JP3240613U - 掘削機用の連結器 - Google Patents
掘削機用の連結器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3240613U JP3240613U JP2022600114U JP2022600114U JP3240613U JP 3240613 U JP3240613 U JP 3240613U JP 2022600114 U JP2022600114 U JP 2022600114U JP 2022600114 U JP2022600114 U JP 2022600114U JP 3240613 U JP3240613 U JP 3240613U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking arm
- excavator
- recess
- pin
- hitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/96—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with arrangements for alternate or simultaneous use of different digging elements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3622—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with a hook and a locking element acting on a pin
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3618—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with two separating hooks
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3631—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with a hook and a transversal locking element
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/365—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat with redundant latching means, e.g. for safety purposes
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/3604—Devices to connect tools to arms, booms or the like
- E02F3/3609—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat
- E02F3/3663—Devices to connect tools to arms, booms or the like of the quick acting type, e.g. controlled from the operator seat hydraulically-operated
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Y—INDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
- B60Y2200/00—Type of vehicle
- B60Y2200/40—Special vehicles
- B60Y2200/41—Construction vehicles, e.g. graders, excavators
- B60Y2200/412—Excavators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Shovels (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器であって、連結器は、付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体(11)と、付属部品の第2ピンと係合する第2凹部(17)を有し、本体に対して相対移動が可能な舌部材(15)と、本体に回動可能に取り付けられたロッキングアーム(19)と、(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部の第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止するように構成されたアクチュエータアセンブリ(21)とを備える。アクチュエータアセンブリは、ロッキングアームを第1凹部から脱離するように構成された主装置と、ロッキングアームを第1凹部の内部に付勢する副装置とを含む。舌部材が引き込まれて、本体の止め具と接触すると、主装置は、ロッキングアームを第1凹部から脱離できる。【選択図】図3
Description
本開示は、掘削機の付属部品、例えばバケットを、掘削機のアームに連結するための掘削機の連結器に関する。
掘削機の連結器は、掘削機の付属部品、例えば、バケット、又はリッパー、岩石破砕器(rocker breaker)、グラップル、ロックソーなどの他の器具と掘削機を連結するために用いられる。便宜上、本明細書における開示は、付属部品である掘削機のバケットについて主に説明される。連結器は、掘削機のアームに取り付けられ、多くの場合において、掘削機の操作者が運転室又は掘削機の操作位置から移動を要さずに、迅速かつ容易に付属部品を変更できるように油圧で操作される。付属部品は、一般的には、連結器に形成された一対の凹部と係合して付属部品を連結する一対の平行なピンを有している。
連結器は、一般的には、油圧不全の場合に、付属部品を固定する、いくつかの形態の機械的な固定具を含む。従来、連結器は、操作者が付属部品の交換を要するたびに、固定及び脱離される手動型の安全ピンに依拠していた。上述によると、作業者が掘削機から降りて安全ピンを脱離した後に、機械に戻って油圧連結を解除し、既存の付属部品を脱離し、選択された次の付属部品を持ち上げ、掘削機から降りて安全ピンを取り付けた後に、掘削機に戻って操作することが必要であった。上述した常時の移動のために、多くの操作者は、安全ピンを固定しなくなる。したがって、連結器への油圧装置に誤作動がある場合、付属部品は、潜在的に壊滅的な結果を伴って脱離しうる。
1以上の改良された特徴のある、上述の一般的な形式の掘削機の連結器を提供することが好適である。
本明細書における文書、装置、作用、又は知識の任意の考察は、本開示の構成を説明するために含まれている。上述の考察は、任意の資料が、本明細書の請求の範囲の優先日以前に、先行技術の基礎の一部、又は関連技術における共通の一般的知識を形成したことを承認するものとして解釈すべきではない。
本開示によると、掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器が提供され、当該連結器は、
付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、本体に対して相対移動が可能な舌部材と、
