JP3240922U - デジタルサイネージシステム - Google Patents

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Jr東日本メディア株式会社
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Abstract

【課題】再生端末に対するコンテンツ配信等を、公衆回線網に依存することなく行うことにより、配信コンテンツ等に対する不正改ざん等の問題の発生を回避し得るデジタルサイネージシステムを提供することを課題とする。【解決手段】デジタルサイネージシステムは、文字・動画・静止画で構成されるコンテンツを表示する複数のデジタルサイネージ用ディスプレイ4と、デジタルサイネージ用ディスプレイ4を制御する再生端末3と、コンテンツデータ及び前記コンテンツデータの表示順、表示時間帯、表示条件等のスケジュールデータを含む配信リストを作成し、WiFi接続されている複数の再生端末3に配信する携帯端末1とから成り、携帯端末1から配信されるコンテンツデータが、スケジュールデータに従ってデジタルサイネージ用ディスプレイ4に表示可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、デジタルサイネージシステムに関するものであり、より詳細には、駅構内や店舗等に配置される広告用ディスプレイであるサイネージ端末に、種々の広告や情報を表示して通行人に閲覧させるための、あるいは、交通機関等の移動手段に設置して乗客に閲覧させるためのデジタルサイネージを運用するためのデジタルサイネージシステムに関するものである。
デジタルサイネージは、設置場所の地域性を考慮した視聴者ターゲットの設定を行い、その特定層に焦点を絞った広告メッセージを発信でき、通信ネットワークを使ってリアルタイム操作・情報配信が可能であり、また、ポスターやロール・スクリーン看板のような印刷物の取替えの手間がかからないといった利点があるところから、広く利用されている。
一般に、デジタルサイネージを実行するためのシステムは、プラズマディスプレイ、LCD、LED、VFD、映像プロジェクタ等によって文字・動画・静止画を表示する、再生端末が付設されたディスプレイと、映像表示制御部や通信制御部と共に記憶装置を備え、動画や静止画の情報を保持する制御部であるサイネージサーバーと、インターネット等の公衆回線網を介して広告配信元から表示情報を受け取り、必要に応じて動作確認を返すデジタル通信路と、広告用の各種情報を保存するストレージ(内蔵メモリやメモリーカード等)とを備えて構成される。
そして、各ディスプレイにおけるコンテンツ表示のスケジュール管理、即ち、表示するコンテンツごとの表示日時、表示時間帯、表示時間等の管理は、インターネット等を介してサイネージサーバーによって行われる。
特開2016-91421号公報 特開2015-90600号公報
上述したように、デジタルサイネージを実行するためのシステムは一般に、ディスプレイに付設される再生端末とサイネージサーバー等がインターネットを介して接続されて構成されるものであるので、配信コンテンツに対して不正アクセスし、不正改ざんするといった問題が起こり得る。そして、そのような事態の発生を回避するために各再生端末をスタンドアロン型にした場合は、各再生端末における時刻設定ができず、スケジュール管理ができなくなるという不都合が生ずる。
そこで本考案は、再生端末に対するコンテンツ配信等を、公衆回線網に依存することなく行うことにより、配信コンテンツ等に対する不正改ざん等の問題の発生を回避し、且つ、各再生端末において時刻設定をしてスケジュール管理を行うことを可能にし、あるいは、エリア設定をして各エリアに対応するコンテンツの表示を可能にした、デジタルサイネージシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に係る考案は、文字・動画・静止画で構成されるコンテンツを表示する複数のデジタルサイネージ用ディスプレイと、
前記デジタルサイネージ用ディスプレイを制御する再生端末と、
コンテンツデータ及び前記コンテンツデータの表示順、表示時間帯、表示条件その他のスケジュールデータを含む配信リストを作成し、wifi接続されている複数の前記再生端末に配信する携帯端末とから成り、
前記携帯端末から配信される前記コンテンツデータが、前記スケジュールデータに従って前記デジタルサイネージ用ディスプレイに表示可能であり、
前記再生端末はGPSモジュールを備えていて、GPSを利用した時刻設定に基づくスケジュール管理が可能であることを特徴とするデジタルサイネージシステムである。
