JP3240297U - 風力発電支持ブラケット - Google Patents
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Abstract
【課題】安定した支持効果が欠如し、横風の衝撃力が発生する強風で発電装置が傾斜して事故が発生する問題を解決する風力発電支持ブラケットを提供する。【解決手段】風力発電支持ブラケットは、支柱と、連結フレームと、モータと、第1位置決め板と、ばねと、第2位置決め板とを含む。支柱の外側に第2位置決め板が設けられ、第2位置決め板の一側に第1位置決め板が設けられ、第1位置決め板の一側に連結フレームが設けられ、支柱の上端にモータが設けられる。本考案は、一定の傾斜緩衝効果を得られる。【選択図】図1
Description
本考案は、風力発電技術分野に関し、具体的には、風力発電支持ブラケットに関する。
風力発電とは、風の運動エネルギーを電力エネルギーに変換することである。風力エネルギーは、クリーンで汚染なしの再生可能なエネルギーである。主に風車で水を汲み上げたり、表面を削ったりするなど、古くから人々に利用されてきた。人々が、どのように風を使って発電するかに興味がある。大規模な風力発電装置は、支持ブラケットと発電インペラで構成され、大型の風車のような形である。
大量の資料を調査した結果、公開番号がCN212803473Uである先行技術は風力発電用の多機能支持ブラケットを開示しており、タワーと、人員昇降台と、昇降駆動機構とを備え、タワーの下端に固定枠が固定的に設置され、上端はエンジン室が固定的に設置され、タワーの内壁にはその底部からその上部まで延びる垂直シュートが設けられ、シュートは2つあり、かつ、タワーの軸方向に沿って対称的に配置され、その開口部に近づく昇降台の側面にシュート内に挿入して接続されたスライドが固定的に設置され、スライドはシュートに適合し、かつ、垂直方向に沿って滑りガイドセットを形成する。昇降駆動機構は、滑車と、ワイヤロープとウィンチとを備え、滑車はシュートの上部に回転可能に配置され、かつ、その回転軸はシュートの開口方向に平行し、ウィンチは固定枠に回転可能に設置され、かつ、滑車の真下に位置し、ウィンチの回転軸は、軸方向でシュートの開口方向と平行し、ワイヤロープの一端はスライドに固定的に接続され、その他端は、滑車を避けて下に折り曲げられ、スライドとシュートの底部を通ってウィンチに固定的に接続される。
上記のように、既存の風力発電支持ブラケットは安定的な支持効果が欠如し、横風力の衝撃力が発生する強風天気で発電装置が傾斜して事故が発生する場合がある。
本考案は、上記の技術的問題を解決する風力発電支持ブラケットを提供する。
(項目1)
上記技術的問題を解決する本考案の技術的解決策は次のとおりである。風力発電支持ブラケットは、支柱と、連結フレームと、モータと、第1位置決め板と、ばねと第2位置決め板とを含み、前記支柱の外側に環状に配置された第2位置決め板が設けられ、前記第2位置決め板の一側に第1位置決め板が設けられ、前記第1位置決め板の一側に連結フレームが設けられ、前記支柱の上端にモータが設けられる。
上記技術的問題を解決する本考案の技術的解決策は次のとおりである。風力発電支持ブラケットは、支柱と、連結フレームと、モータと、第1位置決め板と、ばねと第2位置決め板とを含み、前記支柱の外側に環状に配置された第2位置決め板が設けられ、前記第2位置決め板の一側に第1位置決め板が設けられ、前記第1位置決め板の一側に連結フレームが設けられ、前記支柱の上端にモータが設けられる。
項目1に基づいて、本考案は次のように改善することもできる。
(項目2)
さらに、前記支柱の内部に伸縮棒が設けられ、前記伸縮棒の上端に前記モータが設けられる。
さらに、前記支柱の内部に伸縮棒が設けられ、前記伸縮棒の上端に前記モータが設けられる。
(項目3)
さらに、前記モータの一側にファンが設けられる。
さらに、前記モータの一側にファンが設けられる。
(項目4)
さらに、前記第2位置決め板の一側にブラケットが設けられ、前記第1位置決め板は回転軸を介して前記ブラケットに回転可能に接続される。
さらに、前記第2位置決め板の一側にブラケットが設けられ、前記第1位置決め板は回転軸を介して前記ブラケットに回転可能に接続される。
(項目5)
