JP3241516U - 傾斜地ガリー整備構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉱区の斜面ガリーの修復に必要なコストが高いという技術問題を解决するために、傾斜地ガリー整備構造を提供することを目的とする。【解決手段】傾斜地ガリー整備構造1000を開示し、所定勾配を形成するように崩壊斜面に充填される修復層と、修復層に固定される不透水層であって、不透水層には斜面頂部から斜面底部まで延在する排水溝201が設けられている不透水層と、少なくとも斜面頂部の、崩壊斜面に接続される側に周設される貯水ダム300であって、貯水ダム及び斜面頂部にはダムキャビティが囲んで形成され、排水溝がダムキャビティに連通している貯水ダムと、を含む。崩壊斜面のみに修復層を充填するため、崩壊斜面を元の斜面に復元させることを避けて、土壌の需要量を減少させ、コストを低減させることができる。【選択図】図1

Description

本考案は傾斜地整備の技術分野に関して、特に傾斜地ガリー整備構造に関している。
太陽光発電プロジェクトの建設は大量の土地資源を必要とし、我が国において一人当たりの土地占有率が低いため、太陽光発電プロジェクトの立地は一般的に砂漠、耕作放棄地、水面、山地、採鉱埋め戻し領域などのような光資源豊かな場所を選択する。
採鉱埋め戻し領域を選択して太陽光発電プロジェクトを建設すれば、土地資源を節約するとともに、地元の生態環境をよく保護して修復する。ところが、埋め戻し領域には、深刻な土壌浸食、傾斜地の崩壊、ユニット及び回路の損壊などの一連の環境地質問題が存在し、また、鉱区の埋め戻し後の階段状地塊には水が溜まる恐れがあり、大面積に集まった豪雨の流出は斜面を洗掘しやすく、深刻な土壌浸食を招致して、大きな斜面ガリーを生成し、整備しなければ、土壌喪失はひどくなる。
現在、一般的に、元の斜面の勾配に従って、復元・埋め戻しを行って、土壌の需要量が大きく、ところが、鉱区の埋め戻しのための土壌が乏しく、外部搬送のコストが高いので、傾斜地の修復及び生態学的整備に不利である。
これに鑑みると、鉱区の斜面ガリーの修復に必要なコストが高いという技術問題を解决するために、本考案は傾斜地ガリー整備構造を提供することを目的とする。
上記目的を実現するために、本考案は以下の解決策を提供し、
傾斜地ガリー整備構造であって、
崩壊斜面の整備に適用され、
前記傾斜地ガリー整備構造は、
所定勾配を形成するように前記崩壊斜面に充填される修復層と、
前記修復層に固定される不透水層であって、前記不透水層には斜面頂部から斜面底部まで延在する排水溝が設けられている不透水層と、
少なくとも前記斜面頂部の、前記崩壊斜面に接続される側に周設される貯水ダムであって、前記貯水ダム及び前記斜面頂部にはダムキャビティが囲んで形成され、前記排水溝が前記ダムキャビティに連通している貯水ダムと、を含む。
1つの具体的な実施解決策において、前記斜面頂部には少なくとも1本の集水槽が開けられ、前記集水槽は前記排水溝に連通している。
別の具体的な実施解決策において、前記傾斜地ガリー整備構造は埋め戻し土圧密層をさらに含み、
前記埋め戻し土圧密層は前記不透水層に設けられている。
別の具体的な実施解決策において、前記不透水層と前記埋め戻し土圧密層との間には滑り止め部材がさらに設けられている。
別の具体的な実施解決策において、前記滑り止め部材は少なくとも2つの滑り止めストリップを含み、前記滑り止めストリップは前記斜面頂部から前記斜面底部への方向に沿って、間隔を空けて順に配置されている。
別の具体的な実施解決策において、前記滑り止めストリップは滑り止めアンカーによって前記不透水層に固定されている。
別の具体的な実施解決策において、前記傾斜地ガリー整備構造は第1植生層をさらに含み、
前記第1植生層は前記埋め戻し土圧密層に設けられている。
別の具体的な実施解決策において、前記第1植生層は、
前記埋め戻し土圧密層に固定される第1乾草ロール層であって、前記第1乾草ロール層は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第1中空キャビティを含み、前記第1中空キャビティ内には栄養土が充填されている第1乾草ロール層と、
