JP3240605U - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】保健用マスクに、より多彩な機能を付加して、保健目的以外にも多用途に使用できるエンターテイメント性を有するマスクを提供する。【解決手段】使用者の顔面Fに装着可能なマスク本体部11を備えるマスク10であって、マスク本体部には、温度上昇又は紫外線に反応しない場合には発色しないと共に温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色するインクにより形成され、温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色して表出する模様部21が設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、顔面に装着して使用するマスクであって、より娯楽性を有するマスクに関する。
現在、新型コロナウイルスによる感染症拡大の状況下にあって、様々なマスクが販売、使用されており、マスクは、感染症予防目的等の保健目的に留まらず、人々の日常的ファッションの一部と化している。このようなマスクの中には、ファッション性の観点から、マスク本体部に模様が施されたものも存在している。
一方、使用者の体温が変化し高温になった場合、現在の感染症拡大の状況下においては感染症が疑われることから、使用者のみならず、周囲の人々に注意を喚起するために、体温に反応して色彩が変化したり、模様が表出する保健用マスクが存在する。
このような使用者の感染症発症を報知する保健用マスクに係る技術として、例えば、特許文献1-2等(以下、本明細書では、「従来技術」と言う)が知られている。
特開2022-29213号公報 特開2021-191906号公報
しかしながら、上記従来技術のような感染症発症を報知する保健用マスクは、高温の発温度上昇症状があり、例えば、感染症発症やインフルエンザ罹患の可能性を周囲又は使用者本人に知覚させることが目的であり、使用の用途は保健目的に限定されている。
現在、徐々にではあるが感染症拡大の事態は次第に鎮静に向かって動き出していることから、今後、感染症発症の可能性を報知する機能のみならず、他の機能及び用途も併せ持ち、より多用途に使用できるマスクが社会的に要請されている。
本考案は、上記した事情に鑑みてなされたもので、従来技術に係る保健用マスクに、より多彩な機能を付加して、保健目的以外にも多用途に使用できる娯楽性、エンターテイメント性を有するマスクを提供することを課題とする。
請求項1記載の考案にあっては、使用者の顔面に装着可能なマスク本体部を備えるマスクであって、前記マスク本体部には、温度上昇がない場合又は紫外線に反応しない場合には発色しないと共に、前記温度上昇又は前記紫外線に反応した場合には発色するインクにより形成され、前記温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色して表出する模様部が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の考案にあっては、不織布により形成された前記マスク本体部と、前記マスク本体部に固定された耳掛け部とを有し、前記マスク本体部は、鼻被覆部と、顎被覆部と、前記鼻被覆部と顎被覆部との間に設けられた平滑面を有する口被覆部とを備え、前記模様部は、前記口被覆部に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の考案にあっては、前記インクは感温インクであって、常態においては無彩色であり温度上昇に応じて有彩色に変化することを特徴とする。
請求項4記載の考案にあっては、前記感温インクは、顔料インク又は染料インクであることを特徴とする。
顔料インクは顔料に溶剤を分散させたインクであって、印刷面に顔料が付着することにより印刷が行われる。顔料インクは耐水性に優れ、屋外用途等に多用される。この場合、ジェル状インクは摩擦、対水性に優れている。
一方、染料インクは染料を溶剤に溶かしたインクで、顔料インクに比して多くの色を作り出すことができる。印刷面に浸透することで印刷が行われるが、耐水性、耐候性は顔料インクに比してやや劣るものである。
請求項5記載の考案にあっては、前記温度上昇は、前記使用者の呼気により伝達される体温であることを特徴とする。
請求項6記載の考案にあっては、前記インクは、蓄光性蛍光体顔料インク又は蓄光体蛍光体染料インクであることを特徴とする。
請求項7記載の考案にあっては、前記模様部は、漫画、アニメーション、映画、各種SNS(Social networking service)を含むウェブ動画、遊技場、競技場で開催されるイベントで使用されるキャラクター、タイトル、文字又はロゴであることを特徴とする。
