JP3238909U - グラフェンシリコーンパッチとその複合構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パッチのグラフェンが遠赤外線を放射することで体温が上昇し、血液循環を促進し、痛みや疲れを和らげるグラフェンシリコーンパッチを提供する。【解決手段】グラフェンシリコーンパッチ1は、グラフェン及びPU官能基を有し、軟質のシート状または板状構造である複合シリコーン層10であって、複合シリコーン層はグラフェン及びシリコーンの混合物で構成されているグラフェンシリコーン層を含み、グラフェンシリコーン層の上方はPU官能基を有している材料で構成され、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有している材料であり、PU官能基を有している材料によりグラフェンシリコーン層の上方に位置している独立したインターフェイス層が形成されている複合シリコーン層と、複合シリコーン層の上方に位置し、軟質のシート状または板状構造であり、粘性を有している接着層20と、を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、グラフェンシリコーンの複数層構造に関し、更に詳しくは、グラフェンシリコーンパッチとその複合構造に関する。
従来技術においてグラフェンシリコーンはグラフェン及びシリコーンの混合材料であり、グラフェンは遠赤外線を放射可能な材料であり、且つグラフェンが発する遠赤外線の共振周波数は水に近似する。グラフェンが発する遠赤外線は人体の体内の水分との共振作用を発生し、体温を上昇させ、人体の細胞を活性化して身体能力を向上する効果を達成する。
従来のグラフェンシリコーン材料は、シリコーンが非常に優れた材質の安定性、化学的不活性及び疎水性を有しているため、応用時に他の自然界の分子との化学反応を発生させにくかった。このため、上述のグラフェンシリコーン構造は貼着または粘着方式により他の物品と結合させることができず、その応用範囲が大きく制限された。
そこで、本発明人は斬新なグラフェンシリコーンパッチとその複合構造を提出する。前記グラフェンシリコーンパッチは粘性を有し、服等の様々な異なる物品に接着可能である。このため、グラフェンシリコーンを服に固定し、シリコーンが皮膚に直接完全に貼付されてもアレルギーを引き起こさないという材料の特性により、グラフェン及び人体内の水分子の距離を最接近させ、同じ遠赤外線放射率の材料という条件の下、最良の効率の水分子の共振効果を獲得する。また、グラフェンシリコーンパッチ材料の構造設計により、人体の循環システムに適合し、一部を着用する服の内層の特定の位置に貼付することで、更に高い製品のコストパフォーマンスを得ることができ、上述の先行技術の欠点を解決する。
本考案はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、グラフェンシリコーンパッチとその複合構造を提供することにある。
グラフェンシリコーンにPU官能基材料を応用して接着層を結合し、接着可能な複合パッチを形成する。これにより、様々な物品に貼付可能になり、特に服やアイマスクのような着用物に貼付する。ユーザーが前記複合パッチが貼付された服や着用物を着用すると、前記パッチのグラフェンが遠赤外線を放射して人体内の水分との共振作用を発生させ、体温を上昇させ、血液循環を促進し、痛みや疲れを和らげる効果を達成する。また、本考案のパッチのシリコーンは皮膚に優しいため、人体の皮膚に接触しても非常に高い快適性を維持する。なお、本考案のグラフェンシリコーンは導線により外部の電源に接続され、電極パッチまたは電熱パッチとして使用する。シリコーンは皮膚に直接完全に貼付されてもアレルギーを引き起こさないという材料の特性により、グラフェン及び人体内の水分子の距離が最接近し、同じ遠赤外線放射率の材料という条件の下、最良の効率の水分子の共振効果を獲得する。また、グラフェンシリコーンパッチ材料の構造設計により、人体の循環システムに適合し、一部を着用する服の内層の特定の位置に貼付することで、更に高い製品のコストパフォーマンスを獲得する。
上記課題を解決するために、本考案のある態様のグラフェンシリコーンパッチは、グラフェン及びPU官能基を有し、軟質のシート状または板状構造である複合シリコーン層を備え、前記複合シリコーン層はグラフェン及びシリコーンの混合物で構成されているグラフェンシリコーン層を含む。前記グラフェンシリコーン層の上方はPU官能基を有している材料で構成され、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有している材料である。PU官能基を有している前記材料により前記グラフェンシリコーン層の上方に位置している独立したインターフェイス層が形成されている。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
