JP3240396U - 防護パッド - Google Patents

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呉誓恩
陳宗▲彦▼
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Abstract

【課題】防護パッドを開示する。【解決手段】服飾の外面に好適に設けられて人体部位に応じてある厚さの不規則な形状として成型され、防護パッド100の組成としては、ポリウレタンフォーム構造である下層10と、ポリエステル繊維布構造であり、下層に設けられる表層20と、を含み、下層は、防護パッドの体積の88%~92%を占め、表層は、防護パッドの体積の8%~10%を占める。衝撃力に対する緩和機能を有し、例えば野球・ソフトボール服等の衣類の膝、肘等の部位に直接粘着又は縫いつけられて、使用者が運動又は仕事をする場合、対応する人体部位に良好な保護効果を与えることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、プロテクターに関し、特に、使用者の膝、肘等の人体部位を保護するように衣類の外面に直接粘着又は縫いられた防護パッドに関する。
野球、ソフトボール、スケートボードイング、サイクリング等が中国で非常に盛んなスポーツイベントと見られているが、これらのスポーツイベントにはある程度以上の負傷リスクがあり、例えば、野球・ソフトボールの場合に、スライディング、ヘッドファースト・スライド等の動作がよく使われ、このような動作により膝、肘、胸部等の部位が負傷することがよくあるため、これらのスポーツイベントを行う場合、プロテクターを装着するように勧められる。
プロテクターは、主に、支持や保護を提供し、受力を分散させること等ができ、運動時に部位を負傷させる可能性のある衝撃力を緩和させて、人体関節、骨や筋肉に対する保護効果を達成させることができる。異なる種類のスポーツイベントに対して、市販のプロテクターとしては、膝当て、肘当て、腰当て、胸当て、肩当て、脚当て及び脛当て等の形態が発展される。
しかしながら、上記のプロテクターは、独立した部材であり、つまり、使用者は、防護効果を得るために、衣類を着る上に、プロテクターを対応する人体部位に被覆しなければならず、使用者に対して、上記運動をすると共に別にプロテクターを携帯し放置することは、かなり不便である。
上記習知の技術問題に鑑みて、本考案の目的は、使用者の膝、肘等人体部位を保護するように、衣類の外面に直接粘着又は縫いられた防護パッドに関する。
本考案の目的によると、防護パッドであって、衣類の外面に好適に設けられて人体部位に応じてある厚さの不規則な形状として成型され、前記防護パッドの組成としては、ポリウレタンフォーム構造である下層と、ポリエステル繊維布構造であり、前記下層に設けられる表層と、を含み、前記下層は、前記防護パッドの体積の88%~92%を占め、前記表層は、前記防護パッドの体積の8%~10%を占める防護パッドを提出する。
上記技術特徴によると、前記下層に複数の第1の気体透過孔が設けられ、前記表層に複数の第2の気体透過孔が設けられ、各前記第1の気体透過孔は、それぞれ各前記第2の気体透過孔に直方向に連通する。
上記技術特徴によると、前記第1の気体透過孔及び前記第2の気体透過孔の孔径は、1.6mmであることが好ましい。
上記技術特徴によると、前記下層の前記表層に接続される対向する他面は平面として形成され、前記表面の前記下層に接続される対向する他面は、少なくとも1つの凸起である立体構造として形成される。
上記技術特徴によると、前記防護パッドは、前記下層と前記表層との間に設けられる接着層を更に含む。
以上を纏めると、本考案の防護パッドは、衝撃力に対する緩和機能を有し、例えば、野球・ソフトボール服等の衣類の膝、肘等の部位に直接粘着又は縫いられることができ、使用者が運動又は仕事をする場合、直接前記防護パッドの設けられる衣類を着ると、対応する人体部位に良好な保護効果を与えることができ、プロテクターを別に携帯及び放置する必要はなく、便利に使用される。
本考案の防護パッドの第1の実施例の第1の模式図である。 本考案の防護パッドの第1の実施例の第2の模式図である。 本考案の防護パッドの第1の実施例の第3の模式図である。 本考案の防護パッドの第1の実施例の第4の模式図である。 本考案の防護パッドの第2の実施例の第1の模式図である。 本考案の防護パッドの第2の実施例の第2の模式図である。 本考案の防護パッドの第2の実施例の第3の模式図である。 本考案の防護パッドの第2の実施例の第4の模式図である。 本考案の防護パッドの各種の構造が衣服に配置される様子の模式図である。 本考案の防護パッドの各種の構造がズボンに配置される様子の模式図である。
審査員に本考案の技術特徴、内容とメリット及びその達成可能な効果を理解させるように、本考案については、添付図面に合わせて、実施例の表現形態で下記のように詳しく説明するが、その中に使用される図面は、単に明細書を図示及び補助するためのものであり、本考案の実施された真実の比例と正確な配置ではないので、添付された図面の比例と配置関係により本考案の実際的の実施での特許請求の範囲が解読や制限されることはないので、ここで前もって説明する。
本考案は、主に、衣類の肘、肩、膝等の部位の外面に直接粘着又は縫いられることのできる防護パッドを設計するので、使用者がこの衣類を着る場合、直接、その外面に設けられた防護パッドによって、運動時の部位を負傷させる可能性のある衝撃力を緩和させ、身体に対する保護効果を達成させることができる。
本考案の防護パッドの第1の実施例の第1の模式図である図1を参照されたい。図に示すように、第1の実施例の防護パッド100は、下層10と、表層20と、接着層30と、を含み、前記表層20は、前記接着層30を介して前記下層10に設けられ、前記下層10は、ポリウレタンフォーム構造であり、前記表層20は、ポリエステル繊維布構造であり、且つ好ましい実施態様において、前記下層10は前記防護パッド100の体積の88%~92%を占め、前記表層20は前記防護パッド100の体積の8%~10%を占めるが、これに限定されない。
それぞれ本考案の防護パッドの第1の実施例の第2の模式図、第3の模式図及び第4の模式図である図2~図4を併せて参照されたい。第1の実施例において、前記接着層30によって前記表層20を前記下層10に附着させた後、更に、モールド200によって熱成型の形態で前記防護パッド100を人体部位に応じてある厚さの不規則な形状にしてよい。前記防護パッド100は、記モールド200により熱成型された後、前記下層10の前記表層20に接続される対向する他面は平面として形成され、前記表面20の前記下層10に接続される対向する他面は少なくとも1つの凸起である立体構造100aとして形成される。
本考案の防護パッドの第2の実施例の第1の模式図である図5を参照されたい。図に示すように、第2の実施例の防護パッド100は、下層10と、表層20と、接着層30と、を含み、前記接着層30と前記表層20は、前記下層10に順次に設けられ、且つ前記下層10に複数の第1の気体透過孔11が設けられ、前記表層20に複数の第2の気体透過孔21が設けられ、各前記第1の気体透過孔11がそれぞれ各前記第2の気体透過孔21に直方向に連通し、前記第1の気体透過孔11及び前記第2の気体透過孔21の孔径が好ましくは1.6mmであるが、これに限定されない。好ましい実施態様において、前記下層10は、ポリウレタンフォーム構造であってよく、且つ好ましくは前記防護パッド100の体積の88%~92%を占め、前記表層20は、ポリエステル繊維布構造であってよく、且つ好ましくは前記防護パッド100の体積の8%~10%を占める。
また、それぞれ本考案の防護パッドの第2の実施例の第2の模式図、第3の模式図及び第4の模式図である図6~図8を併せて参照されたい。第2の実施例において、気体透過孔が設けられる前記防護パッド100は、同様に、モールド200によって熱成型で人体部位に対応し且つある厚さの不規則な形状に形成されてもよく、前記下層10の前記表層20に接続される対向する他面は平面として形成され、前記表面20の前記下層10に接続される対向する他面は少なくとも1つの凸起である立体構造100aとして形成される。第2の実施例の前記防護パッド100が気体透過孔を有するので、第1の実施例よりも優れた気体透過効果を持つ。
本考案の防護パッドの各種の構造が衣服に配置される様子の模式図である図9、及び本考案の防護パッドの各種の構造がズボンに配置される様子の模式図である図10を参照されたい。図に示すように、本考案の前記防護パッド100は、例えば、衣服300に設けられることのできる胸当て構造、腰当て構造等、或いはズボン400に設けられることのできる膝当て構造、脛当て構造等のような、様々な形態に成型されてもよい。
まとめると、本考案の防護パッドは、衝撃力に対する緩和機能を有し、例えば、野球・ソフトボール服等の衣類の膝、肘等の部位に直接粘着又は縫いられることができ、使用者が運動又は仕事をする場合、直接前記防護パッドの設けられる衣類を着ると、対応する人体部位に良好な保護効果を与えることができ、使用の便利性を向上させるように、プロテクターを別に携帯及び放置する必要はない。
上記を総合して見ると、本考案は、先行技術を突き破って、増進しようとする効果を確実に達成させることが判明され、且つ当業者が容易に想到できるものではなく、なお、本考案は、請求前に公開されたことはなく、且つその進歩性、実用性が明らかに特許の請求要件に該当し、そこで、法律に準じて特許請求を提出し、考案を励ますように本願を許可いただきますようお願いいたします。どうもありがとうございます。
上記で述べられた実施例は、単に、本考案の技術思想及び特点を説明するためのものであり、当業者が本考案の内容を理解して実施できるようにすることを目的とし、本考案の特許範囲を限定すべきではなく、本考案の開示した精神に応じた均等な変化又は修正であれば、全て本考案の特許範囲内に含まれる。
100:防護パッド10:下層11:第1の気体透過孔20:表層21:第2の気体透過孔30:接着層100a:立体構造200:モールド300:衣服400:ズボン