請求項8記載の考案にあっては、前記模様部は、各国の国旗、各国を象徴する模様、各国の観光名所のイラスト又は写真、もしくは有名人の肖像のイラスト又は写真であることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、マスク本体部には、温度上昇がない場合又は紫外線に反応しない場合には発色しないと共に、温度上昇があった場合又は紫外線に反応した場合には発色するインクにより形成され、温度上昇があった場合又は紫外線に反応した場合には発色して表出する模様部が設けられていることから、使用者の体温等の温度上昇のみならず、紫外線に反応して発色するように構成されており、従来技術のように使用者の体温に依存することなく、太陽光等の紫外線を浴びた際には発色することにより模様を表出させることが可能となる。
したがって、特に、屋外で昼間に装着することにより、使用者の体温の状況如何にかかわらず、マスクに模様を表出させて装用することが可能となる。
その結果、従来技術に係る保健用マスクにより多彩な機能を付加して、保健目的以外にも多用途に使用でき、例えば、各種の娯楽性を有する、エンターテイメント性を伴ったマスクを提供することが可能となる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1記載のマスクにおいて、模様部が口被覆部に設けられていることから、マスク本体部における外部から目立ち易い箇所に模様を表出させることが可能となる。
したがって、保健目的以外の多用途に使用できる、例えば、娯楽性、エンターテイメント性をより向上させた、使用して使用者も、かつ当該マスクを視認する第三者も楽しめるマスクを提供することが可能となる。
また、本実施形態によれば、上記の効果に加え、口被覆部が平滑面を有することから、マスク本体部は、他の立体マスクにあるようなマスクを折り畳むために形成される襞を有していない。したがって、平滑面を利用して模様部が形成されることから、折り畳み用の襞が形成されるマスクに比して、模様部を、第三者が明りょうに視認可能な状態で、外観上の美観を以て形成することが可能となる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項1記載のマスクにおいて、模様部を形成するインクは感温インクであって常態においては無彩色であり、所定以上の温度上昇に至った場合には有彩色に変化することから、マスク本体部に表出させた模様を、第三者の目からも明りょうに、美観を以て形成することが可能となる。
いわゆる「感温インク」にあっては、例えば、無彩色から、橙、赤、桃、紫、青、緑、茶、黒等の任意の色への変色を可能とするものであり、さらに、色と変色温度の組み合わせを考慮することにより何段階の温度で次々に色相を変化させることも可能である。
したがって、上記色彩の組み合わせにより、保健目的以外の多用途に使用できる、娯楽性、エンターテイメント性に富んだマスクを提供することが可能となる。
請求項4に記載の考案によれば、前記感温インクは、顔料インク又は染料インクであることから、印刷によりマスク表面部に模様部を形成することもできれば、染色によりマスク表面に模様部を形成することもできる。
請求項5に記載の考案によれば、温度上昇は使用者の呼気により伝達される体温によるものであることから、紫外線の少ない屋内であってもマスクに模様を表出させることが可能となる。
また、例えば、各種コンサート、イベント等において使用された場合には、観客のコンサート、イベントに関する興奮度の増加に伴い体温も上昇することから、より明瞭に模様を表出させることができ、娯楽性、エンターテイメント性をさらに向上させることが可能となる。
請求項6に記載の考案によれば、インクは、蓄光性蛍光体顔料インク又は蓄光性蛍光体染料インクであることから、例えば、昼間に太陽光等の紫外線により蓄光して夜間の暗闇等において発光するように構成されていることから、特に、夜間における暗闇で鮮やかな模様をマスク上に表出させることが可能となる。
その結果、屋内で行われ、観客席が暗く設定されるコンサート、イベントや、夜間に屋外で行われるコンサート、イベント等において使用された場合には、観客は暗い状況で本考案に係るマスクを着用することとなるため、蓄光性蛍光体の資質を活用して、蓄光性蛍光体特有の光度の大きい鮮やかな発光を伴った各種の模様を表出させつつ着用することが可能となる。
その結果、本考案に係るマスクを着用した場合には、各種コンサート、イベントの観客の興趣をさらに高めることが可能となる。
請求項7に記載の考案によれば、模様部は、漫画、アニメーション、映画、各種SNSを含むウェブ動画等のキャラクター、文字又はロゴや、コンサート会場におけるコンサートの主役、イベント会場の主役であることから、マスクを単なる感染症予防用ツールとして使用するのみならず、より娯楽性、エンターテイメント性を付加して、感染症拡大の状況下においても、マスクそのものをよりポジティブな、高度にファッション性を有するエンターテイメントツールとして使用することが可能となる。その結果、マスクに対する需要の増大を図り、産業の発達に寄与することが可能となる。
また、特に、本考案に係るマスクがコンサート会場やイベント会場において使用された場合には、各種コンサート、イベント等を大きく盛り上げることが可能となる。