本考案はグラフェンシリコーンにPU官能基材料を応用して接着層を結合し、接着可能な複合パッチを形成している。これにより、様々な物品に貼付可能になり、特にアイマスクのような服や着用物に貼付する。ユーザーが前記複合パッチが貼付された服や着用物を着用すると、前記パッチのグラフェンが遠赤外線を放射することで人体内の水分との共振作用が発生し、体温が上昇し、血液循環を促進し、痛みや疲れを和らげる効果を達成する。また、本考案のパッチのシリコーンは皮膚に優しいため、人体の皮膚に接触しても非常に高い快適性を維持する。なお、本考案のグラフェンシリコーンは導線により外部の電源に接続され、電極パッチや電熱パッチとして使用できる。シリコーンが皮膚に直接完全に貼付されてもアレルギーを引き起こさないという材料の特性により、グラフェン及び人体内の水分子の距離が最接近し、同じ遠赤外線放射率の材料という条件の下、最良の効率の水分子の共振効果を獲得する。また、グラフェンシリコーンパッチ材料の構造設計により、人体の循環システムに適合し、一部を着用する服の内層の特定の位置に貼付することで、更に高い製品のコストパフォーマンスを獲得する。
本考案の一実施形態に係るグラフェンシリコーンパッチの部材の組み合わせを示す概略構成図である。 図1に示すA-A'線に沿う断面図である。 本考案の一実施形態に係るグラフェンシリコーンパッチの他の部材の組み合わせを示す概略断面図である。 本考案の第2実施形態に係るグラフェンシリコーンパッチの第一応用例を示す概略構成図である。 図3Aに示すB-B'線に沿う概略断面図である。 図3Aに示すB-B'線に沿う他の概略断面図である。 本考案の第2実施形態に係るグラフェンシリコーンパッチの第二応用例を示す概略構成図である。 図4Aに示すC-C'線に沿う概略断面図である。 図4Aに示すC-C'線に沿う他の概略断面図である。 本考案の第3実施形態に係るグラフェンシリコーンパッチを示す概略構成図である。 図5Aに示すD-D'線に沿う概略断面図である。 図5Aに示すD-D'線に沿う他の概略断面図である。 本考案の第4実施形態に係るグラフェンシリコーンパッチを示す概略構成図である。 図6Aに示すE-E'線に沿う概略断面図である。 図6Aに示すE-E'線に沿う他の概略断面図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本考案は以下の例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
<第1実施形態>
まず、図1、図2Aと図2Aを参照しながら、本考案に係るグラフェンシリコーンパッチ1を詳しく説明する。その構成は、以下に示すように記載されている。
<グラフェン及びPU官能基を有している複合シリコーン層10>
軟質のシート状または板状構造であり、前記複合シリコーン層10はグラフェン及びシリコーンの混合物で構成されているグラフェンシリコーン層11を備えている(図2A参照)。前記グラフェンシリコーン層11の上方はPU官能基を有している材料で構成され、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有している材料である。PU官能基を有している前記材料は、例えば、ポリウレタン(PU)官能基を有しているポリメタクリル酸樹脂であり、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有しているポリメタクリル酸樹脂(PMMA、俗称アクリル樹脂)である。PU官能基を有している前記材料により前記グラフェンシリコーン層11の上方に位置している独立したインターフェイス層16が形成されている(図2B参照)。
<接着層20>
前記複合シリコーン層10の上方に位置し、軟質のシート状または板状構造である。前記接着層20は粘性を有し、様々な異なる物品に貼付するために用いられている。
本考案の接着層20の材質は接着性を有するあらゆる接着剤層でもよく、例えば、ホットメルト接着剤(HMA、Hot Melt Adhesive)、感圧接着剤、反応型接着剤、湿気硬化反応型ポリウレタン接着剤(PUR、Polyurethane Reactive)等でもよい。
