JP3241045U - ラジオゾンデ - Google Patents

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ユンッティラ,ヤンネ
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ヴァイサラ・オーワイジェイ
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Abstract

【課題】環境に優しいラジオゾンデを提供する。【解決手段】ラジオゾンデ(1)は、第1の筐体(2)と、印刷回路板(6)に結合され、第1の筐体(2)の一部を通じて部分的に延在する測定ブーム(7)とを備え、第1の筐体(2)は、第1の生分解性材料から作製し、ラジオゾンデ(1)は、第1の筐体(2)内に配置される第2の筐体(3)を更に備え、第2の筐体(3)は、第2の生分解性材料から作製し、第2の筐体(3)は、第2の筐体(3)の外面(5)上に配置される複数の突出部(4)を備える、又は第1の筐体(2)は、第1の筐体(2)の内面上に配置される複数の突出部(4)を備え、印刷回路板(6)は、第2の筐体(3)内に配置し、印刷回路板(6)に結合される測定ブーム(7)は、第2の筐体(3)の一部を通じて更に部分的に延在する。【選択図】図1

Description

本考案は、ラジオゾンデに関する。
様々なラジオゾンデが公知であり、大気の研究のために広く使用されている。ラジオゾンデは、典型的には、GPSの位置、温度、湿度及び圧力等のデータを地上局に送り返す。
文献DE202013104586U1は、例えば、測定、電気通信電子回路と、エネルギー供給源と、少なくとも1つのセンサを有する測定ブームと、ひもピンと、ひもを介してひもピンに結合されるバルーンとを備えるラジオゾンデを開示している。ひもピンは、取付け、傾斜手段を備え、取付け、傾斜手段により、ひもピンを設置する際に測定ブームを所定の位置に傾斜させることができる。
バルーンが特定の高度に到達し、破裂すると、ラジオゾンデは降下し、地上に戻る。小型パラシュートは、ラジオゾンデが地面に到達した際に生物及び地所に対する損傷の危険性を低減するために設け得る。打ち上げられたラジオゾンデの20%未満が回収される。ラジオゾンデは、通常、物理的に再利用可能であるが、問題は、回収努力の欠如にある。したがって、世界中で打ち上げられたラジオゾンデの様々な部品は、典型的には、自然界の中に留まる。
DE202013104586U1
本考案は、独立請求項の特徴によって規定される。いくつかの特定の実施形態は、従属請求項において規定される。
本考案の一態様によれば、ラジオゾンデが提供され、ラジオゾンデは、第1の筐体と、印刷回路板に結合され、第1の筐体の一部を通じて部分的に延在する測定ブームとを備え、第1の筐体は、第1の生分解性材料から作製し、ラジオゾンデは、第1の筐体内に配置される第2の筐体を更に備え、第2の筐体は、第2の生分解性材料又は第1の生分解性材料から作製し、第2の筐体は、第2の筐体の外面上に配置される複数の突出部を備える、又は第1の筐体は、第1の筐体の内面上に配置される複数の突出部を備え、印刷回路板は、第2の筐体内に配置し、印刷回路板に結合される測定ブームは、第2の筐体の一部を通じて更に部分的に延在する。
様々な実施形態は、以下の箇条書のリストからの少なくとも1つの特徴を含み得る:
・突出部の少なくとも1つは、リブ、隔子又は柱である
・第1の筐体は、少なくとも2つの個別のカバー、例えば、第1のカバー及び第2のカバー、特に、右カバー及び左カバーを備える
・ラジオゾンデは、第1のカバーを第2のカバーに結合するように構成された少なくとも1つの結合器を備える
・少なくとも1つの結合器は、互いに結合するように構成された第1のストラップと第2のストラップとを備える、又は少なくとも1つの結合器は、ステープラ・リベット又は柱を備える
・少なくとも1つの結合器は、第1のカバー及び第2のカバーの周囲に巻かれるように構成される
・少なくとも1つの結合器は、第1のカバー及び第2のカバーの接続面を覆う
・少なくとも1つの結合器は、生分解性材料から作製される
・ラジオゾンデは、ラジオゾンデ、第1の筐体又は少なくとも1つの結合器に結合されるように構成されたひもピンを備える