一実施形態においては、前記再生端末は、前記GPSモジュールを介して取得した位置情報から自らの現在位置及びそれが属する表示エリアを特定し、特定した前記表示エリアに紐付けられている前記コンテンツデータを前記デジタルサイネージ用ディスプレイに送信して表示させる処理を反復し、特定される前記表示エリアが変わるに伴い、表示される前記コンテンツデータの変更が可能である。
一実施形態においては、前記再生端末は、前記再生端末が具備するGPSモジュールから位置情報を取得する位置情報取得部と、地図情報及び表示エリアに紐付けられた前記コンテンツデータを記憶する記憶部と、エリア判定部と、送受信部とを備え、前記位置情報取得部、記憶部、エリア判定部及び送受信部は、前記再生端末が備えるCPUが、その記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
一実施形態においては、前記再生端末は、災危通報を受信したときに、その情報を前記デジタルサイネージ用ディスプレイにテロップにて流し、あるいは、静止画に変換して流す機能を有する。また、前記再生端末は、前記デジタルサイネージ用ディスプレイに配備されたHDMI(登録商標)端子に接続されるSTBである。
本考案は上述したとおりであって、本考案に係るデジタルサイネージシステムによれば、再生端末に対するコンテンツデータ等の配信が公衆回線網を介することなく行われるため、配信コンテンツ等に対する不正アクセス、不正改ざん等の問題が生ずるおそれがなく、また、再生端末の有するGPSを利用した時刻設定に基づくスケジュール管理機能により、安定且つ正確なスケジュールに基づくコンテンツの再生が可能となる効果がある。
また、本考案の第2の態様によれば、移動手段に配置された再生端末に対し、前記ディスプレイに表示させるコンテンツデータとそれに紐付けられる当該コンテンツデータを表示すべき表示エリアを含む配信リストが配信されるので、異なる表示エリアに移動する度に、移動先の表示エリアに対応するコンテンツデータが適切に表示される効果がある。
本考案に係るデジタルサイネージシステムの簡略構成図である。 本考案に係る第1の態様のデジタルサイネージシステムを用いて実施される処理の流れを示すフロー図である。 本考案に係る第1の態様のデジタルサイネージシステムにおける配信リストの配信操作(配信リスト(コンテンツ)の配信ステップ)を示す携帯端末の画面である。 本考案に係る第1の態様のデジタルサイネージシステムにおける配信リストの配信操作(配信リスト(コンテンツ)の配信ステップ)を示す携帯端末の画面である。 本考案に係る第1の態様のデジタルサイネージシステムにおける配信リストの配信操作(配信リスト(配信設定)の配信ステップ)を示す携帯端末の画面である。 本考案に係る第1の態様のデジタルサイネージシステムにおける配信リストの配信操作(配信リスト(配信設定)の配信ステップ)を示す携帯端末の画面である。 本考案に係る第2の態様のデジタルサイネージシステムを用いて実施される処理の流れを示すフロー図である。 本考案に係る第2の態様のデジタルサイネージシステムにおける再生端末の機能ブロック構成例を示す図である。
本考案を実施するための形態について、添付図面に依拠して説明する。本考案に係るデジタルサイネージシステムは、図1に示されるように、文字・動画・静止画で構成されるコンテンツデータを作成するコンテンツデータ作成用パソコン2と、所定地域内に設置されてコンテンツを表示する複数のデジタルサイネージ用ディスプレイ4と、ディスプレイ4に表示させるコンテンツを、その表示順、表示時間帯を含むスケジュールデータと共に配信するための配信リストを作成し、wifi接続されている複数の再生端末3に対して個別に又は一斉に配信する携帯端末1と、携帯端末1から配信されるコンテンツデータをスケジュールデータに従ってディスプレイ4に表示させる再生端末3とから成る。
携帯端末1としては、通例、スマートフォンが用いられるが、タブレット端末、ノートパソコン等であってもよい。再生端末3には、GPS機能を実行するためのGPSモジュールが組み込まれていて、GPSを利用したスケジュール管理が可能である。即ち、GPSモジュールは、原子時計に基づく正確な時刻・日付情報と、それが存在するタイムゾーン情報とから、時刻・日付を合わせる。一実施形態においては、再生端末3は、ディスプレイ4に配備されたHDMI(登録商標)端子に接続されるSTB(Set Top Box)である。
近時実用化されている準天頂衛星システムの衛星「みちびき」からは、約4秒間隔で地震、津波等の災害情報、避難勧告等の発令状況についての通報(災危通報)が送信されているので、再生端末3においてこの災危通報を受信したときに、その情報をディスプレイ4にテロップにて流し、あるいは、静止画に変換して流すようにすることが好ましい。
