JP3239300U - food container - Google Patents
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Abstract
【課題】日常においてより使い勝手の良い飲食容器を提供する。【解決手段】飲食容器100は中空の内部に少なくとも500cc以上の飲み物を収容可能であり、外側に一対の持ち手122を設けた収容部10と、載置面と当接する台座部30と、前記収容部と前記台座部とを接続する脚部20と、を備え、前記収容部および前記持ち手と、前記脚部と、前記台座部とは、プラスチック素材により一体形成される。【選択図】図1An object of the present invention is to provide a food and drink container that is more convenient to use in daily life. A food container (100) is capable of containing at least 500 cc or more of drink in its hollow interior, and has a container (10) provided with a pair of handles (122) on the outside, a pedestal (30) in contact with a mounting surface, and the above-mentioned container. A leg portion 20 connecting the housing portion and the pedestal portion is provided, and the housing portion, the handle, the leg portion, and the pedestal portion are integrally formed of a plastic material. [Selection drawing] Fig. 1
Description
本考案は、飲食容器に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a food container.
従来から、競技などの優勝者や入賞者に対して贈呈される記念品として、表面などに装飾が施された盃型のトロフィーカップが知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, cup-shaped trophy cups with decorations on their surfaces have been known as souvenirs presented to winners and winners of competitions and the like.
トロフィーカップは、重さや大きさ等、実用性の面で使い勝手が悪く、日常において使用されるケースがほとんどないのが現状である。一方で、トロフィーカップは、外観に豪華な装飾が施されていることが多く、優勝等の良い思い出も付帯している記念品であるため、単なる記念品ではなく、日常生活において有効活用されることが望ましい。 Trophy cups are difficult to use due to their weight, size, etc., and are rarely used in daily life. On the other hand, trophy cups are often gorgeously decorated on the outside, and since they are mementos that come with good memories such as victories, they are not just mementos but are effectively used in daily life. is desirable.
そこで、本考案は、日常においてより使い勝手の良い飲食容器の提供を目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a food container that is more convenient to use in daily life.
本考案は、上記課題の少なくとも1つを解決するものであるが、その例を挙げるならば、次の通りである。本考案の一態様に係る飲食容器は、中空の内部に少なくとも500cc以上の飲み物を収容可能であり、外側に一対の持ち手を設けた収容部と、載置面と当接する台座部と、前記収容部と前記台座部とを接続する脚部と、を備え、前記収容部および前記持ち手と、前記脚部と、前記台座部とは、プラスチック素材により一体形成される。 The present invention solves at least one of the above problems. A food and drink container according to an aspect of the present invention is capable of containing at least 500 cc or more of drink in a hollow interior, and includes a container provided with a pair of handles on the outside, a pedestal portion in contact with a mounting surface, and the A leg portion connecting the accommodating portion and the base portion is provided, and the accommodating portion, the handle, the leg portion, and the base portion are integrally formed of a plastic material.
また、前記収容部および前記持ち手と、前記脚部と、前記台座部とは、有機ガラスにより一体形成されても良い。 Further, the accommodating portion, the handle, the leg portion, and the pedestal portion may be integrally formed of organic glass.
また、前記収容部の外側表面には、当該収容部の上部から下部に向かって伸びる網目状の複数の溝または凸突起状の溝凸部が形成されていても良い。 In addition, a plurality of mesh-like grooves extending from the upper portion to the lower portion of the accommodating portion or projection-shaped grooves and protrusions may be formed on the outer surface of the accommodating portion.
また、前記収容部の外側表面には、曇り表面となる加工が施されていても良い。 Further, the outer surface of the accommodating portion may be processed to have a cloudy surface.
また、前記収容部の外側表面には、エンブレムまたは文字を示すための表示領域が設けられていても良い。 A display area for displaying an emblem or characters may be provided on the outer surface of the housing portion.
また、前記台座部は、吸水体を収容する中空の内部空間を有し、上側表面には、前記中空の内部まで貫通する複数の水抜き孔が設けれ、底面には、前記吸水体を保持し、前記載置面に当接する裏蓋部を有していても良い。 Further, the pedestal has a hollow internal space for accommodating the water absorber, the upper surface is provided with a plurality of drain holes penetrating to the inside of the hollow, and the bottom surface holds the water absorber. However, it may have a back cover portion that abuts on the mounting surface.