本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部と第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備える。
付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、本体に対して相対移動が可能な舌部材と、
本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部と第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備える。
アクチュエータアセンブリは、好適には、ロッキングアームと舌部材との間に取り付けられた主装置と、ロッキングアームを第1凹部の内部に付勢する副装置とを含み、主装置は、ロッキングアームを第1凹部から脱離するように構成される。舌部材が引き込まれて本体の止め具と接触するとき、舌部材は、完全に引き込まれた位置にある。主装置は、好適には、舌部材が完全に後退した位置にある時点で、ロッキングアームを第1凹部から脱離するように構成される。
第1凹部が第1ピンと係合し、かつ、アクチュエータアセンブリの主装置が、舌部材の第2凹部を第2ピンと係合する方向に移動させて付属部品をアームに連結させる場合、アクチュエータアセンブリの主装置によって印加されて舌部材を移動させる力は、好適には、ロッキングアームの一部が第1凹部に位置するロック位置に、ロッキングアームを回動させて第1ピンが脱離するのを阻止する。
ロッキングアームの一部は、好適には、ロッキングアームがロック位置にある場合に、第1凹部の壁に対して鋭角に、第1凹部の内部に突出する末端部である。更に、ロッキングアームの末端部は、好適にはロック位置において第1ピンに接触する底壁面を含む。底壁面は、ロック位置において第1ピンの内部に押し込まれて、第1ピンが第1凹部から脱離するのを防止できる。
アクチュエータアセンブリの主装置によって印加されて舌部材を移動させ、ロッキングアームをロック位置に回動させる力は、好適には、通常動作においては、主装置の油圧アクチュエータによって提供される。
アクチュエータアセンブリの主装置は、連結器を保持し、ロッキングアームをロック位置に回動させる補助機構を更に含むことができる。更に具体的には、補助機構は、好適には、油圧アクチュエータが動作不全の場合に、連結器の保持を継続し、ロッキングアームをロック位置に回動させる。
油圧アクチュエータは、好適には、シリンダ本体と、舌部材を本体に対して伸縮させることによって、第1凹部と第2凹部との間隔を調整するピストンとを含む。好適には、シリンダ本体は、ロッキングアームに連結され、ピストンは、舌部材に連結され、ロッキングアームとのシリンダ本体の連結部は、本体とのロッキングアームの回動軸の取付部の下方にある。
補助機構は、好適には、舌部材とロッキングアームとを相互に離間するように付勢する付勢部材である。付勢部材は、シリンダ本体と舌部材との間に取り付けることができる。更に好適には、付勢部材は、シリンダ本体の周りに取り付けられた圧縮ばねの形態である。油圧アクチュエータは、通常動作中において、圧縮ばねに反作用して、舌部材をロッキングアームの方向に移動させることが可能である。
一実施形態においては、副装置は、本体とシリンダ本体との間に取り付けられる。副装置は、シリンダ本体を付勢して、ロッキングアームをロック位置に保持すべく、力を提供するように機能する。
更に好適な実施形態においては、副装置は、本体とロッキングアームとの間に直接的に取り付けられる。副装置は、ロッキングアームを付勢してロック位置を保持すべく、ロッキングアームに力を直接的に提供するように機能する。
一実施形態においては、副装置は、副装置のホルダバーの下端に支持された少なくとも1つの圧縮ばねを含むことができる。ホルダバーは、上向きに突出し、圧縮ばねの下端が取り付けられた突起を有することができる。ホルダバーは、突起が突出する横架材を更に含むことができる。横架材は、ホルダバーを本体に取り付けるべく、支持ピンが貫通して配置可能な通路を内部に有する。副装置は、圧縮ばねの上端を覆って取り付けられた蓋部材を更に含むことができる。蓋部材は、開口を内部に有し、蓋部材において開口を通過する蓋部材ピンを介して、蓋部材をロッキングアームに取り付けることを容易にする。ロッキングアームは、蓋部材の上端が間に配置される一対の対向する耳部を有することができる。対向する耳部の各々は、蓋部材ピンの対向する端部を支持する開口を内部に有する。
別の実施形態においては、副装置は、ロッキングアームの対面するフランジに隣接するロッキングアームの回動点に取り付けられた一対のねじりばねを含むことができる。各々の対面するフランジは、ねじりばねの一方の端部が取り付けられる窪みを有することができる。各々のねじりばねの逆側の端部は、好適には、下方に突出する本体の前面部に接触する。
添付の図面によると、掘削機のアーム5に、掘削機の付属部品3、例えば掘削機のバケットを連結するための掘削機の連結器1が示されている。付属部品3は、前側の第1ピン7と、後側の第2ピン9とを含む。掘削機の連結器1は、掘削機アーム5の端部に取り付けられており、掘削機のバケットを含む様々な付属部品3を相互に連結し、変更するために用いられ、操作者が掘削機の機室又は掘削機の動作位置から離れる必要がない。
掘削機の連結器1は、水平に開口したヨークの形態にでき、付属部品3の前側ピン7を係合することが可能な前側の第1凹部13を有する本体11を含む。連結器1は、本体11に対して相対移動が可能な舌部材15を更に含む。上述について、舌部材15は、好適には、本体11の下側に組み込まれたレールに沿って前後に摺動できる。舌部材15は、付属部品3の後側の第2ピン9と係合するように構成された後側の第2凹部17を有する。
掘削機の連結器1は、前側凹部13の上方の固定回動点12の周りにおいて、本体11に回動可能に取り付けられたロッキングアーム19を更に含む。ロッキングアーム19は、前側ピン7を解放すべく連結器1の意図的な操作及び油圧操作がされない限り、前側ピン7を前側凹部13の内部に固定するように設計される。更に具体的には、ロッキングアーム19は、油圧不全の場合においては、付属部品3が連結器1から意図せずに脱離できないようにし、近くの作業者の安全性を損なわないように、前側ピン7が前側凹部13からの脱離を抑制するように機能する。
掘削機の連結器1は、(i)本体11のレールに沿って舌部材15を摺動させて、後側凹部17と付属部品3の後側ピン9との係合及び脱離を容易にし、(ii)ロッキングアーム19を回動させて、前側凹部13からの前面部ピン7の脱離を選択的に阻止するように構成されたアクチュエータアセンブリを更に備える。アクチュエータアセンブリは、ロッキングアーム19と舌部材15との間に取り付けられた主装置21と、ロッキングアーム19を前側凹部13の内部に付勢する副装置35とを含む。
図10に最良に示されるように、主装置21は、好適には、シリンダ本体23と、舌部材15を本体11に対して伸縮させることによって、前側凹部13と後側凹部17との間隔を調整するピストン/ロッド25とを有する油圧アクチュエータを含む。シリンダ本体23は、本体11上のロッキングアーム19の固定回動点12の下方のピン29を介して、ロッキングアーム19に連結される基端27を有する。油圧アクチュエータの反対側の端部において、ピストン25は、取付ピン31などを介して舌部15に連結される。上述については、図3及び図8に示されるように、ピストン25の端部に取付開口部26が設けられており、舌部材15は、各々が孔30を有する一対の直立部材28を含む。ピストン25の端部は、開口部26が孔30と整列するように直立部材28の間に位置する。取付ピン31は、孔30及び取付開口部26を貫通して配置され、アクチュエータアセンブリの主装置21を舌部材15に固定する。