上記構成の第1の態様のデジタルサイネージシステムを用いて実施されるデジタルサイネージ方法における処理の流れにつき、図2を参照しつつより詳細に説明する。
コンテンツデータ作成ステップ(S1)
先ず、コンテンツデータ作成用パソコン2において、各ディスプレイ4に表示させるコンテンツデータが複数種作成される(ステップS1)。
コンテンツデータ転送ステップ(S2)
コンテンツデータ作成用パソコン2において作成されたコンテンツデータは、公衆回線網を介することなく、USB等の手段で直接携帯端末1に転送され、配信リスト作成のために記憶される(ステップS2)。
配信リスト(コンテンツデータ)の作成ステップ(S3)
このステップは、携帯端末1において、それにwifi接続されている再生端末(STB)3ごとに配信リストを作成するステップである。この配信リストは、ディスプレイ4の再生端末IDと、当該ディスプレイ4に表示させるコンテンツの種類と、各コンテンツの表示期間、表示順、表示時間帯、再生時間等のスケジュールデータと、エフェクト(フェイド等)、表示方向(上から下方向、左から右方向、右から左方向)等の表示条件とを含むもので、再生端末3ごとに設定される。
図3(A)は、店舗Aの再生端末3Aに対する配信リストを示している。先ず、図3(A)に示す画面から編集したい配信リストをタップし、そこに含まれているコンテンツを一覧表示させ、その中から再生端末3Aに配信するコンテンツを必要数選択してタップし、配信リストに追加する。なお、配信リスト名の右に表示されている「テレビ型アイコン」は、選択した再生端末3Aに送信されている配信リストを表しており、図3(A)に示す例では、「配信リスト8」が再生端末3Aに送信されていることが分かる。
そこに表示されたコンテンツ以外のコンテンツを表示したい場合は、コンテンツ表示画面に設けられている追加ボタンをタップして、画像、動画、ダウンロード、SDカード等の選択ボタンを表示させる(図3(B))。
そこで例えばSDカードボタンをタップすると、SDカードに保存されているコンテンツフォルダーが呼び出される。図4(A)は、そのうちの横画像フォルダーを示すものである。その中から再生端末3Aに表示させる必要のあるコンテンツを必要数選択してタップすると、それらが画面に、送信予定用コンテンツとして並列表示される(図4(B))。コンテンツを編集した後、送信ボタンをタップすると、再生端末3Aに送信したコンテンツが、送信済みとして並列表示される。なお、図4(C)では、編集した「配信リスト8」が再生端末3に送信されたことが示されている。
配信リスト(配信設定)の配信ステップ(S4)
このステップは、送信済みのコンテンツごとに配信設定(表示条件設定)を行って、再生端末3Aに送信するステップである。その配信設定のために、先ず、図5(A)の画面において配信設定するリストのメニューの右のアイコン「・・・」をタップすると、設定ボタンが表示される(図5(A))。その設定ボタンをタップすると、設定画面(図5(B))が呼び出される。その設定画面において、画像表示時間(図5(C))、表示期間、表示順、表示時間帯等のスケジュールデータを設定し、また、エフェクト(フェイド等)、並びに、表示方向(上から下方向、左から右方向、右から左方向)等の表示条件(画像切り替え効果)を設定し(図6)、設定した表示条件を再生端末3Aに送信する。
スケジュール管理ステップ(S5)
各再生端末3においては、GPSを利用した時刻設定に基づくスケジュール管理が行われる(ステップS5)。即ち、各再生端末3は、内蔵するGPSモジュールによって常時正確な時刻・日付情報を取得しており、配信リストに含まれる各コンテンツデータを、それに紐付けられたスケジュールデータに従ってディスプレイ4に送信し得るようにスケジュール管理する機能を有する。
コンテンツデータ送信ステップ(S6)
上述したように各再生端末3は、携帯端末1から送られて記憶している各コンテンツにつき、ディスプレイ4に表示させる時刻等のスケジュール管理を行い、所定時刻になったところでそのコンテンツデータを、その表示条件に従ってディスプレイ4に送信する(ステップS6)。
ディスプレイ表示ステップ(S7)
このステップは、ディスプレイ4において再生端末3から送られてくるコンテンツを表示するステップである(ステップS7)。なお、上述したように、好ましい実施形態においては、再生端末3において災危通報を受信したときは、その情報がディスプレイ4にテロップにて流され、あるいは、静止画に変換して流される。
携帯端末1からの各再生端末3に対する配信リストの配信(ステップS4)は、メニュー画面における端末IDボタンをタップして再生端末3(再生端末ID)を選択することにより個別に行われることが多いが、各再生端末3に配信する配信リストが共通の場合は、一斉配信とされることもある。
