JP3237610U - 防塵用ゴーグル - Google Patents
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Abstract
Description
本考案は、粉塵が発生する際に装着する防塵用ゴーグルにおいて、外部から粉塵や小片の草等の侵入を防ぎ、且つ装着の際に生じるレンズ部の曇り発生を効率よく防止することができる防塵用ゴーグルに関する。
切削や研磨作業、また草刈やチェーン作業の際には粉塵が発生する。その粉塵が目に入らないように、通常、レンズと防塵部を備えたゴーグルを装着する。しかしながら、一般的なゴーグルを装着し作業を続けると、汗や息でレンズが曇ってしまうという欠点があった。
そのため従来より、ベルヌーイの原理によってゴーグル内部で圧力差を発生させ、これにより、ゴーグル内部で発生される湿気を迅速に排出させることによって、ゴーグル内部と外部との温度差によってレンズに発生する曇りを最小化させることができる曇りが防止されたゴーグルがある(例えば特許文献1参照)。
上掲特許文献1の曇りが防止されたゴーグルは、前面にレンズが結合され、着用者の顔面を包み込むフレームと、前記フレームの側面に形成され、後方に直径が減少する漏斗状の排出本体及び前記排出本体の前方に形成されたフィルタを含む空気排出部と、前記レンズと着用者の顔面との間に形成される空気吸入部と、および、前記空気吸入部と前記空気排出部との間を連結させ、前記空気排出部の内部に末端部が突出形成される空気移送管と、を含み、前記空気排出部の前方に流入される外部空気が、前記空気移送管の末端部を過ぎて、前記空気排出部の圧力が低くなる圧力差によって外部空気の流速が早くなることに応じて、前記レンズの内部で発生される湿気が前記空気移送管を介して前記空気排出部に移動されることを特徴とする。
しかしながら上掲特許文献1の曇りが防止されたゴーグルは、空気排出部の製造コストや材料費が嵩むという問題が生じた。また、空気流入部の構造も複雑になり、コスト高に繋がるという欠点があった。
そこで本考案は上記の点に鑑み、粉塵が発生する際に装着する防塵用ゴーグルにおいて、外部から粉塵や小片の草等の侵入を防ぎ、且つ、装着の際に生じるレンズ部の曇り発生を効率よく防ぐことができる防塵用ゴーグルを提供することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本考案の防塵用ゴーグルは、前面に配置されるレンズ部と、レンズ部の周囲に装着されるフレーム部と、フレーム部の後方周囲に装着される上部、両側部、底部を備える防塵部と、で構成されるゴーグルにおいて、前記防塵部の上部、両側部、底部に開口部を形成するとともに、前記開口部に粉塵の侵入を防ぐメッシュ体を装着したことを特徴とする。
また前記開口部は、上部に二か所、両側部にそれぞれ一か所、底部に二か所形成されている。
さらに、前記防塵部の肌に接する面に緩衝材を装着した。
本考案の防塵用ゴーグルは、防塵部の上部に二か所、両側部にそれぞれ一か所、底部に二か所の開口部を形成し、それぞれの開口部にメッシュ体を装着したことにより、簡単な構造で外部から粉塵や小片の草等の侵入を防ぎ、且つ装着の際に生じるレンズ部の曇り発生を軽減することができる。
本考案は、外部から粉塵や小片の草等の侵入を防ぎ、且つ、装着の際に生じるレンズ部の曇り発生を効率よく防止することができる防塵用ゴーグルに関する。
以下、本考案の防塵用ゴーグルの実施の形態を図面に基づいて説明する。
以下、本考案の防塵用ゴーグルの実施の形態を図面に基づいて説明する。
本考案の防塵用ゴーグルは、切削、ハツリ、研磨作業、釘打ち、ハンマー作業、サンダー、グラインダー作業、草刈り、チェーンソー作業等に、またスキー、サイクリング、スノーボード等のスポーツに幅広く使用されるものである。、
図示する防塵用ゴーグル1は、前面に配置されるレンズ部2と、レンズ部2の周囲に装着されるフレーム部3と、フレーム部3の後方周囲に装着される防塵部4とで構成されている。また防塵部4の両側部には、ゴムバンド8が装着されている。
レンズ部2は、ガラスや合成樹脂素材等からなる透明な硬質部材で形成されている。また前記レンズ部2の周囲には、合成樹脂素材で形成されるフレーム部3が装着されている。また前記フレーム部3の後方周囲には、装着時に粉塵や水滴等の侵入を防ぎ目を保護する、弾力性を有する防塵部4が設置されている。なお、前記レンズ部2の内側に防曇加工を施すことが好ましい。
前記防塵部4は、額部分に配置される上部5と、両こめかみに配置される両側部6,6´と、両目の下に配置される底部7とで構成されている。また前記防塵部4は、顔面の凹凸に密着されるように、適宜湾曲状に形成されている。
また特に、前記防塵部4の上部5、両側部6,6´、底部7には、図1乃至図6に示すように、それぞれ開口部10,10´、11,11´、12,12´が穿孔されている。
上部5に穿孔されている開口部10,10´は、上部中央部9を介して左右一対形成されている。前記開口部10,10´の形状や大きさは特に限定はないが、図示するように上部5の形状に沿った状態にすることが好ましい。
両側部6,6´の中央部に穿孔されている開口部11,11´は、略四角形を呈しており、ゴムバンド8の装着部の前方に配置されている。
上部底部7に穿孔されている開口部12,12´は、底部中央部13を介して左右一対形成されている。前記開口部12,12´の形状や大きさは特に限定はないが、図示するように底部7の形状に沿った状態にすることが好ましい。
