JP3238933U - 回転-直線運動複合ユニット - Google Patents

回転-直線運動複合ユニット Download PDF

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王民豪
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寧波美亜特精密伝動部件有限公司
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【課題】直線往復運動と回転運動の両方を実行する装置に適した回転-直線複合ユニットを提供する。【解決手段】ベアリングリング1、ケージ2、および第一転動体4を備え、第一転動体は、ケージの外輪壁から突出した循環レースウェイ3内を周期的に転動し、ベアリングリングとケージとの間には、ジャミング防止構造および嵌合構造が設けられ、ジャミング防止構造は、第一転動体がケージの内壁の外側に部分的に露出することを可能にする各循環レースウェイ両側の底部からケージの軸方向に沿って延在して設けられた溝6と、ベアリングリングの内輪壁に円周方向に等間隔で突出し、循環レースウェイ上の溝の1つにある第一転動体が当接するための嵌合レースウェイ10と、を備え、嵌合レースウェイの両側にはガイドスロープ9が設けられ、嵌合構造は、2つの隣接するガイドスロープの間に設けられ、第一転動体とキャップ嵌合された回避アーク8を含む。【選択図】図1

Description

本実用新案は、ベアリングの技術分野に関し、具体的には回転-直線運動複合ユニット
に関する。
リニアベアリングは、円形シャフトと組み合わせて直線的に移動するための直線運動シス
テムである。転動体(鋼球)とベアリング外筒との点接触により、転動体は最小限の摩擦
抵抗で転がり、したがって、リニアベアリングは低摩擦、高安定性、高感度および高精度
などの利点を持ち、精密工作機械、繊維機械、食品包装機械、印刷機械などの分野で広く
使用されている。
従来のリニアベアリングの構造は、中国特許番号CN201062633に開示される全
ステンレス鋼リニアベアリングを参照することができ、それは、ベアリングリング、ケー
ジ、鋼球および半径方向クランプリングを備え、ケージは梅の花のような形に配置され、
ケージには滑走路型のレースウェイが設けられ、かつ、レースウェイには「J」字型のオ
ープンボール溝が設けられ、従来のケージはすべて非円形で、梅の花のような形が最も広
く使用され、梅の花のような形と上記オープンボール溝を組み合わせることで、ベアリン
グリングに対するケージの円周方向の動きを制限し、それにより、鋼球がレースウェイ上
を走るとき、鋼球の一部のみがオープンボール溝を通してベアリングの内側に露出し、円
形シャフトと嵌合することができるようにし、残りの鋼球はレースウェイに隠さなければ
ならず、レースウェイに隠されている鋼球は、力がない限り、すべての鋼球を動かして、
引っ掛かることなくレースウェイに沿って円周方向にスムーズに移動できる。
したがって、従来のリニアベアリングの動きは、一部の機械装置、メーターや他の産業の
使用要件を満たすために直線往復運動を介して動きと電力を転送することができるが、往
復運動と回転運動の両方を実現する必要のある機器には使用できない。
実用新案の概要
従来技術におけるリニアベアリングは直線往復運動でしか動力を伝達できず、直線往復運
動と回転運動の両方を同時に有する一部の機器の使用要件を満たすことができないという
問題を目指して、本実用新案の目的は、直線往復運動と回転運動の両方を実行する装置に
適した回転-直線運動複合ユニットを提供することである。
上記技術的問題を解決するために、本実用新案は、以下の技術的解決手段を提供する、
回転-直線運動複合ユニットであって、ベアリングリング、ケージ、および第一転動体を
備え、第一転動体は、ケージの外輪壁から突出した循環レースウェイ内を周期的に転動し