さらに、前記第2位置決め板の外壁に方形に配置されたねじが設けられ、前記ねじは前記支柱に適合し、前記ねじの数は4本である。
さらに、前記第2位置決め板の外壁に方形に配置されたねじが設けられ、前記ねじは前記支柱に適合し、前記ねじの数は4本である。
(項目6)
さらに、前記支柱の下端にシャーシが設置される。
さらに、前記支柱の下端にシャーシが設置される。
(項目7)
さらに、前記連結フレームの下端に位置決めピンが設置される。
さらに、前記連結フレームの下端に位置決めピンが設置される。
項目1による有益な効果は次のとおりである。この装置は連結フレームを使用して支柱を三角測位し、連結フレームと支柱との連結部は第1位置決め板、第2位置決め板とばねを使用して回転可能に連結され、支柱を支持する際に一定の傾斜緩衝効果を得ることができる。
項目2を採用することの有益な効果は次のとおりである。伸縮棒が支柱の内部で上下に移動できる。これは業界では一般的な構造であり、その駆動方法については、ここでこれ以上説明しない。
項目3を採用することの有益な効果は次のとおりである。ファンはモータを駆動して回転させ、回転によって発生する機械的エネルギーは、電気エネルギーに変換して貯蔵できる。その変換形式と必要な構造はここでは説明しなくても、エンジニアは自分でそれを取り付けることができる。
項目4を採用することの有益な効果は次のとおりである。第1位置決め板と第2位置決め板は相対的に回転することができ、かつ、回転方向の両側にばねが取り付けられており、回転後に元の位置に戻ることができるので、支柱が傾き防止機能を備えるようにする。
項目5を採用することの有益な効果は次のとおりである。ねじは、第2位置決め板を支柱の一側に固定するために使用される。
項目6を採用することの有益な効果は次のとおりである。シャーシを地面に埋め込むことができ、支柱の傾きをある程度抑えることができる。
項目7を採用することの有益な効果は次のとおりである。位置決めピンを利用して連結フレームの一端を地面に固定し、支柱の安定性を保証することができる。
上記の説明は、本考案の技術的解決策の概要に過ぎず、本考案の技術的解決策をより明確に理解し、明細書の内容に従ってそれを実行できるようにするために、以下に本考案の好ましい実施形態と添付の図面を併せて説明する。本考案の特定の実施形態は、以下の実施例および添付の図面によるものである。
本明細書に記載される添付図面は、本考案をさらに理解するために提供され、本考案の一部を構成する。本考案の例示的実施形態およびそれらの説明は、本考案を説明するために使用され、本考案を限定するものではない。
本考案の実施例から提供される風力発電支持ブラケットの三次元概略斜視図である。
本考案の実施例から提供される風力発電支持ブラケットのばねの概略図である。
以下は、図面1と図面2を併せて本考案の原理と特徴を説明する。この実施例は本考案を説明するためにのみ使用され、本考案の範囲を限定するものではない。以下では、添付の図面を参照して本考案をより詳細に説明する。本考案の利点および特徴は、以下の説明と実用新案登録請求の範囲からより明らかになると思われる。また、添付の図面はとても簡単であり、正確な縮尺を使用していなく、本考案の実施例の目的を簡単、かつ明確に説明するためにのみ使用することを説明されたい。
部品が別の部品に「固定されている」場合、それが別の部品に直接存在するか、介在する部品が存在する場合もある。部品が別の部品に「接続される」場合、別の部品に直接接続されるか、同時に介在する部品が存在する可能性がある。部品が別の部品に「設置される」場合、別の部品に直接設置されるか、同時に介在する部品が存在する場合もあることを説明されたい。この明細書で使用されている「垂直」、「水平」、「左」、「右」という用語および同様の表現は、説明目的でのみ使用される。
別段の定義がない限り、本明細書で使用されるすべての技術的用語および科学的用語は、本考案が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書における本考案の説明で使用される用語は、特定の実施例を説明するものであり、本考案を限定するものではない。本明細書で使用される「および/または」という用語は、列挙された項目の1つまたは複数の任意およびすべての組み合わせを含む。
図1から図2に示すように、本考案は風力発電支持ブラケットの2つの実施例を提供する。
実施例1