前記第1乾草ロール層に固定される第2乾草ロール層であって、前記第2乾草ロール層は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第2中空キャビティを含み、前記第2中空キャビティ内には草種が充填されている第2乾草ロール層と、
前記第2乾草ロール層に固定される第3乾草ロール層であって、前記第3乾草ロール層は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第3中空キャビティを含み、前記第3中空キャビティ内には栄養土が充填されている第3乾草ロール層と、を含む。
別の具体的な実施解決策において、前記第2中空キャビティと前記第1中空キャビティとは交互に配置され、
及び/又は、前記第3中空キャビティと前記第2中空キャビティとは交互に配置され、
及び/又は、前記第1植生層は滑り止めアンカーによって前記埋め戻し土圧密層に固定されて接続されている。
別の具体的な実施解決策において、前記貯水ダムにおける前記ダムキャビティを囲むための面は傾斜面であり、前記ダムキャビティの横断面は前記貯水ダムの先端から底端への方向に沿って漸減している。
別の具体的な実施解決策において、前記貯水ダムにおける前記ダムキャビティを囲むための面及び前記貯水ダムの天井面には何れも第2植生層が設けられている。
別の具体的な実施解決策において、前記修復層は逆凹状を呈している。
本考案の各実施解決策はニーズに応じて任意に組み合わせてもよく、これらを組み合わせた後、得られた実施解決策も本考案の範囲内に該当し、本考案の具体的な実施形態の一部である。
本考案が提供する傾斜地ガリー整備構造において、崩壊斜面に修復層を充填して、所定勾配のなだらかな斜面を形成し、修復層には不透水層が設けられ、斜面頂部には貯水ダムが設けられるため、雨天・雪天の時、貯水ダムは地表溜水を収集して、不透水層における排水溝を介して収容水域に輸送するので、地表溜水が斜面を洗掘することによって土壌喪失を招致することを避ける。崩壊斜面のみに修復層を充填するため、崩壊斜面を元の斜面に復元させることを避けて、土壌の需要量を減少させ、コストを低減させる。
本考案の実施例又は従来技術における技術案を明らかに説明するために、以下、実施例又は従来技術の記載の必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に記載の図面は本考案のいくつかの実施例のみであり、当業者にとって、新規性に値する労働をしないことを前提として、これらの図面に基づいて、他の図面を取得できる。
本考案が提供する傾斜地ガリー整備構造の構造模式図である。 本考案が提供する傾斜地ガリー整備構造の逆凹状修復の平面視の構造模式図である。 図2のI―Iの断面構造模式図である。 図3の局所拡大構造模式図である。 本考案が提供する傾斜地ガリー整備構造の局所構造模式図である。 本考案が提供する第1植生層の構造模式図である。 本考案が提供する滑り止めアンカーの構造模式図である。
以下、本考案の実施例の図面を結合して、本考案の実施例の技術案を明らか且つ完全に記載し、明らかに、記載の実施例は全ての実施例ではなく、本考案の一部の実施例のみである。本考案の実施例に基づいて、当業者は新規性に値する労働をしないことを前提として、取得した他の全ての実施例は、何れも本考案の保護範囲に属している。
本考案の記載において、「上」、「下」、「天井面」、「底面」などの用語が指示する方位又は位置関係は、図面による方位又は位置関係であり、指示した位置又は素子が特定の方位を備え、特定の方位で構成されて操作されなければならないと指示し又は暗示するわけではなく、ただ本考案を便利に記載し及び記載を簡略化するためのものであるので、本考案を限定していない。また、「第1」、「第2」などの用語は相対的な重要性を指示し又は暗示していなく、ただ記載を目的とする。
図1に示すように、本考案は、崩壊斜面2000の整備に適用される傾斜地ガリー整備構造1000を提供し、鉱区斜面ガリーの修復を実現する。図1に示すように、坂の間は階段状を呈している。
