ部54と左レッグ部55とから形成されている。ウエスト部53は、パンツ12を着用した使用者66の下半身のうちの腰部、腹部、臀部を包被する。ウエスト部53は、使用者66の腰部を囲繞するウエスト開口56を有する。パンツ12を着用したときに使用者66の腹部及び腰部を包被する部位であるウエスト部53の上半分には、高い伸縮性を有するウエスト高伸縮域57が形成されている。ウエスト高伸縮域57を除くウエスト部53の残余域58の伸縮性よりもウエスト高伸縮域57の伸縮性が強く、ウエスト高伸縮域57がパンツ12を着用した使用者66の腰部及び腹部を強く締め付けるから、ウエスト高伸縮域57が使用者66の腰部及び腹部からのパンツ12のずれ下がりを防止する。
ウエスト高伸縮域57の直下に位置するウエスト部53の残余域58には、上下方向へ延びる複数のタック59が形成されている。それらタック59は、幅方向へほぼ等間隔離間して並んでいる。ウエスト部53の残余域58の前側(使用者66の腹部の側)には、残余域58の前側を幅方向へ二等分する縦中心線を挟んで縦中心線の右側に3本のタック59が形成され、縦中心線の左側に3本のタック59が形成され、残余域58の前側に合計6本のタック59が形成されている。ウエスト部53の残余域58も後側(使用者66の腰部の側)には、残余域58の後側を幅方向へ二等分する縦中心線を挟んで縦中心線の右側に3本のタック59が形成され、縦中心線の左側に3本のタック59が形成され、残余域58の後側に合計6本のタック59が形成されている。
尚、タック59の本数に限定はなく、ウエスト部53の残余域58の前側に7本以上のタック59が形成され、ウエスト部53の残余域58の後側に7本以上のタック59が形成されていてもよい。残余域58に複数のタック59が形成されることで、パンツ12のウエスト幅(ウエスト囲)やヒップ幅(ヒップ囲)にゆとり(余裕)が生まれる。
右レッグ部54は、ウエスト部53の右下端から下方へ延びている。右レッグ部54は、パンツ12を着用した使用者66の下半身のうちの右脚を包被する。右レッグ部54の下端には、パンツ12を着用した使用者66の右足首を囲繞する右裾開口60が形成されている。パンツ12を着用したときに使用者66の右足首を包被する部位である右レッグ部54の下部には、高い伸縮性を有する足首高伸縮域61が形成されている。足首高伸縮域61を除く右レッグ部54の残余域62の伸縮性よりも足首高伸縮域61の伸縮性が強く、足首高伸縮域61がパンツ12を着用した使用者66の右足首を強く締め付けるから、足首高伸縮域61が使用者66の右足からの右レッグ部54のずれ下がりを防止する。
パンツ12の右レッグ部54には、使用者66がパンツ12を着用するときに右手や左手の指を引っ掛ける右指掛け部63が形成されている。右指掛け部63は、使用者66がパンツ12を着用したときにおける使用者66の右大腿の側部に当接する右レッグ部54から側方へ延出し、右レッグ部54から側方へ凸となる環を形成している。右指掛け部63は、非伸縮性の生地で作られているが、右指掛け部63が伸縮性の生地で作られていてもよい。
右指掛け部63は、ウエスト部53の直下である右レッグ部54の上部に形成されている。尚、右レッグ部54に1つの右指掛け部63が形成されているが、右レッグ部54に2つ以上の右指掛け部63が形成されていてもよい。2つ以上の右指掛け部63が形成される場合、それら右指掛け部63が右レッグ部54の上下方向や右レッグ部54の周り方向へ並ぶ。
