JP3237650U - Hood closure structure for pet carriers - Google Patents
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Abstract
【課題】フードの開閉を簡単かつ確実に行うことができるペット搬送具のフード閉止構造を提供する。【解決手段】キャリーコット1は、前方の中央に、フード5の下部のフードフレーム6と収容部2の上部の収容部フレーム3との間に設けられるバックル10で、フードフレーム6と収容部フレーム3との間を閉じた状態で保持可能である。従来のキャリーコット11は、フード15の下部のフードフレーム16と収容部12の上部の収容部フレーム1との間に設けられるファスナー20で、フードフレーム16と収容部フレーム13との間を閉じた状態で保持可能である。ただし、フード15と収容部12との間を開いても、ファスナー20のファスナーテープ21とファスナーエレメント22が開いた部分の周囲に残り、ペットが噛むなどの問題が生じる。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hood closing structure for a pet carrier capable of opening and closing a hood easily and surely. SOLUTION: A carry cot 1 is a buckle 10 provided between a hood frame 6 at the lower part of a hood 5 and an accommodating portion frame 3 at an upper part of an accommodating portion 2 in the center of the front, and the hood frame 6 and the accommodating portion frame. It can be held in a closed state between 3 and 3. The conventional carrycot 11 is a fastener 20 provided between the hood frame 16 at the lower part of the hood 15 and the accommodating portion frame 1 at the upper part of the accommodating portion 12, and closes between the hood frame 16 and the accommodating portion frame 13. It can be held in a state. However, even if the space between the hood 15 and the accommodating portion 12 is opened, the fastener tape 21 of the fastener 20 and the fastener element 22 remain around the opened portion, causing problems such as pet biting. [Selection diagram] Fig. 1
Description
本考案は、犬などのペットを搬送する際に収容するペット搬送具の開閉可能なフードを、閉めた状態で保持するペット搬送具のフード閉止構造に関する。 The present invention relates to a hood closing structure for a pet carrier that holds a hood that can be opened and closed of the pet carrier that is accommodated when transporting a pet such as a dog in a closed state.
犬などのペットは、運動のための散歩時には直接歩くようにする。しかしながら、飼い主である人と密接な関係を築いているペットは、飼い主が種々の社会活動を行う際にも連れて行くことが多く、その際はバケットなどの搬送具に収容して携行する。ペットを収容した搬送具は、数キログラムの重さがあるので、車輪付きのカートフレームに装着して、ペットカートとして搬送可能にしている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1では、ペットを収容するバケットをカートフレームから取り外し、自転車の前籠に装着して、自転車による搬送も可能にしている。ペットを乗せる収容部を、カバーで開閉可能にしておき、カートフレームに相当するスタンドフレームとともに折り畳んで自立できるペットカートも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。また、収容部の上方に設けるフードを開閉可能にしたペット搬送具としてのキャリーコットを、カートフレームに着脱可能にしておき、キャリーコットを外している状態でカートフレームを折り畳み可能にしているペットカートも多く商品化されている。
Pets such as dogs should walk directly when taking a walk for exercise. However, pets that have a close relationship with their owners are often taken with them when they engage in various social activities, in which case they are carried in a carrier such as a bucket. Since the carrier for accommodating pets weighs several kilograms, it is attached to a cart frame with wheels so that it can be transported as a pet cart (see, for example, Patent Document 1). In
特許文献1のバケットは、平面視略矩形のフレームに袋体を被せて形成される収納部を開閉および取り外しが可能なフード部で覆う形態を有する。ただし、フード部を閉じても、収納部のフレームとの間を閉じた状態で保持する機構は設けられていない。特許文献2の収容部も、カバーで開閉する形態であり、カバーと収容部との間を閉じた状態で保持するファスナーが設けられている。キャリーコットでも、フードと収容部との間は、ファスナーで止められるようになっている。
The bucket of