・ひもピンは、ラジオゾンデ、第1の筐体又は少なくとも1つの結合器に結合する際、測定ブームを測定ブームの測定位置に屈曲又は傾斜させるように構成される
・第1の筐体の材料は、パルプ、再生パルプ又は木材繊維パルプである
・第1の筐体は、測定ブームのための第1の貫通部を形成する切欠き部分を備える
・第2の筐体は、少なくとも2つの個別の部分、例えば、第1の部分及び第2の部分を備える
・ラジオゾンデは、少なくとも2つの個別の部分の間に封止体を備えない
・複数の突出部のそれぞれは、リブの形態である
・第2の筐体の材料は、植物由来材料である
・ラジオゾンデは、エネルギー供給源、例えば、少なくとも1つの電池を備える
・エネルギー供給源は、第2の筐体内に配置される
・印刷回路板は、測定、電気通信電子回路を備える
・ラジオゾンデは、アンテナを備える
・複数の突出部のそれぞれの突出部は、1mmから10mmの間の範囲内の厚さ、好ましくは、5mm未満、例えば、3mm未満又は2mm未満の厚さを有する
・第2の筐体は、長手方向、横断方向及び垂直方向において、即ち、互いに直交する方向、又は実質的に直交する方向において突出部を備える
・空気ポケット又は空気通路は、複数の突出部の2つの隣接する突出部の間に形成される。
本考案の特定の実施形態により、かなりの利点が得られる。環境に優しいラジオゾンデが提供される。
本考案の特定の実施形態は、リブの形態の複数の突出部を有する第2の筐体内に印刷回路板を配置することにより、印刷回路板に対する断熱が改善されたラジオゾンデを提供する。空気ポケット又は空気通路は、2つの隣接するリブと第2の筐体の外面と第1の筐体の内面との間に設けられる。空気ポケット又は空気通路は、第1の筐体と第2の筐体との間の接触面積を低減する。比較的薄いリブのみが熱を伝える。したがって、第2の筐体内からの熱伝達は、低減し得る。更に、印刷回路板及びエネルギー供給源によって生成された熱は、第2の筐体内から空気ポケット又は空気通路に誘導し得る。したがって、断熱層は、第1の筐体の内面と第2の筐体の外面との間にもたらされる。空気ポケットは、更に、第1の筐体と第2の筐体との間で空気が移動しないようにし、したがって、効果的な断熱層が形成される。
更に、本考案の特定の実施形態は、「筐体内筐体」解決策のために、不透水性の改善されたラジオゾンデを提供する。特に、印刷回路板は、第1の筐体内に第2の筐体を配置し、第2の筐体内に印刷回路板を配置するため、環境から十分に保護され、第1の筐体は、第1の生分解性材料から作製され、第2の筐体は、第2の生分解性材料から作製される。
特定の実施形態によるラジオゾンデの構成要素の少なくとも一部は、生分解性材料から作製し得る。例えば、第1の筐体は、第1の生分解性材料から作製し得る。第1の筐体は、測定ブームのための貫通部を形成する切欠き部分を備え得る。測定ブームを設置した後、第1の生分解性材料は、材料特性のために、測定ブームの表面に押圧され、したがって、不透水性又は防水貫通部をもたらす。封止体等の更なる要素は、第1の貫通部には不要である。代替的に、測定ブームの一部は、第1の筐体の2つのカバーの間に配置される。印刷回路板は、第1の筐体内に配置された第2の筐体によって更に保護される。第2の筐体は、第2の生分解性材料から作製し得る。測定ブームは、第2の筐体内の第2の貫通部を通じて誘導され、印刷回路板に結合される。例えば2つの要素を備えるストラップの形態の少なくとも1つの結合器は、ラジオゾンデ・パッケージを形成するように、第1の筐体の周囲に巻くことができる。少なくとも1つの結合器は、第3の生分解性材料から作製し得る。接着剤等の化学成分の使用は、必要としない。ひもピン及び/又はひもは、生分解性材料を少なくとも部分的に備え得る。したがって、経時的に自然界の中に留まるラジオゾンデの部品は、より少なく、環境汚染を低減し得る。ラジオゾンデの様々な部品の少なくとも一部に対して生分解性材料を使用することにより、軽量構造のラジオゾンデがもたらされる。更に、第1の筐体及び第2の筐体は、いくぶん可撓性であり、したがって、ラジオゾンデが地上に到達した際、ラジオゾンデに対する衝撃による損傷がもたらされるのをより少なくし得る。
特定の実施形態によれば、第1の筐体の材料は、好ましくは、第1の筐体内の第1の空洞に水が進入しないように、いくぶん不透水性である。更に、第2の筐体の材料は、好ましくは、第1の空洞に進入した水を吸収可能である。第2の筐体の材料は、例えば、多孔性とし得る。したがって、第2の筐体内の第2の空洞内に配置される印刷回路板及びエネルギー供給源は、水又は水分によって生じる損傷から保護される。
