JP3237881U - 外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器 - Google Patents

Abstract

【課題】電子機器本体の容積及び重量を減らすことができる上、製品コストを減らすことができる外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器を提供する。【解決手段】外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器は、電子機器本体１０及び電池本体２０を備える。電子機器本体は、背部が平面状に形成され、内部の背部に近い一側に受信コイルが設けられる。受信コイルは、電圧調整回路に直接接続される。電圧調整回路には、負荷が接続される。電子機器本体の背面には、複数の第１の固定部材が設けられる。電池本体２０は、電子機器本体の背部上に設置され、前部が平面状に形成されているため、電子機器本体の背部上に電池本体を平らに接触させ得て、電池本体内部の前部の一側に隣接するとともに、受信コイルに対応した箇所には送信コイル２３が設けられる。電池本体前部の第１の固定部材に対応した箇所には、第２の固定部材２４がそれぞれ設けられる。【選択図】図３

Description

本考案は、携帯電子機器に関し、特に、外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器に関するものである。

経済発展及び科学技術の進歩に伴い、携帯型電子機器が普及してきている。例えば、ポータブルテレビ、タブレット型コンピュータ、携帯電話などの携帯型電子機器は、使用する者の生活をより便利にし、携帯型電子機器に何時でも電力が供給されるように電池が内蔵されているため、電子機器はどこでも電力供給され、電池の容量が減ると、商用電源のプラグに差し込んで電池を充電していた。

携帯型電子機器には電池が内蔵されているため、電子機器の容積及び重量が大きくなるだけでなく、電池に関する安全基準が非常に厳しいため、製品コストが高まるだけでなく、外国への輸出もハードルが高かった。電子機器の外側には、内部の電池を充電させるために、電源差し込み口を設ける必要があったため、電子機器の防水機能は好ましくなかった。

上記課題を解決するために、本考案の第１の形態によれば、電子機器本体及び電池本体を備えた、外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器であって、前記電子機器本体は、電池が内蔵されていない電子機器であるとともに、背部が平面状に形成され、内部の背部に近い一側に受信コイルが設けられ、前記受信コイルは、電圧調整回路に直接接続され、前記電圧調整回路には、負荷が接続され、前記電子機器本体の背面には、複数の第１の固定部材が設けられ、前記電池本体は、前記電子機器本体の背部上に設置され、前部が平面状に形成されているため、前記電子機器本体の背部上に前記電池本体を平らに接触させ得て、前記電池本体内部の前部の一側に隣接するとともに、前記受信コイルに対応した箇所には送信コイルが設けられ、前記電池本体前部の前記第１の固定部材に対応した箇所には、第２の固定部材がそれぞれ設けられ、前記第１の固定部材と前記第２の固定部材との相互作用により前記電池本体が前記電子機器本体の背部上に固定されることを特徴とする、外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器を提供する。

本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器を示す斜視図である。 本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器の別の角度からの斜視図である。 本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器の別の角度からの分解斜視図である。 本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器の電子回路を示すブロック図である。 本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器の使用状態の説明図である。

図１～図５を参照する。図１～図５に示すように、本考案の一実施形態に係る外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器は、少なくとも電子機器本体１０及び電池本体２０から構成されて成る。

電子機器本体１０は、電池が内蔵されていない電子機器である。電子機器本体１０は、矩形プレート状を呈し、その背部は平面状に形成され、その内部は、背部に近い一側に受信コイル１１が設けられる。受信コイル１１は、電子機器本体１０の背部の中央部に設けられる。受信コイル１１は、電圧調整回路１２に直接接続される。電圧調整回路１２には、負荷１３が接続される。本実施形態において、電子機器本体１０は液晶テレビであり、負荷１３は液晶パネルである。電子機器本体１０の背面には、複数の第１の固定部材１４が設けられる。複数の第１の固定部材１４は、電子機器本体１０の背部の四隅に設置される。本実施形態において、複数の第１の固定部材１４は磁石である。電子機器本体１０の下部には、電子機器本体１０を立設させるために用いるスタンド１５が枢着される。

電池本体２０は、電子機器本体１０の背部上に設置され、その前部が平面状に形成されるため、電子機器本体１０の背部上に電池本体２０を平らに接触させることができる。電池本体２０の内部には、充電電池２１が設置される。充電電池２１には、駆動回路２２が接続される。駆動回路２２には、送信コイル２３が接続される。送信コイル２３は、電池本体２０の前部の一側に隣接されるとともに、受信コイル１１に対応した箇所に位置する。送信コイル２３は、電池本体２０前部の中央部に配設される。電池本体２０の前部の複数の第１の固定部材１４に対応した箇所には、複数の第２の固定部材２４が設けられる。複数の第２の固定部材２４は、電池本体２０の前部の四隅に設置される。本実施形態において、複数の第２の固定部材２４は鉄片であり、第１の固定部材１４と第２の固定部材２４とを吸着させ、複数の第１の固定部材１４と第２の固定部材２４とが吸着される作用により電池本体２０が電子機器本体１０上に固定される。電池本体２０は、充電電池２１を充電することが可能な電源コードを外付けする電源差し込み口２５を有する。

図６を参照する。図６に示すように、実際に使用する際、電池本体２０の前部を電子機器本体１０の背部に近づけると、複数の第１の固定部材１４と複数の第２の固定部材２４とが互いに吸着され、電池本体２０が電子機器本体１０の背部上に固定され、電子機器本体１０の電源をオンしたときに、充電電池２１の電力により、駆動回路を介して送信コイル２３を駆動させる。受信コイル１１は、電磁誘導方式により電流を得て、電流を電圧調整回路１２に送電してから、電圧調整回路１２は負荷１３に必要な電圧を出力する。

また、電子機器本体１０は、スタンド１５を旋回させて電子機器本体１０と電池本体２０との間の角度を一定に保持して立てることができるため、使用者は容易に見たり操作したりすることができる。

上述したことから分かるように、本考案の電子機器本体１０は、電池が内蔵されていないため、電子機器本体１０の容積及び重量を減らすことができる上、製品に内蔵された電池の安全基準を満たす必要が無く、製品コストを減らし、輸出する際、電池に関する安全基準を考慮する必要も無い。また、電子機器本体１０の外側に充電用の電源差し込み口を設ける必要もないため、電子機器の防水効果が高い。

１０ 電子機器本体
１１ 受信コイル
１２ 電圧調整回路
１３ 負荷
１４ 第１の固定部材
１５ スタンド
２０ 電池本体
２１ 充電電池
２２ 駆動回路
２３ 送信コイル
２４ 第２の固定部材
２５ 電源差し込み口

Claims (5)

1. 電子機器本体及び電池本体を備えた、外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器であって、
   前記電子機器本体は、電池が内蔵されていない電子機器であるとともに、背部が平面状に形成され、内部の背部に近い一側に受信コイルが設けられ、前記受信コイルは、電圧調整回路に直接接続され、前記電圧調整回路には、負荷が接続され、前記電子機器本体の背面には、複数の第１の固定部材が設けられ、
   前記電池本体は、前記電子機器本体の背部上に設置され、前部が平面状に形成されているため、前記電子機器本体の背部上に前記電池本体を平らに接触させ得て、前記電池本体内部の前部の一側に隣接するとともに、前記受信コイルに対応した箇所には送信コイルが設けられ、前記電池本体前部の前記第１の固定部材に対応した箇所には、第２の固定部材がそれぞれ設けられ、前記第１の固定部材と前記第２の固定部材との相互作用により前記電池本体が前記電子機器本体の背部上に固定されることを特徴とする、外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器。
2. 前記第１の固定部材は磁石であり、前記第２の固定部材は鉄片であり、前記第１の固定部材と前記第２の固定部材との間に吸着作用が発生することを特徴とする請求項１に記載の外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器。
3. 前記電子機器本体は液晶テレビであり、
   前記負荷は液晶パネルであることを特徴とする請求項１に記載の外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器。
4. 前記受信コイルは、前記電子機器本体の背部の中央部に設けられ、
   前記送信コイルは、前記電池本体の前部の中央部に設けられることを特徴とする請求項１に記載の外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器。
5. 前記第１の固定部材は、前記電子機器本体の背部の四隅に設置され、
   前記第２の固定部材は、前記電池本体の前部の四隅に設置されることを特徴とする請求項１に記載の外掛け式電池の無線直接給電の携帯型電子機器。

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