また、前記脚部と前記台座部との間には、前記台座部の表面に水滴を導くための隙間である水滴導入溝が形成されていても良い。 Further, a water droplet introduction groove, which is a gap for guiding water droplets to the surface of the pedestal, may be formed between the leg and the pedestal.
また、前記台座部の表面には水滴が染み込む浸透材が敷設され、当該浸透材上に吸水体が設置されていても良い。 Further, a permeating material into which water droplets permeate may be laid on the surface of the pedestal, and a water absorbing body may be provided on the permeating material.
前記台座部は、浸透材により形成された吸水台座と、当該吸水台座上に設置された吸水体と、を有し、前記脚部と、飲食容器の載置面との間には、前記吸水台座に水滴を導くための隙間である水滴導入溝が形成されていても良い。 The pedestal portion has a water absorbing pedestal made of a permeable material and a water absorbing body installed on the water absorbing pedestal. A water droplet introduction groove, which is a gap for guiding water droplets, may be formed on the pedestal.
本考案によれば、日常においてより使い勝手の良い飲食容器を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a food container that is more convenient to use in daily life.
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。 Problems, configurations, and effects other than those described above will be clarified by the following description of the embodiments.
以下、図面を用いて、本考案に係る飲食容器の実施形態について説明する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Hereinafter, embodiment of the eating-and-drink container which concerns on this invention is described using drawing.
図1~図4は、本実施形態に係る飲食容器100の一例に関する図である。具体的には、図1は、飲食容器100の正面ないし縦断面の一例を示した図である。図2は、飲食容器100の平面の一例を示した図である。図3は、飲食容器100の表面形状を含む全体像の一例を示した正面図である。図4は、飲食容器100の使用状態の一例を示した図である。
1 to 4 are diagrams related to an example of a
飲食容器100は、例えば記念品や祝品等として贈呈の目的で用いられ、飲食容器としても兼用できるトロフィーカップ型の飲食容器である。図1に示すように、飲食容器100は、飲物などを収容する収容部10と、テーブル等の載置面と当接する台座部30と、収容部10と台座部30とを接続する脚部(ステム)20と、を有している。
The eating/
収容部10は、上端が開口し、飲食物を収容する容器状の部位である。収容部10は、少なくとも500cc以上の飲み物が入る容量を有している。なお、図示する収容部10は、平面視略円形状に形成されているが、収容部10の形状はこれに限られるものではなく、例えば平面視楕円形状、平面視三角形状あるいは他の形状であっても良い。また、収容部10は、例えばブロー成形により、中央付近が平面視上下方向に開口部よりも膨らんでいる形状であっても良い。
The
また、収容部10は、開口の外周部分である縁部11と、縁部11の下端に位置し、収容部10の本体部分を構成する胴部12と、胴部12の下端に位置し、脚部20が接続される底部13と、を有している。なお、これらの各部位は、収容部10の外周に沿って形成された膨出線状の区切り部1および区切り部2により区画される。
In addition, the
縁部11は、飲食容器100の上端に位置し、収容部10内の飲み物を飲む際に、使用者の口に当接する輪っか状の部位(飲み口となる部位)である。具体的には、縁部11は、胴部12の外周に沿って外側方向に湾曲しながら広がる形状をしている。より具体的には、縁部11は、胴部12側の径よりも開口している側の径の方がより大きくなるように、胴部12側から湾曲しながら徐々に広がる形状をしている。
The
なお、縁部11の直径L1は、L1=90mm~170mmに設定されれば良く、好ましい範囲は100mm~160mmであり、より好ましい範囲は120mm~150mmである。