請求項8に記載の考案によれば、模様部は、各国の国旗、各国を象徴する模様、各国の観光名所のイラスト又は写真、もしくは有名人の肖像のイラスト又は写真であることから、単に、コンサート、イベント等のファッションツールのみならず、一般のファッションアイテムとしても採用することができ、さらに、ファッション性の高いマスクを提供することができる。
本考案の一実施形態に係るマスクを拡げた状態を示す正面図である。 本考案の一実施形態に係るマスクを使用者が顔面に装着した状態を示す図であり、マスク本体部に植物の花弁を象った模様が表出した状態を示すマスクの斜視図である。 本考案の一実施形態に係るマスクの変形例1を示す図であり、マスクを使用者が顔面に装着した状態において、マスク本体部に模様としてキャラクター(漫画のキャラクター等)の図柄が表出した状態を示すマスクの斜視図である。 本考案の一実施形態に係るマスクの変形例2を示す図であり、マスクを使用者が顔面に装着した状態において、マスク本体部に模様としてロゴデザインが表出した状態を示すマスクの斜視図である。 本考案の一実施形態に係るマスクの変形例3を示す図であり、マスクを使用者が顔面に装着した状態において、マスク本体部に模様として国旗が表出した状態を示すマスクの斜視図である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。
図1は本考案の一実施形態に係るマスクを拡げた状態を示す正面図、図2は本考案の一実施形態に係るマスクを使用者が顔面に装着した状態を示す図であり、マスク本体部に植物(桜)の花弁を象った模様が表出した状態を示すマスクの斜視図、図3は本考案の一実施形態に係るマスクの変形例1を示す図であり、マスクを使用者が顔面に装着した状態において、マスク本体部に模様としてキャラクター(漫画、アニメ、動画等のキャラクター等)の図柄が表出した状態を示すマスクの斜視図、図4は本考案の一実施形態に係るマスクの変形例2を示す図であり、マスクを使用者が顔面に装着した状態において、マスク本体部に模様としてロゴデザインが表出した状態を示すマスクの斜視図、図5は本考案の一実施形態に係るマスクの変形例3を示す図であり、マスクを使用者が顔面に装着した状態において、マスク本体部に模様として国旗が表出した状態を示すマスクの斜視図である。
図1に図示する本実施形態に係るマスク10は、図2に図示するように、使用者Pの顔面Fに装着して使用するものであって、顔面Fの鼻Nより下部に装着可能なマスク本体部11と、マスク本体部11の長手方向一端部13及び他端部14それぞれに固定された耳掛け部12とを有している。
本実施の形態に係るマスク10は、以下の説明からも明らかであるが、感染症予防用等の保健用のみならず、娯楽性、エンターテイメント性をも有して使用されるマスクである。以下、図1及び図2を参照しつつ、本実施形態に係るマスク10の各構成について説明する。
先ず、耳掛け部12について説明する。
図1及び図2に図示する耳掛け部12は紐状に形成され、図2に図示するように、使用者Pがマスク10を顔面Fに装着する際、耳Eに掛けまわして引っ掛けて顔面に固定する部分である。
耳掛け部12は、図1に図示するように、この一端がマスク本体部11の一端部13、他端部14それぞれにおける上端部15側に固定されると共に、この他端が一端部13、他端部14それぞれにおける下端部16側に固定されている。
つぎに、マスク本体部11について説明する。
図1及び図2に図示するマスク本体部11は、本実施の形態にあっては、不織布により形成され、上端部15側に位置する鼻被覆部17と、下端部16側に位置する顎被覆部18と、鼻被覆部17と顎被覆部18との間に設けられた、装着時に顔面に沿った平滑面22からなる周面部23を有する口被覆部19とを備えている。
鼻被覆部17は、使用者Pの顔面Fの鼻Nを被覆する部分であり、詳細な図示を省略するが、鼻被覆部17を鼻Nに合わせた形状に膨出して、鼻を内部に保持可能な形状保持部材20(図2参照)が内蔵されている。顎被覆部18は、使用者Pの顎Jを被覆する部分である。
口被覆部19は、使用者Pの顔面Fの口(図示せず)と口被覆部19の内面との間に所定の空間を確保しつつ口を被覆する部分であり、口被覆部19の周面部23が平滑面22として形成されている。
平滑面22からなる周面部23は、図2に図示するように、口元の外周に沿うようにカーブする形状に形成されており、表面に形成される平滑面22上には模様部21が設けられている。
本実施形態において、マスク本体部11は、平滑面22が形成されることにより、本明細書の「背景技術」の欄に記載の従来技術である特許文献2に図示するようなマスクを折り畳むために形成される襞(ひだ)を有していない。
したがって、本実施形態によれば、平滑面22を利用して模様部21が形成されることから、折り畳み用の襞が形成される従来技術に比べ、装着状態において模様部21をより明瞭に、外観品質を有する状態に形成することが可能となる。