主装置21は、舌部材15とロッキングアーム19とを相互に離間するように付勢するフェールセーフ式の補助機構を更に含み、油圧不全の場合に、ロッキングアーム19が前側凹部13の内部に前側ピン7を拘束できるようにしている。上述については、補助機構は、好適には、油圧アクチュエータのシリンダ本体23及びピストン/ロッド25の周りに取り付けられた圧縮ばね33の形態の機械的な付勢部材である。
アクチュエータアセンブリの副装置35は、図4、図5、図9、及び図10に示されるように、ロッキングアーム19への圧力を維持して、ロック位置を保持するように機能し、ロッキングアーム19は、第1凹部13の内部において下方に突出する。
図2~図6に示した掘削機の連結器の第1実施形態においては、副装置35は、ロッキングアーム19と本体11との間に取り付けられている。副装置35は、副装置35のホルダバー38の下端に支持された1以上の強力圧縮ばね、例えばダイスプリング36を含む。上述については、ホルダバー38は、中央に位置し、上向きに突出し、ダイスプリング36の下端が取り付けられた突起を含む。ホルダバー38は、突起が突出する管状の横架材を更に含む。管状の横架材は、ホルダバー38を本体11に取り付けるべく、支持ピン40が貫通して配置される通路を内部に有している。副装置35は、ダイスプリング36の上端を覆って着座する蓋部材42を更に含む。蓋部材42は、開口を内部に有し、蓋部材42において開口を通過する蓋部材ピン44を介して、蓋部材42をロッキングアーム19に取り付けることを容易にする。ロッキングアーム19は、前側に突出し、蓋部材42の上端が間に配置される一対の対向する耳部46を有している。対向する耳部46の各々は、蓋部材ピン44の端部を支持する開口を内部に有する。本実施形態の掘削機の連結器は、4トン、6トン、及び8トンの掘削機での使用に特に好適である。例えば、14トン、20トン、25トン、30トン、及び40トンの掘削機のような大型の掘削機については、副装置35は、上述と同様の方法で1つではなく2つのダイスプリングを用いることができる。
図7~図9に示した掘削機の連結器の第2実施形態においては、副装置35は、ロッキングアーム19と本体11との間に取り付けられている。本実施形態の副装置35は、ロッキングアーム9の対面するフランジに隣接するロッキングアーム19の固定回動点12に取り付けられた一対のねじりばね48を含む。本実施形態における各々の対面するフランジは、ねじりばね48の一方の端部が取り付けられる窪み50を有している。各々のねじりばね48の対向する端部は、下方に突出する本体11の前面部に接触する。ねじりばね48によって印加される圧力は、図9に示されるように側方から視た場合に、反時計方向にロッキングアーム9を付勢する。本実施形態の掘削機の連結器は、2トンの掘削機での使用に特に好適である。
図10に示した掘削機の連結器の第3実施形態においては、アクチュエータアセンブリの副装置35は、主装置の上方に配置され、圧縮ばねの一方の端部52が本体11に連結され、逆側の端部54がシリンダ本体23に連結されている。本実施形態における圧縮ばねは、シリンダ本体23の基部27への圧力を維持するように設計されており、次いで、ロッキングアーム19に印加される圧力を維持して、図10に示されるように視た場合に、ロッキングアーム19を反時計回りの方向に付勢する。
掘削機の連結器1は、好適には掘削機の機室に配置された電気スイッチによって操作される。スイッチは、好適にはスイッチの圧力が操作者によって除去された場合に、スイッチを自動的に解放するスプリングリターンをフェールセーフとして有している。スイッチは、好適には意図せずに操作することが不可能な機室の位置に配置され、理想的には操作中である場合に可聴アラームを有している。スイッチは、図6に示したように、油圧アクチュエータを動作させるように機能して、シリンダ本体23に対してピストン25を伸縮させる。舌部材15が後側ピンと脱離され、本体11の止め具37と接触して完全に引き込まれた場合、ロッキングアーム19は依然として、図5及び図6に示したように、ロッキングアーム19が前側凹部13の内部に突出するロック位置にある。舌部材15は、止め具37との係合により更に引き込むことが不可能な場合、シリンダ本体23の内部へのピストン25の更なる引き込みにより、図4~6に示したように視る場合、シリンダ本体23が後側に引っ張られ、次いで、ロッキングアーム19が時計回りに回動してロッキングアーム19が引っ張られることとなる。ロッキングアーム19が時計回り方向に回動する場合、図6に示したように、前側凹部13から、掘削機の連結器1が完全に引き込まれた位置となるまで、ロッキングアーム19の引き込みが開始され、当該位置においては、ロッキングアーム19は、前側凹部13及び前側ピン7のない引き込まれたロック解除位置まで時計回りに回動する。
付属部品3を掘削機に連結するために、舌部材15及びロッキングアーム19は最初に、図6に示される完全に引き込まれた位置に移動される。次いで、掘削機のアーム5は、好適に操作され、関連する連結器1は、付属部品3の前側ピン7を前側凹部13の内部に配置できるように、前面部において下方に傾斜される。前側ピン7が前側凹部13の内部にある時点で、連結器1は、次いで、本体11が付属部品3の後側ピン9に載置されるまで、後において下方に傾斜される。次いで、機室の内部のスイッチが解放され、油圧アクチュエータが自動的に伸長される。連結器1の油圧アクチュエータは、次いで、図4に示したように、舌部材15が前側ピン9から離れて、付属部品3の後側ピン9と係合する方向に後側に移動するように伸長される。油圧アクチュエータは、好適には、2つのピン7、9が油圧で確実に保持され、かつ、確実に脱離不可能にする十分な油圧を後側ピン9に印加する。前側凹部13における前側ピン7と後側凹部17における後側ピン9との係合を保持する油圧アクチュエータの正圧によって提供される力に加え、油圧アクチュエータによって印加される力は、図4に示したように、ロッキングアーム19を下方に反時計回りにロック位置に更に回動させ、当該位置において、ロッキングアーム19の一部は、前側凹部13の内部に移動して、前側凹部13からの前側ピン7の脱離を阻止する。上述については、前側凹部13の内部に移動するロッキングアーム19の一部は、好適には、前側凹部13の上壁39に対して鋭角に、前側凹部13の内部に約10mm下方に突出する末端部である。ロッキングアーム19の末端部は、ロッキングアーム19がロック位置にあるときに前側ピン7に接触することができる底壁面を含むことができる。底壁面は、ロック位置において前側ピン7の内部に押し下げられて、前側ピン7が脱離するのを防止する階段状又はV字形状の部分を含むことができる。油圧アクチュエータの正圧は、通常動作中において保持され、印加される力は、前側ピン7と前側凹部13との係合及び後側ピン9と後側凹部17との係合を保持し、ロッキングアーム19はロック位置に更に保持される。連結器1からピン7、9を解放するために、掘削機の機室の内部のスイッチを作動し、ピストン25を油圧シリンダ本体23の内部に引き込むことによって、圧縮ばね33を圧縮する。ロッキングアーム19は、舌部材15が完全に引き込まれ、止め具37に接触するまで前側ピン7と脱離しない。