風力発電支持ブラケットは、支柱1と、連結フレーム4と、モータ6と、第1位置決め板8と、ばね9と、第2位置決め板10とを含み、支柱1の下端にシャーシ3が設けられ、支柱1の外側に環状に配置された第2位置決め板10が設けられ、第2位置決め板10の外壁に方形に配置されたねじ12が設けられ、ねじは支柱1に適合し、ねじ12の数は4本であり、第2位置決め板10の一側に第1位置決め板8が設置される。
風力発電支持ブラケットは、支柱1と、連結フレーム4と、モータ6と、第1位置決め板8と、ばね9と、第2位置決め板10とを含み、支柱1の下端にシャーシ3が設けられ、支柱1の外側に環状に配置された第2位置決め板10が設けられ、第2位置決め板10の外壁に方形に配置されたねじ12が設けられ、ねじは支柱1に適合し、ねじ12の数は4本であり、第2位置決め板10の一側に第1位置決め板8が設置される。
実施例2
風力発電支持ブラケットは、第2位置決め板10の一側にブラケット11が設けられ、第1位置決め板8は回転軸を介してブラケット11に回転可能に接続され、第1位置決め板8の一側に連結フレーム4が設けられ、連結フレーム4の下端に位置決めピン2が設置され、位置決めピン2を利用して連結フレーム4の一端を地面に固定することができ、支柱1の上端に前記モータ6が設けられ、支柱1の内部に伸縮棒5が設けられ、伸縮棒5の上端にモータ6が設置され、モータ6の一側にファン7が設置され、ファン7はモータ6に駆動されて回転する。
風力発電支持ブラケットは、第2位置決め板10の一側にブラケット11が設けられ、第1位置決め板8は回転軸を介してブラケット11に回転可能に接続され、第1位置決め板8の一側に連結フレーム4が設けられ、連結フレーム4の下端に位置決めピン2が設置され、位置決めピン2を利用して連結フレーム4の一端を地面に固定することができ、支柱1の上端に前記モータ6が設けられ、支柱1の内部に伸縮棒5が設けられ、伸縮棒5の上端にモータ6が設置され、モータ6の一側にファン7が設置され、ファン7はモータ6に駆動されて回転する。
好ましくは、支柱1の内部に伸縮棒5が設置され、伸縮棒5の上端にモータ6が設けられ、伸縮棒5は支柱1の内部で上下に移動できる。これは業界では一般的な構造であり、その駆動方法については、ここでこれ以上説明しない。
好ましくは、モータ6の一側にファン7が設置され、ファン7はモータ6を駆動して回転させ、回転によって発生する機械的エネルギーは、電気エネルギーに変換して貯蔵できる。その変換形式と必要な構造はここでは説明しなくても、エンジニアは自分でそれを取り付けることができる。
好ましくは、第2位置決め板10の一側にブラケット11が設けられ、第1位置決め板8は回転軸を介してブラケット11に回転可能に接続され、第1位置決め板8と第2位置決め板10は相対的に回転することができ、かつ、回転方向の両側にばね9が取り付けられており、回転後に元の位置に戻ることができるので、支柱1が傾き防止機能を備えるようにする。
好ましくは、第2位置決め板10の外壁に方形に配置されたねじ12が設けられ、ねじ12は支柱1に適合し、ねじ12の数は4本であり、ねじ12は第2位置決め板10を支柱1の一側に固定するために使用される。
好ましくは、支柱1の下端にシャーシ3が設置され、シャーシ3は地面に埋め込むことができ、支柱1の傾きをある程度抑えることができる。
好ましくは、連結フレーム4の下端に位置決めピン2が設置され、位置決めピン2を利用して連結フレーム4の一端を地面に固定し、支柱1の安定性を保証することができる。
本考案の具体的な動作原理および使用方法は次のとおりである。この装置は連結フレーム4を使用して支柱1を三角測位し、連結フレーム4と支柱1との連結部は第1位置決め板8と、第2位置決め板10と、ばね9とを使用して回転可能に連結され、支柱1を支持する際に一定の傾斜緩衝効果を得ることができる。本考案は、緩衝効果を安定にする支持効果を有し、既存の風力発電支持ブラケットが安定した支持効果が欠如し、横風力の衝撃力が発生する強風天気で発電装置が傾斜して事故が発生する問題を解決する。