さらに、前記防塵部4の上部5の開口部10,10´と、両側部6,6´の開口部11,11´、及び底部7の開口部12,12´には、図2乃至図6に示すように、それぞれメッシュ体20,20´、21,21´22,22´が装着されている。
前記メッシュ体20,20´、21,21´、22,22´は、略1mmの角孔からなる多数のメッシュ状に形成されており、開口部10,10´、11,11´、12,12´の上面、底面、肉厚部のいずれかに装着されている。なお、前記メッシュ体20,20´、21,21´、22,22´の角孔の大きさは特に限定されるものではない。
前記防塵部4の上部5に開口部10,10´、両側部6,6´に開口部11,11´、及び底部7に開口部12,12´を穿孔することにより、ゴーグル装着時に優れた通気性が得られる。そのため、体温や息によりゴーグル内部で発生される湿気を効率よく排出でき、装着の際に生じるレンズ部2の曇り発生を軽減することができる。
またそれぞれの開口部10,10´、11,11´、12,12´にメッシュ体20,20´、21,21´、22,22´を装着することにより、切削、ハツリ、研磨作業、釘打ち、ハンマー作業、サンダー、グラインダー作業、草刈り、チェーンソー作業等の際に発生する粉塵や小片の草等が目に入ることがない。
また他の好適例として、図9に示すように、防塵部4の肌に接する面に緩衝材14を装着してもよい。前記緩衝材14は、発泡ウレタン等のスポンジ状の緩衝材が好ましい。かかる緩衝材14を防塵部4の肌に接する面に装着することで、防塵部4の装着性が向上するとともに、顔から発汗する汗がゴーグル内に侵入することを防ぐことができる。
次に、本考案の防塵用ゴーグルの使用方法を図7及び図8に基づいて説明する。
図7は防塵用ゴーグル1を装着した状態の正面図であり、図8は防塵用ゴーグル1を装着した状態の右側面図である。
図7は防塵用ゴーグル1を装着した状態の正面図であり、図8は防塵用ゴーグル1を装着した状態の右側面図である。
防塵用ゴーグル1を装着した状態で開口部10,10´、11,11´、12,12´から外気及びゴーグル内部の空気aが通気される。また、メッシュ体20,20´、21,21´、22,22´にて外部から粉塵や小片の草等の侵入を防ぐことができる。
上述の如く、本考案の防塵用ゴーグルは、防塵部の上部に二か所、両側部にそれぞれ一か所、底部に二か所の開口部を形成し、それぞれの開口部にメッシュ体を装着したことにより、外部から粉塵や小片の草等の侵入を防ぎ、さらに装着の際に生じるレンズ部の曇り発生を軽減することができる。
1 防塵用ゴーグル
2 レンズ部
3 フレーム部
4 防塵部
5 上部
6,6´ 両側面部
7 底部
8 ゴムバンド
9 上部中央部
10,10´ 開口部
11,11´ 開口部
12,12´ 開口部
13 底部中央部
14 緩衝材
20,20´ メッシュ体
21,21´ メッシュ体
22,22´ メッシュ体
a 空気
2 レンズ部
3 フレーム部
4 防塵部
5 上部
6,6´ 両側面部
7 底部
8 ゴムバンド
9 上部中央部
10,10´ 開口部
11,11´ 開口部
12,12´ 開口部
13 底部中央部
14 緩衝材
20,20´ メッシュ体
21,21´ メッシュ体
22,22´ メッシュ体
a 空気
Claims (3)
- 前面に配置されるレンズ部と、レンズ部の周囲に装着されるフレーム部と、フレーム部の後方周囲に装着される上部、両側部、底部を備える防塵部と、で構成されるゴーグルにおいて、前記防塵部の上部、両側部、底部に開口部を形成するとともに、前記開口部に粉塵の侵入を防ぐメッシュ体を装着したことを特徴とする防塵用ゴーグル。
- 前記開口部は、上部に二か所、両側部にそれぞれ一か所、底部に二か所形成されている請求項1記載の防塵用ゴーグル。
- 前記防塵部の肌に接する面に緩衝材を装着した請求項1または2記載の防塵用ゴーグル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000981U JP3237610U (ja) | 2022-03-09 | 2022-03-09 | 防塵用ゴーグル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000981U JP3237610U (ja) | 2022-03-09 | 2022-03-09 | 防塵用ゴーグル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3237610U true JP3237610U (ja) | 2022-05-27 |
Family
ID=81653934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022000981U Active JP3237610U (ja) | 2022-03-09 | 2022-03-09 | 防塵用ゴーグル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237610U (ja) |
-
2022
- 2022-03-09 JP JP2022000981U patent/JP3237610U/ja active Active
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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