前述したように、圧縮ばね33の形態のフェールセーフ式の補助機構は、シリンダ本体23の周りに設けられる。圧縮ばね33は、油圧アクチュエータの完全な伸長時に最大圧力が提供されるように設計される。したがって、機能不全によって油圧不全が生じた場合、圧縮ばね33は、付属部品3の後側ピン9での舌部材15の圧力の保持を継続することによって、付属部品3が連結器1から確実に脱離不可能にする。
図10に示したように、後側凹部17は、油圧アクチュエータの不全時において、後側ピン9が落下可能な補助的な膨らみ45を有することができる。上述については、圧縮ばね33は、油圧アクチュエータが不全の場合において、舌部材15のわずかな引き込みを可能にする場合がある。上述により、連結器1及び関連する付属部品3は、重量が後側ピン9から前側ピン7に伝達されるように、前側ピン7の周りをわずかに回動できる。連結器1の配向により、前側凹部13からの前側ピン7の脱離の防止をアーム19が継続するように、更なる圧力がロッキングアーム19に印加される。
本開示は、都合の良いことに、操作者が付属部品の交換を必要とする度に、手動で取り付ける安全ピンの必要性を回避する。更に、連結器への油圧に機能不全がある場合に、ロッキングアーム19が副装置35によってデフォルトの位置に付勢されているため、付属部品は依然として脱落不可能であり、当該位置においては、ロッキングアーム19は、第1凹部13の内部に突出して、付属部品の前側ピン7が脱離されるのを防止する。
本開示は、掘削機の付属部品、例えばバケットを、掘削機のアームに連結するための掘削機の連結器に関する。
掘削機の連結器は、掘削機の付属部品、例えば、バケット、又はリッパー、岩石破砕器(rocker breaker)、グラップル、ロックソーなどの他の器具と掘削機を連結するために用いられる。便宜上、本明細書における開示は、付属部品である掘削機のバケットについて主に説明される。連結器は、掘削機のアームに取り付けられ、多くの場合において、掘削機の操作者が運転室又は掘削機の操作位置から移動を要さずに、迅速かつ容易に付属部品を変更できるように油圧で操作される。付属部品は、一般的には、連結器に形成された一対の凹部と係合して付属部品を連結する一対の平行なピンを有している。
連結器は、一般的には、油圧不全の場合に、付属部品を固定する、いくつかの形態の機械的な固定具を含む。従来、連結器は、操作者が付属部品の交換を要するたびに、固定及び脱離される手動型の安全ピンに依拠していた。上述によると、作業者が掘削機から降りて安全ピンを脱離した後に、機械に戻って油圧連結を解除し、既存の付属部品を脱離し、選択された次の付属部品を持ち上げ、掘削機から降りて安全ピンを取り付けた後に、掘削機に戻って操作することが必要であった。上述した常時の移動のために、多くの操作者は、安全ピンを固定しなくなる。したがって、連結器への油圧装置に誤作動がある場合、付属部品は、潜在的に壊滅的な結果を伴って脱離しうる。
1以上の改良された特徴のある、上述の一般的な形式の掘削機の連結器を提供することが好適である。
本明細書における文書、装置、作用、又は知識の任意の考察は、本開示の構成を説明するために含まれている。上述の考察は、任意の資料が、本明細書の請求の範囲の優先日以前に、先行技術の基礎の一部、又は関連技術における共通の一般的知識を形成したことを承認するものとして解釈すべきではない。
本開示の第1態様によると、掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器が提供され、当該連結器は、
付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、本体に対して相対移動が可能な舌部材と、
本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部と第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備え、
アクチュエータアセンブリは、
ロッキングアームと舌部材との間に取り付けられた主装置と、
ロッキングアームを第1凹部の内部に付勢する副装置と
を含み、
副装置は、本体とロッキングアームとの間に取り付けられ、
副装置は、副装置のホルダバーの下端に支持された1以上の圧縮ばねを含み、
ホルダバーは、上向きに突出し、圧縮ばねの下端が取り付けられた突起を有し、
主装置は、ロッキングアームを第1凹部から脱離するように構成される。
付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、本体に対して相対移動が可能な舌部材と、
本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部と第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備え、
アクチュエータアセンブリは、
ロッキングアームと舌部材との間に取り付けられた主装置と、
ロッキングアームを第1凹部の内部に付勢する副装置と
を含み、
副装置は、本体とロッキングアームとの間に取り付けられ、
副装置は、副装置のホルダバーの下端に支持された1以上の圧縮ばねを含み、
ホルダバーは、上向きに突出し、圧縮ばねの下端が取り付けられた突起を有し、
主装置は、ロッキングアームを第1凹部から脱離するように構成される。
ホルダバーは、突起が突出する横架材を更に含み、横架材は、ホルダバーを本体に取り付けるべく、支持ピンが貫通して配置可能な通路を内部に有する。
副装置は、圧縮ばねの上端を覆って取り付けられた蓋部材を更に含み、蓋部材は、開口を内部に有し、蓋部材において開口を通過する蓋部材ピンを介して、蓋部材をロッキングアームに取り付けることを容易にする。
ロッキングアームは、蓋部材の上端が間に配置される一対の対向する耳部を有し、対向する耳部の各々は、蓋部材ピンの対向する端部を支持する開口を内部に有する。
本開示の別の態様によると、掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器が提供され、当該連結器は、
掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器であって、
付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、本体に対し相対移動が可能な舌部材と、
本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部と第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備え、
アクチュエータアセンブリは、
ロッキングアームと舌部材との間に取り付けられた主装置と、
ロッキングアームを第1凹部の内部に付勢する副装置と
を含み、
副装置は、本体とロッキングアームとの間に取り付けられ、
副装置は、ロッキングアームの対面するフランジに隣接するロッキングアームの回動点に取り付けられた一対のねじりばねを含み、
各々の対面するフランジは、ねじりばねの一方の端部が取り付けられる窪みを有し、
各々のねじりばねの逆側の端部は、下方に突出する本体の前面部に接触する。
掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器であって、
付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、本体に対し相対移動が可能な舌部材と、