左レッグ部55は、ウエスト部53の左下端から下方へ延びている。左レッグ部55は、パンツ12を着用した使用者66の下半身のうちの左脚を包被する。左レッグ部55の下端には、パンツ12を着用した使用者66の左足首を囲繞する左裾開口64が形成されている。パンツ12を着用したときに使用者66の左足首を包被する部位である左レッグ部55の下部には、高い伸縮性を有する足首高伸縮域61が形成されている。足首高伸縮域61を除く左レッグ部55の残余域62の伸縮性よりも足首高伸縮域61の伸縮性が強く、足首高伸縮域61がパンツ12を着用した使用者66の左足首を強く締め付けるから、足首高伸縮域61が使用者66の左足からの左レッグ部55のずれ下がりを防止する。
パンツ12の左レッグ部55には、使用者66がパンツ12を着用するときに右手や左手の指を引っ掛ける左指掛け部65が形成されている。左指掛け部65は、使用者66がパンツ12を着用したときにおける使用者66の左大腿の側部に当接する左レッグ部55から側方へ延出し、左レッグ部55から側方へ凸となる環を形成している。左指掛け部65は、非伸縮性の生地で作られているが、左指掛け部65が伸縮性の生地で作られていてもよい。
左指掛け部65は、ウエスト部53の直下である左レッグ部55の上部に形成されている。尚、左レッグ部55に1つの左指掛け部65が形成されているが、左レッグ部55に2つ以上の左指掛け部65が形成されていてもよい。2つ以上の左指掛け部65が形成される場合、それら左指掛け部65が左レッグ部55の上下方向や左レッグ部55の周り方向へ並ぶ。
図6は、使用者66がトップス11を着用する手順の一例を説明する図であり、図7は、図6から続くトップス11の着用手順を説明する図である。図8は、使用者66がパンツ12を着用する手順の一例を説明する図であり、図9は、図8から続くパンツ12の着用手順を説明する図である。使用者66が介護福祉用水着10のうちのトップス11を着用する手順の一例は、以下のとおりである。左手が不自由な場合を例として介護福祉用水着10(トップス11及びパンツ12)の着用手順を説明する。
使用者66が椅子に座った状態で、図2に示すトップス11の右前身ごろ15の第1自由部38を右手の指で掴み、左手の肘で左前身ごろ16の第2自由部45を押さえながら右前身ごろ15の第1自由部38を幅方向外方(右方)へ捲り上げる。次に、左前身ごろ16の第2自由部45を右手の指で掴み、左手の肘で後身ごろ14を押さえながら左前身ごろ16の第2自由部45を幅方向外方(左方)へ捲り上げる。
図2の状態では、右前身ごろ15の第1自由部38の内面に取り付けられた面ファスナー41が左前身ごろ16の第2自由部45の外面に係合し、左前身ごろ16の第2自由部45の内面に取り付けられた面ファスナー48が後身ごろ14の内面に係合している。従って、右前身ごろ15の第1自由部38を捲り上げることで、左前身ごろ16の外面に対する右前身ごろ15の面ファスナー41の係合が解除され、左前身ごろ16の第2自由部45を捲り上げることで、後身ごろ14の内面に対する左前身ごろ16の面ファスナー48の係合が解除される。
右前身ごろ15の第1自由部38及び左前身ごろ16の第2自由部45を捲り上げた後、右手の指で前身ごろ13のスライドファスナー25(第1留め具)を掴み、スライドファスナー25を前身ごろ13の前襟ぐり17から自由下端縁部24に向かって下方へスライドさせ、前身ごろ13の自由下端縁部24を除く残余部26を左右に分割させ、ネックホール49を大きく開口させる。次に、大きく開口させたネックホール49に右足を挿入するとともに左足を挿入し、ネックホール49に両足を挿入した後、右手で前身ごろ13及び後身ごろ14の右上端縁部18,28を持ち、使用者66が起立しつつ右手で前後身ごろ13,14の右上端縁部18,28を上方へ引き上げ、トップス11の前身ごろ13と後身ごろ15との間に体を通し、図6に示すように、トップス11を上半身に引き上げる。尚、ネックホール49が大きく開口しているから、トップス11を上半身に引き上げときに体が前身ごろ13や後身ごろ14に引っ掛かることがなく、トップス11を上半身まで容易に引き上げることができる。