模様部21は、温度上昇がない場合又は紫外線に反応しない場合には発色しないと共に、温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色するインクにより形成され、温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色して所定の模様を表出するように構成されている。
なお、本実施形態において、上記「温度上昇」は、主として、使用者の呼気により伝達される体温による。また、本実施形態において、上記「紫外線」は、例えば、太陽光等の紫外線が該当する。
また、本実施形態における上記インクはいわゆる感温インクであり、感温インクは顔料インク又は染料インクにより形成されている。感温の顔料インクの場合には、印刷によりマスク10の周面部23に模様部21が形成され、感温の染料インクの場合には、染色によりマスク10の周面部23に模様部21が形成される。
従って、本実施の形態に係るマスク10の模様部21は、常態、即ち、環境温度が所定温度以下では無彩色であり、一方、環境温度が所定温度以上に至った場合には所定の有彩色に変化する。
本実施形態において、模様部21には、上記「所定の模様」として、図2に図示するように、植物(本実施例においては桜)の花弁を象った模様が表出されるが、これに限らず、以下に説明する変形例1-3のような模様を表出させるものであってもよい(図3-図5参照)。
図3に図示する変形例1に係るマスク30、図4に図示する変形例2に係るマスク40、図5に図示する変形例3に係るマスク50は、それぞれ、マスク本体部11における口被覆部19に、模様部31(図3参照)、模様部41(図4参照)、模様部51(図5参照)が設けられている点を除いて、先の実施形態と構成及び構造において同一である。
図3に図示する変形例1に係るマスク30は、模様部31に、漫画、アニメーション、映画、各種SNS(Social networking service)を含むウェブ動画、遊技場、競技場で開催されるイベント等で使用されるキャラクターからなる模様が表出されるように構成されている。即ち、本実施の形態にあっては、これらのキャラクターが感温インクを使用して周面部23の平滑面22上に描かれている。
ここで、本実施形態における上記「キャラクター」とは、例えば、図3に図示するような漫画、アニメーション、映画等のキャラクターやイベントに関わる主役、出演メンバーの人物等の図柄の他、変形例2に係るマスク40(図4参照)における模様部41に表出されるような各種のロゴデザインの他、イベント等における演出全般等を言う。
なお、図3に図示する模様部31や図4に図示する模様部41は、本実施の形態の説明上、口被覆部19の長手方向中間部から、長さ方向にずれた位置に図示されているが、口被覆部19の長手方向中間部に設けることが望ましい。
また、図5に図示する変形例3に係るマスク50は、模様部51に、各国の国旗(図5では、日本国の国旗を示す)又は各国を象徴する模様(例えば、桜のマーク等)、各国の観光名所のイラスト又は写真、もしくは有名人の肖像のイラスト又は写真が表出されるものである。
本実施形態に係るマスク10、30、40、50は、以上の構成を有し、以下に、本実施形態により得られる効果について説明する。
本実施形態によれば、マスク本体部11には、温度上昇がない場合又は紫外線に反応しない場合には発色しないと共に温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色する感温インクにより形成され、温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色して表出する模様部21、31、41、51が設けられていることから、使用者Pの体温等の温度上昇のみならず、紫外線に反応して発色するように構成されており、従来技術のように使用者Pの体温に依存することなく、太陽光等の紫外線を浴びた際には発色することにより模様を表出させることが可能となる。
従って、特に、屋外で昼間に装着することにより、使用者Pの体温の如何にかかわらず、マスク10、30、40、50に模様を表出させて装用することが可能となる。その結果、従来技術に係る保健用マスクに、より多彩な機能を付加して、保健目的以外にも多用途に使用できる娯楽性、エンターテイメント性を有するマスク10、30、40、50を提供することが可能となる。
また、本実施形態によれば、模様部21、31、41、51が口被覆部19に設けられていることから、マスク本体部11における外部から目立ち易い箇所に模様を表出させることが可能となる。
したがって、保健目的以外の多用途に使用できるエンターテイメント性を、より向上させたマスク10、30、40、50を提供することが可能となる。
また、本実施形態によれば、上記の効果に加え、口被覆部19の周面部23が平滑面22を有することから、マスク本体部11は、マスクを折り畳むために形成される襞を有していない。
その結果、平滑面22を利用して模様部21、31、41、51が形成されることから、折り畳み用の襞が形成される従来技術に比べ、模様部21、31、41、51を有効に形成することが可能となる。