本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)本体に対して舌部材を相対移動させて、第2凹部と第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)ロッキングアームを回動させて、第1凹部からの第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備え、
アクチュエータアセンブリは、
ロッキングアームと舌部材との間に取り付けられた主装置と、
ロッキングアームを第1凹部の内部に付勢する副装置と
を含み、
副装置は、本体とロッキングアームとの間に取り付けられ、
副装置は、ロッキングアームの対面するフランジに隣接するロッキングアームの回動点に取り付けられた一対のねじりばねを含み、
各々の対面するフランジは、ねじりばねの一方の端部が取り付けられる窪みを有し、
各々のねじりばねの逆側の端部は、下方に突出する本体の前面部に接触する。
舌部材が引き込まれて本体の止め具と接触するとき、舌部材は、完全に引き込まれた位置にある。主装置は、好適には、舌部材が完全に後退した位置にある時点で、ロッキングアームを第1凹部から脱離するように構成される。
第1凹部が第1ピンと係合し、かつ、アクチュエータアセンブリの主装置が、舌部材の第2凹部を第2ピンと係合する方向に移動させて付属部品をアームに連結させる場合、アクチュエータアセンブリの主装置によって印加されて舌部材を移動させる力は、好適には、ロッキングアームの一部が第1凹部に位置するロック位置に、ロッキングアームを回動させて第1ピンが脱離するのを阻止する。
ロッキングアームの一部は、好適には、ロッキングアームがロック位置にある場合に、第1凹部の壁に対して鋭角に、第1凹部の内部に突出する末端部である。更に、ロッキングアームの末端部は、好適にはロック位置において第1ピンに接触する底壁面を含む。底壁面は、ロック位置において第1ピンの内部に押し込まれて、第1ピンが第1凹部から脱離するのを防止できる。
アクチュエータアセンブリの主装置によって印加されて舌部材を移動させ、ロッキングアームをロック位置に回動させる力は、好適には、通常動作においては、主装置の油圧アクチュエータによって提供される。
アクチュエータアセンブリの主装置は、連結器を保持し、ロッキングアームをロック位置に回動させる補助機構を更に含むことができる。更に具体的には、補助機構は、好適には、油圧アクチュエータが動作不全の場合に、連結器の保持を継続し、ロッキングアームをロック位置に回動させる。
油圧アクチュエータは、好適には、シリンダ本体と、舌部材を本体に対して伸縮させることによって、第1凹部と第2凹部との間隔を調整するピストンとを含む。好適には、シリンダ本体は、ロッキングアームに連結され、ピストンは、舌部材に連結され、ロッキングアームとのシリンダ本体の連結部は、本体とのロッキングアームの回動軸の取付部の下方にある。
補助機構は、好適には、舌部材とロッキングアームとを相互に離間するように付勢する付勢部材である。付勢部材は、シリンダ本体と舌部材との間に取り付けることができる。更に好適には、付勢部材は、シリンダ本体の周りに取り付けられた圧縮ばねの形態である。油圧アクチュエータは、通常動作中において、圧縮ばねに反作用して、舌部材をロッキングアームの方向に移動させることが可能である。
一実施形態においては、副装置は、シリンダ本体を付勢して、ロッキングアームをロック位置に保持すべく、力を提供するように機能する。
更に好適な実施形態においては、副装置は、本体とロッキングアームとの間に直接的に取り付けられる。副装置は、ロッキングアームを付勢してロック位置を保持すべく、ロッキングアームに力を直接的に提供するように機能する。
添付の図面によると、掘削機のアーム5に、掘削機の付属部品3、例えば掘削機のバケットを連結するための掘削機の連結器1が示されている。付属部品3は、前側の第1ピン7と、後側の第2ピン9とを含む。掘削機の連結器1は、掘削機アーム5の端部に取り付けられており、掘削機のバケットを含む様々な付属部品3を相互に連結し、変更するために用いられ、操作者が掘削機の機室又は掘削機の動作位置から離れる必要がない。
掘削機の連結器1は、水平に開口したヨークの形態にでき、付属部品3の前側ピン7を係合することが可能な前側の第1凹部13を有する本体11を含む。連結器1は、本体11に対して相対移動が可能な舌部材15を更に含む。上述について、舌部材15は、好適には、本体11の下側に組み込まれたレールに沿って前後に摺動できる。舌部材15は、付属部品3の後側の第2ピン9と係合するように構成された後側の第2凹部17を有する。
掘削機の連結器1は、前側凹部13の上方の固定回動点12の周りにおいて、本体11に回動可能に取り付けられたロッキングアーム19を更に含む。ロッキングアーム19は、前側ピン7を解放すべく連結器1の意図的な操作及び油圧操作がされない限り、前側ピン7を前側凹部13の内部に固定するように設計される。更に具体的には、ロッキングアーム19は、油圧不全の場合においては、付属部品3が連結器1から意図せずに脱離できないようにし、近くの作業者の安全性を損なわないように、前側ピン7が前側凹部13からの脱離を抑制するように機能する。
掘削機の連結器1は、(i)本体11のレールに沿って舌部材15を摺動させて、後側凹部17と付属部品3の後側ピン9との係合及び脱離を容易にし、(ii)ロッキングアーム19を回動させて、前側凹部13からの前面部ピン7の脱離を選択的に阻止するように構成されたアクチュエータアセンブリを更に備える。アクチュエータアセンブリは、ロッキングアーム19と舌部材15との間に取り付けられた主装置21と、ロッキングアーム19を前側凹部13の内部に付勢する副装置35とを含む。
図10に最良に示されるように、主装置21は、好適には、シリンダ本体23と、舌部材15を本体11に対して伸縮させることによって、前側凹部13と後側凹部17との間隔を調整するピストン/ロッド25とを有する油圧アクチュエータを含む。シリンダ本体23は、本体11上のロッキングアーム19の固定回動点12の下方のピン29を介して、ロッキングアーム19に連結される基端27を有する。油圧アクチュエータの反対側の端部において、ピストン25は、取付ピン31などを介して舌部15に連結される。上述については、図3及び図8に示されるように、ピストン25の端部に取付開口部26が設けられており、舌部材15は、各々が孔30を有する一対の直立部材28を含む。ピストン25の端部は、開口部26が孔30と整列するように直立部材28の間に位置する。取付ピン31は、孔30及び取付開口部26を貫通して配置され、アクチュエータアセンブリの主装置21を舌部材15に固定する。
主装置21は、舌部材15とロッキングアーム19とを相互に離間するように付勢するフェールセーフ式の補助機構を更に含み、油圧不全の場合に、ロッキングアーム19が前側凹部13の内部に前側ピン7を拘束できるようにしている。上述については、補助機構は、好適には、油圧アクチュエータのシリンダ本体23及びピストン/ロッド25の周りに取り付けられた圧縮ばね33の形態の機械的な付勢部材である。
アクチュエータアセンブリの副装置35は、図4、図5、図9、及び図10に示されるように、ロッキングアーム19への圧力を維持して、ロック位置を保持するように機能し、ロッキングアーム19は、第1凹部13の内部において下方に突出する。