次に、上半身まで引き上げたトップス11の右アームホール50に右腕を通し、右アームホール50に右腕を通した後、右手で前身ごろ13及び後身ごろ14の左上端縁部19,29を持ち、図7に示すように、左アームホール51に左腕を通す。右アームホール50に右腕を通し、左アームホール51に左腕を通すと、使用者66の腹部及び腰部が裾開口52に挿通される。左右アームホール50,51に左右腕を通した後、右手の指で前身ごろ13のスライドファスナー25を掴み、スライドファスナー25を前身ごろ13の自由下端縁部24から前襟ぐり17に向かって上方へスライドさせ、分割された前身ごろ13の残余部26を連結する。
次に、左前身ごろ16の第2自由部45を右手の指で掴み、左前身ごろ16の第2自由部45を右前身ごろ15の側に移動させ、左前身ごろ16を腹部に密着させた状態で左前身ごろ16の内面を後身ごろ14の内面に押し付け、左前身ごろ16の内面の面ファスナー48を後身ごろ14の内面に係合させて左前身ごろ16と後身ごろ14とを連結する。右前身ごろ15の第1自由部38を右手の指で掴み、右前身ごろ15の第1自由部38を左前身ごろ16の側に移動させ、右前身ごろ15を腹部に密着させた状態で右前身ごろ15の内面を左前身ごろ16の外面に押し付け、右前身ごろ15の内面の面ファスナー41を左前身ごろ16の外面に係合させて右前身ごろ15と左前身ごろ16とを連結する。右前身ごろ15と左前身ごろ16との連結が終了することで、トップス11が使用者66の上半身にフィットした状態で着用される。尚、着用したトップス11を脱ぐには、着用手順の逆の動作を行う。
介護福祉用水着10のトップス11は、スライドファスナー25を引き下げて前身ごろ13の残余部26を左右に分割し、ネックホール49を大きく開口させた後、ネックホール49に両足を入れて片手でトップス11を引き上げ、右アームホール50に右腕を通すとともに左アームホール51に左腕を通し、スライドファスナー25を引き上げた後、右前身ごろ15及び左前身ごろ16を重ね合わせ、面ファスナー41,48を係合させることで、障碍者がその上半身にトップス11を着ることができるから、手や足に障害を有する使用者66であっても、自分自身でトップス11を容易に着用することができる。尚、介護福祉用水着10のトップス11を脱ぐ手順は、トップス11の着用手順の逆の動作を行えばよく、使用者66であっても着用したトップス11を自分自身で容易に脱ぐことができる。
介護福祉用水着10のトップス11は、後身ごろ14と右前身ごろ15及び左前身ごろ16との着丈が前身ごろ13の着丈よりも長く、トップス11を着用したときに、後身ごろ14が使用者66の後肩部、背部、腰部、臀部を包被し、右前身ごろ15及び左前身ごろ16が使用者66の前肩部、胸部、腰部、腹部を包被するから、使用者66の背部、腰部、臀部、腹部が露出することはなく、使用者66の肌の露出を防ぐことができ、介護福祉用水着10を着用する使用者のプライバシーを保護することができる。
介護福祉用水着10のうちのパンツ12を着用する手順の一例は、以下のとおりである。使用者66が椅子に座った状態で、右手でパンツ12のウエスト部53の右側を持ち、ウエスト開口56を広げた状態でウエスト開口56に右足を通し、右足をウエスト部53から右レッグ部54に通し、右レッグ部54の右裾開口60から右足首を下方へ露出させる。右レッグ部54を上方に引き上げる場合、パンツ12の右レッグ部54に形成された右指掛け部63に右手の指を掛けて右指掛け部63を上方へ引き上げることで、右レッグ部54を引き上げることができる。