Claims (6)

  1. 防護パッドであって、 衣類の外面に好適に設けられて人体部位に応じてある厚さの不規則な形状として成型され、前記防護パッド(100)の組成としては、ポリウレタンフォーム構造である下層(10)と、ポリエステル繊維布構造であり、前記下層(10)に設けられる表層(20)と、を含み、前記下層(10)は、前記防護パッド(100)の体積の88%~92%を占め、前記表層(20)は、前記防護パッド(100)の体積の8%~10%を占める防護パッド。
  2. 前記下層(10)に複数の第1の気体透過孔(11)が設けられ、前記表層(20)に複数の第2の気体透過孔(21)が設けられ、各前記第1の気体透過孔(11)は、それぞれ各前記第2の気体透過孔(21)に直方向に連通する請求項1に記載の防護パッド。
  3. 前記第1の気体透過孔(11)及び前記第2の気体透過孔(21)の孔径は、1.6mmである請求項2に記載の防護パッド。
  4. 前記下層(10)と前記表層(20)との間に設けられる接着層(30)を更に含む請求項1~3の何れか1項に記載の防護パッド。
  5. 前記下層(10)の前記表層(20)に接続される対向する他面は平面として形成され、前記表面の前記下層(10)に接続される対向する他面は、少なくとも1つの凸起である立体構造(100a)として形成される請求項1~3の何れか1項に記載の防護パッド。
  6. 前記下層(10)と前記表層(20)との間に設けられる接着層(30)を更に含む請求項5に記載の防護パッド。
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