The diameter L1 of the
胴部12は、収容部10の本体部分を構成する部位であり、飲食物を収容するために内側が中空構造になっている。なお、図示する胴部12は、縁部11から底部13に向けてやや先細る形状をしているが、胴部12の形状はこれに限られるものではなく、例えば縁部11側の径と底部13側の径とが略同じ寸胴型、あるいは、縁部11から底部13に向けて先太る形状、あるいは、ブロー成形により中央付近が平面視上下方向に開口部よりも膨らんでいる形状、あるいは、他の形状であっても良い。
The
また、胴部12の外側表面には、例えばサンドブラスト等やシボ加工による革模様等が施され、ザラつきのある表面(以下、曇り表面という場合がある)になっている。また、胴部12の外側表面であって、曇り表面を除く部位には、網目模様の溝凸部121が形成されている。溝凸部121は、縁部11側から底部13側まで伸びる複数の網目状の溝線あるいは凸突起模様によって形成されている。なお、溝線は、胴部12の表面に形成された線状の溝(凹み)であり、溝(凹み)の表面あるいは溝の対向する側面には鏡面加工が施されている。また、溝凸部121が凸突起模様の場合、胴部12の表面から突出している凸状部分に鏡面加工が施されている。これにより、胴部12の表面に結露した水滴が溝凸部121に沿って下側方向に流れ易く、胴部12表面の曇りが解除され易くなる。
Further, the outer surface of the
このような胴部12の曇り表面により、結露等による水滴が胴部12の外側表面に纏わり付きにくくなり、かつ、溝凸部121に伝わり易くなる。また、溝凸部121の働きにより、水滴は、溝凸部121に沿って収容部10の底部13に向かって流れ落ち易くなる。
Due to such a frosted surface of the
また、胴部12の外側には、一対の持ち手122が設けられている。持ち手122は、例えばコの字型の形状をしており、収容部10に対向する一辺が手で握る(指が絡みつく)ための握り部123となっている。なお、持ち手122の形状はコの字型に限られるものではなく、他の異なる形状であっても良い。
A pair of
このように、胴部12の外側に持ち手122が設けられることにより、収容部10内の飲み物を飲む際に、使用者は、飲食容器100を手で持ち易くなる。
By providing the
なお、握り部123の長さL2は、L2=30mm~100mm、好ましくは50mm~80mmに設定され、握り部123と収容部10(胴部12)との間の隙間L3の長さは、L3=15mm~60mm、好ましくは20mm~50mmに設定されれば良い。
The length L2 of the
また、胴部12の外側表面における所定位置には、エンブレム(あるいは所定のマーク)や文字などの対象が型成形や彫刻により示される表示領域124が設けられている。なお、表示領域124には、かかる対象を示すシールや金属等が貼り付けられても良い。また、オーダーメイドにより、例えばシルク印刷のような所定方法による印刷やレーザー加工によってエンブレム等の対象が表示領域124の表面に直接表示されるように加工が施されても良い。
A
このように、胴部12の外側表面に表示領域124を設けることで、記念品や祝品がどのような催事の際に贈呈された物なのか等を示しておく事ができる。
By providing the
底部13は、収容部10の底にあたる部位であり、載置面と略平行な台座部30の底面に対して所定角(例えば、8°以上の傾斜角、好ましくは15°以上の傾斜角)を成すお椀状の傾斜面を有した形状をしている。また、底部13の下端略中央位置には、脚部20が接続されている。
The
このように、底部13を所定の傾斜角を有する傾斜面のお椀状とすることで、溝凸部121を伝って流れ落ちてきた水滴が脚部20に緩やかに伝わり易くなる。
By forming the
なお、このような縁部11、胴部12および底部13から成る胴部12の高さL4は、L4=110mm~230mmに設定されれば良く、好ましい範囲は120mm~220mmであり、より好ましい範囲は130mm~210mmである。
The height L4 of the
脚部20は、収容部10と台座部30との間に位置し、これらを相互に接続している部位である。なお、脚部20の表面には、装飾的観点および脚部20を手で持った際に指に引っ掛かり易いように、上下方向に縦長の膨出した模様D1が形成されている。
The
このような脚部20の模様D1により、使用者が脚部20を手で持つ際に指が掛かり易く、また、回転動作を抑えて飲食容器100を手で持ち易くなる。
Such a pattern D1 of the
台座部30は、テーブルなどの載置面に当接し、飲食容器100の全体を支える部位である。なお、図示する台座部30は、フランジ状に広がった形状をしているが、台座部30の形状はこれに限られるものではなく、例えば楕円形、略三角形状あるいは他の形状であっても良い。
The
台座部30は、所定の高さを有する円筒状の本体部31と、本体部よりも径が大きく、載置面に当接する底蓋部32と、本体部31の上側に位置し、脚部20に接続される連結部33と、を有している。
The
連結部33は、脚部20側から緩やかに湾曲しながら広がる部位である。本体部31は、所定の高さを有する円筒状の形状をしており、中空の内部空間を有する構造となっている。また、本体部31の上側表面には、中空の内部まで貫通している複数の水抜き孔34が形成されている。