具体的に、図5を結合し、傾斜地ガリー整備構造1000は修復層100、不透水層200及び貯水ダム300を含む。
修復層100は、所定勾配を形成するように、崩壊斜面2000に充填され、所定勾配の角度は45°以下であり、具体的に、ニーズに応じて設定すればよい。具体的に、崩壊斜面2000は、元の斜面が崩れた後に両側から形成される崩れ斜面、及び崩れ口から形成される崩れ斜面を含む。図2に示すように、修復層100は逆凹状を呈し、即ち、逆凹状の構造を使用してガリーを処理することで、太陽光発電フィールドの流出方向を変更せず、フィールド内の自然ドレーン口の位置を保留し、フィールド内の雨水を迅速且つ完全に排出できる。
崩れ口を元フィールド標高(即ち、元の斜面の高さ)に埋め戻し、平坦な外観を保証し、崩れ口の埋め戻し作業を行う時、崩れ口の両側の崩壊斜面2000に対して修復処理を同期に行って、両側の埋め戻し土を緩やかな斜面に修復し、なだらかな外観を保証する。崩れ口における崩壊斜面2000を原土で埋め戻した後、原土と灰土とを混合した混合土を使用して、崩れ口の崩壊斜面2000に締固めし、具体的に、原土と灰土との比は3:7である。ここで、3:7である原土と灰土との比は、本考案の1つの具体的な実施形態のみであり、実際応用において、ニーズに応じて、増減すればよい。
不透水層200は修復層100に固定され、不透水層200には斜面頂部から斜面底部まで延在する排水溝201が設けられ、具体的に、不透水層200は不透水ジオメンブレン層であり、ここで、不透水層200が不透水ジオメンブレン層であることは、本考案の1つの具体的な実施形態のみであり、実際応用において、不透水層200は他の不透水性材料から製造されてもよい。
貯水ダム300は少なくとも斜面頂部の、崩壊斜面2000に接続される側に周設され、貯水ダム300及び斜面頂部にはダムキャビティが囲んで形成され、排水溝201は貯水ダム300から囲まれたダムキャビティに連通し、収集された地表溜水などを収容水域内に排出するために、排水溝201と収容水域との間に急流溝及び/又は沈砂池などを配置してもよく、具体的に、急流溝及び沈砂池の配置は、地形及び実際の排水経路に応じて配置すればよい。
貯水ダム300の幅は少なくとも2mであり、まず、地表溜水を各階段地塊(つまり、斜面頂部)内に止めてから、収容水域に排出する。埋め戻された階段状地塊に水が溜まることによる大面積に集まった豪雨の流出が斜面を洗掘して、大量の流出による洗掘・隙間充填現象を引き起こすことを避ける。
本考案が提供する傾斜地ガリー整備構造1000において、崩壊斜面2000に修復層100を充填して、所定勾配のなだらかな斜面を形成して、修復層100には不透水層200が設けられ、斜面頂部には貯水ダム300が設けられ、これにより、雨天・雪天の時、貯水ダム300は地表溜水を収集して、不透水層200における排水溝201を介して収容水域に輸送し、地表溜水が斜面を洗掘することによって、土壌喪失を招致することを避ける。崩壊斜面2000のみに修復層100を充填するため、崩壊斜面2000を元の斜面に復元させることを避けて、土壌の需要量を減少させ、コストを低減させる。
いくつかの実施例において、図3及び図4に示すように、斜面頂部には少なくとも1本の集水槽301が開けられ、集水槽301は排水溝201に連通している。ここで、集水槽301は斜面頂部の溜水を容易に収集するように配置される。
いくつかの実施例において、図5に示すように、傾斜地ガリー整備構造1000は埋め戻し土圧密層400をさらに含み、埋め戻し土圧密層400は不透水層200の露出を避けるように、不透水層200に設けられている。
埋め戻し土圧密層400の土壌喪失を減少させるために、本考案は以下のように開示し、即ち、不透水層200と埋め戻し土圧密層400との間には滑り止め部材500がさらに設けられている。
さらに、本考案は以下のように開示し、即ち、滑り止め部材500は少なくとも2つの滑り止めストリップを含み、滑り止めストリップは斜面頂部から斜面底部への方向に沿って、順に間隔を空けて配置されている。
ここで、滑り止め部材500は、不透水層が全体的に覆われている膜であってもよい。