特許文献1では、フード部と収納部のフレームとの間を閉じても、閉じた状態を保持する機構が設けられてないので、内部からペットが起き上がるような場合に、フード部が開いてしまうおそれがある。特許文献2のように、カバーと収容部との間を閉じた状態で保持するためのファスナーを設けておけば、収容部の内部でペットが起き上がっても開くようなことはない。しかしながら、収容部の上部フレームにファスナーテープが取り付けられることになる。カバーが開いている状態で、ファスナーテープはペットに噛まれやすく、噛まれると、エレメントの配列が乱れて、ファスナースライダーの操作で閉じることが困難になる。また、ペットは、開いている上部フレームから身を乗り出したり、口だけでも外に出したりし易い。上部フレームの表面上にはファスナーテープが設けられているので、ファスナーテープに植え付けられているファスナーエレメントがペットに触れてしまい、毛が絡まったり、ファスナーエレメントと接触して痛みや不快感を与えるおそれがある。これを防ぐために、クッションなどを当てておくことも行われているけれども、カバーを閉じるときはクッションを外して別に保管する必要がある。さらに、ファスナースライダーによる開閉の操作は、かなり広い範囲にわたって行う必要があり、手間がかかる。
In
本考案の目的は、フードの開閉を簡単かつ確実に行うことができるペット搬送具のフード閉止構造を提供することである。 An object of the present invention is to provide a hood closing structure for a pet carrier that can easily and reliably open and close the hood.
本考案は、箱状のフレームに袋体を被せて形成される収容部、および収容部を開閉可能に覆うフードを有し、収容部にペットを収容して搬送可能なペット搬送具と、
フードと収容部のフレームとの間に設けられ、フードとフレームとの間を閉じた状態で保持可能なバックルと
を含むことを特徴とするペット搬送具のフード閉止構造である。
The present invention has a storage unit formed by covering a box-shaped frame with a bag body, and a pet carrier having a hood that can open and close the storage unit and can store and transport pets in the storage unit.
It is a hood closing structure for a pet carrier, which is provided between the hood and the frame of the accommodating portion and includes a buckle which can be held in a closed state between the hood and the frame.
また本考案で、前記バックルは、
前記収容部のフレームと前記フードとの一方および他方にそれぞれ装着される、突出片支持部および突出片受け部を有し、
突出片支持部は、突出片受け部に向かって突出する突出片を有し、
突出片受け部は、
突出片支持部からの突出片を受けると、受けた突出片を弾発的に係止する係止ばねと、
係止ばねによる突出片の係止を解除するための操作が可能な押しボタンとを、
含むことを特徴とする。
Further, in the present invention, the buckle is
It has a projecting piece support portion and a projecting piece receiving portion, which are attached to one and the other of the frame of the housing portion and the hood, respectively.
The projecting piece support portion has a projecting piece projecting toward the projecting piece receiving portion.
The protruding piece receiving part is
A locking spring that elastically locks the received protrusion when it receives the protrusion from the protrusion support.
A push button that can be operated to release the locking of the protruding piece by the locking spring,
It is characterized by including.
また本考案で、前記フードは、少なくとも前記バックル付近がメッシュ材で形成されていることを特徴とする。 Further, in the present invention, the hood is characterized in that at least the vicinity of the buckle is formed of a mesh material.
本考案のペット搬送具のフード閉止構造は、フードと収容部のフレームとの間に、閉じた状態を保持可能なバックルが設けられているので、バックルを外せばフードを容易に開けることができ、バックルを外さなければ、フードを閉めた状態を保持することができる。したがって、ペット搬送具内にペットを収容して搬送する際に、バックルを外さなければペットを確実に搬送することができる。バックルを外せば、フードを簡単に開けることができる。 The hood closing structure of the pet carrier of the present invention is provided with a buckle that can hold the closed state between the hood and the frame of the accommodating portion, so that the hood can be easily opened by removing the buckle. If you don't remove the buckle, you can keep the hood closed. Therefore, when the pet is housed and transported in the pet carrier, the pet can be reliably transported without removing the buckle. You can easily open the hood by removing the buckle.