一般的なグラフェンシリコーンは生地に貼付不可能であるが、但し、本考案の構造を応用することで前記接着層20を利用して前記グラフェンシリコーン層11を生地に貼付可能になり、よって、人体に優しく恒常的に使用可能になる。シリコーンは皮膚に優しいため、本考案の複合シリコーン層10が人体の皮膚に接触してもアレルギーを引き起こさない。特に、人体の小腹の皮膚は繊細であるが、本考案の複合シリコーン層10は皮膚に接触させても非常に高い快適性を維持する。
本考案のグラフェンシリコーン層11は計測後の遠赤外線放射率が0.916となり、従来の技術によるグラフェンシリコーンの放射率よりもずっと高い。本考案のグラフェンシリコーン層11が発する遠赤外線が人体の水分と共振することで、体温が上昇し、血液循環が促進され、痛みや疲れを緩和し、新陳代謝を促進する効果を達成する。発汗を助け、体内の毒素を排出し、ダイエット及び筋肉と皮膚の保養にも貢献する。
本考案の前記グラフェンシリコーンパッチ1を応用することで、その接着層20の粘性を利用して様々な物品と結合させて複数層の複合構造を形成し、様々な異なる物品に貼付可能にし、異なる応用を可能にしている。
<第2実施形態>
本考案の第2実施形態の構成を図3Aから図4Cに示す。本実施形態は上述の実施形態と同じ部材については同じ符号を以て表示している。本考案のグラフェンシリコーンパッチ1は材料層に結合可能であり、グラフェンシリコーンを有する複合構造を形成している。上述のグラフェンシリコーンパッチ1及び布層30は、前記グラフェンシリコーンパッチの接着層20が前記布層30に貼付されている。前記布層30として服やアイマスク等を含む。
図3Aと図3Bは本考案のグラフェンシリコーンパッチの複合構造の第一応用例を示す概略構成図である。前記布層30は生地で構成されている服310であり、好ましくは前記生地はニット生地である。着用状態において、前記グラフェンシリコーンパッチ1のグラフェンシリコーン層11面は人体の皮膚に向けられている。本応用例の服310はシェイプウェアや下着等の発熱服として用いるのに適合している。
好ましくは、前記服310を下着とする場合(図3A参照)、前記グラフェンシリコーン層11の位置はユーザーの小腹の位置に対応する。ユーザーが女性である場合、前記グラフェンシリコーン層11の位置は女性ユーザーの子宮部位に対応し、保温及び循環を促進する効果を達成し、且つ女性ユーザーの生理痛を緩和するのにも有用である。
図4Aと図4Bは本考案のグラフェンシリコーンパッチの複合構造の第二応用例を示す概略構成図である。前記布層30は生地で構成されているアイマスク320であり、好ましくは前記生地はニット生地である。前記アイマスク320は人体の目に着用する。前記グラフェンシリコーンパッチ1の接着層20は前記アイマスク320の内側面の目に対応する位置に貼付されている。着用状態において、前記グラフェンシリコーン層11面は人体の皮膚に向けられている。
前記複合シリコーン層10のPU官能基を有している前記材料により前記グラフェンシリコーン層11の上方に位置している独立したインターフェイス層16が形成されている(図3Cと図4C参照)。
前記グラフェンシリコーンパッチ1のグラフェンシリコーン層11は目及び鼻の上側を加熱するために用いられ、保温及び循環を促進する効果を達成している。睡眠時に前記アイマスクを着用することで睡眠の品質が高まる。
<第3実施形態>
本考案の第3実施形態の構成を図5Aと図5Cに示す。本実施形態は上述の実施例と同じ部材については同じ符号を以て表示する。複数の上述のグラフェンシリコーンパッチ1により通電可能な導線を結合し、グラフェンシリコーンを有する複合導電構造を形成している。その構成は、以下に示すように記載されている。
<2つの上述のグラフェンシリコーンパッチ1>
前記各グラフェンシリコーンパッチ1の前記インターフェイス層16中には導線層13が配置され、前記各グラフェンシリコーンパッチ1の前記グラフェンシリコーン層11には前記導線層13に接続されている電気接点12が設けられ、前記電気接点12は外に向けて延伸されている導線13'に接続されている。前記導線13'は外部の電源14に接続するために用いられている。図5Cに示すように、前記各グラフェンシリコーンパッチ1の前記複合シリコーン層10のPU官能基を有している前記材料により前記グラフェンシリコーン層11の上方に位置している独立したインターフェイス層16が形成され、前記導線層13は前記インターフェイス層16中に位置している。
<固定シート40>