さらに、本考案は以下のように開示し、即ち、滑り止めアンカー600によって滑り止めストリップは不透水層200に固定されている。具体的に、図7は滑り止めアンカー600を示す。
いくつかの実施例において、傾斜地ガリー整備構造1000は、埋め戻し土圧密層400に設けられている第1植生層700をさらに含み、第1植生層700での植物が根付いているように埋め戻し土圧密層400内に延在することで、土壌喪失をさらに減少させる。
具体的に、図6に示すように、本考案は以下のように開示し、即ち、第1植生層700は第1乾草ロール層701、第2乾草ロール層702及び第3乾草ロール層703を含む。
第1乾草ロール層701は埋め戻し土圧密層400に固定され、具体的に、第1乾草ロール層701は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第1中空キャビティを含み、第1中空キャビティ内には栄養土が充填されている。乾草ロールは栄養土の固定作用を発揮し、また、後期、腐った後、植生に栄養を提供できる。第1中空キャビティの形状は限定されず、任意の形状であってもよく、例えば、第1中空キャビティは六角形の中空キャビティ、又は四角形の中空キャビティなどであり、直径は約1cmなどである。
第2乾草ロール層702は第1乾草ロール層701に固定され、具体的に、第2乾草ロール層702は複数の乾草ロールから取り囲まれた第2中空キャビティを含み、第2中空キャビティ内には草種が充填されている。乾草ロールは草種の固定作用を発揮し、また、後期、腐った後、植生に栄養を提供できる。第2中空キャビティの形状は限定されず、任意の形状であってもよく、例えば、第2中空キャビティは六角形の中空キャビティ、又は四角形の中空キャビティなどであり、直径は約1cmである。
第3乾草ロール層703は第2乾草ロール層702に固定され、具体的に、第3乾草ロール層703は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第3中空キャビティを含み、第3中空キャビティ内には栄養土が充填されている。乾草ロールは栄養土の固定作用を発揮し、また、後期、腐った後、植生に栄養を提供できる。第3中空キャビティの形状は限定されず、任意の形状であってもよく、例えば、第3中空キャビティは六角形の中空キャビティ、又は四角形の中空キャビティなどであり、直径は約1cmである。
多層中空構造の乾草ロールの配置は、植生の根付き、及び植生の根の相互交差・固定に寄与し、土壌の喪失をさらに減少させる。
さらに、本考案は以下のように開示し、即ち、第2中空キャビティと第1中空キャビティとは交互に配置されていることで、植生の根系の錯綜交差に寄与し、土壌の喪失をさらに減少させる。
さらに、本考案は以下のように開示し、即ち、第3中空キャビティと第2中空キャビティとは交互に配置されている。さらに、植生の根系の錯綜交差に寄与し、土壌の喪失を減少させる。
さらに、本考案は以下のように開示し、即ち、乾草ロールは稲藁及び/又は麦藁及び/又は雑草などから製造される。
さらに、本考案は以下のように開示し、即ち、第1乾草ロール層701、第2乾草ロール層702及び第3乾草ロール層703は何れも滑り止めアンカー600によって埋め戻し土圧密層400に固定されて接続される。草種が発芽して根付いていることに連れて、多根植生の根系が発達し、根が錯綜して交差し、一体になるように滑り止めアンカー600と交差し、天然且つ強固な坂保護システムを形成し、傾斜地の安定性をさらに向上させる。
いくつかの実施例において、本考案は以下のように開示し、即ち、貯水貯水ダム300の、ダムキャビティを囲むための面は傾斜面であり、ダムキャビティの横断面は貯水ダム300の先端から底端への方向に沿って漸減し、即ち、貯水ダム300での傾斜面は、地表溜水が集水槽301内に容易に入るためのガイド面である。
貯水ダム300での土壌喪失を減少させるために、本考案は以下のように開示し、即ち、貯水ダム300の、ダムキャビティを囲むための面及び貯水ダム300の天井面には何れも第2植生層が設けられている。ここで、第2植生層は第1植生層700の構造と同様であってもよいし、他の構造として配置されてもよく、植生の根系によって貯水ダム300を固定して、貯水ダム300の土壌喪失を減少できる構造であれば、何れも本考案の保護範囲に属している。