次いで、本考案の第2の態様について説明する。上記第1の態様は、再生端末3が付設されたディスプレイ4が駅構内や店舗等に配置される場合のものであって、再生端末3及びディスプレイ4は移動しないが、第2の態様は、再生端末3及びディスプレイ4が交通手段、即ち、電車、バス、タクシー等の移動手段に搭載されて移動する場合のものである。この第2の態様の場合の基本的構成は第1の態様の場合と変わりないが、下記のとおり、配信リストの内容及びディスプレイ4におけるコンテンツデータの表示タイミングが相違し、その点において構成を異にする。
本考案の第2の態様のデジタルサイネージシステムの基本的構成は、第1の態様と同様である。即ち、文字・動画・静止画で構成されるコンテンツデータを作成するコンテンツデータ作成用パソコン2と、コンテンツを表示する複数のデジタルサイネージ用ディスプレイ4と、ディスプレイ4に表示させるコンテンツデータを配信するための配信リストを作成し、作成した配信リストを、wifi接続されている、ディスプレイ4を制御する再生端末3に対して配信する携帯端末1とから成る(図1参照)。
但し、この場合の再生端末3は、それが具備するGPSモジュール10によって得られる位置情報に基づいて表示エリアを特定し、携帯端末1から配信される当該表示エリアに紐付けられているコンテンツデータをディスプレイ4に表示させる。その場合、特定される表示エリアが変わるに伴い、表示されるコンテンツが変更されることになる。
この第2の態様のデジタルサイネージシステムを用いて実施される第2の態様のデジタルサイネージ方法は、以下のとおりである(図7参照)。即ち、
-コンテンツデータが作成されるコンテンツデータ作成ステップ(S11)と、
-作成された前記コンテンツデータが、公衆回線網を介することなく携帯端末1に転送されるコンテンツデータ転送ステップ(S12)と、
-前記携帯端末1において、ディスプレイ4を制御する再生端末3ごとに、前記ディスプレイ4に表示させるコンテンツデータとそのコンテンツデータそれぞれに紐付けられる表示エリア、並びに、表示条件を含む配信リストが作成される配信リスト作成ステップ(S13)と、
-前記携帯端末1からそれにwifi接続されている前記再生端末3に対し、当該再生端末に対応する前記配信リストが配信される配信リスト配信ステップ(S14)と、
-前記再生端末3において、前記配信リストに含まれる前記コンテンツデータ及びそれに紐付けられた表示エリアを記憶する配信リスト記憶ステップ(S15)と、
-前記再生端末3において、GPSモジュールを介して取得した位置情報から自らの現在位置とそれが属する前記表示エリアを特定し、特定された前記表示エリアに紐付けられている前記コンテンツデータを前記ディスプレイ4に送信して表示させる表示エリア特定ステップ(S16)と、
-前記ディスプレイにおいて、前記送信されたコンテンツデータを表示する表示ステップ(S17)と、
から成り、前記表示エリア特定ステップにおいて特定される前記表示エリアが変わるに伴い、表示される前記コンテンツが変更されることを特徴とするものである。
上記のとおり第2の態様においては、再生端末3及びディスプレイ4が電車、バス、タクシー等の移動手段に搭載され、ディスプレイ4は、その移動手段の乗客が目にし得る位置に配置される。その場合携帯端末1は、通例、運転手の手元に置かれる。この第2の態様の場合のコンテンツとしては、広告の他に、バスの停留所案内や料金(運賃)、注意喚起の案内等が含まれる。
表示エリアの範囲は、予め選定されたポイントを中心に、例えば半径50mのようにして任意に設定される。例えば、バスの運行に適用する場合は、「虎ノ門」、「霞が関三丁目」、「溜池」等の停留所をポイントに設定し、そのポイントを中心にして半径50mのように設定することができる。その場合、隣接する表示エリアの一部が重なり合うこともある。この表示エリアの範囲は、適宜変更可能である。
携帯端末1においては、コンテンツデータ作成用パソコン2から転送される多数のコンテンツデータと、上記のようにして設定した表示エリア(ポイント)との紐付け処理が行われる。即ち、表示エリアXにおいて表示するコンテンツとしてコンテンツx1、x2、x3を選択し、また同時に、コンテンツx1を10秒間、コンテンツx2を10秒間、コンテンツx3を5秒間といったような、各コンテンツの表示条件を設定する。そして、各再生端末3ごとに、1又は複数の表示エリア及びそれに紐付けられたコンテンツデータの組と、その表示条件を含む配信リストを作成する。
図8は、再生端末3の機能ブロック構成例を示すもので、そこに示されるように再生端末3は、再生端末3が具備するGPSモジュール10から位置情報を取得する位置情報取得部11と、地図情報及び表示エリアに紐付けられたコンテンツデータを記憶する記憶部12と、エリア判定部13と、送受信部14を含む。これらの位置情報取得部11、記憶部12、エリア判定部13及び送受信部14は、再生端末3が備えるCPUが、その記憶装置に記憶されたプログラム(アプリ)を実行することにより実現することができる。