上記の実施例は、本考案の好ましい実施例に過ぎず、いかなる形態においても本考案を限定することを意図するものではない。当業者は、添付の図面および上記の説明に示されているように、本考案を円滑に実施することができる。しかし、上記で開示された技術的内容を使用して、本考案の技術的解決策から逸脱することなく当業者によってなされたいくつかの変更、修正、および改良などの同等の変更は、本考案の同等実施例と見なされる。また、本考案の実質的技術に従って上記の実施例に対して行われた同等変化の変更、修正、および改良は、依然として本考案の技術的解決策の保護範囲に属する。
1 支柱
2 位置決めピン
3 シャーシ
4 連結フレーム
5 伸縮棒
6 モータ
7 ファン
8 第1位置決め板
9 ばね
10 第2位置決め板
11 ブラケット
12 ねじ
2 位置決めピン
3 シャーシ
4 連結フレーム
5 伸縮棒
6 モータ
7 ファン
8 第1位置決め板
9 ばね
10 第2位置決め板
11 ブラケット
12 ねじ
Claims (7)
- 支柱(1)と、連結フレーム(4)と、モータ(6)と、第1位置決め板(8)と、ばね(9)と、第2位置決め板(10)とを含み、前記支柱(1)の外側に環状に配置された第2位置決め板(10)が設けられ、前記第2位置決め板(10)の一側に前記第1位置決め板(8)が設けられ、前記第1位置決め板(8)の一側に前記連結フレーム(4)が設けられ、前記支柱(1)の上端に前記モータ(6)が設けられることを特徴とする風力発電支持ブラケット。
- 前記支柱(1)の内部に伸縮棒(5)が設けられ、前記伸縮棒(5)の上端に前記モータ(6)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の風力発電支持ブラケット。
- 前記モータ(6)の一側にファン(7)が設置されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電支持ブラケット。
- 前記第2位置決め板(10)の一側にブラケット(11)が設けられ、前記第1位置決め板(8)は回転軸を介して前記ブラケット(11)に回転可能に接続されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電支持ブラケット。
- 前記第2位置決め板(10)の外壁に方形に配置されたねじ(12)が設けられ、前記ねじ(12)は前記支柱(1)に適合し、前記ねじ(12)の数は4本であることを特徴とする請求項1に記載の風力発電支持ブラケット。
- 前記支柱(1)の下端にシャーシ(3)が設置されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電支持ブラケット。
- 前記連結フレーム(4)の下端に位置決めピン(2)が設置されることを特徴とする請求項1に記載の風力発電支持ブラケット。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN202220358555.3U CN216842057U (zh) | 2022-02-22 | 2022-02-22 | 一种风力发电支撑架 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240297U true JP3240297U (ja) | 2022-12-22 |
Family
ID=82090718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003463U Active JP3240297U (ja) | 2022-02-22 | 2022-10-19 | 風力発電支持ブラケット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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CN (1) | CN216842057U (ja) |
-
2022
- 2022-02-22 CN CN202220358555.3U patent/CN216842057U/zh active Active
- 2022-10-19 JP JP2022003463U patent/JP3240297U/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN216842057U (zh) | 2022-06-28 |
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