次に、ウエスト開口56に左足を通し、左足をウエスト部53から左レッグ部55に通し、図8に示すように、左レッグ部55の左裾開口64から左足首を下方へ露出させる。左レッグ部55を上方に引き上げる場合、パンツ12の左レッグ部55に形成された左指掛け部65に右手の指を掛けて左指掛け部65を上方へ引き上げることで、左レッグ部55を引き上げることができる。
介護福祉用水着10のパンツ12は、右レッグ部54の右指掛け部63に右手の指を掛けて右指掛け部63を上方へ引き上げることで、右レッグ部54を引き上げることができ、左レッグ部55の左指掛け部65に右手の指を掛けて左指掛け部55を上方へ引き上げることで、左レッグ部55を引き上げることができるから、右指掛け部63を利用して右レッグ部54を上方へ容易に引き上げることができ、左指掛け部65を利用して左レッグ部55を上方へ容易に引き上げることができる。
左右裾開口60,64から左右足首を露出させた後、右手でウエスト部53を持ち、右レッグ部54及び左レッグ部55を上方に引き上げて右レッグ部54で右足を覆い、左レッグ部55で左足を覆う。更に、ウエスト部53を左右脚から臀部及び腹部に向かって上方に引き上げ、ウエスト部53を背部、腰部、臀部、腹部に位置させる。ウエスト部53を背部、腰部、臀部、腹部に位置させることで、パンツ12が使用者66の下半身にフィットした状態で着用される。尚、着用したパンツ12を脱ぐには、着用手順の逆の動作を行う。
パンツ12を着用すると、ウエスト高伸縮域57がパンツ12を着用した使用者66の腰部及び腹部を強く締め付けるから、パンツ12が使用者66の腰部及び腹部にフィットし、ウエスト高伸縮域57によって使用者66の腰部及び腹部からのパンツ12のずれ下がりを防止することができる。又、足首高伸縮域61がパンツ12を着用した使用者66の左右足首を強く締め付けるから、足首高伸縮域61によって使用者の右足及び左足からの右レッグ部54及び左レッグ部55のずれ下がりを防止することができる。
介護福祉用水着10のパンツ12は、トップス11を着用した後、パンツ12のウエスト開口56に右足及び左足を入れ、右手(片手)で右レッグ部54及び左レッグ部55を引き上げ、右レッグ部54に使用者66の右足を通して右裾開口60から右足首を露出させ、左レッグ部55に使用者66の左足を通して左裾開口64から左足首を露出させた後、右手(片手)でウエスト部53を引き上げてウエスト部53を背部、腰部、臀部、腹部に位置させることでパンツ12を着用するから、手や足に障害を有する使用者66であっても、自分自身でパンツ12を容易に着用することができる。介護福祉用水着10のパンツ12を脱ぐ手順は、パンツ12の着用手順の逆の動作を行えばよく、使用者66であっても着用したパンツ12を自分自身で容易に脱ぐことができる。
介護福祉用水着10のパンツ12は、パンツ12のウエスト部53に上下方向へ延びる複数のタック59が形成されているから、パンツ12のウエスト部53のウエスト幅やヒップ幅にゆとり(余裕)が生まれ、片手でパンツ12を容易に引き上げることができ、使用者66が自分自身でパンツ12を容易に着用することができるとともに、使用者66が自分自身でパンツ12を容易に脱ぐことができる。
10 介護福祉用水着
11 トップス(上衣)
12 パンツ(下衣)
13 前身ごろ
14 後身ごろ
15 右前身ごろ
16 左前身ごろ
17 前襟ぐり
18 右上端縁部
19 左上端縁部
20 前右袖ぐり
21 右側縁部
22 前左袖ぐり
23 左側縁部
24 自由下端縁部
25 スライドファスナー(第1留め具)
26 残余部
27 後襟ぐり
28 右上端縁部
29 左上端縁部
30 後右袖ぐり