図2~図6に示した掘削機の連結器の第1実施形態においては、副装置35は、ロッキングアーム19と本体11との間に取り付けられている。副装置35は、副装置35のホルダバー38の下端に支持された1以上の強力圧縮ばね、例えばダイスプリング36を含む。上述については、ホルダバー38は、中央に位置し、上向きに突出し、ダイスプリング36の下端が取り付けられた突起を含む。ホルダバー38は、突起が突出する管状の横架材を更に含む。管状の横架材は、ホルダバー38を本体11に取り付けるべく、支持ピン40が貫通して配置される通路を内部に有している。副装置35は、ダイスプリング36の上端を覆って着座する蓋部材42を更に含む。蓋部材42は、開口を内部に有し、蓋部材42において開口を通過する蓋部材ピン44を介して、蓋部材42をロッキングアーム19に取り付けることを容易にする。ロッキングアーム19は、前側に突出し、蓋部材42の上端が間に配置される一対の対向する耳部46を有している。対向する耳部46の各々は、蓋部材ピン44の端部を支持する開口を内部に有する。本実施形態の掘削機の連結器は、4トン、6トン、及び8トンの掘削機での使用に特に好適である。例えば、14トン、20トン、25トン、30トン、及び40トンの掘削機のような大型の掘削機については、副装置35は、上述と同様の方法で1つではなく2つのダイスプリングを用いることができる。
図7~図9に示した掘削機の連結器の第2実施形態においては、副装置35は、ロッキングアーム19と本体11との間に取り付けられている。本実施形態の副装置35は、ロッキングアーム9の対面するフランジに隣接するロッキングアーム19の固定回動点12に取り付けられた一対のねじりばね48を含む。本実施形態における各々の対面するフランジは、ねじりばね48の一方の端部が取り付けられる窪み50を有している。各々のねじりばね48の対向する端部は、下方に突出する本体11の前面部に接触する。ねじりばね48によって印加される圧力は、図9に示されるように側方から視た場合に、反時計方向にロッキングアーム9を付勢する。本実施形態の掘削機の連結器は、2トンの掘削機での使用に特に好適である。
図10に示した掘削機の連結器の第3実施形態においては、アクチュエータアセンブリの副装置35は、主装置の上方に配置され、圧縮ばねの一方の端部52が本体11に連結され、逆側の端部54がシリンダ本体23に連結されている。本実施形態における圧縮ばねは、シリンダ本体23の基部27への圧力を維持するように設計されており、次いで、ロッキングアーム19に印加される圧力を維持して、図10に示されるように視た場合に、ロッキングアーム19を反時計回りの方向に付勢する。
掘削機の連結器1は、好適には掘削機の機室に配置された電気スイッチによって操作される。スイッチは、好適にはスイッチの圧力が操作者によって除去された場合に、スイッチを自動的に解放するスプリングリターンをフェールセーフとして有している。スイッチは、好適には意図せずに操作することが不可能な機室の位置に配置され、理想的には操作中である場合に可聴アラームを有している。スイッチは、図6に示したように、油圧アクチュエータを動作させるように機能して、シリンダ本体23に対してピストン25を伸縮させる。舌部材15が後側ピンと脱離され、本体11の止め具37と接触して完全に引き込まれた場合、ロッキングアーム19は依然として、図5及び図6に示したように、ロッキングアーム19が前側凹部13の内部に突出するロック位置にある。舌部材15は、止め具37との係合により更に引き込むことが不可能な場合、シリンダ本体23の内部へのピストン25の更なる引き込みにより、図4~6に示したように視る場合、シリンダ本体23が後側に引っ張られ、次いで、ロッキングアーム19が時計回りに回動してロッキングアーム19が引っ張られることとなる。ロッキングアーム19が時計回り方向に回動する場合、図6に示したように、前側凹部13から、掘削機の連結器1が完全に引き込まれた位置となるまで、ロッキングアーム19の引き込みが開始され、当該位置においては、ロッキングアーム19は、前側凹部13及び前側ピン7のない引き込まれたロック解除位置まで時計回りに回動する。
付属部品3を掘削機に連結するために、舌部材15及びロッキングアーム19は最初に、図6に示される完全に引き込まれた位置に移動される。次いで、掘削機のアーム5は、好適に操作され、関連する連結器1は、付属部品3の前側ピン7を前側凹部13の内部に配置できるように、前面部において下方に傾斜される。前側ピン7が前側凹部13の内部にある時点で、連結器1は、次いで、本体11が付属部品3の後側ピン9に載置されるまで、後において下方に傾斜される。次いで、機室の内部のスイッチが解放され、油圧アクチュエータが自動的に伸長される。連結器1の油圧アクチュエータは、次いで、図4に示したように、舌部材15が前側ピン9から離れて、付属部品3の後側ピン9と係合する方向に後側に移動するように伸長される。油圧アクチュエータは、好適には、2つのピン7、9が油圧で確実に保持され、かつ、確実に脱離不可能にする十分な油圧を後側ピン9に印加する。前側凹部13における前側ピン7と後側凹部17における後側ピン9との係合を保持する油圧アクチュエータの正圧によって提供される力に加え、油圧アクチュエータによって印加される力は、図4に示したように、ロッキングアーム19を下方に反時計回りにロック位置に更に回動させ、当該位置において、ロッキングアーム19の一部は、前側凹部13の内部に移動して、前側凹部13からの前側ピン7の脱離を阻止する。上述については、前側凹部13の内部に移動するロッキングアーム19の一部は、好適には、前側凹部13の上壁39に対して鋭角に、前側凹部13の内部に約10mm下方に突出する末端部である。ロッキングアーム19の末端部は、ロッキングアーム19がロック位置にあるときに前側ピン7に接触することができる底壁面を含むことができる。底壁面は、ロック位置において前側ピン7の内部に押し下げられて、前側ピン7が脱離するのを防止する階段状又はV字形状の部分を含むことができる。油圧アクチュエータの正圧は、通常動作中において保持され、印加される力は、前側ピン7と前側凹部13との係合及び後側ピン9と後側凹部17との係合を保持し、ロッキングアーム19はロック位置に更に保持される。連結器1からピン7、9を解放するために、掘削機の機室の内部のスイッチを作動し、ピストン25を油圧シリンダ本体23の内部に引き込むことによって、圧縮ばね33を圧縮する。ロッキングアーム19は、舌部材15が完全に引き込まれ、止め具37に接触するまで前側ピン7と脱離しない。
前述したように、圧縮ばね33の形態のフェールセーフ式の補助機構は、シリンダ本体23の周りに設けられる。圧縮ばね33は、油圧アクチュエータの完全な伸長時に最大圧力が提供されるように設計される。したがって、機能不全によって油圧不全が生じた場合、圧縮ばね33は、付属部品3の後側ピン9での舌部材15の圧力の保持を継続することによって、付属部品3が連結器1から確実に脱離不可能にする。
図10に示したように、後側凹部17は、油圧アクチュエータの不全時において、後側ピン9が落下可能な補助的な膨らみ45を有することができる。上述については、圧縮ばね33は、油圧アクチュエータが不全の場合において、舌部材15のわずかな引き込みを可能にする場合がある。上述により、連結器1及び関連する付属部品3は、重量が後側ピン9から前側ピン7に伝達されるように、前側ピン7の周りをわずかに回動できる。連結器1の配向により、前側凹部13からの前側ピン7の脱離の防止をアーム19が継続するように、更なる圧力がロッキングアーム19に印加される。
本開示は、都合の良いことに、操作者が付属部品の交換を必要とする度に、手動で取り付ける安全ピンの必要性を回避する。更に、連結器への油圧に機能不全がある場合に、ロッキングアーム19が副装置35によってデフォルトの位置に付勢されているため、付属部品は依然として脱落不可能であり、当該位置においては、ロッキングアーム19は、第1凹部13の内部に突出して、付属部品の前側ピン7が脱離されるのを防止する。