、ベアリングリングとケージとの間には、ケージと嵌合する部品が回転運動するときに、
ベアリングリングに対してケージが確実に回転するようにするジャミング防止構造と、該
部品が直線往復運動を行うときに、ケージがベアリングリングに対して静止し、そして各
循環レースウェイ内の第一転動体の少なくとも半分に応力がかからないようにする嵌合構
造とが設けられ、ジャミング防止構造は、第一回転体がケージの内壁の外側に部分的に露
出することを可能にする各循環レースウェイ両側の底部からケージの軸方向に沿って延在
して設けられた溝と、ベアリングリングの内輪壁に円周方向に等間隔で突出し、循環レー
スウェイ上の溝の1つにある第一転動体が当接するための嵌合レースウェイと、を備え、
嵌合レースウェイの両側には、ベアリングリングの内輪壁に接続されたガイドスロープが
設けられ、嵌合構造は、一方の溝にある第一転動体が嵌合レースウェイと嵌合すると、同
じ循環レースウェイ内の他方の溝にある第一転動体とキャップ嵌合され、2つの隣接する
ガイドスロープの間に設けられた回避アークを含む。
上記解決手段により、追加のジャミング防止構造と嵌合構造について、ジャミング防止構
造内の嵌合レースウェイ、ガイドスロープと溝が嵌合構造の回避アークと組み合わせてか
ら、部品をケージに嵌合した後、部品が回転すると、特定の角度で回転するたびに、各循
環レースウェイには片側のみの溝にある第一転動体が嵌合レースウェイに当接して嵌合し
、反対側の溝にある第一転動体は回避アークにあり、応力がかかっていない状態になり、
特定の角度で回転するたびに、回転中に部品とベアリングリングに嵌合する第一転動体が
常に十分にあり、ケージと部品をベアリングリングに対して同期回転運動させるように、
溝内の第一転動体は応力と非応力の間で切り替わ、したがって、部品が回転しているとき
、第一転動体は、回転しながらベアリングリングに対してケージとともに周方向に回転す
る。部品が直線的に往復運動しているとき、各循環レースウェイの1つの溝に露出した鋼
球のみが部品と当接して嵌合し、反対側の溝にある鋼球は、部分的に回避アークに引っ掛
かり、部品と接触せず、これは、従来のリニアベアリングと同様に、半数以上の鋼球が無
応力状態で循環レースウェイに隠れ、このように設置すると、ある循環レースウェイ内の
すべての鋼球が循環レースウェイに沿って周期的に転動し、部品がケージの軸方向に沿っ
てスムーズに直線的に往復運動するようにし、したがって、部品が直線運動しているとき
、鋼球は回転しながら循環レースウェイの周りを回転し、かつ、ケージはベアリングの外
輪に対して静止している。
さらに、循環レースウェイはケージの円周上に等間隔で少なくともN本(N≧6)設けら
れ、嵌合レースウェイがN-1本設けられる。
上記解決手段によれば、試験において、ケージがベアリングリングに対してスムーズに回
転できるように、少なくとも4本の応力レースウェイを設ける必要があり、かつ、各半円
に少なくとも2本の応力レースウェイが存在する必要があり、しかしながら、循環レース
ウェイが6本を超える場合、少なくとも4本の循環レースウェイ内の4つの溝にある第一
転動体が応力状態になり、したがって、Nの値は6以上に設定され、嵌合レースウェイは
、循環レースウェイより1つ少なくなる。
さらに、循環レースウェイは、「滑走路」状に設けられる。
さらに、循環レースウェイの外輪は外向きに突き出て、第一転動体と部分的に嵌合する曲
面を形成し、内輪は、第一転動体と点接触する平坦面、または第一転動体と部分的に嵌合
する曲面となるように設けられる。
上記解決手段によれば、この構造は鋼球に対するより良い支持および抑制効果を有し、か
つ、循環レースウェイの円弧の開口部が上向きにアクセスしやすくなる。
さらに、ケージとベアリングリングとの間にはベアリングリングに対するケージの回転の
滑らかさを向上させるための補助回転機構が設けられる。