本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの概略断面図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第1の筐体の第1のカバーの概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第2の筐体の第1の部分の概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの測定ユニットの概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第2の筐体の第2の部分の概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第1の筐体の第2のカバーの概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデのひもピンの概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの結合器の第1のストラップの概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの結合器の第2のストラップの概略斜視図である。 本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの概略斜視図である。
本文書において、生分解性とは、材料を形成する巨大分子のモル質量を低下させることによって、微生物細胞の活動による分解が可能であり、この活動により、最終的に、材料を水、二酸化炭素、他のガス、鉱物及びバイオマスに変えるか、又は化学構造を改変させ、特定の/望ましくない特性を失わせることを意味する。本明細書で使用する「生分解性」とは、ポリマー材料等の材料に対して、全体及び/又はポリマー材料内の物質として、ポリマー材料及び/又はポリマー材料内の物質が、自然環境内、及び自治体若しくは産業の固形廃棄物堆肥化施設内、又は家庭の堆肥化において、上記で規定された生分解を受けることが可能である、及び/又は生分解を受けており、分解期間後、例えば、30日、90日又は180日後、最終的に残留物が、眼に見える残留物、区別可能な残留物又は有害残留物が残らない他の公知の生分解性材料に一致する率でCO2、水、無機化合物及びバイオマスに変えられた際、ポリマー材料及び/又はポリマー材料内の物質の元の乾燥重量質量の10%以下に留まることを意味し、この公知の生分解性材料に一致する率は、OECD(1992年)化学品テスト301Bのガイドライン:易分解性-CO2発生量(Modified Sturm Test)テストに従って測定されるものであり、このガイドラインは、参照により本明細書に組み込まれる。
生分解性材料の例は、木材、又は綿若しくは亜麻布等の天然繊維である。更なる例は、生分解性ポリエステル、又は酸化エチレンの生分解性ポリマーである。生分解性材料は、例えば、ホエー、コラーゲン、ケラチン、絹又は大豆等のたんぱく質であってもよい。更に、セルロース、デンプン、ヘミセルロース、ペクチン、キチン又はグリコーゲン等の多糖類は、生分解性材料の例である。更に、酢酸セルロース又はメチルセルロース等のセルロース誘導体は、生分解性材料の例である。
図1において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデ1の概略断面図が示される。ラジオゾンデ1は、第1の筐体2を備える。第1の筐体2は、第1のカバー8と、第2のカバー(図示せず)とを備える。第1の筐体2の材料は、例えば、再生パルプ等の第1の生分解性材料とし得る。再生パルプは、環境に優しい、生分解可能な100%再生可能材料である。この材料は、所望の3次元形態で成形し得る。第1の筐体2の材料は、典型的には、第1の筐体2内の第1の空洞に水が進入しないように、不透水性である。一例によれば、第1のカバー8及び第2のカバー9は、卵殻のパッケージのように、一方の側で互いに取り付け得る。