位置情報取得部11は、例えば4秒置きにGPSモジュール10から送られてくる位置情報を取得し、その位置情報を逐次エリア判定部13に供給する。エリア判定部13は、位置情報取得部11から送られてくる位置情報と記憶部12に記憶されている地図情報から、再生端末3の現在位置及びそれが属する表示エリアを特定し、特定された表示エリアに紐付けられているコンテンツデータを記憶部12から引き出し、送受信部14を介してディスプレイ4に送信し、配信リストにおいて指定された表示条件に従って表示させる。
エリア判定部13は、位置情報取得部11から位置情報が送られてくる度に上記処理を行い、同一表示エリア内に位置する限り、換言すれば、異なる表示エリア内に進入しない限り、ディスプレイ4には同一のコンテンツが反復表示されることになる。そして、交通手段の移動に伴って異なる表示エリアに進入したと判定した場合は、その進入先の表示エリアに紐付けられたコンテンツデータを記憶部12から引き出し、ディスプレイ4に送信して切り替え表示させる。
本考案に係るデジタルサイネージシステムは上述した通りのものであり、このシステムによれば、再生端末に対するコンテンツデータ等の配信が公衆回線網を介することなく行われるため、配信コンテンツ等に対する不正アクセス、不正改ざん等の問題が生ずるおそれがなく、また、再生端末の有するGPSを利用した時刻設定に基づくスケジュール管理機能により、安定且つ正確なスケジュールに基づくコンテンツの再生が可能となる利点がある。
そして、本考案の第2の態様によれば、移動手段に配置された再生端末に対し、前記ディスプレイに表示させるコンテンツデータとそれに紐付けられる当該コンテンツデータを表示すべき表示エリアを含む配信リストが配信されるので、異なる表示エリアに移動する度に、移動先の表示エリアに対応するコンテンツデータが適切に表示される効果のあるものであり、その産業上の利用可能性は大である。
1 携帯端末
2 コンテンツデータ作成用パソコン
3 再生端末
4 デジタルサイネージ用ディスプレイ
10 GPSモジュール
11 位置情報取得部
12 記憶部
13 エリア判定部
14 送受信部

Claims (5)

  1. 文字・動画・静止画で構成されるコンテンツを表示する複数のデジタルサイネージ用ディスプレイと、
    前記デジタルサイネージ用ディスプレイを制御する再生端末と、
    コンテンツデータ及び前記コンテンツデータの表示順、表示時間帯、表示条件その他のスケジュールデータを含む配信リストを作成し、wifi接続されている複数の前記再生端末に配信する携帯端末とから成り、
    前記携帯端末から配信される前記コンテンツデータが、前記スケジュールデータに従って前記デジタルサイネージ用ディスプレイに表示可能であり、
    前記再生端末はGPSモジュールを備えていて、GPSを利用した時刻設定に基づくスケジュール管理が可能であることを特徴とするデジタルサイネージシステム。
  2. 前記再生端末は、前記GPSモジュールを介して取得した位置情報から自らの現在位置及びそれが属する表示エリアを特定し、特定した前記表示エリアに紐付けられている前記コンテンツデータを前記デジタルサイネージ用ディスプレイに送信して表示させる処理を反復し、特定される前記表示エリアが変わるに伴い、表示される前記コンテンツデータの変更が可能である、請求項1に記載のデジタルサイネージシステム。
  3. 前記再生端末は、前記再生端末が具備するGPSモジュールから位置情報を取得する位置情報取得部と、地図情報及び表示エリアに紐付けられた前記コンテンツデータを記憶する記憶部と、エリア判定部と、送受信部とを備え、前記位置情報取得部、記憶部、エリア判定部及び送受信部は、前記再生端末が備えるCPUが、その記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより実現される、請求項2に記載のデジタルサイネージシステム。
  4. 前記再生端末は、災危通報を受信したときに、その情報を前記デジタルサイネージ用ディスプレイにテロップにて流し、あるいは、静止画に変換して流す機能を有する、請求項1に記載のデジタルサイネージシステム。
  5. 前記再生端末は、前記デジタルサイネージ用ディスプレイに配備されたHDMI(登録商標)端子に接続されるSTBである、請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタルサイネージシステム。
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