また、本実施形態によれば、模様部21、31、41、51を形成するインクは、感温インクであって、常態においては無彩色であり温度上昇があった場合には、有彩色に変化することから、マスク本体部11に表出させた模様を、外部からより目立たせ、第三者の目からも明りょうに視認できるように表出させることが可能となる。
その結果、この点からも、保健目的以外の多用途に使用できる娯楽性、エンターテイメント性を向上させたマスク10、30、40、50を提供することが可能となる。
また、本実施形態によれば、温度上昇は、使用者Pの呼気により伝達される体温であることから、紫外線の少ない屋内であってもマスク10、30、40、50に模様を表出させることが可能となる。したがって、この点からも、保健目的以外の多用途に使用できるエンターテイメント性を、より向上させたマスク10、30、40、50を提供することが可能となる。
また、インクに蓄光性蛍光体顔料インク又は蓄光性蛍光体染料インクを使用してもよい。このように蓄光性蛍光体が使用されて模様が描かれた場合、蓄光性蛍光体は昼間に太陽光等の紫外線により蓄光して夜間の暗闇等において発光するように構成されていることから、特に、夜間における暗闇で蓄光性蛍光体特有の光度の大きい鮮やかな模様をマスク10、30、40、50上に表出させることが可能となる。
その結果、暗いイベント会場や、コンサート会場の観客席において、光度の大きい蓄光性蛍光体顔料又は蓄光性蛍光体染料による明りょうな模様をマスク上に浮き上がらせることが可能となり、イベント、コンサート等を大きく盛り上げることができる。
また、本実施形態によれば、模様部は、漫画、アニメーション、映画等のキャラクター等(漫画、アニメーション、映画等のキャラクターやイベント興業に関わる人物等の図柄の他、ロゴデザインや演出全般等)や、国旗又は国を象徴する模様であることから、マスク30、40、50を単なる感染症予防用ツールとして使用するのみならず、よりエンターテイメント性を付加して、マスクそのものを感染症拡大の状況下においても、よりポジティブなファッションエンターテイメントツールとして使用することが可能となる。
その結果、マスク30、40、50に対する需要の増大を図り、産業の発達に寄与することが可能となる。
なお、上記実施形態に記載した構成に関しては、本考案の範囲内において適宜の変更が可能であり、上記実施形態の構成には限定されない。
10、30、40、50…マスク
11…マスク本体部
12…耳掛け部
13…一端部
14…他端部
15…上端部
16…下端部
17…鼻被覆部
18…顎被覆部
19…口被覆部
20…形状保持部材
21、31、41、51…模様部
22…平滑面
23…周面部
19…平滑面
P…使用者
F…顔面
E…耳
N…鼻
J…顎

Claims (8)

  1. 使用者の顔面に装着可能なマスク本体部を備えるマスクであって、前記マスク本体部には、温度上昇がない場合又は紫外線に反応しない場合には発色しないと共に、前記温度上昇があった場合又は前記紫外線に反応した場合には発色するインクにより形成され、前記温度上昇又は紫外線に反応した場合には発色して表出する模様部が設けられていることを特徴とするマスク。
  2. 不織布により形成された前記マスク本体部と、前記マスク本体部に固定された耳掛け部とを有し、前記マスク本体部は、鼻被覆部と、顎被覆部と、前記鼻被覆部と前記顎被覆部との間に設けられた平滑面を有する口被覆部とを備え、前記模様部は、前記口被覆部に設けられていることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 前記インクは感温インクであって、常態においては無彩色であり温度上昇に応じて有彩色に変化することを特徴とする請求項1記載のマスク。
  4. 前記感温インクは、顔料インク又は染料インクであることを特徴とする請求項3記載のマスク。
  5. 前記温度は、前記使用者の呼気により伝達される体温であることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  6. 前記インクは、蓄光性蛍光体顔料インク又は蓄光性蛍光体染料インクであることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  7. 前記模様部は、漫画、アニメーション、映画、各種SNS(Social networking service)を含むウェブ動画、コンサート会場、遊技場、競技場で開催されるイベントで使用されるキャラクター、タイトル、文字又はロゴからなることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  8. 前記模様部は、各国の国旗、各国を象徴する模様、各国の観光名所のイラスト又は写真、もしくは有名人の肖像のイラスト又は写真であることを特徴とする請求項1記載のマスク。
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