ラジオゾンデ1は、第2の筐体3を更に備え、第2の筐体3は、第1の筐体2によって形成された第1の空洞内に配置される。第2の筐体3は、第2の筐体3の外面5上に配置される複数の突出部4を備える。代替的に、第1の筐体2は、第1の筐体2の内面上に配置される複数の突出部4を備え得る。突出部4は、例えば、図1に示すような柱又はリブとし得る。空気ポケット17又は空気通路は、2つの隣接するリブ4と第2の筐体3の外面5と第1の筐体2の内面との間に設けられる。空気ポケット17又は空気通路は、第1の筐体2と第2の筐体3との間の接触面積を低減する。熱は、比較的薄いリブ4によってのみ伝えられる。リブ4の厚さは、1から10mmの間の範囲内、例えば、5mm又は3mmとし得る。したがって、第2の筐体3内からの熱伝達を低減し得る。第2の筐体3は、第1の部分15と、第2の部分16とを備える。第2の筐体3の材料は、例えば、植物由来材料等の第2の生分解性材料、又は第1の生分解性材料と同一とし得る。第1の部分15及び第2の部分16は、典型的には、フランジ嵌合部を備える。したがって、第2の空洞は、第2の筐体3内に設けられる。第2の筐体3の材料は、好ましくは、第1の空洞に進入した水を吸収可能である。
印刷回路板6は、第2の筐体3によって形成される第2の空洞内に配置される。印刷回路板6は、典型的には、測定、電気通信電子回路を備える。例えば、ラジオゾンデ1の少なくとも1つのセンサから受信された測定信号を処理し、測定データを送信器によって地上局に送信し得る。更に、ラジオゾンデ1は、GPS衛星等の外部測位システムから信号を受信するように構成された受信器を備え得る。
更に、エネルギー供給源又はエネルギー源18は、第2の筐体3内に配置し得る。典型的には、少なくとも1つの電池は、第2の筐体3内に配置される。電池は、例えば、交換可能とし得る。
ラジオゾンデは、印刷回路板6に結合された測定ブーム7をまた更に備える。測定ブーム7は、第1の筐体2の一部及び第2の筐体3の一部を通じて、第1の筐体2の外側から延在する。少なくとも1つのセンサは、測定ブーム7によって備えられる。センサの一例は、温度センサ及び湿度センサである。
ラジオゾンデ1は、少なくとも1つの結合器10をまた更に備え、少なくとも1つの結合器10は、第1の筐体2の第1のカバー8を第1の筐体2の第2のカバー9に結合するように構成される。少なくとも1つの結合器10は、例えば、第1のストラップ11と第2のストラップ12とを備え得る。第1のストラップ11及び第2のストラップ12は、互いに結合するように構成し得る。少なくとも1つの結合器10は、図10に更に示すように、第1のカバー8及び第2のカバー9の周囲に巻かれるように構成される。少なくとも1つの結合器10の材料は、例えば、第3の生分解性材料とし得る。
更に、ラジオゾンデ1は、ひもピンを備える(図示せず)。ひもピンは、典型的には、一端で少なくとも1つの結合器10に結合され、ひも(図示せず)を介してもう一端でバルーン(図示せず)に結合されるように構成される。特定の実施形態によれば、ひもピンは、少なくとも1つの結合器10に結合される際、測定ブーム7を所定の測定位置に傾斜又は屈曲させるように構成される。測定位置において、測定ブームは、ひもピンに対してある角度で傾斜する。ひもピンは、例えば、少なくとも1つの結合器10によって備えられる結合部分(図示せず)にひもピンの一端を摺動させることによって、少なくとも1つの結合器10に結合し得る。ひもピンの材料は、例えば、少なくとも部分的に、第4の生分解性材料とし得る。ひもピン13の一例は、図7に示される。
更に、ラジオゾンデ1は、アンテナを備える(図示せず)。アンテナは、一般に公知で、市販のものである。
図2において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第1の筐体の第1のカバー8の概略斜視図が示される。第1の筐体の第1のカバー8は、例えば、パルプ、再生パルプ又は木材繊維パルプ等の第1の生分解性材料とし得る。
第1のカバー8を再生パルプから作製する場合、測定ブーム7のための貫通部を形成するように、第1のカバー8の一部を通じて切欠き部分14を設け得る。切欠き部分14は、例えば、ナイフ又はカッターを使用して作製し得る。切欠き部分14は、典型的には、ラジオゾンデ1の使用中にバルーンの方を向く第1のカバー8の表面に作製される。当然、切欠き部分は、第1のカバー8の別の表面又は図6に示す第2のカバー9に作製してもよい。測定ブームを設置した後、第1の生分解性材料は、第1のカバーの材料特性のために、測定ブーム7の表面に押圧され、したがって、不透水性又は防水貫通部をもたらす。封止体等の更なる要素は、第1の貫通部には不要である。