The connecting
また、本体部31の中空内部には、水滴などの水分を吸収する吸水体35が収容されている。なお、吸水体35は、例えばレーヨン、ポリエステル、ポリウレタン、綿、紙などの柔軟性のある吸水素材であれば良く、あるいは、珪藻土などの硬い多孔質体であっても良い。また、底蓋部32は、断面L字型の平面視略円形形状をしており、本体部31の中空内部で吸水体35を保持する受皿として機能する。なお、底蓋部32は、本体部31に対してねじ込みあるいは突起状のツメなどによって係り合うことで、取り外し可能に本体部31に固定される。また、台座部30の外周面には、装飾的観点による上下方向に縦長の膨出した模様D2が形成されている。
A
なお、底蓋部32の直径L5は、L5=80mm~170mmに設定されれば良く、好ましい範囲は90mm~160mmであり、より好ましい範囲は100mm~150mmである。
The diameter L5 of the
このように、本体部31の上側表面に水抜き孔34を設け、中空内部に吸水体35を収容可能とすることで、収容部10から伝わって来た水滴が吸水体35に吸水され、テーブル等の載置面が濡れないようにすることができる。
In this way, by providing the
また、脚部20の高さと台座部30高さを合わせた高さL6は、L6=40mm~140mmに設定されれば良く、好ましい範囲は50mm~130mmであり、より好ましい範囲は60mm~120mmである。
The height L6, which is the sum of the height of the
また、台座部30の高さと、脚部20の高さと、収容部10の高さと、を合わせた高さL7は、L7=170mm~330mmに設定されれば良く、好ましい範囲は190mm~320mmであり、より好ましい範囲は200mm~290mmである。
In addition, the height L7, which is the sum of the height of the
なお、底蓋部32の直径L5は、飲食容器100全体の安定性を保つため、飲食容器100の高さL7の2/5以上、好ましくは1/2以上に設定されることが望ましい。
In order to maintain the stability of the
また、飲食容器100の素材には、例えばトライタン(登録商標)などのようなPETG樹脂などのプラスチック樹脂(プラスチック素材)を用いることで、アルコールに強く、表面が傷つき難く、肉厚を薄くすることができ、軽くすることができる。また、変形しても壊れ難く丈夫にすることができる。さらに、色を付け半透明や、不透明とすることで、透明より傷が目立ち難く、さらに洗浄後の水垢などの汚れも目立ち難くすることができる。また、飲食容器100の素材には、透明樹脂である「有機ガラス」と呼ばれる素材を用いることもできる。有機ガラスは、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、PET樹脂、PETG樹脂(ポリエチレンテレフタレートグリコール樹脂)あるいはアクリル樹脂等がある。なお、飲食容器100は、その一部または全体が着色されていても良い。色彩は、ABS樹脂あるいはポリプロピレン樹脂などに施されていても良い。
In addition, by using a plastic resin (plastic material) such as PETG resin such as Tritan (registered trademark) as the material of the eating and
飲食容器100は、プラスチック樹脂を用いることで、大きいサイズに形成されても割れにくく、扱いやすいため、安心して飲み物を楽しむことができる。また、飲食容器100は、プラスチック樹脂を用いるため、軽量化を図ることができ、大きいサイズでも日常における使い勝手が良くなる。また、飲食容器100は、飲み心地が良い上、割れにくいために安心して洗浄することもできる。さらに、飲食容器100は、ガラス容器と異なり熱伝導が少ないため、飲み物の温度が維持され易く、かつ、結露が生じにくい、という特性もある。
Since the eating and
また、飲食容器100は、一体形成により製造される。具体的には、飲食容器100は、例えば射出成形やブロー成形(中空成形)により、収容部10と、脚部20と、台座部30と、が一体形成される。なお、肉厚部分には、例えば二重成形が用いられても良い。また、ブロー成形の場合、溶融された材料をパイプ状に押し出し(パリソン)、パリソン内に圧縮エアーを吹き込んで材料を金型に押し当て、冷却および固化させることで収容部を形成することができる。なお、ブロー成形では、正面視上端を平らな形状に形成し易く、肉厚も均等にし易いという利点がある。
Moreover, the eating and
なお、飲食容器100の形成方法はこれに限られるものではなく、各々の部位を個別に成形し、後から所定の方法(例えば、はめ込み、ネジ止め、溶着あるいはこれらの組み合わせ)で組み立てて、各部位が一体化するように製造しても良い。
The method of forming the eating and
また、飲食容器100は、収容部10内に直接飲み物を入れて使用するのではなく、図4に示すように、収容部10内に氷を入れ、ワインやウィスキーなどのボトルを収容することで、これらの飲み物を冷やす用途で用いられても良い。