本考案は以下の利点を具備し:
(1)排水溝、集水槽301及び貯水ダム300を配置することで、太陽光発電領域の雨水に対して計画及びガイド・排出を効果的に行って、地表溜水の、傾斜地に対する浸食及び洗掘を減少させる;
(2)逆凹状を使用してガリーを処理することで、整備の効果を達成する上に、土壌の使用量を大幅に減少させ、整備のコストを低減させ、太陽光発電フィールドの流出方向を変更せず、フィールド内の自然ドレーン口の位置を保留し、フィールド内の雨水を迅速且つ完全に排出できる;
(3)原土と灰土とを混合した混合土を崩壊斜面2000に締固めて、不透水ジオメンブレン層と協働して、各種の土壌地質、特に、湿陥性黄土領域に適用されることができる;
(4)第1植生層700内には乾草ロールが設けられ、乾草ロールは草種及び土壌を固定するとともに、後期、腐って、植生に栄養を提供し、多層中空構造の乾草ロールは、植生の根付き、及び植生の根の相互交差・固定に寄与し、天然且つ強固な坂保護システムを形成し、傾斜地の安定性をさらに向上させる;
(5)傾斜地を修復した後、植生の成長作用のため、傾斜地の安定性がますます良くなって、従来のスラリー石積み、コンクリートによる坂保護解決策を代替しており、天然石材及びコンクリートの使用を減少させ、より環境にやさしく、視覚面もより快適になり、場所の自然環境を改善し、小動物に生息地を提供する。
ここで、本明細書の、方位を示す用語、例えば、左、右、先端、底端などは、何れも図1の方向に従って設定され、他の特定の意味を具備せず、ただ表現を便利にするためのものである。
本明細書の各実施例は漸進するように記載され、各実施例は、他の実施例との相違点を主に説明し、各実施例の間の同様・類似の部分について、互いに参照すればよい。
開示された実施例に対する上記説明によって、当業者は、本考案を実現又は使用できる。これらの実施例に対する多種の補正は当業者にとって自明であり、本明細書に定義された一般的な原理は、本考案の精神又は範囲から逸脱しない場合、他の実施例において実現されてもよい。従って、本考案は本明細書に示されたこれらの実施例に限定されず、本明細書に開示された原理及び新規特点と一致する、最も幅広い範囲に合う。
本明細書の記載において、「1つの実施例」、「例示」、「具体的な例示」などの参照用語の記載は、当該実施例又は例示を結合して記載された具体的な特徴、構造、材料又は特点は、本考案の少なくとも1つの実施例又は例示に含まれることを指す。本明細書において、上記用語の模式的な表現は、必ずしも同一実施例又は例示を指すわけではない。そして、記載された具体的な特徴、構造、材料又は特点は、何れか1つ又は複数の実施例、或いは示例において適切な方式で結合されてもよい。
以上に開示された本考案の好適な実施例はただ本考案を説明するためのものである。好適な実施例は全ての細部を詳しく記載していなく、本考案が具体的な実施形態のみであるように限定していない。明らかに、本明細書の内容によれば、多くの補正及び変更を行ってもよい。本明細書はこれらの実施例を選択して記載することで、本考案の原理及び実際応用をよりよく解釈し、これによって、当業者は本考案をよく理解して使用できる。本考案は請求項及びその全ての範囲、等価物のみに限定される。
1000 ・・・傾斜地ガリー整備構造;
2000 ・・・崩壊斜面;
100 ・・・修復層;
200 ・・・不透水層;
201 ・・・排水溝;
300 ・・・貯水ダム;
301 ・・・集水槽;
400 ・・・埋め戻し土圧密層;
500 ・・・滑り止め部材;
600 ・・・滑り止めアンカー;
700 ・・・第1植生層;
701 ・・・第1乾草ロール層;
702 ・・・第2乾草ロール層;
703 ・・・第3乾草ロール層。

Claims (12)

  1. 傾斜地ガリー整備構造であって、崩壊斜面の整備に適用されており、前記傾斜地ガリー整備構造は、
    所定勾配を形成するように前記崩壊斜面に充填される修復層と、