また本考案のペット搬送具のフード閉止構造は、突出片支持部と突出片受け部とを近づけて、突出片支持部からの突出片を突出片受け部で弾発的に係止して、フードと収容部とを確実に閉じておくことも、押しボタンの操作でカバーと収容部とを簡単に開けることもできる。 Further, in the hood closing structure of the pet carrier of the present invention, the projecting piece support portion and the projecting piece receiving portion are brought close to each other, and the projecting piece from the projecting piece supporting portion is elastically locked by the projecting piece receiving portion. The hood and the containment can be securely closed, or the cover and the containment can be easily opened by operating a push button.
また本考案のペット搬送具のフード閉止構造を備えるフードは、バックル付近がメッシュ材で形成されているので、フードを閉じていても風通しを良くすることができる。また、ペットに首などを外に出したいなどの様子があれば、姿や声から気付くのが容易で、フードを開けるようにすることもできる。 Further, in the hood provided with the hood closing structure of the pet carrier of the present invention, since the vicinity of the buckle is formed of a mesh material, ventilation can be improved even when the hood is closed. Also, if the pet wants to put his neck out, it is easy to notice from his appearance and voice, and he can open the hood.
以下、図1から図4で本考案の一実施例について説明する。各図について、対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略したり、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載されている参照符を付して言及したりする場合がある。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 4. For each figure, the corresponding parts are given the same reference marks, duplicate explanations are omitted, and the parts not shown in the figure to be explained are given reference marks described in other figures. May be mentioned.
図1は、本考案の一実施例であるペット搬送具としてのキャリーコット1のフード閉止構造を、従来のキャリーコット11へのファスナー20によるフード閉止構造と比較して示す。本実施例のキャリーコット1も、ペット搬送具としての基本的な構造は従来のキャリーコット11と同様である。すなわち、キャリーコット1,11は、下側の収容部2,12を、箱状の収容部フレーム3,13に袋体4,14を被せてそれぞれ形成している。キャリーコット1,11の上側には、収容部2,12を開閉可能に覆うフード5,15をそれぞれ有する。フード5,15は、フードフレーム6,16に布製のカバー7、17を掛けて形成される。このようなキャリーコット1,11は、収容部2,12に犬などのペットを収容して搬送可能なペット搬送具として使用される。
FIG. 1 shows a hood closing structure of a
本実施例のキャリーコット1は、前方の中央に、フード5の下部のフードフレーム6と収容部2の上部の収容部フレーム3との間に設けられるバックル10で、フードフレーム6と収容部フレーム3との間を閉じた状態で保持可能である。従来のキャリーコット11は、フード15の下部のフードフレーム16と収容部12の上部の収容部フレーム1との間に設けられるファスナー20で、フードフレーム16と収容部フレーム13との間を閉じた状態で保持可能である。ただし、フード15と収容部12との間を開いても、ファスナー20のファスナーテープ21とファスナーエレメント22が開いた部分の周囲に残り、考案が解決使用とする課題の欄に記載されているような問題が生じる。
The
図2は、図1のバックル10によるフード閉止構造の開状態を示す。バックル10は、フード5の下部のフードフレーム6に取り付けられる突出片支持部30と、収容部2の上部の収容部フレーム3に取り付けられる突出片受け部40とを有する。なお、突出片支持部30と突出片受け部40とは、収容部2側とフード5側とにそれぞれ取り付けてもよい。すなわち、バックル10は、収容部フレーム3とフードフレーム6との一方および他方にそれぞれ装着される、突出片支持部30および突出片受け部40を有する。突出片支持部30は、突出片受け部40に向かって突出する突出片31を有する。突出片31は、中央付近に貫通孔32を有する。突出片受け部40は、突出片31を受け入れ可能な穴41を有する。穴41内には、突出片支持部30からの突出片31を受けると、受けた突出片31の貫通孔32に係合して、突出片31を弾発的に係止する係止ばねが設けられる。突出片受け部40は、係止ばねによる突出片31の係止を解除するための操作が可能な押しボタン42も含む。なお、バックルの係止は、磁力など他の手段を利用してもよい。
FIG. 2 shows an open state of the hood closing structure by the