前記2つのグラフェンシリコーンパッチ1の接着層20は前記固定シート40に貼付されている。
本応用例ではマッサージ電極シートとして用い、例えば、フレキシブル・ハイブリッド・エレクトロニクス(Flexible Hybrid Electronics、FHE)装置中の電極パッチとし、前記グラフェンシリコーン層11は人体の皮膚に接触させている。前記導線13が外部の電源から入力された電流を受電すると、電流が前記2つのグラフェンシリコーンパッチ1のグラフェンシリコーン層11を通過し、前記グラフェンシリコーン層11が帯電する。前記グラフェンシリコーン層11の電流は人体の皮膚を刺激し、筋肉をマッサージする効果を達成するために用いられている。
<第4実施形態>
本考案の第4実施形態の構成を図6Aと図6Bに示す。本実施形態は上述の実施例と同じ部材については同じ符号を以て表示する。複数の上述のグラフェンシリコーンパッチ1により通電可能な導線を結合し、グラフェンシリコーンを有する複合電熱構造を形成している。その構成は、以下に示すように記載されている。
<上述のグラフェンシリコーンパッチ1>
前記グラフェンシリコーンパッチ1の前記インターフェイス層16中には導線13が配置され、前記導線13の一端は前記グラフェンシリコーンパッチ1の外部まで延伸されて外部の電源14に接続するために用いられている。図6Cに示すように、前記複合シリコーン層10のPU官能基を有している前記材料により前記グラフェンシリコーン層11の上方に位置している独立したインターフェイス層16が形成され、前記導線13は前記インターフェイス層16に位置している。
<布層30>
前記グラフェンシリコーンパッチ1の接着層20は前記布層30に貼付されている。前記布層30は生地で構成されている服330でもよく、好ましくは前記生地はニット生地である。着用状態において、前記グラフェンシリコーンパッチ1のグラフェンシリコーン層11面は人体の皮膚に向けられている。
前記導線13が通電して発熱すると、前記グラフェンシリコーン層11の高い熱伝導性により熱量がグラフェンシリコーン層11全体に高速に散布され、前記布層30を加熱する目的を達成している。よって、電熱パッチとして用いることができ、熱を均一にする効果を達成するのみならず、電熱効果に方向性を発生させ、皮膚に接触しているグラフェンシリコーン層11及び服330の外層の表面温度の差異を摂氏5度以上にする。
本考案は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本考案の技術的範囲に含まれる。
1 グラフェンシリコーンパッチ
10 複合シリコーン層
11 グラフェンシリコーン層
12 電気接点
13 導線層
13' 導線
14 電源
16 インターフェイス層
20 接着層
30 布層
40 固定シート
310 服
320 アイマスク
330 服

Claims (16)

  1. 軟質のシート状または板状構造であるグラフェン及びPU官能基を有している複合シリコーン層を備え、前記複合シリコーン層はグラフェン及びシリコーンの混合物で構成されているグラフェンシリコーン層を備え、前記グラフェンシリコーン層の上方はPU官能基を有している材料で構成され、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有している材料であり、PU官能基を有している前記材料により前記グラフェンシリコーン層の上方に位置している独立したインターフェイス層が形成されていることを特徴とするグラフェンシリコーンパッチ。
  2. 前記複合シリコーン層の上方に位置し、軟質のシート状または板状構造である接着層を更に備え、前記接着層は粘性を有していることを特徴とする請求項1に記載のグラフェンシリコーンパッチ。
  3. PU官能基を有している前記材料はポリウレタン(PU)官能基を有しているポリメタクリル酸樹脂であり、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有しているポリメタクリル酸樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載のグラフェンシリコーンパッチ。
  4. 前記接着層の材質としてホットメルト接着剤(HMA、Hot Melt Adhesive)、感圧接着剤、反応型接着剤、湿気硬化反応型ポリウレタン接着剤(PUR、Polyurethane Reactive)から選択されていることを特徴とする請求項2に記載のグラフェンシリコーンパッチ。