    前記修復層に固定される不透水層であって、前記不透水層には斜面頂部から斜面底部まで延在する排水溝が設けられている不透水層と、
    少なくとも前記斜面頂部の、前記崩壊斜面に接続される側に周設される貯水ダムであって、前記貯水ダム及び前記斜面頂部にはダムキャビティが囲んで形成され、前記排水溝が前記ダムキャビティに連通している貯水ダムと、を含むことを特徴とする傾斜地ガリー整備構造。
  2. 前記斜面頂部には少なくとも1本の集水槽が開けられ、前記集水槽は前記排水溝に連通していることを特徴とする請求項1に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  3. 埋め戻し土圧密層をさらに含み、
    前記埋め戻し土圧密層は前記不透水層に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  4. 前記不透水層と前記埋め戻し土圧密層との間には滑り止め部材がさらに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  5. 前記滑り止め部材は少なくとも2つの滑り止めストリップを含み、前記滑り止めストリップは前記斜面頂部から前記斜面底部への方向に沿って、間隔を空けて順に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  6. 前記滑り止めストリップは滑り止めアンカーによって前記不透水層に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  7. 第1植生層をさらに含み、
    前記第1植生層は前記埋め戻し土圧密層に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  8. 前記第1植生層は、
    前記埋め戻し土圧密層に固定される第1乾草ロール層であって、前記第1乾草ロール層は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第1中空キャビティを含み、前記第1中空キャビティ内には栄養土が充填されている第1乾草ロール層と、
    前記第1乾草ロール層に固定される第2乾草ロール層であって、前記第2乾草ロール層は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第2中空キャビティを含み、前記第2中空キャビティ内には草種が充填されている第2乾草ロール層と、
    前記第2乾草ロール層に固定される第3乾草ロール層であって、前記第3乾草ロール層は複数の乾草ロールにより取り囲まれた第3中空キャビティを含み、前記第3中空キャビティ内には栄養土が充填されている第3乾草ロール層と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  9. 前記第2中空キャビティと前記第1中空キャビティとは交互に配置され、
    及び/又は、前記第3中空キャビティと前記第2中空キャビティとは交互に配置され、
    及び/又は、前記第1植生層は滑り止めアンカーによって前記埋め戻し土圧密層に固定されて接続されていることを特徴とする請求項8に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  10. 前記貯水ダムにおける前記ダムキャビティを囲むための面は傾斜面であり、前記ダムキャビティの横断面は前記貯水ダムの先端から底端への方向に沿って漸減していることを特徴とする請求項1に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  11. 前記貯水ダムにおける前記ダムキャビティを囲むための面及び前記貯水ダムの天井面には何れも第2植生層が設けられていることを特徴とする請求項10に記載の傾斜地ガリー整備構造。
  12. 前記修復層は逆凹状を呈していることを特徴とする請求項1~11の何れか1項に記載の傾斜地ガリー整備構造。
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