31 右側縁部
32 後左袖ぐり
33 左側縁部
34 自由下端縁部
35 右連結上端縁部
36 前右袖ぐり
37 右連結側縁部
38 第1自由部
39 自由下端縁部
40 第1自由側縁
41 面ファスナー
42 連結上端縁部
43 前左袖ぐり
44 左連結側縁部
45 第2自由部
46 自由下端縁部
47 第2自由側縁
48 面ファスナー
49 ネックホール
50 右アームホール
51 左アームホール
52 裾開口
53 ウエスト部
54 右レッグ部
55 左レッグ部
56 ウエスト開口
57 ウエスト高伸縮域
58 残余域
59 タック
60 右裾開口
61 足首高伸縮域
62 残余部゛
63 右指掛け部
64 左裾開口
65 左指掛け部
66 使用者

Claims (3)

  1. 使用者が自分で着脱可能な介護福祉用水着において、
    前記介護福祉用水着が、該使用者自身が上半身に着るトップスと、該使用者自身が下半身を着るパンツとを備え、前記トップスが、前身ごろ及び後身ごろと、前記前身ごろの外側に重なる右前身ごろと、前記前身ごろの外側に重なるとともに前記右前身ごろの内側又は外側に重なる左前身ごろとを有して裾開口が形成され、前記前身ごろが、該前身ごろの自由下端縁部を除く残余部を左右に分割又は分割された残余部を連結する第1留め具を有し、前記右前身ごろが、前記前身ごろの右上端縁部を除く第1自由部を有し、前記左前身ごろが、前記前身ごろの左上端縁部を除く第2自由部を有し、
    前記右前身ごろの第1自由部の第1自由側縁が、該右前身ごろと前記左前身ごろとを重ね合わせた状態において該第1自由部の上方から下方に向かって前記左前身ごろの左連結側縁部に近づくように下り勾配に傾斜し、前記右前身ごろの第1自由部の身幅が、その上方から下方に向かうにつれて次第に大きくなり、前記左前身ごろの第2自由部の第2自由側縁が、該左前身ごろと前記右前身ごろとを重ね合わせた状態において該第2自由部の上方から下方に向かって前記右前身ごろの右連結側縁部に近づくように下り勾配に傾斜し、前記左前身ごろの第2自由部の身幅が、その上方から下方に向かうにつれて次第に大きくなり、前記右前身ごろの第1自由部と前記左前身ごろの第2自由部とを連結する面ファスナーが、該右前身ごろの第1自由部及び該左前身ごろの第2自由部に取り付けられている介護福祉用水着。
  2. 前記パンツが、前記使用者の下半身のうちの腰部、腹部、臀部を包被するウエスト部と、前記使用者の下半身のうちの右脚を包被する右レッグ部と、前記使用者の下半身のうちの左脚を包被する左レッグ部と、前記使用者の腰部を囲繞するウエスト開口と、前記使用者の右足首を囲繞する右裾開口と、前記使用者の左足首を囲繞する左裾開口とを有し、高い伸縮性を有するウエスト高伸縮域が、前記使用者の腹部及び腰部を包被する前記ウエスト部に形成され、高い伸縮性を有する足首高伸縮域が、前記使用者の右足首を包被する前記右レッグ部に形成されているとともに、前記使用者の左足首を包被する前記左レッグ部に形成され、上下方向へ延びる複数のタックが、前記ウエスト高伸縮域の直下に位置する前記ウエスト部に形成されて幅方向へ並んでいる請求項1に記載の介護福祉用水着。
  3. 前記パンツを着用したときにおける前記使用者の右大腿の側部に当接する該パンツの右レッグ部から側方へ延出する右指掛け部が、前記パンツの右レッグ部に形成され、前記パンツを着用したときにおける前記使用者の左大腿の側部に当接する該パンツの左レッグ部から側方へ延出する左指掛け部が、前記パンツの左レッグ部に形成されている請求項1又は請求項2に記載の介護福祉用水着。
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