図3は、図1のキャリーコット1の構成を示す。フード5は、複数のフードフレーム6をフレーム支持部6aから放射状に展開して、カバー7をフードフレーム6間に被せて幌状に形成される。支持部6aから上方に向かう取手6bは、キャリーコット1を手持ちで運ぶ際に使用する。本実施例のキャリーコット1は、図の両側にバックル10を有する。少なくともバックル10付近となるカバー7は、メッシュ材7aで形成されているので、フード5を閉じていても風通しを良くすることができる。また、ペットに首などを外に出したいなどの様子があれば、姿や声から気付くのが容易で、バックル10を開けてフード5を開けるようにすることもできる。フード5と収容部2とは、収容部2の側方の中央付近に設ける支持部2aと、フードフレーム6の支持部6aとを組み合わせて連結することができる。
FIG. 3 shows the configuration of the
図4は、図1のキャリーコット1をカートフレーム50に装着した状態を示す。カートフレーム50は、支持フレーム51の下部に、前輪52および後輪53を有し、上部の後方にハンドル54を有する。支持フレーム51に設けるキャリーコット支持部55は、キャリーコット1の収容部2の支持部2aと連結し、連結状態ではペットカートとして使用することができる。なお、連結するキャリーコット1は、前後の両側にバックル10が設けられる形態である。バックル10やメッシュ材7aの部分は、後側だけにして対面式にすることもできる。また、前側だけにすることもできる。キャリーコット1はカートフレーム50と着脱可能であるけれども、特許文献2のように一体化したペットカートにすることもできる。
FIG. 4 shows a state in which the
本実施例のようなバックル10によるフード閉止構造は、フード5と収容部2のフードフレーム6と収容部フレーム3との間に、閉じた状態を保持可能である。バックル10を外せばフード5を容易に開けることができ、バックル10を外さなければ、フード5を閉めた状態を保持することができる。したがって、キャリーコット1などのペット搬送具内にペットを収容して搬送する際に、バックル10を外さなければペットを確実に搬送することができる。バックル10を外せば、フード5を簡単に開けることができる。従来のファスナー20を使用する場合のような、ペットが噛んで閉まらなくなるような問題は生じない。
The hood closing structure by the
1 キャリーコット
2 収容部
3 収容部フレーム
5 フード
6 フードフレーム
7 カバー
7a メッシュ材
10 バックル
30 突出片支持部
31 突出片
40 突出片受け部
42 押しボタン
50 カートフレーム
1 Carrycot 2
Claims (3)
フードと収容部のフレームとの間に設けられ、フードとフレームとの間を閉じた状態で保持可能なバックルと
を含むことを特徴とするペット搬送具のフード閉止構造。 A pet carrier that has a storage unit formed by covering a box-shaped frame with a bag and a hood that can open and close the storage unit and can store and transport pets in the storage unit.
A hood closure structure for a pet carrier, characterized by a buckle provided between the hood and the frame of the containment that can be held closed between the hood and the frame.
前記収容部のフレームと前記フードとの一方および他方にそれぞれ装着される、突出片支持部および突出片受け部を有し、
突出片支持部は、突出片受け部に向かって突出する突出片を有し、
突出片受け部は、
突出片支持部からの突出片を受けると、受けた突出片を弾発的に係止する係止ばねと、
係止ばねによる突出片の係止を解除するための操作が可能な押しボタンとを、
含むことを特徴とする請求項1記載のペット搬送具のフード閉止構造。 The buckle is
It has a projecting piece support portion and a projecting piece receiving portion, which are attached to one and the other of the frame of the housing portion and the hood, respectively.
The projecting piece support portion has a projecting piece projecting toward the projecting piece receiving portion.
The protruding piece receiving part is
A locking spring that elastically locks the received protrusion when it receives the protrusion from the protrusion support.
A push button that can be operated to release the locking of the protruding piece by the locking spring,
The hood closing structure for a pet carrier according to claim 1, wherein the pet carrier comprises.
Priority Applications (1)
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JP2022000956U JP3237650U (en) | 2022-03-29 | 2022-03-29 | Hood closure structure for pet carriers |
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Publications (1)
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