In addition, as shown in FIG. 4, ice is put in the
図5は、飲食容器100の他の形態に係る正面ないし縦断面の一例を示した図である。図示するように、本形態に係る飲食容器100は、胴部12と、胴部12と台座部30との間に位置し、円錐台の形状をした脚部20と、脚部20の下端が設置する台座部30と、から構成される。なお、本形態の胴部12は、前述の飲食容器100の胴部12と異なる外観形状をしているが、中空内部、曇り表面、溝凸部およびその他の構成においては前述の胴部12と同様の構成を有しているものとする。また、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
FIG. 5 is a view showing an example of the front or longitudinal section of another form of the eating and
図6は、胴部12上端の開口側から見た脚部20の一例を示した平面図である。図示するように、脚部20は、内部が中空の円錐台の形状をしており、円形の胴部側端部21と、台座部30の表面に部分的に当接する台座部側端部22と、を有している。なお、胴部側端部21の円直径は、胴部12の下端に位置する底部13の円直径と略同一の大きさに形成されている。
FIG. 6 is a plan view showing an example of the
脚部20の台座部側端部22は、図示するように、台座部30の表面に当接する凸部23と、胴部側端部21方向に凹んだ凹部24と、からなる水滴導入溝25を有している。すなわち、台座部30の表面と凹部24との間には水滴導入溝25による隙間が形成されており、水滴はこの隙間を伝わって台座部30の表面に導かれる。なお、これら凸部23および凹部24の数は特に限定されるものではなく、図示する凸部23および凹部24の数よりも多くても少なくても良い。また、凸部23および凹部24によって形成される水滴導入溝25の形状についても特に限定されず、図示するような波型や半円形または三日月状の細い切込み、あるいは台座部30表面との間に形成される僅かな隙間であっても良い。
The
このような水滴導入溝25により、脚部20は、胴部12から流れ落ちてきた水滴を台座部30の表面に導くことができる。
With such a water
また、図示するように、台座部30は、脚部20が当接する表面よりも外周部分が高く形成された厚みの薄い円柱形をしている。また、台座部30の表面には、浸透材36が敷設されている。また、脚部20の中空内部であって、台座部30の表面略中央における浸透材36上には、ブロック状の吸水体35が設置されている。
As shown in the figure, the
また、このような台座部30と脚部20とは、例えば嵌め込み式など所定の方式によって相互に固定される構造となっている。
Further, the
このような台座部30の構成によれば、水滴導入溝25を伝わって台座部30の表面に導かれた水滴は、一旦浸透材36に染み込み、浸透材36を介して吸水体35に吸水される。そのため、飲食容器100は、このような脚部20および台座部30の構造により、水滴によってテーブルなどの載置面が濡れてしまうことを防止することができる。
According to the configuration of the
図7は、飲食容器100の他の形態の変形例に係る正面ないし縦断面の一例を示した図である。なお、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
FIG. 7 is a view showing an example of a front or longitudinal section according to another modification of the eating and
図示するように、本変形例に係る飲食容器100の台座部30は、浸透材で形成された吸水台座37を有している。吸水台座37は、脚部20の台座部側端部22における内周直径と略同一の直径となる大きさに形成されている。また、吸水台座37は、脚部20の内側に対して押し付けられて、かかる押付力により脚部20に台座部30を固定するための突起状の取付固定部38を有している。また、吸水台座37の略中央位置には、ブロック状の吸水体35が設置されている。なお、台座部30は、吸水体35を設けず、吸水台座37の中央付近における浸透材の厚みを他の部分よりも厚くしたり、中央付近の浸透材の内部(あるいは下側)に吸水体35が内包されるような構成とすることで、充分な吸収力が備わるようにしても良い。
As illustrated, the
なお、台座部30に脚部20が固定されると、図示するように、脚部20の凸部23は、飲食容器100が載置される床面に当接する。そのため、脚部20の凸部23と、凹部24とによって形成される水滴導入溝25は、吸水台座37の外周より外側の位置に形成される。
When the
このような台座部30によれば、飲食容器100が載置された床面に流れた水滴は、水滴導入溝25を介して吸水台座37に染み込み、かかる吸水台座37を介して吸水体35に吸水される。そのため、飲食容器100は、このような脚部20および台座部30の構造により、床面に流れた水滴を吸水することができる。
According to the