図3において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第2の筐体の第1の部分15の概略斜視図が示される。第1の部分15は、リブの形態で、第1の部分15の外面5上に配置される複数の突出部4を備える。第1の部分15は、第1の筐体内に配置されるように構成される。第1の部分15のリブ4によって形成される外形は、図2に示す第1のカバー8の内面の部分、及び図6に示す第2のカバー9の内面の部分と一致する。リブ4は、様々な平面内に設けられる。これらの平面は、典型的には、互いに平行である。更に、更なる平面は、既に述べた平行平面に直交して設け得る。したがって、空気ポケット及び/又は空気通路は、隣接するリブ4と、第1の部分15の外面と、第1のカバー8の内面の部分と、第1の筐体2の第2のカバー9の内面の部分との間に設けられる。第1の部分15は、図5に示す第2の部分16のフランジに結合されるように構成されたフランジ20を更に備える。第1の部分15の材料は、例えば、植物由来材料等の第2の生分解性材料とし得る。
図4において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの測定ユニットの概略斜視図が示される。測定ユニットは、印刷回路板6と、1つ又は複数の電池、例えば2つの交換可能電池の形態のエネルギー源18と、測定ブーム7とを備える。印刷回路板6及びエネルギー源18は、第2の筐体2内に配置されるように構成される。印刷回路板6は、測定、電気通信電子回路を備える。印刷回路板6は、例えば、プロセッサと、メモリと、送信器と、受信器とを備え得る。測定ブーム7によって備えられる温度センサ及び湿度センサから受信した信号、及び/又はラジオゾンデによって備えられる圧力センサから受信した信号を処理し、ラジオゾンデの使用中、送信器によって測定データを地上局に送信し得る。更に、ラジオゾンデの使用中、GPS衛星等の外部測位システムから受信した信号から得たデータを送信器によって地上局に送信し得る。
図5において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第2の筐体の第2の部分16の概略斜視図が示される。第2の部分16は、リブの形態で、その外面5上に配置される複数の突出部4を備える。第2の部分16は、第1の筐体2内に配置されるように構成される。第2の部分16のリブ4によって形成される外形は、図2に示す第1のカバー8内面の部分、及び図6に示す第2のカバー9の内面の部分と一致する。リブ4は、様々な平面内に設けられる。これらの平面は、典型的には、互いに平行である。更に、更なる平面は、既に述べた平行平面に直交して設け得る。したがって、空気ポケット17及び/又は空気通路は、隣接するリブ4と、第2の部分16の外面5と、第1のカバー8の内面の部分と、第1の筐体2の第2のカバー9の内面の部分との間に設けられる。第2の部分16は、図3に示す第1の部分15のフランジに結合されるように構成されたフランジ20を更に備える。第2の部分16の材料は、例えば、第2の生分解性材料とし得る。
図6において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの第1の筐体の第2のカバー9の概略斜視図が示される。第1の筐体の第2のカバー9は、第1の生分解性材料から作製し得る。
図7において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデのひもピン13の概略斜視図が示される。ひもピン13は、第1の端部に目23を備える。ひもは、ラジオゾンデをバルーンに接続するように、目23に接続し得る。更に、ひもピン13は、傾斜ユニット21を備える。傾斜ユニット21は、ひもピン13を第1の筐体2、結合器10又は図9に示す結合器10の第2のストラップ12に結合する際、図4に示す測定ブーム7を屈曲又は傾斜させ、測定ブーム7の最終測定位置に至らせるように構成される。ひもピン13は、結合部分22を更に備える。ひもピン13の結合部分22は、ラジオゾンデ1、第1の筐体2、又は図9に示す第2のストラップ12の結合部分24に結合し得る。ひもピン13の材料は、少なくとも部分的に、第3の生分解性材料とし得る。