  5. 請求項2に記載のグラフェンシリコーンパッチと、
    前記グラフェンシリコーンパッチの接着層が貼付されている布層と、を備えていることを特徴とするグラフェンシリコーンを有する複合構造。
  6. PU官能基を有している前記材料はポリウレタン(PU)官能基を有しているポリメタクリル酸樹脂であり、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有しているポリメタクリル酸樹脂であることを特徴とする請求項5に記載のグラフェンシリコーンを有する複合構造。
  7. 前記布層は生地で構成されている服であり、着用状態において、前記グラフェンシリコーンパッチのグラフェンシリコーン層面が人体の皮膚に向けられていることを特徴とする請求項5に記載のグラフェンシリコーンを有する複合構造。
  8. 前記服は発熱服、シェイプウェアまたは下着として用いられていることを特徴とする請求項5に記載のグラフェンシリコーンを有する複合構造。
  9. 前記服は下着であり、前記グラフェンシリコーン層の位置はユーザーの小腹の位置に対応し、ユーザーが女性である場合、前記グラフェンシリコーン層の位置は女性ユーザーの子宮部位に対応することを特徴とする請求項5に記載のグラフェンシリコーンを有する複合構造。
  10. 前記布層はアイマスクであり、前記アイマスクは人体の目に着用し、前記グラフェンシリコーンパッチの接着層は前記アイマスクの内側面の目に対応する位置に貼付され、着用状態において、前記グラフェンシリコーン層面は人体の皮膚に向けられていることを特徴とする請求項5に記載のグラフェンシリコーンを有する複合構造。
  11. 各前記グラフェンシリコーンパッチの前記インターフェイス層中には導線層が配置され、各前記グラフェンシリコーンパッチの前記グラフェンシリコーン層には前記導線層に接続されている電気接点が設けられ、前記電気接点は外に向けて延伸されている導線に接続され、前記導線は外部の電源に接続するために用いられている請求項2に記載の2つのグラフェンシリコーンパッチと、
    前記2つのグラフェンシリコーンパッチの接着層が貼付されている固定シートと、を備え、
    前記グラフェンシリコーン層は人体の皮膚に接触するために用いられ、前記導線が外部の電源から入力された電流を受電すると、電流が前記2つのグラフェンシリコーンパッチのグラフェンシリコーン層を通過し、前記グラフェンシリコーン層が帯電し、前記グラフェンシリコーン層の電流は人体の皮膚を刺激するために用いられ、筋肉をマッサージする効果を達成することを特徴とするグラフェンシリコーンを有する複合導電構造。
  12. PU官能基を有している前記材料はポリウレタン(PU)官能基を有しているポリメタクリル酸樹脂であり、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有しているポリメタクリル酸樹脂であることを特徴とする請求項11に記載のグラフェンシリコーンを有する複合導電構造。
  13. 前記複合導電構造はフレキシブル・ハイブリッド・エレクトロニクス(Flexible Hybrid Electronics、FHE)装置の電極パッチとすることを特徴とする請求項11に記載のグラフェンシリコーンを有する複合導電構造。
  14. 前記インターフェイス層中に導線が配置されているグラフェンシリコーンパッチであって、前記導線の一端は前記グラフェンシリコーンパッチの外部まで延伸されて外部の電源に接続するために用いられている請求項2に記載のグラフェンシリコーンパッチと、
    前記グラフェンシリコーンパッチの接着層が貼付されている布層であって、前記導線が通電して発熱すると、前記グラフェンシリコーン層により熱量がグラフェンシリコーン層全体に高速に散布され、前記布層を加熱する目的を達成する布層と、を備えていることを特徴とするグラフェンシリコーンを有する複合電熱構造。
  15. PU官能基を有している前記材料はポリウレタン(PU)官能基を有しているポリメタクリル酸樹脂であり、即ち、イソシアネート基及びポリオールを有しているポリメタクリル酸樹脂であることを特徴とする請求項14に記載のグラフェンシリコーンを有する複合電熱構造。
  16. 前記布層は服であり、着用状態において、前記グラフェンシリコーンパッチのグラフェンシリコーン層面は人体の皮膚に向けられていることを特徴とする請求項14に記載のグラフェンシリコーンを有する複合電熱構造。
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