なお、吸水台座37は、水分を吸収した重さで脚部20から脱落しないように、水分を吸収すると、脚部20の内側に対して押付力が増加するように、脚部20の内部空間の方向に反ったり膨らんだりする構造であることが好ましい。そのため、吸水台座37には、水分を吸収した際に変形し易いように、予め凹みや折れ目を付け、乾燥させて強制的に癖付けしておくが好ましい。なお、脱落防止のための方法は特に限定されず、例えば脚部20に対して押付力を発揮するバネ線材やクリップなどを用いて、吸水台座37を有する台座部30が脚部20から脱落することを防止しても良い。
In addition, the
図8は、図7に示した飲食容器100の一例に係る平面図である。図示するように、飲食容器100の持ち手122は、胴部12から横並び(水平)に突出した一対の対向棒125と、対向棒125同士を連結する連結棒126と、により構成されている。なお、持ち手122は、上下の位置関係となるように形成された対向棒125と、対向棒125同士を連結する連結棒126と、から構成される形態のものでも良い。
FIG. 8 is a plan view of an example of the
なお、このような持ち手122は、例えば胴部12と対向棒125とを一体成形し、後の製造工程において対向棒125同士を連結棒126で連結するように形成されれば良い。
Such a
また、前述の実施形態では、飲食容器100に飲み物を入れてグラスとして使用する場合や、飲み物のボトルを入れて使用する場合について説明したが、本考案に係る飲食容器100の使用方法はこれらに限られるものではなく、例えば調理された食べ物を中空内部に入れて器として使用しても良い。
Further, in the above-described embodiment, the case where a drink is put in the eating and
以上のように、本考案に係る飲食容器100によれば、日常においてより使い勝手の良い飲食容器100を提供することができる。
As described above, according to the eating and
以上、本考案に係る飲食容器の実施形態について説明した。なお、上記の実施形態は本考案の一例に過ぎず、本考案はこれらに限定されるものではない。本考案には、以上の実施形態や変形例に係る各部の構成(胴部12、脚部20および台座部30における各部位の構成)を自由に組み合わせた形態や、様々な変形例が含まれる。また、上記実施形態では、素材がプラスチックである例により主に説明したが、製造可能であれば、素材は無機ガラスであっても良い。特に、収容部10の外側表面に結露した水滴を集めて下方向に誘導する構造は、結露し易い無機ガラスの飲食容器において有効である。また、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本考案の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
The embodiment of the food container according to the present invention has been described above. It should be noted that the above embodiment is merely an example of the present invention, and the present invention is not limited to these. The present invention includes a form in which the configuration of each part (the configuration of each part in the
100・・・飲食容器、10・・・収容部、11・・・縁部、12・・・胴部、122・・・持ち手、123・・・握り部、124・・・表示領域、13・・・底部、20・・・脚部、25・・・水滴導入溝、30・・・台座部、31・・・本体部、32・・・底蓋部、33・・・連結部、34・・・水抜き孔、35・・・吸水体、36・・・浸透材、37・・・吸水台座、38・・・取付固定部
DESCRIPTION OF
Claims (9)
載置面と当接する台座部と、
前記収容部と前記台座部とを接続する脚部と、を備え、
前記収容部および前記持ち手と、前記脚部と、前記台座部とは、プラスチック素材により一体形成される
ことを特徴とする飲食容器。 a storage part capable of storing at least 500 cc or more of drink in the hollow interior and having a pair of handles provided on the outside;
a pedestal portion in contact with the mounting surface;
a leg portion connecting the housing portion and the pedestal portion;
A eating and drinking container, wherein the accommodating portion, the handle, the leg portion, and the base portion are integrally formed of a plastic material.