さらに、補助回転機構は、ベアリングリングの内輪壁の両端に凹んだ第一リング溝と、ケ
ージの外輪壁の両端に対応して凹んだ第二リング溝と、ケージがベアリングリングに挿入
して嵌合した後、第一リング溝と第二リング溝との間に周方向に配列される第二転動体と
を含む。
上記解決手段によれば、補助回転機構は、周方向に分布する2周の第二転動体を採用し、
第二転動体で半径方向の圧力を支えることにより、ベアリングリングに対するケージの回
転の滑らかさを大幅に向上し、ケージの半径方向荷重能力を大幅に向上させ、全体の耐用
年数を延ばす。
さらに、ベアリングリングの両端には第二転動体のスライドアウトを制限するための制限
機構が固定される。
さらに、制限機構は、ベアリングリングの内輪壁の両端に凹んだ環状クランプ溝と、環状
クランプ溝に嵌合される制限リングとを含み、制限リングには、変形後に環状クランプ溝
にクランプできる開口部が設けられる。
さらに、第二転動体の両側にワッシャーが設けられ、ワッシャーの内輪壁が第二リング溝
に挿入され、ワッシャーの外輪壁が第一リング溝に挿入される。
従来技術に比べて、本実用新案によって達成される有益な効果は以下のとおりである、
1、従来のリニアベアリングに改良を加え、ケージとベアリングリングとの間にジャミン
グ防止構造と嵌合構造が追加され、ジャミング防止構造内の嵌合レースウェイ、ガイドス
ロープと溝が嵌合構造の回避アークと組み合わせてから、部品をケージに嵌合した後、部
品が回転すると、特定の角度で回転するたびに、各循環レースウェイには片側のみの溝に
ある第一転動体が嵌合レースウェイに当接して嵌合し、反対側の溝にある第一転動体は回
避アークにあり、応力がかかっていない状態になり、特定の角度で回転するたびに、回転
中に部品とベアリングリングに嵌合する第一転動体が常に十分にあり、ケージと部品をベ
アリングリングに対して同期回転運動させるように、溝内の第一転動体は応力と非応力の
間で切り替わ、したがって、部品が回転しているとき、第一転動体は、回転しながらベア
リングリングに対してケージとともに周方向に回転する。部品が直線的に往復運動してい
るとき、各循環レースウェイの1つのみの溝に露出した鋼球が部品と当接して嵌合し、反
対側の溝にある鋼球は、部分的に回避アークに引っ掛かり、部品と接触せず、これは、従
来のリニアベアリングと同様に、半数以上の鋼球が無応力状態で循環レースウェイに隠れ
、このように設置すると、ある循環レースウェイ内のすべての鋼球が循環レースウェイに
沿って周期的に転動し、部品がケージの軸方向に沿ってスムーズに直線的に往復運動する
ようにし、したがって、部品が直線運動しているとき、鋼球は回転しながら循環レースウ
ェイの周りを回転し、かつ、ケージはベアリングの外輪に対して静止している。
2、ケージとベアリングリングとの間に補助回転機構が追加され、補助回転機構は、周方
向に分布する2周の第二転動体を採用し、第二転動体で半径方向の圧力を支えることによ
り、ベアリングリングに対するケージの回転の滑らかさを大幅に向上し、ケージの半径方
向荷重能力を大幅に向上させ、全体の耐用年数を延ばす。
添付の図面は、本実用新案のさらなる理解を提供するために使用され、かつ、明細書の
一部を構成し、本実用新案の実施例とともに、本実用新案を説明するために使用され、本
実用新案を限定するものではない。添付の図面において
図1は、本実施例における回転-直線運動複合ユニットの分割図である。 図2は、本実施例における回転-直線運動複合ユニットの軸方向図である。 図3は、本実施例におけるケージの正面図である。 図4は、図3におけるA-Aの断面図である。 図5は、図3におけるB-Bの断面図である。 図6は、本実施例における回転-直線運動複合ユニットの左側面図である。 図7は、図6におけるC-Cの断面図である。 図8は、本実施例における回転-直線運動複合ユニットの横断面図である。 図9は、図8におけるAの拡大図である。
[符号の説明]
図面において、1-ベアリングリング、2-ケージ、3-循環レースウェイ、4-第一転
動体、5-第二転動体、6-溝、7-制限リング、701-開口部、8-回避アーク、9
-ガイドスロープ、10-嵌合レースウェイ、11-ドロップ溝、12-ワッシャー。
実用新案を実施するための形態
以下は、本実用新案の実施例における添付の図面を参照して、本実用新案の実施例におけ
る技術的解決手段を明確かつ完全に説明する。
実施例
回転-直線運動複合ユニットであって、図1~図9に示すとおり、ベアリングリング1、
ケージ2、および第一転動体4を備え、第一転動体4は、ケージ2の外輪壁から突出した
循環レースウェイ3内を周期的に転動し、ベアリングリング1はGCr15で製造され、
ケージ2は420ステンレス鋼で製造され、第一転動体4は鋼球で、ケージ2は中空円筒
で、循環レースウェイ3はケージ2の外輪壁に突き出て、循環レースウェイ3はケージ2
の円周上に等間隔でN本(N≧6)設けられ、循環レースウェイ3は、始点と終点が「滑
走路」状に接続され、循環レースウェイ3の外輪は外向きに突き出て、第一転動体4と部
分的に嵌合する曲面を形成し、内輪は、第一転動体4と点接触する平坦面、または第一転
動体4と部分的に嵌合する曲面となるように設けられ、本実施例において、図3および図
5に示すとおり、内輪を平坦面に設置することで、鋼球に対するより良い支持および抑制
効果を持ち、かつ、循環レースウェイの円弧の開口部が上向きにアクセスしやすくなり、
図3~図4に示すとおり、各循環レースウェイ3の一端には、第一転動体4を入れること
ができるドロップ溝11が設けられ、循環レースウェイ3の設置により、鋼球がその中で
循環し、鋼球によって与えられる半径方向荷重を支えることができる。
ベアリングリング1とケージ2との間にはジャミング防止構造および嵌合構造が設けられ
、ケージ2と嵌合する部品(円形シャフト)が回転運動するときに、ジャミング防止構造
は、ベアリングリング1に対してケージ2がスムーズに回転するようにすることができ、
該部品(円形シャフト)が直線往復運動を行うときに、嵌合構造は、ケージ2がベアリン
グリング1に対して静止し、そして各循環レースウェイ3内の第一転動体4の少なくとも
半分に応力がかからないようにすることができる。
ジャミング防止構造は、図1、図8および図9に示すとおり、第一回転体4がケージ2の
内壁の外側に部分的に露出することを可能にする各循環レースウェイ3の両側の底部から
ケージ2の軸方向に沿って延在して設けられた溝6と、ベアリングリング1の内輪壁に円
周方向に等間隔で突出し、循環レースウェイ3上の溝6の1つにある第一転動体4が当接
するための嵌合レースウェイ10と、を備え、嵌合レースウェイ10の両側には、ベアリ
ングリング1の内輪壁に接続されたガイドスロープ9が設けられ、嵌合レースウェイ10
の数はN-1(N≧6)であり、上記の設定では、各循環レースウェイ3は2つの溝6を
備え、ケージ2の内輪からできるだけ多くの鋼球を追い出すことができ、部品がケージ2
と嵌合した後、部品が回転すると、特定の角度で回転するたびに、各循環レースウェイ3
には嵌合レースウェイ10に当接して嵌合する片側のみの溝6に鋼球があり、反対側の溝
6にある鋼球は回避アーク8にあり、応力がかかっていない状態になり、特定の角度で回
転するたびに、回転中に部品とベアリングリング1に嵌合する鋼球が常に十分にあり、ケ
ージ2と部品をベアリングリング1に対して同期回転運動させるように、溝6内の鋼球は
応力と非応力の間で切り替わる。
嵌合構造は、図1、図8および図9に示すとおり、一方の溝6にある第一転動体4が嵌合
レースウェイ10と当接して嵌合すると、同じ循環レースウェイ3内の他方の溝6にある
第一転動体4とキャップ嵌合され、2つの隣接するガイドスロープ9の間に設けられた回
避アーク8を含み、回避アーク8の数は、嵌合レースウェイ10の数と同じで、N-1(
N≧6)であり、このようにして、1つの循環レースウェイ内の1つの溝6のみに露出し
た鋼球が部品と当接して、反対側の溝6にある鋼球は回避アーク8とキャップ嵌合される
ため、部品と接触せず、これは、従来のリニアベアリングと同様に、半数以上の鋼球が無
応力状態で循環レースウェイ3に隠れ、このように設置すると、1つの循環レースウェイ
3内のすべての鋼球が循環レースウェイに沿って周期的に転動し、部品がケージ2の軸方
向に沿ってスムーズに直線的に往復運動するようにすることができる。
ベアリングカラー1に対するケージ2の回転の滑らかさをさらに向上させるために、ケー
ジ2とベアリングリング1との間にはベアリングリング1に対するケージ2の回転を補助
するための補助回転機構が設けられ、図1、図6および図7に示すとおり、補助回転機構
は、ベアリングリング1の内輪壁の両端に凹んだ第一リング溝と、ケージ2の外輪壁の両
端に凹んだ第一リング溝に対応する第二リング溝と、ケージ2がベアリングリング1に挿
入して嵌合した後、第一リング溝と第二リング溝との間に周方向に配列される第二転動体
5とを含み、第二転動体5は鋼球であり、第二転動体5の両側にワッシャー12が設けら
れ、ワッシャー12の内輪壁が第二リング溝に挿入され、ワッシャー12の外輪壁が第一
リング溝に挿入され、補助回転機構を設け、すなわち、周方向に分布する2周の鋼球は、
半径方向の荷重能力を大幅に向上させ、それによって、ベアリングリング1に対するケー
ジ2の回転の滑らかさおよび回転年数を向上させる。
ベアリングリング1の両端には第二転動体5のスライドアウトを制限するための制限機構
が固定され、制限機構は、図1および図7に示すとおり、ベアリングリング1の内輪壁の
両端に凹んだ環状クランプ溝と、環状クランプ溝に嵌合される制限リング7とを含み、制
限リング7には、変形後に環状クランプ溝にクランプできる開口部が設けられ、制限リン
グ7の材質は65Mnで、焼き戻し後の硬度はHRC40~45であり、優れた弾性と強
度があり、上記の部品が取り付けられる場合、制限リング7は変形によって環状クランプ
溝に容易にクランプすることができる。
本実施例における回転-直線運動複合ユニットを円形シャフト部品と嵌合して使用する場
合、円形シャフト部品がケージ2に対して軸方向かつ直線的に往復運動しているとき、鋼
球は回転しながら循環レースウェイ3の周りを回転し、かつ、ケージ2はベアリングの外
輪に対して静止している。円形シャフト部品が回転しているとき、鋼球は回転しながらベ
アリングリング1に対してケージ2とともに円周方向に回転している。
最後に、上記は本実用新案の好ましい実施例にすぎず、本実用新案を限定することを意図
するものではなく、前記実施例を参照して本実用新案について詳細に説明されたが、当業
者にとって、前記実施例に記載された技術的解決手段を変更するか、またはいくつかの技
術的特徴に対して同等の置換を実行できることに留意されたい。本実用新案の精神および
原則の範囲内で行われた修正、同等の置換、改良などは、本実用新案の保護範囲に含まれ
るものとする。

Claims (9)

  1. 回転-直線運動複合ユニットであって、ベアリングリング(1)、ケージ(2)、および
    第一転動体(4)を備え、第一転動体(4)は、ケージ(2)の外輪壁から突出した循環
    レースウェイ(3)内を周期的に転動し、それは、ベアリングリング(1)とケージ(2
    )との間には、ケージ(2)と嵌合する部品が回転運動するときに、ベアリングリング(
    1)に対してケージ(2)が確実に回転するようにするジャミング防止構造と、該部品が
    直線往復運動を行うときに、ケージ(2)がベアリングリング(1)に対して静止し、そ
    して各循環レースウェイ(3)内の第一転動体(4)の少なくとも半分に応力がかからな
    いようにする嵌合構造とが設けられ、ジャミング防止構造は、第一回転体(4)がケージ
    (2)の内壁の外側に部分的に露出することを可能にする各循環レースウェイ(3)の両
    側の底部からケージ(2)の軸方向に沿って延在して設けられた溝(6)と、ベアリング
    リング(1)の内輪壁に円周方向に等間隔で突出し、循環レースウェイ(3)上の溝(6
    )の1つにある第一転動体(4)が当接するための嵌合レースウェイ(10)と、を備え
    、嵌合レースウェイ(10)の両側には、ベアリングリング(1)の内輪壁に接続された
    ガイドスロープ(9)が設けられ、嵌合構造は、一方の溝(6)にある第一転動体(4)
    が嵌合レースウェイ(10)と嵌合すると、同じ循環レースウェイ(3)内の他方の溝(
    6)にある第一転動体(4)とキャップ嵌合され、2つの隣接するガイドスロープ(9)
    の間に設けられた回避アークを含むことを特徴とする
    回転-直線運動複合ユニット。
  2. 循環レースウェイ(3)がケージ(2)の円周上に等間隔で少なくともN本(N≧6)設
    けられ、嵌合レースウェイ(10)がN-1本設けられることを特徴とする
    請求項1に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  3. 循環レースウェイ(3)は、「滑走路」状に設けられることを特徴とする
    請求項1に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  4. 循環レースウェイ(3)の外輪は外向きに突き出て、第一転動体(4)と部分的に嵌合す
    る曲面を形成し、内輪は、第一転動体(4)と点接触する平坦面、または第一転動体(4
    )と部分的に嵌合する曲面となるように設けられることを特徴とする
    請求項3に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  5. ケージ(2)とベアリングリング(1)との間にはベアリングリング(1)に対するケー
    ジ(2)の回転の滑らかさを向上させるための補助回転機構が設けられることを特徴とす

    請求項1に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  6. 補助回転機構は、ベアリングリング(1)の内輪壁の両端に凹んだ第一リング溝と、ケー
    ジ(2)の外輪壁の両端に対応して凹んだ第二リング溝と、ケージ(2)がベアリングリ
    ング(1)に挿入して嵌合した後、第一リング溝と第二リング溝との間に周方向に配列さ
    れる第二転動体(5)と、を含むことを特徴とする
    請求項5に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  7. ベアリングリング(1)の両端には第二転動体(5)のスライドアウトを制限するための
    制限機構が固定されることを特徴とする
    請求項6に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  8. 制限機構は、ベアリングリング(1)の内輪壁の両端に凹んだ環状クランプ溝と、環状ク
    ランプ溝に嵌合される制限リング(7)とを含み、制限リング(7)には、変形後に環状
    クランプ溝にクランプできる開口部(701)が設けられることを特徴とする
    請求項7に記載の回転-直線運動複合ユニット。
  9. 第二転動体(5)の両側にワッシャー(12)が設けられ、ワッシャー(12)の内輪壁
    が第二リング溝に挿入され、ワッシャー(12)の外輪壁が第一リング溝に挿入されるこ
    とを特徴とする
    請求項8に記載の回転-直線運動複合ユニット。
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