Claims (21)
- 掘削機のアームに掘削機の付属部品を連結するための掘削機の連結器であって、
前記付属部品の第1ピンと係合する第1凹部を有する本体と、
前記付属部品の第2ピンと係合する第2凹部を有し、前記本体に対し相対移動が可能な舌部材と、
前記本体に回動可能に取り付けられたロッキングアームと、
(i)前記本体に対して前記舌部材を相対移動させて、前記第2凹部と前記第2ピンとの係合及び脱離を容易にし、
(ii)前記ロッキングアームを回動させて、前記第1凹部からの前記第1ピンの脱離を選択的に阻止する
ように構成されたアクチュエータアセンブリと
を備える
掘削機の連結器。 - 前記アクチュエータアセンブリは、
前記ロッキングアームと前記舌部材との間に取り付けられた主装置と、
前記ロッキングアームを前記第1凹部の内部に付勢する副装置と
を含み、
前記主装置は、前記ロッキングアームを前記第1凹部から脱離するように構成される
請求項1に記載の掘削機の連結器。 - 前記舌部材が引き込まれて前記本体の止め具と接触するとき、前記舌部材は、完全に引き込まれた位置にあり、
前記主装置は、前記舌部材が前記完全に引き込まれた位置にある時点で、前記ロッキングアームを前記第1凹部から脱離するように構成される
請求項2に記載の掘削機の連結器。 - 前記第1凹部が前記第1ピンと係合し、かつ、前記アクチュエータアセンブリの前記主装置が、前記舌部材の前記第2凹部を前記第2ピンと係合する方向に移動させて前記付属部品を前記アームに連結させる場合、前記アクチュエータアセンブリの前記主装置によって印加されて前記舌部材を移動させる力は、前記ロッキングアームの一部が前記第1凹部に位置するロック位置に、前記ロッキングアームを回動させて前記第1ピンが脱離するのを阻止する
請求項2又は3に記載の掘削機。 - 前記ロッキングアームの一部は、前記ロッキングアームが前記ロック位置にある場合に、前記第1凹部の壁に対して鋭角に、前記第1凹部の内部に突出する末端部である
請求項4に記載の掘削機の連結器。 - 前記ロッキングアームの前記末端部は、前記ロック位置において前記第1ピンに接触する底壁面を有する
請求項5に記載の掘削機の連結器。 - 前記底壁面は、前記ロック位置において前記第1ピンの内部に押し込まれて、前記第1ピンが前記第1凹部から脱離するのを防止する
請求項6に記載の掘削機の連結器。 - 前記アクチュエータアセンブリの前記主装置によって印加されて前記舌部材を移動させ、前記ロッキングアームをロック位置に回動させる力は、通常動作においては、前記主装置の油圧アクチュエータによって提供される
請求項3~7のいずれか一項に記載の掘削機の連結器。 - 前記アクチュエータアセンブリの前記主装置は、前記連結器を保持し、前記ロッキングアームを前記ロック位置に回動させる補助機構を更に含む
請求項8に記載の掘削機の連結器。 - 前記補助機構は、前記油圧アクチュエータが動作不全の場合に、前記連結器の保持を継続し、前記ロッキングアームを前記ロック位置に回動させる
請求項9に記載の掘削機の連結器。 - 前記油圧アクチュエータは、
シリンダ本体と、
前記舌部材を前記本体に対して相対的に伸縮させることによって、前記第1凹部と前記第2凹部との間隔を調整するピストンと
を含む
請求項7~10のいずれか一項に記載の掘削機の連結器。 - 前記シリンダ本体は、前記ロッキングアームに連結され、
前記ピストンは、前記舌部材に連結され、
前記ロッキングアームとの前記シリンダ本体の連結部は、前記本体との前記ロッキングアームの回動可能な取付部の下方にある
請求項11に記載の掘削機。 - 前記補助機構は、前記舌部材と前記ロッキングアームとを相互に離間するように付勢する付勢部材であり、
前記付勢部材は、前記シリンダ本体と前記舌部材との間に取り付けられる
請求項8~12のいずれか一項に記載の掘削機の連結器。 - 前記付勢部材は、前記シリンダ本体の周りに取り付けられた圧縮ばねの形態である
請求項13に記載の掘削機の連結器。 - 前記油圧アクチュエータは、通常動作中において、前記圧縮ばねに反作用して、前記舌部材を前記ロッキングアームの方向に移動させることが可能である
請求項14に記載の掘削機の連結器。 - 前記副装置は、前記本体と前記ロッキングアームとの間に取り付けられ、
前記副装置は、前記ロッキングアームを付勢してロック位置を保持すべく、前記ロッキングアームに力を直接的に提供する
請求項1~15のいずれか一項に記載の掘削機の連結器。 - 前記副装置は、前記副装置のホルダバーの下端に支持された1以上の圧縮ばねを含み、
前記ホルダバーは、上向きに突出し、前記圧縮ばねの下端が取り付けられた突起を有する
請求項16に記載の掘削機の連結器。 - 前記ホルダバーは、前記突起が突出する横架材を更に含み、
前記横架材は、前記ホルダバーを前記本体に取り付けるべく、支持ピンが貫通して配置される通路を内部に有する
請求項17に記載の掘削機の連結器。 - 前記副装置は、前記圧縮ばねの上端を覆って取り付けられた蓋部材を更に含み、
前記蓋部材は、開口を内部に有し、前記蓋部材において前記開口を通過する蓋部材ピンを介して、前記蓋部材を前記ロッキングアームに取り付けることを容易にする
請求項18に記載の掘削機の連結器。 - 前記ロッキングアームは、前記蓋部材の上端が間に配置される一対の対向する耳部を有し、
前記対向する耳部の各々は、前記蓋部材ピンの対向する端部を支持する開口を内部に有する
請求項19に記載の掘削機の連結器。 - 前記副装置は、前記ロッキングアームの対面するフランジに隣接する前記ロッキングアームの回動点に取り付けられた一対のねじりばねを含み、
各々の前記対面するフランジは、前記ねじりばねの一方の端部が取り付けられる窪みを有し、
各々の前記ねじりばねの逆側の端部は、下方に突出する前記本体の前面部に接触する
請求項16に記載の掘削機の連結器。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU2020900217A AU2020900217A0 (en) | 2020-01-28 | Coupler for an excavator | |
AU2020900217 | 2020-01-28 | ||
AU2020901412A AU2020901412A0 (en) | 2020-05-04 | Coupler for an excavator | |
AU2020901412 | 2020-05-04 | ||
PCT/AU2021/050047 WO2021151146A1 (en) | 2020-01-28 | 2021-01-27 | Coupler for an excavator |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240613U true JP3240613U (ja) | 2023-01-24 |
Family
ID=77077980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022600114U Active JP3240613U (ja) | 2020-01-28 | 2021-01-27 | 掘削機用の連結器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240613U (ja) |
KR (1) | KR20220002803U (ja) |