前記収容部および前記持ち手と、前記脚部と、前記台座部とは、有機ガラスにより一体形成される
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to claim 1,
A eating and drinking container, wherein the accommodating portion, the handle, the leg portion, and the pedestal portion are integrally formed of organic glass.
前記収容部の外側表面には、当該収容部の上部から下部に向かって伸びる網目状の複数の溝または凸突起状の溝凸部が形成されている
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to claim 1 or 2,
A food and drink container, wherein a plurality of mesh-like grooves or projection-shaped grooves and projections extending from the upper portion to the lower portion of the accommodating portion are formed on the outer surface of the accommodating portion.
前記収容部の外側表面には、曇り表面となる加工が施されている
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to any one of claims 1 to 3,
A food and beverage container, wherein the outer surface of the accommodating portion is processed to have a frosted surface.
前記収容部の外側表面には、エンブレムまたは文字を示すための表示領域が設けられている
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to any one of claims 1 to 4,
A food container, wherein a display area for displaying an emblem or characters is provided on the outer surface of the container.
前記台座部は、
吸水体を収容する中空の内部空間を有し、
上側表面には、前記中空の内部まで貫通する複数の水抜き孔が設けれ、
底面には、前記吸水体を保持し、前記載置面に当接する裏蓋部を有する
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to any one of claims 1 to 5,
The pedestal is
having a hollow internal space that accommodates the water absorber,
The upper surface is provided with a plurality of drain holes penetrating to the inside of the hollow,
A food container, wherein the bottom surface of the food container holds the water absorber and has a back lid part that abuts on the mounting surface.
前記脚部と前記台座部との間には、前記台座部の表面に水滴を導くための隙間である水滴導入溝が形成されている
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to claim 1,
A food and drink container, wherein a water droplet introduction groove, which is a gap for guiding water droplets to the surface of the base portion, is formed between the leg portion and the base portion.
前記台座部の表面には水滴が染み込む浸透材が敷設され、当該浸透材上に吸水体が設置されている
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to claim 7,
A food and drink container, wherein a permeating material that is permeated with water droplets is laid on the surface of the base portion, and a water absorbing body is provided on the permeating material.
前記台座部は、浸透材により形成された吸水台座と、当該吸水台座上に設置された吸水体と、を有し、
前記脚部と、飲食容器の載置面との間には、前記吸水台座に水滴を導くための隙間である水滴導入溝が形成されている
ことを特徴とする飲食容器。 The eating and drinking container according to claim 1,
The pedestal has a water absorbing pedestal made of a permeable material and a water absorbing body installed on the water absorbing pedestal,
A food container, wherein a water droplet introduction groove, which is a gap for guiding water droplets to the water absorption pedestal, is formed between the leg portion and the mounting surface of the food container.
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---|---|---|---|
JP2022002563U JP3239300U (en) | 2022-08-03 | 2022-08-03 | food container |
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JP2022002563U JP3239300U (en) | 2022-08-03 | 2022-08-03 | food container |
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Family Applications (1)
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- 2022-08-03 JP JP2022002563U patent/JP3239300U/en active Active
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