図8において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデ1の結合器10の第1のストラップ11の概略斜視図が示される。第1のストラップ11の材料は、少なくとも部分的に、第4の生分解性材料とし得る。
図9において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデの結合器の第2のストラップ12の概略斜視図が示される。第2のストラップは、結合部分24を備え、結合部分24に、例えば、結合部分22、24を互いに対して摺動させることによって、ひもピン13の結合部分22を結合し得る。図8に示す第1のストラップ11及び第2のストラップ12は、結合器10を形成するように、互いに更に接続し得る。第2のストラップ12の材料は、典型的には、第1のストラップ11の材料と同じである。
図10において、本考案の少なくともいくつかの実施形態によるラジオゾンデ1の概略斜視図が示される。結合器10は、第1のカバー8及び第2のカバー9の周囲に巻かれた状態で示され、したがって、第1のカバー8及び第2のカバー9を互いに取り付けた状態で保持し、第1のカバー8及び第2のカバー9の接続面を覆い、第1の筐体2を不透水性、又はほぼ不透水性にする。測定ブーム7は、貫通部14を通じて第1の筐体2に延在し、傾斜位置で示される。例えば、図7に示されるひもピン及びアンテナは、更に図示しないが、図10の実施形態に存在する。
開示する本考案の実施形態は、本明細書で開示する特定の構造、方法ステップ又は材料に限定されるものではなく、当業者によって了解されるように、これらの等価物に拡張されることを理解されたい。本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明する目的にすぎず、限定を意図するものではないことも理解されたい。
本明細書全体を通して、1つの実施形態又は一実施形態に対する言及は、実施形態に関して説明する特定の特徴、構造又は特性が、本考案の少なくとも1つの実施形態の中に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体を通して様々な場所における「1つの実施形態では」又は「一実施形態では」という句の出現は、全てが必ずしも同じ実施形態に言及するものではない。例えば、約又は実質的等の用語を使用して数値に言及する場合、厳密な数値も開示される。
本明細書で使用する複数の項目、構造要素、構成要素及び/又は材料は、便宜上、共通のリスト内に提示し得る。しかし、これらのリストは、リストの各部材が個別の固有の部材としてまるで個々に特定されているかのように解釈すべきである。したがって、そのようなリストの個々の部材は、別段の指示がなければ、共通のグループ内の提示のみに基づいて同じリストのあらゆる他の部材の事実上の等価物として解釈すべきではない。更に、本考案の様々な実施形態及び例は、本明細書では様々な構成要素の代替物と共に参照し得る。そのような実施形態及び例及び代替形態は、互いに対する事実上の等価物として解釈すべきではないが、本考案の個別の自律的な表現と見なされることを理解されたい。
更に、説明する特徴、構造又は特性は、あらゆる適切な様式で、1つ又は複数の実施形態の中で組み合わせることができる。本明細書において、本考案の実施形態に対する完全な理解をもたらすため、長さ、幅、形状等の例等の多数の具体的な詳細が提供される。しかし、当業者は、具体的な詳細の1つ又は複数を伴わずに、又は他の方法、構成要素、材料等を伴って本考案を実行し得ることは了解するであろう。他の例では、周知の構造、材料又は動作は、本考案の態様を曖昧にしないように、詳細に図示又は説明しない。
上記の例は、1つ又は複数の特定の適用例における本考案の原理を例示するものであるが、本考案の機能を行使せずに、本考案の原理及び概念から逸脱することなく、実装形態の形態、使用法及び詳細に対する多数の修正を行い得ることは、当業者には明らかであろう。したがって、特許請求の範囲によって以下に示すものを除いて、本考案を限定することを意図しない。
動詞「備える」及び「含む」は、本文書では、列挙しない特徴の存在を除外も必要ともしないオープンな限定として使用される。従属請求項で列挙される特徴は、別段明示的に述べられない限り、相互に自由に組み合わせ可能である。更に、「1つの(「a」又は「an」)」、即ち単数形の使用は、本文書全体を通して複数形を除外しないことを理解されたい。
本考案の少なくともいくつかの実施形態は、大気のパラメータの測定における産業上の利用可能性を見出している。
GPS 全地球測位システム
1 ラジオゾンデ
2 第1の筐体
3 第2の筐体
4 突出部
5 第2の筐体の外面
6 印刷回路板
7 測定ブーム
8 第1の筐体の第1のカバー
9 第1の筐体の第2のカバー
10 結合器
11 結合器の第1のストラップ
12 結合器の第2のストラップ
13 ひもピン
14 切欠き部分
15 第2の筐体の第1の部分
16 第2の筐体の第2の部分
17 空気ポケット
18 エネルギー源
20 フランジ
21 傾斜ユニット
22 ひもピンの結合部分
23 目
24 第2のストラップの結合部分

Claims (13)

  1. ラジオゾンデ(1)であって、前記ラジオゾンデ(1)は、
    -第1の筐体(2)と、
    -印刷回路板(6)に結合され、前記第1の筐体(2)の一部を通じて部分的に延在する測定ブーム(7)と
    を備え、
    -前記第1の筐体(2)は、第1の生分解性材料から作製し、
    -前記ラジオゾンデ(1)は、前記第1の筐体(2)内に配置される第2の筐体(3)を更に備え、
    -前記第2の筐体(3)は、第2の生分解性材料又は前記第1の生分解性材料から作製し、
    -前記第2の筐体(3)は、前記第2の筐体(3)の外面(5)上に配置される複数の突出部(4)を備える、又は前記第1の筐体(2)は、前記第1の筐体(2)の内面上に配置される複数の突出部(4)を備え、
    前記印刷回路板(6)は、前記第2の筐体(3)内に配置し、
    -前記印刷回路板(6)に結合される前記測定ブーム(7)は、前記第2の筐体(3)の一部を通じて更に部分的に延在することを特徴とする、ラジオゾンデ(1)。
  2. 前記第1の筐体(2)は、少なくとも2つのカバー(8、9)を備える、請求項1に記載のラジオゾンデ(1)。
  3. 前記ラジオゾンデ(1)は、第1のカバー(8)を第2のカバー(9)に結合するように構成された少なくとも1つの結合器(10)を備える、請求項2に記載のラジオゾンデ(1)。
  4. 前記少なくとも1つの結合器(10)は、互いに結合するように構成された第1のストラップ(11)と第2のストラップ(12)とを備える、又は前記少なくとも1つの結合器(10)は、ステープラ・リベット又は柱を備える、請求項3に記載のラジオゾンデ(1)。
  5. 前記少なくとも1つの結合器(10)は、前記第1のカバー(8)及び前記第2のカバー(9)の周囲に巻かれるように構成する、請求項3に記載のラジオゾンデ(1)。
  6. 前記少なくとも1つの結合器(10)は、前記第1のカバー(8)及び前記第2のカバー(9)の接続面を覆う、請求項3に記載のラジオゾンデ(1)。
  7. 前記少なくとも1つの結合器(10)の材料は、生分解性である、請求項3に記載のラジオゾンデ(1)。
  8. 前記ラジオゾンデ(1)は、前記ラジオゾンデ(1)、前記第1の筐体(2)又は前記少なくとも1つの結合器(10)に結合されるように構成されたひもピン(13)を備える、請求項3に記載のラジオゾンデ(1)。
  9. 前記ひもピン(13)は、前記ラジオゾンデ(1)、前記第1の筐体(2)又は前記少なくとも1つの結合器(10)に結合する際、前記測定ブーム(7)を前記測定ブーム(7)の測定位置に屈曲又は傾斜させるように構成される、請求項8に記載のラジオゾンデ(1)。
  10. 前記第1の筐体(2)は、前記測定ブーム(7)のための貫通部を形成する切欠き部分(14)を備える、請求項1に記載のラジオゾンデ(1)。
  11. 前記第2の筐体(2)は、少なくとも2つの部分(15、16)を備える、請求項1に記載のラジオゾンデ(1)。
  12. 前記ラジオゾンデ(1)は、前記少なくとも2つの部分(15、16)の間に封止体を備えない、請求項11に記載のラジオゾンデ(1)。
  13. 前記複数の突出部(4)のそれぞれは、リブの形態である、請求項1に記載のラジオゾンデ(1)。
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