CN (2) | CN113250256A (ja) |
AU (1) | AU2021214412A1 (ja) |
DE (1) | DE212021000303U1 (ja) |
WO (1) | WO2021151146A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113250256A (zh) * | 2020-01-28 | 2021-08-13 | 运土工业工程私人有限公司 | 挖掘机联接器 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0918536D0 (en) * | 2009-10-21 | 2009-12-09 | Whites Material Handling Ltd | Double action safety lock |
GB201109675D0 (en) * | 2011-06-09 | 2011-07-27 | Monaghan Conor | Hitch coupler |
KR101210833B1 (ko) * | 2012-07-26 | 2012-12-11 | 주식회사 필엔지니어링 | 퀵커플러의 자동 안전장치 |
WO2017079792A1 (en) * | 2015-11-09 | 2017-05-18 | Elite Attachments Australia Pty Ltd | A piston and cylinder system |
HUE055824T2 (hu) * | 2016-08-18 | 2021-12-28 | Daemo Eng Co Ltd | Üzembiztos eszköz gyorscsatlakozóhoz |
WO2018056841A1 (en) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | Bruce Archibald Short | Quick hitch coupler |
CN113250256A (zh) * | 2020-01-28 | 2021-08-13 | 运土工业工程私人有限公司 | 挖掘机联接器 |
-
2020
- 2020-10-28 CN CN202011168780.2A patent/CN113250256A/zh active Pending
- 2020-10-28 CN CN202022427308.8U patent/CN214614271U/zh active Active
-
2021
- 2021-01-27 KR KR2020227000049U patent/KR20220002803U/ko unknown
- 2021-01-27 WO PCT/AU2021/050047 patent/WO2021151146A1/en active Application Filing
- 2021-01-27 AU AU2021214412A patent/AU2021214412A1/en active Pending
- 2021-01-27 JP JP2022600114U patent/JP3240613U/ja active Active
- 2021-01-27 DE DE212021000303.6U patent/DE212021000303U1/de active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN214614271U (zh) | 2021-11-05 |
KR20220002803U (ko) | 2022-11-28 |
AU2021214412A1 (en) | 2022-09-01 |
CN113250256A (zh) | 2021-08-13 |
WO2021151146A1 (en) | 2021-08-05 |
DE212021000303U1 (de) | 2022-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8328459B2 (en) | Coupler for excavators | |
JP3962213B2 (ja) | バケット掘削機用クイックカップラ | |
CA2539045C (en) | An excavator tool quick attachment device | |
US20030154636A1 (en) | Universal coupler for excavator buckets | |
AU2019257515B2 (en) | Quick-change coupler device and quick-change coupler system comprising said quick-change coupler device | |
GB2473630A (en) | Fully automatic coupler for excavator arm | |
US10352020B2 (en) | Safety coupling mechanism | |
GB2450127A (en) | Coupling an accessory to an excavator arm | |
JP3240613U (ja) | 掘削機用の連結器 | |
GB2412361A (en) | Quick coupler with hook release member | |
US6644885B2 (en) | Implement coupling for loading machine | |
CA1071151A (en) | Apparatus for attaching implement to earth moving vehicle | |
US4204794A (en) | Apparatus for attaching implement to earth moving vehicle | |
GB2482515A (en) | Coupler blocking bar with catch mechanism | |
US20240026632A1 (en) | Quick coupler and quick coupler system with such a quick coupler | |
JPH06228983A (ja) | 作業用アームとアタッチメントとの着脱装置 | |
IES83839Y1 (en) | An excavator tool quick attachment device | |
IE20040194U1 (en) | An excavator tool quick attachment device | |
IE84392B1 (en) | An excavator tool quick attachment device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220927 |
|
A529 | Written submission of copy of amendment under article 34 pct |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529 Effective date: 20220927 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3240613 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |