JP3239586U - 草木伐採装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】地形や周囲建物の配置等に左右されることなく草木の伐採作業がスムーズに行え、草木回収カゴ内の草木の処理が容易な、草木伐採装置を提供する。【解決手段】本体カバー1内に回転カッター3が配置されるとともに草木回収容器4を備える草木伐採装置100において、草木回収容器4が変位可能に設けられて本体カバー1の前後の両側の開放位置に選択的に配置可能とし、草木回収容器4が回動可能に取り付けられて回動することで草木回収容器4内部の草木を下方に排出可能とする草木伐採装置。【選択図】図3
Description
この発明は、ショベル等に連結使用される草木伐採装置に関する。
ショベル等に草木伐採装置を連結することで、広い面積において効率良く草木の伐採が行われる。最近の草木伐採装置としは伐採後の草木を収納する草木回収カゴを一体に備えるものが提供されているが、種々の問題がある。まず、草木回収カゴが固定位置にあるので地形や建物の配置によっては草木回収カゴが邪魔になり伐採作業がスムーズに行われない問題があった。また、草木回収カゴ内に集められた草木の処理に手間がかかる問題があった。
この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、草木回収カゴが邪魔になることなく伐採作業がスムーズに行われる草木伐採装置を提供することを目的とする。さらには、草木回収カゴ内の草木の処理が容易に行われる草木伐採装置を提供することを目的とする。
請求項1の考案では、本体カバー内に回転カッターが配置されるとともに草木回収容器を備える草木伐採装置において、前記草木回収容器が変位可能に設けられ、前記本体カバーの前後の両側の開放位置に選択的に配置可能としたことを特徴とする草木伐採装置を提供する。
上記構成の草木伐採装置は、草木回収容器が変位可能で本体カバーの前後の両側の開放位置に選択的に配置可能であるので、地形や建物の配置等に対応して草木回収容器の位置を変えることで、ショベルを方向移動する等することなく草木伐採が行える。
本体カバーの両外側端それぞれに軸支されて平面形状がコ字型のアームが回動可能に取り付けられ、アームの内側に沿って草木回収容器が取り付けられ、アームの回動により草木回収容器が変位する構成により、草木回収容器の移動が安定して行われる。
請求項3の考案では、本体カバー内に回転カッターが配置されるとともに草木回収容器を備える草木伐採装置において、前記草木回収容器が回動可能に取り付けられ、回動することで前記草木回収容器内部の草木を下方に排出可能とする草木伐採装置を提供する。
上記構成の草木伐採装置は、草木回収容器が回動可能に取り付けられ回動することで、草木を草木回収容器から取り出すことなく、草木が下方に容易に排出される。
請求項4の考案では、本体カバー内に回転カッターが配置されるとともに草木回収容器を備える草木伐採装置において、前記草木回収容器が変位可能に設けられて前記本体カバーの前後の両側の開放位置に選択的に配置可能とするとともに、前記草木回収容器が回動可能に取り付けられて回動することで前記草木回収容器内部の草木を下方に排出可能とする草木伐採装置を提供する。
上記構成の草木伐採装置は、草木回収容器が変位可能で本体カバーの前後の両側の開放位置に選択的に配置可能であるので、地形や建物の配置等に対応して草木回収容器の位置を変えることで、ショベルを方向移動する等することなく草木伐採が行える。さらに、草木回収容器が回動可能に取り付けられ回動することで、草木を草木回収容器から取り出すことなく、草木が下方に容易に排出される。
上記各考案において、草木回収容器内に草木収納袋体が装着され、草木が草木収納袋体に収納される状態において排出される構成とされることで、草木は袋体に納められた状態で排出されるので散乱せず、その回収が容易に行われる。
上記各考案において、本体カバーの草木回収容器の位置しない側に、草木飛散防止カバーが取り付けられる構成とされることで、伐採時に草木の飛散が防止される。
この考案の草木伐採装置によれば、地形や周囲建物の配置等に左右されることなく草木の伐採作業がスムーズに行われ、及び/又は草木回収カゴ内の草木の処理が容易に行われるようになる。
図1はこの考案の草木伐採装置の実施形態の斜視図、図2は同平面図である。草木伐採装置100は上部がショベルに連結連動されて用いられ、1は本体カバーであり、その内部に周囲に多数個のハンマーナイフが付された回転カッター3納められており、本体カバー1の開放する一方の側位置には草木回収カゴ(草木回収容器)4が設けられている。8は本体カバー1と草木回収カゴ4との間に介装される枠状カバーであり、草木回収カゴ4の開口に合致する形態で、その両側の一方縁は草木回収カゴ4の突出湾曲形状に沿う凹み湾曲形状を備え、他方縁は本体カバー1の突出湾曲形状に沿う凹み湾曲形状を備えている。枠状カバー8は両側部が後に説明するアーム15の両側部内面に固定され、アーム15と一体に移動する。草木回収カゴ4内にはその内面沿うようにプラスチックフィルムよりなる袋体6が装着されている。上記袋体6はその上縁部6aが草木回収カゴ4の開口縁と枠状カバー8の開口縁との接合隙間から突出され、草木回収カゴ4の外面側周囲に折り返されて取り付けられている。
上記回転カッター3には作動軸5が挿通固定され、作動軸5の両端は本体カバー1の両側面より外方に突出し、一方側面から突出する端部には第1ギヤ7が取り付けられている。本体カバー1の一方側の上部には第1油圧モータ9が装着されており、その第1油圧モータ9の外方に突出する駆動軸11に第2ギヤ13が取り付けられている。上記第1ギヤ7と第2ギヤ13とは第1チェーン10により連動連結されている。
15は平面形状をコ字型とするアームであり、その基部両端は上記突出する作動軸5の端部にそれぞれ回動可能に軸支取り付けされている。アーム15基部の軸支位置の外面には第3ギヤ17それぞれが固定され、これら第3ギヤ17も作動軸5の端部それぞれに回動可能に軸支されている。本体カバー1の一方側の上面には第2油圧モータ19が装着され、その駆動軸には第4ギヤ20が取り付けられている。21は第1回転作動ロッドであり、本体カバー1に取り付けられた軸支片23それぞれに回転可能に軸支されて設けられている。回転作動ロッド21の中央には上記第4ギヤ20に歯合する第5ギヤ25が挿通固定されるとともに、両端には第6ギヤ26のそれぞれが固定取り付けされている。上記の上記第3ギヤ17のそれぞれと第6ギヤ26それぞれとは第2チェーン28により連動連結されている。
アーム15の一方の側面には第3油圧モータ29が取り付けられ、その駆動軸には第7ギヤ35が取り付けられている。31は第2回転作動ロッドで、草木回収カゴ4の底部に固定具35のそれぞれにより固定取付けされ、アーム15から突出する軸受け部34それぞれに回転可能に軸支されて設けられている。第2の回転作動ロッド31のアーム15の一方の端側部を挿通して外方に突出する端部には、第8ギヤ37が取り付けられている。上記第7ギヤ35と第8ギヤ37とは第3チェーン39により連動連結されている。
以下、図3、図4を参照して草木伐採装置100の動作説明を行う。図3は草木回収カゴ4が本体カバー1の左方に位置する状態を示す。ショベルの操作者により油圧モータ9が作動されることで第2ギヤ13に連動連結される第1ギヤ7が回転し、これにより作動軸5とともに回転カッター3が矢印A方向に回転作動する。そして、草木伐採装置100が連結されるショベルにより矢印B方向移動されることで、地面GL上の草木が順次伐採され、その伐採された草木は後方に飛散されて草木回収カゴ4内の袋体6内に集積されていく。上記のように草木回収カゴ4を本体カバー1の左方に位置させて使用する場合は、本体カバー1の右方側の開放部には上部から所定の高さまでカバー41をボルト等で取り付けておき、これにより伐採草木の前方への吹き出しを防ぐ。
所定量の草木が草木回収カゴ4内に集積された状態において、ショベルにより草木伐採装置100は上昇位置とされ、その位置において第3油圧モータ29が作動されることで第7ギヤ35から第3チェーン39により第8ギヤ37に回転動力が伝達される。これにより第2の回転作動ロッド31が回転して草木回収カゴ4は底部を中心として矢印X方向に回転し、内部の集積された草木を袋体6に納められた状態で下方に排出する。草木は袋体6に納められた状態であるので散乱せず、その回収が容易に行われる。上記草木回収カゴ4の回転は、枠状カバー8の一方の両縁が草木回収カゴ4の突出湾曲形状に沿う凹み湾曲形状を備えていることで、スムーズに行われる。
図3に示す状態において、例えば一転鎖線で示す位置に建物T等がある場合は、草木回収カゴ4が邪魔となって建物Tに近いエリアの草木の伐採が行えない問題が生じる。そのような場合に草木回収カゴ4が回転変位されて逆側に配置される。図3から図4に示す位置への草木回収カゴ4の移動は、図3に示す状態において第2油圧モータ19が作動されて第4ギヤ20に歯合する第5ギヤ25が回転することで第1回転作動ロッド21が回転され、その両側に固定取り付けられた第6ギヤ26それぞれが回転し、これら第6ギヤ26それぞれから第2チェーン28それぞれにより第3ギヤ17それぞれに回転動力が与えられ、第3ギヤ17それぞれに一体固定されるアーム15が矢印Y方向に回転することで、図4に示す位置まで変位される。
図4に示す状態において、回転カッター3が逆方向に回転作動されるとともに草木伐採装置100が逆方向に移動されることで草木の伐採が行われ、また、この状態においても、草木回収カゴ4の回転による伐採草木の排出は同様に行われる。上記のアーム15の回転動作も、枠状カバー8の他方の両縁が本体カバー1の突出湾曲形状に沿う凹み湾曲形状を備えていることでスムーズに行われる。なお、図4において示す状態で使用する前に、本体カバー1の右方側に取り付けていた開放部カバー41を左方側の開放部に取り付ける。
100 草木伐採装置
1 本体カバー
3 回転カッター
4 草木回収カゴ(草木回収容器)
1 本体カバー
3 回転カッター
4 草木回収カゴ(草木回収容器)
Claims (6)
- 本体カバー内に回転カッターが配置されるとともに草木回収容器を備える草木伐採装置において、
前記草木回収容器が変位可能に設けられ、前記本体カバーの前後の両側の開放位置に選択的に配置可能としたことを特徴とする草木伐採装置。 - 前記本体カバーの両外側端それぞれに軸支されて平面形状がコ字型のアームが回動可能に取り付けられ、前記アームの内側に沿って前記草木回収カゴが取り付けられ、前記アームの回動により前記草木回収容器が変位する請求項1記載の草木伐採装置。
- 本体カバー内に回転カッターが配置されるとともに草木回収容器を備える草木伐採装置において、
前記草木回収容器が回動可能に取り付けられ、回動することで前記草木回収容器内部の草木を下方に排出可能とする草木伐採装置。 - 本体カバー内に回転カッターが配置されるとともに草木回収容器を備える草木伐採装置において、
前記草木回収容器が変位可能に設けられて前記本体カバーの前後の両側の開放位置に選択的に配置可能とするとともに、前記草木回収容器が回動可能に取り付けられて回動することで前記草木回収容器内部の草木を下方に排出可能とする草木伐採装置。 - 前記草木回収容器内に草木収納袋体が装着され、草木が前記草木収納袋体に収納される状態において排出される請求項1~4記載の草木伐採装置。
- 前記本体カバーの前記草木回収容器が位置しない側に、草木飛散防止カバーが取り付けられることを特徴とする請求項1~5記載の草木伐採装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002916U JP3239586U (ja) | 2022-08-17 | 2022-08-17 | 草木伐採装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022002916U JP3239586U (ja) | 2022-08-17 | 2022-08-17 | 草木伐採装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019164940A Continuation JP2021029240A (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | 草木伐採装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239586U true JP3239586U (ja) | 2022-10-25 |
Family
ID=83720687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022002916U Active JP3239586U (ja) | 2022-08-17 | 2022-08-17 | 草木伐採装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3239586U (ja) |
-
2022
- 2022-08-17 JP JP2022002916U patent/JP3239586U/ja active Active
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